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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

BOXが出るたびにマニアが泣く、こともある

おととしまではふつうのDVDすら手に入らなかった、というのがまるでうそのような、DVDラッシュ。スペシャル・エディションが出てまだ1年かそこらだというのに、今度は、こんなものが出てしまいました。


  • 『悪魔のいけにえ プレミアム・コレクション DVD-BOX』(監督:トビー・フーパー)


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がんばれ、草思社! 復活新刊第一弾

「草思社、再開第一弾となる新刊を発売」(8/21「新文化」)だそうです。短いので、引いちゃいます。《民事再生決定後、初の新刊が8月25日に配本される。『女は人生で三度、生まれ変わる』(ローアン・プリゼンディーン著・定価1680円、初版7,000部)と『リクガメの憂鬱』(バーリン・クリンケンボルグ著・定価1995円、初版4,000部)の2点。》


空犬的に気になるのはこちら。


  • バーリン・クリンケンボルグ『リクガメの憂鬱 博物学者と暮らしたカメの生活と意見』(草思社)


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ラスマンチャス、うつ日記、交換日記……今日買った本たち。

夏休みも終わり、のこの時期に、またまた大雨。この駄文を書いている今も、関東エリアでは雷がものすごくて、なんだか落ち着きません。落雷被害や交通への影響が心配です。


今日は午後は仕事で書店回り、帰りに弘栄堂書店吉祥寺店に寄って、吉っ読仲間と立ち話の後、こんなものを買って帰ってきましたよ。


  • 平山瑞穂『ラス・マンチャス通信』(角川文庫)
  • 高橋秀実『やせれば美人』(新潮文庫)
  • 吾妻ひでお『うつうつひでお日記 DX』(角川文庫)


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宇宙旅行、SF再読……最近買った雑誌たち。

宇宙旅行にSFに……なにやら空犬好みの雑誌特集が目に付きます。




ロケットに乗ったタンタンを表紙に、特集コピーが「宇宙へ行っちゃう?」ですよ。ぼくのように星や夜空を眺めているだけでぼーっと幸せな気分になれる、あっち側にいっちゃっている感のあるおやじにはたまらない特集ですね。

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立川で映画とオリオン、そして植草甚一生誕100年記念

今日は立川で『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空(そら)の花束 シェイミ』を観てきました。ああ、もちろんぼくが観たかったわけではなくて、子どもに見せるためですよ。


立川といえばオリオン書房。ノルテに寄りました。エスカレータをあがると、ワゴンに先日記事で紹介した『シンセサイザークロニクル』が山積み、しかも『テルミン』と一緒に(わかってる!)。「今日のハヤカワ文庫さん」も、これまでに見たどの書店よりもたくさん並べてるじゃないですか! エコ本コーナーでは、水族館本がPOP付きで平積みだ……やっぱりオリオンはいいなあ。



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Why so serious?……ダークナイトが(かなり)すごい

前評判が高いのは聞いていましたが、なになに、《全米興行成績、「ダークナイト」がV4達成、歴代成績2位も目前に》ですか(08/11 all cinema HEADLINE)。記事によれば、
《週末の全米映画興行成績は、公開4週目となる「ダークナイト」が新作の追撃をかわしてみごと首位キープに成功した。累計は4億4154万ドルとなり、ついに「シュレック2」を抜いて歴代3位まで浮上、2位の「スター・ウォーズ」越えもいよいよ時間の問題となってきた。》
なのだそうです。いやはや。


だから、というわけではぜんぜんないのですが、ぼくも前から気になっていたので、早速観てきましたよ。




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新しい太陽、高機能自閉症、宝島SUGOI……最近買った文庫たち。

先日ルーエまとめ買い、以外の購入文庫です。


  • ジーン・ウルフ『警士の剣 新しい太陽の書3』(ハヤカワ文庫)
  • ジーン・ウルフ『独裁者の城塞 新しい太陽の書4』(ハヤカワ文庫)
  • 泉流星『僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活』(新潮文庫)
  • シートン『ぎざ耳ウサギの冒険』(集英社文庫)
  • 別冊宝島編集部『戦後ジャーナリズム事件史』(宝島SUGOI文庫)


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大人の科学シンセサイザークロニクルがすごい

東京国際ブックフェア学研ブースで展示されているのを目にして以来、発売を心待ちにしておりましたよ。


  • 大人の科学マガジン編集部 『大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル』(学研)


アナログシンセが付録って、そんなのアリですか。その発想がすばらしすぎます。このつまみのついた、いかにもアナログなルックス。この箱を見て心を躍らせない元工作少年/元プラモ少年がいるとは思えません。


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ハプニングに(いろんな意味で)絶句……

コメントのしようが、ありません……。



ハプニング

ホラー、特撮、SF好きを公言しているぐらいですから、ダメ作品には寛容なほうだと思うのですが、それでも、コメント、それも好意的なコメントのしようのない作品というのはあるんですねえ……。


まあ、すでに『サイン』とか『ヴィレッジ』を観ているわけですから、こちらも期待しなければいいのですが、もしかして『シックス・センス』のときの驚きが再び、と思ってしまうんですよねえ。


ファンの方がもし読んでたらごめんなさい……。



エプソン品川アクアスタジアムでイルカショー

今日は本に関係のない話をひとつ。


お盆休みの時期ということで、今日は夏休みをとり、娘と2人でエプソン品川アクアスタジアムへ行ってきました。お盆の時期は都内は空いてる、なんてのは幻想なんでしょうか、いやはや、それはもう大変な混雑で、ショーの席取りが大変なほどでしたよ。


ここ、水族館としては規模は小さめで、魚の種類も少なめなんですが、ドワーフソーフィッシュという、日本どころか世界中でもここでしか展示されていないという、大変めずらしい魚を見ることができるのです。難しそうな名前ですが、ノコギリエイですね。こんな感じ。


ノコギリエイ

ね、すごいでしょ。一度見たら忘れられない外見です。同館の「サメとエイの海中トンネル」で見られます。名前の通り、水槽がトンネル状になっているので、天井部分を泳ぐときは裏側も見られますが、この裏側がまたものすごいインパクト。いくら眺めていてもあきません。この子の姿を見るためだけにでも通いたいぐらいです。


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のらくろ喫茶店、BGMは鈴木茂

先週の京王古書市はみなさん、もちろん行きましたよね。今回は目録で注文していた本が何冊もあたっていてほくほく、しかも、うち1冊はこれですよ。


  • 田川水泡『のらくろ喫茶店 のらくろカラー文庫15』(講談社)

のらくろ喫茶店

↑帯付き美本です。


ああ、うれしいなあ。数年来の探求書だったんです。

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ムーミン、SFマンガ、ウルトラ怪獣……今日買った文庫たち。

書名だけ並べると、とてもまもなく不惑のおやじが買った本のリストとは思えません……。


  • 冨原眞弓『ムーミン谷のひみつ』(ちくま文庫)
  • 米沢嘉博『戦後SFマンガ史』(ちくま文庫)
  • ブレインナビ『ウルトラ怪獣列伝 ウルトラマン・ウルトラセブン編』(PHP文庫)


『ムーミン』本は、アニメのほうではなく原作ムーミンの世界が好きな人なら手を伸ばしたくなる1冊でしょう。帯に《あなたは誰が好き?》とあります。空犬はというと、もちろんスナフキンですよ。

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片腕にマシンガン(またはチェーンソー)……片腕マシンガール礼賛

いやはや、ものすごーく期待はしていたのですが、いくらなんでも、ここまですごいとは思いませんでしたよ。しびれまくりました。



片腕マシンガール海外1片腕マシンガール海外裏

↑こちらは海外版ポスターを元にしたチラシ表(左)と裏(右)。このビジュアルは素晴らしすぎる。


片腕マシンガール国内表片腕マシンガール国内裏

↑こちらは国内版ポスターを元にしたチラシ表(左)と裏(右)。イラストはもちろん江口寿史。


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乱歩関連新刊はまたまた高額本

今日はおやじ(レトリックなおやじじゃなくて、実の父親)と銀座で一杯飲ってきました。父親が自分と同じ年齢のときに、どこで何をしてたか、なんて話をするのは、なんだか不思議な感じです。


さて。乱歩本、またまたこんなのが出てしまいましたよ。


  • 平井隆太郎『乱歩の軌跡 父の貼雑帖から』(東京創元社)


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パワードスーツ、宇宙大怪獣ギララ……最近観た映画たち。

あいかわらずこんなの(つまり、怪獣とか、特撮とか)ばっか観てます。



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格闘技、80年代文化……最近買った文庫たち。

新書ブームが落ち着いたと思ったら、今度は文庫ということなんでしょうか。最近になって、ポプラMF文庫ダヴィンチほか、いくつか新しい文庫レーベルが出てきましたね。それにしても、まさか、白夜書房から文庫が出るとは。2冊とも即買いです。


  • 菊地成孔『サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍』(白夜ライブラリー)
  • 宮沢章夫『東京大学「80年代地下文化論」講義』(白夜ライブラリー)


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徘徊老人、広瀬正復活、月夜と兎……最近買った文庫たち。

恒例という感じのBOOKSルーエでの文庫買い出し、今回はこんな感じです。


  • 種村季弘『徘徊老人の夏』(ちくま文庫)
  • 広瀬正『マイナス・ゼロ』(集英社文庫)
  • 朝倉かすみ『ほかに誰がいる』(幻冬舎文庫)
  • マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッバ』(河出文庫)
  • 矢川澄子『兎とよばれた女』(ちくま文庫)
  • 中野純『図解「月夜」の楽しみかた24』(講談社α文庫)
  • 池上彰『そうだったのか!現代史』(集英社文庫)

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洋販倒産……ABCは? 流水は?

今朝は書店がらみのニュースが2本、目につきました。まずはこれ。「大日本印刷が書店大手「丸善」を子会社化」(8/1付読売新聞)。


そして。「ネット書店に押され… 洋書の老舗 洋販 自己破産 青山ブックセンターは継続」(8/1付東京新聞)、「「洋販」自己破産 ブックオフが青山ブックセンター支援」(7/31付朝日新聞)。2件とも、「新文化」に関連情報と記事のリストがありますので、ぜひご覧ください。


書店業界、出版業界に身を置くものにとっては、どちらも無視できないニュースですが、やはりよりショッキングなのは、後者、でしょうか。というのも、《日本洋書販売が破産手続き開始の申立て、洋販ブックサービスはブックオフ支援で民事再生へ》(「新文化」速報の見出しより)とのことだからです。


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