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空犬通信

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本の紹介は自由にするのがいいと思う

この記事でふれられているような案件を目にすると、なんというか、もう、ため息しか出てきません。ただでさえ本の世界はいろいろ大変なんだから、内輪もめみたいなことをしないでほしいなあ……。


本の紹介は、TikTokでしようが、YouTubeでしようが、ブログやツイッターでしようが、読書会や酒席のように相手がいる場で直接行おうが、なんだろうが、発信したい人が自分のしたい方法で、自由に、どんどんすればいいと思います。



紹介者が自分とは違う方法をとっているからといって、他人がとやかく言うことではまったくないでしょう。


紙の新聞が日常に当たり前にあったときは、とくに意識しなくても、サンヤツや全5などの書籍・雑誌広告ふつうに目にとびこんでくることがありました。でも、個人宅でも電車内や飲食店内などで紙の新聞を目にする機会はすっかり減ってしまいました。中吊り広告も電車内から次々に姿を消しています。


そんなご時世に、わざわざ本の紹介をしようという人がいたら、それも、版元に頼まれてとか仕事でとかではなく、自分がそうしたいからといってしている人がいたら、業界関係者は全力で歓迎し応援するしかないと思うんですが……。


新しいもの(このケースだとTikTok)が出てきたとき、それが自分のやり方と違う、自分にはわからない、そのような理由で否定したり批判したりする——すべての年長者が「やっちゃいけないことリスト」の上位に明記しておくべきことなんだろうなあと、今回の事例を見て、あらためて思ったのでした。


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