Category [北条氏(鎌倉殿の13人) ] 記事一覧
伊豆の国市 伝堀越御所跡
伝堀越御所跡は、伊豆の国市寺家にある「堀越公方」と呼ばれた足利政知の御所があったと伝えられる場所です。室町時代の後半、関東地方は、京都にある室町幕府に従う勢力と対抗する勢力とが激しく争っていたため、足利義政が、直接関東地方を支配しようと、長禄元(1457)年、鎌倉公方として兄の足利政知を派遣しました。しかし、政知は戦乱のため鎌倉まで行くことができず、韮山の堀越の地に館を構えました。そのため、政知は「堀越...
建長寺(3)唐門~方丈庭園
唐門(からもん)(国重要文化財)1628年、東京・芝・増上寺で徳川二代将軍秀忠夫人・お江の霊屋の門として建てられました。1647年、仏殿・西来門と共に建長寺に寄附され、方丈(龍王殿)の正門として使用されています。方丈(龍王殿)この建物も、総門と同じく京都の般舟三昧院(はんじゅざんまいいん)より1940年に移築されました。1732年に建てられ、元は皇室のお位牌を安置するためのものでした。庭園夢窓疎石の作といわれ、昭...
建長寺(2)法堂
法堂は、文化11年(1814)に建長寺派の寺院により再建されたものです。関東最大の法堂で、2005年に重要文化財に指定されました。堂内中央奥に高さ2メートルを超える法座を設け、その奥に本尊千手観音坐像を安置観音様の御前立は、2005年愛知万博に陳列されたパキスタンのラホール中央博物館所蔵の釈迦苦行像のレプリカが万博終了後にパキスタンより寄贈され、安置されたもの。天井の雲龍図は、建長寺の創建750年を記念して、小泉淳...
建長寺(1)総門~仏殿
鎌倉の建長寺は、1253年(建長5年)に、北条義時のひ孫に当たる第5代執権・北条時頼が源氏三代と北条一族を弔うために創建した寺院です。日本で最初の禅の大道場で、建築は、総門・三門・仏殿・法堂・方丈が一直線に連なる中国の禅宗様式にもとづいています。現在の総門は、1783年に京都の般舟三昧院(はんじゅざんまいいん)で建てられたものを1940年に移築したものです。安永4年(1775年)の上棟で、楼上には、釈迦如来・十六羅...
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