最近、映画関係は禁欲気味で、取り上げるのはおさえていたのですが、観た映画がちょっとたまってきちゃったので、3回に分けて、ごく簡単に報告してみます。まずはおバカ編、先日の日記で紹介したこの2本から。
- 『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(監督:ジャレッド・ヘス)

これ、最高でした。全編に笑い、それも爆笑というよりはくすぐり系の笑いの地雷が埋め込まれているのに、ブラック兄貴のノリに合わないのか、ヘスのオフビートな感覚がダメなのか、それとも英語にスペイン語が混じる言葉の問題なのか、とにかくどういうわけか、館内の他のお客さん、くすりとも反応しません。1人でわはははとやるのも嫌なので、こっそり笑うのに大変苦しい思いをしました。特に、イグナシオ(ジャック・ブラック)のタッグパートナー、「ヤセ」(メキシコ人俳優ヘクター・ヒメネス)が登場するシーンとか、イグナシオが試合前に美人シスター、エンカルナシオンへの思いを自作の歌で熱唱するシーンなんて、もう最高! 思い出すだけで笑えます。
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