Category [荒木村重(麒麟がくる) ] 記事一覧
荒木村重の居城・有岡城
2014年の秋、「軍師官兵衛」の放映に先駆けて、有岡城跡を訪れました。JR伊丹駅の西口を出て、「古城橋」という名の橋を歩いて行くと近代的なデザインの時計塔があります。これは「フランドルの鐘」と呼ばれ、妹都市のベルギー王国ハッセルト市から寄贈されたそうです。そして、この時計塔の向こう側に有岡城跡があります。あまりに駅から近くてびっくり(@_@;)では、最初に有岡城の説明を簡単に南北朝時代、伊丹氏により築城され...
伊丹の荒木村重の墓
伊丹の墨染寺は、源義仲が創建した七堂伽藍を構える巨刹でしたが、天正7年(1579年)荒木村重の有岡城の戦いで焼失。その後、道元禅師旧跡の墨染寺(京都市伏見区)が荒廃したため、伊丹の住人加楽井氏がここに遷して再興。 後に荒木村重の菩提所となりました。境内の墓地には、荒木村重の墓と伝えられてきた九層の石塔があります。天正7年(1579年)の有岡城落城後、織田信長は城中の婦女をひと所に集めて焚殺させたといいます。...
有岡城落城後の荒木一族
荒木村重の逃亡について「陰徳太平記」では、「荒木家老の者共さし寄りて村重を諫めて云く、つらつら城中の形勢を見るに、毛利家の援兵も今は頼み少なく、徒らに月日を送り給う故、兵糧甚だ乏しく成り候。此上し別に行も候はじ、只早く大将尼崎へ御出有りて、中国・西国の諸将を語らはれ候はば、定めて援兵を出さるべきかにて候。先ず一旦城中を忍びて御出ありて、随分御智謀をめぐらされ候へと、衆口一舌に勧めけり。村重是を聞き...
伊丹の名物スイーツ あっぱれ村重まんじゅう
伊丹の猪名野神社の門前菓子のお店中満さんこちらには、荒木村重にちなんだ「あっぱれ村重まんじゅう」があると聞き、立ち寄ってみました。お店に入ってみると、「酒の露」という酒まんじゅうもお奨めということなので、お店の前で両方いただくことに!右の村重の似顔絵を焼印した酒まんじゅう「あっぱれ村重まんじゅう」の由来についての説明書きがあり、村重と織田信長とのエピソードが紹介されていました。「陰徳太平記」による...
有岡城の岸の砦 猪名野神社
伊丹の猪名野神社は、荒木村重の有岡城の惣構北端を防御する「きしの砦」があったところで、当時の土塁が西側に残っています。拝殿には酒造業者の酒樽が寄進され、境内には酒造家・商人らの寄進した97基の石灯篭が並んでいます。標柱には、「修理固成」の刻銘とあります。これは、「国を、修 め、理 り(つくり)、 固 め、 成 せ(なせ)」という意味なのだそうです。土塁ここにも鬼貫の句碑があります.。これ、何て書いてあるの...
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