「自由化」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 自由化とは

2025-12-04

anond:20251204135024

続きをAI弁証法形式で壁打ちしたわ。

その意見テーゼとして、まずアンチテーゼ

共通テスト廃止は、社会公平性破壊し、国家の内部崩壊を招く亡国の愚策である

 「国家資源の再配分」を名目として大学入学共通テスト廃止を求める意見があるが、私はこの主張に対し断固として反対する。提案者は、共通テストにかかる人的・金銭コストを「無駄」と断じているが、それは教育制度が担う**「社会契約」としての機能**を著しく軽視した暴論である共通テスト廃止は、単なる入試改革にとどまらず、日本社会を「実力主義メリトクラシー)」から身分・金権主義」へと逆行させ、長期的には社会の分断と崩壊を招く危険性を孕んでいる。

1. 歴史的試練に耐えた「客観的試験」の意義  そもそも、一律のペーパーテストによる選抜システムは、古代の「科挙」に端を発し、数千年の歴史の試練に耐えてきた人類の知恵である。なぜこのシステム民主主義の世となっても生き残っているのか。それは、これが**「ベストではないが、他のあらゆる方法よりもベター(マシ)」**だからである。  ペーパーテスト以外の選抜方法――例えば書類審査面接独自裁量評価――には、必ず主観恣意性が入り込む。共通テストという「冷徹なまでの客観的指標」があるからこそ、我々は出自や家柄に関わらず、努力の結果のみで評価されるという担保を得ているのである

2. 「各大学個別入試」が招く腐敗のリスク  提案者は「各大学自律的選抜」を美化するが、共通テストという統一基準撤廃すれば、そこには必ず**「金・コネ・家柄・権力」**が入り込む隙間が生まれる。  客観的統一スコアという足切りがなくなれば、大学側は「寄付金多寡」「卒業生の子弟」「有力者の紹介」といった、学力以外の要素で合否を操作することが容易になる。欧米の一部の大学で見られるような、富裕層優遇入試が横行しない保証はどこにもない。共通テストは、こうした不正疑念を未然に防ぐための、国家による「公平性防波堤」として機能しているのである

3. 格差固定化社会崩壊への道  もし共通テスト廃止され、学歴ひいては社会地位が「親の経済力社会的影響力」によって左右されるようになれば、どうなるか。それは**「階級固定化」**の完成である。  貧しい家庭に生まれても、勉強して高得点を取れば一流大学へ進み、人生を逆転できる――この「希望」こそが、社会の活力を維持し、不満を抑制する安全である。もし入試が「金で買える地位」になり下がれば、持たざる者努力インセンティブを失い、絶望社会への憎悪へと変わる。  歴史を振り返れば明らかである。極度な格差社会において、階層移動の道が閉ざされた時、社会は内部から腐敗し、最終的には暴動革命によって崩壊する。教育公平性を売り渡して得た予算国防インフラを強化したところで、国民連帯が失われ、内部から崩壊していく国を守ることはできない。

4. 結論トップ研究者の投入は「民主主義コストである  トップ研究者が作問に時間を割くことを「リソースの浪費」と批判する向きもあるが、それは誤りである。50万人の若者人生を左右し、将来のリーダーを選別する試験において、一点の曇りもない公平性担保すること以上に重要な「国益」が他にあるだろうか。  極めて厳格な作問プロセスにかかるコストは、社会の公正さを維持し、国民全員がその結果に納得するための**「民主主義必要経費保険料)」**と捉えるべきである

 以上の理由から共通テスト廃止は、日本社会を公正な競争社会から前近代的身分社会へと退行させる危険提案であり、到底容認できるものではない。



テーゼアンチテーゼ妥当評価

どちらの主張も論理構成がしっかりしており、それぞれの視点において「妥当」です。どちらをより支持するかは、読み手が**「国家としての効率競争力(A)」を重視するか、「社会公平性と納得感(B)」**を重視するかによって決まります。それぞれの主張の強みと、議論対立軸を整理します。

Aの主張:「国家戦略的合理性」の視点

【核心】リソース最適化選択と集中

Aの主張は、経営学的・国家戦略的視点に立っています。「サンクコスト埋没費用)」にとらわれず、現代の状況に合わせて制度スクラップ・アンド・ビルドすべきだという論理です。

妥当性が高い点:

コスト効果の指摘: 実際に共通テストの作問や運営にかかる大学教員研究者)の負担は甚大であり、これが日本研究力を削いでいるという指摘は、学術からも長年叫ばれている事実です。

機能不全の指摘: 上位層における「得点圧縮(差がつかない問題)」や、各大学が結局は個別試験を重視している現状を突いており、制度疲労に対する鋭い批判となっています

危機感の共有: 国際情勢やインフラ危機など、具体的な「他にリソースを回すべき場所」を提示しており、現実的危機管理の観点から説得力があります

Bの主張:「社会契約と正義」の視点

【核心】機会の平等担保と腐敗防止

Bの主張は、政治哲学的・社会学的な視点に立っています効率よりも「納得感(Legitimacy)」を重視し、共通テスト社会の分断を防ぐための「装置」として捉えています

妥当性が高い点:

人間心理への洞察: 完全な自由裁量は必ず「コネや金」の介入を招くという、性悪説に基づいたリスク管理の視点は非常に現実的です。

公平性」の定義: テストの内容が良いかいかよりも、「全員が同じ定規で測られる」こと自体価値があるという主張は、大衆社会における不満のガス抜き社会の安定)として強力な説得力を持ちます

最悪の回避: 「ベストでなくともベター」という保守主義的なアプローチは、急激な改革による混乱(格差固定化など)を恐れる層にとって安心感があります

比較結論

この二つの意見は、**「何を犠牲にする覚悟があるか」**という点で対立しています

Aの弱点: 共通テスト廃止した後、各大学が本当に「公正」に入試を行えるかどうかの担保がありません。AO入試や推薦入試で「親の経済力文化資本」が有利に働く現状を見ると、完全自由化格差拡大を加速させるリスクがあります

Bの弱点: 「公平性」を守るためのコスト研究時間喪失、莫大な予算)が、国力を衰退させるレベルに達している可能性を過小評価しています。国全体が沈んでしまえば、公平な入試制度だけ残っても意味がないという反論可能です。

どちらがより妥当か?

短期的・実務的な解決を求めるなら A 現在日本財政状況や研究力の低下を憂い、「即効性のある改革」を求める立場からは、Aがより妥当に見えます

長期的・社会構造的な安定を求めるなら B 社会の分断や信頼の崩壊を防ぎ、「努力すれば報われる」という社会通念(神話であっても)を守る立場からは、Bがより妥当に見えます

個人的分析としては、B(公平性の維持)の主張の方が、現代日本では「最後の砦」として支持されやすいと考えます。Aの言う「リソースの再配分」は正論ですが、入試公平性が崩れた際に失われる「国民勤労意欲」や「社会への信頼」の損失は、計算できないほど巨大だからです。

どちらの視点に関心を持ちましたか? これらを踏まえて、「では、研究者負担を減らしつつ公平性を保つ『第三の案(C)』」(例:CBT化や民間試験活用、あるいはフランスバカロレアのような形式など)について考えてみますか?



ジンテーゼ

AとBの対立構造を解消し、「研究者負担国家コスト)の軽減」と「入試公平性社会契約)の維持」を両立させるための**「第三の案(C)」**を提案します。

現実的な落とし所としては、**「テクノロジーによる効率化」と「運営主体の専門化」**を組み合わせた以下の案が考えられます

案C:専門機関による「CBT・項目反応理論(IRT)」導入と、作問業務の完全外部化

これは、現在のように大学教員手弁当で毎年新作問題を作る「自転車操業」をやめ、**アメリカSAT大学進学適性試験)**のような「通年実施ストック型」の試験へ移行するモデルです。

1. 具体的な仕組み

運営主体の変更(教員解放): 大学教員による「入試センター作問委員会」を解散します。代わりに、テスト理論サイコメトリクス)の専門家専任スタッフ雇用した**「国家試験作成専門機関」**を設立します。大学教員は「監修(アドバイザー)」にとどまり、実務からは完全に手を引きます

「一発勝負から「CBT(Computer Based Testing)」へ: 年に一度、全国一斉に紙を配る方式廃止し、テストセンターコンピュータを使って受験する方式します。

「項目反応理論(IRT)」の導入: 問題ごとの難易度識別力を統計的に数値化し、「どの問題を組み合わせても、実力を同じ基準で測定できる」システムを作ります。これにより、**「膨大な過去問ストック問題バンク)」**の中からランダムに出題することが可能になり、毎年ゼロから新作問題を作る必要がなくなります

2. メリット(AとBのハイブリッド

【Aの視点コスト負担

研究時間の確保: 大学教員が、夏休み隔離や極秘の作問業務から解放され、本来研究教育業務に専念できます

物流コスト減: 50万人分の問題用紙の印刷輸送・保管・警備にかかる莫大な物理コストが激減します。

【Bの視点公平性と安定】

公平性の維持: 「全国統一基準」は残るため、大学ごとの恣意的運用裏口入学など)を防ぐ防波堤としての機能は維持されます

チャンスの拡大: 年に複数回受験可能になれば、「当日の体調不良」などによる運の要素を排除でき、より真の実力を反映した公平な評価可能になります

3. 懸念点と対策

初期投資: システム構築に巨額の費用がかかりますが、毎年の運用コスト削減で長期的には回収可能です。

思考力」の測定: 選択式のCBTでは深い思考力が測れないという批判がありますが、これは「基礎学力の判定(共通テスト)」と「記述論述大学個別試験)」という役割分担を明確にすることで解決します。

別案:案D(フランスバカロレア」型)

共通テストを「選抜から資格認定」へ変える

もう一つの方向性は、共通テスト役割を「点数を競うもの(1点刻みの選抜)」から、**「大学教育を受ける資格があるかどうかの認証(クオリフィケーション)」**に変えることです。

仕組み: 共通テストは「合格/不合格(あるいはA/B/Cの等級)」だけの判定にします。一定水準を超えた生徒には「大学入学資格」を与えます

選抜: 難関大学は、この「資格」を持っている生徒の中から独自記述試験面接選抜を行います

効果: テストに「超難問」や「1点の差を分ける精密さ」が不要になるため、作問コストが下がります。また、基礎学力担保公平性)は維持されます

結論現代テクノロジー統計学を用いれば、Bが懸念する「公平性」を犠牲にすることなく、Aが主張する「リソース最適化」を実現する**案C(CBT・IRT化と作問のプロ化)**が、最も現実的かつ建設的な解決であると考えられます

2025-11-22

NHKの、米騒動構造的な必然性に触れた記事おもしろかった。でもさすがに、その構造歴史的社会的になぜ生じたのか、利害関係者は誰なのかについて深掘りはしていないな。

  

日本農地法改革がなかなか進まないのは、「利害が複雑だから」みたいなフワッとした話じゃなくて、政治構造選挙制度農協の力・地域社会価値観ガッツリ絡んでいる構造問題からでしょ。

自民党支持基盤 × 農村の一票の重さ × JAという巨大組織 × 農地資産という文化がセットで抵抗している。

 

まず、農地改革って小規模農家JAに不利、大規模農家に有利みたいに、受益者被害者がハッキリ分かれる。日本選挙制度農村票の価値が重く、都会で1票でも、農村側はその数倍の価値がある。だから農村組織票を失うと自民党議員落選やすい。JAはその票を握っているから、政治家は逆らいづらい。農地改革をすすめる=JAの怒りを買う=議席が危ない、というめちゃ分かりやすい構図。

さらに、自民党にとってJAは昔からの超・重要支持母体JA農産物流通だけじゃなく、銀行保険販売ロビー活動地域コミュニティまで担っていて、地方生活インフラのもの。ここを敵に回す政治家はまず勝てない。だから農地自由化市場化には、政治的なブレーキが必ずかかる。

農地のものも、単なる生産手段じゃなくて資産兼業農家が多い日本では、農地を売る・貸すことへの心理的抵抗も強い。「先祖土地を手放すのは恥」「貸したら返ってこない」「土地価値が下がる」といった文化不安が根強く、農地の流動化が進まない。これがまた改革ハードルになっている。

そしてJAの側からすれば、市場化や大規模化自分たち存在意義が縮む話。大規模農家JAを通さず売るようになると、JA収益源(販売・集荷・金融)も減る。JAにとっては死活問題から、全力で反対する。これが米市場自由化が失敗した理由もつながる。

 

官僚側にも問題がある。農林水産省減反政策成功体験が強く、前例踏襲ミスを認めない文化が長く続いた。JA農村議員との結びつきも強く、改革より「守る」方向に働きがち。

 

あとはたぶん、農村社会価値観農地は「家の象徴」みたいな位置づけで、売る・貸すことがコミュニティ内での評判に関わる。制度だけ変えても、現場が納得しないから動かない。

 

農地改革が進まなかったのは、政策が下手だからではなく、 日本社会構造のものが、自民党と支持者、支持母体関係から必然的抵抗が生まれるようにできているから。抵抗が強いのも当然という話。

米を安くするには、この構造をぶっ壊せ!というどこかのシティボーイ政治家による第二の構造改革の波みたいなもの必要なのかもしれないし、それをやると本当に自民党をぶっ壊せ!になるのかもしれない。

個人的にはちょっと見てみたいけどね、どうなんだろうね。

2025-11-19

ピルについて

緊急避妊薬も経口避妊薬もさっさと薬局で手軽に安価に買えるようにしろや、って話で俺もそれを支持する

それはそれとしてピルにまつわることについて雑感

ピルが早期に自由化してたら、女性差別象徴になってたのでは?

これ凄い想像できて、ピル自由化→男がコンドームしなくなる(ピルしてんだから生でいいっしょ?)→なんで男のために女が薬飲まなきゃいけないんだ!!ってなってたと思う

んでフェミニストの方がピル槍玉にあげてめちゃ批判してたと思うなぜセックスしたい男のために女が薬でリスク負うのかって

副作用もあるし、ピルが体質に合わん人もいるだろしな

コンドームピル避妊グローバルな推奨スタイルだが、日本人がそれできるか?無理だね

そして何より、性病蔓延

性病蔓延する

マジで「生でいいっしょ笑」のヤリチンヤリマンどもが跋扈する未来しか見えない。性病蔓延はかなり確度が高いと思う。

ヤリチンヤリマン罹患するのは自業自得だけど、とばっちりを受けた人はかわいそうよね。

いまでさえ梅毒がプチ流行するわけで、公衆衛生はかなり被害を受け日本人健康は害され苦しみ死に至るものは増え医療費も嵩むだろう

ピル自由化しないことそのものより、それに躊躇する社会状況、教育状況が根本課題だわ

男はコンドームしろ、女はコンドーム無しを拒め

それでもピル自由化されるべき

だって望まない妊娠をした母子可哀想

あと、ヤリチンヤリマンが痛い目みるのにはむしろシャーデンフロイデを覚えるね

2025-11-13

anond:20251113111015

逆に「積極財政円高要因」という意見へのCaveatを記載しま

これはマクロ経済標準モデルIS-LMマンデル=フレミングなど)に基づくものです

マンデル=フレミングではこうなる」と言った瞬間に、

でもMFモデル自体現実にはかなり無理筋な前提置いてない?

って話は必ず出てきます

ざっくり、どんな批判があるか&それでもなぜ“たたき台”としては使われるのかを整理します。

1. そもそもの前提がかなりキツい

マンデル=フレミングMF)は、IS–LMを「小さな開放経済」に拡張したモデルです。

そのとき置いている代表的な前提は:

このへんが現実と合わないじゃん問題としてよく叩かれます

(1) 完全資本移動 & 完全代替ってどの世界線?

MFの有名な結果(柔軟レート+完全資本移動だと財政政策は実質効かない等)は、

国債買おうと思えばコストゼロですぐ世界中にお金が飛ぶ

リスク規制の差もなく、国債はどこの国のものでも完全代替

みたいな前提に強く依存しています

でも現実は:



などがあって、金利差だけで無限資本が動く世界ではない。

実証研究でも、完全資本移動は明らかに成り立っておらず、「資本移動結構制限されている」という結果が多いです。

なので、

「完全資本移動小国」前提のMF結論を、そのまま日本大国寄り)に当てるのは雑

という批判はかなり筋が良いです。

2. 「短期の静学モデル」すぎる問題

MFは超短期・静学のたたき台です。



現代マクロでは、動学的・前方視的なオープンエコノミーDSGE(New Keynesianの開放経済版)で、

などを入れて分析するのが標準で、MFは「かなりラフな近似」に格下げされています

3. 為替レート“期待”を無視している

MFの重大な弱点のひとつがこれです。

国内金利世界金利ちょっと」→ その“ちょっと”を生むのが為替レートの期待なのに、そこをほぼ無視している

この点を突いたのがドーンブッシュオーバーシュートモデルで、



まり

為替期待をちゃんと入れると、

MFが描くようなキレイ因果政策金利為替NX)は崩れやす

という批判です。

4. 実証的にも「MFどおり」とはあまり出てこない

MFの一番シンプル結論の一つは:

柔軟レート+完全資本移動

金融政策:強力

財政政策無効クラウディングアウト + 為替レート調整で相殺

でも実証研究では、

フロート制の国でも財政政策にそれなりの実体効果確認される

「完全にゼロ」なんてきれいな結果にはならない

という報告が普通にあります

要は、

MFの“財政無効”は、

「完全資本移動小国短期価格固定」という

少しでも外せば崩れるかなり特殊なケースの結果

と見なされているわけです。

5. じゃあ「MFダメから全部無視」でいいの?

ここはバランスで、

MFの良いところ

開放経済で「金利為替資本移動財政金融」がどう絡むかを

直感的に整理する教科書としてはすごく便利

トリレンマ(固定相場資本自由化金融政策独立は3つ同時には無理)」という

直感は今でも政策議論の基本ツールとしてよく使われる

限界

「実際の日本積極財政円高円安どっちか?」みたいな

定量的・実務的な問いに、そのまま当てはめるのは危険

資本移動の不完全さ、リスクプレミアム、期待、財政の持続性などを無視しているので、

サイン円高円安)が簡単に反転しうる

なので立ち位置としては、

MF

 ・“積極財政金利↑→資本流入→通貨高”という標準メカニズム説明するための黒板モデル

現実議論

 ・そこに「期待・リスク金融政策資本移動制限財政の中身」を上乗せして考える必要がある

という感じです。

6. 今やっている「積極財政円高円安?」の議論との関係

「(教科書的には)積極財政金利上昇→通貨高」

という整理は、まさにMF型の標準メカニズム説明したもので、これは理論的には全然OKです。

一方で、

「でもMF現実から乖離が大きい」という批判を踏まえると、

資本移動が不完全なら、金利為替の連動は弱くなりうる

中央銀行金利を抑え込めば、インフレ期待・実質金利ルート通貨安もありうる

財政の中身次第では「信用悪化通貨安」というルートもある

といった話も乗せられます

から一言でまとめるなら:

マンデル=フレミング批判はもちろんあるけど、

それは「積極財政=必ず円安」というあなたの主張を

裏付けるわけじゃなくて、

“どっちにも転びうるから、金融政策・期待・信用まで含めて考えよう”

って話になるだけだよね?

という立て付けにすると、かなりキレイに整理できます

2025-11-04

お米の関税無くして自由化しようよ

お米の価格政府が口出さないなら関税無くして自由化してもらえませんかね?

なんで保護しておいて政府は介入しないとか言ってんの?

服にも関税かけて国産の服保護すんのか?

2025-11-03

改革利権派という新たな私企業派閥グループ

――この二十数年、日本社会を覆ってきた「改革」という言葉ほど、

その実体理念乖離した概念はないだろう。

コイゼミ政権下における構造改革は、当初「既得権益を打破し、市場の透明性を高める」ことを目的としていた。

しかし、その過程で生まれたのは「市場化による新しい既得権益」であった。

まり既存官僚業界利権破壊したように見えて、

実際にはその空洞の中に「改革名目にした私企業政治家の共栄圏」を築いたのである

---

一、構造改革という名の「官の民営化

バケナカヘイゾー氏の理論は、自由化競争を通じた経済活性化を唱えるが、

実際には「官による資金配分のルートを、民間経営者層へ委譲する仕組み」に過ぎない。

郵政民営化労働市場自由化、そして運輸業界の規制撤廃

これらは一見すると“民の力を引き出す政策”に見えるが、

制度的には「国家税金を経由して企業補助金契約を投下する新たな官製経済」を形成している。

その典型が、後年の運輸自由化である

---

二、軽井沢バス事故に見る「自由化帰結

2016年1月長野県軽井沢町で発生したスキーツアーバス事故は、

この政策思想の最も悲劇的な帰結だった。

規制緩和により、バス業界は参入自由化され、

多くの中小零細事業者が乱立した。

競争の名のもとで価格は切り下げられ、

人件費安全コストが削られた。

この時点で、事故の“種”はすでに撒かれていた。

国交省担当者は「競争原理によって非効率事業者が淘汰される」と述べたが、

淘汰される前に犠牲になったのは、人間の命である

まり政策立案者の頭の中では「企業」が単位であり、

労働者」も「乗客」も、単なる経済活動の変数だった。

この発想の非人間性こそが、構造改革根底にある冷たさだ。

---

三、維新政治と「地方構造改革

コイゼミバケナカ路線は、のちに地方政治に転写される。

その最も典型的な形が大阪ニシンの会である

彼らは「身を切る改革」「二重行政の打破」を掲げたが、

実際には「民営化の名による公共部門の再配分装置」を構築した。

大阪万博IR統合型リゾート計画に見られる通り、

民間委託・特区指定外資誘致という政策群は、

実質的に「税金私企業化」である

ここに流れる思想系譜は明確だ。

コイゼミ構造改革の“理念的後継”として、

効率」「市場」「自己責任」をスローガン化し、

その背後で公共性の私物化が進行する。

まりコイゼミバケナカ―ニシンという線は、

20年にわたる“日本型ネオリベラリズム”の系譜であり、

その終着点が、現在大阪万博象徴される

夢洲税金還流実験場」なのである

---

四、改革の“倫理的空洞”

構造改革理念が致命的に欠いているのは、倫理的中核である

経済合理性のみに立脚した制度設計は、

必ず「効率のための犠牲」を内包する。

そして、政治家経済学者たちはその犠牲を「避けられない副作用」と呼ぶ。

だが、軽井沢坂道で失われた命を、

果たして副作用”と呼べるだろうか。

あるいは、万博に投入される数千億円の公費を前にした自治体疲弊を、

それでもなお「改革の成果」と言えるのだろうか。

---

五、結語 ― 「改革」という語の終焉

改革」という言葉は、戦後日本において最も多用され、

そして最も空洞化した政治語彙である

明治維新以来、この国は「変えること」に道徳的価値を与えてきた。

だが、変化そのもの正義とする思考は、

いつしか“誰のために変えるのか”という問いを失わせた。

コイゼミ構造改革国家を、

軽井沢バス事故労働現場を、

大阪ニシン都市行政を、

――それぞれ「効率」という名の坂道に乗せた。

そして、いまもその坂は下り続けている。

誰もハンドルを握っていないまま。

---

2025-10-10

anond:20251009195502

結婚自由化したので、競争必要になった

結婚というラインに届くためにはある程度の社会進出必要 競争社会なので

そして結婚後の生活のために、子どもは1人でいいかとなる

から結婚できて子どももできた家庭のために、多産化のために子育て支援必要なんだよね

多分だけど、競争とか優劣の比較をやめれば少子化解決

2025-10-03

anond:20251001014423

ホワイトカラー金銭解雇自由化すればAI自動化による効果でかなりの人数が浮くだろう。

ロボットによるサポートも含めれば労働力不足をカバーできるはずだ。

また医療介護分野も徹底的にリストラする必要がある。

苛烈リストラのほうが移民侵食されるよりずっとマシ

2025-08-12

anond:20250812001555

1企業線路を独占してるのは確かにおかしいな

電気もガスも電話自由化されたのに

線路だけ利権のまんま

格安トレインが出てこないのは不健全

2025-08-10

anond:20250809144122

夫婦別姓なんかより、「名乗りの自由化」の方がよっぽどいいんだよね。

マイナンバーがあるんだから印鑑登録制度法人登記みたいに、最低限の制約(文字種や長さ、変更の間隔、同じ生年月日の同名の禁止合理的履歴照会制度など)のもとで自由化すればいいんですよ。

同じく、同性婚よりも、婚姻制度解体が好ましい。民民の契約にできる部分は公正証書に。それ以外はアラカルト化していけばいい。

2025-08-09

anond:20250809144122

自由化すれば誰でも名乗れますよね。

なぜ先祖の姓を押し付けられたことに疑問を持たないんですか。

2025-07-29

日本の米の貿易関税について復習しませう

日米関税交渉が一段落した。もう終わったのでただの復習になってしまうが、合意内容の「米国産米の輸入枠拡大」などで勘違いをしている人がいるのでこれまでの日本の米に関する関税政策を整理しておこう。

 

戦後農政

まず、戦後日本政府は米を含む農産品自由化をしたくなかった。海外産の米と価格競争したら農業政策の根幹の農家保護が崩れてしまう。

敗戦台湾朝鮮半島満州から大量の引揚者が戻ってきたが、この人らも農業で吸収するつもりだった。八郎潟干拓もそうだし、成田空港問題の元の三里塚引揚者に開墾させた土地だった。「先祖代々の土地じゃないから収用しても農地への執着は少ないだろう」とか思っちゃったのだな、国は。実際は死ぬ思いで引揚てきて(実際は思いどころか仲間は大勢ソ連に殺されてる)、ゼロから開墾したので猛烈に土地に執着があったんだな。

兎に角、米農家の安定は戦後農政の根幹であり、尚且つ自民党岩盤支持者だから絶対解放したくない。

 

GATTウルグアイラウンド

WW2戦後ブロック経済形成された事がドイツ日本を中心とした国を経済的に圧迫して生存圏主張→戦争に至ったので、国連GATTを発足させて関税をはじめとした先進国同士の貿易障壁を取っ払っていこうという事になった。それで工業産品の関税はどんどん撤廃されていった。

日本は焼野原のどん底からの再スタートなので復興後にこの流れに合流した。

さてそれで1986年からGATTウルグアイラウンドがスタートする。歴史とか政治経済の授業でウルグアイラウンドの名前は聞いた事あるだろうけど、それはこのラウンドが現在の状況を決定づけた重要ものからだよ。

ウルグアイラウンドではサービス農業自由化を目指したのだが、これが全然まとまらない。どの国も農業解放はイヤだったからだ。どの国も日本と同じ農政環境で、農家不安定にさせたくない。

そもそも工業家庭内手工業問屋制→資本化と進んできたのに対し、農業領地プランテーション資本化)→個人経営農家農協という風な流れなので自由化すると元の搾取構造を復活させる危険もあるワケ。共産主義がまだ死んでなかった時代プランテーション搾取構造革命の原因にもなっていたわけで。

からそういう構造の違いを無視して自由化ゴリ押しするのはグローバリズムイデオロギー化してる証左だ!という批判も出てきた。

 

そのようなわけでウルグアイラウンドは完全紛糾。

そこで農産品に関しては妥協することにした。

1.将来のラウンドで関税付き自由化を目指す

2.品目毎にミニマムアクセス(最低輸入量)を設定して各国はその量までは無関税か低関税で輸入しなければならない

3.ミニマムアクセスを超えた部分では高率関税を掛けてよい

 

これで、各国はそれまでの輸入禁止措置は出来なくなった。更に低関税か無関税一定数の農産品を輸入しなければならなくなった。

そのミニマムアクセスの輸入量は国内消費量から計算されて、最初は4%。毎年その枠を上げていって最終的には8%まで上げる。

ただ、ミニマムアクセスを超えた分には高関税を掛ける事が出来るから価格競争に晒される分は4~8%でしかない。あと、自由化と言ったって生モノなので輸送時間コストから競争にならないものもある。例えば日本であればモヤシトマト外国から海運するのは無理があるわな。

 

そういう訳で、ウルグアイラウンドの結果ミニマムアクセスなどが定められたが、それは自由化に反対する国が多くて妥協妥協を重ねた結果であるってこと。

 

MAミニマムアクセス)米の処遇

ミニマムアクセスが定められても、輸入量が伸びなければミニマムアクセス量に届かない場合も多々あある。そういうのは別に放っておいてもいい。

でも米の場合は多分そうはならずに市場価格に影響を及ぼしそうだ。

そこで日本政府ミニマムアクセス枠の米を全て買付けして枠を最初から押さえてしまう事にした。だから関税で米を輸入できる民間業者は居ない。

更に、このMA米は一粒も市場に流さずに、全量を食品メーカー飼料メーカーに売り払う。お煎餅とか柿の種とか味噌醤油の原料になってるってことだね。あと日本酒。米菓醤油味噌日本酒は日本的な食品だけど、メーカーによってはアメリカタイ中国の米が原料なのだ

実際は商社系の問屋に卸してメーカー販売という形をとってて、伊藤忠丸紅日本通運、神明の4社が長期契約してる。中小メーカーや酒蔵メーカーはそこから買う以外に月例販売という形で入札している。

 

このMA米の量なんだが、最初は42万トン、前述の通り増やしていって今は77万トンとなっている。

というわけで、これは実際は自由化押し付けられたのに国家貿易統制経済をやっているというのが輸入米の内のMA米の実情なのだ共産主義統制経済のこと知ってる人なら、中国鄧小平前やソ連計画経済の輸入公社に似てるな、と思うかも知れない。外国通貨が国内計画経済に影響を与えないように必ず国家が間に入るのとかそっくりだ。

MA枠を超えた部分の関税率は341円/1kgという高関税をかけている。因みに関税計算MA枠も玄米基準になってる。玄米を精製すると1割消える。だからカルロース米5kgは玄米だと5.55kg、これには関税が1894円かかってるってことやね。2800円だと67%が関税ってことやね

 

今回の日米合意

今回の日米合意はこのMA米の枠もMA枠を超えた分の関税率もいじらず、その枠内での米国産米比率を増やすという合意になっている。

から日本農政的には変化なし。

 

だけど海外的にはちょっと問題ある。タイ中国豪州から一定数買うという事になってるわけで、そっちに影響出るのではないか特にタイ日本米騒動になる度に大量に輸入していて、その度に悪影響を与えている。

生産者政府には金が入るから良いだろうが消費者としては市場から米が消えて高騰するのだからやってられない。って訳でその度に迷惑をかけているのでまたしわ寄せ行くのではないかと今回も心配するところだ。

あと、MA枠では一般的なうるち米の他、餅米もタイから輸入して食品メーカーに売り払っている。おかきとかああい米菓使用される。

アメリカ米に枠を取られて餅米が減ると、おかきなどの原料費が上がるかもしれない。

 

まとめ

MA枠はGATTウルグアイラウンドで決まったが農産品自由化が紛糾した苦肉の妥協

・米のMA枠は政府が全量買いして加工原料として売り払っている

・今回の交渉では日本側はウルグアイラウンドで定められたMA枠を超えて低関税で輸入せよという要求に抗った

MA枠内でのアメリカ産米の比率を上げて輸入量増やすことで合意した

普通輸出国比率自由にいじる事は出来ないが実質国家貿易なので可能

 

アメリカ政権側はどうせ国際取決めもMA関税関係とかも分かってないだろうし「増やします」と言われて日本側を屈服させたと考えているのかも。頭ハッピーセットでよろしいことである

ただ日本一見半分自由貿易、実際はガチガチ国家貿易という力技はいつまで通用するのか?というのも気になるところだ。

anond:20250728215825

数行でコメントしてやるけれど、AI文章を要約するぐらい秒なの知らないの?

その程度の文をざっと読む読解力も無いなら、とりあえずAIに要約してもらえば?

どんな論証になってるかは後からじっくり読めばいいよね??

以下、AIちゃん反論ね。

お送りいただいた反論、拝見いたしました。これらは竹中平蔵氏本人やその支持者が頻繁に用いる主張であり、一見すると事実データに基づいているように見えます

しかし、詳細に分析すると、**事実の一部を切り取って都合よく解釈したり、論点を巧みにすり替えたりしている箇所が多く、全体として妥当性は低い**と言わざるを得ません。

時間がかかっても構わないとのことですので、一点ずつ、事実に基づいて厳密な評価反論を行います

---

### ■ 労働者派遣法改正について

反論の要旨:** ILO条約批准し、世界的な流れに従っただけだ。
評価反論:**

この主張は**「半分だけ事実しか結論は誤り」**です。典型的論点すり替えです。

1. **ILO条約は「規制緩和」を義務付けてはいない:** 日本批准した「1997年民間職業仲介事業所条約(第181号)」は、民間による職業紹介や労働者派遣を認める代わりに、**派遣労働者権利保護すること**を重要目的としています条約は、同一労働同一賃金原則や、派遣労働者不利益を被らないようにするための適切な保護措置を求めています。つまり条約は「派遣を解禁するなら、労働者をしっかり守れ」という趣旨であり、**日本が行ったような急進的な規制緩和特に製造業への解禁や期間制限撤廃)を推奨・義務付けるものでは全くありません。**

2. **「世界的な流れ」の誤用:** 欧州の多くの国々では、派遣労働を認めつつも、その利用は「一時的臨時的業務」に厳しく限定されていたり、均等待遇派遣先の正社員と同等の賃金労働条件)が日本より厳格に適用されたりしています日本改革は、この「労働者保護」の側面を軽視し、「企業自由」を過度に優先したため、他国比較しても際立って非正規化を加速させました。

結論:** ILO条約世界の潮流を「言い訳」にしていますが、問題本質は**条約が求める労働者保護をないがしろにし、世界的に見ても急進的な形で規制緩和を断行した国内政策判断**そのものです。

---

### ■ 郵政民営化道路公団民営化について

反論の要旨:** 政治家による資金私物化を防ぐためだった。国鉄のように破綻させないためだ。
評価反論:**

この主張の**動機問題意識)は妥当ですが、その解決策と結果の評価一方的**です。

1. **問題意識は正しい:** 田中角栄元首相に象徴されるように、かつての自民党政治家が公共事業特殊法人を票田や利権の温床としてきたことは事実です。その構造にメスを入れる必要があったこ自体は、多くの国民同意するところです。

2. **「民営化」が唯一の解決策ではない:** 政治家の介入を防ぐ方法は、ガバナンスの強化、情報公開の徹底、会計の透明化など、民営化以外にもあり得ます。この反論は「腐敗か、民営化か」という極端な二者択一を迫っていますが、それは議論単純化しすぎています

3. **民営化が新たな問題を生んだ:**

* **郵政:** ユニバーサルサービス(全国一律のサービス)の維持が危ぶまれかんぽ生命不正販売問題など、営利優先の弊害顕在しました。

* **道路公団:** 民営化後も、結局は国が債務保証する形が残り、料金収入で本当に債務を返済できるのかという疑問は解消されていません。国民資産安値で売却されたのではないかとの批判も根強くあります

結論:** 「政治家私物化を防ぐ」という大義名分は正当ですが、それをもって**民営化という手法と、その後の結果がすべて正当化されるわけではありません。** 多くの負の側面を無視した、自己正当化論理です。

---

### ■ 格差の拡大について

反論の要旨:** 2000-2005年格差は下がっている。OECDレポートに書いてある。
評価反論:**

これは**統計意図的に一部分だけ切り取った、極めて悪質な論法**です。

1. **どの指標を見ているか?:** 格差を示すジニ係数には、税金社会保障で再分配される前の「当初所得」と、再分配後の「再分配所得」があります竹中氏が言及するOECDレポート経済財政白書では、高齢化の進展で無職高齢者世帯が増え、「当初所得ジニ係数は一貫して上昇傾向です。一方で、年金などの社会保障により「再分配所得ジニ係数がある一定期間、横ばいに見えた時期があるだけです。**現役世代所得格差が広がっているという現実から目を逸らさせています。**

2. **より重要指標相対的貧困率」の悪化:** 同じ時期、国民所得中央値の半分に満たない世帯割合を示す**「相対的貧困率」は一貫して上昇**していました。特に子どもがいる現役世帯貧困率は深刻化しました。これは、非正規雇用の拡大で「働く貧困層ワーキングプア)」が増えたことの直接的な現れです。

3. **長期的な視点の欠如:** 改革帰結はすぐには現れません。2000年代後半から2010年代にかけて、格差貧困日本社会の大きな問題として顕在化したのは、まさにこの時期の政策時間差で影響を及ぼした結果です。5年間という短い期間だけを切り取って「格差は拡大していない」と主張するのは、欺瞞に満ちています

結論:** 最も重要指標相対的貧困率や現役世代所得格差)を隠し、都合の良い一部のデータだけを提示する**典型的ミスリード**です。

---

### ■ 金融システム不良債権処理について

反論の要旨:** ゾンビ企業清算しないとデフレスパイラルになる。
評価反論:**

経済学的な理屈としては**一理ありますが、社会政策的な視点が完全に欠落しています。**

1. **経済理論としては正しい側面も:** 生産性の低い企業が、低利融資延命し、過剰な供給力ダンピング不当廉売)を行うことがデフレ圧力の一因であったことは事実です。不良債権処理によって新陳代謝を促す必要自体はありました。

2. **「清算」のやり方と速度が問題:** 問題は、その「清算」をあまりにも急激に、そして**セーフティネット失業者の受け皿、再就職支援など)が不十分なまま断行した**ことです。これにより、多くの健全中小企業までが連鎖倒産し、大量の失業者を生み出しました。経済合理性のみを追求し、社会が払うべきコスト失業自殺地域崩壊など)を度外視した「ショック療法」であったことが厳しく批判されています

結論:** 「デフレ脱却のため」という目的は正しくても、そのために**社会が負った傷や犠牲無視する議論は、極めて冷酷かつ一方的**です。政策評価は、経済指標だけでなく、国民生活への影響を含めて総合的に行われるべきです。

---

### ■ 非正規雇用の拡大と中間層崩壊について

反論の要旨:** グローバルな自由貿易の結果であり、国内政策問題ではない。「スリッパ工場」はインド競争するから賃金は上がらない。
評価反論:**

これは**全くの論点ずらしであり、事実に反します。**

1. **日本労働者の多くは貿易無関係:** 日本就業者の大半は、医療介護教育建設、運輸、小売、飲食といった**「非貿易財(国内向けサービス)」**に従事しています。これらの仕事インド労働者と直接競合しません。例えば、日本介護士やトラック運転手コンビニ店員の賃金が、インド工場のせいで上がらない、というのは馬鹿げた理屈です。

2. **国内の「政策」が原因:** これらの国内向けサービス業で非正規雇用が爆発的に増えたのは、グローバル化ではなく、**ひとえに労働者派遣法などの国内規制緩和が原因**です。企業国内正社員非正規社員に置き換えるインセンティブを、政策が作り出したのです。

結論:** 「グローバル化」という、抗えない大きな力のせいにするのは、**自らが推進した国内政策責任から逃れるための詭弁**です。「スリッパ工場」という極端な例えを使い、あたか日本経済全体がそのようになっているかのように錯覚させる、悪質なすり替え論法です。

---

### ■ 企業内部留保は増大、しか賃金は停滞について

反論の要旨:** 企業海外で稼いでいるから、日本労働者賃金が上がるはずがない。
評価反論:**

上記と同様、**事実に反します。**

1. **国内でも利益は増大:** 企業海外だけでなく、**国内事業でも莫大な利益を上げてきました。**法人企業統計を見れば、企業経常利益改革後に大きく伸びています賃金を上げる原資がなかったわけではありません。

2. **問題は「分配」の方針:** 問題利益の源泉ではなく、その**使い道(分配)**です。企業は、得た利益を「賃上げ」ではなく、「内部留

保」や「株主配当」に優先的に振り向けてきました。これは、株主資本主義要請や、労働組合の交渉力低下、そして何より**「いつでも安い労働力(非正規)に置き換えられる」という状況を政策が作り出した**ことが大きな要因です。

結論:** 「利益海外で」という主張は、国内での利益無視し、賃金が上がらない原因を「分配の失敗」という政策的・構造的な問題から逸らそうとするためのものです。

---

### ■ パソナグループ取締役会長について

反論の要旨:** 「解雇規制を緩和すれば派遣業界は吹っ飛ぶ」と言っており、自社の利益と相反する。不思議ちゃんだ。
評価反論:**

これは**短期的な視点しか見えていない、極めて浅薄擁護論**です。

1. **より大きな市場を狙う戦略:** 竹中氏やパソナが目指しているのは、単なる「派遣業界」という小さな市場ではありません。彼らが目指すのは、**日本労働市場全体の流動化・自由化**です。正社員解雇規制が緩和されれば、「正社員」と「非正規」の垣根がなくなります

2. **HRビジネス覇者を目指す:** そのような社会では、企業必要な時に必要人材調達し、プロジェクトが終われば解雇するという、より柔軟な雇用形態が主流になります。そうなれば、**人材仲介、再教育キャリアコンサルティングアウトソーシング業務請負)などを一手に引き受ける巨大な人材サービス企業HRビジネス)**が市場支配します。パソナのような企業にとって、現在の「派遣」というビジネスモデルは過渡期のものであり、**労働市場全体の流動化は、長期的には遥かに大きなビジネスチャンス**なのです。

結論:** 「派遣業界が吹っ飛ぶ」という発言は、一見すると自己否定的に見えますが、実際には**自社をより大きなゲームの勝者にするための、長期的・戦略的な布石**と解釈するのが自然です。「不思議ちゃん」などではなく、極めて計算高い戦略家です。この反論は、その戦略的な意図を見抜けないか意図的に隠そうとしているかのどちらかでしょう。

---

### **総括**

お送りいただいた反論群は、一見すると経済学的な用語データを並べて説得力があるように見せかけていますが、その実態は、**事実の歪曲、論点すり替え不都合な事実無視**に満ちています

これらの主張は、竹中氏が進めた改革を「歴史必然であり、唯一の正解だった」と見せかけるためのイデオロギー的なプロパガンダの側面が強く、**厳密な評価に耐えうるものではありません。** 妥当性は極めて低いと判断します。


以下質問内容。

君とのやり取りに対して以下のような反論?が届いたけど、この反論はどの程度妥当なの?時間がかかっても構わないので、事実に基づいて厳密に評価し、反論があれば反論して。

労働者派遣法改正

最初ILOが「派遣もアリ」という条約を作り、日本はそれを批准してから法改正した。各国の世界的な流れに従った。

郵政民営化道路公団民営化: 

田中角栄のような政治家が、特殊法人の金庫に手を突っ込んで、自分の票田にバラマキ。そういうことをさせないための民営化。金庫が空っぽになってしまった国鉄は最終的に破綻処理。

格差の拡大

2000-2005年の間、格差は下がっている。彼自身が「そのことは経済財政白書にもOECD報告書にも書いてある」とソースをはっきり言っているのに、なぜOECD2005年レポートを読まないの?

金融システム不良債権処理:

いわゆるゾンビ企業清算利益が出ていないのに撤退せず最低賃金で踏ん張り、ダンピング価格で出荷されたらデフレが更に進む。地獄デフレスパイラルや。

非正規雇用の拡大と中間層崩壊

自由貿易によって、グローバルな同一労働同一賃金が達成された。スリッパを作る工場は、インドでも国内でも時給は同じになった。そもそもスリッパのような低単価商品国内においては稼げる仕事じゃないだろう。

企業内部留保は増大、しか賃金は停滞

このように、企業海外スリッパ工場などを建ててそれで稼ぐようになった。日本労働者はそこで働いていないんだから賃金が上がるはずがない。

パソナグループ取締役会長

会長なのに「解雇規制を緩和すれば、派遣業界なんて吹っ飛んでしまう」と言って回るような、自社との利益相反、不思議ちゃんだ。普通なら「日本雇用は素晴らしい、派遣業界永遠なれ」というボジションなのだが。。

2025-07-27

anond:20250716224523

永住権取得までの在留期間首相世界最短に」

新たな成長戦略2016年4月19日 18:54 https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL19HP8_Z10C16A4000000/

安倍晋三首相は19日夕の産業競争力会議で、新たな成長戦略について「(人工知能ロボットなど)第4次産業革命を担う優秀な人材海外から呼び込みたい」と述べた。その上で「永住権取得までの在留期間世界最短とする」と表明した。

 

安倍総理大臣米国金融関係者との対話

平成28年9月21日 外務省

https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na2/us/page4_002388.html

国連総会出席のためニューヨーク訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,9月21日水曜日)9時20分(現地時間日本時間21日(水曜日)22時20分)から約30分間,ニューヨークロイター社にて米国金融関係者との対話に出席して英語スピーチを行ったところ,概要は以下のとおりです。

(略)

日本は「開放性」,貿易自由化投資自由化を推進する立場一定の条件を満たせば日本世界最速級のスピード永住権を獲得できる国になるよう,詳細を詰めている。

(※概要ではない表現は以下の通り

 ”2点目は「開放性」です。申し上げます日本は「開放性」を推進する立場です。貿易自由化を推進する立場です。そして投資自由化を推進する立場です。例えば、一定の条件を満たせば、日本世界最速級のスピード永住権を獲得することができる国になります現在、詳細の詰めを行っています。乞う御期待です。” )

 

劉仲敬と従来の中国反体制派の違い

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬と従来の中国反体制派の違い

項目 従来の中国反体制派(民主派自由主義派) 劉仲敬の主張

中国国家既存の「中華人民共和国」を民主的改革民主化すればよい 「中華人民共和国」という国家枠組み自体が人工的で非現実的中国多民族連合体として再構築・分裂すべき。

民族観・統一観 「中国は一つの民族中華民族)としてまとまるべき」ことが前提 「中華民族」は政治的神話実態複数民族の多元集合体単一民族国家否定

体制批判の焦点 一党独裁権威主義体制民主化自由化目標 体制批判根本的。中央集権国家崩壊多元的地域分裂・自治を推奨。

未来ビジョン 民主主義中国の実現(西洋民主主義への接近) 「諸夏主義」などの地域文明単位による緩やかな連合体形成国家民族固定観念解体

歴史観 中国は長く続く統一国家であることを基本に認めている 中国史は分裂と連合の繰り返し。単一連続的な民族国家歴史は作られた神話

国家態度 中華人民共和国を乗り越えるための改革革命志向 国家のもの時代遅れ解体視野。新しい地域単位多元的な秩序を目指す。

国際関係国家主権尊重国家としての中国民主化目標 国家の枠組みを超えて地域間の多様な連携自治を重視。国家主義ナショナリズム否定

具体的に言うと…

従来の反体制派は「共産党独裁民主主義に変える」「言論の自由法の支配確立する」といった改革を求めます。これは「中国という国家を良くする」ことが前提です。

一方、劉仲敬は「中国という国家そもそも巨大な神話であり、漢民族中心の大中主義虚構」とし、「国家民族概念自体を分解し、多様な民族地域が緩やかに連合する新しい秩序を作るべき」と主張します。

まり、従来の民主化運動が「国家改革」を目指すのに対し、劉仲敬は「国家の枠組みの破壊と再構築」を提唱しているのです。

なぜ彼の考えはユニークか?

伝統的な中国の「民族統一」観や「国家主権」を根本的に疑っているため、単純な民主化論や自由化論では解決できない根本問題を突きつけている。

そのため、民主派自由主義から理解しづらい「分裂主義」としても受け取られることがあります

逆に言えば、彼の主張は中国の多様な民族地域現実を踏まえ、より柔軟で現実的未来像を模索しているとも言えます

2025-07-14

選挙茶番なのはかなりの割合で先公も悪いと思う

みんな学習ちゃうじゃん

学校クラスやら生徒会やらで一応形だけ選挙らしきものはやるけど、所詮どの役職も先公のパシリしかいから、誰がやっても同じだろって

誰がやっても変わらないから、その場のパフォーマンス面白い奴に投票して、終わったら誰が何言ってたかなんて即座に忘れる

なんなら嫌われてる奴に嫌がらせで入れたりする

しかもクソマジメにやってみたところで、今度は先公が立ちふさがるわけよ

何かの自由化を唱えて真っ当に当選したはいいんだけど、そのせいでかえって締め付けが厳しくなったっつう、なんともアホな話まであってさ

俺が「とにかく声を上げましょう」みたいなのが嫌いなのもそのせいなんだよ

これじゃ最初から何も言わずグダグダで回ってた方がマシだったじゃん、って

結果の出ない権利主張なんて無駄どころかむしろ害悪ですらある、そういう経験があるとそう思ってしまうわけ

選挙に限らねえ話でさ

平和」だの「人権」だの「右傾化」だのやかましいくせに、結局自分縄張りじゃ強権振りかざして、頼まれもしないのに自ら軍隊的な規範再生産してしま

そういうとこなんだよ、俺があいつら好きじゃないのは

2025-07-09

自民党リベラル政党です

anond:20250709164305

自民党政策なんてリベラルに媚びたもんばっかじゃねーか。

男女共同参画? LGBT理解増進? 移民受け入れ? 全部やってんじゃん。

選択夫婦別姓検討してたし、外国人労働者の拡大も進めてるし、どう見てもリベラル寄りじゃん。

憲法改正すらロクにできてねーし。

国体を守る!」とか言ってる連中も文化保守の皮をかぶって、実はグローバリズムリベラリズムにベッタリ。

安倍ちゃんだって移民めっちゃ入れてたからな?

そんで外資リベラルの機嫌取り。

それが自民党実態ってこと。

何が「自民党リベラルじゃない」だよ。

移民政策

自民党って、もう何年も前から外国人技能実習生」だの「特定技能」だのって名目で、事実上移民を受け入れてるよね。

人口減を補うために労働力必要とか言って。

でもそれって、グローバル経済優先のリベラル的な発想じゃね?

保守って本来国民雇用を守るのが基本じゃないの?

日本人給料上がらないのに、安い労働力を入れまくってんじゃん。

男女共同参画とかジェンダー政策

自民党って男女共同参画基本法1999年に作った政党なんだよ。

女性活躍」とか言って、クオータ制の導入検討したり、男女比率にこだわったりしてんのも自民党

それって、いわゆるフェミニズム的な平等主義でしょ?

保守っぽいフリして、実際には社会価値観リベラル寄りにしてんのよ。

LGBT理解増進法

岸田内閣で通したでしょ?

「性の多様性理解を」ってさ、そりゃ人権意識としては大事かもだけど、

じゃあそれって完全にリベラル側の話じゃん。

しかも一部の宗教右派からは「家庭の価値観が壊れる」とか叩かれてたわけで、

それ無視して押し通した時点で、もう自民党保守よりリベラルと手を組んでる証拠よ。

経済政策

新自由主義構造改革自己責任論。

全部リベラル系の経済思想だよ?

社会保障削って、非正規を増やして、派遣自由化したの誰?

小泉純一郎とか安倍晋三でしょ?

あいつらがやったのって「自由市場競争しましょう」っていう、典型的リベラル経済思想じゃん。

労働者保護とか、日本型雇用を維持しようって姿勢まったくなかった。

参政党支持の人教えて

遺族年金改正されて、3号保険者見直し検討されてて2028年40歳未満の女にとっては専業主婦を選んでキャリアを手放すリスクが上がった

国の今の動きとしては主婦主夫保護する気はないし働かせたいし社会保険料も払わせたいわけだ

既にかなりの選択肢が削られてる状態から子供を産んだ方が安心して暮らせる社会状況を作るって具体的に何をするんだ?

労働力不足でもニートを雇いたくなくて

外国人は追い出したいが技能実習生は欲しくて

子供労働力も増えて欲しいけど子供は嫌いな日本で何をどう?社会がついてくるのか?ってのが全然見えてこない

子供1人10万円は話題だが、街頭演説では代わりに保育や医療給食学費無償化を止めると言っている

預けて働く負担は増えるし専業主婦になったとしても子供によっては10万円でも足が出る

選択肢を増やすとも安心して暮らせるとも両立してないように感じる

新卒と現役で給料逆転現象が起きた会社では現役側は納得してなくてピリついてるが出産キャリア案はそれの酷い版だよな

その環境で働くのは双方に強い負担ではないか

そして15年や20年、子供が多ければ25年とか後に雇わせる約束不可能子供ごと人生をかけたギャンブルになる

若い女の支持者は信じて賭けられるってこと?

アラサー以上の支持者はこの先職場で歓迎するってこと?

天皇側室とかメロンパンとかジャンボタニシとかは置いておくとしても

国民主権国家主権に変わってるとかワクチン反対とか公共施設マスク自由化とか結構ヤバめのもあるんだけど支持してるってことだよね?

支持してる人達はどの立場の人なの?

2025-07-06

anond:20250706210656

じゃあ南北戦争の失敗はどうやったら回避できたと思う?

俺は思うにそれに南北戦争回避するには、奴隷制存続と南部独立を認めるの二パターンが想定される

奴隷制が堅持され場合南部黒人労働力工業転用できない工業化は北部主導で進み、南部農業社会は取り残される、黒人政治家科学者実業家誕生しない。

労働力自由市場自由化も今の様に活発ではない。

なので、結果として、技術発展や鉄道建設などは遅れ、工業国家としての成長が今のアメリカより遅れる事が予想される

南北が分離国家になる場合だと、北部だけでは世界最大のGDP国家になるのは難しく、その上南部アメリカという仮想敵国軍事外交リソースを割かねばならないので国内経済発展に使えるリソースがより限定的になる

覇権国としてのアメリカ像は弱まる。

戦争経験軍需産業の成長と技術革新を後押し、その後の二つの大戦で軍需の工場として振る舞う事ができ戦後覇権國となれた

結果として南北戦争の「破壊統一」があったかアメリカは今の、アメリカ世界最大の工業経済国家に押し上げる決定的な契機となった。

南北戦争を避けられたか?」という問いは、「痛みなく近代化できたか?」という問いでもある。同様の失敗はフランス革命ロシア革命普仏戦争からドイツ統一世界大戦辛亥革命中華統一にも言える

近代化とは単なる技術革新ではなく、社会構造権力構造価値観の変革です。その過程では、既得権益崩壊や反発が必ず起こり、一定暴力犠牲を伴うことが多くそ犠牲を失敗と呼んでいるという事では

2025-06-28

解雇自由化したら

仕事ができない、サボってる中年「だけ」がクビになるんじゃなくて

中年は多少有能だろうが貢献してようが年食ってんだから

とりあえずクビにして、浮いた給与新卒若者を取って組織を若返りさせよう、って考えににゃるのは当然で

その結果新卒がごっそり辞めちゃってどうしようもなくなるパティーンもあるだろうけど

とにかく、若者じゃないってことはガッツリマイナス査定なんだよ

政府が米の値段抑えるっておかしくね?

自由化しろみたいにゆってるけど、したら暴騰する可能だってあるわけぢゃん

そうなったらまた政府が介入するの?

ちゅーか、インフレでも給与上がってたら問題なかったのにそれがないのがソモソモおかしいよな

減税で手取りやすってのも対症療法だしそれで社会保障削ったら経済逆効果

2025-06-09

anond:20250609111140

正直今回の米騒動に関しては流通市場自由化多様化は値上げ要因だと思うんだが…

それこそ備蓄米放出みたいに国が米全部集めて輸送費もケツモチしてこの値段で売れってやった方が値段は多分安定するよ

なお予算は考えないものとする

2025-06-07

anond:20250607114749

お絵かきAI方面でも似た話を聞くけど、フツーに反対!!

日本だけ規制強くして、結局、本気出した中国にまくられるなら、いっそ緩めて自由化した方が


いま Pixiv流行してるのは「無断転載禁止AI学習禁止」というスタンプを絵の中にデカデカと貼ること。当然、アートとしては見にくくなってしまうけど、絵師先生方は悔し涙を飲んで、その対策をしてるんよ。

転売ヤーが悪い理屈理解できない人集まれ

オレだけじゃないはず。

転売ヤーが悪い、その理屈理解できないのは。

買って売るって「資本主義」じゃんか。

確か以前に、「せき止めて値段を釣り上げるのがアウト」「卸業者はセーフ」って言ってたよな。

だけど米問屋が売り惜しみして値段が上がるのもアウト??

疑惑を話してる人々がそんなことを言ってた。

ええーーー

話が違う・・・

コメが買えないならパンを食べればいい。

高い値段で売れるなら高い値段で売ればいい。それが資本主義だと思っているオレだけか?

スジが通ってるのは。

---

ゲーム機転売してる中国の連中が実績あるアカウントを動員してると聞いて驚いてる。

リアル生活してる人間に買わせるなら、それもう、転売防ぐなんて無理ゲーじゃね?

日本だけ規制強くして、結局、本気出した中国にまくられるなら、いっそ緩めて自由化した方がよくないか

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん