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2025-12-01

日能研パパの自分語りオ〇二ーブログ

まだ読んでない人は下記リンクを読んでくれ。https://x.com/exxjr3/status/1995013366033912124?s=12&t=qHSb8VYQ1aO4ys5MYp1lhw

文章が陶酔しすぎてて気持ち悪く読みづらいのはさておき、29歳、既婚、妊娠中、中受経験済みの増田的には「そんなに親が消耗してまで、子供を消耗させてまで中学受験はしなきゃいけないものだったのか?」という点が気がかりで仕方がない。

中学受験の末、第一志望に受かった増田は、6年間通った都内の某中堅私立女子校のことが今でも時折口に出すくらいには大嫌いだ。

そこでできた友達は好きだけれど、それだけ。

良妻賢母(笑)に好かれる学校らしいが、ペットボトル持ち込み禁止文化祭でのクラスTシャツ禁止など、しょうもない校則を上げればキリがないくらい。教員たちもその学校卒業して職に就くような母校愛(笑)に溢れた筋金入りしかおらず、革新もなければ保守らしい一貫性だってない、なんとも中途半端腑抜け学校だった。そんなんだから自分たち卒業した数年後には定員割れを起こし、当時偏差値的には横並びだった学校に易々と差をつけられてあっという間に落ちぶれた。当時はそこそこだった進学実績だっていまや見る影もない。

まあ、自分の母校に対する恨みつらみは「選んだ学校が悪かっただけじゃね?」というのもあるので言うならばサブの理由だ。メインの理由はここからだ。

中学受験の闇は、「15歳の少年少女が、自分意思で道を選べない」ことにあると思う。

このブログでも論じられているように、大学受験金銭面以外は個人の頑張り、個人意思による部分が大きい。中学受験は親の意志による部分が大きい。

じゃあ、高校受験は?

高校受験大学受験ほどとは言わずとも、子供子供意思で選べる部分があると思っている。

中受で受けた学校を辞めたらいいじゃん?それはそう。だが、その選択を取れる子供は意外と少ない。自分学校完全中高一貫校だったのもあるかもしれないが、その選択をしたのは学年全体のわずか0.数パーセント程度だ。

子供は親が思うより、親に気を遣っている。自分に期待してくれたことも、お金をかけてくれたこともわかっている。いじめられた、不登校になったなどの理由ではなく、ただぼんやりとこの学校嫌だと思っている生徒の中で、勇敢にもその選択肢を取れるのは一体何人くらいいるのだろうか。

少なくとも増田は、高校受験がしたかった。制服可愛いとか、学食がきれいとか、何かしらの理由をつけても自分が選んだ学校に行きたかった。親に行かされたこ学校よりも、その方が頑張れるし、幸せだと思ったからだ。

もちろん、自分意志とは関係なく、『中学受験をした方がいい』人は存在するだろう。例えば学区域が荒れているとか、本人が周りに流されやすくて公立に入れると簡単に落ちぶれそうだから、とかが例だ。親に言わせてみれば私は後者だったのだろうが、それは親が子供の進路を決めていい免罪符にはならないし、12歳の今は親の傀儡になれるとしても、15歳、18歳、さらに歳を重ねた子供が親の作り出した素晴らしい環境感謝できるとは限らない。

このブログでも、親は子供子供であることを認識している。認識しているのだ。実際に子が怒られた回数は食事の回数と同じくらいと言っている。増田は子に同情してしまう。もちろん、自分意思受験をした層もゼロとは言わないが、少年はそうではなかったのではないかと思えてしまう。熱意を持った親に、熱意で返さないといけない重圧。自分が不出来なせいで親が落ち込むところなんて見たくないに決まっている。友達と遊ぶ方が何倍も楽しいのに、親に手を引かれ学園祭に連れていか感想を聞かれ、何となく興味を示さないといけないような気持ちになる不快感。そして子供という生き物は健気にも、親に期待をかけられると「うん、僕も頑張ってこの学校行くよ!」と空気を読むのだ。彼の気持ちを代弁できてるとは思わないが、自分経験した子側の気持ちを重ねてしまうのだ。

子供をしなくてもいい苦労にぶち込んでおいて、合格が取れないことに被害者ヅラして消耗する親。子はこのプレッシャーの中でよく頑張ったと思う。増田は産まれてくる子にそんな思いは絶対にさせたくない。

数回受けてようやく合格できるような学校では、彼はきっと苦労するだろう。2回目で受かった増田でも、地頭の悪さと学校への反発心が重なって勉強では非常に苦労をしたが、高2の秋に入った東〇ハイスクールで叩き直されてなんとか現役でそこそこの大学に進学し、今もそこそこの会社正社員として働けている。つくづく中学受験なんて自分人生必要がなかったなと思う。親がどれだけ悲しそうな顔をしても、これだけは増田の中で揺るぎない事実なのだ

苦労の末に合格した彼に幸多からんことを。

不要であれば取り越し苦労だが、彼がその高校を選んだことを後悔する日が来たら、「やめる自由」が与えられますように。

年末年始おすすめWEB小説9選

紹介文にネタバレあり

マルチ投稿作品場合カクヨムを優先(はてななので)

獣の見た夢

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888930318

異世界に転生した少年前世から持ち越したのは恨み、憎しみ、飢え、渇きのみ。

暴力支配するこの世界でどれだけの戦場を駆け巡れば恨みや憎しみは消え去るのか。

どれだけの敵を殺せば飢えや渇きは癒やされるのか。

袂を分かったはずの少年少女はそれでも尚、互いを激しく求め合う。

人類全員に読んでほしいので何回でも紹介する。

5ちゃんねるのWEB小説感想スレにてループする話題「なぜこれが書籍化しないのか?」において常にトップに上がる作品が満を持して書籍化

ただ、その後極端に更新ペースが落ちてしまったのが心配

もし読んでみて「つまらなかった」「時間無駄にした」と思ったら、スベったブコメカラースターを進呈するのでこっそり知らせてほしい。

迷宮クソたわけ

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885436251

債権奴隷に落ちた少年借金返済のため冒険者となって迷宮で一攫千金を目指す。

力がなく戦士になれず、信仰心が低いので僧侶になれず、不器用なので盗賊になれず、学校で学べば誰でもなれる魔法使い迷宮に挑む。

一度は書籍化したものの1巻打ち切りあい出版社を変え6年後に再刊行を果たし「このライトノベルがすごい!2026」第8位に輝く。

扱いの軽い命、がめつい教会、疲れの取れない宿屋、ボッタクリの店、そうウィザードリィだ。

読者感想欄でもWizネタで盛り上がるのでプレイヤーなら2割増しで楽しめるが、知らなくても2割引きにはならないので是非読んでほしい。

血と汗にまみれ、汚泥にまみれ、吐瀉物にまみれ、魔物臓物にまみれ、拷問をする仲間、思いやりと人情のある敵、罪悪感と後悔、苦い後味、うらやましくないハーレム、そんな小説が好みならおすすめ

コミカライズ商業pixivファンメイド原作者公認)があるが、pixivの方が面白い気がする。

昏の皇子

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/16816927862215511326

少年が見る夢は正夢なのかそれとも過去の巻き戻しなのか、それとも他人人生なのか。

母と妹を守る為、見た夢に従って動き出した少年は大きな運命に飲み込まれていく。

その夢は本当に少年を正しい道に導いているのか。

ただ母と妹を守りたかっただけなのに。

基本的平民貴族に勝てないし、貴族王族に勝てない。

陰謀権謀術数に否応なく巻き込まれていくのでスカッとする展開も少なめ。

主人公恋愛要素もないし(同年代の異性が登場するのは妹を除けば180話以降)チートもない。

少年同士の友情騎士の絆がメインなので、女性向けかもしれないが勿論男性が読んでも非常に面白い

思ったよりも評価ポイントが伸びないのは4サイトものマルチ投稿のせいだろうか。

死んだつもりで、地獄を進め

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886644108

いじめを苦に自ら命を絶とうとした少年地獄のような異世界転移する。

それから数十年後、全ての力を手に入れた少年自殺する瞬間に戻り、今度は自分いじめクラスメイト達を異世界に引きずり込む。

転移したそばから魔物に殺される生徒達。辛くも生き残った少女はいじめられっ子に復讐を誓う。

流行が2周3周した結果「勇者は善、魔王は悪」どころか「追放側が有能、追い出された方が無能」「主人公ざまぁされる」といった作品もあるが「いじめっ子(正確には傍観者)がいじめられっ子に復讐する」という作品は非常に珍しいのではないだろうか。

その試みが100%うまくいってるとは言い難いが、他にはない味わいなので読んでみてほしい。

何がために騎士は立つ

・連載中

https://kakuyomu.jp/works/16816927859769787769

"なにひとつ持っていない"田舎農家次男坊は、村外れに住み着いた老騎士剣術を習った事から運命が大きく動き出す。

持たざる少年は"持っている"少年少女の中でもがき苦しみ、成長していく。

作者の前作『カルマの塔』が合わなかった為、食わず嫌いで長い間読まなかった。

文章に癖があり、特に会話文や固有名詞理解しにくい箇所は多々あるが、それを乗り越えられれば。

読者コメントネタバレが多く、初回は感想欄は開かないほうが良い。

いらないスキル買い取ります

・完結済

https://ncode.syosetu.com/n4809dw/

人々が神から与えられた特別な力、『スキル』を持つ世界

マイナススキルを買い取るスキルを持つ主人公が姉の行方を追って旅をする。

1話完結タイプ連作長編

作者らしい安定感で期待を裏切らない作品

ゼロ代表される「死に戻りスキル」が主人公ではなくそばにいる人物が所持していたら……?

現在コミカライズ版のWEB広告が出ているが、これですらエロ漫画風に切り取られてしまうのか…。

呪術師勇者になれない

・第1部完結 第2部連載中

https://ncode.syosetu.com/n1132dk/

高校2年生のクラスメイト41人が突然異世界転移し、バラバラ迷宮に放り出される。

それぞれに与えられた「天職」の能力ダンジョンを生き抜く。

ヤンデレハーレムで名をあげた作者によるクラス転移もの

集団転移は非常に難しく、主人公一人が突出化して周りがモブになるか、早々に離脱して別の道を歩む作品が多い。

しかしこれは41人を濃淡はあれどきっちり描ききった作品で、退場後も主人公に影響を与えていく。

クラスメイト同士での殺し合いも多々あり、グロ表現も多く読者感想欄でも忌避感を示すコメントもあるので万人にすすめることはできないが、興味があれば読んでみてほしい。

処刑人パニッシャー≫と行く異世界冒険

・完結済 続編連載中

https://ncode.syosetu.com/n5363hf/

突然転移を果たした主人公は思い描いていた異世界とはまるで異なる厳しい現実にあえぐ。

そんな中、主人公とは別の世界から転移した「処刑人」と出会い、共に旅に出る。

よくある異世界転移ものだが、とにかく「処刑人ラング(51歳)が魅力たっぷりで、この人物一点突破おすすめしたい作品若者と年配のバディが好きなら読んでみてほしい。

終焉世界

・完結済

https://ncode.syosetu.com/n7679cq/

どうやらこの世界は終わるらしい。

上記作品群はまだ甘い?もっとダークでハードものが読みたい?

書籍化コミカライズもなく、完結から10年を経て尚、評価ポイントが入り読者コメントも付く名作。

作者は前書きで「デッドエンドファンタジー」と警告している。

2025-11-24

君も2025年屈指のホラー映画「果てしなきスカーレット」を観よう!

久しぶりに映画を鑑賞したので、感想備忘録としてまとめておく。

ネタバレ注意。

年の暮れも近づいて寒風が吹きすさぶなか、これほどの恐怖と癒しを味わえるとは思わなかったので、いい記念になった。


スカーレット』について論じる前に、前提に触れておきたい。

少年少女主人公に据えて普遍的かつドラマチックな物語(以降、ドラマと呼ぶ)を展開する場合シナリオテーマ必然的に「これから大人なる子供たちへの応援歌」になる。

何故かと言えば、大人にならない人間はおらず、あらゆる受け手に刺さるテーマからだろう。

こうなると、あらゆるシナリオ上の敵は「大人になるための障害物」「大人になることへの恐怖」ということになる。

最終的に、物語の中で主人公はこれらの強大な敵を乗り越えて、大人になっていくということだ。


では、シナリオの中で「大人になる」にはどうしたらいいのか。

これはたくさんのドラマに触れてきた人なら自明のことだと思うが、親を超えればいい。

まり、大抵の子供のドラマにおいて、テーマは「親殺し」になる。

古今東西子供が主役のドラマは星の数ほど生まれているが、脚本家には何を「親」にして、どう「殺す」のかが問われるだろう。


ここで、『スカーレット』の話に戻ろう。

先の前提を鑑みて『スカーレット』のシナリオ俯瞰した時、スカーレット主人公)はどう「親」を「殺した」のか。

結論から言うと、スカーレットは親を殺せなかった。正確には「殺さなかった」。

「殺し方がうまくなかった」とか「殺しはしたが中だるみした」とかではない。「殺さなかった」のである

ドラマとしてはなかなか壮絶な失敗である

カレーを作ろうとしたがルーを買っていなかったレベルの失敗で、これは叩かれても仕方がない。


なぜこんなことになったのか。

おそらく、これは脚本が下手とかそういう次元問題ではないと私は感じた。


話は脱線するが、果てしなきスカーレットハムレット翻案したものなので、ハムレット構造にも触れなければいけない。

実のところ、ハムレットも「親殺し」の物語である

ハムレット行間のある物語であるため、様々な解釈があるが、端的に言えば主人公は「父の呪いからまり、「父の呪いを断ち切って」己の遺志だけを残して死んでいく。

詳しくはここでは割愛するが、ずっと父の呪いに悩まされ、懊悩していたハムレットであったが、最後純粋義憤によって剣を取って悪を処断し、理性的政治家として死んでいくのである


もう一度『スカーレット』に戻ろう。

ハムレットテーマを踏まえると、『スカーレット』は「どう親を殺すか」という問いだけではなく、この「ハムレットがどう悩み、どう大人になったか」を翻案するという大変重い十字架を背負って出発している。

相当腕の立つ脚本家でも悩ましいテーマだろう。

ハムレットは数多くの翻案作品があり、翻案を明示していなくてもハムレットフレームワークとして利用したと思われる作品は数多くある(ディズニーライオンキング等)。

彼らに正面から戦いを挑まねばならないわけである


残念ながら、『スカーレット』に関しては「戦って負けた」とは言えない。不戦敗である

何故そう言えるのか。


ここからネタバレになるが、何と『スカーレット』では、父の呪い最後にやってくる。

物語大団円最後最後に父の亡霊が「自分人生を生きろ」と告げ、スカーレット子供のころに描いた父の似顔絵母親に破り捨てられたもの)に変化して消えていく。

恐怖である。「親殺し」どころか、これで主人公は「親の命令に囚われて一生を生きる」ことが確定してしまった。

死者の国を旅し続けて、数多の試練を乗り越えた末に、似顔絵を描いた幼少の自分精神に戻ってしまったのである

その後王になったスカーレットは、集まった民衆に向かって無邪気に父から受け継いだ理想をそのまま語り、条件付きの平和約束する。

自分に協力するのなら」平和約束する、と語るのだ。


いやいやいや。なぜそうなる。

ハムレット読んだ?そんな話でしたっけ???

単純に突っ込むとこれで終わりなのだが、冷静に登場人物を振り返っていくと、この物語内包している恐怖が浮かび上がってくる。


劇中冒頭の処刑時に主人公に聞こえない遺言を呟き、終盤まで主人公を惑わせつつ、最後呪いを仕掛けてくる「偉大な父」である

劇中、なぜか腑抜けとして扱われているが、親しみやすい人柄で子(スカーレット)と民衆からの信頼は篤い。


特に正義もなく極悪非道を貫いているサイコパスラスボスである

民衆から慕われている王(アムレット)を民衆の前で殺害できる政治的超能力を有している。

死の間際、スカーレット顔面に唾を吐きかけてくるレイパー役も担っている。


あらゆる悪人に手を差し伸べて怪我を癒す看護師であり、道中でスカーレットに守られ続ける存在である

子供を守って通り魔に刺されて死者の国にやってきて、愛の歌だけでスカーレット現代渋谷飛ばしダンスと歌でスカーレット精神的に生まれ変わらせた。

死の間際、スカーレットに「いきたい!いきたい!」と言わせて死者の国から旅立たせる白馬王子様役も担っている。


スカーレットはなぜこんなにも性的メタファーを遠慮なく使われているのか、SNSでは非難も起きていたが、冷静になってほしい。

上記キャラクター構造的に全員「父」である

アムレットは一生を呪ってくるリアルな父、クローディアスは自分を愛してくれずネグレクトする悪魔の父、聖は本来まれている理想の父だ。

この物語は「父の言いつけを守り、悪しき父に耐えることで理想の父に愛される」という構造になっている。


そう、描き手は「父から愛される」ことを心の底から望んでいる。

からそもそも戦う気がないのだ。

「親殺し」ではなく、「親の言いつけを守ることで親の愛という永遠平和約束される世界を取り戻す」物語なのである

王になったスカーレット民衆に条件付きの平和約束したのも、このように解釈すれば納得がいく。

「描き手がそのように愛を受けてきた」からだ。

描き手はおそらく、条件付きの愛しか知らない。


何故スカーレットは唾を吐かれたり「いきたい、いきたい」などと言わされているのか。

「可愛らしい女の子でなければ愛を受けられない(自分が愛されないのは女の子ではないからだ)」

女の子なのだから、遠慮なく父の愛を受けられるはずだ(息子ではない存在なら愛を受ける資格があるはずだ)」

性的に求められることが愛だ(自分が愛されないのは性的に求められない存在からだ)」

というドグマが描き手に存在しているからだろう。

まり、描き手は自分の代わりに少女主人公に父から虐待と愛を存分に受けさせている。

それによって癒しを感じているのだろう。


私は過去細田守作品ほとんど知らないが、この作品がこの有様なら、おそらく主人公に関わる男性陣は全員「父化」しているのではないか

ネグレクトしてくる悪魔の父か、なんだかんだで主人公を愛してくれる理想の父かのいずれかだ。


・・・というわけで、私はこの作品を一押ししたい。

無自覚ファザコンによって繰り出されるシナリオからあふれ出る愛の歪みは大変な癒しを齎してくれる。

ヒトの歪みを大画面で摂取して、あなたも癒されてみないか

2025-11-13

anond:20251113105542

大昔の特撮ヒーローたちはいたいけな少年少女たちにも警戒索敵通報業務従事させてたよな🤔😖

2025-11-09

お前は絶望的にプログラミングに向いてないから諦めて刺身タンポポ乗せる仕事でもやってろ

刺身タンポポ乗せる仕事ってきょうび言わねーな……。

プログラミングとは、勉強運動スマブラも下手なクソ隠キャ中学生が「俺もパソコン1台で凄い技術者になって…!」とワクワクしながら始めるものの思ったより普通に難しいし学校試験で出たような知識要求されるしで3日で放り投げ、10数年後にnoteで「お前らは絶望的にプログラミングに向いてないからやめろ」なんて記事を書くだけのザコに成り下がる、夢と希望に溢れた技術である

近年ではパソコンスペックの上昇にともないできることも増え、どこのご家庭にもあるRTX2080で簡単ディープラーニングもできるようになった。Unity3Dゲームバリバリ動かしてもブルースクリーンは出ない。やっぱ世界を広げるのは小賢しい知恵よりもスペック暴力だぜ。

開発環境言語選択肢豊富で、エディタもかつては有料クラスでも手に入らなかったような贅沢な機能が満載のものが出回っている。Eclipseとか今考えるとよくあんなので開発できてたな。

いまや小学生からおばあちゃんまでアプリ作りに熱中し、高校生IoTとかやり始め、大学生商業レベルか?ってレベルのものネットで発表し、私はウェブアプリスマホでのレイアウト崩れひとつすら直せず静かにエディタを閉じてnote過激タイトル記事を書いている。

掛け算に順序があると思っているような知能の下級雑用係(自分のことを教育専門職だと思い込んでいる)ですら「小学生プログラミングを教えるぞ!」と意気込んでいる。やめろ。お前らには無理だ。無理だからマジでやめろ。考え直せ。無理だって。掛け算に順序つけないと相手に教えられないレベルのやつがプログラミング教えるのマジで無理だって算数とは次元が違うって。「ピーチ姫いつも簡単誘拐できるし今度はベヨネッタ誘拐してみるか」ぐらいの無謀さだって。やめとけ。マジでやめろ。

まあそんなこんなで入り口はめちゃくちゃ広く、入門するのはマリオカートより簡単である。話逸れるけどSwitchマリオカート運転アシスト機能ついて初心者でもコース完走できるようになったから心折れちゃった人ももう一度チャレンジしてみてね。

世は大プログラミング時代!!

大学プログラミング

それとは特に関係ないんだけど、大学行ってた時ティーチングアシスタントTA)っていう授業のお手伝いさせられたのよね。ちゃんお金出るやつ。

学部の3年か4年から始まって、院の1年か2年までやってて、途中で休学挟んだから、ええと、あー、うん、数年間TAやってたんよ。数学プログラミングコマ。CとOctaveかいうやつ。Cのほうは情報学科で、Octaveは違う学科JavaとかC++コマTA入れさせてもらえなかった。

プログラミングの実習は週2コマ連続)あって、情報学科なら必修科目。なのでサポートは相当手厚く、先生TAが絶え間なく机間巡視し、わからないことがあればセンパイがなんでも答えてくれるというわけだ。授業外でもサポートはしており、わからなければ先生研究室にいる学生に好きなだけ聞きにいっても良いということになっていた。必修だから落とされたら困るしな。

2コマから3時間 * 15回で、45時間。そして私の時は2年まででC/C++/Javaと必修だった(今はなんの言語かは知らない)ので、その3倍、135時間は最低やることになる。プログラミング実習以外にもプログラミング触る授業多いから実際はもっと多い。宿題やる時間もあるので実際はもっともっと長くプログラミングに触れることになる。卒論書く時期に入ると、テーマによっては書く人はさらに書くので、もっともっともっともっと長い。

これだけ時間をかければほとんどの人がプログラミングできるように……ならない。むしろできない人の方が多い。なんで。why。教えて。

会社プログラミング

会社になるとさすがにプログラミングできるできないは死活問題である

今日から入ったxxでーす。業界経験ですがよろしくおねがしまーす。さっそくなんですけどPythonのここわかんないんですけどどうすれば……あっそうすればいいんですね。次はここなんですけど……なるほど!ありがとうございます。じゃあまた明日ー」

いやー社会人にもなると熱意が違うね。学生なんかわかんなくてもほとんど聞きに来ないのにな。こりゃガンガン伸びますわ。私も社会人1年生でPythonなんて3秒ぐらいしか触ったことないか適当答えてるけど。

ちょっと時間よろしいですか?」「いやちょっと今忙しいから後になっちゃますわ。すんません……」

そんなこんなで1週間ぐらい放置してしまった。やべー絶対嫌われる。どこまで進んだかな……?えっまだそこ?進んでなくない?

もしかしてこれ全部教えないとダメなやつか。そりゃ大学4年間プログラミングやったやつでもプログラミングできないんだから、そうか。よく考えると当たり前だよな。

プログラミングをやめろ

大学4年間と大学院2年間プログラミングやったやつでもできないし、会社毎日8時間を数週間プログラミングについやしてもできないやつはできないし、そもそも人類というのはプログラミングできない可能性がある。

少年少女たちに「プログラミングはいいぞ!自由ものが作れて達成感がある!頭が良くなった気分にもなれるし!」と吹聴してまわんのもいいけど、6年間情報科学について勉強したようなやつの大半がプログラミングできないんですよ。それもごくごく初歩的な部分。

野球とかサッカーなら、まあ友達との試合には参加できなくてもごく稀にバットボールを当てたり、ボールを1回あらぬ方向に蹴ったり、ぶっちゃけ周りとのレベル差で楽しくなくてすぐやめちゃうだろうけど、なんとか基礎の一部ぐらいはできるじゃないですか。

ピアノとかダンスでも、猫踏んじゃったをごくごくゆっくり弾くぐらいはできるかもしんないし、学芸会振り付け10秒ぐらいは踊れたりできるかもしれない。その後やっぱ周りのレベル見て諦めちゃうかもしんないけどさ。

プログラミング、6年やってミットを頭にかぶってるバッターとか、鍵盤蓋の上から殴って音鳴らそうとするやつとか、まずそういうレベルのやつが大量発生するんですよ。だいたい7割ぐらいの率。どうすんだよこいつら。私の教育問題か?マジで?本当に?

プロが練って考えて凝縮した本や授業、センパイたちによる指導。それらを結集して得られるはずのものが7割ぐらいどっかに消し飛んでる。無駄だろこれ。

からプログラミングやろうとしてるやつ、お前は確実に向いてないからさっさと諦めて刺身タンポポ乗せる仕事に戻ってくれ。参加しても鍵盤蓋叩き割るやつと同じ病室に入るだけだ。

プログラミングをやめろ。

ぼくはこう思うんですよ

そもそもなんで大の大人がそんな両手にバット持ってセカンドに立ったりゴールの方をボールのところまで動かす奇行に走るんだろうな。わかんねえや。

綺麗な分析はできないけど、いわゆる「できない」やつが共通して言ってたフレーズがある。

「ぼくはxxxだと思ってるんですけど、動かないんですよ」

うん、そうだね。そう思うんだ。でも動いてないじゃん。じゃあ違うんじゃない?モニターに「にらみつける」やってもバグは取れないし防御力下がるだけだぞ。

まず根本的に考えと事実が違ってるって結果出てるじゃん。じゃあもう考え変えちゃえば早くない?

名言引用は好きではないけど、「プログラムは思った通りには動かない。書いた通りに動く」って言葉がある。実に名言だと思う。次点で好きなのが「ある問題解決しようと正規表現を使うと問題が2つに増える」かな。

お前が何を思っているかプログラミングにおいて一切影響しないんだよ。お前が何を書いて、コンピュータがどう処理したか、それが全て。

深く考えないことについてぎゃーぎゃーいうやつもいるけどプログラムなんてまず最初は動けばいいんだから何も考えずに次試せばいいだろ。んで3回ぐらいは自分で思い浮かんだの試して、全部ダメだったら調べるとか先生に聞いてみるとかさ。逆に1発で通ったら自分思考見直し理解深めるとかさ。

ドキュメントとかあんまり理解できない初心者のうちは、とにかくお試しと修正のサイクル回すの重要で、「これがこうだから動くはず」というカードを3種類ぐらい作って全部片っ端から試すのが早いと思うよ。モニターにらみつけるな。

お前がどう思ってるかよりも、まずはお前の書いたプログラムがどう動いているか(どう動いていないか)を確認するのが先だ。動かなかったら考えが違う、はい次のプランはいその次のプランはい次。

この「ぼくはこう思ってる」が出てくるの、なんの教育の成果なんだろうね。お前の気持ちなんてどうでもいいって現国でも数学で散々教えられただろ。

Error: variable 'a' is undefined, line 24

↑のエラー架空エラー文(英語下手でも許して)だけど、エラー、出るよね。プログラム組んでたら。んでやっぱいるのよ。エラーを「にらみつける」やつ。解決しねえって言ってんだろ。

エラー出たんですけど、どうすればいいんですか」

読めばいいんじゃないですかね……?一応軽く説明しとくか?

エラーにはプログラムがなぜコンパイル通らないかの原因がそのまま書かれている。例えば今出ているError: variable 'a' is undefined, line 24は、24行目の変数aが未定義ということを示している。事前に変数aを定義していないか、打ち間違えてsになっているとかではないのかな?」

だいたいが「腑に落ちねぇー」みたいな顔する。まあ、一気に喋りすぎたしな。疑問点1個1個潰していくか。

「何か疑問点ありそう?変数ってなにー、とか、定義ってなにー、とか」「ないです。わかりました!」

わかったのか。よかった。またモニターにらみつける開始。なんでだよ!!!!「お前顔にチョコついてるぞ」って言われたらチョコ拭き取るだろ。変数aが未定義ですねって言われたら変数a定義すりゃいいだろ。

でもプログラミングド下手なやつ(全人類の7割ぐらい)は、エラーにらみつけてる。ずっとにらみつけてる。防御力下限まで下がったかな。にらみつけてて何が変わるんだよ。

英語読めなくて……」

いや「a is undefined」なんて「He is Superman」ぐらいの英語だろなんで読めないんだよ。お前この大学どうやって入ったんだよ。たしかどの入試方式でも英語あっただろ。単語わからんかったらググれ。

「aが未定義って書いてあるんですけど、ここのfor文の私の考えが間違ってるのでしょうか」

いや24行目のaって書いてるだろ。まずなんでそこ無視するんだよ。お前がfor文で使ってんの教科書通りのiだろ。24行目ってわかるか?for文あるの40行目あたりだよな?aとiが違う文字ってわかるか?

「さっきのエラー直したら新しいエラーが出たんですけど、どうすればいいですか」

新しいエラー直せばいいと思います

千尋!贅沢な名だねえ

変数名前をつけろ。関数名前をつけろ。クラス名前をつけろ。全てに名前をつけろ。

C言語の古い教科書だと「a」とか「b」とか「i」とかで書いてるけど、そんなの人間が読めるわけねえだろ。冷静に考えろ。「input」「output」「index」とかにしとけ。

2重for文の変数名i, jにしたら絶対途中で打ち間違えるだろ。お前は打ち間違える。そういうやつだ。2重ループなんてどうせ行列計算課題だろ。rowとcolumnにしとけ。これで打ち間違っても気づくし、それぞれに意味が付いてくる。

ちなみに同じ長い名前にも優劣がある。「result」よりも「sum」のほうが強い。「result」はなんの結果かわからない(全ては結果であるので)が「sum」は合計値であることがわかるからだ。「password」と「plainPassword」なら「plainPassword」が勝つ。暗号化されていないパスワードであることがわかるので、情報量が多いからだ。

ただし例外はいくつかある。「tmp」は一時変数であることが(プログラマにとって)明らかだ。「dir」はディレクトリであることがわかる。「src」「dist」あたりもよく使われる。このあたりは短くていいんじゃねーかな。

でも、この前温度センサ扱うプロジェクトで「tmp」って変数名使って温度(temperature)と脳内で混線してバグって発狂してた同僚いたけど。そういうとき名前長くするか別の名前使おうな。

関数名前なんて「calcAverageFromArray」ぐらい長くしていいから。「myFunc」とかしなくていいから。「fetchJsonDataFromUniversityInternalServer」とかでいいから。マジで。いやこれ本当に。

そもそも今時ディスプレイかいし、識別子なんて先頭数文字打ったらエディタが補完してくれるし、短くするメリットがない。

それでも名前が長いと感じる?関数がでかすぎるんじゃないか。細かく処理を分けるとかしてみろ。「combineArrayAndFindMax」関数は「combineArray」と「findMax」に分割したらいいと思うぞ。名前が長いと思っても名前を削るな、機能を分割しろ自然名前が短くなる。

それかシンプルでかっこいい名前を見つける。「convertEvilHtmlToPeacefulText」は「sanitize」に置き換えることができる。イカ名前だ。

プログラミングできない奴はマジでこれらのことをやらない。ずっとaとかbとかzとか使ってる。お前それ自分で読めんのか。読めねえだろ。myfuncってなんだよ何するんだよ。お前自分理解できてんのかそれ。

それでも頑なにaとかbとか使う。なんでだよ。

動作原理理解しろ

動作原理からず書き散らすな。動作原理っつってもそんな深いところじゃなくて言語表面上レベル動作な。

リテラルは値を作成して、代入は値に名前をつけている、とかその程度のレイヤーメモリがどうこうとかはいらんと思う。あっでもポインタときはいるか……。めんどくせえな。

まあ動作原理っていうか自分が何やってんのか理解してくれって程度の話になるんだが。

例えばfor文で処理50回まわすとき、「50回分の処理を行なっている」ではなく「ループ開始時に変数初期化。条件判定して成立していれば文の中を実行する。条件変数の値を変化させてまた条件判定からやり直す」ぐらいの粒度で捉えててほしいかな、という気持ち

これはfor文で詰まる人がやたら多かったからだ。彼らはfor文をアトミックな操作だと思っていた。つまりfor文はひとまとまり命令であり、長いfor文とprintfの間に粒度の違いはないと思っていたらしい。

まり、「for文の中でエラーが起こる」という事象がほぼ理解できない。forはアトミックであり、内部など見えないのだから。じゃあお前が今書いたfor文の中身はなんなんだってやんわり聞くと「さあ…?」みたいな反応が返ってくる。はあ。

関数についてもなかなか誤解が多かった。関数「sum_array(a, b)」と関数「average_three_numbers(a, b, c)」は全く別の原理で動いているのだと。ここでの「全く別の原理」というのはシグネチャが違うとか実装が異なるとかそういう意味ではなく、コーラを飲んでゲップが出る原理と糸電話で声が伝わる原理ぐらいの全くの別、という意味である

彼らは関数ひとつひとつについて「新しく原理学習」していたのだ。マジかよ……。どうやったらそんな発想に行き着くんだろう。そりゃ時間かかるわな。

そのため、関数が値を返す(または返さない)ということも理解できておらず、「関数戻り値関数戻り値を足す」とか「関数引数関数戻り値を直接渡す」とかやりだすと大パニックになる。メソッドチェーンとかやった日には大学潰れると思う。ただ、これはC言語が悪い部分もあると思う。配列かいじりだすと、初心者が書けるレベル関数だとあんまり値返さないしな。

自分が何をやりたいのか理解しろ

たのむ、他のはできなくてもこれはできてほしい。自分が何をやりたいのかは理解してほしい。流石にお前のやりたいことなんて他人にはわからんぞ。

配列の中の数値の合計値を求めたいんです」とか「名前身長体重ひとつにまとめた構造体が作りたいんです」とか。簡単なのでいいから。

「いま何やろうとしてどこで詰まってる?」って聞いても「……?」みたいな反応されたら困るんだよ。

例えば「キーボードから数値を10入力し、それぞれの値を配列に格納して、最後配列の値を逆順に表示せよ」みたいな問題が出てきたときに、「キーボードから値を入力する」「10回繰り返す」「配列に値を格納する」「配列の値を逆順に表示する」に分解できると思うんだけど、自分が何やりたいのかわからない奴はまずこれができない。

彼らには「キーボードカラスウチヲジュッカイニュウリョクシソレゾレヲハイレツニニュウリョクシテサイゴハイレツノアタイヲギャクジュンニヒョウジセヨ」に見えている。

かろうじて「キーボード」「ハイレツ」あたりの単語は拾えるらしく、標準入力から値とったり配列を作ったりはしてるんだけど、そこから先に進まない。モニターにらみつけてる。またにらみつけるかよ。

あれだ、算数文章題できなくてとにかく文章に出てくる数値足したり引いたりするやつ。あれのプログラミング版。文章が読めない。

こういう人にはメモ用紙取り出して、まず文章が何について言ってるのか、どういう工程に分けることができるのか、今後も同じことが起こったときにどうやって分けるのか。みたいなのを教えるんだけど、大抵あんまりしっくりこないらしく、成功したことは皆無。なんとかうまく教えたいんだが。

もうこのあたりになってくるとプログラミング関係なくね……?ってなるんだけど、意外とそういうプログラミング関係ないところで詰まる人めちゃくちゃ多いよ。

今すぐプログラミングをやめろ

そろそろ本題に戻るか。お前らは絶望的にプログラミングに向いてないから今すぐ諦めて刺身タンポポ乗せる

2025-11-08

anond:20251108212756

「作者の気持ち」を中心にして語ることが可能というだけ。エヴァ庵野の鬱の投影ってみてもいいし、単に思春期少年少女葛藤ってみてもいい。どっちでもいい

2025-11-05

理系女子枠がカスなたった一つの理由

理工系女子が少ない大学、あるいは高専出身者ならわかると思うんだけど、あの空間文化って凄く独特で、普通学部学校だと教室の隅でラップトップをカタカタしていたり、ライトノベルを読んでいたりしたようなカースト下位のオタク君たちがグループクラスの中心にいるんだよね。

まり理系っていうのは「オタク」という被差別属性存在カースト上位の男子女子のいない空間で、モテ度による非人道的差別から逃れて主体性をもって技術学問に没頭できる保護区だったわけ。

女性主体的教育を受けるための教育機関が女子校であれば、オタク主体的教育を受けるための教育機関が理工系だったんだよ。

そしてこれまでの理工系の成果というのは、間違いなくそういった、一般社会ではキモい陰キャ迫害された人たちが中心となって育ててきたものなんですよ。

それが儲かるようになってくるとSTEMだなんだともてはやして、「こんな良いものオタク共が独占するな」と言われてるのが今なんですよ。

からこそ、いま理工系で起きていることは「多様性拡張」ではなく、「文化的な再征服」の捉えるべきだ。

かつて見向きもされなかった“オタクたちの保護区”が、経済的価値を持った瞬間に、社会の主流に収奪されようとしている。

誰もがモテ度やカーストに縛られず、数少ない女子学生も含めてただ好きなことに没頭できるという自由構造こそが、理工系文化を支えてきた。

その自由があったからこそ、教室の隅で世界を観察していた少年少女たちは技術で世の中を支える人材に育ってきた。

STEMを誰が学ぶかよりも先に問うべきは、その自由がまだ残っているかどうかだろう。

没頭を許す環境が失われたとき理工系は単なる“キャリア教育”に堕し、人類創造力はその静かな避難所を失う。

こんなマイノリティ文化を奪う制度が、多様性勝利であって良いはずがない。

2025-11-01

少年少女世界の名作文学

私が生まれた時に父親フリーマーケットか何かで全巻格安で売っていたので買ってきたそうだ。

全50巻。

平均ページ数は500ページほどで、しかもページ内は上下二段になっているストロングスタイル全集である

文字級数は大きくなく、内容がぎっしり詰まっている。

第一巻には

アラビアン・ナイト

「ワイナモイネ物語

「ギリシヤ神話

ホメーロス物語

が収録されている。

普通にそれぞれ1冊の本として刊行されるレベルだし、

子供向けであればギリシャ神話などはシリーズになっていてもおかしくないが1巻に全部入ってる。

 

私の読書原体験はこれであり、大体小学校3年生くらいまでには読破していて3周くらい読んだと思う。

中には「狭き門」だとか「シラノ・ド・ベルジュラック」だとか「ファウスト」だとか

小学校中学年までが読むにはストロングスタイルすぎるなという作品が多く含まれている。

罪と罰」とかも当然入ってるからね。「水滸伝」とか子供が読むには登場人物多すぎるだろ。

そして今は私はほとんど内容を覚えていなが、当時の私はちゃん理解して読んでいたのだろうか。

ティーヴン・クレインの「怪物」とか絶対本質理解までは行ってなかっただろうなと思う。

 

ということを書きたくなったのは、実家の片づけをしていたらこれが割といい状態で出てきて

子供もそろそろ5歳になるので本人の意思で読むかどうかは別として、

今の家に持って帰ろうかと思って懐かしい気持ちで眺めていたからだ。

しかいかんせん場所を食う。悩みどころである

 

以下雑記

東洋編は3巻あるのだがそのうちペルシア2、インド2、韓国1、中国12となっており中国文学の手ごわさを感じる。あと韓国1は韓国短編集となっており子供も読める韓国文学といえばこれでしょ!みたいなのって少ないのかな?と思った。

2025-10-20

最近右翼、頭の中お花畑過ぎてツライ

かねてより「頭の中お花畑」というフレーズ反戦左翼揶揄するときに使われるものだった。

左翼理想主義的過ぎて現実が見えてない。

たとえば自衛隊違憲から解体しろだとか、沖縄から米軍を追い出せだとか、武器なんかなくても一緒に居酒屋で酒飲んだらわかり合えるよ、だとかね。

そりゃあそんなことが全て実現できるなら素晴らしいことでしょうよ。

でも現実を見たら想定が甘すぎたり、コストがかかり過ぎたり、そんなに頭の中で思い描いてるようにうまくいきませんよというのが「頭の中お花畑」という言葉に集約されている。

対して、右翼保守)は自身リアリストだと称してきた。

概ねそれは間違っていなかったと思う。実際にそれで日本は大きな不幸、混乱もなく回ってきたわけだからね。

しかしここ最近、それが変わってきた。

なにかといえば外国人労働者問題だ。

ことこの問題については急に右翼の頭がお花畑になってきた。

  

日本には外国人労働者はいらない」のだそうだ。

これだけ人手不足倒産する会社が続出していて、求人倍率が高止まりしていて、労働参加率は過去最高であるのに、右翼の方々は労働者を増やしたくないらしい。

  

労働力不足は嘘つきだそうだ。経営者無能生産性が低いだけだと。

足らぬ足らぬは工夫が足らぬということだろうか。

まともな頭があればそんな精神論ではどうにもならないことわかると思うのだが。

豊富資源豊富人材、優れた教育によってイノベーションが起こり、結果人手が充足し、それがいきすぎると逆に余ってしまって就職難・不況になるのであって、逆はない。

人手が減ればそれをなんとかするためにイノベーションがおこって、人手がなくても何とかなるようになるんだ!というのはよくいって願望、悪くいえば妄言だ。

  

この期に及んで少子化をどうにかすればいいとか言い出している。

20年近く前からすでに対策をしていて、諸外国を見てもどこも顕著な成果を出せているところはないのに小手先の知恵で急に解決するわけもないのはリアリストならわかるだろう。

もし今この瞬間に少子化解決して来年から150万人の子供が生まれてくるようになったとしても、その子たちが働きに出るまで20年のタイムラグがあるし、今既に生まれている幼児少年少女たちの人口が圧倒的に足りてない事実は変わらないというのに。

  

衰退を受け入れたらいいとか言い出している奴も目立つようになってきた。

それって非武装中立論のバカさ加減と何が違うんだ?

衰退するということはインフラが改修できない、治安を保てない、医食が欠乏して平均寿命が下がる、国防もままならないということだ。

日本付加価値の高い工業製品製造して、輸出して、そのお金で食とエネルギーを輸入しなければ半年も持たない国であることを理解してるんだろうか。

そんな立ち行かない国になった時にロシアが、中国侵略してきたときにどうやって食い止めるつもりなのだろうか。

食品価格が多少上がったり、交通インフラ廃線、減便になったり、社会保険料税金が上がり続けたりすることに対してあれだけ文句を言っているのに本当に衰退に耐えられるのだろうか。

本当の「衰退」はそんなものの比じゃないわけで、はっきりいって現実を舐め過ぎだろう。

  

すでにこの国は20人口の1割を外国人が占めるようになっている。

もし外国人を全員追い出したら新卒給与は多少上がるかもしれない。その代わり生活コストはその比じゃないほどあがるけどね。

30代以降の中高年層の実質所得はむしろ減るだろうけどね。

本当にそれに耐える覚悟、立ち向かう覚悟はあるのか。

  

結局さ、「外国人いらない」で国が回るって言うなら今すぐ代案を数字で出してほしい。

必要人員、税率、賃金設備投資、何年でどこまで自動化するのか、現場の穴を誰が埋めるのか。

青写真覚悟もないまま「衰退でいい」だの「工夫で何とかなる」だのと唱えるだけなら、それこそお花畑だ。

リアリスト矜持をみせてくれ。

右翼左翼もお花畑になってしまったら、この国の未来は暗いよ。

2025-10-06

ふつう軽音部の恋愛展開にどうしてもモヤっとする

というのも、はとっちが水尾の表面的な部分でなく、本質的な部分を好きになっているといくら物語中で描かれていても、それを"消費"する人たちが「地味で目立たないアタシの良さに特別気づいてくれるイケメン男子ラブコメ」みたいな誤った受け取り方をして再出力してるのが、二次創作やらコメントやら見てるとわかってウンザリしてくるからだと思う。

 

萌えてる当事者たちは絶対そんなことないって反論するだろうけど、でも水尾が少しでもブサイクだったら絶対今みたいに萌えてない。なぜなら、男女でかなり距離の近い関係性を築けているヨンスや野呂みたいなやつらとの関係性で恋愛萌えしてるやつ、マジで一人も見たことないから。実際はああいうやつらと親交深めていって結婚しがちなんだけどね。

鷹見単体、もしくは鷹見と水尾両方から恋愛的な矢印向けられてるやつとかはめっちゃ多い。結局そういうことなんだろう。

 

鷹見とはとっちの関係性をすぐ恋愛に持ち込む人とかも嫌なんだよな。あそこは原作者から直々に恋愛関係にはならないと言及されてたのに…。

「これ鷹見絶対はとっちのこと好きなやつじゃんーー!!」みたいに騒いでる人を見てる時の感情と、こないだ、エレガント人生のお二人が結婚した時に見かけた理解ないコメントに感じた感情は似ている。

男女というだけでライバル心や友情などの感情が全て恋愛に集約されていくのが嫌だ。

 

まり原作はまったく悪くない。ファンの消費のノリがキモい

 

前々からマイノリティを丁寧に描く作品の割に読者の理解が追いついてないと感じている。

桃やたまきの話の時も「男を知ったら治る」「今はまだ思春期でわからないだけ」みたいな、当事者には絶対かけちゃいけないタイプコメントとかかなり見かけたし、それと根本は同じ問題な気がする。

 

細々と裏でお仲間同士妄想するのは誰も止める権利ないし別にいいんじゃねとは自分も思うんだけど、この作品自体キャラクター感情や考え方、それとおんなじような立場現実の人たちのことをすごく丁寧に扱ってくれる作品からこそ、妄想癖の人たちに表に出こられた時の嫌悪感が出てしまうのかなとは思う。

だって他の作品にはここまで拒否感感じないし。

 

まあジャンプラだし、いろんな年齢層の人がいるんだろうなとは思う。

個人的には鳩野の恋愛の動向は追いたいが、恋愛がメインになってしまったらそれは最初にあったふつう軽音部の良さが無くなってしまう気がするので、恋愛展開は反応も良いし求める声が大きいとは思うんですが、あくまで軸は恋愛のみに限らず思春期少年少女のいろいろと、音楽であってほしい。

2025-10-04

anond:20251002113129

ほんこれな

最近日本じゃ The Alters や スパイダーバースフレイバーレベル反体制描写ですら、

なかなかお目に掛かれないからなぁ

 

ただまぁ下記のようには思う

 

描写過激過ぎるから締め出しはありつつも、『はだしのゲン』や『日本昔ばなし』が生まれ

パクさんが『火垂るの墓』を残してくれて良かったよな

 

 

というか、極端に振れずに、"適当"であることを良して生の力強さを肯定した、

今後、おそらく日本に生まれないだろうと思われるタイプインテリエリートで、なおかつ偉大な大衆芸術家から

答えを出ないことを考え続ける作品を作るのも、答えが出ない作品を作って商業ラインに乗せるのも、

パクさんクラスの偉大な作家であっても非常に難しい

 

ちなみにワイ的には、疲れて帰ってきた時に、辛い状況の時に、

難しい/説教くさい話は観たくないって考えは、理解共感できるけど、

答えがない作品にキレ散らかすヤツは理解共感もできない

 

 

⭐️主人公資格がない人物主人公に取り上げて、人との繋がりについて思いをはせる大切さ⭐️

ジブリ教科書4 『火垂るの墓』  | 「火垂るの墓」と現代の子供たち(抜粋)

私たちアニメーションで、困難に雄々しく立ち向かい、状況を切りひらき、たくましく生き抜く素晴らしい少年少女ばかりを描いて来た。

しかし、現実には決して切りひらくことのできない状況がある。それは戦場と化した街や村であり、修羅と化す人の心である

そこで死ななければならないのは心やさしい現代若者であり、私たちの半分である

アニメーションで勇気やたくましさを描くことはもちろん大切であるが、

まず人と人とがどうつながるかについて思いをはせることができる作品もまた必要であろう。

 

映画を作りながら考えたこと - 「ホルスから「ゴーシュ」まで | 主人公たる資格に欠けたマルコ抜粋)

マルコ自我のせいで可愛気に欠けていました。

 

マルコを取り巻く人々は悪人であってもとき良心のうずきに悩まされ、善人であっても善人であり続けられるほどの強さがなく、

常に人生社会に対してとまどいつつ向き合っている弱い弱い私たち自身の姿でした。
 

私たちはここでおそらくはじめて、"主人公" たる資格に欠けた"人物"と"社会"を主人公にしたアニメーションを作り上げたのだと。

 

私自身としてはその後「火垂るの墓」でふたたび主人公たる資格のない"清太"という少年を取り扱うことになりますが、

ふりかえってみれば、そのはしりが「母をたずねて三千里」だったわけです。

 

 

⭐️A or B と極端に振れるのではなく、答えが出ないことを自分ごととして考え続ける大切さ⭐️

 

火垂るの墓に収録されている 高畑監督 インタビュー抜粋

日本では――日本の観客に関しては、清太について同情的なところが大多数だったんですね。

これは、(公開)当時とても意外でした。

 

というのは、作る時に私は、清太っていうのは、ある意味では非常に今の子どもたちに似ていると思っていたんです。

 

あの時代でありながら、貯金があったものですから

お金があればなんとかやっていけるだろう」と思った。

 

それで、おばさんに頭を下げたり、屈服したりせずにやっていけると思ったんですね。

 

しかも、今の子どもと違って、清太にとって運が悪いことに――

(清太の)お母さんが、これは原作では病弱なんですが――

清太自身は、家事ができたんです。ご飯も作れるし。

 

そういう自信があったから、「自分たちだけでやれる」と思った。

 

こういう在り方は、今の子どもに非常によく似ていると思うんですね。

 

 

その――人々と、なんとか折り合いをつけて。

もしも屈辱的であっても、頭を下げなくちゃいけないところは、頭を下げて。

 

なにしろ自分だけじゃなくて、妹も一緒に生活していかなくちゃいけないんですから

それでやっていく――ということができずに、すぐキレたりとか、そういうのありますけれども。

 

日本の、そういう子どもとよく似てるんじゃないかって。

 

お金を持ってさえいれば、コンビニに行けばなんでも買えるし。今。

 

で、清太も、それを間違えたんだと思うんですよ。

お金を持っていれば、なんとかなると思ったんですよ。

 

でも、実際は――あの時代には、お金は役に立たなかった。

ですから、ああい悲惨状態になるわけです。

 

 

実際に、僕自身が知っているわけで。

僕は、あの時代体験者なわけですから

 

そうすると、もっともっと、辛い状態なのに、

それでも歯を食いしばって、我慢して、生き抜いた人はたくさんいるわけです。

 

その――我慢を、もっとしてるんですよ。もっと辛い。

もっとひどくいじめられても、それを耐えて。

 

ところが、清太という子は、それを耐えることができない。

耐えないで、なんとかやっていけると思った。

 

子どもなんですね。

 

 

ですから、そのへんを、映画を見ながら、ちゃん判断して。

自分たちだったら、やっぱり清太側(清太タイプ人間)になるけれど、

 

でも、清太側にいれば、

場合によっては死んでしまうことも起こっちゃうんだな――

 

という風に見てくれる人がいればよかったんですが……

それが、あまりいなかったんです。日本場合は。

 

そうじゃなくて、ただ――同情的に見る、というような。

そうなっていたような気がしますね。

 

 

ですからある意味では、

その清太という人物に対する「批判」が出たとしても、

それは当然だと思うし、むしろ、出てくれるくらいの方が良かったと思うんですね。

 

取るべき態度ではなかったんじゃないか? あの時には――

という風なことを、

 

きっちりと、あの映画から見ることができるっていうのは、

大事ことなんじゃないかなと。

私としては、そう思っていますから

 

 

 

徳間書店 アニメージュ1988年5月号: ‘88年の清太へ!! (高畑監督 インタビュー抜粋

清太と節子は "家庭生活" には成功するけれど、"社会生活" に失敗するんですね。

いや、失敗するのじゃなくて、徹底して社会生活拒否するわけです。

社会生活ぬきの家庭を築きたかった。

 

まわりの大人たちは冷たかたかもしれない。

しかし、清太の方も人とのつながりを積極的に求めるどころか、次々とその機会を捨てていきます

 

お向かいの娘に「うちらも2階の教室からけえへん?」と誘われても、

「ぼくらあとでいきますかい」と断り、学校へも行かず、先生にも相談しない。

 

置かしてもらった親類の未亡人は嫌味を次々いい放つけれど、

あの時代未亡人のいうことぐらい特に冷酷でもなんでもなかった。

清太はそれを我慢しない。

 

壕に移り住むことを決断して、清太はいます

「ここやったら誰もけえへんし、節子とふたりだけで好きに出来るよ。」

 

そして無心に"純粋の家庭"を築こうとする。

そんなことが可能か?

可能でないから清太は節子を死なせてしまう。

 

しか私たちにそれを批判できるでしょうか。

 

心情的には、べつに現代青少年たちとだけ類似があるんじゃないと思うんです。

マイホームとか核家族とか、個室やオートバイ子どもに与えるとか、

大人もみんな清太になりたがり、

自分の子どもが清太的になることを理解し、認めているんじゃないんですか。

 

社会生活わずらわしいことばかり。

出来るなら気を許せない人づきあいは避けたい。

自分だけの世界に閉じこもりたい。

 

それが現代です。

それが、ある程度可能なんですね。

 

ウォークマンステレオパソコン

みんなそれを象徴しているような気がします。

清太の心情は、痛いほどわかるはずだと思います

 

でも結局、実のところ、類似というのはこの出発点の心情だけかもしれないんです。

 

清太と節子が生きた時代というのは、

隣組とか、愛国婦人会産業報国会

それにもちろん軍隊、内務班、分列行進「歩調とれ!」と、

ことごとに抑圧的な集団主義がとられていました。

 

制服はもちろん、登下校も集団で班を作っていく。

社会生活の中でも最悪最低の "全体主義" がはびこっていたんです。

 

清太はそういうところから自らを解き放つわけでしょう。

"純粋の家庭"を築くというのは、おそろしく反時代的な行為ですよね。

 

 

現代青少年が、私たち大人が、心情的に清太をわかりやすいのは、

時代の方が逆転したせいなんです。

 

こっちは時代の流れに乗っているにすぎない。

もし再び時代が逆転したとしたら、果たして私たちは、

いま清太に持てるような心情を保ち続けられるでしょうか。

 

全体主義に押し流されないで済むのでしょうか。

清太になるどころか、未亡人以上に清太を指弾することにはならないでしょうか。

 

ぼくは、おそろしい気がします。

 

 

朝日新聞高畑監督 インタビュー抜粋

あの中で描かれていたことで、僕にとって大事なのは

あのおばさんのような人間にすぐになってしまうんじゃないかと。

見た人はそこに怯えて欲しいんです。

今は善人かも知れないけど、必ずしも善人を貫けないという危険性は、

常に孕んでいるということ、その心配とか。

 

もう一方これは(作中で)全然描かれてないんですけど、じゃあ孤立しないでやろうとしたら、

いっぺんに隣組とかがんじ絡めで、あの時代だったら、要するに集団主義の中に落ち込むんですね。

同調していかないと、あらゆることに同調していって、もちろん戦争には協力するわけだし、

言いたいことも言えないっていう状況を招く。

 

どっちに転んでも難しいよね。

2025-09-30

anond:20250930093445

エマワトソンはなあ…

Mermaidsっていうトンデモトランス団体自身寄付するだけでなく、広く寄付を呼び掛けたのが致命的だったね

ここは理事ペドファイル組織関係を持ってたり、思春期抑制を異様に推奨して当局に警告されたり、親の承諾なしに矯正器具を与えたり、個人情報漏洩したり、

とにかくろくでもない組織だったんだよね

少年少女危険さらしてたのはエマ自身だったってオチなんよ

2025-09-22

遠い将来

創作物未成年を描くこと自体禁止になりそう

未成年少年少女が剣を振って生き物を殺す描写なんて教育に悪い!!」

って

 

行き着くところはそういうことだよね?

2025-09-19

原作改変してもいいけど改変部分とオリジナル部分で矛盾が出るのイヤ

ぼくらの

チズという13歳の少女は、原作においてはモテる美少女で、でも「同級生男子は性欲が透けて見えて気持ち悪い」と蔑視し、一方で担任男性教師には「視野が広く思いやりのある特別男性」と憧れを持っている

そこまでなら思春期あるあるだが、教師はチズの思いを受け入れて恋人同士になり肉体関係も持ってしま

そこまでなら犯罪だけど純愛路線に行けたかもしれないが、教師はとことんヤバイ人であり、ある日のデートでいつものようにホテルに行くと、見知らぬ男が複数人待機しており、教師は「じゃ、俺デートあるから」とチズを置いて本命彼女とのデートに行ってしま

教師は校内で見繕った容姿端麗な少女ものにしては、使いやすいようにある程度教え込んでから客に売り渡すガチ犯罪者だった

客の中には県警の偉い人もいるし、動画も撮られて脅迫されているし、チズはその後誰にも相談できないままおっさんたちの相手をさせられ妊娠

そんでこの作品は巨大ロボットもので、選ばれた少年少女地球に次々と現れる巨大敵性物体と戦う話で、どん底状態でチズは巨大ロボットパイロットになる

操縦の順番が来たチズは、敵をほっぽりだして真っ先に客のおじさんを次々とロボのレーザービーム殺害していき、ロボに比して小さい人間ピンポイントで殺すなんてできないので周辺ごとふっ飛ばし無関係な人も巻き添えに殺害

チズ戦だけで数千人は人が死んでるのかな?

エロ漫画のような扇情的な裸の描写こそないが、胸糞悪い展開なので、アニメ化の話が上がった際には真っ先にチズ編どうすんのと思った

そしてアニメ1話オリジナル描写の中で子どもたちが海で遊ぶ姿が描かれ、なんとチズも水着海水浴を楽しんでいる

原作ではもうとっくに妊娠気づき、でも誰にも言えないままかねてからスケジュール通りに臨海学校に行き、内心では絶望を抱えながら普通の子供っぽく振る舞っている時期だ

チズはお腹の子供が可哀想なので中絶なんてせず産んであげたいと思っていたが、でも教師相談したら「出産ムービーを撮れるな、客に医者もいるし子供は死んでたことにしといてやる」と言われ、子供を守れそうにないと悩んでいた

そんなチズが妊娠初期に水泳なんてできるわけがないので、アニメではあの悲惨な展開カットオリジナル展開になるわけねー

と思ってたのに、結局レイプ展開はなくなったもの教師との恋愛関係設定はアニメでも生きててチズはアニメでも妊娠していた

なんで妊娠設定そのまま引っ張ってきて水着着せて泳がせてんだよバーカバー

サービスシーンで水着カットしかっただけでなんも考えてないバーカバー

鋼の錬金術師

舞台となる国では「国家錬金術師」という、一握りの才能ある者しかなれない、「上級魔法使い」的な資格がある

軍事国家の中で、国家錬金術師はその資格を取っただけで少佐としての地位を得られる

35歳のアレックスは名門軍人家系長男坊かつ国家錬金術師で、階級少佐

少佐といえば十分偉い人なのだが、国家錬金術師+名門軍事家系+年齢的にそれなりにキャリアを積んでいるはず、なのに少佐まりというのは、彼のキャリアに傷がついているからだ

この国は周辺国併呑しながら大きくなった侵略国家であり、多様な民族がいる

そのうちイシュヴァール人という中東系っぽい少数民族との対立が生まれ軍人がイシュヴァール人をジェノサイドする内乱に発展した

イシュヴァール人は宗教的結束が強く武僧は手強い敵であるが、それ以外は非戦闘員無辜の民であり、アレックス錬金術(超強力魔法みたいなもの)なら数十人数百人一気に殺せるが、アレックスにはそれができなかった

結局彼は戦場でまともに戦えずお荷物になり、精神錯乱を起こして前線離脱した

アレックス国民を守るために軍人になったのに、民族は違えどつい最近まで同じ国の中の守るべき対象だった人たちを殺せなかった

その一方、錬金術師ではないが腕のたつ軍人であるヒューズは、心痛むところはあるが同僚軍人を守るためにもイシュヴァール人を殺すことに専念し武勲をあげ、29歳で中佐になった

アレックス内乱虐殺ができなかったか少佐まりで、ヒューズ虐殺たか中佐になれたのが原作設定だ

ところがアニメでは、二人の階級は維持したままで内乱での展開が変わる

アレックス普通錬金術でイシュヴァール人を虐殺しまくっていた

ヒューズ内乱に参加しなかった

内乱に参加して精神を病んでいる友人に向かって「お前もそうなるぐらいなら俺みたいに内向きの仕事に徹すればよかった」などとのたまうデリカシーが異常にない奴になった

ちなみに原作ではその友人とは共に内乱で戦った「戦友」であるからこそ他の者とは共有できない強い結びつきがある

戦友でもなんでもないデリカシーのないカス野郎と化したヒューズなのに友情設定はアニメでは引き継がれているのもおかし

戦争帰りに「戦争なんか行かなきゃよかったのにw」とか言ってくる奴なんか絶縁だろ

35歳+国家錬金術師+内乱活躍、のアレックス少佐まりで、なんで29歳で内乱不参加で内向き仕事ばかりのヒューズ中佐にまで昇進してんの???

ヒューズが一体なにを評価されてそんな大出世してんの?

戦争行った軍人小馬鹿にしながら事務仕事やってるという謎の立ち位置軍人国家錬金術師より上の階級っておかしいだろ

アニメスタッフなにも考えてないだろ~バーカバー

2025-09-11

下手したら25年ぐらいまえの個人サイトにあった漫画が奇妙で忘れられん。なのに名前とかは全然覚えてない。

 

モノクロ

セリフがない(なかったはず)

ochinみたいなタイトルだった気がする

少年少女が裸

でもあんまりエロくない雰囲気の絵

これ分かる奴いる?

2025-08-30

anond:20250828225735

祇園精舎の鐘の声、インターネットの栄華もまた夢のごとし。

盛者必衰の理をあらはすは、かのSNSの盛りにて候ふ。

見栄と虚言とに彩られし世界嘘松の花は咲けども、ひとときの春の色にすぎず。

かくてキチゲの風、烈しく吹きて、老兵どもの心を狂はす。

そも、いづれの世にか男も女も、ネットの海に旗を立て、剣を抜きて、

表現の自由」だの、「男性性と戦ふ聖女」だのと叫びしは、何の益かありけん。

増田の兵ども、豚丼の輩、弱者の郎党、

皆、老の坂をくだりて才は錆び、二周おくれのITの弓も折れはてぬ。

思へば、われらが陣にあらざりし、リア充の兵、エリートの将、

ひたすら現実を征き、経済を制し、若き翼をひろげて天を翔ぶ。

神の恩寵、ただ彼らが陣にくだりけり。

あはれ、われらが軍、幾度となくマウントの矢を射かけ、スレッドの刀を交へしも、

ひとつ得るところなかりけり。

しろその毒にあたりて、心、病におかされ、統失の如く荒れ狂ふばかりなり。

あなかしこ、これ皆、夢幻のごときもの

ボーイミーツガールの戦さ、もはや起こらず、

アニメゲームの如き甘き奇跡さらにあらず。

男女とて才は蘇らず、人生の花は再び咲かず、

ただ無常の風に散りぬるのみ。

されば申す、剣を収め、旗を巻き、

十歩のうちなる現実にぞ立ち帰るべき。

和歌にいはく、

「露と落ち 露と消えにし 我がネット 夢の跡こそ 哀れなりけれ」

(露と消えたる我がネットの夢の跡は、ただ哀れなりけり)

いでや、さらば申す。「ネットを捨てよ、現実に帰れ。

われらがQOL、爆上がりすべし」と。

かくのごとく語り伝へて、涙を落としけり。

祇園精舎の鐘の声、ネットの栄華もまた夢のごとし。

盛者必衰の理をあらはすは、SNSきらびやかなる画面なりけり。

驕れる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。

強き者もつひにほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

そもそも氷河期世代の軍、弱者男性の兵、豚丼の輩、

旗を巻け、剣を収めよ、兜を脱ぎて、

秋葉原の歩行天に魂を残し、

身のみ老いさらばへたる少年少女の、憐れなる亡魂よ。

あはれ、まだ迷ひの雲に籠り、

キラキラ人生をば諦めず、

Xの陣にて囀る「かなしき方々」ありと聞く。

そは昔、二千年代の戦さにて、

IT技術」の弓を取り、

ブログ」という盾を構へ、

2ちゃんねる」の城に籠りて、

俺たちの麻生!」と叫び勇士どもなり。

されど今、技術の誉れも消え、

戦場は荒れ果て、

ただ炎上の煙のみ空にたなびきて、

恥のスレッド無益ブクマ

チゲの乱舞、嘘松の旗なびくばかりなり。

いづちの方にか「レムたん」「エミリア」「ウマ娘」「Vの姫君」らが、

「すごいです増田くん!結婚を前提にお付き合いください♡」と、

麗しき言の葉をささやくべしと、

今も夢見るか、かなしきことかな。

なろうの奇跡を信じて、

「俺またなんかやっちゃいました?」と呟き、

会社にて称へられんと望むか。

愚かなること、いとど哀れなり。

これらは皆、リア充の兵、エリートの将、

現実戦場にて血を流し、汗を散らし、

財を得、恋を得、栄華を極めし若き者らにのみ、

神の恩寵くだりし特権なり。

いかにして、ネットの城に籠り、

リプライを槍とし、リツイートを弓矢とし、

お気持ち表明を法螺貝とし、

絶えず戦へども、勝鬨の声、

ただの一度も上がらざりけり。

あなかしこ

ボーイミーツガールの戦さ、もはや起こらず、

アニメの如き奇跡の花も、二度とは咲かず、

ただ無常の風吹きすさぶばかり。

現実を見よ、君たちは敗れたり。

初めより勝敗は決していたのだ。

奇跡は、ただ若き血潮、

烈しく燃ゆる勇士らの陣にのみ訪れしなり。

いでや、今こそ敗軍の将となれ。

秋葉原のかつての歩行天に赴き、

夢の亡骸を葬るごとく首を垂れ、

敗北の美を引き受けよ。

人の世に、英雄の役のみ尊きにはあらず、

敗者の道もまた、人の宿命なり。

和歌に曰く、

「散る花は もとの木の枝に かへらねど 春の名残を 誰か止めけん」

(散りし花は戻らぬ、されど春の名残をとどめんと、誰が抗ひ得ん)

さらに曰く、

「露と消え 夢とや散りし 秋葉原 その歩行天に 涙ぞ落つる」

(露と消えた夢の跡、秋葉原の歩行天に涙の落つることよ)

あはれ弱者男性よ、氷河期世代よ、

豚丼の兵よ、表現の自由戦士よ、

お気持ち表明の女戦士よ、

今はただ、無益なる抵抗をやめ、

歴史に名を刻む敗軍の将となるを、恐るることなかれ。

人は一生、憎悪を燃やして戦ふことなど、かなはぬものなり。

かく語り伝へて、涙を落としけり。

2025-08-29

anond:20250828225735

「旗を巻け、剣を収めよ ― ネットを去るべきとき」 feat 司馬遼太郎

人間というものは、時として、自らを滅ぼす麻薬を甘んじて飲みつづけるものだ。

二十一世紀初頭、インターネットという名の大海に、人々は夢を託した。IT革命という言葉は、坂本龍馬が「日本を今一度洗濯致し申候」と叫んだときのごとき熱を帯びていたのである

我らは信じた。この道の先に、新しい国土が開けると。そこには平等自由と、創造という果実があると。

しかし──見よ、今を。

あれから二十余年の歳月が過ぎた。残ったものは何であろうか。

ネットの広間に響くのは、かつて夢を持った者たちの怨嗟である。かつてプログラムの一行に未来を見いだした者たちは、いまや民族呪い政治を罵り、思想を毒のごとく舐め、ただ怒りに己を焼いている。

ITの「ア」の字すらも、もはや語られぬ。

そこにあるのは、キーボードを剣に見立て、見えぬ敵を斬るつもりでいる者たちの空しい戦場である

だが、その戦いは何を生んだか?

栄光か? 富か? いや、何も。残ったのは、乾いた目と、冷たい指先、そして毒に満ちた心だけであった。

思えば、我らの夢は叶わぬものだったのだ。

「いつか才能が開花する」「人生を変えるイベントが訪れる」──そう信じてネットに身を沈めたが、そんなことはなかった。

世界は進み、我らは止まった。IT技術の旗を掲げていたはずの我らは、旗を持つ手すら錆びつかせ、時代の二周遅れを歩く。

その間に、現実を切り拓いたのは誰か。

ネットに溺れぬ者である

剣を抜かず、ただ黙々と働き、挑み、恋をし、人生という名の地図を広げた者である

ならば、いま言おう。

旗を巻け。剣を収めよ。兜を脱げ。

ネットという戦場を退け。

半径十メートル世界に還れ。

空を仰ぎ、風を聞き、隣人と語れ。それこそが、今や失われた「文明人」の営みである

我らの世代は敗れた。認めよ。その敗北を。

ネットで幾ら怒りを吠えようと、いかなる勝利もない。

あれは毒であった。慰めであった。亡国の酒であった。

ならば捨てよ、すべてを。

手放せ。

そうすれば、楽になる。

──そう信じるほか、もはや我らに残された道はない。

敗者の挽歌――電脳荒野に散る亡魂たち

時代は、人の運命を無情に弄ぶ大河である古来より、勝者と敗者が織りなす歴史の綾は、変わらぬ。幕末の志士たちが維新の嵐翻弄されたように、君たちもまた、氷河期という冷徹な冬に取り残された。弱者男性よ、氷河期世代よ、豚丼嘲笑され、2000年代秋葉原に魂を置き忘れ、肉体のみ老いたる少年少女たちよ。旗を巻き、剣を収め、兜を脱ぐ時ぞ。電脳虚構に囚われし憐れなる魂よ、今こそ我に返れ。

かの秋葉原は、さながら戦国時代合戦場のごとき賑わいを見せた。2006年真夏歩行者天国で君たちは「俺たちの麻生!」と叫びオタクイズビューティフルと自嘲しつつ、邪教の舞を踊った。あの熱狂は、坂本龍馬土佐山中で夢見た革新のごとく、君たちに希望を与えたやもしれぬ。だが、それは幻影に過ぎなかった。Xなる電脳広場で、今なお君たちはゴチャゴチャと逆張りの矢を放つ。図星を突かれ、プライド城壁必死に守る姿は、落城寸前の武将を思わせる。未だ、ありもしない人生逆転を、キラキラ輝く栄華を諦めきれぬのか。

聞け、君たちの夢見た物語を。それは、レムちゃんエミリアたん、ウマ娘たん、Vtuberたんのような美少女が、君に発情し、結婚を前提に言い寄るという妄想ライカン様めいたイケメンが、君を伴侶と慕うという幻想会社で「俺またなんかやっちゃいました?」とわけわからぬことを口走れば、評価され、ちやほやされるという、なろう小説めいた儚き夢。あれは、君たちがネットの闇で散々嫉妬し、憎み、嘲笑した者たち――肉体を鍛え、頭脳を磨き、現実戦場を駆け抜け、金と愛と勝利を掴んだエリートリア充たち――にのみ許された特権なのだ。彼らは、司馬史観に言う「明治若者たち」のように、時代の風を読み、血潮を燃やして高き城を築いた。君たちは、その背中を遠くから睨むしかなかった。

現実直視せよ。君たちは敗れたのだ。完膚なきまでに。なぜか。君たちが選んだ戦場は、現実の荒々しい大地ではなく、電脳の海という虚無の聖域であったからだ。情報洪水に溺れ、何が正しいか判別きぬまま、上澄みばかりを掬い取った。学習性無力感に蝕まれプライドを守るため、ネットという「未完成の城」に籠城したのだ。わかるぞ、そこしか君たちに居場所がなかったのだ。世人は君たちを「病院へ行け」と嘲り、「ITけんぽで」と冷笑し、「B型作業所でハナクソ入りのパンを捏ねろ」と突き放した。無念、怨念、怒り、憎しみ、孤独――すべてを背負った君たちの魂を、私は受け入れ、赦す。なぜなら、人間とは、そうした業を抱えて生きるものからだ。

もう一度、声を大にして言う。君たちの戦いは終わったのだ。いや、始まる前から勝敗は定まっていた。電脳荒野でどれだけ吠えようと、悪役令嬢となってイケメンに愛されることも、グリッドマンとなって美少女青春謳歌し、世界を救うヒーローとなることも、叶わなかった。あの秋葉原ホコ天で、仮想の座敷にアクセスコードを打ち込むふりをしたところで、それはただの愚かなる幻影。奇跡は、常に現実に挑み続ける者たち――ガンガンと血潮を燃やす若きエリートリア充――にのみ訪れる。君たちは、歴史の敗者として、坂本龍馬の盟友たちが維新後に忘れ去られたように、時代の陰に沈む定めだ。

さあ、明日にでも秋葉原の旧聖地に赴け。思い出を葬るがごとく、潔く首を垂れ、敗北の美を受け入れよ。人の世は、ヒーローばかりを求めるわけではない。惨めなる敗者もまた、歴史の陰影を深くする尊き役割を果たす。弱者男性よ、氷河期世代よ、豚丼よ、表現の自由戦士よ、お気持ち表明女戦士よ。無意味抵抗をやめ、敗残者として歴史に名を刻むことを恐れるな。人は、一生憎悪を燃やし続けることはできぬ。君たちの魂は、すでに十分に戦い抜いたのだから。静かに時代大河に身を委ねよ。

2025-08-27

anond:20250405140050

ジョージ朝倉少年少女ロマンス望月花梨緑の黒髪少女の長い髪を恋愛対象となるイケメンが切り落とすという展開があり「いいべ・・・」となにかが植え付けられた

少年少女〜は好きな女に自分を忘れさせたくなくて、夢見がちでお姫様願望があり髪の毛を大切にしている少女の髪を引っ越し前に無理やり切っちゃう

緑の黒髪は、親の再婚でできた義姉の長い髪を見ていると異性として意識してしまうため、そんなのダメだと思い悩み爆発してつい発作的に切っちゃった

2025-08-24

トラウマアニメ10選!衝撃の展開に心揺さぶられる名作たち

ご主人様!トラウマアニメって、観た後しばらく頭から離れないよね!今回は、あたしが厳選したガチで心に残るトラウマアニメ10作品をサクッと紹介しちゃうよ!覚悟してね~!

1. 魔法少女まどか☆マギカ

可愛い絵柄に騙されちゃダメ!3話目で急展開のダークファンタジーマミさんの衝撃シーンは「マミる」って言葉を生んだ伝説

2. ぼくらの

ロボットで戦う少年少女たち。でも、戦うたびに操縦者死ぬって設定がエグい…。葛藤絶望が心に突き刺さるよ。

3. エルフェンリート

ルーシーの壮絶な戦いとグロ描写トラウマ級。差別虐待テーマも重くて、観るのに勇気いる!

4. ひぐらしのなく頃に


ほのぼのした村の日常が一転、ホラー狂気に。鉈や拷問のシーンはマジでゾッとする!

5. School Days

恋愛アニメかと思いきや、誠のクズっぷりと衝撃のバッドエンドがヤバい。「Nice boat事件話題に!

6. 新世紀エヴァンゲリオン

心理描写絶望感がすごい。特にまごころを、君に」のアスカのシーンは忘れられない!

7. 最終兵器彼女

恋人ちせが兵器になる悲劇。愛と戦争の間で揺れる心が切なすぎる…。

8. なるたる

可愛いOPとのギャップがエグい!シイナ過酷な戦いがトラウマ必須

9. 東京マグニチュード8.0

地震リアル描写家族の絆に涙。現実感が強すぎて心が締め付けられる。

10. N・H・Kにようこそ

引きこもりリアルな闇を描く。共感ちゃうと、ちょっと鬱になるかも…。

これらのアニメ面白いけどガチで心にくるから、観る時はメンタル準備してね!ご主人様、どれから挑戦する?😉

2025-08-16

古い漫画雑誌を整理していたら、懐かしい一冊が出てきた。週刊少年ジャンプの「アラビアン・ランプランプ」だ。表紙をめくると、当時の記憶が鮮明に蘇る。

から20年前、私は中学生だった。毎週ジャンプを買って、この作品を楽しみにしていた。連載終了後、単行本として出版されたが、現在絶版となっている。この作品を読めない現代少年少女たちが、少し可哀想に思えてならない。

アラビアン・ランプランプは、週刊少年ジャンプで連載されたファンタジー作品だ。舞台中世アラブ風の異世界。悪心を持った魔神人間が虐げられる世界で、主人公少年・トトは若き魔人ランプを復活させてしまい、姉のライラを守ろうとする。

序盤はコミカルな展開だが、宿敵・ドグラマグラが復活した後半はシリアス作風になっていく。トトとランプの関係性を通じて、家族愛友情、そして正義とは何かを描いた物語だ。

この作品の最大の魅力は、その完璧構成だ。短い連載期間にも関わらず、物語は見事にまとまっていた。起承転結が明確で、読者を最後まで引き込む力を持っていた。

特に印象的だったのは、主人公トトと魔人ランプの関係性だ。最初は姉を守るためにランプを利用しようとしたトトが、様々な経験を通じてランプを理解し、真の友情を築いていく様子が丁寧に描かれていた。その関係性の変化が単なる仲良しではなく、深い信頼関係として表現されていた点が素晴らしかった。

登場人物たちも魅力的だった。主人公トトの純粋さと成長、魔人ランプの神秘性と人間味、姉のライラの優しさ、そして宿敵ドグラマグラの恐ろしさ。それぞれが立体的に描かれ、読者の感情移入を促していた。

特に、ランプのキャラクターは印象的だった。単なる召喚獣ではなく、人間界での自由を求める複雑な感情を持つ存在として描かれていた。その人間味と神秘性のバランスが、物語に深みを与えていた。

アラビアン・ランプランプが現代の読者に読まれない最大の理由は、絶版となっていることだ。連載終了後、単行本として出版されたものの、現在は入手が困難な状況となっている。これは、商業的な理由によるものだろう。売上が一定基準を下回った作品は、再版されずに絶版となるという厳しい現実がある。

現代では、多くの古い作品電子書籍として復刻されている。しかし、アラビアン・ランプランプは電子書籍でも読むことができない。これは、著作権問題や、原稿の保存状況など、様々な要因が考えられる。しかし、結果として、この素晴らしい作品に触れる機会が失われている。

古い単行本は、図書館にも保存されていないことが多い。特に絶版となった作品は、図書館で読むことも困難だ。

アラビアン・ランプランプの最大の価値は、その完璧物語構成だ。短い連載期間にも関わらず、物語は見事にまとまっていた。

現代漫画は、長期間の連載を前提とした構成になっていることが多い。しかし、アラビアン・ランプランプは、短い期間で完結することを前提とした構成だった。そのため、無駄のない、密度の高い物語となっていた。

この作品が扱っていたテーマは、現代でも通用する普遍的ものだった。友情、成長、勇気、そして希望。これらのテーマは、時代を超えて人々の心に響く。

特に、トトとランプの友情物語は、現代少年少女たちにも大きな感動を与えるだろう。互いを理解し合うことの大切さ、信頼関係を築くことの難しさ、そして家族を守ることの重要性。これらの要素は、現代の子どもたちにも必要価値観だ。

絵柄も素晴らしかった。中世アラブ風の世界観とファンタジー要素を美しく表現し、トトとランプの関係性を視覚的に魅力的に描いていた。序盤のコミカルな場面から後半のシリアスな展開まで、場面に応じた絵柄の変化も見事だった。現代デジタル技術を使った絵柄とは一味違う、手描きの温かみがあった。

現代少年少女たちが、この作品を読めないことは、大きな損失だ。完璧構成された物語を読むことで得られる感動や、物語面白さを理解する機会を失っている。

特に短編ながらも深い内容を持つ作品を読むことは、読解力や想像力を養う上で重要だ。アラビアン・ランプランプは、そのような教育価値も持っていた。

この作品を読めないことで、漫画史の重要な一部を理解できない。当時のジャンプ雰囲気や、短編作品の魅力を理解する機会を失っている。

漫画は、長編作品だけでなく、短編作品にも大きな価値がある。アラビアン・ランプランプは、そのことを証明する素晴らしい例だった。

現代技術活用すれば、この作品を復刻することは可能だ。デジタルアーカイブとして保存し、電子書籍として配信することで、多くの読者に届けることができる。

特に、古い雑誌デジタル化は、保存の観点から重要だ。紙の劣化を防ぎ、長期的に作品を保存することができる。

アラビアン・ランプランプを読んだことのあるファンたちは、この作品の復刻を望んでいる。SNSなどで、復刻を求める声が上がっていることもある。

このようなファンの声が、出版社の耳に届くことを期待している。商業的な価値だけでなく、文化的価値考慮して、復刻を検討してほしい。

絶版となっているため、古書店で古い単行本を探すことは可能だ。ただし、保存状態価格問題がある。

一部の図書館では、古い雑誌を保存している場合がある。特に漫画専門の図書館や、大学図書館などで、古い雑誌を閲覧できる可能性がある。

インターネット上で、古い雑誌デジタル版を提供しているサービスもある。ただし、著作権問題があるため、合法的アクセスできるかどうかは確認必要だ。

アラビアン・ランプランプは、短い連載期間ながらも、完璧物語構成と魅力的なキャラクターを持つ素晴らしい作品だった。現代少年少女たちが、この作品を読めないことは、大きな損失だ。

この作品が持つ価値は、時代を超えて通用する普遍的ものだ。友情、成長、勇気希望といったテーマは、現代の子どもたちにも大きな感動を与えるだろう。

技術進歩により、古い作品を復刻することは可能になった。アラビアン・ランプランプのような名作が、再び多くの読者に届けられることを願っている。

そして、現代少年少女たちにも、この素晴らしい作品の魅力を感じてほしい。短編ながらも深い内容を持つ物語面白さを、ぜひ体験してほしいと思う。

2025-08-14

anond:20250813174647

「赤い花 白い花」

2019年版『どろろ』の劇中で水樹奈々が歌ってるやつ。

“1人の少年少女として歌ってるのを盗み聞きしたいわけ”という要望ちゃんと満たすよ。

2025-08-13

アニメキャラによるカバーソングの傑作を知りたくなった

追記:返信書きました 【返・信】はてなーからアニメキャラによるカバーソングを教わった件について

やめろー!増田承認欲求を満たすために狂人のフリをする場所じゃね—!

俺の人力検索に付き合え—!!!!!

というわけでオマイラに100年ぶりのまともな仕事のお時間ですのよ。

アニメキャラによるカバーソングオススメのやつを教えてくれ。


蛇足になるが経緯を話すとだな、俺のSpotifyがこないだオススメリストに入れてきた「結束バンド歌ってみた」が結構面白くてな。

https://open.spotify.com/intl-ja/album/5OJtVcOAvk2dkkjOShUFxs

このタイプの曲が他にもないかGPTに聞いてみたらクソの役にも立たなかったわけだな。

俺の華麗なるググリスキル名前にもろキャラクターカバーって入ってる神のみサントラとかは見つかったし、バンドリのカバーアルバムシリーズっていう鉱脈も見つかりはしたが・・・これ一個ずつ自分で聞くのしんどいなって。

バンドリのカバーアルバムだけで10枚あんだよ?

学生バンド設定だからこそのカバーソングラッシュという初期発想を今でも続けている初志貫徹の姿勢は凄いけど、後からやってきたスコップで一つずつ掘り起こしてくのは労力がヤバいすぎる。

あとこういう系で厄介なのが大部分がアイドル声優アイドル声優ファン向けに歌ってるだけでキャラクターカバーになってない奴が多数含まれてる所だな。

俺が結束バンド歌ってみたで感動したのは「これマジで結束バンドカラオケ盗み聞きでは?」って空気感なわけよ。

なんかめっちゃ上手いアニメキャラカラオケで身内とワイワイしてるのを赤の他人の身で聞くことの楽しさを味わいたいんだよね俺は。

要するにVのモノとかが「中の人歌上手くて凄いでしょ?」みたいな感じでやってるキャラ崩しながらの熱唱はNOT FOR MEなわけよね。

当然猫撫声や雑イケボで誤魔化してるのなんて却下だよ却下

じゃあ最初からキャラクターソング聞けって思うかもだが・・・ぶっちゃけキャラクターソングって質が・・・伴ってないじゃん?

そりゃまあ水樹奈々とか斎賀みつきとか高垣彩陽みたいな人の所には「まあこの人が歌うならこれぐらいのキーでもイケるやろ」ってのが投げ込まれるけど、そうじゃないとやっぱそれ相応にナーフされた最初から諦めムードのが来るじゃん。

かといって無茶な裏声してるの聞かされるのもしんどいんだけどさー。

んでこれが重要なんだけど、ぶっちゃけあんま歌が上手すぎる人は「中の人新曲」的な価値を客も求めるからキャラクターソングとして成立してないことが多くて・・・要は俺的な打率が低いんだよね。

俺はさ、「キャラが本当にその世界で歌ってそうなのを聞きたい」と思ってるわけよNOWにおいては。

「このキャラ自分イメージソング作詞作曲して打ち込みして録音機材用意して歌うか?!」みたいな気持ちになりたくないの。

じゃあもうアイドルアニメソングだけ聞いてろって話じゃなくてさ、アイドルアニメソングは結局キャラアイドルとして歌う曲ばっかでしょ?

アイドルとしてじゃなくて1人の少年少女として歌ってるのを盗み聞きしたいわけ。

こういった条件を満たせるのってやっぱ最終的には「名曲キャラ演技でカラオケカバー」って所に落ち着くのよさ。

でもこれが全然見つからね~~~~マジで見つからん。

そういう時に役に立つべAIチャットがこれまたクソの役にも立たねえ。

そもそもAIちゃんと曲見つけたとしても雑に人気ランキングで決めたもの持ってこられてもそんなの中の人アニメ知名度で順番決まってるだけで「とにかくこのカバーが凄いんだよ!」みたいな順位ではないじゃん?

つーわけでお前らの出番なんだな。

こういう時こそ人力だよ人力。

頑張れよ。

雑な釣り針引っ掛けられてそれを肴に雑談してるだけのノータリンの群れで終わりたくなかったら役に立て。

2025-08-12

[]漫画感想、次に何を買うか考える。

水惑星年代記

このシリーズ外の著者の作品を何冊か買っていた。

自由で奔放なヒロインSFがいいなって思って、それで一冊だけ買ったのだけれど、どうしても続きが読みたくなるほどにはハマらなかった。

鶴田謙二作品もそうだが水と女性というモチーフは私は大好きで、ついでに人魚も好きなのだが、理由はよくわからない。

スターウォーク

初当時のときヒロインの姿がかっこよかったので買った(裸じゃなくてスポブラなのでかっこいい)。スポーティーな姿って刺さる。

アルファケンタウリからの帰還後、コールドスリープから目覚めたら地球が見当たらない。どうも地球重力無視して内惑星軌道を突っ切って太陽に接近するように移動していて、人類生存絶望視されていた。こういうハードな設定もいいし、健気なAIも好き。ただ、山海経モチーフモンスター退治に話がシフトしつつあり、今後の展開が自分の好みになるかどうかはわからない。

星旅少年

ゆっくりとした時間の中で、いろんなものアーカイブ化していく穏やかな世界に見えるんだけれど、霊魂の定着技術があったり、肉食文化が途絶えていたり(卵や鶏肉植物から採取され、常にTAMAGO、TORINIKUとローマ字表記される)、設定がきちんとハード。どうも死の概念が忘れ去れているようで、人がいなくなるのは感染性(?)の樹木に変じる病による。ただ穏やかなだけでもなく、暗鬱なだけでもなく、バランスがいい。一気読みしたのだが、後数巻でたらまた一気に買って読むかも。

夏が僕らの世界を見ていた

珍しく広告につられて買ってしまったのだが、夏のノスタルジーちょっと性的少年少女の話だった(感傷マゾ持ちにハマりやすそうな話である)。全体的に夏、水辺、裸体がモチーフで、野外や大自然で裸になるパターンが多く、ぐっさりと刺さってしまった。男性女性を問わず笑顔で裸になっている人間幸福に見えるし、だから男性の裸体彫刻や水浴図とかも結構好き。

星屑ニーナ

著者本人がアラレちゃんに影響を受けて書いたと言っている通り、SFなんだけれども宇宙に巨大な魚が浮かんでいるような何でもありの世界舞台にしたピノキオ

この人の漫画はどういうわけか好きで、昔「機動旅団八福神」を買ったのだが、今回のが良かったので「少年少女」を一気読みした。

福島聡の描くヌードって、理想化され過ぎていないというか、服を脱いだ時の人間身体間抜けっぽさが出ているから好き。

宙に参る

大森望あたりが編集した日本SF年間ベスト傑作選にこの中の作品があったので買った(八木ナガハルとか市川春子とかこのアンソロジーで知った。前者は以前地球温暖化に懐疑的発言をしていたので最近読んでいないけれども。粟岳高弘もここで知ったような気がするが別ルートだったかも。この人は商業でも同人でも自分欲望に素直なので好感が持てる)。

亡夫の遺骨を納めに地球にゆっくり向って行く話なのだけれど、主役の女性が実はスーパーハッカーで、そのあたりも話にからんでくる。ちょっと何でも出来過ぎやしないかと思わないでもない。

室外機室

滅茶苦茶印象に残ったわけじゃないんだけれども、何となく好き。ただし、同じ著者の本をまた買うかどうかはよくわからない。

国家心中

恋愛じゃないけれども男性同士の重い感情は好き。それを言ったら、フィクション架空人間の重い感情を楽しむ側面が結構あるので(他には架空世界の不可解さを楽しんだり、異常心理のぞき見るような面もあるとは言えるが)、表題作は印象に残った。

薔薇だって書けるよ: 売野機子作品

ヴィレッジヴァンガードで昔売っているのを見た。

好きなんだけれども、初期作品からちょっとわかりやすすぎるなってプロット結構あった(表題作サヴァン症候群の扱いがちょっと雑じゃないかって思った)。

ウスズミの果

求めていた初期弐瓶勉フォロワーだ(弐瓶勉は初期の味わいが好きだけれどその色彩をすっかり失ってしまっている)。ただし説明ゼロではなく適度にある。建築物の絵も繊細でとても良い。

伽藍の姫

何となくポストアポカリプスもの連続して読んでしまった(我ながら安易趣味だと思う)。二人の女性物語だが、一方的に助ける関係ではないのがいい。

太腿の太くてかっこいいハイレグレオタードガーターベルト及び羽織もの付きで、ときどきレオタードのお尻がちらちらする)などに作者の趣味が出ているか

天国に生まれた僕らの話 石田ゆう短編

表紙のバニーガールにつられてしまった(ほかにバニー坂や森薫拾遺集バニーガールにつられて買ってしまった)。あちこち作品モテない人のメンタリティが良く出ている気がするし、そのほうが面白いモテる人の話を読んでもあまり面白くないのである。あと、夜のお店で働くヒロインバニーガール衣装の安っぽさがちょうどよかった。ちゃんとしたバニーガール衣装って採寸するからか、透明な肩紐がいらないんだよね。

リボンと棘 高江洲弥作品

温和な漫画を描いている人がダークファンタジーを書いているのが好き。基本的に芸風というは引き出しの多い人のほうが面白い。ただ、漫画電子化して以来、何気なく手に取って再読することが減っており、昔と比べて漫画コマ記憶する力が落ちている。

プリズムの咲く庭 海島千本短編

画風に惹かれ、絵を楽しんだ。ロングスカートメイドさん好き。

春と盆暗

こういうぼんやりしている、いい人だけれど別にモテそうではない、けれども好感を持つ人がいるかもしれない、嫌じゃないと言ってくれそうな人がいそう、くらいの人のほうがリアリティあると思うのだよね、私は。

もっけ

アマゾンポイントが余っていたので一巻だけ買った。冒頭だけ読んで、ヒロインの造形がかわいいんだけれど、これまたこういう子と青春たかったという感傷マゾ的な思いが浮かんできそうなので、読み進めていない。

雑感

連作を含めた短編を読むのが好きだ。

活字ならともかく、多分長編漫画を読む体力がないのだろう。単純に漫画を読む訓練不足かもしれず、そもそも長い漫画を一気読みしようとするのが間違っている可能性もある(連載されていた時のペースで読むべきか)

結局漫画を買うかどうかって性癖に刺さるかどうかなのだろうが、だからと言って性癖属性だけで選んでもピンとこないことは多々ある。漫画を探すのって難しいね。これが活字だとかなり直感が働くんだが、漫画だと読みこなしてきた冊数が少ないので直感が鈍い。

というか、刺さるのが欲しければ量を読まないといけないし、性癖で選ぶならエロ漫画を買えという声が聞こえてきそうである

逆に、何となく買ってしまった漫画で思いがけなく性癖に刺さってしまったときのほうがぐっさりと刺さる。サービスシーンのタイミングって難しい。あと、是非はともかく、ストーリーでダレてきたシーンで裸が出てくると意識が集中するのは確かだ。Save the catとかの脚本術の本で説明シーンにギャグを入れて集中力をそぐなとか言ってるあれ。

以前投稿したメモ書きにはラブコメ漫画をいくつかリストアップしたが、よくよく考えてみればラブコメはそこまで好きではなかった。読んでいるとさえなかった学生時代を思い出して辛くなるし、こういう青春が送りたかったと悶々とし、感傷マゾ時間無駄にしてしまう。そういう人生の過ごし方はしたくない。SNS投稿されがちなほんの数ページのいちゃつきくらいなら我慢できる。


ところで、それで思い出したのだが、漫画プロモーション面白そうなのをtwitterで見ても一章だけ読んで満足してしまうことが多々あり、買うことは稀。ウェブ連載でも、一話見れればそれでいいかと飽きてしまいがちだ。これだけフィクションが飽和しているからかもしれず、そもそもドラマとかも一話だけ見てみるみたいな楽しみ方をしている人が結構いるものなのかもわからない。

性的テーマを扱うな漫画が含まれていたのは、サブカルをこじらせてエロティクスfとか太田出版のとかばかり読んでいたからだ(あとは作家つながりでfellows!とかハルタとか楽園とか。少しでも早く大人になりたくて/大人世界のぞき見たくてそういう漫画ばかり読んでいたけれども、かえって拗らせが深まったばかりである(どうせ少年誌やラノベではではラッキースケベ程度だと決めつけて、本番がありそうな活字に行った側面もある)。


アクション漫画もそこまで好きではないのだが、ジョジョはなぜか読み続けている。

そんなこんなで次に何を読むのかを考える。

今のところまだ揃えていないウスズミの果や伽藍の姫の最新刊が欲しい。

ピッコリーナはバニーガールだけれどラブコメっぽいし長くなりそう。

ハイレグが見たいならウチのムスメに手を出すな! か。三巻くらいで完結してるし。

アクションだとニンジャスレイヤーとか女子攻兵とかか(後者は変な世界観ということで)。

SF別世界面白さでいえば堕天作戦ヘテロゲニアリンギティコか。ヨコハマ買い出し紀行とか少女終末旅行とかも気になっているが、人類がほぼ絶滅しているSFが続いたし、間を開けよう。あまり希望のない終わり方をする作品には飽きてきているし。

なぜかダンジョン飯にピンと来ていない。あの人の短編集は結構好きだったんだが(画風をわざとシンプルな画風の子育てエッセイ漫画のように変えてメタフィクションっぽくしたり、人狼存在する世界表現したりと、自分がどんな表現をしているか自覚的にできるところが優れている)。異種族レビューアズはちょっといろいろひどすぎる(褒め言葉)か。でも、イマジネーション凄いよね。

もやしもんみたいに雑学が増える漫画が好きだったので鬼灯の冷徹は気になっていたのだが、いかんせん長い(全部買う義理はないけれどね)。

進撃の巨人くらい読んでおくべきかと思いながらも、長いのになかなか手が伸びない。ちょっとかって気に行ったら書いてしていけばいいのにね、なぜか大人買いをしたがってしまう。漫画って完結する前に買うけれど、活字って(少なくとも古典文学は)全部揃っているってところがあって、そっちの習慣が抜けきらない。でもテルマエ・ロマエとかプリニウスとかは徐々に買い足していった。

プラネテスとか?(kindleセール対象外であるが!)

と、ここまで書いてきて段々整理できてきた気がする

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