大好きな本屋さんに声をかけてもらい、こんなトークイベントに出演することになりました。
- 公開☆本おや通信
〜編集者・空犬太郎さんの場合〜
日時:11月15日(水)19時〜20時
定員:15名
参加費:1000円
場所:本は人生のおやつです!!店内
(大阪市北区堂島2-2-22 堂島永和ビルディング206)
申込:店頭で、もしくは06-6341-5335まで電話にて
お店のイベント内容紹介によれば、このようなトークです。
《『本屋図鑑』(夏葉社)や『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)でもおなじみ!「空犬通信」の空犬太郎さんに、幼少期から現在に至るまで、空犬さんの人生を豊かにしてくれた本について、アツクお語りいただきますっ!》
……それって、ぼくの読書歴だけをネタにトークする、ってことですよね?! そのようなトークにはたしてニーズがあるものなのか、そもそもイベントとして成立するのか……30回ぐらい、本おや店主さんに確認したんですが、「だいじょうぶですよっ!」と、本おやさんはノープロブレム感全開。
出演者的には大変不安ですが、でも、本おや店主さんに誘われると、なんかもう、始める前から超楽しそうなイベントになりそうな気分にさせられてしまうから、不思議なものです。実際、『ほくのミステリ・クロニクル』刊行後に同店で開催していただいた増山実さんと石橋毅史さんとの鼎談イベントは、トークも、お客さんを交えたトーク後の酒席も、ものすごーく楽しかったからなあ。
というわけで、なんか、だいじょうぶそうな気がしてきました(笑)。
大阪で小中高時代を過ごした本好きが、自分の読書歴のうち、主に前半生の部分にスポットをあてて、本おや店主さんと楽しいおしゃべりをしようという、そんなトークイベントです。子どものころに出会った本、学校の図書室で読んだ本、バンドと楽器に夢中だったときにも手放せなかった本……などなどについて話しますので、同世代のみなさんには、なつかしい本や雑誌が出てくるかもしれませんし、世代が違っても、自分もそうだったなあ、同じ年齢のころ自分はこんなの読んでたなあ、などという感じで、世代超越的読書体験のようなものを共有いただけるかもしれません。そのときどきに親しんだ本屋さんにもふれる予定です。よかったら、イベントに遊びに来てください。
予約制のイベントです。こちらでは予約は受けられませんので、興味のある方は、お店に直接ご連絡、お願いします。
このイベントが決まってから、「人生を豊かにしてくれた本」にどんなものがあったか、あれこれ思い出しては、書名を書き留めたりしているんですが、それなりの年齢になったせいもあるんでしょうか、こうして自分の読書歴を振り返るのも、けっこう楽しいものですね。
このテーマ=「人生を豊かにしてくれた本」って、結局、話をする自分がいちばん楽しめたりするのかもしれないなあ、と、眺めているだけでたいそういい気分になれる「人生を豊かにしてくれた本」候補の書名リスト(と、一部は現物の本)を前に、そんなことを思ったりしたのでした。