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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

毎夏恒例! リブロ渋谷の「うらなつ2011」が始まりましたよ

今日は、新刊案内他の用事で、書店回り。渋谷を回ってきたんですが、この気候だと、渋谷駅近辺からMARUZEN&ジュンク堂書店がすごーく遠く見えるなあ。せっせと坂を登って、たどり着いてから、担当さんが休みだったことを知らされたときのショックといったら……。


弱音はさておき。リブロ渋谷店、毎夏恒例のフェア、「うらなつ2011」が先週から開始とのことなので、今日、店頭の様子をのぞいてきましたよ。


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↑夏文庫と同じ平台のいつもの場所で展開中。ピンクのフェア帯が目を引きます。(写真は、空犬がお店の許可をもらって、撮影したものです。
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↑こちらは、夏文庫の選書リスト。


ちなみに、この「うらなつ」、ご存じない方のために、どんなフェアかというと、同店Yさんが、ツイッターでこんなふうに説明していますよ。《【うらなつ】今年もはじまりました、渋谷店オリジナル夏の文庫フェア「うらなつ」。渋谷店スタッフと出版関係者有志によるおすすめ文庫100冊。全てにコメント付いてます。西島大介さんのイラストが目印!皆さまのご来店お待ちしております☆(渋谷店Y)》。


この空犬通信では、昨年も取り上げています。昨年の様子はこちら


「うらなつ」と言えば、この独自帯。写真でご覧いただける通り、すべての本に、手書き(一部そうでないものもあり)の帯がかかっています。帯のイラスト、毎年、イラストレータも変わるんですが、昨年は本秀康さん、今年は西島大介さん。すごい人を確保してますよね、毎回。


わたくし空犬も、3年目になるのかな、昨年に引き続いて参加させてもらっていたりします。ちなみに、「空犬」名義ではなくて、本業の方の名前で参加してます。


この時期、文庫と言えば、大手3社の夏文庫。店頭はそれで手一杯ということなんでしょうか、昨年も書きましたが、この大手3社のほかに、夏文庫としてお店独自のものを展開しているところはいくつかはありますが、そんなに多くはない感じですよね。昨年と同じく、渋谷で見るかぎりでは、リブロだけかな。


Aさん、Yさんに会えたので、これは誰が選んだもの、これはどんな本、などと、並んでいる本をネタにしばしばおしゃべり。いかにも○○さんが選びそうな本だなあ、というのもあれば、渋谷の夏文庫にこれを選ぶのか、とびっくりするようなものまで、いろいろで、この統一感があるんだかばらばらなんだかわからないところが、このフェアのおもしろいところ。大手3社の夏文庫とはノリの違う本(もちろん、なかには著者が重なっているものもありますが、全体として)がずらりと並ぶ様子は眺めるだけでも楽しいものです。


フェアは8月末ごろまでの予定だとか。まだ2月ほどありますから、自分の選書分の売れ行きチェックも兼ねて、何度かのぞいてみようと思っています。とっても楽しいフェアなので、渋谷で本をチェックする際には、ぜひのぞいてみてくださいな。


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↑「うらなつ」、参加者としては、やっぱり何か買いたくなります。今日はこんなのを買いましたよ。1冊は、Yさん強烈プッシュ(なにしろ、10年に1冊レベルだといいますから)のもの、もう1冊は、知らない作家・読んだことのない作品ということで選んだものを。