「吉っ読」の版元さん向けお披露目会を近々に控え、物理的にも精神的にも大忙しの空犬です。空き時間のすべてを「吉っ読」関連の準備だのなんだのにつぎこんでいる状態なので、しばらくブログは簡略版になるかも、です。
さて、最近買った本たちです。
- 福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)
- 最相葉月『あのころの未来 星新一の預言』(新潮文庫)
- 田村功『ベルギービールという芸術』(光文社新書)
- 野呂邦暢 『丘の火』(文藝春秋)
- トルーマン・カポーティ『真夏の航海』(ランダムハウス講談社)
- 『映画秘宝』2007年8月号(洋泉社)
“本と酒をこよなく愛する千葉近辺の書店員&出版社員”の集まり酒飲み書店員のみなさんの会に参加させていただけることになり、「吉っ読」会長の2人、ブックスルーエ花本氏と弘栄堂書店岡田氏、空犬の3人で、船橋まで行ってまいりました。
いやはや、この人数、この活気! 大変な盛り上がりぶりに、最初は驚いてしまいました。ただ、入りにくい雰囲気はまったくありません。まだ実体もないに等しい、得体のしれない書店グループの代表を名乗る我々を、実にあたたかく迎えてくださり、会のこともいろいろと教えていただきました。うわさに聞いていましたが、うわさ以上、想像以上に楽しい会でした。とくに、ときわ書房のUさん、堀江良文堂のTさんには会の話をたくさん聞かせていただきました。あらためてこの場を借りて御礼申し上げます。
ただ、教えをこうだけではやはりつまらない。そこは「吉っ読」が3人しておじゃましたかいがないというもの。名刺を交換しまくった後、お話をする機会のあった方には、「ルーエの伝言」を配布し、「吉っ読」のキャラ「ぶっくん」の愛らしい姿を見せ、吉祥寺でおもしろいことをやります、吉祥寺にぜひ来てください、吉祥寺吉祥寺と、3人で吉祥寺をそこここで連呼、大いに宣伝活動にも励んできたのであります。その効果なのかどうか、吉祥寺での例会に参加したいという方までいらっしゃいました。
うれしいのは、「新文化」の花本氏連載「ルーエからのエール」を読んで、また書店ネットワーク経由で、「吉っ読」のことをすでに聞き知っていたという方が複数いらっしゃったこと。ありがたいことです。
というわけで、今日お目にかかった方、全部のお名前を挙げることはできませんが(なにしろ、今日名刺交換した方々の名刺、手元のを数えると約30枚ですから……)、あらためてお礼を言いたい気分です。ありがとうございました。「吉っ読」会長の2人も大いに刺激になったことでありましょう。さて、次は、「吉っ読」の会です。今月末に予定しています。今度の会は比較的大きい物になりそうです。その会については、またこのブログでも報告したいと思います。