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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

吉祥寺アニメワンダーランド2016、まもなく開催です

1999年に初開催といいますから、もう十数年。すっかり吉祥寺の恒例イベントとなった感がありますね。今週末からです。



吉祥寺アニメワンダーランド2016 チラシ表吉祥寺アニメワンダーランド2016 チラシ裏

10/1〜23。今年のメインビジュアルは、2010年に続いて二度目ということになるのかな、吉祥寺と言えばこの方、楳図かずお先生。イベントの一覧など詳細は、公式サイトをどうぞ。


第23回東京国際ブックフェアを見てきました【更新】

追記(9/27):以下は、開催中に書いた記事です。「新文化」の記事によれば、来場者数は、前年比約3000増の4万0564人(主催者発表値)だったそうです。



ビッグサイトで、第23回東京国際ブックフェアが開催中です。


今年のブックフェアは、《読書推進に特化した本の祭典》(9/1付朝日新聞「本の祭典「第23回東京国際ブックフェア」 23日から」より)ということで、一般の読者向けを意識したものになるとされていました。初日、23日(金)の午後に会場を訪問しましたが、平日なのに会場はたくさんの人でいっぱい。受付をするともらえる入場証代わりのホルダーを見ると、「読者」となっている方も多いようでした。


TIBF2016
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かまくらブックフェスタでトーク「本屋がなくなったら、困るじゃないか 鎌倉ぐびぐび会議」」が開催されます

もう6回目なんですね。かまくらブックフェスタ。サイトには、《鎌倉の出版社・港の人主催による本のお祭り。 独自のポリシーをもって活動をする出版社や出版者が自慢の本を販売します》とあります。


かまくらブックフェスタ チラシ表かまくらブックフェスタ チラシ裏

このかまくらブックフェスタ、毎回気になってはいたんですが、やはり東京西部エリア在住者には鎌倉は(主に心理的に)遠く、また秋はイベントが多くて他の用事と重なることが多かったりもあって、これまで一度も行けずにいました。


今年はどうするかなあ、と思っていたら、先日、港の人のIさんから、イベントにぜひ来てほしいと、お誘いメールをいただきました。今年は、10月8日(土)、9日(日)の2日間開催されるようですが、聞けば、うち8日に、なんと、『本屋がなくなったら、困るじゃないか』の関連イベントが開催されるというのです。福岡のブックイベント「ブックオカ」での車座トークを元に、福岡の出版社(西日本新聞社)から刊行された書籍の関連イベントが鎌倉で開催され、しかも、そのトークにも参加したお二人が出演するとは!


    「本屋がなくなったら、困るじゃないか 鎌倉ぐびぐび会議」
    日時:2016年10月8日(土)14:30〜16:00(開場14:00)
    会場:由比ガ浜公会堂
    出演:末崎光裕(西日本新聞社出版部)・藤村興晴(忘羊社代表)
    入場料:1000円
    予約・問い合わせ:港の人(鎌倉市由比ガ浜 3-11-49)
    0467-60-1374
    kamakura●minatonohito.jp(●を@に変えて)

書影 本屋がなくなったら
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「先生のための本屋さん」、大阪の清風堂書店がリニューアルオープン

教育書の充実で「先生のための本屋さん」として知られる、大阪の本屋さん清風堂書店が、先日、9/15にリニューアルオープンとなったと聞き、ちょうど仕事の用事で大阪を訪問する機会がありましたので、早速のぞいてきましたよ。


160917清風堂書店 花束160917清風堂書店 案内

お店の公式サイトはまだ情報が更新されていないようですが、サイト内にリンクのある「授業研究所」に、「お知らせ 清風堂書店リニューアルオープンしました」(9/15 授業研究所)という記事があがっています。


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「ブックパーリーOKINAWA2016」が始まりました!……そして、ブックンロールオキナワ開催まであとひと月【更新】

開催期間約2か月におよぶ沖縄のブックイベント「ブックパーリーOKINAWA2016」が本日、9/15に始まりました。昨日、地元紙で大きく取り上げられたようです。



160915琉球新報 ブックンロール

(紙面は雰囲気を伝えるだけということで、本文が読めないようサイズを落としてあります。)


これ、すごい扱いですね。地元沖縄での注目度の高さがうかがえます。記事を引きます。《県内の書店や出版社などが連携し約2カ月間展開する本のイベント「ブックパーリーOKINAWA2016」が15日からスタートする。実行委員会が14日、県庁記者クラブで会見を開き、イベントをPRした》。


「ブックパーリー」とはどんなイベントなのか、については、記事ではこんなふうに説明されています。《本離れが進む状況を打破し、本の魅力を知ってもらおうと13年に始まり、今年は2年ぶり3度目の開催。これまで那覇市内のみの開催だったのを本島全域に広げた。毎週末に各地の書店で開く「絵本の読み聞かせキャラバン」や沖縄都市モノレール(ゆいレール)内で朗読と即興演劇を楽しむ催しなど多彩な内容となっている》。


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吉祥寺パルコ、アニメガ跡地でレコード市

吉祥寺パルコで、9/14に始まった「吉祥寺スーパー・レコード・フェア」。早速のぞいてきましたよ。


160914 吉祥寺レコフェア1

会場は、吉祥寺パルコ7階の特設会場。前回と同じぐらいの規模かなあ、と勝手に想像していたら、なんと、今回はフロアの半分ほどを使った規模で、たくさんのレコード箱、CD箱がずらりと並んでいます。これはうれしいびっくりですねえ。関連記事はこちら。「日本全国より街のレコード店が吉祥寺パルコに集合 <吉祥寺 スーパー・レコード・フェア>が9月14日からスタート」(9/14 amass)


160914 吉祥寺レコフェア2160914 吉祥寺レコフェア3

↑会場はこんな感じ。L字なので、全体像がわかりづらいですが、会場の広さと箱の数の多さはなんとなく伝わりますでしょうか。


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『移動図書館ひまわり号』の夏葉社島田さん講演会終了後に、本物の移動図書館車を見てきました【更新】

今日は先日の記事で紹介した夏葉社島田潤一郎さんの講演会に参加してきました。


160911 三鷹図書館講演会

会場は、三鷹図書館本館。島田さんの人柄全開のあたたかいトークに、会場からは時折笑い声も漏れ、終始、なごやかな雰囲気に包まれた講演となりました。自社立ち上げの経緯、これまでの出版活動のことはもちろん、本のこと、本屋さんのこと、図書館のことなど、幅広い話題をカバーした講演で、島田さんの本を読んでいるのはもちろんのこと、プライベートでも話を交わす機会の多い当方のような身にも楽しめるものでしたから、初めての方にはさぞ聞き応えのある、印象的なものとなったのではないでしょうか。


160911 三鷹図書館 島田さん

会場は熱心な聴き手の方でいっぱいになっていました。知り合いの顔もちらほら。お近くに住むライターの北條さん、プーの森の野村さん、以前当方企画のイベントに来てくださった現&元三鷹図書館の方々、それに、ツイッターでつながっている書店員さん(お一人はなんと奈良からの参加!)にもお会いすることができました。


本日の講演会、トーク本編と質疑応答の終了後に、特別コーナーとして、団体貸出用書庫と移動図書館ひまわり号の見学ツアーがありました。ふだん見る機会のないバックヤードや移動図書館車を図書館長さんの解説付きで案内していただくというツアー。事前に知らされていなかったこともあり、ちょっと得した気分になれました。


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スタントヒーロー、スタントヒーロー、特撮技術……怪獣たちと「中の人」

『シン・ゴジラ』が大ヒットということで、ふだんなら特撮だの怪獣だのの話にはまったく反応しそうにない人まで、街中で、オフィスで、電車の中で、堂々とゴジラの話をしていたりするので、やっと怪獣好きが幸せに暮らせる時代が来た(←ちょっと違う)と大変うれしい空犬です。


その『シン・ゴジラ』のゴジラは、広く報道されている通り、着ぐるみではなくシリーズ初のCGゴジラ。「中の人」はいないわけですが、そういうときに、「中の人」をめぐる本が複数出てくるのはおもしろいものですね。



書影 スーツアクター書影 スタントヒーロー書影 日本特撮技術大全

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オンリーワン書店=個性派書店について、ラジオの取材を受けました

しばらく前のことになりますが、本屋さんのことで話を聞きたいということで、ラジオの取材を受けましたよ。こちらです。



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『ほんまに』に熊本の本屋さん関連の文章を寄せました【更新】

まもなく発売になる雑誌に本屋関連の文章を寄稿しました。



書影 ほんまに18

特集は「神戸空襲と文学作品」。版元の内容紹介によれば、このような内容です。《神戸空襲を題材にした作品、神戸ゆかりの作家・文化人たちの随筆などから、空襲の「その時」を紹介する。頭上から爆弾が落ちてくる、降ってくる、襲ってくる、その理不尽さ、残酷さ、恐ろしさ、悲しさ、虚しさ、馬鹿らしさを読んでいただきたい》。


特集以外の記事は以下の通りです。毎回、本屋関連の記事が複数掲載されている同誌ですが、今回も本・書店関係が多めです。


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紀伊國屋書店の新コラボショップ「Re-Life Story with KINOKUNIYA」を見てきました

しばらく前のことになりますが、仕事の用事で大阪に行く機会があったので、「Re-Life Story with KINOKUNIYA」に寄ってきました。


「Re-Life Story with KINOKUNIYA」(以下RLSと略します)は、紀伊國屋書店・パナソニックが協業で開設したコラボショップ。グランフロント大阪南館2階の「パナソニックセンター大阪」内にあります。紀伊國屋書店グランフロント大阪店と同じ建物ということになりますね。


運良く、店長の和田結さんに話を聞かせていただくこともできました。以下、同店の様子を写真を中心に紹介したいと思います(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は8月半ばの様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


まず、このRLS、どんなお店なのか、気になりますよね。同店のコンセプトについては、「紀伊國屋書店/パナソニックと協業したコラボショップ」(8/3 流通ニュース)に簡潔にまとまっていますので、そちらを引きます。


《「住まいと暮らし」をテーマに、パナソニックと紀伊國屋書店がコラボレーションした。パナソニックセンターが提案する生きかた、暮らしかたのストーリーに沿って、コンシェルジュがひとつずつ丁寧に選んだ、本を販売する》。


《小さな売場のなかに、暮らしを変える大きなヒントをつめこんだ。夢の住まいや理想の暮らしのほか、なんでもない日々の生活にも彩りを添えられるような本を紹介する》。くわしくは、同店のプレスリリースもご覧ください。こちら


では、早速お店の様子を見てみます。


1608 RLS 全景1608 RLS 壁側1608 RLS 全景2

↑店の全景。エスカレーター脇にある横長の店は仕切りがない開放的な造りになっています。


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