2017年本屋大賞にノミネート、５位に選ばれた作家、村山早紀さんが出演するトークイベントが６月に行われます。
- 『桜風堂ものがたり』（PHP研究所）
本屋大賞ノミネート記念・村山早紀さんトーク＆サイン会
日時：2017年6月3日（土）
第一部 12:00〜12:40（開場11:30）
＊トーク終了後サイン会あり（終了14:00頃）
第二部 15:30〜16:10（開場15:00）
＊トーク終了後サイン会あり（終了17:30頃）
場所：大盛堂書店3Fイベントスペース
東京都渋谷区神南1-22-4
03-5784-4900
出演：村山早紀、（第一部聞き手）空犬太郎（編集者・ライター）、（第二部聞き手）鈴木毅（進駸堂中久喜本店）、（司会）山本亮（大盛堂書店）
入場料：500円（特典付き；通しの場合は1000円）
※定員に達し、予約受付を終了したとのことです。
こんな内容のイベントです。大盛堂書店の案内ページから引きます。
《今年の本屋大賞候補にもノミネートされた村山早紀さんの書店愛にあふれる感動の物語『桜風堂ものがたり』。刊行記念イベントを昨年９月に当店にて開催しましたが、今回本屋大賞ノミネートを記念し、再びトークイベントの開催が決定。
第一部には、前回に引き続き書店のことといえばこの方、編集者・ライターの空犬太郎さんを、第二部には、店頭でのさまざまな試みが本・書店好きの間で大きな話題となっている、栃木県小山市進駸堂中久喜本店店長・鈴木毅さんをお迎えします。
本書の魅力はもちろんのこと、ノミネート裏話や書店・書店員に関することも十二分に語りつくします。ぜひご来場ください》。
東京・渋谷の大盛堂書店では、『桜風堂ものがたり』の刊行時にもトークイベントが行われ、そのときもトーク前半で聞き手をつとめたのですが、光栄なことに今回もトーク聞き手にと声をかけていただきました。（新刊刊行時のイベントについてはこちらを。ちなみに、その前年にもイベントでご一緒しています。そのときのことはこちらをどうぞ。）
今回は昨年同様、トークは二部構成。空犬は、うち、前半、第一部の聞き手をつとめます。第二部が現役書店員とのトークですので、本書の舞台である書店のこと、作品でも丁寧に描かれている書店員の仕事のことについては、第二部にゆずり、当方の担当パートでは、賞のことなど、別の切り口で村山早紀さんから楽しいお話をたくさん引き出したいと思っています。
申し込みは、店頭で、もしくは電話・メールにてお店まで連絡をとのことです。予約は第一部・第二部いずれかのようですが、5/20以降、両会が定員（各40名）に達していない場合は、通しでの予約も受け付けるそうです。くわしくは、大盛堂書店のイベント案内ページをご覧ください。
トークショー終了後、サイン会が行われます。対象は『桜風堂ものがたり』のみですが、持ち込みでも同店で当日購入したものでもどちらでも大丈夫とのことですよ。サインご希望の方は本の用意をどうぞお忘れなく。
ぼくは文芸担当の編集者でもなんでもないのですが、村山先生は話題が豊富で、しかも、電子デバイスなどのガジェット類の話とか、昭和の特撮・アニメの話も大得意なので、先生とのトークでは毎回、聞き手の立場を忘れそうになるほど、進行役自身が楽しませてもらっているほどです。作品を読んでいるだけでは知り得ないような、作家の意外（といっていいでしょう）な一面も見聞きできると思いますよ。
村山先生のトークイベントは、昨年も一昨年も、当方が告知をがんばるまでもなく、あっというまに定員になっていましたから、村山先生の昔からのファンはもちろんのこと、今回の本屋大賞ノミネートで村山先生の名を知ったという方、この作品からファンになったという方も、村山先生の話を直接聞くチャンスですので、ぜひお見逃しなく。
村山早紀（むらやまさき）
長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著作に『シェーラひめのぼうけん』（童心社）、『魔法少女マリリン』（教育画劇）、『アカネヒメ物語』（岩崎書店）、『はるかな空の東』（小峰書店）、『風の丘のルルー』、『コンビニたそがれ堂』『天空のミラクル』シリーズ、『ルリユール』（いずれもポプラ社文庫ピュアフル）、『黄金旋律』（PHP文芸文庫）、『かなりや荘浪漫』（集英社オレンジ文庫）、『竜宮ホテル』シリーズ（徳間文庫）など多数。
