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はてなキーワード: 邪道とは

2025-05-19

anond:20250517032037

無意味引用ならいくらふざけてもネタとして流せるんだよな。

今回は特定対象に明確に矢印が向いていて、本筋と無関係とも言い切れないところがモヤモヤを生んでる。

少なくとも自分物語それ自体を楽しむことがまったくできなくなった。まあ今回の騒動がどういう結末を迎えるかという点ではかなりわくわくさせてもらってるけど、でも物語の楽しみ方としてはかなり邪道だよね。

2025-05-14

anond:20250514143535 anond:20250514144122

ちなみに、お笑いなどのオチ(落差による笑いを取る技法)が言葉発祥なので

「文末=落ち」という意味合い意味拡張された後の話なので、

どちらが邪道かと言えば、面白みのない落ちのほうだぞ

2025-05-13

anond:20250513105803

ワイが日本人ってカスだなぁ、って思うのは

高齢者の窓口負担を上げる、っていう正攻法をすぐに諦めて姑息邪道流れるところ

安楽死なんて極論に逃げ込まずに、ちゃん年寄り三割、現役五割くらいにすりゃ

人間どもは手前の財布と相談して受けるべき医療を選ぶってもんよ。その中で臨終に向かう心構えもできる(途中で方針変更して生き意地汚くなることもできる)

抵抗が強いから止める、より耳目を集めやす過激な話に流れてどうにかする

この一発逆転思考の染み付いたブタのような生き物が、貴様

2025-04-26

[][]大地のうどん 博多駅ちかてん 再訪

ふたりで、

野菜ぶっかけ

大地の満腹セット(ごぼうわかめうどんミニかつ丼


前回は野菜ぶっかけ頼んだけど、そんときはつゆが少なすぎて味なしの天ぷらをそのまま食べる羽目になって正直クソマズだった

今回なんとなく再チャレンジ

そしたら今回はつゆが天ぷらにいきわたるくらい入ってたからよかった

これが普通だよなあやっぱり

前回が少なすぎたんだ

前回はまじでうどんにようやく味付けられる程度しかなかったからなあ

そもそもつゆも味がうすい

卓上に醤油とか塩とかあれば天ぷらを塩でくうのもできたけど一味唐辛子しか置いてないんだよなここ

ぶっかけ棒っつって、お盆の下に棒をはさんでわざとお皿を斜めに傾けることで天ぷらにつゆがつかないようにしてる、とかいうのが変なこだわりとしてあるけど、

前回はそもそも天ぷらにつくほどつゆがなかったんだよ

マジで恨んでるわ

ぶっかけだとなんかうどんがすくない気がするなあ

個体差あるとはいえ大葉天ぷらもすげえ小さくて損した気持ちになった

この店、ぶっかけ(冷やし)うどん天ぷらって組み合わせが結構あって人気ではあるけど、

プロに言うのもアレだけど、冷やしうどん天ぷらをどうやって食べたらおいしいかってことわかってない感じする

天ぷら冷やしうどんの相性が悪すぎてまずいんよマジで

天つゆか塩をくれよって言いたくなる

つーか福岡天ぷら食うならひらおに行った方がいいね

ここはあくまうどんの店で天ぷら専門店ではない


大地満腹セットの方は、かつ丼は端っこが衣だけだったりして見た目よりかなり小さなカツで損した気になった

あと卵も半熟ってよりかなり生って感じで正直まずくて損したきになった

うどん店のかつどんだからダシ?汁?も期待してたけど全然つゆなくてご飯ぱっさぱさで後半は味なくなるし

肝心のうどんごぼう天の見た目のインパクトはすごいけど、衣が多すぎるのと衣がマズいか全然ダメダメだわ

どんどんごぼうから離れて汁を汚していって最後油だらけの汁になってまともに飲めたもんじゃなくなる

ごぼう天が有名だけど食べる分にはおすすめできないっていう変な店だなあ

ごぼう天はともかくうどんが独特でおいしいけど、それを味わえなくなる質の低い見た目だけのごぼう

食べログランキングでも上位ではあるけど1,2位にはならない理由がわかる気がする

まあ1、2位にならないのはいわゆるコシのない福岡うどんとは違う邪道うどんからってのもあるかもだけど

あと値段も1,2位に比べるとちょっとお高めだし

まあ立地上1,2位の店よりかは大変なのもわかるけど

あと時間によるけど結構並ぶんよねえ・・・観光客とかのせいで

日常的に行くんじゃなくて怖いもの見たさ、観光ときお布施気分で行く店だなあ

逆にいうとうどんは独特でおいしいんよね

なんか麺が透き通ってて、コシがありすぎるほどではないけどある

つるんとしてる

ごぼううどん天ぷらのってる系うどん「以外」のうどんを食べるならいい店だと思う

天ぷらは安くておいしいひらおって店があるんだからそっち行くわ

まあひらおは店が駅のそばにはないけどさ

2025-04-20

anond:20250420174011

ええやんええやん

こういうときアレンジからEDM観測してみるのもええで

例えばFunkotとかアビーサンプリングしたりリミックスしたり色々あるけど、他のジャンルがどう元ネタを処理しているか、どうアレンジをぶち込んでるかは参考になるで

まあワイは邪道邪法の使い手なんで弄繰り回す方の能しかないけど

頑張ってな!

2025-04-15

ガストハンバーグチーズインハンバーグ

ハンバーグの方がチーズインの手間が無い分だけハンバーグデカい。

反面チーズインハンバーグは約半分の大きさ。

とはいえチーズインしたところで美味さ倍増!と言うわ訳でもなく、

ハンバーグがもともと美味い故、

そんなに無理にチーズで旨味をブーストさせなくても良いと思う(美味しいは美味しいけれど)

ハンバーグは愚直な俳優だとすれば

チーズインハンバーグ小手先だけ演技が上手いだけの俳優のようだ。

まあ好きな人はそれぞれ好きなのだろうけれど、

最近ハンバーグの美味さが分かってきたので、

なんかちょっとチーズインは邪道なのでは?と思い始めた自分がいる。

両方とも美味しいのは美味しいんだけど。

これって

気にしすぎ?

2025-03-25

マイナーカップリング推しの人に王道カップリング相手の避け方聞くのが楽しい

NLしろGLしろBLでも、どうやって強大なマジョリティと戦っているのか聞くのが面白い

ストレス社会で戦う現代必要感性かもしれない

今のところ何件か聞いた感じ感じ大体最初に不幸な事故に合わせたり、別な相手を用意したり海外留学させたりしている

その作品二次創作にあった避け方がバリエーションが多くて面白い

こんな楽しみ方は邪道なんだろうけどなんかエンタメになりそうなくらい避け方があっていい

色々対策凝らしてるのがかわいい

マイナーカップリング推しの人に王道カップリング相手の避け方聞くのが楽しい

NLしろGLしろBLでも、どうやって強大なマジョリティと戦っているのか聞くのが面白い

ストレス社会で戦う現代必要感性かもしれない

今のところ何件か聞いた感じ感じ大体最初に不幸な事故に合わせたり、別な相手を用意したり海外留学させたりしている

その作品二次創作にあった避け方がバリエーションが多くて面白い

こんな楽しみ方は邪道なんだろうけどなんかエンタメになりそうなくらい避け方があっていい

色々対策凝らしてるのがかわいい

2025-03-17

新日本プロレス価値理解するつもりゼロ彼氏が悲しい

愚痴です。

私、新日本プロレスがめちゃくちゃ好き。

でも彼氏全日本プロレス派。

お互いプロレスオタクから趣味が合うと思いきや、どっちの団体が最高かって話になると、まぁ毎回バチバチにやり合う。

私は新日本ストロングスタイルこそが至高だと思ってる。

アントニオ猪木が「闘いのリアリズム」とか言い出して、異種格闘技戦やらUWFとの全面対抗戦、nWo JAPANの結成、橋本vs小川ガチすぎるセメントマッチとか、何かとプロレスの枠を飛び越えた事件を起こしてきたわけじゃん?

もう、歴史が違うのよ。

でも彼氏は「そんなのは邪道全日本王道を守り抜いたからこそ、純粋プロレスの美しさを追求できた」って言い張る。

いやいや、確かに全日本試合クオリティ高いし、四天王プロレスとか小橋建太試合とか、めちゃくちゃ熱いのは認めるよ?

でもさ、世間を巻き込むようなムーブメント作れた? って聞くと、「プロレス本来リングの上で勝負するもの。余計な演出なんていらない」って。

いや、それは違うだろと。プロレスって、試合内容だけじゃなくて、リングの外のドラマストーリーも込みで楽しむもんじゃない?

新日本はその辺がめちゃくちゃ上手いし、だからこそ多くの人がハマったんだと思うんだけど。

「お前は新日本エンタメとして面白いから好きなだけだろ? でも本当のプロレスの美しさは全日本にあるんだよ」って彼氏ドヤ顔で言うわけよ。

「はぁ? じゃあ全日本のどの試合新日本歴史的瞬間に匹敵するの? UWFとの団体対抗戦レベル事件全日本にあった?」って聞いたら、「全日本は余計なことせず、純粋に強く、美しいプロレス提供し続けたんだから、そんなもん必要ない」って。

もうね、平行線すぎて話にならん。

でも、こっちは本気で「新日本のほうがすごい!」って思ってるし、それをちゃんとわかってほしいのよ。

私はこんなに熱く語ってるのに、彼氏のあの薄ら笑い、なに?

はいはい、また新日信者が吠えてるわ」みたいな態度がほんっとにムカつく!

そりゃ好みはそれぞれだけどさ、せめて私の話をちゃんと聞けよ!

こっちは新日本歴史と魂を全力で語ってるのに、「それは話題作りのためのプロレスでしょ?」とか、そんな軽く言う!? ふざけんなって感じ。

プロレスって、ただのスポーツじゃなくて、生き様が詰まってんのよ!

私はその歴史を愛してるし、ストロングスタイル精神リスペクトしてる。

なのに、彼氏はそれを理解しようともせず、「全日本こそが本物」とか言って、私の情熱馬鹿にするようなことばっか言うわけ、そりゃイラつくでしょ。

結局、プロレス談義は毎回ヒートアップして、試合を観るたびに「やっぱ新日本!」 「いや、全日本!」って押し問答。

で、そんなこんなで喧嘩した夜でも、結局は仲直りするんだよね。夜のプロレスで。

2025-03-16

最近流行りのゲームシナリオ重視」ってなんかソースあるの?俺はソース付きで「流行ゲームシナリオ重視じゃないものの方がずっと多いけど?」って反証出来るよ

まとめ

ゲームの売上ランキングを元に分析した結果、シナリオ重視のゲーム流行っているという兆候は全く無いことが分かった。

コンシューマーPCゲームではシナリオに重点を置いたゲームほとんど選ばれていなかった。

スマホゲームにおいてはFGOのようなシナリオ重視のゲームが売上上位に食い込むことはあったが、それは全体の極一部であり全体としてはシナリオ存在しないようなゲームが遊ばれていた。

シナリオ重視のゲーム流行ってるみたいだね」とあなたが思ってるなら、それは単にあなたインターネット上の偏った意見に毒されているだけだと言って差し支えないだろう。

以下分析過程


コンシューマーゲーム

ソース

『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』が2024年の年間ソフトランキング首位を獲得。続く2位の『ドラクエIII』は2機種(Switch/PS5)合計でミリオン到達 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

ファミ通調べによれば2024年の売上ベスト5は以下の通り

1位『スーパー マリオパーティ ジャンボリー

2位『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

3位『マリオカート8 デラックス

4位『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』

5位『桃太郎電鉄ワールド地球希望でまわってる!~』

このうちシナリオがそこそこ濃いのはDQⅢぐらいで、それでさえも基本的にはユーザー主導で進む物語の中でそれぞれのプレイヤー毎の体験(主に全滅しそうになった記憶)がメインとなっていることは既プレイの人は御存知の通り。

コンシューマーに置いては「シナリオ重視のゲーム流行っている」という風潮はまったく無いことが分かる。

スマホゲーム

24年のアプリストア売上ランキングは『モンスト』が2位以下に大差で首位 『ポケポケ』2ヶ月弱で驚異の年間18位 『学マス』『ラストウォー』躍進 | gamebiz

gamebizのデータによれば2024年のスマホゲーム売上上位は

1 モンスターストライク

2 Fate/Grand Order

3 ウマ娘 プリティーダービー

4 パズル&ドラゴンズ

5 ラストウォー:サバイバル

2位のFGOは明らかにシナリオ重視。3位のウマ娘ゲーム部分とシナリオ評価が半々ぐらいだろうか。

だがそれ以外の3作は明らかにゲーム部分が評価されているもの……というかシナリオの要素なんて作品世界観部分からちょっと垣間見えるかどうか程度。

全体の割合で言えばシナリオ重視:ゲーム重視=3:7ぐらいの状態となっている。

これを「最近流行りのゲームシナリオ重視」と言うのはあまりにも無理があるだろう。

PCゲーム

2024年 Steam年間ベスト

STEAMによれば2024年売上ベスト12(中途半端だけどSTEAMがそうやって書くんだからしゃーない)は以下の通り

Counter-Strike 2

Dota 2

PUBG: BATTLEGROUNDS

Palworld

Call of Duty: Black Ops 6

HELLDIVERS 2

Warhammer 40,000: Space Marine 2

APEX Legends

Baldur’s Gate 3

黒神話:悟空

Destiny 2

ELDEN RING

見事に対戦型ゲームアクションゲームばかりであり、シナリオを目当てにプレイしてる人がいそうなのはバルダーズゲート3とエルデンリングぐらいだろうか。

ゲーム物語を求めるなど邪道必要なのはただ一つ、闘争だけだ!」と言わんばかりである

PCゲーマー戦闘民族すぎるぞ。

2025-03-14

クリスタの新機能ってお絵描きなの?

https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/10496

クリスタの新機能に「パペット変形」ってのが出てきた。絵を選んでピンを打って、そのピンを関節みたいに動かして変形させるっていうやつ。デジタル絵師の連中は「ポーズ変更が簡単にできる!」なんて大喜びしてるみたいだけど、ちょっと待て、と。これって「お絵描き」なのか? 画像編集って言うならまだわかる。でも「描いて」はいないよね。

生成AIでババっと出力した絵をトレスするのと、クリスタピコピコ画像編集するの、どっちが「お絵描き」に近いかって言われたら、俺は断然前者だと思うわけよ。だって下絵にAI使ってても一応「トレスする」ってプロセスはあるわけじゃん? でもクリスタのこれ、ただの画像いじりでしかないよね。

で、絵師様たちは、元絵は手を動かして描いてるから「これも手描きだ!」とか言い張るんだろうか。いやいや、生成AIトレス糾弾し、叩いてる連中、過程に少しでもAIが介入してたらガンガン叩くじゃん。機械の介入が後とか先とか関係ある?

生成AIを目の敵にして「邪道だ!」って喚いてる連中が、自分たちクリスタで楽々ポーズ変形して「創作です」って胸張ってるの、笑えるほどダブスタじゃね?

2025-03-06

ボケて」の話していい?(一言だけ)

なんでもない画像にたいしてとんでもないキャンプションをつけることで

意表を衝く解釈を楽しむ遊びじゃん

から漫画吹き出しの一部を消して、そこを埋めさせるタイプのやつがどうしても許せなかった

言葉遊びとして面白くても決して「画像に対するボケ」ではねぇだろ!邪道だろ!

と思って。

まさかとはおもうけど、フキダシの中身も画像として保存されたものの一部だからOKっていう理屈なのかね?

未だに意味不明だよ

2025-02-25

anond:20250225150918

ナン兄貴「えっ?じゃあ手を出してるのは獣姦してるってこと?!…人間とヤるのは邪道だとお兄さんはおもっちゃうな~~」

2025-01-23

anond:20250123141428

じゃあ普通に奨励会入ればいいじゃん

編入で入るってのがそもそも邪道であることがわかってないニワカの意見に見える

2025-01-18

ガンダムコンテンツにおける有害一年戦争おじさんについて

ガンダムシリーズ1979年の『機動戦士ガンダム放送開始以来、実に40年以上にわたって発展と進化を続けてきた巨大なメディアミックス作品である。その長い歴史においては数多くの派生作品や設定拡張さら小説漫画ゲームをはじめとするスピンオフが生まれ、今もなお新作が絶えず登場している。一方で、シリーズ長大化すればするほど、ファンコミュニティ内にさまざまな「こだわり」や「価値観の違い」も生じてくる。その中で昨今特に話題となるのが、いわゆる「一年戦争おじさん」と呼ばれるファン層だ。

一年戦争おじさん」とは、初代『機動戦士ガンダム』に登場する一年戦争宇宙世紀0079年から始まる連邦軍ジオン公国の戦い)を絶対視し、そこから外れる設定や作品を“ガンダムらしくない”“正史として認めない”と主張してしまタイプファン揶揄する言葉である。もちろん一年戦争をこよなく愛するだけであれば、ただの好みの問題だ。しか問題は、彼らの一部が新しい作品や異なる時代設定に対して攻撃的だったり、他者の好みに干渉しすぎたりするケースがあるという点にある。そうした態度が「有害一年戦争おじさん」として批判される一因となっている。

彼らはなぜこうも一年戦争にこだわるのか。まず考えられるのは、1979年からガンダムリアルタイム経験した世代、あるいはビデオプラモデル雑誌などを通じて“初代の衝撃”に強く感化された世代が、自分たちの「原体験」を何よりも重視しているという背景だろう。『機動戦士ガンダム』は、それまでのロボットアニメ常識を覆すようなリアル戦争描写群像劇、そしてプラモデルガンプラ文化を生み出すなど、大きな社会現象となった。幼少期にそれを目の当たりにしたファンにとって、当時の熱狂と衝撃は特別な思い出であり、“ガンダムとはこうあるべき”という固定観念が強く根付くのも無理はない。

しかし、「ガンダムが好き=初代(または宇宙世紀)が絶対」という方程式は、近年のファンコミュニティにおいては必ずしも通用しなくなっている。ガンダムシリーズは大きく分けると宇宙世紀系と、それ以外の独立した世界観を持つアナザー系(『Gガンダム』『ガンダムW』『ガンダムSEED』『鉄血のオルフェンズ』など)に枝分かれしており、さら宇宙世紀内にも『Zガンダム』『逆襲のシャア』『UC』『閃光のハサウェイ』など、数多くの作品が展開されている。もはや「ガンダム」と一言でくくっても、それぞれに異なるストーリー・設定・テーマを持った多彩な作品群になっているのだ。

にもかかわらず、「有害一年戦争おじさん」は一年戦争こそが至高で、それ以外はすべてガンダムとは呼べない、あるいは認める価値が低いといった偏狭な主張をすることがある。具体的なエピソードとしては、新しいガンダムが発表されるたびにネット上やSNSで「こんなのガンダムじゃない」「富野由悠季監督が関わってないか駄作」などと早々に断じる、若いファンが語るアナザー系の魅力を嘲笑する、あるいはプラモデルに対して「やはりザクガンダムRX-78-2)が本命で、○○なんて邪道」などと強い調子で言い切ってしまうといった行動が挙げられる。

こうした振る舞いがファンダムに与える悪影響はいくつもあるが、その中でも特に顕著なのが「新規ファン参入障壁を上げてしまう」という点だ。ガンダムシリーズはすでに膨大な設定を持ち、どこから見ればいいのか分からないという声もよく聞かれる。そこに対し、「本当のガンダム一年戦争だけだ」「初代を見ないならファンではない」などと押し付ければ、初心者は萎縮してしまいかねない。もちろん、初代の重要性を説くこと自体は悪いことではないのだが、その言い方や姿勢が高圧的なものであれば、ガンダムに興味を持ちかけている人を遠ざける要因になってしまう。

さらに、「有害一年戦争おじさん」はしばしば他の作品ファン同士の交流の場を“自分たち思想”で塗りつぶそうとする傾向がある。例えばSNS掲示板などで新作ガンダムについて語ろうとしても、「やっぱりガンダム宇宙世紀じゃないとな」「○○監督なんて富野監督の足元にも及ばない」などというコメントが繰り返され、まともな議論が成立しなくなることも珍しくない。こうした現象は、結果的コミュニティ内で対立や分断を生み出し、せっかく多様な楽しみ方を受け入れる余地のあるガンダムコンテンツ可能性を狭めてしまうのだ。

また、宇宙世紀作品一年戦争のものに強いこだわりを持つことは悪いことではない。作品世界への愛が深ければ深いほど、より詳しく設定を掘り下げて考察する楽しみもあるし、一年戦争舞台にした外伝作品(『MS IGLOO』や『ザニーが登場する漫画作品』など)に注目することで、新たな切り口を見いだすこともできる。だが、「有害一年戦争おじさん」が問題視されるのは、その深い愛情排他主義攻撃的な態度につながる場合が少なくないからだ。自分と同じくらい初代を崇拝しない人を“にわか”呼ばわりしたり、そもそもアナザー作品を語ろうとするファンを見下したりするような行動は、コミュニティ全体の雰囲気を悪くする大きな原因となる。

さらに、一年戦争時代考証を「現実軍事政治的状況」に照らし合わせて論じる人々も少なくない。これはガンダム世界観がある種のリアリティを大切にしていることの証でもあり、そこに惹かれるファンがいるのも理解できる。しかし、「有害なおじさん」は自分たちの“リアル論”こそが唯一の正解だと思い込み他人解釈や新解釈を一蹴する態度を取ることがある。たとえば「この機体は設定上あり得ない」「この時期にこんなMS存在しない」などと、過剰に“リアル”を押し付けることで、多様な楽しみ方を否定してしまうのだ。

そして、こうした状況は次第に当事者以外のファンをも疲弊させていく。たとえばSNS上でガンダムについて呟くと、「その解釈は間違っている」「ちゃん資料を読んでから発言しろ」と“マウント”を取られることがあり、ファン同士のやり取りが萎縮してしまう。また、イベント会場やプラモデル展示などリアルな場においても、一年戦争関連の作品や考証に異常な熱量で突っかかり、他のファンが楽しもうとする空気を壊してしまう例も耳にする。ガンダム多様性を重んじる作品世界であり、多くのクリエイターがそれぞれの解釈テーマ作品を生み出してきた経緯を考えると、こうした空気はあまりに残念としか言いようがない。

では、この「有害一年戦争おじさん」問題にどう向き合えばいいのか。まず大切なのはファンコミュニティ全体が「自分の好きな作品を語るのは自由だが、他者の好きな作品否定することは違う」という意識を共有することだろう。ガンダム作品数が膨大であるがゆえに、自分の“推し”や“こだわり”を持ちやすい。それ自体ポジティブなことだ。しかし、それが「他の作品意見を認めない」という姿勢につながっては、多様性ガンダムの魅力であるはずなのに、それを損なってしまう。

次に、若い世代新規ファンが萎縮しないように配慮した場作りも必要だ。初心者には初心者なりの視点や疑問があるし、アナザー作品から入ったファンが後に宇宙世紀を好きになることだって十分あり得る。むしろ入り口がどこであれ「ガンダムに触れて興味を持った」という事実こそが大切なのだ。そこを「いや、まずは初代を全部観ろ」や「一年戦争を知らないなんて話にならない」と圧をかけるのは、コミュニティ全体にとってマイナスだろう。作品世界を広げるためには、受け入れの姿勢が何よりも重要になる。

また、一年戦争こそが「リアルで硬派なガンダム」で、アナザー系は「子ども向け」や「リアルさが足りない」というステレオタイプイメージも根強い。だが、実際にはアナザー系でも『ガンダムW』の政治劇や『SEED』の遺伝子差別問題、『鉄血のオルフェンズ』の社会構造批判など、リアルかつヘビーなテーマを扱う作品は多い。こうした多彩なテーマ性こそが、ガンダムシリーズ全体の魅力を支えているのであり、一年戦争けが特別なわけではない。むしろ宇宙世紀アナザー系を併せて楽しむことで、ガンダムが描こうとしている「戦争」「人間性」「社会」の幅広さを再確認できるのではないだろうか。

さらに、宇宙世紀内の作品ですら、一年戦争舞台にした『08小隊』や『0080』『0083』などは、初代から少し視点テーマを変えて描かれている。その際にも、一部のファンから「こんなのは本当の一年戦争じゃない」と批判された例がある。だが、もともとガンダムという作品多面的戦争悲惨さや人間模様を描くことを目指しており、一つの正解や正史しか認めないという態度は、ガンダムが持つ本来の魅力や思想に反するものではないか。ゆえに、「一年戦争」に対するこだわりも、ある程度の柔軟性を持って接するのが望ましい。

結局のところ、「一年戦争おじさん」が有害かどうかは、その人自身立場や主張よりも、コミュニティにおける振る舞いに起因する部分が大きい。いくら一年戦争を崇拝していても、それを押し付けずに「自分はこう思う」「初代が好きだけど、他の作品尊重したい」といった態度を示している人は、むしろ知識を共有し合える良き先輩ファンとなるだろう。問題なのは自分視点を唯一絶対のものとし、他の意見や好みを封殺してしまタイプファンである。これはガンダムに限らず、あらゆる長寿シリーズファンダムで起こりうる軋轢と言える。

からこそ、ファン同士が互いを尊重し合い、多様な切り口や解釈を認める姿勢が大切になる。ガンダムは「戦争を描くリアルロボットアニメであると同時に、「キャラクターを通じて人間性を問いかけるドラマ」であり、さらに「巨大産業として世界中に展開する商業コンテンツ」でもある。その多層的な側面を一括りにするのは困難であり、そこに魅力や可能性が詰まっているのだ。もしも“一年戦争だけ”という狭い視点固執してしまえば、その豊かさの大半を見落としてしまうことになる。

以上を踏まえると、「ガンダムコンテンツにおける有害一年戦争おじさん」は、単に宇宙世紀を愛するファンを指しているわけではない。むしろ、そうした愛情が誤った形で表出し、他者排除しようとする態度が問題の核心にある。長寿シリーズとしてのガンダムがこれからも発展していくためには、新規ファンが参入しやす環境と、多様な視点を受け入れる懐の深さが欠かせない。その一方で、ベテランファンが築き上げてきた蓄積や考察が大いに役立つ場面も多く、実際に後輩ファンを導く存在として機能しているケースもある。だからこそ、一年戦争ファン自身が自らの態度を省みるとともに、コミュニティ全体で「排他主義」に歯止めをかける仕組みを作ることが重要なのだ

結論として、「有害一年戦争おじさん」の存在は、ガンダムコンテンツの楽しみ方やファンコミュニティ健全さを損ねる要因になり得る。しかし、それを否定するだけでなく、彼らが抱く一年戦争への熱意や知識も、うまく共有・活用できればガンダムの魅力をより深く味わえるきっかけになるはずだ。問題なのは一年戦争を好きかどうか”ではなく、“他を認められるかどうか”という姿勢にある。そしてガンダムという広大な世界を最大限に楽しむためにも、多様な視点や好みに対してオープンであることが求められる。もしガンダム世界観が「戦争」によって多くの犠牲を生む愚かしさを描き出しているのだとすれば、ファンダムもまた、内部対立を生むのではなく、互いの違いを理解し合う歩み寄りこそが望ましいはずだ。そうすることで、ガンダムシリーズはこれから世代国境を超え、より多くの人々の心をつかんでいくことだろう。

2025-01-12

もう野獣先輩ブームって消えたよね

 いつ頃からだろう。ネット上で「野獣先輩」のネタを見かけることがめっきり減った。かつては掲示板SNS動画サイトでも無数のMADコラージュ替え歌それから「やりますねぇ」「114514」など、淫夢語録が飛び交い、いたるところで野獣先輩祭り上げるような風潮があったはずなんだけど、最近はそういうネタ積極的に楽しむ層が目に見えて少なくなってきた気がする。あれだけネット上を席巻した野獣先輩はいったいどこへ行ってしまったのか。もう“ブーム”という意味では完全に過ぎ去ってしまったのかもしれない。

 もちろん、いまでもYouTubeで「野獣先輩」と検索すれば、昔アップロードされたMAD作品キワモノじみた動画の数々が出てくる。そしてコメント欄SNSの一部では、いまだに「ンアッー!」「イキスギィ!」「先輩!?今なにしてるんですか!?」なんて淫夢語録を使っている人がいるのも事実だ。だけど、いわゆる一般的流行語として、あるいは“ネタ画像定番”としての盛り上がりは、ここ数年でかなり勢いを失ったように思う。まるでピークを過ぎたお笑い芸人のように、かつてはテレビをつければ見ない日はなかったのに、ある日を境にパタッと姿を見せなくなった――そんな印象すらある。

 言うまでもなく、野獣先輩は元々“某ビデオ作品からまれ人物(キャラクター?)であって、その正体については未だに不透明な部分が多い。顔や声はあまりに有名になりすぎたが、名前や経歴などの公式情報ほとんどないまま、それどころか実在さえ疑われる都市伝説領域になりつつある。そこがまたインターネット時代想像力を刺激したのか、過剰なまでの二次創作が生まれ動画イラストコラージュ画像フィギュア(自作)など、多方面で“発展”を続けていたのが、ちょうど2010年代前半から中盤あたりだった気がする。

 当時はニコニコ動画をはじめ、コメント文化根付いた動画プラットフォームとの相性も抜群だった。コメント欄スクリプトのように淫夢語録で埋め尽くされ、それをさら面白がってMAD制作者がネタを増殖させる。あるいは一部のニュースサイトまとめブログですら、面白半分に野獣先輩ネタを取り上げたりして、「知らない奴はネット初心者」なんて言われるほど浸透していた。Twitter上でも「誕生日おめでとう」「これは草」などの汎用スタンプ的に「114514」を使っている人がいて、一種の“邪道共通言語”のようになっていたのを覚えている。

 しかし、その盛り上がりも徐々に変容していった。一つには、ネットコミュニティ分散化が関係しているだろう。SNS多様化して、趣味コミュニティごとに細分化され、それまでニコニコ動画特定掲示板で集中して消費されていたコンテンツが、それぞれの独立したプラットフォームでまばらに取り扱われるようになった。そこに加えて、“炎上”や“差別”といったセンシティブ話題への社会的な目が厳しくなったという背景もある。そもそも野獣先輩が初出のビデオゲイポルノ。今でこそ多少は寛容になった部分もあるかもしれないが、ネットミームとして消費される過程で、ゲイの人々に対する差別や誤解を助長するような表現があったのは事実だ。それを面白がって繰り返していくことに抵抗を感じる人も増えてきたんじゃないかと思う。

 ネットミームは流行り廃りが激しい。しばらく異様な勢いで盛り上がったかと思えば、ある瞬間を境にして興味を失われ、どこにも“ネタ”としての居場所がなくなる。しか野獣先輩ネタは、興味のない人からすると「意味不明」「ただのホモビデオネタでしょ」という評価になりがちだし、社会全体から見ればかなり“マイナー”な部類に入るわけで。そもそも一般ウケするような題材じゃない。それでも大きく盛り上がったのは、当時のネット文化動画サイトとの相性、そして一部のコアなファン狂気じみた創作熱が奇跡的に結びついた結果でもあるんだろう。

 さらに、野獣先輩にまつわるデマや過剰な“考察”が広まった結果、本人とされる人物リアル迷惑を被っているという噂も立った(真偽は不明)。ネットの海では無自覚二次創作を楽しんでいただけでも、誰かが被害を受けている可能性がある、という認識が広まれば、それだけで一気に“冷める”人もいる。実際に「ストリートビュー野獣先輩を見つけた」とか「就職先が判明」などといったデマが飛び交う中、面白がっているだけでは済まされない雰囲気になったことも、大きな要因の一つかもしれない。

 それと同時に、淫夢界隈というか、いわゆるホモビデオネタ全体が少しずつ下火になったという説もある。昔は「なんでも実況JなんJ)」板などでしばしば盛り上がったりしていたが、ネット文化全体の主流はもっと別の方向にシフトしていった。VTuberTikTokの短動画文化など、新しい潮流が台頭し、そこに若い世代の目が向いた結果、野獣先輩界隈のような“十年選手”のコンテンツ新規参入する人が減ったのだろう。お決まり淫夢語録を使って盛り上がるだけのコミュニティは、古参固定化して停滞していくばかり――そんな現象が見え隠れしている。

 一方で、「ブーム」というほどの熱狂が消え失せたとしても、コアなファン層は一定数残るものだ。何かの拍子に「イキスギィ!」「なにわろてんねん」なんて書き込みを見ると、一部の人々は懐かしさを覚え、それでまた小規模ながら盛り上がりをみせることがある。マイナージャンル音楽漫画と同じで、「好きな人けが好きなタイミングで楽しむ」というスタイルに落ち着いたのかもしれない。かつてのようにニコニコ動画ランキングジャックするような勢いはもうないけれど、自分たちが愛する淫夢ワールドを守り続けるコアファンがいる限りは、完全な“消滅”とはならないだろう。

 ただ、「話題性」という意味でのブームは、もう戻ってこないんじゃないかと思う。ネットミームは消費サイクルがとにかく早いし、過去に何度もリバイバルされた他のネタ(例えばエア本エガちゃんとか)と比べても、野獣先輩ネタは一度ピークを迎えてから、その余韻を引きずりながらも急激に下火になっていった印象がある。もし今後、野獣先輩を取り上げる大きな出来事――たとえば本人がメディアに登場するとか、公式に何か声明を出すとか――があれば別だけど、その可能性はほとんどないだろうし、あるとしてもまったく予想がつかない。

 もう一つ言えるのは、ネット社会自体が“ネタ”に対して敏感になっているということだ。SNS拡散力やモラルへの意識が高まった結果、差別迷惑行為に該当するコンテンツ批判されやすい。野獣先輩ネタ本質的に“ホモビデオ出演者ネタ化して面白おかしく広める”という構造があるから、やはり批判されるリスクも高い。インターネットの一部コミュニティだけで楽しむ、いわゆる“内輪ネタ”としてなら成り立つかもしれないが、外部への広がりを目指すとなると、今の風潮ではどうしても厳しいだろう。

 となると、自然に考えて、野獣先輩ブームが再燃するシナリオ想像しにくい。むしろ今はもう「懐かしいネタ」や「一部でコソコソ盛り上がるカルト的な存在」として消えていく運命にあるのかもしれない。かつての勢いを知っている人からすると、あの狂乱の時代が嘘のようだと思うかもしれない。ネット上の祭りとは、えてしてそういう儚さを伴うものだ。盛り上がるときは一気に爆発するけれど、それが長く続く保証はどこにもない。むしろ急激に消費されるからこそ、一種の“バカ騒ぎ”として鮮やかに記憶に刻まれるのだろう。

 もっとも、完全に誰からも忘れ去られるかと言えば、そうはならないと思う。インターネット大海原には、かつて作られた無数の動画画像スクリプトテキストが残っている。ふとした拍子に目にした古いMAD動画から若い世代が「なにこれ…?」と興味を抱くことだってあるかもしれない。まるで化石のように眠っているアーカイブのなかで、野獣先輩という存在はいまだに息づいている。見つけた人が手を加えれば、また新たなネタとして蘇生する可能だってゼロではない。だが、それはあくま局所的なものであって、再び大衆を巻き込むようなブームになるとは考えにくい。

 思えば、野獣先輩があれほどまでに取り上げられたのは、ネットミームの“暗黒面”を象徴するかのような要素が詰まっていたからでもある。アングラ感、不条理ギャグ、謎の考察文化、コラの素材としての汎用性、そして大衆から見ると“ネタしづらい”危うさ。それらが絶妙に交じり合い、奇妙な熱狂を生んだ。だが、その熱狂時代とともに下火になり、今や「ブーム」と呼べるほどの勢いを残してはいない。淫夢語録を使ってキャッキャ盛り上がる文化は、いまや一部の“伝道師”たちのものとなったのだろう。

 「もう野獣先輩ブームって消えたよね」と言われれば、正直「うん、消えたと思う」と答えるしかない。もちろん“好きな人は好き”という段階で存続しているのも確かだが、少なくともネット全体を席巻するほどのパワーはもはやない。あの独特のネットスラングや淫夢語録を見かけたとき、「そういえばそんなネタもあったな」と懐かしむ人が増えた時点で、ブーム終焉を迎えたのだ。

 ただ、ネット文化において「ブームの終わり」がイコール「完全な死」を意味しないのは、これまでも繰り返し目にしてきた通りだ。野獣先輩ネタも、“隠れ里”のようなコミュニティや、昔を懐かしむ古参ユーザーの間で、細々と脈打ち続けるだろう。いつかまた世代を超えてリメイクされる瞬間が来るかもしれないし、さらマイナー世界へ潜っていくかもしれない。結局のところ、“生きている”かどうかよりも、“楽しむ人がいる”かどうかがネットミームにとっては重要なのだ

 では、われわれは今後、野獣先輩ブームをどう捉えればいいのだろうか。答えは、あまり深く考えすぎなくてもいいんじゃないかと思う。所詮ネットの一大ネタ祭りだったのだから。盛り上がるときはとことん盛り上がり、廃れるときは静かに廃れる。次から次へと新しい話題が生まれ、消えていくのがインターネットの常だ。たまたまナゾの多いホモビデオ出演者”というインパクトが重なり合って、一瞬の閃光のように注目を浴びただけのことかもしれない。

 それでも、かつてのインターネット一角を彩った壮大な“お祭りであることに変わりはない。あの時代リアルタイムで経験した人は、きっと「やりますねぇ」「ンアッー!」なんて語録を見るたびに、あのカオスな日々を思い出して苦笑するだろう。そんなふうに、野獣先輩ブーム過去インターネット文化を振り返るうえで、ひとつ象徴として語り継がれる可能性がある。これこそが、ブームが去ってもなお、どこかの片隅で語られ続ける“ネットミーム”の宿命なのかもしれない。

 結論としては、もう「野獣先輩」のブームは確かに消えてしまった。かつてのような大規模な盛り上がりを再現することは難しいだろう。しかし、それでも完全に消え去ったわけではなく、いまでもどこかでひっそりと愛好され続けている。「ブームが過ぎ去ったあとにこそ、本当のファンが残る」なんて言い方もあるけれど、まさにそういう状態だと思う。表舞台には出なくなったが、インターネットの奥底ではまだ生きている――それが野獣先輩という“伝説”の現在なのだ。いずれにせよ、もう一度あの規模の“祭り”が起きることは、たぶんないだろうし、仮に起きたとしても、それはもう“別物”なのかもしれない。人々の記憶の中でしか語り継がれないような、そんな“終わり方”もまた、ネットミームには相応しいのかもしれない。

2025-01-11

anond:20250111000313

サンドイッチ人気に押されておにぎりコーナー消滅」とかい歴史捏造はやめろww

コンビニおにぎりコーナーは昔からずっと健在だし、それは梅や鮭、昆布といった伝統的なものが人気だからツナマヨかい邪道ゲロマズおにぎりのお陰じゃないよ。

2025-01-05

anond:20250105145152

東京進学校だったんだろうなこの増田

地帝の地元進学校だと、東大京大の次に偉いのは地元の地帝なんですわ。マジで

早慶邪道。一工なんて眼中外。

さらに言うなら東大の理1理2より地元地帝医の方が上。

なんなら東大文2文3より地元地帝法が偉いまである道府県庁や政令指定都市役所地元地帝法が圧倒的に強いため)。

どっちが正しいとかじゃなくて、地方には地方価値観があるということ。

まあ俺はその「地方価値観」が嫌で田舎を出たクチなんだけどね。

2024-12-17

歴女って差別用語だよな

女は男と違ってドラマゲームからという邪道入口からしか歴史にハマることがないっていう偏見がにじみでた用語

もっと邪道ゴルフゲームがしたい

王道

1.リアル寄りのゴルフゲーム

2.みんゴル

3.・

4.パンヤ

5.・ ← ここらへんがやりたい

6.・

7.カービィボール

邪道

 

パンヤ結局日本では出なかったな

海外アカウント作って途中までやったけどね、割と別ゲーだった

 

___

 

さんきゅーお前ら

パンヤシンガポール垢でやってたよ、PC版の方が好きだったけど

とりあえずマリオゴルフやろうかな

2024-12-15

anond:20241214193731

コスパタイパもさがるじゃん。

マジックテープの財布の良さを力説して」

この一行とコピーアンドペーストだけでこのパフォーマンスを生み出すのが生成AIの魅力じゃん。

あと手を加えすぎるのもある意味邪道かもしれない。

どれだけ素のAI文章勝負するか?

そういうのもAI道のひとつの道のような気がする。

2024-11-13

ラーメン+ライスライスが不味くて悲しかった

こだわりの麺、こだわりのスープ

かに美味い

なのになんだこのライス

マズい、昨日炊いた残り物か?午後なのに

ラーメンと一緒にライスを食べるのは邪道からマズいライスでも我慢しろというのか?

2024-11-08

オタクの描く萌え絵は、邪道」みたいなことをいうやつは、美術史のことをわかってない。

https://anond.hatelabo.jp/20241107130348

絵を勉強して自分運命を切り開くと決めてから絵の勉強毎日コツコツ続けているが

絵の勉強がてら、美術史勉強もしている。

勉強をしてて気づいたけど、「オタクの描く萌え絵は、邪道」みたいな考えそのものが、美術史わかってない

「やっぱ日本美術教育間違ってるじゃん」って確信を持って言えるようになってきてる。

何のことかっていうと私の中学でやらされた「クロッキー帳を筆ペンで描くやつ」とか宗教画思想のそれね。

美術史って

古代壁画→特徴と輪郭を捉えよう

宗教画キャラキレイに、真ん中に書こう

近代絵画比率と遠近感を意識しよう。

アニメマンガ広告→特徴を捉えたデフォルメOK

現代アートメッセージ性を込めよう

という順番で進化してるの! ここ抑えると理解が早まるわけ。

この歴史の順番を理解してたら「萌え絵なんて邪道」なんて言うわけ無いの。

こういうこと言うてる人は、まずデフォルメ絵が発明される以前のところで、美術史理解が止まってる!

こういう人が00年代までいっぱいいたことを考えると「美術教育の敗北ですよね」「芸術的近代絵画を賛美するだけの学問じゃね?」と正直思えてしまう。…割とマジで

同時に、よく勘違いされるんだけど…萌え絵を描くのに、美術史的な知識はいらない」ってわけじゃない

しろ美術史的なことに興味のない人間って「宗教画みたいなのっぺりした絵ができてしっくりこない」「二次創作キャラがなんか似てない」という壁に一度ぶち当たる。

そこで、オタクっぽい絵を書いてる人でも近代絵画で言われてるような

ダヴィンチ「遠近感大事よ」

葛飾北斎比率通り描かないと」

みたいなことを学ぶことになる。

こういうことは本来美術の授業で教える&一般教養であるべきはずなのよ。だが、一般教養じゃないか的外れ批判が出る。

から日本美術教育って敗北しまくってるわけだけれど、本来知っておくべき大切なこと実践の中で学んで、作品という形で教えてくれるのが神絵師

彼ら彼女らはただ絵がうまいとか、その素晴らしい絵で我々を幸せにしてくれるだけじゃなく、我々に足りてない教養を間接的に与えてくれる教師でもあるってこと。

そんな神絵師攻撃する輩なんて、許せるわけ無いよね。

私が今まで絵が上手に描けなかったのは間違った美術の授業のせい。真理を悟った私はこれから絵がどんどん上達していくはず

私は「クロッキー帳に筆ペン一筆書き」みたいな虚無虚無しい美術の授業を中学3年間受け続けた。

このせいで美術への興味もセンスもないと思い込んでた時期が長くて…

あの中学美術の授業本当に無駄だった。

今になってから知識解決できることばかりだったとわかってからマジであの授業なんだったの?」とやや怒り心頭だよ!

高校で習ってよかったものが、世界史数学しかない。

世界史習っとくと、国際情勢のニュース見て「まぁ、あのへんの国の人ならそういう行動取るでしょ」と理解早まる。

数学には確率や数列が濃く出てくるから「仮説や傾向を掴む時に、とても便利」になりやすい。 そんぐらい。それ以外は別に…

私くらいになると、インターネット必要知識を取捨選択して本当に大事知識を学べる。

から、これから絵も上達していくはず。 

から美緒48歳にはならない、絶対に!

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