Category [和泉式部 ] 記事一覧
和泉式部ゆかりの誠心院
誠心院は、京都市中京区にある和泉式部ゆかりの寺院で、通称「和泉式部寺」と呼ばれています。新京極通の東側、誓願寺南にあり、華岳山と号し、真言宗泉涌寺派。本尊阿弥陀如来。寺伝によれば、藤原道長がその女上東門院彰子に仕えていた和泉式部のために、東京極今出川いまでがわ南にあった東北とうほく院の一隅に一庵小御堂を結び与えたのが始まりという(貞徳百人一首頭書)。和泉式部は越前守大江雅致の女。和歌に優れ和泉守橘...
圓教寺と和泉式部
娘である小式部内侍を失った和泉式部は、娘の菩提を弔いつつ、自らの往生も考えるようになり、播磨国(兵庫県姫路市)書写山圓教寺(えんぎょうじ)を訪ねたという伝承があります。圓教寺は、書写山の山上にあり、康保3年(966年)、性空の創建と伝えられています。摩尼殿圓教寺は、都の皇族や貴顕の崇拝が篤く、なかでも性空に対する尊崇の念が強かった花山法皇は、寛和2年(986年)に来山して、圓教寺の勅号を与え、米100石を寄進...
貴船神社(7)連理の杉~御舟形石
思い川から奥宮への参道を進んで行くと、神門が見えて来ます。神門神門をくぐると、左手にあるのが連理の杉。連理の杉連理の杉(御神木)貞明皇后御参拝の折(大正十三年)称賛された連理の杉。連理とは別々の木が重なって一つになる意で、夫婦、男女の仲睦まじいことをいう。この神木は杉と楓が和合したものでひじょうに珍しい。貴船神社のお参りは、本宮、奥宮、結宮の順にお参りする三社詣という慣わしがあります。奥宮は、もともと...
貴船神社(6)思ひ川
貴船神社の奥宮の参道に入るところに、思ひ川橋と呼ばれる朱塗りの小さな橋が架かっています。この橋の下を流れるのが思ひ川で、貴船川に合流します。昔、貴船神社本宮がまだ奥宮にあったころ、御物忌(おものいみ)川といって、貴船神社に参拝する際、川で禊(みそぎ)をして心身を清めたと伝えられています。後に和泉式部が参拝し、恋を祈ったことから「おものいみ」川が「思ひ川」になったのではないかといわれています。思ひ川...
貴船神社(5)相生の杉
貴船神社の奥宮の手前にそびえる杉の巨木。相生の杉(御神木)同じ根から生えた樹齢1000年の二本の杉。相生は、相老に通じ、夫婦艫に長生きの意味。自然の生命力を感じますね。貴船神社の縁結びのシンボルであるかのように、二本の杉が寄り添うように生えています。貴船神社の末社・「私市社(きさいちしゃ)」「林田社」私市社の御祭神は大國主命林田社の御祭神は少名彦命にほんブログ村 歴史ブログランキングに参加しています。応...
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