はてなキーワード: 赤ワインとは
1992年の参院選に初出馬(落選)する1カ月前に刊行した自伝的エッセー、「30歳のバースディ その朝、おんなの何かが変わる」(大和出版)だ。
プロローグで〈恋の話をいっぱい書くことにした〉〈「頭の中は恋のことでいっぱい」のプライベートライフには呆れられてしまうかも〉と宣言した通り、
男性遍歴を赤裸々に記している。驚くのは〈お酒の思い出といえば、地中海で、海の見えるホテルの部屋で、飲みィのやりィのやりまくりだったときですね〉
〈それでウフフフフ……。朝、寝起きに熱いシャワーを浴びながら、
彼が選んでくれた極上の赤ワインをいきなり飲み始める。バスローブのまま〉〈ルームサービスを食べるときも当然、
ベッドで裸の上にブランケットを巻いたまま〉〈彼がすばらしいテクニックを持っていることは言うまでもない。トコトン、快楽の境地におぼれられる相手じゃないと話にならないわけ>
モスやマクドナルドで、フードコートの給水機向けの紙コップで赤ワインが提供されたら相当売れるのではないか。
あのチープな紙コップでクイっとキメるだけで何倍もバーガーが美味くなると思うんだよ。
先日、無性にモスが食いたくなって、お気に入りの赤ワインをハーフボトルで持ち込んで優勝してきた。とびきりチーズの肉厚パティと、カベルネ・ソーヴィニヨンのマリアージュ。口の中で完成する至高のうまみ。想像してみてほしい。最高だろ?
で、この話をグルメ気取りの知人にしたら、「え、店で?」「ありえない」とドン引きされた。
なんでだよ。最高の食事には、それに見合った最高の飲み物を合わせるのが当然の礼儀だろうが。コーラやメロンソーダが悪いとは言わん。だが、モスが提供するあのレベルのハンバーガーには、上質なワインが寄り添うべきなんだよ。
まあ、わからんのだろうな。食への探究心がない連中には、この至福は一生理解できない。ああ、もったいない。人生の半分、損してるよ。