今回の大阪滞在。初めての訪問は正和堂書店鶴見店だけで、ほかはいつもの、という感じのお店なので、ごく簡単に。
今回大阪で寄ってきたのは、以下のお店。
紀伊國屋書店梅田本店、いつも通り過ぎるくらいの時間しかとれないのですが、今回はちょっと時間をかけてあちこちの棚を見てきました。店内に活気があって、陳列にこまかな工夫がされていて、ほんと、店内を歩いているだけで楽しくなるお店です。
清風堂書店、この数年、店内のレイアウトがよく変更されていますが、地下鉄駅側に文庫を集めた現在のレイアウトで落ち着いた感じでしょうか。
隆祥館書店と本おやは、大阪に訪問する機会があると必ず顔を出すようにしているお店。2店とも訪ねると店主(二村さん、坂上さん)と話し込んでしまって、短時間の訪問ではすみませんから、時間に余裕を持って訪ねないといけないのですが、時間に余裕がなくても寄ってしまう、そんなお店です。
いずれもイベントでのご縁もある店で、今回は、本おやで読書会&トークイベントをしてきました。
初めて参加してくださる方もいて、大変に楽しい会になりましたよ。
↑読書会参加者が持ち寄った本。ほんとに楽しい会でした。
ジュンク堂書店大阪本店、2019年3月で開店20年なんだそうです。売り場面積1480坪はオープン当時は全国最大規模とされ(池袋本店の増床前でした)、大いに話題になりましたね。当時の様子はよく覚えていますが、もう20年もたったんですね……。2005年には商圏的に重なるはずのエリアに梅田ヒルトンプラザ店ができ、同店が2018年に閉店になるまでは、西梅田エリアのジュンク堂書店は2店体制でした。
以前に1階にあったコミック売り場はなくなり、跡地にはカタログハウスの店が入っていましたが、9/30に閉店となるそうで案内が出ていました。
コミック売り場がなくなってカタログハウスのお店が入ったのがいつなのか、正確な日がわからないのですが、まだ1年ぐらいしかたっていないのでは? リアル店舗が難しいのは書店だけではない、ということなんでしょうか。
移動中に、あれれ、こんなところに本屋さんが?と思って見てみると、「大阪よみうり堂」とあります。場所は読売大阪ビルの1階。閉まっていたため、中には入れなかったのですが、外から見ると、ワゴンや書棚が見え、本が並んでいるのが見えます。
↑写真では反射で光ってしまって、わかりにくいのですが……。
後で調べてみると、大阪よみうり堂は、《読売新聞社、中央公論新社をはじめ、出版各社の書籍・雑誌や展覧会の図録なども取りそろえてい》るお店というか販売コーナーというか、だそうです。出版社のなかにも、社屋の1階や入り口付近に、自社出版物の展示コーナーや販売コーナーを設けているところがありますが、それをより書店っぽくした感じといったところでしょうか。
移動中に、といえば、こちらも。大阪メトロの駅で「本と出会う週末。」なるコピーが目に飛び込んできました。
大阪メトロの駅で無料配布されている沿線情報誌『Memo with Otomo!』9・10月号。4ページのブックスポット特集「秋の気配がしたなら、本を探して街へ。」が掲載されています。
紹介されているブックスポットは、本や人生のおやつです!!、BOOK AND BED TOKYO SHINSAIBASHI、FOLK old book store、toi books。
うち、先日の記事で紹介したtoi booksについては、小さなコーナーではありますが、店主、磯上竜也さんの写真入りインタビューも掲載されています。
大阪の本好きは忘れずにチェックを。