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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

子どもたちは朝の読書で何を読んでいるのかな

これ、リストを見たいなあ、と思ったら、PDFがあがっていました。



記事の一部を引きます。《朝の読書推進協議会が2007年から毎年実施している、「朝の読書」実践校の2014年度の人気本調査結果が公開されていました。調査対象期間は2014年4月から2015年3月末までで、子どもたちが実際に読んでいた「人気の本」がまとめられています》。


関連記事はこちら。「平成26年度『朝の読書』の人気本調査結果発表」(5/8 トーハン)。「朝の読書推進協議会」のサイトはこちら


小学、中学生、高校生が何を読んでいるのかは、気になりますよね。この子たちが数年後には大人向けの本の読者になるかもしれないことを考えれば、児童書・YAの作り手・売り手にはもちろんのこと、児童書関係者以外の方もチェックしておいたほうがいいかもしれませんね。



詳細はリストで確認いただくとして、記事には、それぞれ上位3位が引かれていましたので、あげておきます。


●小学生
1位:原ゆたか氏「かいけつゾロリ」(ポプラ社)
2位:「科学漫画サバイバルシリーズ」(朝日新聞出版)
3位:「学研まんが新ひみつシリーズ」(学習研究社)

●中学生
1位:柳田理科雄氏「空想科学読本」(KADOKAWA)
2位:有川浩氏「図書館戦争シリーズ」(KADOKAWA)
   宗田理氏「ぼくら」シリーズ(KADOKAWA、ポプラ社)
   じん(自然の敵P)氏「カゲロウデイズ」(KADOKAWA)

●高校生
1位:有川浩氏「図書館戦争シリーズ」(KADOKAWA)
2位:川原礫氏「ソードアート・オンライン」(KADOKAWA)
   和田竜氏「村上海賊の娘」(新潮社)
   百田尚樹氏「永遠の0」(講談社、太田出版)


コメント

お久しぶりです☆

以前コメントさせていただいた みこ と申します。
空犬さん、こんにちは。
いつも楽しい記事をありがとうございます!

小学校での読み聞かせをしているので、そして自分が児童書好きなので
こういう記事は昔から興味あるのですが、
小・中学生の好みはあまりかわりませんねえ。びっくり!
高校生ははやりのエンタメ性の高いものを選びますが一般より少し時期がずれていますね。
これはやっぱり先生が気に入って学校図書館に入れるまでのタイムラグがあるから?
などと想像しながら楽しく拝読いたしました。

最近高校生次男がミステリにはまって、「十角館」「パワー・オフ」「龍は眠る」「殺しの双曲線」「マリオネットの罠」など、かつて自分が夢中になった作品を勧めています。
そして面白がってくれています。
カラオケでも次男は「オリビアを聴きながら」「夢で逢えたら」など、
最近のカバーばやりの影響で選曲しています。

本も音楽も素晴らしい時代に、私たちは若い頃を過ごせて幸せでしたよねえ♪
最近の本や音楽はどのくらい残っていくのか、これからのお楽しみですね。

  • 2015/06/27(土) 19:07:10 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

子どもたちの好み

みこ さん>
いつもありがとうございます。

> 小・中学生の好みはあまりかわりませんねえ。びっくり!

ほんとにそうですね。
もともと児童書の世界はロングセラーが多いジャンルですが、
それにしても、大きな変化ってないものだなあと思わされますね。
このあたり、どういう事情によるものなのか、きちんと
分析すると、児童書を作ったり売ったりする側にも
貴重なデータになりそうな気がしますね。

自分が夢中になったものを、子どもたちの世代と
共有できるのはとても幸せなことですよね。逆も
あって、いまでは娘からいろいろな作品を教えられ、
親子で本を薦め合うという、本好きにとっては大変
幸せなことになっています。

残る残らないには、単に売れる売れないとは別の
要素もありますから、おっしゃる通り、どんな
ものが残っていくのか、また、残していくのが
いいか、などと考えるのも楽しいですね。

  • 2015/06/27(土) 22:58:22 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

親子で楽しむ読書

空犬さん、うちも息子のススメで(自分では選んでこなかった)小説を読んだり、
息子が見ている音楽番組で最近のJ-popを知ったり、
世代間の交流は新鮮ですよね!

かつての名作も新版が出ているおかげで若者にも勧めやすくなっているし、
自分でも老後のために買い直したりして一緒に読んでいます。
活字が大きくなってるって点が一番重要ポイントですね。
若者も、これからの自分も、小さい活字はつらいですもん。
あと装画の変化が楽しい♪
「りら荘」角川文庫新版が美しくて手にとったら、
大好きな影山先生の装画でした。

最近パソコンが調子悪くてこちらになかなかお邪魔できませんでしたが、
またちょこちょこ記事読ませていただきますね。

  • 2015/06/28(日) 12:49:28 |
  • URL |
  • みこ #nLnvUwLc
  • [ 編集 ]

教えたり教えられたり

みこ さん>
コメント、ありがとうございます。
本や音楽を通しての
> 世代間の交流は新鮮ですよね!
同感です。新鮮だし、楽しいですね。

パソコンの調子がよくないとのこと、
こちらもなかなか更新できずにあいちゃったり
することもありますから、お好きなペースで、
ゆっくりのんびり読みに寄っていただけると
うれしいです。

  • 2015/06/28(日) 21:21:30 |
  • URL |
  • 空犬太郎 #-
  • [ 編集 ]

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