先週の4/26は、西荻窪のブックカフェ、beco cafeで、ほぼ毎月開催しているトークイベント、beco talk第7弾、公開ガールズトーク 女子から見た書店あれこれでした。
出演してくださったのは、昨年に続いて2回目の登場となる「いか文庫」店主粕川ゆきさん、そして、初登場の、往来堂書店の日比藍子さん、七月書房の宮重倫子さん。
女子トークといえばお菓子(そうなの?(笑))、ということで、お菓子を食べながらトークをしたい、という出演者のみなさんの希望で、トークイベントなのに、テーブルに資料ではなくお菓子が並ぶという光景でトークはスタート。そして、女子3人は、ほんとにもぐもぐやりながらおしゃべりしてました(笑)。ああ、ちゃんと、お菓子は会場のお客さんにもちゃんと回しましたよ。
↑証拠写真。箱がピーナッツ柄のポッキーは、ピーナッツ好きの空犬から、ピーナッツ好きの宮重さん(を含む3人)への差し入れです。
肝心のトークですが、エア書店員、新刊書店員、古書店員の女子3人が、それぞれの立場で、本やお店の話をいろいろ披露してくれました。記録をとっていたわけではないのですが、いくつか印象的なセリフ・発言がありましたので、思い出しながら引いてみます。
「誰かの居場所になるようなお店をやりたい」(たしか、往来堂書店の日比さんの発言)。
(古書店でアルバイトをしていた日比さんが新刊書店で働き始めて)「新刊書店は、自分が欲しい本を取り寄せられるのが新鮮だった」。
(それを受けて、新刊書店で働いていた宮重さんが古書店を始めて)「逆に古書は、お客さんから聞かれた本が絶版でも、「探しておきます」って言えるのが新鮮だった」。
(雑誌の取材があるので服を新調したら、1枚も撮影されなくて、がっかりだったという、いか文庫店主さんに宮重さんが)「ちなみに、どんな服買ったの?」
(店主さんの答え)「……書店員っぽい服」(会場、笑)。
(いか文庫さんが)「宇宙に行きたくて」「なんで?」「木星だか火星だかが買えるんだって。お店出したくて」。
(さすが、考えることが壮大だなあ、と会場のみなが思ったところに、いか文庫さんが)「だって、エアだから」(会場、笑)。
beco talk、いつもは、わたくし空犬が司会というか進行役というか、トークのお相手をつとめるのですが、今回、初めての試みとして、出演者の方に進行役もお願いしてしまおうということで、「いか文庫」店主さんに進行役となっていただきました。トークの流れを仕切りながら、自分のおしゃべりもしながら、他のお二人の話を引き出す、というのは、イベント慣れしているはずの店主さんにとっても、大変だったのではないかと思います。おつかれさまでした。
beco talkを客席で聞くのは今回が初めてだったんですが、なかなか新鮮な体験でした。でも、いろいろ口を出したくなって、大変でした(笑)。
参加くださったみなさま、楽しいトークを披露してくれた女性書店員のみなさま、ありがとうございました。
↑往来堂書店の日比さんが、できたばかりの『往来っ子新聞』合本を持ってきてくださいました。わたくし空犬は、一応寄稿者なので、寄稿者特権で、発売前日に本をいただいてしまいました。表紙はミロコマチコさん。すごくすてきな仕上がりですよ。発売後即増刷決定だとか。西荻窪beco cafeでも、数部販売しています(冊数が少ないので、在庫はお店に確認してください)。
↑当日の配布物の1つ、「いか文庫プレゼンツ SPBS近くのお散歩MAP」。名前の通り、SPBS周辺のお散歩スポットを紹介した手描きの地図です。
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特撮関連、とくに『ウルトラセブン』関連の本が昨年からいくつも続いていますが、数ある特撮関連本のなかでも、過去に類書のあまりなさそうな、ユニークな本が出ました。
↑ウルトラ警備隊のマークをあしらったしおりもついてます。
特撮好き、とくに『ウルトラセブン』好きなら、書名だけでぐっときますよね。発売前からずっと楽しみにしていた1冊なんですが、アルテスパブリッシングの鈴木さんからいただいてしまいました。
表紙は最終話のあの場面(説明不要ですが、一応補足しておくと、「待って、ダン、行かないで!」とすがるアンヌを振り切って、ダンが変身する場面です。そのときのダンのセリフ、「アマギ隊員がピンチなんだよ!」も最高です。こうして書き写しているだけで落涙寸前です)で、写真のセレクトも(モノクロを4色分解で出したのかな)色味もgood。(4色+シルバーの5色だと教えていただきました。)
版元の内容紹介を引きます。《1967〜68年に一世を風靡したテレビ番組「ウルトラセブン」。その衝撃の最終回、モロボシ・ダンの告白シーンに流れたのが、カラヤン指揮、リパッティ独奏によるシューマンのピアノ協奏曲だった》。
《「セブン」の音楽監督は作曲家・冬木透氏。ホルンとトロンボーンによるイントロが印象的な主題歌をはじめ、冬木氏による独創的なオリジナル・ナンバーが数多く流れた「ウルトラセブン」の最終回、それもクライマックスのシーンで、なぜシューマンが使われたのか。そしてそれはなぜカラヤン/リパッティ盤でなければならなかったのか──》。
《当時7歳だった著者は、当時の子どもがアクセスできる限られた情報のなかで、「あの音楽」を探し始める。そしてそれは彼を、「クラシック音楽とは何か」という遠大なテーマへと導く旅ともなったのだった──》。
早速読んでみました。いやはや、著者の方のセブン愛は本物で、全編に作品と、作品を彩った音楽への思いが溢れまくっています。音楽は大好きなんですが、正直なところ、クラシックは、ときどき聞く、程度のリスナーなもので、音楽の話にはわからないところ、のれないところもそれなりにあるんですが(というか、“けっこう”あります)、そういうことが気にならずに、最後まで読めてしまいました。読むと、本の中で言及されているエピソードを、音楽に注目しながら観返したくなる、そんな1冊になっています。
音源の権利関係や、また商品としてのコストの観点から難しいとは思いますが、これがCDブックか何かだったら、さらにすばらしい1冊になったろうになあと、そんなことを思わずにはいられませんでした。やはり、音楽の話は、音源にすぐにアクセスできるかどうかでずいぶん違ってきますからね。
まあ、この本で興味を喚起された方は、音源を入手すればいいわけですから、あまりぜいたくを言ってはいけませんし、何より、いろいろ探してやっと聴ける、ぐらいのほうが楽しみがあっていいものですからね。
というわけで、ウルトラセブンファン、特撮ファンで、好きなテーマ曲やサントラがある方、音楽が印象に残っている方、そういう方にはぴったりの1冊だと思います。ぜひ読んでみてください。
この本に関連して、こんなイベントもあるようです。「『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』(アルテスパブリッシング)刊行記念 冬木 透(作曲家、「ウルトラセブン」音楽監督)×青山 通(本書著者)トークショー」。5/25、ビブリオテックにて。予約制です。
もう1冊、ウルトラセブン関連で、こんな本が出ました。
内容紹介には、《円谷プロダクション50周年を記念し発行する本書では、不朽の名作『ウルトラセブン』に登場したウルトラ警備隊のオールメカニックを、ファンが渇望する撮影用ミニチュアや未発表メイキング写真など今まで公開の機会がなかった貴重なスチールとともに徹底解説》とあります。
わずか64ページということで、発売前に書誌情報を見たときは、薄口の本なのかなあ(すみません)などと思ってしまい、それほど期待していなかったんですが、実際に手にしてみたら、たしかに薄手の本ですが、全編、作品とメカへの愛に満ちていて、予想外の充実ぶり。単に、メカ類を図鑑的に解説するだけでなく、撮影の裏話を混ぜたり、プロップの差異を解説したりといったテキストもいいし、図版も豊富。マニアが読んでも楽しめそうな1冊になっていますよ。
↑副題に「本当に飛ぶ!ウルトラホーク1号付き」とありますが、こんな付録がついています。PPシート製のモデルで、紙飛行機のように飛ばせるそうです。こういう、学年誌なら紙でやりそうな、昔ながらの付録。いいなあ、こういうの。
というわけで、最近続けて出たウルトラセブン関連本2点は、どちらも大満足でした。
それにしても、昨年からセブン(にかぎらないものも含め、特撮)関連の本が続いていますね。ざっとあげてみただけで、こんな感じ。
↑キャスト・スタッフへのインタビューが充実しまくりの『別冊映画秘宝ウルトラセブン研究読本』(洋泉社)。ウルトラシリーズの制服ヒロインにのみ焦点をあてた『ウルトラヒロインズ』(角川書店)。
↑『ウルトラヒロインズ』に登場する女性隊員のなかでは、やはりアンヌ隊員の人気は突出、別格、という感じですね。元版が切れて以来、けっこうな古書価がついていたのが、別冊ミニ写真集付きで復刊となった『ひし美ゆり子写真集 All of Anne : plus』(復刊ドットコム)。書泉ブックマートにサイン本があったのを買ってしまいました。(元版持ってるくせに、なんで復刊のほうまで買ってるんだ、という突っ込みは無用です。)
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夏葉社の新刊です。
先日、BOOKSルーエで買いました。クロス装にはえる望月通陽さんの装画がすばらしい。いつもながら、夏葉社らしい、たたずまいの美しい、手元に置いておきたくなる本です。
本になるずっと前から、島田さん本人からいろいろ話を聞いていると、別に自分が関係した本でもなんでもないのに、なんだか妙な親近感がわいてしまいます。ああ、やっとできた、って(笑)。勝手もいいところなんですが(笑)。
1995年に偕成社から刊行された詩集の復刊です。内容については、早くもあちこちで紹介されているようですから、それらを見ていただくほうがいいでしょう。もっと言えば、内容紹介などの類を一切読まずに、素で本にあたるのがいちばんいいでしょう。
↑島田さんにいただいた、新刊、高階杞一さん『早く家へ帰りたい』のPOP。「胸ふるえる、詩集」とあります。
購入した晩、寝る前に読みました。詩はいずれもやさしい筆致で、文字面だけならばすらすらと読めます。分量もそんなにない。でも、さらりと読み流すことのできない、ずっしりした重みのある詩です。読み手を選ぶ本ではありませんが、とくに、あなたが子持ちならば、平静に読み終えることは難しいかもしれません。でも、きっと何度も繰り返し読むことになるでしょう。何度も「胸ふるえる」ことになるでしょう。
この本を手にするならば、カフェや電車内ではなく、独りになれる場所で、静かに、ゆっくりと、本に向き合うことを、強くおすすめします。
東京堂書店アトレヴィ東中野店が一部改装になったというので、先日、取材させてもらってきました(正式な店名については、以前に同店を取り上げた際にふれていますが、わかりやすさを考え、本記事中では「東京堂書店」としています)。お店のどこが変わったかについて、横沢店長に案内していただきましたので、簡単に紹介したいと思います。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は4/19の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)
↑上りエスカレータを上がって右側に出ているフェア案内とカフェ案内の看板。
今回の改装で、カフェスペースが少し広がりました。エスカレータを上がって右側のエリアにあった雑誌棚のうち、1列分(女性誌の棚)が、左側のスペースに移動になっています。カフェスペースの分は、棚の配置や通路幅などの工夫によってやりくりし、棚の本数や在庫点数を減らしたわけではないそうです。
↑雑誌スペースには、このような案内が出ています。
女性誌の棚以外にも、いくつかのジャンルの棚の位置が変わっています。まず、大きく変わったのが、上りエスカレータ左脇のフェアスペース。ここは、生活実用書中心のコーナーになりました。
↑エスカレータを上がると、目の前、頭上にはこんな案内が出ています。奥の壁には「生活書 新刊・話題書」が並び、左右の棚には、生活書関連のフェアが展開されています。
↑女性誌が移動したことでできたスペースを活かして、コミックの新刊台が以前よりも目立つところに設けられています。
↑文庫は、壁際にずらりと並びました。もともと、棚が文庫のサイズに合っていたのでしょう、以前、単行本が並んでいたときよりも、収まりがいいように見えます。壁際に並んでいたジャンルのうち、ビジネスは写真右のように並んでいます。エンドのスペースが、本のサイズ的に文庫よりも単行本でちょうどいい感じです。上の棚が空いているのは、まだ手を入れている途中のためで、ここにも本が入ります。
↑女性誌の向かいには、神保町のChez moiにも設けられていた、女性誌で取り上げられた本をまとめた棚ができていました。各誌から情報をもらっているわけではなく、それぞれの誌面をスタッフの方がチェックして集めているといいますから、手がかかっています。それにしても、佐野元本店店長の本を取り上げた女性誌なんて、あるんですね(笑)(ちなみに、『VOCE』でした)。
↑レジ斜め前あたりのフェア台では、自然素材・塗料を使った玩具のフェアが開催中です。これも、Chez moiで導入されていたものですが、こちらのほうが点数が多めになっています。改装直後の週末には好調な動きを見せたとのことです。フェアは5月半ばごろまで。フェア終了後は、児童書コーナーに常設にする予定とのことです。
↑レジ周辺には女性客を意識したアイテムが。レジ脇の棚にはブランドムックが並んでいます。女性誌と離れてしまったかたちですが、これらは動きがいい商品ということで、さらに、棚自体も、こうした大判の商品に向いたサイズと造りということもあり、この位置にしたのだそうです。
その隣には、カードの棚が。おしゃれなグリーティングカード類のほかに、冠婚葬祭に使うものも並んでいます。アトレ内には文具店がありませんし、コンビニにも種類はそれほどありませんから、こうしたカード類のニーズはけっこうあるのだそうです。
レジを過ぎて、下りエスカレータに向かう奥の壁には、スタンプ類を集めた棚が。Chez moiにもありましたが、こちらはさらに点数が多くなり、棚も2本使われています。(金額は書けませんが)これが好調に売れているそうで、ぼくのようなこの手のグッズに縁のない身にはびっくりするよう売上額になっているようです。100%女性向けアイテムかと思ったら、意外に男性客も多いのだとか。
書店にこれだけ出入りしてますから、書店で扱われている書籍・雑誌以外の文具・雑貨類についても、それなりの知識があるつもりでいましたが、このサイズの店舗のこの品ぞろえで、こうしたカードやスタンプ類がそれほど好調だというのは、言われなければわからないし、言われてもなかなかぴんとこないぐらいです。何が売れるか、わからないものですね。
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不忍ブックストリートの一箱古本市、まもなくですね。日程他、詳細はこちら、関連記事はこちら、「谷根千エリアで「不忍ブックストリートweek」-「一箱古本市」など」(4/19 上野経済新聞)。
↑不忍ブックストリートのいろいろ。左から、「不忍ブックストリートMAP 2013〜14」、「第15回一箱古本市」の案内チラシ、各種のイベント案内をまとめた「不忍ブックストリートWEEK2013」。MAPの印象が昨年までと違うのは、イラストが変わったからですね。
不忍ブックストリートはweekは、4/20(土)〜5/6(月)の17日間。期間中は、本好きなら興味をひかれること必至のイベント・フェアが目白押しなんですが、なかでも、「一箱古本市」は、古本好きにとっては目玉のイベントといっていいでしょう。4/27(土)と5/3(金)の2日間開催です。4/27は出張で行けないから、5/3はぜひ行きたいなあ。
そういえば、不忍ブックストリートの一箱古本市、昨年は大雨に降られて、連れていったうちの子の気力が歩き始め早々に尽きてしまい、途中で退散する羽目になって、大変残念な思いをしたのでした。今年は天気に恵まれるといいなあ。ちなみに、そういう事情で、現地の様子は何も書いていないに等しいんですが、昨年のレポートはこちら。
ところで。昨年はちょうどこの時期に、『千駄木の本屋さん 往来堂の十五年』が完成したのでした。今回は、ぼくが直接関わったものではないのですが(寄稿はしています)、昨年に引き続き今年も、往来堂書店関連の「本」が発売になります。往来堂書店が発行しているフリーペーパー『往来っ子新聞』合本で、不忍ブックストリートの一箱古本市の1日目、4/27の発売です。楽しみです。
というわけで。本好き、古本好き、街歩き好きのみなさん、この連休、不忍ブックストリートにくりだしてみてはいかがでしょうか。
↑「一箱古本市」関連でこれにもふれておきましょう。盛岡の地域ブックイベント「モリブロ」のパンフレットをいただきました。こちらもずいぶん立派な冊子で、本に音楽に食にと、おもしろそう楽しそうなイベント・フェアが目白押し。参加店舗も40店ほどになるといいますから、規模の大きいイベントですよね。不忍ブックストリートの南陀楼綾繁さんやミシマ社の三島邦宏さんらのお名前も。5/11(土)〜6/2(日)。こちらにもいつか行ってみたいものです。
今回は、正確にいうと、「散歩」ではないんですが、野鳥関係では、自分にとっては、1年でもっとも大事なトピックの1つなので、記録の意味も込めて、書き留めておきたいと思います。(以下、野鳥関連本にはふれていますが、基本的には、本にも書店にも関係のない文章です。)
【“探鳥散歩日記:ツバメがやってきた”の続きを読む】
しばらく前の記事で紹介しましたが、来週4/24に、ジュンク堂書店大宮ロフト店が、建物の改装のため、閉店になります。その記事を執筆した時点では、開店日や正式名称がわからなかったのですが、6/21に、ジュンク堂書店大宮高島屋店としてリニューアルオープンとなるようです。
大宮は、ブックンロール出演者でもある長谷川仁美さんのいるBOOK EXPRESSディラ大宮店があるので、埼玉方面に用事のあるときは、移動の途中などに、駅構内のBEXやリブロをのぞくことはあるんですが、駅周辺の書店(500メートル圏内に複数の書店があります)はちょっとごぶさた。閉店・移転になる前のジュンク堂を久しぶりに見ておきたいこともあり、大宮の書店回りをしてきました。
↑LOFT大宮店。ジュンク堂書店の写真は撮れないので、せめて外観だけでも。店内は、すでに、閉店となったお店も複数あり、残っているお店も、LOFTやHMVなどでは閉店セール中。平日の昼間の訪問でしたが、たくさんの人でにぎわっていました。
↑コミック売場のフロアだけ、入り口付近をぱちり。右は、ジュンク堂書店の店内あちこちに掲示されている移転の告知。
ジュンク堂書店大宮ロフト店のオープンは、1999年。サイズは、コミックの売場を含めると約770坪。品ぞろえや什器の感じ、ジャンルの配置など、全体にオーソドックスな感じのジュンク堂スタイルで、ジュンク利用者には安心して見られるお店です。訪問した日も、ジャンルによって、すでに棚が空いてしまっているところもあったものの、たくさんの人でにぎわっていて、閉店まであと1週間を切っているとは、言われなければわからないような様子でした。
移転先は、同じ、JR大宮駅東口側にあるデパート高島屋の7階。すぐ近くで、しかもほぼ同規模、さらに、移行期間も短期間で済むような移転先が見つかること自体、大変な僥倖ですから、同店の関係者の方も、利用者のみなさんもほっとしていることでしょう。
移転先の高島屋ものぞいてきました。駅から徒歩数分の立地的利便性は変わらないものの、商業施設の雰囲気は、LOFTとはぜんぜん違います。昔ながらの百貨店というたたずまいで、館内をざっと見て回った感じでは、客層は年輩の方寄り、若者層から年輩まで幅広い客層のLOFTに比べると、平均年齢があきらかに高そうです。
LOFTやヴィレッジヴァンガードの雑貨、HMVのCD/DVDなど、LOFTでは、本と親和性が高い周辺ジャンルを扱うお店との同居で、お互いに客を呼び込む相乗効果がそれなりにあったろうと思われますが、高島屋の場合はその点でも、ちょっと苦戦することになりそうな印象もあり、書店好きとしてはちょっと心配です。ジュンク堂書店には、移転先でも、ぜひがんばってほしいものです。6月のリニューアルオープン後にまた再訪し、お店の様子など紹介したいと思います。
↑ブックオフ大宮店って、ロフトの、ほんとにすぐ裏だったんですね。
東口側の他の書店も見てみます。矢島書店は、区役所の真ん前にある路面店。
教科書取り扱い店とのことで、店売りは最小限にしているということなんでしょうか。店内の商品は、文具が9割ほどで、本はほとんどありませんでした。
駅に直結している駅ビル、ルミネ内には、ブックファーストルミネ大宮店と、こちらにもヴィレッジヴァンガードが入っています。ブックファーストは、全体に女性向けにシフトされた品ぞろえの印象。
駅構内には、前述の通り、ブックエキスプレスと、リブロecute大宮店がありますが、今回はスキップ。続いて、西口側へ。西口のコンコースを出ると、左前方に、大宮駅周辺の商業施設としては最大ということになるのでしょうか、そごう大宮店が見えます。こちらの8階に、三省堂書店大宮店が入っています。
三省堂書店は、この手の商業施設内のワンフロア型店舗作りがうまいですね。大宮駅の周辺には、複数の書店が軒をつらね、在庫点数では他に大きく差をつけているはずのジュンク堂書店が同じ商圏にありますが、そんななかにあって、幅広い客層にきちんと対応した、隙のない、さすがの品ぞろえ。平日の昼間の時間帯だというのに、多くのお客さんでにぎわっていて、この日見たお店のなかでは、お店のにぎわいや活気という点では、頭一つ飛び抜けている感じでした。
ちなみに、この三省堂書店の入っている同じフロアに、LOFTが移ってきます。書籍・雑誌と親和性の高い雑貨類を扱うLOFTが隣に入ることで、書店にとっても、またLOFTにとってもいい効果が生まれそうな感じです。
西口側には、ファッションビル「アルシェ」があり、その地下に、いけだ書店大宮店が入っています。
【“ジュンク堂書店大宮ロフト店閉店の前に……大宮で書店回りをしてきました”の続きを読む】
昨日、会社帰りに下北沢へ。July Books/七月書房(以下、文中では「七月書房」)をのぞいてきました。七月書房は、2011年の秋にオープンした古書店。来週の金曜日、西荻窪のbeco cafeで開催されるトークイベント、beco talkに出演してくださる書店員の1人、宮重さんがオーナーをつとめるお店です。
トーク出演者のうち、日比さんがおつとめの往来堂書店は、空犬通信にはたびたび登場しているお店ですし、「いか文庫」と「いか文庫」店主さんについても、何度も取り上げていますが、七月書房については、ちゃんと取り上げたことがなかったので、イベント直前のこの機会に、すてきなお店の様子を紹介したいと思います。
(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は昨日撮影したもの(フェア台など)と、昨年の10月ごろに撮影したもの(レギュラーの棚など)が混じっているため、現在のお店の様子とは違っている場合があります。)
↑お店は、下北沢の駅から徒歩数分、雰囲気のいい商店街の並びにあります。
↑お店の入り口は通りから少し引っ込んでいるため、このような看板が出ています。手作り感あふれる感じです。
↑かっこいいドアを入ると、ショップカードや本がディスプレイされています。
↑お店の両側の壁が棚になっています。写真左が、入り口から見て、店内左側の壁で、ボックス状の棚の、ボックス1つが1ジャンルという感じに分かれています。右側の棚は、1つの段が大きく、かなり自由な並べ方になっています。窓にも、本や雑貨がぶら下げられています。
↑左側の棚には、このようなジャンルガイドが表示されています。なかなかユニークな分類になっています。
↑店内には大きめの台が2つ。左は、レジ前のメインのフェア台で、この日はアクセサリーブランド"JUMON"の展示が展開されていました。写真中は、同じレジ前の場所の、昨年訪問時の様子。ここだけ見ると、雑貨屋さんみたいで、ガーリーな感じですが、店内全体がそういう感じなわけではなく、男性が入りづらいとか、そういうことはありません(ぼくでもOKでしたから(笑))。右は店内中央にある台で、こちらには「本の本」などが並んでいます。
↑台の入り口側には、宮重さんが大好きだというピーナッツシリーズ(ついでながら、ぼくも大好きです)のツルコミック版や関連本が。写真は昨年秋のものですが、昨日訪問したときもたくさん積んでありましたよ。
↑壁には読書会の案内も貼ってありました。七月書房は、イベントにも力を入れていて、「朝まで本屋さん!」なる、ユニークなオールナイトイベントを手がけたことで話題になったことも。
↑レジ周辺と、店主の宮重さん(昨年秋の写真です)。
本がどのような品ぞろえかをあまり見せてしまうと、これから同店を訪問される方の興をそぐことになりかねませんから、レギュラーの棚の写真は控え目にしましたが、翻訳文学にコミックに児童書に料理本にと、小さなお店(8坪ほど)に、店主宮重さんがていねいにセレクトした本がぎゅっと詰まっています。
【“下北沢の古書店、七月書房/July Booksに行ってきました”の続きを読む】
この2、3か月の間に訪問した書店でまだ記事で紹介していないお店、最近出た「本の本」でまだふれていない本・雑誌など、書きたいことはたくさんあるんですが、なんとなく気分が乗らず、書けずにいます。先日は、本業(一応、編集者です)の関係で、気になることを言われて、しばらくふさいでいたこともあり、ますます書けなくなっています……。
用事のない金夜、独り酒に逃げるよりは、古本やおもちゃやレコードに癒されていくかと(これらが、お酒よりましなのかどうかはともかく(苦笑))、中野で途中下車、ブロードウェイをうろうろと散歩してきました。
ブロードウェイといえば、書店好きにとって気になるのは、明屋(はるや)書店中野ブロードウェイ店の改装工事。明屋書店は、西日本、とくに九州・四国を中心にたくさんの店舗を展開しているチェーンですが、東京には2店舗しかなく、うち五反田店が先月閉店になってしまったことは、全回の開店閉店記事でもふれた通り。
ユニークな立地(つまり、中野ブロードウェイの中)にある、ユニークなお店(濃度の高い専門店・古書店群に囲まれた濃いめの“一般”新刊書店)として、2店時代から明屋書店と言えばここをイメージする本好きも多かったであろう、明屋書店の顔の1つという感じのお店でしたが、五反田の閉店によって、都内にある唯一の店舗となってしまいました。
改装工事が終わって、リニューアルオープンとなってからふれようと思っていたんですが、かなり大きく様子が変わるようですので、今日見てきた改装途中の様子を報告しておきます。
↑上りエスカレーター側から見た様子。奥の半分、白く覆われている部分が工事中で、手前側、元の店舗部分の半分ぐらいのエリアで営業中。右はフロアと工事エリアの案内図。
↑左は、ウインドーに出ているジャンル別のフェア案内。「雑誌」「コミックス」以外はすべて「改装中」になっています。工事中のエリアには中の案内や右ポスターが。「文房具と雑貨の店 style F」。4/26にオープンとなっています。《美しいデザインと機能性を兼ね備えた日本の文房具を中心に、遊び心あふれる雑貨を取り揃えました》とあります。
↑ブロードウェイ、3Fのフロア案内。明屋書店のエリアには、「明屋書店&Style F」という案内が出ていて、1つの区画になっています。書店が半分になって、残りのところに別のお店が入る、ということではなく、あくまでも、明屋書店が、複合形態の店舗になる、ということのようですね。
今回のリニューアルについて、お店のサイトには、こんな案内が出ています。「4月26日中野ブロードウェイ店 リニューアルオープン 生まれ変わる中野ブロードウェイ店」。
《明屋書店が中野に産声をあげて早47年、たくさんのお客様に支えられ、本との出会いをお手伝いさせていただいております。しかし、更なるサービス向上と在庫の充実を図り、書籍・雑誌はもちろんのこと、新たに雑貨・文具(スタイルF)を取り揃えます。思わず手にとって見たくなる楽しい雑貨もいっぱいです。「本との融合をテーマにちょっとおしゃれな生活を提案」進化した明屋書店で社員一同オープン日に心よりお待ちしております。ご期待ください》。
明屋書店は、あおい書店中野本店ができるまで(いま調べたら、2003年でした)は、中野の本屋さんと言えば明屋、という感じの、まさに中野を代表する書店でした。同じ商圏に規模や在庫点数にまさる大型店ができ、いろいろ苦労はあったはずでずが、数年前にお店をリニューアル、什器や店名のディスプレイなどを一新して、ずいぶん垢抜けた感じになりましたし、何より、個性的な雰囲気や品ぞろえが愛されたのでしょう、あおい書店と共存するかたちでがんばっているように見えていました。ぼくも、学生のころからずっと顔を出している利用者の1人です。
【“明屋書店中野ブロードウェイ店が改装工事中……そして、書店のリニューアルについて思うこと”の続きを読む】
前回の記事からまだひと月になるかならないかですが、気がつくと、リストがけっこうな数になっていました。ここ最近の新刊書店、開店・閉店関連をまとめます。今回は、新規オープンが多めになっています。
●オープン
- 3/21 カルチャーエージェント文教堂西小山駅店(東京都品川区)
- 3/23 丸善四日市店(500;三重県四日市市)
- 3/28 宮脇書店ゆめタウン祇園店(50;広島市安佐南区)
- 4/ 1 時計台書房(20;札幌市中央区)
- 4/ 1 蔦屋書店武雄市図書館店(90;佐賀県武雄市)
- 4/13 ゲオ亀山エコー店(20;三重県亀山市)
- 4/16 メディアライン東村山店(56;東京都東村山市)
- 4/16 ニュースタイル神戸ウミエ店(20;神戸市中央区)
- 4/17 夢屋書店ピアゴ浜松泉町店(100;静岡県浜松市中区)
- 4/18 Books Haruya Spirits(明屋書店)石手店(130;愛媛県松山市)
- 4/18 未来屋書店新潟青山店(150;新潟市西区)
- 4/18 ボナンザ書房蟹江駅前店(52;愛知県蟹江町)
- 4/19 コミックとらのあな池袋店A(30;豊島区)
- 4/20 フタバ図書GIGAフレスタモール岩国店(250;山口県岩国市)
- 4/24 ふたば書房紫野店(50;京都市北区)
- 4/24 キャップ書店高槻店(350;大阪府高槻市)
- 4/25 ビッグワンTSUTAYA加須店(140;埼玉県加須市)
- 4/25 アシーネ庄内店(大阪府豊中市)
- 4/26 八文字屋ヒルサイド店(160;仙台市青葉区)
- 4/26 球陽堂書房サンエー八重瀬店(120;沖縄県八重瀬町)
- 4/27 ボナンザ書房師勝店(50;愛知県北名古屋市)
件数が多いので、主なものにだけふれます。丸善四日市店は、近鉄百貨店四日市店1、2Fに入っていた近鉄ブックセンター四日市店(ビッグウィル運営)が前日に閉店(後述)、B1に移転、丸善に改称してのオープンとなったもの。改装に関わったジュンク/丸善の知り合いに聞いた話では、お店は専門書などをきちんとそろえた、完全なジュンクスタイルの品ぞろえで、以前のお店とはがらりと雰囲気が変わったそうです。
四日市には、すでに宮脇書店のワンフロア大型店があり(資料によれば、600坪と県下最大規模だそうで、数字上は丸善を上回っています)、さらにシェトワ白揚書籍館もあるようですね。四日市というと、どうしても、「工業都市」というイメージで、大型書店が複数やっていけるような街なのか、とちょっと疑問に思ってしまったりもしたんですが、関東でも、工業都市の代表格だった川崎がいまやかつてのイメージを完全に脱し、丸善のなかでも代表店舗の1つ(もちろん、ラゾーナ川崎店)を擁する街になっていることを思えば、昔の教科書的なイメージで街を語ってはいけないんでしょうね。あまり用事のない街ではありますが、丸善の新店を含め、ぜひ書店事情を自分の目で見てみたいものです。
他に気になるのは、明屋書店の小型店舗展開の件でしょうか。関連記事はこちら。「明屋書店、商業施設に小型店出店」(3/27 日経新聞)。
記事の一部を引きます。《書店チェーンの明屋(はるや)書店(松山市)はスーパーなど商業施設内のインショップ(店内店舗)として小型店の出店に乗り出す。第1弾として、4月18日に松山市の食品スーパー「セブンスター石手店」に売り場面積130平方メートルの店舗を開店する。》
《同社はロードサイド型の売り場面積1000〜1500平方メートルの大型店を中心に展開しているが、小型店にインターネット通販での書籍受け取り機能も持たせ、地域密着型の店舗として大型店を補完させる。ネット通販では留守がちで自宅で書籍を受け取りにくい顧客も多く、店舗での書籍受け取りは需要が高いという》。
《新型店「Books Haruya Spirits石手店」は現在、セブンスターが店内で運営している書店をそのまま引き継いで開店する》。《新店の販売状況を見た上で、セブンスターの他店への出店を検討するほか、全国の都市部の商業施設内への小型店の展開を進める考えだ》。
【“丸善四日市、くれありら、VV吉祥寺……新刊書店の開店・閉店いろいろです”の続きを読む】
しばらく前の記事で、予告だけしてあった、本と書店と音楽のイベント「ブックンロール」。トークの部・ライヴの部、それぞれの出演者が確定、内容もほぼ決まりましたので、正式に告知したいと思います。
今回も、出版・書店関係者のバンドのライヴと、書店関係者によるトークの2本立てになります。昨年も豪華な出演者=現役書店員のみなさんに集まっていただき、充実のトークになりましたが、今回のメンバーはちょっとすごいですよ。
空犬通信presents
ブックンロール Book'n'Roll 2013
〜やっぱり本屋はおもしろい〜
日時:2013年6月28日(金)
OPEN 18:30 START 19:30(〜22:30)
19:40ごろ ライヴの部 スタート(約80分)
21:10ごろ トークの部 スタート(約70分)
場所:阿佐ヶ谷ロフトA(東京・阿佐ヶ谷)
杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1 03-5929-3445
チャージ:前売1000円 当日1300円(いずれも当日会場でドリンク代として+500円)
出演:
(トークの部)
田口幹人(さわや書店フェザン店;盛岡)
辻山良雄(リブロ池袋本店;池袋;司会)
長﨑健一(長崎書店;熊本)
花本武(BOOKSルーエ;吉祥寺)
(ライヴの部)
長谷川バンド(BOOK EXPRESSディラ大宮店長谷川さんのバンド)
C調ボーイズ(夏葉社島田さんのバンド)
ブックスピストルズ(「吉っ読」のバンド)
企画・主催:空犬(編集者・吉祥寺書店員の会「吉っ読」・空犬通信)
個人が企画・主催する書店関連のトークイベントとしては、現時点では、最高といっていい方々にお集まりいただくことができたのではないかと、そんなふうに思っています。我ながら、よくこんなすごい方々にOKをいただけたなあと、あらためて自分でもびっくりしているほどです。
さわや書店、長崎書店といえば、あちこちのメディアで取り上げられているお店です。その名は、出版関係者は当然として、関東にいる一般の本好き書店好きの方でも、聞いたことがある、という方が多いことでしょう。ただ、東北と九州という立地のこともあり、簡単に訪問できるお店ではありません。そんな「地方の名店」を代表するお店の1つといっていい、さわや書店と長崎書店のお二人の話を同時に聞けるという、きわめてぜいたくな機会になります。
東京の書店代表として、吉祥寺からはBOOKSルーエ花本氏が参加。さらに、今回は、リブロ池袋本店の辻山さんに、司会進行役兼任での出演をお願いしました。辻山さんは、複数の地方店勤務の経験があり、地方と東京の書店事情両方にくわしい方。昨年の、三省堂書店の比嘉さんの司会役も見事でしたが、今回の辻山さんも、まさに今回のトークにぴったりの方と言えます。出演者のみなさんのプロフィールを末尾にあげておきましたので、そちらもご覧ください。
今回のトーク、タイトルは、「いま話したい、地方と東京の書店の話」。トークは2部構成で、前半を各店の紹介。東京近郊では知らぬ人はいないであろう、池袋・吉祥寺の2店はともかく、さわや書店・長崎書店がいくら全国的によく知られたお店だとはいえ、どんなお店なのか知らないという方も多いでしょう。まずは各店の立地や規模はもちろん、棚の特徴や、そのお店で特徴的に売れている本などを紹介し、短時間で、どんなお店なのか、雰囲気をつかんでいただけるような工夫をしたいと思っています。
後半は、テーマトークということで、前半で出たそれぞれの地域・お店の違いや共通点をふまえ、いくつかのトピックについて、意見を交換し合うというかたちにしたいと思います。トピックは、すべて事前に明かしてしまうと当日の楽しみを減らしてしまうことになりかねませんので、ざっと紹介する程度にしますが、地域ブックイベントとの関わり、各店で手がけている書店イベント、自店の今後などについて、縦横無尽に、存分に語っていただく予定です。
人選・テーマを企画した本人が言うのもなんですが、このメンバーでこのテーマのトークがおもしろいものにならないはずがありません。ぜひ、たくさんの出版・書店関係者、とくに、若い世代の書店関係者・書店志望者、書店好きのみなさんに聞いていただきたいなあと、そんなふうに考えています。
今回も、イベントは、ライヴの部・トークの部の2部構成です。昨年同様、前半がライヴ、後半がトークとなります。19:30に開演、最初の1時間強がライヴの部で、後半21時過ぎからの1時間強がトークの部となります。昨年は、ライヴが早めに終わり、トークの時間が早まりました。今回も、ライヴが早く終わった場合は、トークの開始を早めて、トークの時間を長くとりますので、トークだけを見たい、途中参加したい、という方は、トークの開始、ぎりぎりにならないよう、時間にご注意ください。
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