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はてなキーワード: 文化祭とは

2025-12-07

女の仕事って「お小遣いがもらえる文化祭」なんだよね

女が「仕事が好き」「働くのが楽しい」とか言うのを見るたびに思う

チン騎士にヨシヨシされた社会の中で、稼得責任も負わずに「辞めたくなったら辞めて男に養ってもらえばいいや」って価値観仕事をしているか

「働くのが楽しい」とか言っていられるのだろう

 

別にだって仕事の一部が楽しいって思うことはあるけど

男にとって仕事って一生続くレールなんだよね

その上を走り続けなければいけないって決まっていることな

 

女にとっての仕事って逃げ場なんだよね

嫌なことや先送りしたいことから目を背けて逃げ込める場所

社会は女をチヤホヤしてくれるから責任も背負わなくてなんかそれっぽいことしてお金ももらえる遊び場

そりゃ楽しいよね

2025-12-04

「既に」という言い回しは、一回だけ起こるとされていることか、不可逆なことに使われる。

既に文化祭が始まっているというのは前者のパターン

体育祭自体は毎年行われるとしても第10回とかの体育祭というのは一回しか催せないという意識があるわけだ。

ここで、乳児から既に包茎じゃなかったという表現を考えてみると、すっきりしないことになる。

包茎後天的にも起こるものなのかについて知識がないいとすれば、包茎じゃなくなるということは不可逆な変化なのかについて確信が持てないから、既にという言い方をしていいのかわからないということになる。

dorawiiより

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2025-12-01

日能研パパの自分語りオ〇二ーブログ

まだ読んでない人は下記リンクを読んでくれ。https://x.com/exxjr3/status/1995013366033912124?s=12&t=qHSb8VYQ1aO4ys5MYp1lhw

文章が陶酔しすぎてて気持ち悪く読みづらいのはさておき、29歳、既婚、妊娠中、中受経験済みの増田的には「そんなに親が消耗してまで、子供を消耗させてまで中学受験はしなきゃいけないものだったのか?」という点が気がかりで仕方がない。

中学受験の末、第一志望に受かった増田は、6年間通った都内の某中堅私立女子校のことが今でも時折口に出すくらいには大嫌いだ。

そこでできた友達は好きだけれど、それだけ。

良妻賢母(笑)に好かれる学校らしいが、ペットボトル持ち込み禁止文化祭でのクラスTシャツ禁止など、しょうもない校則を上げればキリがないくらい。教員たちもその学校卒業して職に就くような母校愛(笑)に溢れた筋金入りしかおらず、革新もなければ保守らしい一貫性だってない、なんとも中途半端腑抜け学校だった。そんなんだから自分たち卒業した数年後には定員割れを起こし、当時偏差値的には横並びだった学校に易々と差をつけられてあっという間に落ちぶれた。当時はそこそこだった進学実績だっていまや見る影もない。

まあ、自分の母校に対する恨みつらみは「選んだ学校が悪かっただけじゃね?」というのもあるので言うならばサブの理由だ。メインの理由はここからだ。

中学受験の闇は、「15歳の少年少女が、自分意思で道を選べない」ことにあると思う。

このブログでも論じられているように、大学受験金銭面以外は個人の頑張り、個人意思による部分が大きい。中学受験は親の意志による部分が大きい。

じゃあ、高校受験は?

高校受験大学受験ほどとは言わずとも、子供子供意思で選べる部分があると思っている。

中受で受けた学校を辞めたらいいじゃん?それはそう。だが、その選択を取れる子供は意外と少ない。自分学校完全中高一貫校だったのもあるかもしれないが、その選択をしたのは学年全体のわずか0.数パーセント程度だ。

子供は親が思うより、親に気を遣っている。自分に期待してくれたことも、お金をかけてくれたこともわかっている。いじめられた、不登校になったなどの理由ではなく、ただぼんやりとこの学校嫌だと思っている生徒の中で、勇敢にもその選択肢を取れるのは一体何人くらいいるのだろうか。

少なくとも増田は、高校受験がしたかった。制服可愛いとか、学食がきれいとか、何かしらの理由をつけても自分が選んだ学校に行きたかった。親に行かされたこ学校よりも、その方が頑張れるし、幸せだと思ったからだ。

もちろん、自分意志とは関係なく、『中学受験をした方がいい』人は存在するだろう。例えば学区域が荒れているとか、本人が周りに流されやすくて公立に入れると簡単に落ちぶれそうだから、とかが例だ。親に言わせてみれば私は後者だったのだろうが、それは親が子供の進路を決めていい免罪符にはならないし、12歳の今は親の傀儡になれるとしても、15歳、18歳、さらに歳を重ねた子供が親の作り出した素晴らしい環境感謝できるとは限らない。

このブログでも、親は子供子供であることを認識している。認識しているのだ。実際に子が怒られた回数は食事の回数と同じくらいと言っている。増田は子に同情してしまう。もちろん、自分意思受験をした層もゼロとは言わないが、少年はそうではなかったのではないかと思えてしまう。熱意を持った親に、熱意で返さないといけない重圧。自分が不出来なせいで親が落ち込むところなんて見たくないに決まっている。友達と遊ぶ方が何倍も楽しいのに、親に手を引かれ学園祭に連れていか感想を聞かれ、何となく興味を示さないといけないような気持ちになる不快感。そして子供という生き物は健気にも、親に期待をかけられると「うん、僕も頑張ってこの学校行くよ!」と空気を読むのだ。彼の気持ちを代弁できてるとは思わないが、自分経験した子側の気持ちを重ねてしまうのだ。

子供をしなくてもいい苦労にぶち込んでおいて、合格が取れないことに被害者ヅラして消耗する親。子はこのプレッシャーの中でよく頑張ったと思う。増田は産まれてくる子にそんな思いは絶対にさせたくない。

数回受けてようやく合格できるような学校では、彼はきっと苦労するだろう。2回目で受かった増田でも、地頭の悪さと学校への反発心が重なって勉強では非常に苦労をしたが、高2の秋に入った東〇ハイスクールで叩き直されてなんとか現役でそこそこの大学に進学し、今もそこそこの会社正社員として働けている。つくづく中学受験なんて自分人生必要がなかったなと思う。親がどれだけ悲しそうな顔をしても、これだけは増田の中で揺るぎない事実なのだ

苦労の末に合格した彼に幸多からんことを。

不要であれば取り越し苦労だが、彼がその高校を選んだことを後悔する日が来たら、「やめる自由」が与えられますように。

2025-11-25

高校生飲酒シーンについて

事情があって3連休は自室で籠ることになったので、退屈しのぎにフルメタ短編集を読んでいたんだけど

文化祭打ち上げ居酒屋お酒を飲んで酔っ払っていたのを回想するシーンがあるんだよね

 

ふと思ったんだけど、高校生打ち上げ等で羽目外して飲酒するシーンが出てこなくなったのって、いつくらいからなんだろうと

もっと言うと、現実でも一般的高校生打ち上げ等で飲酒するのが、明確に否定されるようになったのっていつなんだ?

 

自分高校生だった00年代後半では文化祭打ち上げファミレスだったけど

90年代前半までは居酒屋打ち上げをしていたという話をポッドキャストで聞いたことがあるので

 

90年代後半から00年代前半の間にすたれたと思うんだけど、その時代小学生から中学生だったからわからないんだ

2025-11-20

親と無関係無能なんだけどそれはそれとして毒親

高校で碌に勉強しなかったか中高一貫から浪人してまで私文のカスなんだが、最近親が俺と会話する際に我々の育て方が悪かったという謝罪をしてくる。

かに俺の親は酷いもんだった。

幼稚園徒競走で一位じゃなかったら両方から死ぬほど怒られたし、3歳からピアノ練習では横でずっとキレて殴ってくるもんだから、俺は泣いて全く上手くならずまた殴ってきた。

祖母と一緒に、俺に聴こえる所で俺の友人やその親に罵詈雑言を浴びせかけ、何も分かってない俺がそれを幼稚園で復唱しようもんなら、お前はどうしようもないクズ嫌われ者でお前なんかと友達になろうとするやつはいないって丁寧に教えてくれた。

小学校入る前に分数の掛け算やらされてよく分からないままに、間違えると五時間ぐらい母親は泣き喚いてキレ散らかして俺を殴るし、その癖私は俺からみたおばあちゃんもっと酷いことされたって自慢しながら泣く俺と妹に悲劇のヒロインぶってんじゃねぇって言いながら殴ってきた。

インフル喘息かで病院に行ったら待合室で泣くまできれられたし、小学校二年生の頃に、入院がつらかったって家で母親に自慢したら、お前なんかよりよっぽど辛い境遇のやつが周りには入院してたのにわざわざそんな事を親に自慢するなんてお前はなんて気色の悪い野郎なんだって死ぬほど怒られた。

もう何が原因だったかも忘れたけど、俺と妹に包丁突きつけてどっちかがどっちかを刺し殺したら許してやるって選択余地をくれた。

あと、子供の夢を叶えようと俺の軽口の代わりに翌朝の朝ごはんが全部お菓子になって、泣いて食べれない俺の代わりに口に詰め込んでくれた。

小学校に入ったら、工作の授業のレースに使うためのまつぼっくり集めなんかに専業主婦で大変忙しい母親を駆り出したから、その上でおれが友達の葉っぱかなんかとそのまつぼっくりを交換してその上おれが工作センスがまるでなく貧相なリースを作ったもんだから、私はお前の友達奴隷なんだなって言ってきた。

当然いじめられた俺が相談しようものなら、相手の家と校長にキレ散らかして電話をかけて無事俺はキチガイの息子になった。

テストで百点取らなかったら怒るのは序の口で、演奏会お遊戯会で何の役にもなれなかったらそんな事で怒られた。

普通に不仲で、旅行先でちょっと体調悪くなったからって子供おいて喧嘩するぐらいで止めずに勝手に帰ったりお前のせいでせっかく面倒くさいのにこんな事してやってるのが無駄になったとか公衆面前で叫んだりするのはやりすぎだと思う。

サピックスに入ってからは、テストの点が悪かったら当然キレるし、俺が勉強出来なかったら俺なんかよりよっぽど勉強ができた山本丈(偽名)の家庭教師になってそいつを受からせてお前を落としてやるって言った。多分そうなってたら丈は志望校落ちてたのでお互いに良かった。

小6の秋にマジで一回俺を脅すためにサピックス退会して、入会金払い直したのはマジでバカだったと思う。

あと、何かにつけて俺の大事もの破壊する癖があって、ジョウト地方での俺の冒険ケチャップ醤油漬けになったし、お気に入りのコップは粉々にしようとしたけど高いやつだったから惜しかったのか洗面台に隠してあった。おじいちゃんに買ってもらったゴーオンジャーロボット母親が地面に叩きつけるからパーツが欠けたり折れたりしてダメージ感が増してかっこよくなった。後、スヌーピーの毛布的な大事にしてた布に挟み入れたり妹のイルカぬいぐるみバラしたのはマジで許してない。

中学に入っても碌に分かりゃしない馬鹿のくせに昔とった杵で俺と妹に英語教えようとして邪魔しまくってた。

でも、俺がある程度でかくなって俺のこと殴って殴り返されたら負けるようになってからは相変わらずヒスッたりキレたりするけど俺のこと殴らなくなったね。だからといって子供の前で笑いながら、熱したフライパンで殴れば言うこと聞かせられるとか言うもんじゃないよ。

から、俺が高校部活に馴染めなかったり友達いなかったり数学マジで出来なかったりその癖無駄に本ばっか読んでたか無駄知識があるとか言いながらその読書中途半端ゲームとか寝たりで中高無駄にして文化祭かにコンプレックスがあって、その癖浪人失敗して、私文なんかに入って高校の元友達には馬鹿にされて、大学だと周りはみんな俺より人生上手だからなんか浮いてサークルも怖くて入れなくて文化祭も参加せず、バイトも怖くてバイト先で全く打ち解けられてないのは俺が怠惰無能なせいであってマジで親が悪いわけじゃねぇんだ。どうしよ

最初はここに吐き出すつもりだったけど承認欲求に駆られたのでnoteかにコピペしようかな

2025-11-10

日本社会も動かす?『女性休日』が上映されるまで 山内マリコ対談 構成佐藤美鈴2025年11月8日 17時00分

山内】 映画祭たまたま見つけたのがこの映画だったと。初めて観たときはどう思いましたか

  

森下】 やっぱりすごく高揚感があって、上映後のプロデューサーのQ&Aで、韓国人の観客がめちゃめちゃ興奮していたんです。やっぱりそうだよね!と思いました。来年が50周年か!と気づき、やる意味があると思いました。

 

山内】 8週間でこんなにできるんだ、と驚きました。情報を広める手段も、知り合いに電話したりと、手作り感がある。そうやって国中に広めて、女性たちをやる気にさせる熱量を巻き起こした。あの文化祭感は本当に胸が躍りますね。

足かけ10年ぐらい、これだけジェンダーの話をして、ニュースメディアでも聞くようになったけれど、根本的にはなかなか前進していない。そんななかでもう一つ大きなステージに行くには、やっぱりできるだけ大きく世間に揺さぶりをかけるものとして、池に石を投げる必要があると思います。何とか盛り上がってほしい!

 

森下】 確かにアイスランドは当時の人口が21万人くらいで、規模の話はそうなんですけど、でもまずはやることが大事。あの感じ、結構まらないじゃないですか……!

 

森下】 確かに映画を観て、やってやる!って気持ちになりました、という声が多いです。

 

 

山内】 確かに。でも、日本人が一番苦手なことでもあるかも。特に母親介護中の方など、ケア役割無償で背負わされている人たちは、自分のために休むことに罪悪感を抱くよう、社会に仕向けられているので。大手を振って休むことがみんなにとってプラスになることもあると、この映画を観て感じてほしいです。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASTC42VGDTC4ULLI003M.html

2025-11-09

anond:20251109215354

続き

羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ⭐️☆☆

中国WEBアニメ原作。羅小黒戦記シリーズの原点ともいうべき作品か。

1話5分のアニメを4つくっつけた感じ。万聖街もこんな感じだったね。

『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』が2019に作られ、日本でも2020年日本劇場公開された。

テレビでも2022年テレビ向けに編集されたものが全5話で放送された。さらにこの映画版の続編が現在劇場公開中。

ストーリー時系列でいうと、映画(2019)の2年後が今度の映画(2025)、そのさらに2年後がこのWEBアニメかな。

EDAimer EDイラストは本編にあわせて変更される

らんま1/2 ⭐️⭐️☆

もう普通に女性の真っ裸を描くのね。最近リメイクアニメの中では好きな方です。

八宝菜OPEDで登場するが本編で出てくることはあるのだろうか。→昔と変わらない感じで登場したわ

OP水曜日のカンパネラEDはにしな。

EDの絵柄も1期と同じようにあずきちゃんタッチ

EDアカネの動きは初代OPじゃじゃ馬にさせないで」の動きだよね。

野生のラスボスが現れた! ⭐️☆☆

主人公ゲーム世界召喚される。それも自身が最強クラスに育て上げたキャラクターとして。オーバーロードみたいな。

SEがちょいちょい古い。戦闘時の効果音DBガンダムっぽいのよ。

OP岸田教団&THE明星ロケッツEDの曲がだんだんクセになる。

ゲーム版はサンソフトが作ってるのでサン電子提供に入ってる。「サンソフト!」のあの声久しぶりに聞いたなー

あなたサンソフトはどこから?私はいっき。あー、アルバートオデッセイまた作ってくれないかなー。

SPY×FAMILY Season3 ⭐️⭐️☆

スパイファミリー過去の話はいつも緊張して見ることになる。

こういうシリアスギャグが上手く構成されているアニメに私弱いのよ。

OPまさかスピッツスピッツの曲をTVアニメで聴いたのはハチクロ以来かもしれない。主題歌としては初か。

EDは幾田りら。ED編曲まさか井上暖之くん「サンドウィッチマン芦田愛菜博士ちゃん」でお馴染みのエレクトーン博士ちゃん

青のオーケストラ シーズン2 ⭐️⭐️☆

青野くん達、オーケストラ部の活動2年目。

個々人の悩みや恋のお話

感情演奏表現する感じとてもいいね

ちなみに座席主人公席ではない。

9話はいよいよ「バッカナール」の演奏会。長尺な演奏ができるのはNHKならでは。

回想を交えて「怒り」を演出するのは分かりやすくよかった。最後は知ってたけど泣いた。

かくりよの宿飯 ⭐️☆☆

妖が見える見える女の子が、借金のかたとして鬼神に嫁入り・・・

いや、借金返済のために老舗宿「天神屋」で働く。

メシアニメ。でいいのかな。見てたら腹が減る・・・

地方では放送されていないのが残念。

ED特殊1話は葵、2話は大旦那、3話はそのミックスだったり。

SI-VIS: The Sound of Heroes ☆☆☆

シーヴィス ザ サウンド オブ ヒーローズと読む。

SI-VISは男女混成で結成されているダンスボーカルユニット音楽ものかと思ったらヒーローものだった。

まぁ音楽テーマに戦うアニメって結構あるので意外ではないが。

SI-VISのリーダーでもあり兄貴的な存在1話目、主人公の前で敵に敗れる。そしてSI-VISに加入する主人公

6話でついに凪が言葉・・・ ジューンたまにもっとキレ散らかしてギャップを見せて欲しい。

ガチクタ ⭐️☆☆

2クール目。最初はそこまで好きじゃなかったけどアモ登場から好きになってきた。

今回はチームバトルか。果たしてアモの救出なるか。なんだかんだで銃強すぎ

OPEDが変更。

父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。 ☆☆☆

タイトル通りの環境。が、内容は想像とは違った。日本女性科学者が転生したらしい。死因は不明

精霊の力と現世の知識元素を操れる。金やダイヤモンドが作れちゃう

かわいい天才女の子王家陰謀から家族を守る話――

と思いきや、人間関係がドロドロで意外と気持ちが悪い話だったりもする。

Googleで「父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者」と入力すると、「民事裁判」がサジェストで出てきて笑った。

この作品登場人物、私は主人公を含めほとんど嫌い。結構めずらしい。

百姓貴族 3rd Season ⭐️⭐️☆

荒川弘農家話。テンポのいい5分アニメ。ちょうどいい感じ。

ウチの田舎も昔ウシ飼ってたな。家のすぐ隣に牛小屋あって臭かったわー

無限ガチャ ⭐️☆☆

強くなって世話になった奴らにお礼参り復讐)する話。

なかなかなじっくり度合いなので、だんだん好きなる系かも。いや、脱落するか。

今作の正式タイトルは、次のとおり非常に長い。

”信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバー世界復讐&『ざまぁ!』します!”

なげーよ

無限ガチャが回せるといってもショボい結果ばかりで役に立たないギフト

仲間に裏切られて瀕死状態になったその時、ガチャでスーパーウルトラレアを引き当てる。

2話ではもう3年経って国を築いて一国の主になってます

主人公もうめっちゃ強くなってて、すぐにでも復讐できそうな感じもするけど、

周りの嫌なキャラヘイトを極限まで育ててスカッとさせる感じ。

顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君 ⭐️☆☆

中学生の緩いラブコメ

柏田さんかわいい太田君は高圧的だしずっとイライラしてる感じがちょっとストレスかな。

っていうか国語テストほぼ未記入で結果0点ってドン引き通り越して心配になる。料理ができるところは見直した。

ナレーション横尾まり魔法陣グルグルあなたナレーション好きでした。今回はたまにしかナレーションないけど。

ED三月のパンタシア。久しぶりじゃないはずなんだけど久しぶりに感じる。

ちなみに席は主人公席ではない。

機械じかけマリー ⭐️⭐️☆

顔に出ないマリーとロボット相手だと顔に出るご主人様

花とゆめOPを見ると、一見人間メイドだけど、戦闘もできるロボメイドえっちなのはいけないと思います

と思ったけど逆でした。ロボットのフリをした人間人間だとバレずにご主人様をお守りできるだろうか。

はたしてマリーはウソを隠し通せるか、そして二人の関係はどうなるのか・・・

いいですね、面白いですね。あと完全ロボットマリー2が良いキャラしている。

ED好き。4話のEDからマリー2とのデュエットに!

ご主人様「マリーと一緒にいるためには絶対にバレてはいけない」途中から逆転するところもいいね

笑顔のたえない職場です。 ⭐️⭐️⭐️

漫画家編集社、アシスタント漫画職場環境を中心としたお仕事アニメ

編集部は猛々しい軍団から襲撃されても直ぐに隣から警察が来てくれる講談社本社。さすがにそのまんま。

アシスタントのはーさんは出来る人。担当編集者の佐藤さんも優秀だけど、大事なことはきちんと言ってほしい。

アットホーム職場です。仕事に疲れている人には力抜いて見れるいい作品かも。毎回好きだわ。

OPHoneyWorks feat.ハコニワリリィEDやなぎなぎ

CLIP STUDIO PAINTデザイン協力。作中に出てくるソフトももちろんクリスタ

この作品原作者、5つ同時連載を持っているというパワフルな漫画家

嘆きの亡霊は引退したい ⭐️⭐️☆

1年ぶりの2期。私をレイズナーに引き合わせてくれたアニメ(なんじゃそりゃ)

相変わらず脱力主人公が何もしなくても周囲が勝手深読み勘違い大事(おおごと)にしていく。

OPはいものアバンタイトル中にぬるっと始まりOP最中に今回の予告があるやつ。

次回予告のラップ調も健在。ますたぁは神。アーノルドは愛されキャラ

本編で新たなキャラが登場すると、EDシーツお化け達に付けられた仮面が取れる。

素材採取家の異世界旅行記 ⭐️☆☆

神様的な人からなかなか文明が発達しない星へ派遣される主人公。小さなドラゴンと素材採取家の旅へ。

ゆっくり旅でキャンプ飯、出会った人と触れ合ったりのまったりした感じ。

音声の音質が気になる。気にならない?音声だけ軽いというか、サンプリングを44.1kHzから16kHzにしてるみたいな、言い過ぎかな。そんな感じ。

コロナの時みたいにオンライン収録でもしてるのか。

さわらないで小手指くん ☆☆☆

マッサージAVを見ている気分

3年Z組銀八先生 ☆☆☆

説明いらんよね。一応小説原作になるのかな。人気作を学園パロディギャグアニメにするケースはよくあるよね。

私はあまりこのノリ好きじゃないのよね(異世界かるてっとは自分の中ではこのジャンルとは違う)

デブとラブと過ちと! ⭐️⭐️☆

オフィスラブ&サスペンス。ある日ビルの4階から転落し、記憶の一部を無くす。

その後、暗い性格も180度かわり、自分に自信があり、強く前向きで周囲の人も元気にさせるような性格になる。

これで人生も180度変わるのかな?それにしてもビルから転落した原因ははたして・・。

見た目に反してサスペンス要素がある。

千歳くんはラムネ瓶のなか ☆☆☆

略称はチラムネ福井県舞台。初回1時間。うちアニメは45分の拡大版、残りの時間は実写福井グルメ紹介。茶色いのばっかじゃないですかー

むず痒い青春ポエムから始まる。その後もだいたい言い回しモノローグがクサい。

しずるコントを長尺で見てる感じ。不登校同級生への対応ラフメイカー冗談じゃない。

自己啓発をした後に「おにただ!」って言いそうなアニメ。あ、映像は凄いです。

"第6話以降の放送に関しまして、制作上の都合および本編クオリティ維持のため、放送配信を延期することといたしました。"

ということで6話以降を拝むのは12月からの再開まで待つことになる。さら11~13話は今のところ未定である

とんでもスキル異世界放浪メシ2 ⭐️⭐️☆

異世界メシアニメ。料理趣味サラリーマン異世界召喚。元世界ネット通販商品を取り寄せ、

美味しい料理を作って様々な人や魔獣の胃袋をつかむ。約3年ぶりの2期。

企業協力にイオンリテールエスビー、エバラ六花亭などあり、実在する調味料お菓子が登場する。

スイが3Dプリンター状態・・・

メシの作画がいいのよねー。これ見てるとツマミ作って酒飲みたくなる。

ちょっと食材と酒買いに行ってくる!

ワンダンス ⭐️⭐️☆

初中等の学習指導要領ダンスが必携化して10年以上経過し、ダンスが身近になったのか、

昨今の漫画アニメバラエティダンスを取り入れるの増えたよねーってどこかで書こうとしたら、このアニメの2話でほとんど同じことが語られた。

ストリートダンスアニメ。おそらく舞台富山主人公吃音症で人と話すのが苦手。

そんな彼が同じクラス女の子、湾田光莉のダンスに目を奪われる。

『なんで(湾田さんは)踊りたいの?』「喋らなくていいっていうのは、いいよね」

スキャンマンMVをそのまま使ってるのは驚いた。

ダンスシーンは3DCGで、セルアニメーション意識したレンダリングをされていても違和感は拭えなかった。

原作好きな人はここに残念という感情を抱くかもしれない。この辺はプリキュアとか凄いよな。。

実況コメント見てもすげー嫌われてるなーって感じだけどでも、まぁ私はアニメ自体は好きよ。7話でEDアニメーションが変わる。

あーいや、いやいや、途中からダンスシーンも結構良くなってない?そう思うのは私だけ?

ってかカボくん凄すぎ。未経験で短時間でこれほど踊れるとは。

雪印メグミルクいちごオレっぽい飲み物が登場するが星印牧場ミルクという架空会社になっている。調製豆乳ポンジュースも登場する。

EDはELSEE(エルシー)のメジャーデビューソング楽曲制作にはTeddyLoidが関わっているがTeddyLoid仕事しすぎ。

追記:ちょうど文化祭シーズンなのでダンスステージのある高校文化祭に行ってきました。いやーすごいね最近高校生は。

漫画アニメ全然大袈裟じゃなくて、現実高校生の皆様はこんなに踊れるのね。

忍者極道 ⭐️☆☆

江戸時代から忍者極道犬猿の中。過去には死者10万人超を出すほどの迷惑まりない闘争を繰り広げるほどだった。

そして時は令和ー どっちが生きるかくたばるか。OPはMIYAVI。

古くからライバル現代になっても対立というのは桃源暗鬼と同じ所がある。

絵はちょっと最近の人には受け入れ難いかも。あと結構グロい。が、私はこっちのが好きかも。

3話のED架空アニメキャラソン。極道が歌う姿が面白かった。

グロいけど真面目にとんでもないことしてるのが、グラップラー刃牙っぽさを感じる。

暗殺者である俺のステータス勇者よりも明らかに強いのだが ⭐️☆☆

クラスごと異世界転移/召喚するやつ。ちょっと絵柄が90年代な感じで古い印象。うるし原智志が頭をよぎる。

国王の頼みを聞いて魔王を倒そうとクラスの皆を先導する勇者国王に疑いの目を向ける暗殺主人公

暗殺要素は途中からほとんどない。7話でEDが少し変わる。左手薬指に誓いの傷跡が。

8話でOPも少し変わる。歌詞が変わる。2番かな。アニメーションも変更あり。あと主役2人の指に例によって誓いの傷跡が。

相変わらずこういう作品、一緒に転移されたクラス皆が置いてけぼり感ある。

EDBONNIE PINK。え、BONNIE PINK!?

転生悪女黒歴史 ⭐️☆☆

転生後もダバダバギャグ協奏曲スピード感がある。

いつか異世界に行けることを信じ過ごしていた痛い女の子が、例によってトラックにひかれ異世界転生。

その転生先は自らの黒歴史ノートに書き綴った物語悪女キャラだった。

最近ので例えると村井の恋。それに近いくらい絵はギャグ絵に落とし込んで、間やテンポギャグマンガ的に倒してる感はある。

好きかも。OPEDより挿入歌が好き。

グノーシア ⭐️⭐️☆

花田十輝 ゲーム原作。第1話CMなし。最近CMなしで放送するの増えてきてるな。

マルチバース渡り歩く環境下での人狼ゲーム

7話から変化球。ずっと同じだと退屈だからかな。そして8話はホラー

OPかっけーな。Nightcoreって感じ。え、重音テト使ってるの!? まさに嘘から出た誠。

ED凛として時雨。8話でED梅田サイファー

. 

書ききれないので続きはこの下へ

2025-10-31

文化祭学園祭伝説

アニメ漫画なんかで、

この日に〇〇(告白キスなど)したとカップル結婚するとかなんとか

みたいな伝説がこの学校にはあるってのをよく見るんだけど

おまいらの学校にそんな伝説あった?

2025-10-27

文化祭学生ライブを早く終わんないかなと思いながら後方で直立していた思い出しかない

2025-10-24

やっぱ陽キャってすげぇな

昨日うちの部署陽キャ体調不良で休んだ。

今朝は出社してきてさ、朝から全員の席まわって「昨日はすみませんでした〜」ってペコペコしてる。

その時点でえらい。陽キャなのに礼儀まで完備してるの、もう生態系の頂点。

俺のところにも来て、俺の前に来た瞬間にニコって笑って、「ごめん、昨日は体調がヤンキーで」なんて言うわけ。

は?ってなった。え?体調がヤンキー?何それ?

俺の脳内理解渋滞してる間に、隣の席の子が即座に「体調不良!!」ってツッコんだ。

その瞬間、オフィス全体が笑いの渦。わーーーって笑いが広がって、みんなニコニコ

俺は二拍遅れで笑った。そのあとすぐ考えたんだけど、たぶん俺が同じこと言ったら「……え?」で終わる。

その後の沈黙に耐えきれなくて顔真っ赤になってたと思う。

でも陽キャが言うと違う。言葉じゃないね。もはや空気支配してる。

あいつがボケた瞬間、職場ちょっと文化祭になる。

もう俺の中では、あいつのこと環境音楽だと思ってる。EDM系のやつ。

いるだけで場の空気が明るくなる。

でも太陽とかじゃなくて、なんかもっとこうBluetoothスピーカー的な明るさ。

「体調がヤンキーで」

その一言でみんな大爆笑

欠勤さえも笑いに変える。

やっぱ陽キャってすげぇな。

2025-10-18

志村けん話題に挙がる度に思い出す漫画

主人公女子高校生は「ゼルダ」のコピバンをやっていて文化祭ライブに向けてバンド練習をしているが、月曜日の夜8時以降だけはどうしても練習に参加できない。

テレビ志村けんの「だいじょうぶだぁ」を見るためだ。

しかし、もう一つ理由がある。

だいじょうぶだぁ」を見終わったあと、彼女は自宅近所の公園散歩する。公園にはスケボーをやってる男の子がいて、彼女はただ彼の近くを通り過ぎたいのだ。声を掛けるどころか顔を合わせることすらもしない。ただ通り過ぎるだけ。

ちなみに、ゼルダにはmidnight walkという曲が確かあったはず

2025-10-14

万博 = 夏フェス × 文化祭

万博終ったねー。

大阪でめちゃくちゃ盛り上がってた万博だけど、なんだかんだ行ってない人多いと思う。特に東日本在住の人とかね。

そんな人たちに万博って結局どういうものだったのかをわかりやすく伝えたい。

なぜかというと今後もし万博をまたやるかどうか議論になったときに、どういうものかわかってないと的外れなことを言って恥をかくだろうからね。

可哀想から教えてあげたい。老婆心だよ。

  

では本題。

まあ、タイトルにあるように万博というのは「夏フェス×文化祭」だ。

社会的な意義とか経済効果とか色々抽象的な議論はもちろんあるだろうけども、実態として具体的に何だったのかといえばこれだと思う。

どういうことか?

  

まず夏フェスについて。

万博暑い。熱気がある。駅を降りた瞬間から華やかで祝祭的な雰囲気がある。人がたくさんいてみんなワクワク感を漂わせている。

入り口ゲートの周辺ではエキゾチッククラブっぽい音楽が流れていて高揚感がある。

ミャクミャク像などのシンボリックモニュメントが要所要所にあって、記念撮影にいそしむ人たちが列をなしている。

常設のパビリオンだけでなく、時間帯別で小さな催しが各所でやっていたりする。

些末なパビリオンはすんなり入れるがあまり面白くないことが多い。逆に名物パビリオンは入場だけで一苦労だが感動も大きい。

さながらフェスにおける小ステージマイナーバンドとメインステのヘッドライナーのような関係だ。

まさに夏フェスだ。そんな夏フェス狂気のごとく180日間続く。それが万博だ。

  

次に文化祭

一言でいうと万博は分権的だ。トップが全部を細かく仕切ってるわけじゃない。

もちろん主催はいる。公益社団法人2025年日本国際博覧会協会ってところね。

でも現場の中身まではガチガチに統括してない。

パビリオン出展者にほとんど任せてる。ここが文化祭っぽい。

クラス企画の寄せ集め感がある。

  

から出展クオリティピンキリ

新聞レベル些末なものもあれば、生涯にまたとない特別経験を味わえるものもある。

どの出し物に当たったかで、体験の良し悪しがガラッと変わってしまう。

  

トラブル耐性も同様で、列さばき、入場制限割り込み対応等のオペレーションにも大きな差が出る。そこで不満を抱いた人もいたはず。

自分ごとで言うと、あのオールナイト万博を奇しくも経験したんだけど、あの時のヤバさはなかなかのものだった。

同じことを聞いてもスタッフによって答えが全く正反対だったりして混乱の極みだった。

もしこれがテーマパークみたいに、統括が一本化されててトップダウンで指示がバシッと降りる場なら、あそこまでのカオスはなかったかもしれない。

(念のため言っておくと、現場スタッフさんたちは、情報錯綜する中でできうる限り誠実に対応していたと思うので、そこを批判する意図はないよ。)

と、いうわけで万博文化祭なのだ

  

まとめると万博は180日間毎日夏フェス雰囲気の中で文化祭をやってる感じ。

わかったかな?

万博スタッフやっていた人の燃え尽き症候群ヤバそう

184日続く文化祭みたいなもんやろ

2025-10-10

訳アリの子就職指導をしていた


かつて公立高校教師をしていた。何年も前に辞めて、今は別の教育業に従事している。その頃の思い出が脳裏によぎることが最近よくある。どこかで書いたら心の整理がつくのではと思った。

なお、この日記身バレ防止のために、ChatGPTにお願いして文体を変えている。鼻に付く文章があれば申し訳ない。

これから書くのは、最後に赴任した高等学校でのことだ。実は普通高校ではない。訳アリの子が通うための高校だった。

いわゆる、事情がある子というのがいて、全日制の高校に進学するとか、通い続けるのが難しい。そういう子が通うための学校である。仮にポジティブ学園としよう。

3部制を採用していて、午前・日中夕方以降の3つのから自分にとって都合のいい時間帯を選んで履修できる。早い子だと、普通高校生のように3年で卒業する。

制服私服か、自由に選ぶことができる。アルバイトができるし、メイクピアスも全て大丈夫。髪染めもOKで、ピンク青髪学校に通う子もいる。

ここに来る前、私は全日制の高校にいた。地元では人気のあるところだった。毎年冬にある推薦入試の倍率は20倍を超える。そういう学校である人口だと約40万人が在住する地域だったが、その中でもトップに近いところだった。

真面目な生徒たちに囲まれてたと思う。彼らは偏差値の話もしていたけど、それ以外にも部活動とか友達との交流とか、文化祭体育祭など、とにかく人としての「生きる力」というか。そういうのに溢れていた。

当時の私は、まだ30代のヒラ教師だった。それが高校生のあるべき姿だと思っていた。学業が一番で、余った時間部活動その他の自己を高める活動に取り組むのだ。

だが、ポジティブ学園に赴任して、現実を思い知らされた。自分がこれまでに教えてきた生徒らは、いわゆる上澄みというやつだった。毎日学校に通学して、学業部活動趣味に打ち込むことができる時点で、高校生としては相当できる方である



今でも思い出す。ポジティブ学園に通う生徒らは……教室の隅でうつむく子や、理由をつけては学校を休む子。授業など聞く気すらない子、授業中に堂々を飲み食いする子。なんというか、彼らには当時の県教委が教育の柱としていた理念ひとつ、「生きる力の醸成」が通用しなかった。

そうした生徒たちに、私は何もしてやれなかった。何をしたらいいのか分からなかった。ただ毎日教科書に従って授業を進めるだけ。彼らに対して指示や指導をすることはあったけど、そもそも内容を理解できてるかも怪しい。

一応、入学試験はあるのだが、実質的に全員合格させるスタイルだった。普通高校に行けない子――そういう子のための最後の受け皿としての役割を、ポジティブ学園は担っていた。

最初に話したとおり、ここは「訳アリの子」が通う学校である不登校経験者とか、昼間は家業を手伝う子とか、家計を支えるために夜働いている子。様々な事情を抱えて、全日制のレールから外れることになった生徒たちが、自分のペースで学び直す場所だ。

赴任の初日、当時の校長は私に言った。「ここは、生徒たちが『それでも学びたい、高校生をしたい』と選んでくれた場所です。先生の役目は、彼らの気持ちを全力で応援することです」ってさ。

さっきと矛盾するようだが、生徒たちはひたむきだった。普通高校生と一緒で、やる気のある子はいるし、そうでない子もいる。昼間の授業中、うるさい教室の中でも真剣ノートをとる生徒とか。放課後になると、「じゃあ働いてくる~」といった感じでアルバイト先に向かう子もいた(ほぼ金髪の子だった)。

夜間部教室だと、疲れ切った顔で教科書と向き合う生徒もいた。全日制の「普通」とは違うけれど、彼らには彼らの「普通」があった。

赴任してから次の年度、就職指導担当することになった。人生経験である。私は民間企業で被服の営業仕事をしていた。泥臭い仕事を約十年やっていたということで、白羽の矢が立ったのだと思われる。

通信教育高校教諭の免状を取った

これまでの学校では就職する子や、専門学校に行く子は稀だった。仮にいたとして、実際なんの指導必要なかった。受け入れ先の企業も「なんでこの学校の子が……」といった顔パスに近い扱いだった。

此処では、むろん一筋縄はいかない。

履歴書の書き方一つとってもそうだ。社会人でいうところの空白期間不登校だったとか、全日制の高校を中途退学したとか、中学卒業してからフリーターだったとか、あるいは何もしてなかったとか。

そういう経歴を書く場面になると、彼ら彼女らは詰まってしまう。無理もない。これまで何度も、そのことで心を痛めてきたのだから

私は履歴書を読み直す度に、「君の経験無駄じゃない。乗り越えた証拠なんだ。学校、来てるじゃないか!」と声をかけた。最初は疑いの眼差しだった生徒たちも、次第に心を開いてくれるようになった。心を開いてくれない子もいたけど、それは致し方ないのだ。

私は教師から、「いつかは通じるはず。別に今じゃなくても、数年後だっていい」と思って就職指導をした。



秋のある日。就職関係イベントがあった。「○○圏域 企業学校交流会」みたいな名称だった。これは、企業学校大学専門学校高等学校専修学校その他もろもろ)のそれぞれの担当者が各ブースで話し合いの場をもつというものだ。

企業から採用担当者が、学校から就職支援担当者が出席する。参加団体企業だけでも100社を超えていた。学校からは、その地域学校という学校はほぼすべて出席していた。

ここに、私と校長の2人で出かけた。目的は、企業の方々にポジティブ学園を知ってもらうこと。うちの学校にはただでさえ偏見が多い。少しでも解きほぐす必要がある。

たくさんの企業ブースが立ち並ぶ中、それこそ時間が許す中、多くの企業ブースに足を運んだ。校長自らが話をしていた。約十分ごとに挨拶から始まって、学園の概要説明、どういう子がいるかや、これまでの就職実績など。

そして、いつも最後に、「わが校には、難しい状況にある子が通っています。それは事実です。そういう状況でも、彼らは自分の道を切り開く努力をしています面接の際に見かけましたら、どうぞよろしくお願いします」と相手企業に伝えるのだ。

企業の反応は……まあ、社交辞令みたいな感じだった。「わかりましたよ、でもうちの会社採用対象かどうかはねぇ」という表情だった。

そういう反応になるのも無理はない。ポジティブ学園は、県道沿いの大きな平地にある。昔は地域伝統校が鎮座していた。少子化で別の学校合併になり、校舎が空いたところに県教委がポジティブ学園を創設した。

例えば、毎朝の登下校時、いや昼以降の登下校時でもそうなのだが……校舎前の県道には、ダボっとした私服で、髪を染色していて、ひと昔前の不良漫画(今時でいうと薫る花は凛と咲く)の雰囲気を漂わせた未成年闊歩している。初めてその光景を見る人からすると、「そういう高校なんだ……」という感想になる。

から企業担当者がうちの学校に対してそういう態度になるのは、ある種の必然だと思っていた。偏見を持たれてもしょうがないって、当時30代半ばだった自分は感じ取っていた。

そうでない企業もあった。社交辞令とかじゃなくて、真剣こちらの話を聞いてくれる。というか、むしろ聞きたいという恰好で話に臨んでくれる。

半導体装置を作っている会社がそうだった。その時も、校長は満面の笑みで相手方の採用担当者に熱心に話をしていた。

「○○さんは、福山代表するハイテク企業でいらっしゃる。我が校にも理系の才能を持つ生徒がたくさんいるんです。どうか、偏見なく見てやってください」

そしたら採用担当者は、少し戸惑った表情になって、「私達を馬鹿にしないでください。もちろんですよ(^^)」と答えてくれた。



それから数年か後のこと。ポジティブ学園の進路実績だが、創立当初からずっと変化はなかった。大学学者だと地元にある限りなくボーダーフリーに近いところか、地元専門学校地元民間企業だった。そもそも、ここまでたどり着ける子自体が少ない。入学した子のうち1/3以上は中途退学してしまう。

その年のことはよく覚えている。3年生に1人の生徒がいた。名前は仮にケンタとする。プログラミングが好きな子だった。授業中も休み時間も、ずっとPCの画面とにらめっこしていた。授業中にも堂々と副業的なことをしていたが、単位は取っているので見逃していた。

ケンタは、数学情報処理の成績が抜群だった。数学問題でも、いつの間にか自分勝手アレンジして、勝手問題を解くようなプログラムを組んだこともあった。

それを友人に共有しようとしたが、難しい様子だった。能力・興味的な部分もあるし、自分だけのノートPCを持ってる子が少ないのもある。

ケンタ中学校の時は不登校だったらしい。原因は、特定の誰かからいじめられたわけではなく、「教室という空間がなんか違うと思った」からだと言う。

大人だったら「息苦しい」ということになるのだろうか。全日制の高校には行きたくないと、自らこの学校を選んだ。

私は、彼の才能を埋もれさせてはいけないと思った。彼とは幾度となく話をしたけれども、ただ生きにくい性格であるだけで、才能はあるのだ。

私は就職戦線が始まる直前にケンタを呼んだ。「この会社を受けてみないか?」と誘ってみた。さっき上の方で話した半導体装置会社である半導体以外にも、ディスプレイ機械制御装置も手がけていた。

当時はローカル企業だったが、それでも市内で知名度はあった。

ケンタは驚いたような、呆れたような様子だった。「知らない会社ですけど、半導体には興味ありますけど、無理だと思います」と言ってた。

「お前はできる。この会社理系の才能を求めてるし、才能を正当に評価してくれる」

と言うしかなかった。実際、私の出身地域では評判の高い企業だったし、2025年現在では全国的知名度のある企業にまで成長している。

強引に進めるしかないと思った。何しろケンタ卒業後の進路を決めてなかった。とりあえず先延ばしにしている印象だった。

そこで、ケンタをどうにか説得して、彼の履歴書添削して、推薦状も書いた。履歴書には、不登校だった過去も、ポジティブ学園を選んだ理由も正直に書かせた。彼のプログラミングに対する情熱を備考欄にこれでもかというほど書き連ねるようにした。

面接練習ときケンタは口ごもることが多かった。相手の目を見て話すことが苦手だった。コミュニケーションが苦手なタイプ。正直、公式な場での会話が難しい子だと思う。

けれど、たどたどしい感じになっても、自分の思いはちゃんと伝えてくる子だった。

大丈夫だ。プログラミングの話になったら、お前はきっと大丈夫

AtCoderで最高位に近い色だった

私はそう言って、彼を送り出した。自分には確信があった。あの会社は、肩書き学校名じゃなくて、実力で人を判断する会社だと。あのイベントの時、うちの校長言葉に耳を傾けてくれたんだって



約一か月後、職場電話がかかってきた。あの会社採用担当からだった。胸がざわついた。

以下、話の内容である言葉の感じも、当時の手帳を元に大体そのままにしてある。

「あの、ケンタ君の件で、社内で検討を重ねた結果、今回は採用を見送らせていただくことになりました」

「なぜですか?」

プログラミングスキルは、正直高いです。うちの主任技術者も高く評価しました。ただ……」

 ※この時私は、苛々とともにペンをカチカチしていた

「ただ、入社後のサポート体制を考えた際にですね。彼が当社の環境に馴染むことができるか、という点に懸念が残りました。不登校経験があるということも、正直に申しまして、入社後のメンタル面のリスクを拭い切れませんでした」

「それは、偏見ではないのですか?」

言ってしまった!と心の中で後悔した。先方の声が少しだけ硬くなった。

「そう言われても仕方ないかもしれません。しかし、会社事情があります。我々もギリギリまで議論を重ねました。安易気持ちで彼を採用して、もし彼が再び辛い思いをすることがあれば、それはお互いに不幸です。今回は本当に申し訳ありません」

電話が切れた後は、多分……しばらくボーっとして、職員室の椅子に座ったままだった。

あの時はこう思った。やっぱり、ポジティブ学園の子はそうなんだ。どんなに才能があっても、過去レッテルから逃れられない。あの日イベントで抱いた期待を裏切られた気がした。

だが、その後の日々で、冷静になって考えてみた。

採用担当者の言葉に嘘はなかった。彼らは、私が抱えていた不安を彼らなりの言葉で伝えてくれただけだ。

採用すれば良いというわけじゃない。無理に引き受けて、彼の心の傷をさらに深くしてしまうかもしれない。

そう考えたとき、彼らの不採用という決断は、ある意味、生徒のことを真剣に考えてくれた結果なんだと思った。

しろ偏見だと決めつけて、彼らに向き合わなかった私の方が……傲慢だった。

ケンタ不採用の知らせを伝えると、しばらく沈黙が続いたっけ。

「そうですよね~僕みたいなのが、あん会社は無理ですよね」ってケンタが言うと、心にグサッときた。

「ごめん」としか言えなかった。生徒に謝る事態なんて、教師として三流以下だと思った。



ここまでがポジティブ学園での思い出であるそれからケンタは、遠方にあるコンピューター専門学校に進学した。私が様々な方向性提案して、ケンタと話をした結果、彼が自ら考えて決断したのだ。

ケンタ高校卒業して、何年もの月日が経った。最初のうちは、メールで年に何度か近況報告をもらうこともあった。プログラミングがやっぱり楽しくて、大会にも出場しているといったことだった。

やがて、やり取りをすることもなくなった。それは彼がナニカに集中するようになったからでは、と心の中で期待していた。やがて、ケンタのことを思い出すこともなくなった。

ある日、一通のメールが届いたのだ。ケンタから。内容は、就職先の内定のことだった。「報告があるのですが、○○(※あの半導体会社)に内定をもらいました」という端的な文章だった。

「うわっ!」と、思わず声を上げてしまった。その端的な文章の下に、いろいろと書き連ねてあった。彼らしく、無駄が一切ない文面だった。

要約すると、専門学校就職インターンシップに申し込む際、事前説明会があったとのこと。参加した時、人事の方に「ケンタ君だよね?ポジティブ学園の」と声をかけられたという。

「あの時の採用担当者の方が僕のことを覚えてました。『あの時よりも自信に満ち溢れている』って言われました。」

メールを読みながら、涙が止まらなかった。

専門学校で、僕はプログラミングスキルだけじゃなくて、コミュニケーション能力も、人との関わり方も学びました。飲食店アルバイトしました。おかげで、あの時よりも、面接自分言葉でしっかり話すことができたんです。あの時、もし会社に受かっていたら、僕は挫折していたかもしれません。…(中略)…でも、先生が僕の可能性を信じてくれたから、僕を諦めなかったから、頑張ることができた。本当に、ありがとうございました」

キーボードを触りながら、返信しようと思いつつも、手が震えてうまくできなかった。

私はあの時、半導体会社偏見判断した。ポジティブ学園の子から、そういう目で見たんだろうって。そして、生徒の可能性を信じきれず、不採用という結果に囚われた。

でも、本当にケンタに向き合ってくれたのは、彼らの方だった。再認識させられた。成長したケンタを、あの人達は今度もまたちゃんと見て、採用という判断をしてくれた。それだけだ。



ここで結びにする。

あの学園にいた時は、生徒たちの「訳アリ」の部分に目がいってしまうことがあった。でも「訳アリ」なのは過去物語によって起きた結果にすぎない。彼らは皆、自分人生を懸命に生きている。できる子がいたし、できない子もいたけど、未来に向かって進もうとしていた。

私はもう学校教諭ではない。けど、あの頃は就職指導先生としてだけじゃなく、人として彼らの未来を信じて背中を押し続けたつもりだ。

自分応援団のひとりに過ぎないと思っていた。でも、応援された生徒は、やがて自分未来のことを考えて、切り開こうとチャレンジする。そういう人になってほしいと願っていた。

今は、別の形ではあるけど、若い人にものを教えている。学校と違って、純粋に実務上の知識技術を教える仕事である

これからも、誰かの未来応援し続けようと思っている。それが、訳アリの子就職指導をしてきた、自分にできる使命なんだと思ってる。

2025-10-07

もう夢を語らないでくれ、友人よ

中学の時に出会い、お互いに約束したね。

「いつか一緒に売れるゲームを作ろう」って。

文化祭でもゲームの展示をし、シナリオあなたイラストプログラムは私だったね。

すごく面白いって校内で話題になった。文化祭の展示部門入賞した。

もっと実力を積もうって大学はお互いに脚本シナリオ映像が学べる大学に受かったね。

成人したら即売会にも出ようって約束したね。

あなたは夢を語ったね。

「一緒にゲームを作って、ずっとゲームを作り続けたい。私は社長になるよ!」

そして成人になって「即売会に出よう」って私はあなたを誘ったね。

「いや、まだまだ人様に出せるものじゃない」ってあなたは断ったね。

私は出たかたか出展した。イラスト漫画小説と物を増やしながら色々なイベント出展した。

当初は当然売れなかった。悔しかったのでディスプレイ宣伝方法勉強し始めた。

あなたは「会社設立するからさ!広告担当にでもになってもらおうかな!」なんて言って一緒に笑い合ったね。

あなたは「今、シナリオ書いているんだ」っていつも連絡してくれたね。

「頑張れ!資料集めならついて行くよ」と私は言ったが、完成報告は一度もない。

あなた中学の頃から集まっていたファミレス食事に行くと、あなたは夢を語るね。

「一緒にゲームを作って、ずっとゲームを作り続けたい。絶対会社を立ち上げるんだ」

でも高校卒業以来、あなたシナリオを一本も完成させていない。

私はしびれを切らして、自分シナリオを作り、イラストを描き、プログラムをしてゲームを作り始めたよ。

「その行動力大事だよね!やっぱ勢いで作品を完成させなきゃいけない」

ってあなたは感心していたね。

気が付けば大学卒業する時期になった。

コンテストで賞を取った時、あなたは「私も早く追いつかないと」と言っていたね。

私は「頑張れ。手伝えることなら何でも言って」と言った。本音は「早く一本でもいいから書き上げなよ」だった。

言ったことはある。だけど、あなたはあーだこーだ言いながら結局完成させない。

「でも納得いかなくて進められない」

もっと上手くならないと見てもらえない」

途中まで書いているところは見たが、完成はない。授業で提出したものだけだ。

「授業で作れと言われるのはつまらない。もっと自由に作りたい」

そう言うが、高校卒業後、彼女の完成したシナリオ小説は0本だ。

私が使っていたゲームエンジンが知りたいというから、小さなゲームができるまで教えたことがある。

1週間も彼女大学に出向いて教えたのだが、以降触っていないと言う。

彼女は「もっと勉強してから作る」と言った。


彼女ゲーム会社を受けたが全部落ちた。

理由は聞いていないが「作品が完結していないか評価しようがないと言われた」と言っていた。

彼女新卒就活を諦め、アメリカ留学した。

「これからゲームでも英語必要」と言っていたね。

外国の人の感性を学ばないと売れないからね」と私に外国の大切さを説いた。

留学する前までに書き上げると言っていたシナリオ小説は結局完成しなかったね。

彼女帰国し、食事しに行った。

いつもの、同じファミレス

「○○(ゲーム名前)はもっと誘導自然にすべき」

「あれはゲームデザインがブレている」

200円程のドリンクバーの前で、そう私に諭してくる。

「何本も作ったところで上手くいかなきゃ意味ないもんね」

5,6本ほどゲームを作った私に言ったね。

私を貶そうとしている人間でない事はわかっている。

だって彼女の目は輝いている。

これを反面教師にしてゲームを作れば、最高なものが当然できがあると本気で思っている。

机上の空論ファミレスで展開している。

中高の時、彼女と一緒にゲームを作りたいと思ったその目と気持ち否定できない。

から私は「そうだね」としか言えない。

本当はあなたと一緒にゲームが作りたかった。

絶対社長になって、増田を雇う!絶対いいものが作れる!」

その夢を聞き続けてもう十年以上経った。

あなた留学が終わってから翻訳系の正社員になったが、ゲーム作りが諦められず仕事を辞めた

パートでつなぎ、シナリオを書いていると言う。

それをゲーム会社就活で使うと言う。

「なら今度の〇月のイベントに向けて作ろう。完璧じゃなくてもいいから」

それでも私はあなたと一緒にゲームが作りたい。それを伝えたつもりだったんだ。

「いや、まだ人様に出すには未熟すぎるからもっと先で」

『プツン』と最後の一本が切れた音がした。

私はそれ以来、彼女出会っていない。

誘いも「今、イベントに向けて忙しい」と断っている。

SNS相互フォローではあるが、彼女はまだ一度も何かを完成させてはいない。

仮に彼女がこれから素晴らしい作品を作り上げたとして…そんな期待すら今はもう湧かない。

彼女の作ったものが大ヒットをしたとしても、もう一緒に作る気もない。

anond:20250924190655

盛岡から北に行くには2通りのルートがあることは八幡平市エントリで書いた。青森方面に行くのにどちらを通るべきかは過去にいろいろなことがあって、鉄道は東寄りのルートを通って八戸回り、高速道路は西寄りのルートを通って弘前回りのルートを主に通っている。今回国道4号盛岡から少し北に行ったところで鉄道(東北線)寄りのルートを通るのだけど、つまりこれは高速道路経由では微妙に不便な場所があるということでもある。

その最たる場所岩手町。県名と郡名と町名に全て岩手が入るということを売りにしている町である。鉄オタにはこの名前よりも東北新幹線乗降客数ワーストを誇る"いわて沼宮内駅"の方でおなじみかもしれない。まあこの町の観光資源の8割はこの駅近辺にある。駅から20分ほど北に歩いた4号沿い、石神の丘美術館がまあ観光中心部一言で言えば箱根彫刻の森類似施設(開館当初は密接な関係もあった)なのだが、現在独自路線を歩んでいて花畑等も多いので特に初夏が見どころ。あと真下新幹線が通るところが個人的にはお勧め。ここは道の駅に併設されていて(道の駅を後から作った)、来る人は道の駅に停めることになるけれど、有料入場がもったいないと思う向きは入口を反対側に登ったところにある彫刻公園にも石彫の彫刻が山程飾ってあるので無料のそちらを見ることも出来る。というか両方見るべきかと。

4号を北上するとき沼宮内に行く前のところに川原新田ドライブインという施設がある。斜向かいパチンコ屋に関連の深い施設ではあるのだけど、ここが古き良きドライブイン雰囲気を残しているので食事をしたければここに寄るのもいい。さら沼宮内を越えて北上すると北上川の源流にたどり着く。ここは少し前に川の駅として整備されたので車を停めやすい。源流だし国道4号からは少し外れるけれどそこまで山奥ではなく行きやすい。

岩手町名物キャベツホルモン鍋なんだが、キャベツはともかく、ホルモン鍋は肉屋が持ち帰りの肉として売っているばかりでここで食べるのは難しい。調べたら定食として提供している店が1軒見つかったが、自分も現地で食べたことはない。


岩手町沼宮内の北の端から国道281号を入ると葛巻町にたどり着く。これが久慈市へのルート安全だがお勧めしない、と説明した葛巻経由ルートだ。推す観光地はあまりない(いちおう平庭高原という観光地はあるが関東近辺から比べると施設は何もないに等しい)。ただ、くずまきワイン赤ワインの中に山ブドウを原料にしたものがあって、これは少し珍しいかもしれない(白とロゼは山ブドウから作ってないし、赤ワインの中にも山ブドウの混合だったりブドウが原料のものも多い)。


さら北上すると一戸町に入る。南から入って一番最初に着くのは奥中山で、ここは盛岡市民にとって最も近いミニストップがある場所だったのだが閉店して随分経つ。少し先に行くと奥中山高原駅があり、この辺が奥中山地区の中心であり、カフェもいくつか存在する。観光の中心はここから西に登った奥中山高原スキー場で、もちろん歩くには遠いが車なら10分かからない。春から秋にも釣り堀と温泉が楽しめる。さらにここからもう少し奥に行くと"いわて子供の森"という児童施設があって県内の子連れには大好評の場所なのだが、たぶん観光で県外から来た人が楽しい場所ではない。

中山は峠の山頂にあるような場所で、ここから北上するとずっと下りである。途中に"雅"というドライブインがあり、ここの評判も非常にいい。自分も2度ほど利用したことがある。さらに下ると無人駅小繋駅があって、ここは映画"待合室"のモデルになった駅であり今でもそのきっかけとなったノートは置かれているらしい。さらに下ると小鳥谷駅。ここは映画"星屑の町"のロケ地だが、この近辺の見どころはここよりもその手前を曲がったところにある藤島フジ。大きな藤棚で、花の見頃はだいたい5月。この時期には車でけっこう混雑するが、せいぜい岩手なりの混雑なのでそこまで心配しなくていい。その少し北には世界遺産構成する御所遺跡がある。たぶん皆が歴史で習ったのとは違う形の竪穴住居が屋外に展示してある他、奥の方には博物館もある。ここは是非ガイドツアーに参加して欲しい。春から秋なら土日祝およそ1時間毎に1度、無料で参加可能(それ以外の季節、時間帯は要予約+有料)。ここから一戸市街地まではすぐそこ。そして市街地の北の端で国道4号八戸自動車道と交差し一戸ICがある。


浄法寺町一戸から行くにはさらに北の鳥越近辺から県道に入るのが一般道ルートだが、八戸自動車道経由で行くほうが絶対に楽である。ここには東北で最も古い寺である天台寺があり、浄法寺の観光資源の半分はここの住職だった瀬戸内寂聴絡みである。残りの半分が漆器浄法寺塗で、これらの多くが天台寺に向かう道路沿いにある(瀬戸内寂聴絡みは少し離れたところの温浴施設と、浄法寺の役場の2階にもある)。


一戸から二戸市には2つのルートがあり、1つは素直に4号を北上する方法、もう1つは末の松山トンネルを通過する方法で、個人的には後者ルートが好きなのだが4号を北上したほうが格段にわかやすい。このルートのせいで二戸は地の果てにありそうな印象を持つが、むしろこの近辺で最も大きいのが二戸市であり、平成の大合併の時には浄法寺を合併して二戸市として存続している。ただ、二戸駅で降りた人は二戸の何もなさに気がつくと思う。正直、二戸駅は二戸市街地から2kmほど離れている。

二戸観光地として最初にあがるのは馬仙峡である市街地南端にある夫婦岩を望む渓谷的な場所で、この夫婦岩そばには二戸市を望む展望台があるが川沿いの公園から見たほうが断然いい。さらに言えばこの公園は桜の名所でもある。この公園そば、と言いつつあんまり隣でないところに南部せんべい小松製菓工場があり、蕎麦屋チョコレート工場お土産店が併設されていて二戸の新たな観光地になっている。まあ個人的にはここのそばにあるドライブイン的な食堂レストパーク馬渕川のほうが先に訪ねたほうがいい気もしているけれど。この南部せんべい店だけでなく二戸はいくつか代表的企業がまだまだ頑張っていて、それらはだいたい市内中心部にある。まずは南部美人。酒造会社で、コロナ渦の時には酒から消毒用アルコールを作って提供したことでも話題になった。ここは酒蔵見学に一味加えていて、要予約だが酒造りのコスプレ込みで記念写真のラベル込みのコース提供している。もう1つはあべはん。たぶん聞いたことがないと思うが鶏肉生産グループで行っていて、やっぱり直営店が市内にある。もちろん鶏製品を買ってもいいのだが、ここで買うべきなのは実はお菓子チーズピッコロだ。二戸市民自慢の銘菓だったのだが今年始めに作っていた洋菓子店が閉業してなくなったのをこの会社が引き継いだのだ。

ソウルフード的なものはまだある。盛岡福田パンと似た立ち位置パンとして丹市パンというのが存在し、福田パン盛岡高校時代の思い出商品となっているようにこちらのパン二戸学生の思い出商品となっている。パンの風味は若干異なるが切り開いた間に種々のクリームを挟む形式で、個人的にはカレーが一番お勧めなのだがないときもしばしばある。たぶん一番の問題はここが学生の多く集う店ということで、駐車場が狭いので車で来るときは注意が必要。本当ならもっとソウルフードな店が二戸にはあった。どちらも"きんじ"という名前で、1つは市街地にあったラーメン店、もう1つは駅前にあった蕎麦屋だが、どちらも既に閉業している。ただ新しい店もしっかりあって、最近駅前から市街地移転したフランス料理ヌーとそれより前から市街地にあったイタリア料理フルハウスはどちらもおすすめ

市街地を北に外れてもう少し北に行くと金田一温泉がある。いくつもの宿があるなか最も有名なのは座敷わらしがいるという噂の緑風荘だと思う。以前は予約がないと泊まれなかった(そして予約が取れなかった)座敷わらしの間こと槐の間は、現在は共用スペースになっていて宿泊者は誰でも深夜に入ることが可能になっている。まあ、これは好きな人は、といった感じで。昼間だけだがここは日帰り入浴もやっている、というか金田一温泉は日帰り入浴受け付けている宿がけっこうある。


一戸ICから1つ先のIC九戸ICであり、九戸入口の1つである。ここの話は久慈への経路について書いた時に少しだけ書いた。葛巻町、(旧)山形村軽米町に向かう結節点となる村である。ここの一番の見どころは、二戸の見どころとも言える折爪岳。車で頂上まで登ることが出来て、ここからの眺めが抜群。以前はここまで登ればAFNを聞くことも出来た。さら7月にはヒメボタルの鑑賞会(要予約・有料)も開かれる。


九戸ICからさらに1つ先が軽米IC軽米町入口の1つである。ここの観光資源と言えば以前はフォリストパークという花畑だった(過去形で書いているが今でもしっかり営業している)。最近ここが注目されているのは、マンガハイキュー!!の背景にこの町の市街地建物が多数採用されていることにある。このこともあって軽米町は軽米高校文化祭の日(今年は10/18)に合わせて町民体育館荷物置き場兼コスプレ着替え場所バレーボール体験場として解放するくらいのことになっている(なおシューズは持参・ただしバレー技術を磨く必要はないとのこと)。

2025-10-06

江口寿史氏の騒動が教える、「正義感」が社会を壊していること

江口寿史の件で大騒ぎしてるけど、ちゃん本質を見てるか?

これは単なる「トレパク疑惑」じゃない。

現代炎上社会いかヤバいかを示す完璧な教材だ。

何が起きたかをまず整理する

江口寿史氏がルミネ荻窪の「中央線文化祭ポスターで、

インスタの女の子の横顔写真を無断で参考にしてイラストを描いた。

モデル金井球さんが気づいて問い合わせ、当事者間でクレジット記載使用料支払いで

すでに解決済み

ここまでは、よくある小さなトラブルだ。

でも炎上社会は許さな

当事者が「解決しました」と言ってるのに、ネット民

謝罪が足りない
プロとして失格
過去作品も怪しい

と大騒ぎ。

結果、Zoffデニーズまでが「調査中」の声明を出す羽目になった。

ルミネ広告撤去

企業が次々とリスク回避に走る地獄絵図の完成だ。

これが炎上社会の正体

当事者間で解決した問題を、無関係第三者勝手社会問題化する。

この正義感が狂ってるのが分かるか?

金井球さん本人は穏やかに解決したのに、無関係正義マンが「こんなの許せない!」と騒ぎ立てる。

これこそが炎上社会本質だ。

「透明性」と「監視文化」という名の集団リンチ

江口寿史は確かに迂闊だった

事前許可を取らなかったのは明らかにミスプロとして軽率だったのは事実だ。

でも、それは

当事者間で解決すべき民事問題であって、ネット民が総出で叩く
社会悪じゃない。

この正義感が壊してるもの

この騒動で一番ヤバいのは、企業リスク回避行動だ。

Zoffデニーズも、実際に問題があったかどうかも分からないのに「調査中」と発表せざるを得なくなった。

まり

疑惑が出た瞬間に企業謝罪モードに入る社会になってしまった。

これがどれだけ危険か分からいか

炎上社会が生み出すもの

1.過剰な自粛- 企業リスクを恐れて表現を控える

2. 魔女狩り - 一度疑惑が出ると証拠なしでも叩かれる

3. 創作の萎縮 - クリエイタービビって挑戦しなくなる

これが健全社会か?

本当に怖いのは

江口寿史無断使用じゃない。

正義感」という名の暴力だ。

当事者が「もういいです」と言ってるのに、「でも許せない!」「社会的に制裁を!」と騒ぎ続ける。

これは正義じゃなく、集団ヒステリーだ。

江口寿史は迂闊だった。厳しい言い方をすればプロとしての自覚が足りなかった、とも言える。

でも、この騒動の原因は炎上社会のものだ。

正義」だと思ってやってることが、実は社会をどんどん窮屈にして、表現の自由を殺している。

この「正義感」、本当に社会のためになってるのか?

2025-09-25

anond:20250925125742

女性だけじゃないよ

この前母校の文化祭見に行ったら、進学先一覧に海外大学名並んでて、今ってこれだけ海外に行くんだなってびっくりした。

かぐや最初から読んでるけど

つべショートでちょいちょい流れてくるから

2回目の再読かな

文化祭まっただなかだけどおもしれーわ

このまま付き合って文化再編で終わってたらマジで神だったんだろうな

2025-09-23

万博行ってきた感想

アラサーの子なし夫婦で行ってきた。

1日目が夕方入場。2日目は朝(って言っても11から)に入場した。

何をするにも並ぶ。

万博に入るのに並ぶ(私たちは2日目は5分くらいで入れたけど1日目は30分かかった。それでも早いらしい)

パビリオンに入るのに並ぶ。

自販機に並ぶ。

ウォーターサーバーに並ぶ。

トイレに並ぶ。

スタンプラリーに並ぶ。

(行ってないけど)レストランに並ぶ。

お土産屋に並ぶ。

当日予約機(そういうのがある)に並ぶ。

並びすぎて感覚麻痺してくるので、30分並ぶくらいだとすんなり入れたな〜と思うようになる。

自分はそういうちょっと並んだら入れる系のパビリオンをメインに行った。

体感的に並ぶ時間が長いパビリオン=わかりやすい、興味をそそられやすパビリオンだと思う。

逆にすぐ入れるパビリオンは難解だったりただデータを書いたパネルを貼り付けただけのところが多かった。

この辺はちょっと文化祭みたいだと思った。

流しているビデオ日本語聞き取りやすい、読みやすスピードがよくわかってないのか1.5倍速かな??と思うレベルの速さで流れているので、ちゃんと内容が知りたければ2回は見る必要があった。

パビリオン内のスタッフ質問したらかなり詳しく教えてくれる。自分工芸品とか伝統衣装質問結構した。

医療科学教育!をテーマにしている国が多いので単調になりがちなところは多い。なんかこれさっきも見なかったか…?となる。

個人的イスラエル平和を掲げていたのでおお?!とはなった。

「ヨヤクナシデスグハイレル」でバズりにバズったインドネシア館は入場規制がかかっていた。歌っている歌も「トマラズススンデクダサイ」になっていた。そして月曜から夜ふかしに出ていたスタッフには目印も付いていた(⇩の矢印マークがついたカチューシャを付けていた)。

並ばなくても見られるものもある。

現代アートがそれ。並ぶやつもあるけど。

解説とか見てると結構楽しい

個人的にはベルギー館の前にあったやつが好き。

高いけど現地に直接行くよりは安いの万博メシは人気すぎて買えなかった。ルクセンブルクホットドッグ?が食べたかったけど6時間待ちとかで諦めた。結局ネパールビールビリヤニ(これも当然並ぶ)をテイクアウトした。美味しかったけどめちゃくちゃ美味しい!ここでしか食べられない!ってわけでもなかったな。

物を盗まれたり喧嘩ふっかけられたりとかは無かったけど横入りはされた。突き飛ばすとかではなくあまりにもスッ…と自然に入ってくるので横入りに慣れていない身としては「え…???」とボケーっとしてると後ろの強気のおじちゃんおばちゃんからちょっとお!ちゃんと並んでくれん!?」とキレられていた。(主に)日本人はすぐに並ぶし並ばなくていいところでも一列に並ぶのでスタッフの人から二列に進んで下さーいと誘導されていた。

あと家族の誰かが並んで後から合流して〜みたいなのを禁止しているところも結構あった。

横入りしたらつまみしまーすと軽くアナウンスするスタッフもいた。そんなにいたのか。

チケット転売結構横行していると思う。後ろを歩いていた大学生くらいのグループが儲かると騒いでいた。「対面で渡せば絶対にバレないし安全に楽に稼げる」と盛り上がっていた。

チケット買うのも大変だしチケット買うだけだと楽しくないのも本当にどうかと思うけど、個人的には結構しかった。ただ体の方はめちゃくちゃストレスだったのか肌がめちゃくちゃ荒れた。楽しいって気持ち強制的に上書きしてたけど無理だったぽい。

パビリオンの予約が本当に取れないし空いたと思ったら2人は無理とか言われるしでその辺はどうにかして欲しかった。ガチ勢は単身で乗り込んでる人が多いんだと思う。家族連れの人とかどうしてたんだろうか。

スタンプラリー結構楽しんでたんだけど、もう入場規制かけるくらいならスタンプ台だけ外に置いて欲しかった。そういうのじゃないのはわかってるけどやっぱ押せないのは寂しい。

赤ちゃん連れてくるのは正直どうかと思ったけど(環境過酷すぎる)幼稚園くらいの子結構楽しんでいた。もう帰っちゃうの?帰りたくない!なんで10月には終わっちゃうの?クリスマスかにも行きたい!って泣いてる子がいてちょっとわかるぞ…と共感していた。

万博行くならデブのミャクミャク買ってきて!と妹に頼まれたので買った。可愛かったので追加で自分用にも買った。

ミャクミャク、発表された当初は怖いと思ってたのにまるまる太ったら可愛く見えるのはなぜなのか。

正直また行きたいけどもう無理だしな〜。

生きてるうちにまた日本万博やってくんねーかな〜〜。


追記

個人的に持っていって(摂取してて)良かったのは顆粒のアミノ酸。疲れが翌日残りにくい。自分アミノバイタルの安いやつ持っていってた。

モバイルバッテリーはでかいのが良い!って散々言われてたのでビビりながら20000mAh持っていったけどそもそもスマホ使って予約しようにも出来ないし地図は紙のやつ(公式ではなく有志の人が作成したやつをプリント)を持ってたので結局写真撮影するくらいで充電しなかった。別にカメラ持っていってたのもあると思う。

会場に入る前は日傘の方が楽だけど会場に入ったら他の人にぶつかりそうになるので帽子も使った。両方いる。

折り畳み椅子はあった方がいい。絶対に短時間しか並ばないならいらないかもだけど、休憩したい時に椅子が空いてないのはかなりきつい。

食べ物は万が一買えなかった時のためにベースフードのパンを持っていってた(おにぎりとかだと傷みそうで…)。結局食べなかったけど万が一食べられなくてもこのパンあるしな!と精神的余裕があった。

万博延長しねーかな〜〜。

田舎もんの自分が見かける三年分くらいの人間見ちゃったけど楽しかったんだよな〜〜〜。

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