特に理由はないのですが、今日は書店でなんだか気になる雑誌が目について、気づいたらこの通り、まとめ買いしてました。
- 『國文学』2006年12月号 特集「中上健次 尖鋭なまなざしで世界を切る」(學燈社)
- 毎日ムック『神田神保町古書街ガイド 吟遊書人』(毎日新聞社)
- 『映画秘宝』2007年1月号(洋泉社)
- 『この映画がすごい!』2006年12月号(宝島社)
- 『文蔵』2006年11月号 特集「「本屋さん」の歩き方」(PHP研究所)
毎日ムックは、昨年までは大判(A4変形判)だったのですが、今回はA5判に小さくなり、ちょっと気取ったタイトルがつきましたね。
映画雑誌2種はいつものやつ、です。秘宝の表紙、今回は中川翔子がバーバレラできめています。この中川翔子、映画オタぶりがふつうじゃなくて、秘宝の男子ノリ誌面に思いっきりとけこんでいて、いい味出しまくっています。顔その他があんまり好みでないもので、秘宝に登場するまでぜんぜん興味なかったんですが、今では、秘宝巻頭を飾る「しょこたんの秘宝遊戯」は楽しみな連載の1つになってます。
毎回のコスプレグラビア(ご存じない方のために一応説明すると、今回のバーバレラや、007でボンドガールをつとめたときのウルスラ・アンドレス、恐竜100万年のラクエル・ウェルチなどなど、その手の映画オタなら感涙もののコスプレを、連載対向ページのグラビアで毎回披露してくれているのです)も気合い入りまくりです。今なお、本業がなんなのかもよく知らぬ方なのですが、一緒にお酒飲みながら特殊映画の話したりするととっても楽しそうな方に思えます。
『この映画』のほうは、総力特集が「極上B級女優デラックス」と、こちらも空犬の趣味にぴったり。毎度女優いじりがすごい雑誌ですが、今回はシャロン・ストーンがおちょくられまくっています。『氷の微笑2』を迷っているあなた、とりあえず行く行かぬの決断は、この記事に目を通してからにしてください。
『文蔵』はふだんはチェック対象外ですが、書店特集とあっては買わずにはいられません。分量が少ないのが残念ですが。本ブログでも以前に紹介、先日は朝日新聞の記事「〈表現の秋〉小説の主役は書店員」でも紹介されていた『配達あかずきん』の大崎梢氏が登場しています。
◆今日のBGM◆
- ジョン・メイヤー『ルーム・フォー・スクエア』
高校生みたいなルックスですが、けっこうギターうまいんですね、これが。スティーヴィー・レイ・ヴォーンの「レニー」をライヴでやってるのが聴けます。