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空犬通信

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『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』50周年記念盤

予約注文していたのが届いたその日に、興奮しながら聴きました。



ジャケ サージェント・ペパーズ50周年記念

先日、5/26に全世界同時発売となった『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』50周年記念盤。いくつかのバージョンが出ていますが、ぼくはアナログ2枚組(輸入盤)にしました。


美しいコーティングジャケに、ずっしり持ち重りのする重量盤2枚組。手にするだけで、わくわくさせられますね。早速聴いてみました。ぼくの手元にはふつうの日本盤(東芝EMI)、2003年のリイシュー盤(レーベルがパロルフォンのやつ)があるんですが、いちばん長く親しんできた日本盤と聞き比べてみました。


ぼくは音楽は大好きだし、CDよりもアナログレコードのほうがいいというパッケージ商品へのこだわりはあるんですが、音質云々のこだわりはそんなにありません。というか、安い耳にできているようで、デジタルリマスターだの何周年記念盤だのと言われても、よほど違いがはっきりしているものはともかく、ちょっと音がよくなりました程度だと、どこが変わったの?となることもしばしばです。


そんな程度のリスナーなんですが、今回のはすごい! ヘッドホンで聴くと、良い悪い好き嫌いはともかくとして、その違い自体はあきらかで、これまでとはまったく違う音世界が展開されているように感じられませした。(くどいようですが)ぼくのような安い耳の持ち主でもそんなふうに感じるのですから、音の違いにうるさい方ならば、興味を引かれること必至ではないでしょうか。


どの曲のどこがどう違うのかは、プロ・アマ含めたくさんの方が本や雑誌やWEBの記事に詳細な感想や分析を寄せていますから、ここでは素人の中途半端な分析をさらすことはしませんが、とにかく、昔からビートルズを聴いてきたというファンの方にはぜひおすすめしたいなあと思いました。何度ファンからお金をむしりとれば気が済むんだと、そんな気分の方もいることでしょう。ぼくも、リマスターだの、何周年記念盤だのを何度も買わされるのにはうんざりさせられることも多い一人なんですが、今回のは出費の価値があるのではないかと、そんなふうに思いますよ。


1枚目で盛り上がってしまって、聴き直したりしていたもので、《アルバム収録の13曲の未発表の完全テイクを新たにステレオでミキシングして、アルバムと同じ曲順に並べたものを収録》した2枚目は、買ってしばらくになるのにまだ聴けていません。そちらも楽しみだなあ。


ジャケ サージェント・ペパーズ ピクチャー

↑『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、手元には、先に書いた日本盤2種のほか、ピクチャー盤もあるのでした。これ、高校生のときに阪急32番街にあったダイガで買ったものだなあ。なつかしいなあ。



コメント

ご無沙汰しております。いつぞや秘密のコメントをさせて頂いた者です。ビートルズのことも熱く語ってらっしゃる!と嬉しくなり再びコメントします。
私がビートルズにはまったきっかけはサージェントぺパーでして、それこそ(サージェントに限らず)飽きるほど聴き込んでいますが、今まで聞こえてなかった音が聞こえるなど、ニューミックスには驚かされました。アンソロの頃よりもはるかに進化を感じますし、ジャイルズさんもたぶん意図的にやっているんでしょうね。
あと、ストロベリーフィールズとペニーレインは、やはりサージェントペパーとセットだという印象を今回強く受けました。

ところで空犬さんは中央線沿線のイメージがありましたが、関西のご出身だったんですね。

  • 2024/11/25(月) 21:57:13 |
  • URL |
  • たけるん #-
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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

たけるん さん>
コメント、ありがとうございます。
気づくのが遅くなり、返すのも遅くなってしまいました。

周年記念盤、全部をチェックできているわけではないんですが、ビートルズでは『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』が個人的にはベストで、次が『ホワイト・アルバム』、という感じです。
逆に、『レット・イット・ビー』は個人的には今ひとつ、という感じでした。
このミックスだと、ストロベリーフィールズとペニーレインとの音的なつながり、世界観の共通点などがよりはっきりしますよね。

  • 2024/12/04(水) 00:30:06 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
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