以前に、ロンドンの書店のレポートをあげたことがありますが、あれはほんとに例外と言っていいことで、ふだんは海外出張や海外旅行に縁のない生活を送っているものですから、海外の本屋さんをのぞく機会はほとんどありません。
そのような根っからの国内派の本屋好きにとって、海外の書店の様子を教えてくれるレポートはとてもありがたいものです。この空犬通信でも、清水玲奈さんによるDOTPLACE掲載のイギリスの書店レポート「清水玲奈 英国書店探訪」を紹介したことがありました(第1回の紹介はこちら、第2回の紹介はこちらの記事で)。先日、4/25に更新、第4回がアップされましたね。
今回は、最近目についた、海外の書店関連の記事を3つ紹介します。最初は、中国発のこちら。
【“中国の世界最大書店、アメリカの個性派書店……海外の本屋さんの記事は気になります”の続きを読む】
この2月に残念ながら閉店となってしまったブックハウス神保町が、「絵本・児童書専門店ブックハウスカフェ」としてまもなく再開予定であることは先日の記事で報告済みですが、今日、お店の前を通ったら、スタッフのみなさんが店内で開店準備の作業をしているのが見えました。お店の人と話ができたので、簡単に様子を報告したいと思います。
【“いよいよ5/5にオープン……神保町のブックハウスカフェ、続報です”の続きを読む】
毎月1回、主に新刊書店で配布されているフリーペーパー(連載と本稿では「本屋フリペ」と呼んでいます)を取り上げて紹介している版元ドットコムの連載「本屋フリペの楽しみ方」。昨日、連載が更新されました。
【“「本屋フリペの楽しみ方」が更新されました……「ダイワレター」と「BOOKMARK」”の続きを読む】
アラン・ホールズワースの参加作品は、リーダー作、参加バンド作、セッションワークスすべて含めるとそれなりの数になります。Wiki英語版のアランのページには、本稿執筆時点で、スタジオ作品が12、ライヴが3、コラボが5、コンピが3、他のアーティストとの共演・セッションワークとして16アーティスト、計27、合計で50枚のアルバムがあがっています。
ここではとくに思い入れの深い作品についてだけ簡単にふれてみたいと思います。
【“アラン・ホールズワースのこと その3……大好きなアルバムたち”の続きを読む】
アラン・ホールズワース関連の音楽作品はそれなりの数になりますが、書誌関連はそんなに多くはありません。主なものを紹介してみます。
アラン・ホールズワースで1冊となれば、まずはこれをおさえておきたいですね。
【“アラン・ホールズワースのこと その2……雑誌や本など【更新】”の続きを読む】
中高生のころに出会ったヒーローの死は、自分でもびっくりするぐらい衝撃が大きいものですね……。先日、人生でもっとも敬愛するギタリストの訃報に接し、数日過ぎた今なお、呆然としています。「【訃報】アラン・ホールズワース氏=米ギタリスト」(4/17 読売新聞)。
記事を引きます。《英国出身で米カリフォルニア州南部に居住。1970年代からプログレッシブロック系のバンドなどで活動。ジャンルにとらわれず卓越した技巧を駆使する演奏スタイルで「ギタリストの中のギタリスト」などと呼ばれ、83年に発表したアルバム「ロード・ゲームス」はグラミー賞候補に選ばれた》。
4/19付東京新聞の記事「アラン・ホールズワース氏 米ギタリスト」には、《大きな手を生かした独特の演奏テクニックで知られ》と、短い記事ながら、アランの最大の特徴の1つである手の大きさにふれられているのが目を引きます。
(以下、一人のギタリストへの個人的な思いを綴っただけのもので、本にも本屋にも関係のない話題で、しかも3回続きます。すみません。)
【“アラン・ホールズワースのこと”の続きを読む】
スギ花粉が落ち着く4月後半。毎年、この季節はツバメたちがやってくるのを楽しみにしています。
通勤路に毎年観察しているツバメの巣があって、子育ての様子を行き帰りに眺めるのがこの季節最大の楽しみの1つ。今年も無事に我が町武蔵野にツバメたちがやってきたようで、昨日、会社帰りにのぞいたら、いつもの巣につがいの姿がありました。楽しみだなあ。
この季節にツバメたちの姿を目にするのを楽しみにしている同好の士のみなさんに、おすすめのツバメ本たち(の一部)を紹介したいと思います。
【“ツバメたちがやってきた”の続きを読む】
しばらく前の記事に、『ぼくのミステリ・クロニクル』が第七十回日本推理作家協会賞の「評論その他の部門」にノミネートされたと書きましたが、本日、選考と発表がありました。
「評論その他の部門」は「該当なし」となりました。
【“ご報告”の続きを読む】
2017年本屋大賞にノミネート、5位に選ばれた作家、村山早紀さんが出演するトークイベントが6月に行われます。
『桜風堂ものがたり』(PHP研究所)
本屋大賞ノミネート記念・村山早紀さんトーク&サイン会
日時:2017年6月3日(土)
第一部 12:00〜12:40(開場11:30)
*トーク終了後サイン会あり(終了14:00頃)
第二部 15:30〜16:10(開場15:00)
*トーク終了後サイン会あり(終了17:30頃)
場所:大盛堂書店3Fイベントスペース
東京都渋谷区神南1-22-4
03-5784-4900
出演:村山早紀、(第一部聞き手)空犬太郎(編集者・ライター)、(第二部聞き手)鈴木毅(進駸堂中久喜本店)、(司会)山本亮(大盛堂書店)
入場料:500円(特典付き;通しの場合は1000円)
※定員に達し、予約受付を終了したとのことです。
【“本屋大賞ノミネート、『桜風堂ものがたり』の村山早紀さんのトークイベントが開催されます”の続きを読む】
WEBで見かけた本関連施設の記事をツイッターで紹介したら、リツイートといいねが、(当方が発信するものとしては大変めずらしいことに)3桁になっていました。広く関心を持っていただけそうな話題ということで、空犬通信でも紹介しておきます。
記事はこちら。「5万冊の本に囲まれ夢の中へ。本好きにとって極上のホテル」(4/6 The Huffington)。
ポルトガルのオビドスという街にある「リテラリーマンホテル」。「The Literary Man」なる名称からして、もう本好き向けでしかあり得ないようなものになっていますね(笑)。これはいいなあ。
【“5万冊の本に囲まれて……ポルトガルに本好きには夢のような宿泊施設が”の続きを読む】
惜しまれながらも2/20に閉店となってしまった、神保町の絵本・児童書専門店ブックハウス神保町。
跡地の前を通りがかったら、
「絵本・児童書専門店
ブックハウスカフェ
5月5日
オープン!」
という貼り紙が出ていました。
↑店頭の貼り紙(左)。2階の北沢書店が営業中で、階段が中にあるため、入り口のあたりまで入れるのですが、中はこんな感じでした(右)。
【“神保町のブックハウスがブックカフェとして復活?!”の続きを読む】
講談社の新書シリーズ「ブルーバックス」が2000タイトル(!)を超えたとのことで、新聞の記事になっていましたね。「「ブルーバックス」2000巻」(2/23 読売新聞)。すごいなあ。その後、朝日新聞にも。「(舞台裏)「知」を提供、科学新書2000点に」(3/12 朝日新聞)。
当方のような、超文系なのに、宇宙だの生物だのに興味のある身には、読売新聞の記事でもふれられているSBクリエイティブの「サイエンス・アイ新書」と並んで、大変にありがたい叢書で、これまでもずいぶん手にしてきました。
【“祝ブルーバックス通巻2000!”の続きを読む】
3/30に全館リニューアルオープンとなったコピス吉祥寺に、なんと、音楽ショップが、それも、アナログ専門のショップが誕生しましたよ。
↑こちらはコピス吉祥寺のリニューアル案内。
お店は、HMVコピス吉祥寺。場所はA館の2階です。オープン翌日の3/31に、早速同店を訪ねてきました。
↑エレベーター、またはエスカレーター側から行くと、まずはショップの側面が目に入ります。
↑こちらが入り口。
【“吉祥寺に新たなアナログ専門店が誕生……HMVコピス吉祥寺、オープン”の続きを読む】
もちろん喜ぶべきことであることはまちがいないのですが、なんとなく、おこがましいような、恐れ多いような、そんな気がしてしまって、この空犬通信では報告しそびれていました……。『ぼくのミステリ・クロニクル』、ミステリ関連の大きな賞、2つの候補に選出いただきました。
いずれも本の世界ではよく名の知られている賞ですから、賞自体の説明は不要ですよね。
【“まさか、賞にノミネートされるとは……”の続きを読む】
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