はてなキーワード: スパとは
「The Wakey Show」っていう番組があるんだけど、そこのエンディング曲がこっちのけんとが作った「それもいいね」って曲なのよ。
で、これがさ、私みたいな僻みっぽい人間にはまじで刺さるわけ。人の幸せ見るとすぐ「いいなー」ってなっちゃうじゃん? もう、脳内にその思考が湧きそうになった瞬間、「それもいいね〜」って歌ってんの。心の中で。一人でいる時は、調子に乗って振り付きで。
これがね、マジで効くんだわ。湧き上がってくる「羨ましい」っていう呪いみたいな思考をスパッと消せるし「まあ、人の幸せですから、それもいいよね」って自分に言い聞かせられて最高。
当時、仕事とプライベートがうまくいっておらず、病気にまでなって人生に絶望していた。
仕事では圧倒的無能ぶりを発揮し、プライベートは非モテを童貞を極めており、ストレスから視力が一時的に低下。なにもいいことがない状況だった。
彼女は配信経験がない中でVtuberとしてデビューし、最初はポンコツだった中で努力を重ねており、その生き様に自分はあこがれを抱いていた。
片耳が悪いというハンディキャップを抱えながら、それを感じさせない活動への取り組み姿勢も尊敬していた。
当時、自分は彼女に自分を重ね、自分の人生を頑張ろうとしていたが、上手くいっていなかった。
画面の向こう側の彼女は、同じ事務所のメンバーと一致協力して素晴らしいパフォーマンスを見せており、視聴者を喜ばせるために全力を尽くしていた。
ライブ直前にコロナに感染し、満足の行く準備ができなかったにもかかわらずである。
その姿を見て、自分の中に電撃のような衝撃が走り、涙したのを今でも覚えている。
何年もの間、いつも自分の頭の中にあったモヤモヤがすべて消え、思考がクリアになった。
その時、彼女は自分の中でアイドル(神の偶像の方)になったのだと思う。
ライブのあとの感想の配信で、人生で初めてスパチャを、それも最高額で投げた。
あの日、自分は彼女の重ねてきた努力に比べ、自分の努力がいかにちっぽけであるかを思い知った。
自分のいままでの行動のすべてが独りよがりで、彼女のようには何も生み出せていないことを自覚した。
仕事もプライベートも、すべて自分の幼稚なこだわりのせいで、あらゆる立ち回りが悪いまま改善されていないことにまで思い至った。
あの日の感動は自分と彼女との約束になった。(とても一方的なものだが)
あの日以来、仕事では失敗を常に振り返り改善していくようにした。
仕事におけるあらゆる立ち回りを見直した。メールの即レスポンス、話し方の改善、チームにおける自分の役割を理解しての行動など、
全て彼女が教えてくれた(と自分が勝手に思っている)ものを仕事で実践した。
プライベートでは身なりを整えて、(ありえないことだが)もし偶然街中で彼女に会うことがあっても恥ずかしくないようにした。
人格も尊敬する彼女に似せるため、「こういう会話ではこのように返す、このように話しかける」を彼女の配信を繰り返し視聴し、真似していくようになった。
彼女との約束(自分の中の一方的なものだが)を守るために努力した。
仕事ではプロジェクトリーダーを任されるようになった。圧倒的無能をさらしていた調整業務も、まだ課題はあるが、人並みにできるようになった。
プライベートでは結婚し妻子を持つに至った。(妻からは、出会ったときは童貞とは思えないほどスマートだったとお褒めの言葉をいただいている)
いまでは忙しくなり、配信を見る機会はかなり減ってしまったが、
スト6への文句といえばキャラとかそのキャラ使いへの文句になっちゃう。
あのさ、自分のキャラの事を他よりマシみたいな言い方するの絶対やめないか? まじでむかつくわ。
例え機関銃持ってるキャラが暴れててそいつが強いって言いたいとしても、お前も地雷みたいな卑劣非道な兵器使ってる側なんだよ。
それをさ「てか地雷ってそこまで強いか?(踏まなければいいだけだし)」みたいな言い方してるけど本気で言ってる? 両足が奪われて苦しんでる人が大勢いるんだが。
本気で言ってるとしたら本当にやばいし、冗談で言ってるならなんでそんな言い方出来るのか。
自分は配信とか、動画とかのコメント欄見るのが好きなのでどうしてもそういうコメントを見ると本当にイライラする。
(色々見るのが好きだから見てるので、じゃあ見なきゃ良いじゃんみたいな的はずれな指摘はいらない)
せめて自分のキャラの良い部分はしっかり理解しろよ。お金持ちお嬢様が言う「皆さんのほうが素敵でお綺麗ですわ」みたいな発言みたいで腹立つんだわ。
あえて引き金引きに行くけど、それ言う奴ら自分のイメージでトップ3がリュウ、ジェイミー、テリー使ってるやつ。
いや、正直使ってるのか怪しい。だがとにかくその3キャラの擁護が多い。
でもそいつら大抵卑怯な技持ってませんクソキャラじゃありませんみたいな感覚で喋ってる。
まあこの3キャラは自分もデザインとかキャラクターはかっこいいと思うし、あと別に本当は強キャラだろとか言いたいわけじゃない。
でもよく知らないエアプなのか、なんなのかわかんねーけど、
みたいなの見るたびに10行ぐらいのコメント作って返信反論訂正してやりたくなるんだよ。
どこが?
ふざけんなよ。
てかさ、動画とか配信でさ、そのキャラのクソみたいな部分散々見てきたはずじゃないの?
そのストリーマーとか投稿者が使ってるキャラを一番見てきたはずじゃん。
もしそのキャラを本当に使ってるなら一番見てるのは自分のキャラのはずじゃん。
なのになんでわからん?
リュウは大ゴスと足刀と波掌撃で無茶苦茶な有利やゲージ削り押し付けて来るじゃん。柔道がこんな嫌われてる中で柔道クソ強いし。
ジェイミーも空中機動変化、コマ投げ、弾抜け、突進、投げへの逆択とかくそつええのにしかもそっからSAつなげてリーサルいける。
テリーもバーンナックルやパワーウェイブ、クイックバーン、クラックシュートみたいなアホみたいな押し付け技持ってるだろ。
こういう事言うといやいや、ジャスパすればいいからとかインパクトすればいいとかバクステしろとか飲まないと弱いとか本当は強くない技とかレジェンド帯では通用しないからとか言ってるけど
何なの? お前レジェンド帯なの?
お前がそのキャラ使ってそのレベル帯でやってその論調なら許せるわ。
でも絶対そうじゃないやつがさ、対処されたら弱いとか、見られてたら弱いとかそういう言い方でそのキャラのクソ部分をまともに見せようとしてんのなんなの?
お前やってみろよ。まじで。てかやってるとしたらさ。使ってないの?その技。毎回対処されてる?されてないよな?
足刀とか酔疾歩とかバーンナックルとか、押し付けてる方はガードされたら「ふーん」で、当たったら「ラッキーwww」とかそんなんだろどうせ。
ガードしてる方は歯ぎしりが止まらねえんだわ。本田とやってること変わらんのに嫌われない側かのようだけど。
なのにジャスパされたら弱いからなぁとか垂直されたら痛いみたいな理想の穴の部分だけ言って正当ぶりやがって。
同キャラとかもやったことあるだろうに感覚無いの? やられるたびに(それそんな強くないけどなぁ)とか思いながらやってるの?
それとも「まじか! そこでそれ通すのか! やるね!」みたいに思ってるわけ? カードバトルものの主人公みたいな爽やかさだな。
本当にそうだとしたらさ、自分のキャラのクソ部分から目を背けすぎだろ。
確かにスト6は他キャラもクソキャラ多いしクソ技だらけだし、相手キャラのクソ部分だけに目が行っちゃうのはしょうがない。
けどだとして自分のキャラのクソ部分をマイルドに話したりしてるのが本気だったらマジで自キャラの良い部分を理解してなさすぎる。
そんなん勝てるもんも勝てないだろ。自分の強さわかってないし、活かそうともしてないんだから。
本当はクソだと理解してるけど、低まるために、ナーフされたくないから政治でそう言ってるんだよな? それなら理解できるよ。
確かにクソって言われるのは気分悪いだろうが、明らかのそのキャラへの「クソ」って言うレッテルを貼ってほしくないあまりに適当な擁護で塗り固めて汚い部分を隠すのは気持ち悪いわ。
べたべたべたべた上から塗ったせいで余計に変に盛り上がって見ていて違和感しか無い。
てか絶対エアプなんだよ。このゲーム今やってたらそういうコメントにならないみたいなのが死ぬほど多い。
あと厄介なのが、昔はやってたけど、今はやってないみたいな初期にマスター行ってやめたやつとか一瞬しか触らなくて今観戦勢みたいな人達。
あのさ、観戦とかだけで得た知識と自分の昔の経験を組み合わせて今のことをわかったような、今もその戦場に身をおいてるかのような立場で喋るのまじでやめとけよ。くそだせーわ。
良いよ? そういう人達がさ、今は観戦だけで楽しむなんてめちゃくちゃいいし界隈が盛り上がるから良いことなんだけどさ。
キャラのバランスとか技に対して今もやってる風に印象語ったりするのだけまじでうざい。
今やれよ、今やってるやつが今のそのキャラ、その技、そのバランスについて一番理解してるんだからまともな文句が言えるだろ。
お前がやってる頃より絶対なんか調整入ってるだろ。キャラ増えただろ。新しい連携が発見されただろ。
昔のお前の知識なんかもう当てはめられねえんだよ。色んな要素の上でバランスが成り立ってその場があるんだ。草の一本でも生えてたら足の踏む感覚も変わるんだよ。
それを今最近も対戦してますみたいな顔でさ。「こいつはそこまでクソじゃないだろ」みたいに話すの本当にださい。ワシが若い頃はなぁって老害と一緒じゃん。
これは上げた3キャラ以外でも当てはまる話。本田使ってる人がむしろ一番健全だわ。自分のキャラをクソって一番認めてる。
上の方にも書いたけどこうやって形にして吐き出さないと、本当にコメント欄で返信バトルしそうになる気がしたから好き放題書いた。
◯◯使いに文句言うような感じになっちゃったけど実際は本当に使ってるやつはそういう誤魔化しは言わないんだろうなって思ってる。だから俺の今の怒りはほぼエアプへの怒りだ。
これだけわかってほしいんだけどさ、クソ技クソキャラとか全キャラ絶対言われるんだよ。簡単に対処出来るキャラ、技ばっかだったら使ってるほうが対処されまくってつまんないし。そういうゲームだから。
そのキャラがかっこよくないとかダサいとか言ってるわけじゃない。
https://note.com/digitalregion/n/naa925598d403
ため息が出る
この記事を1mmでも信じたやつは自分で帳簿つけるのに向いてないから全部税理士に投げろ
・VRChat Creditの売上は、ルールの記載上は「VRChat社から払い出し(Payout)されたタイミング」
んな訳ねえだろ
ぐだぐだ書いてるがニコニコのクリ奨もYouTubeのスパチャも建前は同じでユーザからクリエータに送金はしてないことになってる
この類のシステムで一回通貨じゃないポイントを経由するのなんか当たり前でいまさらなんの根拠もなく新しい見解を出しても通らない
・これが国内取引になると消費税の特例が適用されず、個々のユーザーからのVRChat Credit支払いに消費税の計算が求められる可能性が発生します。さらに、その場合は、個々のユーザーの所在地を把握して、日本国外であれば課税対象外とするなどの判断も必要となる可能性もあります
そんな可能性はない
・本則課税を行っている場合は輸出企業として経費として掛かった消費税の還付の申請も理論上は可能と思われます
・(そのため、弊社からの支払い時にも消費税分の考慮ができないことはご容赦ください)
それはお前の都合であってお前の都合に関わらず下請事業者やフリーランスには消費税を払わなければならない
フリーランス新法読んでこい
・ということはこのルールを悪用して、いつまでもPayoutしなければ、売上は上がらないので、自分に一番都合がよい(≒税金の支払いが少なくて済む)タイミングで売り上げを上げてもよいのでしょうか。
まずルールが間違ってるが仮に正しかったとして費用と収益は必ず対応する
お前のお気持ちに関係なく売上を計上しないなら対応する原価も計上できないからそんな都合のいいケースはない
・また、結論だけ見れば、売上の計算にも裁量の余地があり、税制上も有利な建付けとなっていて
なってない、それ脱税な
まあ仮想通貨のNeosよりは百倍マシだが
・前例の少ない取引形態で、各種金融関連法規、税法から解き起こしたものも多い
税理士でもないのに税法を語らない方が良いし企業会計の話なら企業会計原則くらい理解してから喋ってくれ
お前に話をした税理士が無能でなければお前は税理士の言葉を理解できてない
特にアバターとか作るのの委託とか細かいの全部足したら余裕で10万円超えると思うがまさか何も考えずに経費にしてないよな
じゃあな
寝て起きて読み直したらわかりにくいから一応補足しておくが
・この記事はVRCのアバターをBOOTHで売ってるようなクリエータに宛てて書いてる
・序盤と最後の方の「やつ」「お前ら」は複数つまりこの記事を読んでるお前らのこと
なんでこういう補足をするかというとこのnoteを書いた奴の会社の状況がある
健康保険加入者数0だからフルタイムの従業員は0で役員報酬も出てないんだが(さすがに社長が非常勤役員にはならんので)
何年か前は求人を出してた時期があって今検索したらその記事がまだトップにヒットするのな
この会社は一人会社だしアバター作ってないしグラボが頻繫に要るような商売じゃないし
その後に税理士に依頼しろって書いてんだから絶対ないと思うが別にこの会社が脱税してると言っているわけじゃない
「出金しなければ税金だいじょうぶなんですね~✨」とかいう脱税宣言みたいな引用RTがついてんのが問題なんだよ
BOOTHで急に売れたクリエータが12月に旅行行ったりHMD買ったりしてるやつ
あれは税金対策なんだがその裏で12月の売上を翌年に繰り越そうとしてるパターンがめちゃめちゃある
翌年は12か月分の売上が上がるんだから本来は繰り越したところで税額なんて誤差みたいなものか下手したら増えるが売上と費用を対応させてない場合は税額が変わってしまう
大体確定申告時に周りに指摘されて修正するがそのまま強行する奴もいる
BOOTH商売においてアバターは無形固定資産になる場合がある
これはむちゃくちゃ細かい話だし例外も考え方もいろいろなんだが無形固定資産にする場合は取得日と事業供用開始日って概念がある
期末に売上確定させればOKという単純な話ではない
もちろん制作の体制ややり方によっては一切ならない場合もあるから税理士に聞け
ネットに居る税理士は尖ってるやつが多いからできれば商工会とかで聞け
で何が一番迷惑かっていうと脱税してる奴がいると税務調査はそいつ本人で済まないんだよ
金のやり取りがあるやつとかオフ会してて仲良さそうな奴にも連鎖して税務調査が行く
午前3時、炊飯器のループBGMが「退路ゼロで前に出ろ」とドラムを刻み、冷蔵庫が勝手に自撮りした顔面テクスチャをAI Tuberに貼り付けて戦闘態勢。干しっぱなし靴下は旗印に進化し、コメント欄には<推し=家電=運命>三段活用が疾走する。電子レンジは「止まったら死ぬ」と扉ヘドバンでラップ、Wi-FiルーターはLEDを閃光手榴弾にして「踏み込め、躊躇うな」のモールス。壁ドンは絶叫ギターソロへ変貌、米派・靴下派・壁ドン教の三国志が血煙を上げる。猫型掃除機はスパチャ硬貨を吸い込みGPUを錬成、「残り血液まで投げ銭せよ」と真紅の字幕。洗面所の電球は一閃ごとに転職広告をシャウト、浴室ミストが観客席を召喚、家全体が“Sold Out”の戦場へコンバート。終盤、ドラム式洗濯機が輪廻転⽣しVTuberデビュー、「迷う暇など無い」と回転加速でスパチャファンネル乱射。部長の社内アカは“尊い”連投1000コンボ、就業規則が歌詞カードに書き換わり社員全員がコール&レスポンス。気付けば俺は背景PNGに格下げ、しかし瞳だけは燃え尽きず無限ループへダイブ。最後、窓がASCIIアートで「走れ、止まるな」と閉じ、炊飯器メロが夜明けの号砲を鳴らす――ドドンコ!
なんだかんだ言っても、エンタメでは金を出した側が「主」で、金を受け取って何かを見せる側が「従」だ。
やっぱり金を出すほうが偉いんだよ。
金をもらう「推し」のほうが立場が上、金を払うファンのほうが立場が下。
「推し」が金を受け取るのは自己実現をするため、ファンが金を払うのは「推し」が自己実現をするため。
「推しの幸せがファンの幸せ」なので、「推し」が幸せになってくれれば、それ以上の見返りがなくてもいい。
でもパトロンと芸術家ならパトロンのほうが立場が上なんじゃないかね(知らんけど)。
「芸術家のファンだから何でも面倒みるし見返りに作品を求めたりもしないよ」みたいなパトロンがいるならそれに近い。
Vtuber界隈で指示厨的なファンが嫌われてるのもそうじゃん。
スパチャを投げて見返りを求める奴。
「こうしたほうが売れるよ」ってアドバイスする奴。
自分を殺しきれてないんだな。
いかなる場面でも「推しがやりたいようにやればいいよ」というのが模範的なファンだ。
たとえばこういう記事を見かけたんだけどさ。
Vtuberの曲は僕達の人生を応援してくれない ーー月ノ美兎、星街すいせい、花譜のアルバムをレビューして得た音楽考察|ReiRain
2025年5月2日 金曜日 雨のち晴れ(午前雨 - 午後晴れ)
事前情報では「万博参加へ多くの人はあまり積極的ではない」と、特にはてなブックマークではそういう情報が出回っていたが、入場ゲート前は自身の記憶上で東京ディズニーランドの「美女と野獣 魔法のものがたり」公開初日のTDL入場ゲート前の待機列や、ユニバーサルスタジオジャパンの「スーパーニンテンドーワールド」公開初日のUSJ入場ゲート前の待機列よりも人口的な意味で大規模な待機列が形成されていた。
万博会場への入場は入場予約時に設定される入場時刻を1つの団体ブロックとして管理しており、これはつまり早めに現地へ着いても早めに着いた分だけ待機させられる事を意味するので、幼い子供を連れていたり心身に障害を抱えていたり日本語を解する事が困難な外国人などなど、様々な諸事情で時間管理が曖昧になりがちな家庭は入場時刻の調整に関して万博側へ融通を効かせて貰う事は難しいと思われるので、時間管理がおろそかになりそうな家庭ほど時間管理に関してはしっかりとした対策を各々の事情に合わせてした方が良い。
なお、「入場へ大幅に遅刻した場合はどの様な処理になるか?」は子供達が移動を頑張ってくれたお陰で自分達は未確認。
前述の通り、5/2(金)の午前中の天候は雨であり4月13日の万博初日が雨だった事もあり事前に雨天の対策をしている来場者が多く居たのか傘をさしている人が非常に多かった。同時に雨傘使用者よりも少なくはなるが雨合羽レインコート使用者も居り、我が家もレインコートの選択をしたが、雨天の場合は傘よりも雨合羽レインコートの選択の方が待機状況を考えると適していると感じた。
特に子供は長い待機時間で傘をさしていると傘で遊び始めたりしてしまう子が多く居た為、周囲へ迷惑をかけるどころか最悪の場合は周囲へ怪我をさせてしまう可能性もあるので幼い子供連れの場合に雨天対策をするのであれば雨合羽レインコートをオススメしたい。抱っこを望むくらい幼い子供であるのならば親の両手が空くので雨合羽レインコートの方が一層良いだろう。
なお、足元の舗装面の排水状況に関して問題無いがマンホールなど一部の箇所は水深5〜10mm未満ほどの水たまりが出来る箇所はあるので、雨天時はサンダルやクロックスで来場しない方が良い。
入場時の荷物チェックでは空港の方式が採用され、鞄の中身を「X線手荷物検査装置」と「ゲート型金属探知機」「ハンディ金属探知機」「ボトル内液体物検査装置」で行う。
実はこの「入場時のチェックがどうなるのか?」が自分としては大阪万博2025では気になっていた関心事の1つであり、スタッフには申し訳ないが「幼児のいる家庭の荷物チェックはどの様に行われるのか?」を無断で確認させてもらった。用いたのは未開封のペットボトルと複数のプラスチック製幼児用飲料マグを複数用意。飲料マグは空のものと中身に水が入っている物だ。
その結果として、水の入った飲料マグは「親が飲料マグに口をつけられるか?」のチェックが行われた。流石にスタッフも抱っこされている幼児にチェックを求めない様だが、それはそれとして入場マニュアル通りに幼児用飲料マグもチェックする事はしっかりと行い、一般的なペットボトルや水筒と大きく形状の違う幼児用飲料マグはボトル内液体物検査装置が使用できないので、荷物チェック時間を短くしたいのであれば哺乳瓶や幼児用飲料マグなどは空の状態で持ち込んだ方が良い。
これは一部の職業というかガジェットファンに向けた物だが、入場ゲートでラップトップPCやタブレット端末は荷物から出してX線手荷物検査装置を通す事促されるのでラップトップPCを持ち込む際は直ぐに取り出せる様にしておいた方が無難だ。様々な事情からラップトップPCが手元に無いと落ち着かない人は直ぐに取り出せる様にしておこう。
なお、スタッフへ直接確認したがモバイルバッテリーや電子機器類のバッテリーに関して容量制限は目安として100Wh(≒27,027mAh)らしく、それ以上の容量に関しては事前連絡をされた方が無難との事。ただし、バッテリーが搭載される電動車いすなど歩行補助機器に関しては国の安全基準に適合する製品であればその限りではないとの事。
ただ、一眼カメラに挿入していたバッテリーは確認されなかったのであまり厳密なチェックがされるわけではない様だ。予備バッテリーはチラ見していた。
この入場が最も批判されがちだったので「何か起きるか?」と正直言って下世話な期待感がわずかでもあった事を告白したいが、5/2(金)の時点でスタッフも入場処理に慣れたのかTDLやUSJなどと比較して肩透かしと思うほど何もなかった。逆に言えば大阪万博2025入場時に起きる問題はTDLやUSJでも起きるだろうと思えるほど。
東ゲートから入場後すぐに目の前へ広がるのは東ゲート広場であり、この東ゲート広場の面積は前述の「入場時刻団体ブロック」を処理し切る程の面積容量がある。おそらくは開幕ダッシュをする来場者がゼロであっても処理できるであろう程の面積容量だ。時系列は前後するものの、退場時に入場者とかち合ってもすし詰め状態にならない程の面積容量があり、おそらく「入場時刻団体ブロック」はこの東ゲート広場がキャパシティオーバーフローしない様に設定されたのではないか?と思われる。
大阪府内の小中高生が無償招待された事によって、この東ゲート広場では学校の学生管理にありがちな列形成をさせ人数が揃っているか?の確認を様々な学校がいたるところで行っていたが、その列形成が邪魔と感じない程に広い。比較するならば野球場やサッカー場のプレイフィールドがすっぽり収まる程度に東ゲート広場は面積容量があるので、東ゲート通過後に人口密度によって混乱が起きる事は特別な事例を除いてほぼ無いと感じた。
あまりにも広すぎるので子連れ家庭は興奮した子供が駆け出して見えないところまで走っていって人混みに紛れてしまう事にむしろ注意した方が良い。
様々な来場者が同じ様に高く評価しており、みんなが同じ様にレビューしているが子連れにマスト。
日本の科学館・博物館やアミューズメントパークにある様なゲーミフィケーションを用いた体験型アトラクションで、国籍を問わず小学生程度の子供なら楽しすぎるパビリオン。小学生程度の子供ならば大阪万博2025へ行く最大の理由と言ってよく、我が子が口にする万博の思い出の大半の内容がこれ。
つまり、親の視点では小難しい展示の多い大阪万博2025で子供へ対する切り札の1つなので使い所を慎重に選びたい。
こちらも様々な来場者が同じ様に高く評価しており、みんなが同じ様にレビューしているが子連れにマスト。
大前提となる注意点としては体験するのに7歳以上という年齢制限があるので、1時間以上の待ち時間からやっぱりダメでしたとならないよう気をつけたい。
内容はXRゴーグルを付けた体験型アトラクションで、小学生向きの内容ではあるものの中高生でも十分に楽しんでいる雰囲気はあるので、前述した電力館の対象年齢よりは少々上の子向け。小学校高学年からといった感じか。
これも対子供向けの切り札なので親はいつこの札を切るか慎重に選びたい。
電力館やガス館と比較するのであれば大きなお友達のためのパビリオン。体験視聴型アトラクションでこれも国籍を問わず大きなお友達であるならば楽しめる。
個人的に笑ってしまったのが、このパビリオンはあれだけ学生が無償招待され大阪万博2025には学生が溢れかえっているのに、このパビリオンは平均年齢がグッと上がる事に笑った。国籍は問わないが中年男性率が非常に高い。むしろ小学生は親父に付き合ってあげている感じである。
アラブ系民族衣装トーブを纏うThe中東みたいな男性でもガンダム語ると同じ顔になるんだなというのは新たな発見だった。言葉はわからんのに何を言ってるのか大体わかっちゃうの本当に面白かった。
ちなみにガンダムの体を取っているものの、紹介されている一部の技術は実際に研究がなされているもので宇宙応用科学に知見をある程度持っているのであれば、子供にあーだこーだと説明することは可能。
子供に格好つけるのであればシリンダー型スペースコロニー(オニールのスペースコロニー)に関しての情報は事前に調べておきたい。
おすすめのパビリオンと言いつつ実はパビリオンじゃない。大阪万博2025で本当に重要なのは足元にある。
入場ゲートやらガンダムやらと上記までは多少ふざけていたが実は筆者、海運や海洋土木や海洋応用科学系専攻の技術者で、その観点から大阪万博2025を真面目に語ろう。他の様々なエントリで大人向けのパビリオンは紹介されているので気になる人は他のエントリで調べたら良い。自分は自分の得意な分野を語ろうじゃないか。
実は足元の件について来場していた海外の方々の視線によって恥ずかしくも気付かされたのだが、大阪万博2025では日本がこれまで培った強力な土木技術が発揮されている。海外の方々が気付いてくれたからこそ自分は技術者として絶対に紹介しなくてはならない。
5/2(金)は前述の通り、午前中雨天で午後から晴れたという状況から午前中は万博会場内の舗装路は水浸しになったが外国人はその水浸しの舗装面へ対し指をさし興味津々で見ていた。この舗装路、日本では近年当たり前となりつつある有孔舗装で、水はけが非常によく雨がどんなに降っても水たまりができにくい舗装なのだ。
日本は過去の日本列島改造で全国津々浦々にまで舗装道路が敷設された事により、コンクリートやアスファルト舗装に関して非常に長い期間と膨大な敷設量、様々なシチュエーションのノウハウがあり、梅雨のある日本では舗装路の水たまり問題を何度も経験してきたが、そこで舗装路の水たまりを防ぐために生まれたのが有孔舗装であり、万博会場内はこの有孔舗装と石畳タイル舗装の2種類が主に採用されており、偶然の雨天時に有孔舗装と石畳タイル舗装の2種類を比較する事が可能になった。
石畳タイル舗装では水たまりが出来ているものの有孔舗装には水たまりが出来ていない。この点に面白さを覚えた観光に来ているであろう外国人同士がしきりに地面へ向かって指を差し会話しているのだ。
そして更に面白くなったのが午後の晴れである。雨天時に石畳タイル舗装では水たまりが出来てダメだと思われていたところに晴れになると一気に石畳タイル舗装が乾き始めた。もう目で見て判るレベルでスーッと水が引いていく。実はこの石畳タイルもまた目で確認するのが困難なレベルの微細有孔処理がなされており、雨天の間は表面張力などの力によって水たまりが出来てしまうが、雨が止めば一気に水が引いていくという石畳タイルだったのだ(お風呂用のいわゆる珪藻土マットに近い)。
スーッと水が引いていく様を見た外国人は「おい!見ろ見ろ!」と海外言語理解が出来なくても言っている事が日本人の自分へ伝わる程のリアクションをしていた。これが日本の技術力なのだと誇るつもりは毛頭ないが、この有孔舗装は驚いていた国々では需要があり、この技術が売れる可能性が高い事は間違いがない。世界ショーウィンドウとして万国博覧会の本来の機能が発揮されていた瞬間だった。
日本の在来工法を応用した大屋根リングの建築は非常に素晴らしいものだが、重要だったのはその足元、海岸線が隣接する軟弱地盤を強固に改良し、改良した地盤であっても水はけが損なわれない事に外国人が非日常的であるであると気付いて大きなリアクションを取ってくれたからこそ自分も気付く事が出来た。
地盤改良というものがどの様に行われているのか?を知らない人も多いだろうが、正確性を横に置いてわかりやすく伝えるならば、セメントと砂を混ぜてモルタル舗装をする様に、地面へ大穴を掘った後に超巨大重機の先端に巨大なミキサーを付けて、掘った土を戻しつつセメントなど地盤改良薬剤を混ぜて巨大ミキサーで撹拌し、1つの強固な大岩盤や大柱を地中に形成するのだ。
そのため軟弱地盤が強固になる代わりに密度が高くなり水はけは悪くなるのだが、舗装面の最表層へ有孔舗装材を採用する事によって、舗装面自体へ保水能力を持たせ、実際に人々が足で触れる部分には水たまりができにくいという舗装技術だったのだ。
大屋根リングの様な巨大建築物が海岸線近くの軟弱地盤へなぜ建っているのか?各国パビリオンをなぜ建てる事ができたのか?そしてそれが出来るほど地盤改良されたはずなのに水はけがなぜ失われていないのか?
それは大阪万博2025会場自体が日本の隠れた超巨大土建パビリオンであるからだ。
大屋根リングのスロープには花壇が設置され様々な植物が植えられている。
これを地面と捉えると結構な傾斜角のある地面だが、雨が降った事によってスロープ最下段からは花壇から滲み出た水がどんどん流れ出てきていた。これはつまり花壇は間違いなく保水をしており、花壇を地面と捉えると水分に晒される傾斜のある法面(のりめん)であるという事だ。
目で見てわかるほど法面から染み出す水。土木にちょっとでも知識ある者であるならばわかるだろう。この環境は地すべりが起きる可能性がある。が、しかし全くと言って良い程その兆候がない。実際に植物へ手を触れて軽く引っ張ってみたがしっかりと根がはっており植物の根がその法面を支えている事がわかる。
これは紛うことなき土建技術の賜物である。花壇スロープを地面と仮定したが実際は大屋根リング上に非常に大規模な形で設置されているのだ。すなわち花壇スロープは日本の土建技術はこれが出来るとそこにあるだけで我々に訴えてきている。
子供なら気付かないだろう。電力館やガス館やガンダム館で興奮するだけだ。あまりにもわかりやすいものでしか興奮できない。
でも我々大人は違う。今まで学んできた知識と経験があり、それによって万博の非日常的な光景が技術によって成立しているのに気がつく事が出来る。すごくないかコレ?と今まで学んできた知識と経験で興奮する事が出来る。
実は筆者、愛知県民で、愛・地球博開催の2005年当時に多くの大阪府民が愛・地球博へ参加してくれて楽しかったというレビューをしてくれた事を未だに強く覚えています。
愛・地球博は開催前に様々な妨害に遭い、未だその当時の妨害内容を当人達が記録を公開しているわけですが、特にオオワシの巣を理由とした妨害によって撤回された愛・地球博会場の宅地転用計画は、トヨタ自動車や関連サプライヤーが点在している三河地方において地価高騰を招いて工場で働く多くの若者の住宅購入を阻害するという社会問題が20年たった今まさに起きている状況。この責任はいつ取ってくれるのでしょうか?
当時は日夜テレビや新聞などで愛・地球博の問題点ばかり取り上げられていましたが、そんな妨害に対抗する形で大阪府民だけでなく、多くの皆さんがインターネットを中心に「前評判よりも意外と面白いぞ!」と好評レビューをしていただいたおかげで、大きなメディアもそういった声が無視できなくなり、手のひらを返して好評な形で紹介する様になり、最終的には2200万人を超える来場者数を記録し約65億円の剰余金を残すほど成功した万博となった。
大阪万博2025へ参加して実際に自分の目と知識と経験で良いものは良いと紹介する事が大阪府民の皆さんへ恩返しとなると思い、今回エントリを書かせて頂きました。
以上
日付の誤り指摘ありがとうございます。恥ずかしい。