今日は会社帰りに、往来堂書店に寄ってきましたよ。
往来堂書店さんには、ブックンロールの資料として配付した「往来っ子新聞」を提供していただいていました。本日は、そのお礼ということで、イベントで配った資料のセットをご担当のHさんにお届けがてら、前回訪問時には買い物もできなかったので、ゆっくり店内を見せていただこうと思った次第。
↑店頭の様子。日が落ちてからの感じ(右)もいいですね。
↑「往来っ子新聞」、最新号他、前回いただいて来なかった号をゲット。55号には橋本治さんのインタビューが収録されてます。
↑往来堂版の夏文庫、といっていいでしょう、乱歩ファンにはネーミングだけで気になってしまうD坂文庫の棚。
↑D坂文庫には全点(!)にこの、オリジナル帯がかかっています。しかも、写真でご覧いただけるでしょうか、デザインこそ共通ですが、文言は各本独自のものになっています。
↑文庫サイズの立派な冊子もありますよ。選書は、お店のスタッフのみなさんのほか、出入りの版元関係者や、お店と親しいライターさんなども。ブックンロールに来てくださった方の名前もありました。
2冊買うといただけるという「乱歩メモ帖」。乱歩者としてはゲットしないわけにはいきませんよね。3冊お買い上げで、無事入手できました。手作り感に充ち満ちた作りに、ちょっと感激……。「これ、すごいですねえ!」「いやあ、むだにがんばってて……」、と、ご担当のHさん。
むだながんばり?……どこかで聞いたなと思ったら、おお、BOOKSルーエの花本氏が、そして吉っ読の空犬氏がよく言われていることではないですかっ! 同好の士、ってことでしょうか(笑)。「情熱があさっての方向に向いている」とは、ある書店員さんが、花本くんだったか、BOOK EXPRESS ディラ上野店の長谷川さんだったかの、フリペの姿勢を指して言ったことだったかと記憶しますが、まさに、このお店で展開されているいろんなことたちも、「アサッテの情熱」に貫かれたものだとお見受けしました。ちなみに、本日の空犬の通勤読書は『アサッテの人』(講談社文庫)です!
↑ふだんはブックカバーはお断りするんですが、初めてのところとか、久しぶりのところでは、かけてもらうことも。今日は久しぶりだったのと、ここで紹介したいので、1冊だけかけてもらいました。
本日のお買い上げはこんな本たちです。上の3冊がD坂文庫からのセレクトです。
うち2冊は、すでに所有している感が濃厚だったんですが、まあいいや、と思って買ったら、1冊だけダブりでした。まあ、いいよね(苦笑)。
というわけで、往来堂書店、夕方の短時間でしたが、今日はとても楽しいひと時を過ごせましたよ。この規模の本屋さんで、来るたびに発見があるというのは、すごいことだと思うのです。神保町に職場があり、しょっちゅう新宿他の大型書店に出入りしている身には、ほんと、新鮮な感じです。これで、帰りに行きやすいところにあったら、もっとしょっちゅう通えるのになあ、なんて詮無いことを考えたりしてしまいました。