それはないだろうと、さすがに今回、それはないだろうと思っていたんですが、ああ、ノミネート入りなんですね。『1Q84』。「本屋大賞候補に「1Q84」など10作」(1/22読売新聞)。
リリーさんのときも、さんざん言われたり書かれたりしたはず。すでにたくさん売れたもの売ったものを、「売りたい本」として選ぶとは……みたいなことを……。ベストセラーの後付けみたいな賞でいいのか、みたいなことを……。
そのときの経験が活かされるならば、今回は、何か手を打てたんではないでしょうか。書店員の“強い意志”ではずすとか。村上本は思い切って殿堂入りではずすとか、ミリオンははずすとか、間に合わせルールでもなんでもいいから、なんとかできなかったんだろうか……。本屋大賞、どうする……。