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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

ナチョ、蛇……最近観た映画たち。1(おバカ編)

最近、映画関係は禁欲気味で、取り上げるのはおさえていたのですが、観た映画がちょっとたまってきちゃったので、3回に分けて、ごく簡単に報告してみます。まずはおバカ編、先日の日記で紹介したこの2本から。



ナチョ、チラシ

これ、最高でした。全編に笑い、それも爆笑というよりはくすぐり系の笑いの地雷が埋め込まれているのに、ブラック兄貴のノリに合わないのか、ヘスのオフビートな感覚がダメなのか、それとも英語にスペイン語が混じる言葉の問題なのか、とにかくどういうわけか、館内の他のお客さん、くすりとも反応しません。1人でわはははとやるのも嫌なので、こっそり笑うのに大変苦しい思いをしました。特に、イグナシオ(ジャック・ブラック)のタッグパートナー、「ヤセ」(メキシコ人俳優ヘクター・ヒメネス)が登場するシーンとか、イグナシオが試合前に美人シスター、エンカルナシオンへの思いを自作の歌で熱唱するシーンなんて、もう最高! 思い出すだけで笑えます。


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早稲田、不思議、青春、川端……今日買った(届いた)本たち。

  • 向井透史『早稲田古本屋街』(未来社)
  • 水木しげる『不思議旅行』(中公文庫)
  • 小松左京『やぶれかぶれ青春記』(旺文社文庫)
  • 川端康成『伊豆の踊子・骨拾い 川端康成初期作品集』(講談社文芸文庫)
  • 『ギターマガジン』2006年12月号(リットーミュージック)


『早稲田』は以前の日記で紹介した『早稲田古本屋日録』の著者による2冊目の単行本。エッセイ的読み物の前著と違って、今回は、早稲田古本屋街の古書店主たちに取材した、ルポ的な中身。早稲田古書店各店が開店するまでの経緯、二代目店主、古本市と、早稲田古書街が今のかたちになるまでの貴重な記録になっている。

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