以前の日記で河出書房新社が創業120周年だと紹介しましたが、中央公論新社も同じく創業120周年ということで、あちこちの書店で中公文庫のフェアが開催されているようですね。
120周年記念に合わせた名著の限定復刊や、看板雑誌『中央公論』やなつかしい文芸誌『海』の財産を活かした120周年記念刊行タイトルもあるようで、なかなかにぎやかで、本好きの興味を引くラインナップになっているようです。
なお、「中公文庫創刊120周年記念」となっているのをネットで見かけましたが、120周年は、創業1886年の中央公論新社本体のほうです。文庫は、1973年の創刊。
中公文庫といえば、岡崎武志、坪内祐三らプロの本読みや古本者からの支持が非常に高い文庫。今回の『中央公論社創業120周年記念企画』5点にも、本好きの興味を引きそうな、いかにも中公文庫らしいタイトルが並んでいるので、ちょっと紹介しておきます。
- 中公文庫編集部編『中公文庫解説総目録1973~2006』
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