『女性セブン』4/12号(小学館)に、『幸福書房の四十年』(左右社)の書評というか著者インタビューが掲載されています。
インタビュー本文のほかに、著者である幸福書房店主、岩楯幸雄さんへの質問コーナーがあります。そのなかに「好きな本屋さんはありますか?」という問いがあるのですが、岩楯さんは、西荻窪の今野書店をあげています。
《すばらしい在庫で、うちもこういう棚をつくりたいな、と思う本がそろってますね。棚がピカピカしています》。こんなふうにコメントされています。
《うちもこういう棚をつくりたいな》と多くの書店人に思わせてきたであろう幸福書房。《棚がピカピカしてい》たと多くの利用者に思わせてきたにちがいない幸福書房。その店主のことばです。幸福書房と同じ、駅前の新刊書店、それもチェーンではない個人経営の新刊書店である今野書店のみなさんにとって、これ以上のことばはないのではと思いました。
そして、こんなすばらしいコメントを目にしてしまうと、今野書店の関係者でもなんでもない、同店の一利用者でしかない当方まで、なんだかうれしくなってしまうのでした。
↑50周年記念限定リーフレット「コンノコ」Vol.4。今回の書き下ろしエッセイは北尾トロさん。過去3号は、必ずしも今野書店について直接ふれられたものではありませんでしたが、今回は、今野書店(と店主の今野さん)へのトロさんの思いが感じられる、あたたかい一文になっています。
↑50周年記念ブックカバーが、4月から春バージョンに切り替わりました。店主今野さんのご厚意で、未使用のを数枚いただいています。お店で買い物をすればかけてもらえるものですから、ぜひそのようにして入手してほしいと思いますが、遠方で行けない、でもほしい!という方もいらっしゃるでしょう。そのような方がいらっしゃいましたら、コメント欄にてご一報を。必ずお届けできるとはかぎりませんが、場合によりお届けできるかもしれません。(数にかぎりがあります。また、お渡しを確約するものではありません。)
今野書店の50周年記念限定リーフレットとブックカバーについては、こちらの記事もぜひ。
ところで。今年は、50周年記念限定リーフレットを毎月発行し、ブックカバーを季節ごとに入れ替えるだけでもお店のみなさんは大変だと思いますので、イベントや特別な会は難しいかもしれませんが、周年明けの、2019年初めなら可能かも、ということで、何か50周年の記念イベントをしませんかと、今野さんに勝手にアイディアをぶつけたりしている(そそのかす、というか、たきつける、というか(苦笑))ところです。まだ何も決まっていませんが、もしそのようなイベントが実現となったら、同店の利用者のみなさんだけでなく、出版書店業界で、同店に縁のある方、お世話になっている方も含めて、たくさんの方が集まるのではないかなあと夢想しています。