個人的に縁のある地域ブックイベントが2つ、少し前に始まっています。始まる前にご紹介したかったのですが、ちょっと出遅れてしまいました。
沖縄のブックパーリーは10/12から11/4まで、福岡のブックオカは10/18から11/18まで。それぞれ、期間中にはたくさんの本関連イベントが用意されています。くわしくはそれぞれの公式サイトをごらんください。
ブックパーリーについては公式サイトのほか、こちらの記事もどうぞ。「本まみれ「親子で親しんで」 ブックパーリーあす開幕 11月4日まで沖縄各地でイベント盛りだくさん」(10/11 沖縄タイムス+)。
沖縄といえば、直接ブックパーリーにふれた記事ではありませんが、こちらの記事が、沖縄の書店事情を知るのに、とても参考になります。
- 「新刊も古本も雑貨も並ぶ「まちやぐぁー」な沖縄の書店(離島の本屋ひとり旅・3)」(10/8 DANRO)
- 「沖縄にあった「タトル」の記憶と、本がつなぐ交流(離島の本屋ひとり旅)」(10/21 DANRO)
『離島の本屋』(ころから)の著者、朴順梨さんによる沖縄のブックスポットの詳細なレポートです。写真も豊富で、沖縄の本屋事情(取り上げられているのはいわゆる「本屋」だけではありませんが)がリアルに伝わってきます。
榕樹書林、BOOKSじのん、ちはや書房、ボーダーインクの喜納さん、じのんの天久さん、言事堂の宮城さん、ウララの宇田さん……沖縄滞在中に訪ねたお店や知り合いがたくさん登場していて、読でにると、すぐにも沖縄の本屋さんに駆けつけたくなります。沖縄の書店事情に関心のある身にはうれしい記事ですね。これからブックパーリーに行く人にも、残念ながら行けないという人にもおすすめです。
ちなみに、朴順梨さんのレポートに比べると見劣りすることはなはだしいのですが、沖縄滞在中に訪問した沖縄のブックスポットのレポート、2016年のときのものはこちらに、今年2月のものはこちらとこちらとこちらにまとめてありますので、よろしければ沖縄のブックスポットチェックの参考にしてください。
ブックオカについては、現地の知り合いがパンフレットなど資料一式を送ってくれましたので、紹介しておきます。
↑ブックオカのパンフレット。中にはイベントの一覧・案内と地図が掲載されています。
↑ブックオカ名物の「激オシ文庫フェア」。今回は「福岡の現役高校生と、むかし高校生だった福岡の書店員が選んだ」とあります。
↑ブックオカ婦人部発行のフリーペーパー「読婦の友」5号。座談会のほか、毎日新聞九州・山口版の連載「眼述記 脳出血と介護の日々」でおなじみのタカクラミエ(@takakuramie)さん(本紙では「高倉美恵」さん表記)の「小心者の小部屋」も掲載されています。
沖縄には今年の2月に訪問する機会があったのですが、福岡のほうは最後に訪ねたのは2013年かな。少し間が空いてしまっています。今年は無理そうですが、いつかまたブックオカの時期に訪ねたいものです。