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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

本屋さんはどうなる?!……緊急事態宣言発令後の書店の営業状況 【更新】

4/7に東京他7都市で緊急事態宣言が発令されたことを受け、全国あちこちの書店が営業時間短縮まはた一時閉店・休業となっています。


こうした特殊な状況下での出版流通関係の情報とりまとめは、当方の手に余るものですが、本・書店に関心のある方に参考になりそうなまとめのサイトおよび取次関連の情報のみ、ご案内しておきます。



書店の営業状況については、こちらのサイトに情報がまとまっています。



mizuho furuhataさん(@mie_furu)による「出版業界ニュースまとめ」は、毎日更新の業界情報まとめということで、チェックしている出版書店関係者、本好きも多いかと思いますが、そちらの番外編で、《書店および館の営業状況のニュースのみこちらにまとめます》とのこと。随時更新されています。


追記(4/9):4/8時点のものということで、こちらの記事にも書店の営業関連情報がまとまっています。



上記のまとめやツイッターに流れる情報を見ていると、全国のあちこちで書店が休業になっているのがわかります。たとえば、三省堂書店神保町本店、大阪では紀伊國屋書店梅田本店といった街の顔のような店が、いつも人で賑わっているランドマークのような店が、ひと月ほども店を閉じることになるなんて……本屋好きとしてはショックな話であり光景であるわけですが、関係者のみなさんやお客さんの健康が最優先であることを思えば、こればかりはしかたありませんね……。


すべての書店が店を閉じているわけではなく、営業しているお店もたくさんあるわけですが、気になるのはそうしたお店にきちんと本が届くのかということ。


取次の日販(日本出版販売)とトーハンは、今後の業務体制についてリリースを出しています(以下はいずれもPDF)(追記:中央社と楽天ブックスネットワークを追加しました。)



取次の状況に関しては、業界紙の記事も参考になりそうです。



全国一斉休校の影響で、自宅で学習に使ったり、時間をもてあます子どもたちの娯楽になったりということで、学参や児童書の店売が伸びていることは、新聞やWebの記事でたびたび報じられていました。書店の売上的には、3月は好調だったようですが、外出を控えるムードがこれまで以上に厳しくなる、それより何より、お店自体が開けられない、となると、売上への影響は避けられないでしょう。この4月は、これまで出版の世界が経験したことのない、厳しいものになるのかもしれません。


でも、どんなときにも本は必要だし、こんなときだからこそ本を、ということもあるでしょう。開いている本屋さんにもなかなか足を運べずにいますので、今のところは、気になった本、買おうと思っている新刊は、なじみのお店に注文したり取り置きをお願いしたりするぐらいしかできていないのですが、ほかにも何か本好きにできることはないだろうか、できることは何なのか、考えていこうと思っています。


お店に行けないならば、せめてオンラインショップに、ということで、リストをまとめている方もいます。こちら。



《事態が落ち着いた頃に、また本屋さんに行けるように、その間はせめてOn-line shopに遊びに行こうと、リストにまとめて》いるのは、『ほんのちょっと当事者』(ミシマ社)他の青山ゆみこさん(Yumiko Aoyama)


大規模ECサイトで済ませずに、各店のオンラインショップを利用してみる、いい機会になるかもしれません。



追記(4/10):通販に対応している書店をリストにまとめている方がほかにもいらっしゃいましたので、紹介しておきます。



作成したのは、前者はライツ社(@writes_P)、後者は里山社(@satoyamashakiyo)。本屋さんに行けないなら他の方法で買い物を応援を……本好き本屋好きの思いは同じ、ということで、ぜひこれらのリストを活用いただければ。



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