三鷹の古本屋、上々堂で発見です。
- キース・ロバーツ『パヴァーヌ』(扶桑社)
SF名作の新装版登場に喜ばされたり、星新一評伝のすばらしさに圧倒されたり、早川本日本SFランク1位&2位作品が世評に違わぬ高水準なものであったことに驚かされたりが続いていたせいか、妙にSF気分が高まっています。そういうときに書店にいくと、関連本が目につくんですよね。
これ、先日紹介のちくまプリマーでも絶賛されていた歴史改変SFの傑作。評判が高いのは以前から知っていましたが、最初がサンリオSF文庫、扶桑社で復刊されたのもすぐに品切れ・絶版で、なかなか入手できずにいたもの。気分がそちらに向いているときって、こういうのがさらりと見つかったりするんですよねえ。
◆今日のBGM◆
- 『亡き王女のためのパヴァーヌ』
「パヴァーヌ」ってことで、こんなのを。この『ギター・ドリームス』は山下和仁やイエペスら、デュオまたはトリオの演奏を集めたコンピ。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、ジョン・ウィリアムスの演奏です。