わざわざこのブログをのぞきにきてくださっている方に、あらためて、そんなことを宣言するまでもないのですが、本屋さんの本は大好きです。
本屋さんの本、本屋さんの雑誌特集が多すぎる、続き過ぎる、といった声もときどき聞こえてきます。たしかに、単行本はともかく、雑誌の特集で、取り上げられているお店のセレクトも似たようなものが続いたりすると、ちょっとなんだかなあという気にさせられることがないではありませんが、でも、いつだって、新しくそういう本や雑誌に出会う人はいるわけだし、本屋さん情報はあってあり過ぎるということはないでしょうから、多少、本屋本や本屋特集雑誌の刊行が続こうが重なろうが、別にかまわない、かまわないどころか、大歓迎と、そんなふうに思っています。
……思っているのですが、うーん、しかし、さすがに、これは、いくらなんでも、どうかなあ。あまりにも既視感のあるセレクトにちょっとびっくりしてしまいすし、それに、この書名に、この表紙……。
類書の調査もせずに本を出すとも思えませんから、これら先行書(これと、これと、これとか、これ)のことを知らないで企画したわけではないでしょう。だとしたら、いくらなんでも、先行書の存在を軽視・無視しすぎではないかなあ、と、そんなふうに思ってしまうのです……。