毎回楽しみにしている連載が本にまとまりました。
- 山本貴光『マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻』(本の雑誌社)
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これまでも、後々、貴重な記録となりそうな、コロナ関連本をいくつか紹介してきましたが、これまでに紹介したものとはちょっと切り口の異なる、ユニークなコロナ関連本が出ました。
出版関係の統計をグラフなどを使ってわかりやすく解説してくれる、Y!ニュースの不破雷蔵氏の記事で、先日、電子書籍リーダーが取り上げられていました。
リマスター盤などを聴いていると、今まで聞こえなかった音に気づくことがあります。リマスタリングによって分離がよくなり、埋もれていた音が聞こえるようになったり、新たなミキシングで隠れていたパートが表面に出てきたり、という場合もあるでしょう。いずれにしても、そこにはあったのに自分には聞こえていなかった音、ですね。
取り上げられている作家を愛読しているわけではなく、愛読どころか、1冊も読んだことがないのですが、それでもなんとなく気になる評伝なのでした。
以前の記事で、アラン・ホールズワースの評伝が出るようだということで紹介したことがありました。
早速入手して紹介をと思ったら、刷り部数が少なかったのか、初版は完売、気づいたら品切れ・重版未定で、版元の商品ページもなくなってしまっているではないですか。そんなわけで、入手できずにいたのですが、先日、版を変えて再刊されていることを知り、ようやくという感じで無事に入手できました。
昭和アニメや昭和特撮好きのオールドタイマーが楽しめるコミック作品が、続けて完結になってしまいました(涙)。
80年代がティーンと重なっているギターキッズにとっては神といっていい存在でした。エディことエドワード・ヴァン・ヘイレンが亡くなりました。65歳。
刊行前から楽しみにしていた本ですが、期待通り、というか期待以上の作品でした。
コロナ禍以外にも精神的につらいことがしばらく続いているもので、しばしばちょっとしたことで、めげそうになっているのですが、そんなとき、いちばん効くのは、子どものころ、学生のころに親しんだ本や音楽たちなのだなあ、ということを、実感させられる日々です。