引越のもろもろがようやく落ち着き、パソコンに向かう時間もとれるようになりました。
先日、26日(金)が仕事納めだったので、お世話になった書店さんに顔を出して帰ろうと、ジュンク堂書店新宿店と紀伊國屋書店新宿本店を訪ねたんですが、知り合いの書店員さんには一人も会えず。残念。池袋、中野、吉祥寺にも寄っていこうか迷ったのですが、時間切れで断念。
というわけで、今年もたくさんの書店員のみなさんに、公私ともにお世話になりました。自分のブログなんて場でなんですが、御礼申し上げます。ありがとうございました。また来年もたくさんの本屋さんを訪ねて、たくさんの本を買って、たくさんの書店員の方々と本の話をしたり楽しいお酒を飲んだりしたいものです。
さて。今年の冬休み読書本です。部屋の中が本の山で足の踏み場もない状態で読書どころではない気もしているのですが、それはともかく、読む時間があったらこれらを読もうと、すでにベッドサイドに用意だけはしてあります。さて、読み切れるかどうか……。
- 貴志祐介『新世界より』上下(講談社)
- クリス・ジョーンズ『絶対帰還。』(光文社)
- 伊藤計劃『ハーモニー』(早川書房)
【“書店のみなさま、今年もお世話になりました、そして冬休み読書本”の続きを読む】
突然ですが、引っ越しました。我ながら、年の瀬のこんな時期に何も、という気がしないでもないのですが……。
本持ちの引越はほんと、大変です。こうしたパソコンはなんとかつながったのですが、家の中は、段ボールの山、山、山で、しかも多くが本。なんか、本の倉庫で暮らしてるみたい……。
しばらくは、この状態をなんとかするのに注力しますので、本ブログの更新もちょっと空いてしまうかもしれません。また、年末年始の飲み会や集まりの件で、メールのやりとりをさせていただいているみなさま、このような次第で、ちょっとレスが遅くなるかもしれませんが、どうかご勘弁ください。
年内に復帰して、今年のベスト本とかベスト映画の話を書かなくちゃと思っております。
冬の古書市の紹介です。
第8回 古書市
会期:2008年12月26日(金)~30日(火)
時間:午前10時~午後8時(最終日は午後5時閉場)
会場:京王百貨店新宿店7階大催場
↑夏のと同じB5判で写真ページとモノクロページを合わせると200ページ近い立派な目録。
【“冬もやっぱり古書市です”の続きを読む】
SF者にとって重要人物と言っていいこんな方々がこの秋から冬にかけて続けてお亡くなりになりました。
アッカーマンがどういう人物かは、上の記事にくわしいのでそちらをご覧ください。この見出しだけで、SF者にとっては超のつく重要人物、恩人といっていい存在であることがわかりますよね。
【“SF周辺の3つの訃報 ”の続きを読む】
先日の仲良し書店員さんたちとの忘年会では、今年のベスト本は何か、なんて話でもりあがったのですが、書店の店頭にもその手の話題の本や雑誌が目につきますね。
そんななかから、この3冊を購入しました。
- ダカーポ特別編集『今年最高の本 BOOK OF THE YEAR 2008』(マガジンハウス)
- 本の雑誌増刊『おすすめ文庫王国2008年度版』(本の雑誌社)
- 『本の雑誌』2009年1月号(本の雑誌社)
「今年最高の本」、タイトルと表紙を見て、あれれと思ったら、休刊になってしまった『ダカーポ』の定番だった特集がムックで復活です。
【“今年のベスト本、そして、「本の雑誌」の危機?! ”の続きを読む】
先週は、吉祥寺書店員の会「吉っ読(きっちょむ)」の忘年会、そして先日はジュンク堂書店のSさん、紀伊國屋書店のKさんと、書店員仲間との忘年会が続きました。
この1年をふりかえって、ベストは何かなんて、本の話をしながらのお酒の席はたいそうたのしいのですが、でもわたくし、ほんとはお酒なんか飲んでる場合じゃあ、ないんですよねえ、これが。
というのも、わたくし空犬は、今月が誕生月なんですが、健康診断代わりの人間ドックを毎年この時期に受けることになっているんです。年齢と食生活の割に、あんまりこれという悪いところもなく、体型的にもメタボ的な悩みも無縁だったりして、総じて健康なほうだと思うのですが、1点だけ、毎回黄色信号なところがありまして……尿酸値なのです。
【“書店員のみんなと忘年会”の続きを読む】
めずらしく予約までして待ってました。届くのがこんなに待ち遠しかったDVDは最近、というか思い出せるかぎりなかった気がします。本日、届きましたよ、ようやく、これが……。
バットポッド付きのプレミアBOXとフィギュアなしの2枚組特別版がありますが、ぼくは後者のほうを購入。
【“即買必至! ダークナイトのDVD、とうとう発売です!”の続きを読む】
すごい本が出ましたよ。
- 西村義孝『佐野繁次郎装幀集成 西村コレクションを中心として』(みずのわ出版)
装丁に関心のある方には説明不要の名前でしょう。佐野繁次郎ってだれ?という方は、たとえばこちらやこちら、こちらをご覧ください。
【“装丁好き必見のすごい本が出ましたよ……佐野繁次郎装幀集成”の続きを読む】
なんだか気になります、これ。「「宇宙ビール」試飲に60人招待 サッポロが募集」(12/2付朝日新聞)。「宇宙」ってつくだけで、ビールのような日常の飲み物が、とたんに未知で異次元な物体に変身するから不思議です。っていうか、ぼくが単純なだけかもしれませんが……。
《サッポロビールが、国際宇宙ステーションで5カ月過ごした大麦の子孫からつくった麦芽100%ビール「SAPPORO Space Barley(サッポロ スペース バーレイ)」を完成させた》のだそうです。これで「宇宙ビール」。いいなあ、このネーミング。
宇宙と言えば、本ブログでは星だの月だのSFだのの話をたびたび取り上げてますが、あいかわらず、読んでもよくわからなかったりするこのような宇宙本たちを買ってます。
- 佐藤勝彦『宇宙論入門 誕生から未来へ』(岩波新書)
- 『ブックガイド〈宇宙〉を読む(岩波科学ライブラリー152)』(岩波書店)
- リチャード・コーフィールド『太陽系はここまでわかった』(文藝春秋)
【“宇宙ビール、宇宙論、太陽系……最近買った宇宙本たち。”の続きを読む】
本日12/6(土)、吉祥寺ロンロンの弘栄堂書店跡地に、ブックファースト吉祥寺店がオープンしました。
近隣に新店オープンとなれば、いつもなら喜びいさんで駆けつけるところ。でも、今回は見たいような見たくないような……フクザツな気分です。結局、吉祥寺に用事があって、家族と出かけたついでに、見に行ってしまいました。
【“ブックファースト吉祥寺店がオープンです ”の続きを読む】
- 寺山修司『花嫁化鳥』(中公文庫)
- 鴻巣友季子『翻訳のココロ』(ポプラ文庫)
- 山本亜紀子『穴』(角川ホラー文庫)
今日は吉っ読仲間で、渋谷で働くことになったAさんを訪ね、リブロ渋谷店へ。まだ雰囲気に慣れていないと本人は言うものの、そこはやはり根っからの書店員、別の店にいても、違う制服を着ていても、ぜんぜん違和感なし、ちゃんとお店にとけこんでました。安心安心。
【“寺山、翻訳、ホラー映画原作……今日買った本たち。”の続きを読む】
ライヴが終わり、そして弘栄堂書店吉祥寺店もほんとに閉店になってしまって、放心状態気味の空犬です……。
まあ、でもいつまでも感傷的なことを書いててもなんだし、落ち込んでる場合じゃないぞ、などと励ましてくださる方もいらっしゃったりするので、ここは気分を切り替えて、またいつもの調子に、じょじょに戻していきたいと思います。
このところ、時間があると毎日のように吉祥寺通いしてたので、神保町以外の書店にはすっかりごぶさたでした。会社帰りに新宿へ。紀伊國屋書店新宿本店にKさんを訪ね、おしゃべり。ブログを読んでくれてたとのこと。忙しそうだし、悲しい気分だろうから、連絡は控えてたんですよー、なんてやさしいことを言われて、うっ、胸が……弱ったハートに沁みます。Kさん、ありがとう。「じんぶんや」と新刊をチェックしてから次へ。
次は、こちらも久しぶりのジュンク堂書店新宿店へ。Yさん、Sさんに会えました。まもなく開店予定の札幌店のお手伝いに駆り出されるYさんとは、札幌の話など。寒さにはめっぽう弱い空犬ですが、札幌出張なら行きたいなあ。
【“久しぶりに新宿書店めぐり”の続きを読む】
| ホーム |