Archive [2024年03月 ] 記事一覧
清少納言の義弟が創建した平等寺(因幡薬師)
烏丸松原上る東入因幡堂町にある平等寺は、因幡薬師の名で親しまれています。観音堂(本尊・十一面観音)は洛陽三十三所観音霊場第27番札所。《因幡堂縁起絵巻》によると,因幡の国司橘行平が海中から薬師像を感得し,帰洛後の1003年(長保5)邸内に安置したことに始まると伝わっています。重要文化財の本尊薬師如来は善光寺の阿弥陀如来、清涼寺の釈迦如来とともに三国伝来の日本三如来とされています。狂言《因幡堂》の舞台でも...
最新コメント