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はてなキーワード: 瓢箪とは

2024-10-01

五  門をはいると、このあいだの萩が、人の丈より高く茂って、株の根に黒い影ができている。この黒い影が地の上をはって、奥の方へゆくと、見えなくなる。葉と葉の重なる裏まで上ってくるようにも思われる。それほど表には濃い日があたっている。手洗水のそば南天がある。これも普通よりは背が高い。三本寄ってひょろひょろしている。葉は便所の窓の上にある。  萩と南天の間に椽側が少し見える。椽側は南天を基点としてはすに向こうへ走っている。萩の影になった所は、いちばん遠いはずれになる。それで萩はいちばん手前にある。よし子はこの萩の影にいた。椽側に腰をかけて。  三四郎は萩とすれすれに立った。よし子は椽から腰を上げた。足は平たい石の上にある。三四郎はいさらその背の高いのに驚いた。 「おはいりなさい」  依然として三四郎を待ち設けたような言葉かいである三四郎病院の当時を思い出した。萩を通り越して椽鼻まで来た。 「お掛けなさい」  三四郎は靴をはいている。命のごとく腰をかけた。よし子は座蒲団を取って来た。 「お敷きなさい」  三四郎蒲団を敷いた。門をはいってから三四郎はまだ一言も口を開かない。この単純な少女はただ自分の思うとおりを三四郎に言うが、三四郎からは毫も返事を求めていないように思われる。三四郎は無邪気なる女王の前に出た心持ちがした。命を聞くだけである。お世辞を使う必要がない。一言でも先方の意を迎えるような事をいえば、急に卑しくなる、唖の奴隷のごとく、さきのいうがままにふるまっていれば愉快である三四郎子供のようなよし子から子供扱いにされながら、少しもわが自尊心を傷つけたとは感じえなかった。 「兄ですか」とよし子はその次に聞いた。  野々宮を尋ねて来たわけでもない。尋ねないわけでもない。なんで来たか三四郎にもじつはわからないのである。 「野々宮さんはまだ学校ですか」 「ええ、いつでも夜おそくでなくっちゃ帰りません」  これは三四郎も知ってる事である三四郎挨拶に窮した。見ると椽側に絵の具箱がある。かきかけた水彩がある。 「絵をお習いですか」 「ええ、好きだからかきます」 「先生はだれですか」 「先生に習うほどじょうずじゃないの」 「ちょっと拝見」 「これ? これまだできていないの」とかきかけを三四郎の方へ出す。なるほど自分のうちの庭がかきかけてある。空と、前の家の柿の木と、はいり口の萩だけができている。なかにも柿の木ははなはだ赤くできている。 「なかなかうまい」と三四郎が絵をながめながら言う。 「これが?」とよし子は少し驚いた。本当に驚いたのである三四郎のようなわざとらしい調子は少しもなかった。  三四郎はいさら自分言葉冗談にすることもできず、またまじめにすることもできなくなった。どっちにしても、よし子から軽蔑されそうである三四郎は絵をながめながら、腹の中で赤面した。  椽側から座敷を見回すと、しんと静かである茶の間はむろん、台所にも人はいないようである。 「おっかさんはもうお国へお帰りになったんですか」 「まだ帰りません。近いうちに立つはずですけれど」 「今、いらっしゃるんですか」 「今ちょっと買物に出ました」 「あなた里見さんの所へお移りになるというのは本当ですか」 「どうして」 「どうしてって――このあい広田先生の所でそんな話がありましたから」 「まだきまりません。ことによると、そうなるかもしれませんけれど」  三四郎は少しく要領を得た。 「野々宮さんはもとから里見さんと御懇意なんですか」 「ええ。お友だちなの」  男と女の友だちという意味かしらと思ったが、なんだかおかしい。けれども三四郎はそれ以上を聞きえなかった。 「広田先生は野々宮さんのもとの先生だそうですね」 「ええ」  話は「ええ」でつかえた。 「あなた里見さんの所へいらっしゃるほうがいいんですか」 「私? そうね。でも美禰子さんのお兄いさんにお気の毒ですから」 「美禰子さんのにいさんがあるんですか」 「ええ。うちの兄と同年の卒業なんです」 「やっぱり理学士ですか」 「いいえ、科は違います法学士です。そのまた上の兄さんが広田先生のお友だちだったのですけれども、早くおなくなりになって、今では恭助さんだけなんです」 「おとっさんやおっかさんは」  よし子は少し笑いながら、 「ないわ」と言った。美禰子の父母の存在想像するのは滑稽であるといわぬばかりである。よほど早く死んだものみえる。よし子の記憶にはまるでないのだろう。 「そういう関係で美禰子さんは広田先生の家へ出入をなさるんですね」 「ええ。死んだにいさんが広田先生とはたいへん仲良しだったそうです。それに美禰子さんは英語が好きだから、時々英語を習いにいらっしゃるんでしょう」 「こちらへも来ますか」  よし子はいつのまにか、水彩画の続きをかき始めた。三四郎そばにいるのがまるで苦になっていない。それでいて、よく返事をする。 「美禰子さん?」と聞きながら、柿の木の下にある藁葺屋根に影をつけたが、 「少し黒すぎますね」と絵を三四郎の前へ出した。三四郎は今度は正直に、 「ええ、少し黒すぎます」と答えた。すると、よし子は画筆に水を含ませて、黒い所を洗いながら、 「いらっしゃいますわ」とようやく三四郎に返事をした。 「たびたび?」 「ええたびたび」とよし子は依然として画紙に向かっている。三四郎は、よし子が絵のつづきをかきだしてから、問答がたいへん楽になった。  しばらく無言のまま、絵のなかをのぞいていると、よし子はたんねんに藁葺屋根の黒い影を洗っていたが、あまり水が多すぎたのと、筆の使い方がなかなか不慣れなので、黒いものがかってに四方へ浮き出して、せっかく赤くできた柿が、陰干の渋柿のような色になった。よし子は画筆の手を休めて、両手を伸ばして、首をあとへ引いて、ワットマンをなるべく遠くからながめていたが、しまいに、小さな声で、 「もう駄目ね」と言う。じっさいだめなのだからしかたがない。三四郎は気の毒になった。 「もうおよしなさい。そうして、また新しくおかきなさい」  よし子は顔を絵に向けたまま、しりめに三四郎を見た。大きな潤いのある目である三四郎ますます気の毒になった。すると女が急に笑いだした。 「ばかね。二時間ばかり損をして」と言いながら、せっかくかいた水彩の上へ、横縦に二、三本太い棒を引いて、絵の具箱の蓋をぱたりと伏せた。 「もうよしましょう。座敷へおはいりなさい。お茶をあげますから」と言いながら、自分は上へ上がった。三四郎は靴を脱ぐのが面倒なので、やはり椽側に腰をかけていた。腹の中では、今になって、茶をやるという女を非常におもしろいと思っていた。三四郎に度はずれの女をおもしろがるつもりは少しもないのだが、突然お茶をあげますといわれた時には、一種の愉快を感ぜぬわけにゆかなかったのである。その感じは、どうしても異性に近づいて得られる感じではなかった。  茶の間で話し声がする。下女はいたに違いない。やがて襖を開いて、茶器を持って、よし子があらわれた。その顔を正面から見た時に、三四郎はまた、女性中のもっと女性的な顔であると思った。  よし子は茶をくんで椽側へ出して、自分は座敷の畳の上へすわった。三四郎はもう帰ろうと思っていたが、この女のそばにいると、帰らないでもかまわないような気がする。病院ではかつてこの女の顔をながめすぎて、少し赤面させたために、さっそく引き取ったが、きょうはなんともない。茶を出したのをさいわいに椽側と座敷でまた談話を始めた。いろいろ話しているうちに、よし子は三四郎に妙な事を聞きだした。それは、自分の兄の野々宮が好きかいやかという質問であった。ちょっと聞くとまるでがんぜない子供の言いそうな事であるが、よし子の意味はもう少し深いところにあった。研究心の強い学問好きの人は、万事を研究する気で見るから、情愛が薄くなるわけである人情で物をみると、すべてが好ききらいの二つになる。研究する気なぞが起こるものではない。自分の兄は理学者だものから自分研究していけない。自分研究すればするほど、自分を可愛がる度は減るのだから、妹に対して不親切になる。けれども、あのくらい研究好きの兄が、このくらい自分を可愛がってくれるのだから、それを思うと、兄は日本じゅうでいちばんいい人に違いないという結論であった。  三四郎はこの説を聞いて、大いにもっともなような、またどこか抜けているような気がしたが、さてどこが抜けているんだか、頭がぼんやりして、ちょっとからなかった。それでおもてむきこの説に対してはべつだんの批評を加えなかった。ただ腹の中で、これしきの女の言う事を、明瞭に批評しえないのは、男児としてふがいないことだと、いたく赤面した。同時に、東京女学生はけっしてばかにできないものだということを悟った。  三四郎はよし子に対する敬愛の念をいだいて下宿へ帰った。はがきが来ている。「明日午後一時ごろから人形を見にまいりますから広田先生の家までいらっしゃい。美禰子」  その字が、野々宮さんのポッケットから半分はみ出していた封筒の上書に似ているので、三四郎は何べんも読み直してみた。  翌日は日曜である三四郎は昼飯を済ましてすぐ西片町へ来た。新調の制服を着て、光った靴をはいている。静かな横町広田先生の前まで来ると、人声がする。  先生の家は門をはいると、左手がすぐ庭で、木戸をあければ玄関へかからずに、座敷の椽へ出られる。三四郎は要目垣のあいだに見える桟をはずそうとして、ふと、庭の中の話し声を耳にした。話は野々宮と美禰子のあいだに起こりつつある。 「そんな事をすれば、地面の上へ落ちて死ぬばかりだ」これは男の声である。 「死んでも、そのほうがいいと思います」これは女の答である。 「もっともそんな無謀な人間は、高い所から落ちて死ぬだけの価値は十分ある」 「残酷な事をおっしゃる」  三四郎はここで木戸をあけた。庭のまん中に立っていた会話の主は二人ともこっちを見た。野々宮はただ「やあ」と平凡に言って、頭をうなずかせただけである。頭に新しい茶の中折帽をかぶっている。美禰子は、すぐ、 「はがきはいつごろ着きましたか」と聞いた。二人の今までやっていた会話はこれで中絶した。  椽側には主人が洋服を着て腰をかけて、相変らず哲学を吹いている。これは西洋雑誌を手にしていた。そばによし子がいる。両手をうしろに突いて、からだを空に持たせながら、伸ばした足にはいた厚い草履をながめていた。――三四郎はみんなから待ち受けられていたとみえる。  主人は雑誌をなげ出した。 「では行くかな。とうとう引っぱり出された」 「御苦労さま」と野々宮さんが言った。女は二人で顔を見合わせて、ひとに知れないような笑をもらした。庭を出る時、女が二人つづいた。 「背が高いのね」と美禰子があとから言った。 「のっぽ」とよし子が一言答えた。門の側で並んだ時、「だからなりたけ草履をはくの」と弁解をした。三四郎もつづいて庭を出ようとすると、二階の障子ががらりと開いた。与次郎が手欄の所まで出てきた。 「行くのか」と聞く。 「うん、君は」 「行かない。菊細工なんぞ見てなんになるものか。ばかだな」 「いっしょに行こう。家にいたってしようがないじゃないか」 「今論文を書いている。大論文を書いている。なかなかそれどころじゃない」

三四郎はあきれ返ったような笑い方をして、四人のあとを追いかけた。四人は細い横町を三分の二ほど広い通りの方へ遠ざかったところである。この一団の影を高い空気の下に認めた時、三四郎自分の今の生活熊本当時のそれよりも、ずっと意味の深いものになりつつあると感じた。かつて考えた三個の世界のうちで、第二第三の世界はまさにこの一団の影で代表されている。影の半分は薄黒い。半分は花野のごとく明らかである。そうして三四郎の頭のなかではこの両方が渾然として調和されている。のみならず、自分もいつのまにか、しぜんとこの経緯のなかに織りこまれている。ただそのうちのどこかにおちつかないところがある。それが不安である。歩きながら考えると、いまさき庭のうちで、野々宮と美禰子が話していた談柄が近因である三四郎はこの不安の念を駆るために、二人の談柄をふたたびほじくり出してみたい気がした。

 四人はすでに曲がり角へ来た。四人とも足をとめて、振り返った。美禰子は額に手をかざしている。

 三四郎は一分かからぬうちに追いついた。追いついてもだれもなんとも言わない。ただ歩きだしただけである。しばらくすると、美禰子が、

「野々宮さんは、理学者だから、なおそんな事をおっしゃるんでしょう」と言いだした。話の続きらしい。

「なに理学をやらなくっても同じ事です。高く飛ぼうというには、飛べるだけの装置を考えたうえでなければできないにきまっている。頭のほうがさきに要るに違いないじゃありませんか」

「そんなに高く飛びたくない人は、それで我慢するかもしれません」

我慢しなければ、死ぬばかりですもの

「そうすると安全で地面の上に立っているのがいちばんいい事になりますね。なんだかつまらないようだ」

 野々宮さんは返事をやめて、広田先生の方を向いたが、

「女には詩人が多いですね」と笑いながら言った。すると広田先生が、

男子の弊はかえって純粋詩人になりきれないところにあるだろう」と妙な挨拶をした。野々宮さんはそれで黙った。よし子と美禰子は何かお互いの話を始める。三四郎はようやく質問の機会を得た。

「今のは何のお話なんですか」

「なに空中飛行機の事です」と野々宮さんが無造作に言った。三四郎落語のおちを聞くような気がした。

 それからはべつだんの会話も出なかった。また長い会話ができかねるほど、人がぞろぞろ歩く所へ来た。大観音の前に乞食がいる。額を地にすりつけて、大きな声をのべつに出して、哀願をたくましゅうしている。時々顔を上げると、額のところだけが砂で白くなっている。だれも顧みるものがない。五人も平気で行き過ぎた。五、六間も来た時に、広田先生が急に振り向いて三四郎に聞いた。

「君あの乞食に銭をやりましたか

「いいえ」と三四郎があとを見ると、例の乞食は、白い額の下で両手を合わせて、相変らず大きな声を出している。

「やる気にならないわね」とよし子がすぐに言った。

「なぜ」とよし子の兄は妹を見た。たしなめるほどに強い言葉でもなかった。野々宮の顔つきはむしろ冷静である

「ああしじゅうせっついていちゃ、せっつきばえがしないからだめですよ」と美禰子が評した。

「いえ場所が悪いからだ」と今度は広田先生が言った。「あまり人通りが多すぎるからいけない。山の上の寂しい所で、ああいう男に会ったら、だれでもやる気になるんだよ」

「その代り一日待っていても、だれも通らないかもしれない」と野々宮はくすくす笑い出した。

 三四郎は四人の乞食に対する批評を聞いて、自分今日まで養成した徳義上の観念を幾分か傷つけられるような気がした。けれども自分乞食の前を通る時、一銭も投げてやる了見が起こらなかったのみならず、実をいえば、むしろ不愉快な感じが募った事実反省してみると、自分よりもこれら四人のほうがかえって己に誠であると思いついた。また彼らは己に誠でありうるほどな広い天地の下に呼吸する都会人種であるということを悟った。

 行くに従って人が多くなる。しばらくすると一人の迷子出会った。七つばかりの女の子である。泣きながら、人の袖の下を右へ行ったり、左へ行ったりうろうろしている。おばあさん、おばあさんとむやみに言う。これには往来の人もみんな心を動かしているようにみえる。立ちどまる者もある。かあいそうだという者もある。しかしだれも手をつけない。子供はすべての人の注意と同情をひきつつ、しきりに泣きさけんでおばあさんを捜している。不可思議現象である

「これも場所が悪いせいじゃないか」と野々宮君が子供の影を見送りながら言った。

「いまに巡査が始末をつけるにきまっているから、みんな責任をのがれるんだね」と広田先生説明した。

わたしそばまで来れば交番まで送ってやるわ」とよし子が言う。

「じゃ、追っかけて行って、連れて行くがいい」と兄が注意した。

「追っかけるのはいや」

「なぜ」

「なぜって――こんなにおおぜいの人がいるんですもの。私にかぎったことはないわ」

「やっぱり責任をのがれるんだ」と広田が言う。

「やっぱり場所が悪いんだ」と野々宮が言う。男は二人で笑った。団子坂の上まで来ると、交番の前へ人が黒山のようにたかっている。迷子はとうとう巡査の手に渡ったのである

「もう安心大丈夫です」と美禰子が、よし子を顧みて言った。よし子は「まあよかった」という。

 坂の上から見ると、坂は曲がっている。刀の切っ先のようである。幅はむろん狭い。右側の二階建が左側の高い小屋の前を半分さえぎっている。そのうしろにはまた高い幟が何本となく立ててある。人は急に谷底へ落ち込むように思われる。その落ち込むものが、はい上がるものと入り乱れて、道いっぱいにふさがっているから、谷の底にあたる所は幅をつくして異様に動く。見ていると目が疲れるほど不規則うごめいている。広田先生はこの坂の上に立って、

「これはたいへんだ」と、さも帰りたそうである。四人はあとから先生を押すようにして、谷へはいった。その谷が途中からだらだらと向こうへ回り込む所に、右にも左にも、大きな葭簀掛けの小屋を、狭い両側から高く構えたので、空さえ存外窮屈にみえる。往来は暗くなるまで込み合っている。そのなかで木戸番ができるだけ大きな声を出す。「人間から出る声じゃない。菊人形から出る声だ」と広田先生が評した。それほど彼らの声は尋常を離れている。

 一行は左の小屋はいった。曾我の討入がある。五郎も十郎も頼朝もみな平等に菊の着物を着ている。ただし顔や手足はことごとく木彫りである。その次は雪が降っている。若い女が癪を起こしている。これも人形の心に、菊をいちめんにはわせて、花と葉が平に隙間なく衣装恰好となるように作ったものである

 よし子は余念なくながめている。広田先生と野々宮はしきりに話を始めた。菊の培養法が違うとかなんとかいうところで、三四郎は、ほかの見物に隔てられて、一間ばかり離れた。美禰子はもう三四郎より先にいる。見物は、がいして町家の者である教育のありそうな者はきわめて少ない。美禰子はその間に立って振り返った。首を延ばして、野々宮のいる方を見た。野々宮は右の手を竹の手欄から出して、菊の根をさしながら、何か熱心に説明している。美禰子はまた向こうをむいた。見物に押されて、さっさと出口の方へ行く。三四郎は群集を押し分けながら、三人を棄てて、美禰子のあとを追って行った。

 ようやくのことで、美禰子のそばまで来て、

里見さん」と呼んだ時に、美禰子は青竹の手欄に手を突いて、心持ち首をもどして、三四郎を見た。なんとも言わない。手欄のなかは養老の滝である。丸い顔の、腰に斧をさした男が、瓢箪を持って、滝壺のそばにかがんでいる。三四郎が美禰子の顔を見た時には、青竹のなかに何があるかほとんど気がつかなかった。

「どうかしましたか」と思わず言った。美禰子はまだなんとも答えない。黒い目をさももうそうに三四郎の額の上にすえた。その時三四郎は美禰子の二重瞼に不可思議ある意味を認めた。その意味のうちには、霊の疲れがある。肉のゆるみがある。苦痛に近き訴えがある。三四郎は、美禰子の答を予期しつつある今の場合を忘れて、この眸とこの瞼の間にすべてを遺却した。すると、美禰子は言った。

「もう出ましょう」

 眸と瞼の距離が次第に近づくようにみえた。近づくに従って三四郎の心には女のために出なければすまない気がきざしてきた。それが頂点に達したころ、女は首を投げるように向こうをむいた。手を青竹の手欄から離して、出口の方へ歩いて行く。三四郎はすぐあとからついて出た。

 二人が表で並んだ時、美禰子はうつむいて右の手を額に当てた。周囲は人が渦を巻いている。三四郎は女の耳へ口を寄せた。

「どうかしましたか

 女は人込みの中を谷中の方へ歩きだした。三四郎もむろんいっしょに歩きだした。半町ばかり来た時、女は人の中で留まった。

「ここはどこでしょう」

「こっちへ行くと谷中天王寺の方へ出てしまます。帰り道とはまるで反対です」

「そう。私心持ちが悪くって……」

 三四郎は往来のまん中で助けなき苦痛を感じた。立って考えていた。

「どこか静かな所はないでしょうか」と女が聞いた。

 谷中千駄木が谷で出会うと、いちばん低い所に小川が流れている。この小川を沿うて、町を左へ切れるとすぐ野に出る。川はまっすぐに北へ通っている。三四郎東京へ来てから何べんもこの小川の向こう側を歩いて、何べんこっち側を歩いたかよく覚えている。美禰子の立っている所は、この小川が、ちょうど谷中の町を横切って根津へ抜ける石橋そばである

「もう一町ばかり歩けますか」と美禰子に聞いてみた。

「歩きます

 二人はすぐ石橋を渡って、左へ折れた。人の家の路地のような所を十間ほど行き尽して、門の手前から板橋こちら側へ渡り返して、しばらく川の縁を上ると、もう人は通らない。広い野である

 三四郎はこの静かな秋のなかへ出たら、急にしゃべり出した。

「どうです、ぐあいは。頭痛でもしますか。あんまり人がおおぜい、いたせいでしょう。あの人形を見ている連中のうちにはずいぶん下等なのがいたようだから――なにか失礼でもしまたか

 女は黙っている。やがて川の流れから目を上げて、三四郎を見た。二重瞼にはっきりと張りがあった。三四郎はその目つきでなかば安心した。

ありがとう。だいぶよくなりました」と言う。

休みましょうか」

「ええ」

「もう少し歩けますか」

「ええ」

「歩ければ、もう少しお歩きなさい。ここはきたない。あすこまで行くと、ちょうど休むにいい場所があるから

「ええ」

 一丁ばかり来た。また橋がある。一尺に足らない古板を造作なく渡した上を、三四郎は大またに歩いた。女もつづいて通った。待ち合わせた三四郎の目には、女の足が常の大地を踏むと同じように軽くみえた。この女はすなおな足をまっすぐに前へ運ぶ。わざと女らしく甘えた歩き方をしない。したがってむやみにこっちから手を貸すわけにはいかない。

 向こうに藁屋根がある。屋根の下が一面に赤い。近寄って見ると、唐辛子を干したのであった。女はこの赤いものが、唐辛子であると見分けのつくところまで来て留まった。

「美しいこと」と言いながら、草の上に腰をおろした。草は小川の縁にわずかな幅をはえているのみである。それすら夏の半ばのように青くはない。美禰子は派手な着物のよごれるのをまるで苦にしていない。

「もう少し歩けませんか」と三四郎は立ちながら、促すように言ってみた。

ありがとう。これでたくさん」

「やっぱり心持ちが悪いですか」

あんまり疲れたから

 三四郎もとうとうきたない草の上にすわった。美禰子と三四郎の間は四尺ばかり離れている。二人の足の下には小さな川が流れている。秋になって水が落ちたから浅い。角の出た石の上に鶺鴒が一羽とまったくらいである。三四郎は水の中をながめていた。水が次第に濁ってくる。見ると川上百姓大根を洗っていた。美禰子の視線は遠くの向こうにある。向こうは広い畑で、畑の先が森で森の上が空になる。空の色がだんだん変ってくる。

 ただ単調に澄んでいたもののうちに、色が幾通りもできてきた。透き通る藍の地が消えるように次第に薄くなる。その上に白い雲が鈍く重なりかかる。重なったものが溶けて流れ出す。どこで地が尽きて、どこで雲が始まるかわからないほどにものうい上を、心持ち黄な色がふうと一面にかかっている。

「空の色が濁りました」と美禰子が言った。

anond:20241001033922

2024-07-23

ボトラー人権を取り戻したい

ペットボトルって瓢箪現代版なのかな?

禅宗の絵みたいなの。

宇宙観っていうか。

中がからっぽで口がすぼまってる。

名前を呼ばれると本人が吸い込まれる話とかあるだろ。

シッコある意味自分分身

2023-04-08

anond:20230408222659

あんまり関係ないんだけ昔こどもの名前を付ける時に、名づけ師みたいなおばはんから「青」や「蒼」はよくないと言われた。

青二才青田刈り、青瓢箪と言うように「未熟」であることを指すマイナス言葉からだそうな。

しかしながら増田の挙げるような漫画になぞらえると、「青写真」のような固定概念にとらわれない

まっさらイメージからネーミングにおいて人気をはくしているのではないかと思う。

「青」という言葉が「未熟」から、「希望」という良い意味に置き換わっていく世代間の違いなのかもしれない。

サッカー選手でも田中碧さんとかいるし。

2023-01-18

女だけど、人さし指よりも薬指の方がだいぶ長い。

それは主に男性の手指の特徴なのだが、胎児時代に浴びた男性ホルモンの量が多いとそうなるのだという。

それが、自分性自認性的指向に、どう影響があるのかはわからないが。

思い返せば、2、3歳くらいの幼児期にはテレビに出てくる女性アイドルばかりに興味を示し、執着していた。

でも、幼稚園以降はわりと普通に恋愛対象としては男子を好んでいた。今のパートナー男性だ。だが、女性を好きになった事がないわけじゃない。

幼少期は、信じられないレベルの悪ガキで、弟を巻き込んでイタズラばかりしていた。

でも、幼稚園以降は、しょっちゅう同級生女子わがままに振り回されたり、ハブられたりして、泣くことも出来ずに一人で隅っこにうずくまり霜柱を踏み潰すとか、石をひっくり返してダンゴムシを見てたりとかした。

可愛いアイドルが好きだったけど、いつもズボンを履いていた……のは、親の意思だったような気がする。

珍しく買って貰えたのが、細かな千鳥格子の布地で出来た、裾に共布のフリル付きの遠目に見ると灰色っぽいスカートで、死ぬほど地味なのがかなり嫌だった覚えがある。灰色って。ピンクや赤だったらきっと喜べた。

ままごとのお母さん役は死んでも嫌だった。

だが、人形遊びは大好きで、やっていたのは完全におままごとで、なのに人形で遊んでいるところを見られるのは絶対に嫌だった。

小学校の頃に、母が友達からVANパーカーを貰ってきて、それは男ものだったんだが、私は喜んで着た。でも、私以上に母の方が喜んでいたと思う。

以後、母が誰かから貰ったまま押入に仕舞い込んでいたという、ボーイッシュを通り越してマニッシュな、いやおっさん臭い(一応女物ではある)服というのが、謎に沢山出てきた時期があって、当時は偶然見つかったお宝を貰い受けたと自分では思っていて、得したようにも思っていたが、今思えば、上手いこと母に誘導されただけのような気がする。

思春期は、自分身体が段々女体化してくる事をグロいとしかおもえなくて苦痛だった。

一方で、好きな男子と付き合ってセックスすることを夢見てもいた。

月経困難が酷くて、元気な日が1ヶ月のうちに3日あればいい方だった。

それで同級生女子にも可哀想だと心配され、面倒見のいい女子から何かと気遣われるのが、すごく嫌だった。

女友達と人目憚らずにスキンシップ過剰な付き合いをしていて、男子からレズ死ねとよく言われていた。

19歳の頃、それまではそこまで思い詰めていた訳でもないのに、急に自分はとても中性的容姿なんだと思い込み(実際には瓢箪型のデブだったので、どっからどう見ても女だったし、服装がモサかったので、女というよりは産後太りから順当に中年太りに移行したおばさんのような見た目だったと思う。そんななりで男らしくw がに股で肩で風を切って歩いていた様はちっさいおっさんしかなかったと思う)

友達に半ば無理強いさせる形で「男みたい」「中性的」だと言わせて、有頂天になっていた。

それがある時急に虚しくなり、お水風俗バイトをやりだし、客から可愛いとお世辞を言われて有頂天になり、以前の「中性的」という名のおっさんおばさんチャンポンムーブは何だったのかというくらい、ゴテゴテの派手メイクゴスロリと化した挙げ句、初めて付き合った男と唐突結婚するという離れ技をきめた。

結婚はしたけれど、夫の家族から「○○家の嫁として云々」と言われるのが鬱陶しく、パート先ではダントツに若かったせいで変に「女の子」扱いをされるのが苦痛で、ある日カッとなって頭を丸坊主にしてしまった。

パート仲間のおばさん達から「小猿みたいで可愛いね」と言われて有頂天になった。ついにヒト以下の存在になった事には気づかなかった。

ミニスカートを履いていても「○○家の恥」と言われたが、頭を坊主丸めたら「お前は俺にわざと恥をかかせようとしているのか」と夫に言われて激しい口論になり、一時的夫婦関係マイナス28度まで冷めて険悪になった。

子供が出来るまでに五年くらいかかったが、私の体質のせいで胎児が平均サイズをかなり下回った状態で、予定日を一週間も過ぎて生まれてきた。下の子は完全に低出生体重児だった。

それから常識範囲内で色々あったが、現在の私はただのおばさん以上でも以下でもない。夫婦仲も親子仲も良好で、取り立てて言う事はない。言動はもう完全におばさん。

で、今になって思うのは、若い頃の自分セクシャルマイノリティに何をそんなに期待していたのかということだ。

私の手の薬指は人さし指よりも明らかにずっと長くて、それは母親の胎内にいた時に女児であるにも関わらず沢山の男性ホルモンを浴びたことにより形成されたものと思われる。母体に過剰なストレスがかかるとそうなると言われている。母は昔からいつもイライラしていてヒステリック家族に当たり散らしてばかりいる人だったから、私が母のお腹にいた時も、やはりイライラカムカしてストレスフルな毎日を過ごしていたのだろう。

私の手の薬指は人さし指よりもずっとながい。ただそれだけのことで、しかし私の性別が女であることは揺るぎない事実だ。若い頃の私は、「中性的(笑)」ということに変な期待ばかり山ほど抱えた、恥の多い人生を送っていたけれど。

2022-08-19

anond:20220819233156

そこそこの年収と顔を備えた院卒童貞増田、隠れ優良物件だろうに

雪深い地方の女は男の経験が早くガリ勉の末成り瓢箪とされる属性を好まない

実際にガリ勉や末成り瓢箪でなくてもオタク属性だけでダメなのが田舎の女の見苦しい阿呆

増田婚活の場を東京に戻してみろ

あそこには私の妻のように知性と純潔が好きな女もいる

ガリ勉童貞を食ってくれる女は田舎はいない

2022-07-17

ズッキーニ栽培のすゝめ

個人の感想です

来年の参考に。

ここ何年か家庭菜園で育ててるけど、オススメだわ。

病気害虫で苦労した年がない。

あと、トマトナスなんかに比べると、栽培技術の上手い下手で味にバラつきが少ない。

極端な話、収穫が遅れてオバケ状態になった実や、受粉が上手くいかなくて瓢箪みたいな形になった変形果でも、そこそこ美味しく食べられる。

一時期に比べると市価はガタ落ちなので、お得感が減っているのは残念かも。

でもまだまだ職場とかで配ると喜ばれる野菜ランキングではトップクラスかなーというイメージ

作業受粉orホルモン処理をするのが望ましいので、そこだけは手間。

あと株がデカいのでそれなりに場所必要

一株あたりの収量はそれほど多くないので、そこもまあ残念っちゃ残念だが、それでも一株から何個も収穫できるので、数株植えれば自家消費分には十分すぎる。

まあ、とにかくなにより、病気害虫ほとんど苦労したことがないのが大きいね。(単にうちの環境に合っていただけかも知れないけどね)

栽培技術簡単さ★★★★☆

圃場管理のお手軽さ★★★★☆

単位面積当たりの収量★★☆☆☆

お得感(コストパフォーマンス)★★★☆☆

2022-01-07

anond:20220107134401

警察官の方が日本人で青瓢箪率が高いか米兵より銃撃してくるかもしれんな

2021-11-21

ダディクール関連の面白いコピペをまとめておきたい

個人的面白いと思ったヤーツがオールでまとまってるまとめがなかった故、自力でまとめた増田つくってみるお


まあ、アメリカ人バーベキューへの思い入れは凄まじいものがあるからな。

海外赴任中に取引先のデブに、ディナー奢ったお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、

まず肉が凄い。キロ単位で塊で買ってくる。手土産に持ってった肉をみて「それじゃ足りないよ、

貧乏人」という顔をする。エコノミックアニマルはいつまでも肉食には慣れないらしい、みたいな。

絶対、その肉4キロより、俺が買ってきた肉500gの方が高い。っつうか、それほぼ脂身じゃねえか。

で、デブが肉を切る。やたら切る。不良風のデブ娘とデブ息子もこのときばかりは親父を尊敬

普段、目もあわせないらしいガキがダディクールとか言ってる。郷ひろみか? 畜生氏ね

鉄板も凄い、まず汚ねぇ。こげとかこびりついてる。 洗え。洗剤で洗え。つうか買い換えろ。

で、やたら焼く。焼いてデブ一家で食う。良い肉から食う。ゲストとかそんな概念一切ナシ。

ただただ、食う。デブが焼いて、デブデブ家族に取り分ける。俺には回ってこない。畜生

あらかた片付けた後、「どうした食ってないじゃないか?」などと、残った脂身を寄越す。畜生

で、デブ一家、5キロくらい肉を食った後に、みんなでダイエットコークとカロリーカットのビールを飲む。

今日は僕も飲んじゃう」とかデブ息子が言う。おまえ、酒どころか絶対薬やってるだろ?

デブ娘も「ああ、酔っちゃった、あなた素敵ね」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。

デブ妻が「太っちゃったわね」とか言って、デブ夫が「カロリーゼロだから大丈夫さ」とか言う。

アメリカンジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね

まあ、おまえらアメリカ人バーベキュー誘われたら、要注意ってこった。


でね、そのデブ日本に来た時に飯奢る羽目になったんですよ。当然、焼肉。ごく自然焼肉

焼肉屋連れていくとデブの娘から、デブ画像の添えられた素敵メール届きそうなので少し高い焼肉屋。

っつかね、会社のアドにメール寄越すなデブ娘。デブもメアド教えるんじゃねえ。裁判起こすぞ、糞。

デブと二人で焼肉氏ね死にたい入店したら、驚くほど綺麗な発音で注文始めるんですよデブ。

カルビ・ロース・タンサキ..何だ?タンサキって? 初耳。へぇ、そんなのあるんだ? 物知りぃ! 糞、氏ね

よせばいいのに店員が聞き返すんです。特選にしますか?上?並?って。デブちょっと困った顔で、

答えてんの、「特盛りだ」って。それはわからないんだ、デブ。可愛いボブ、可愛くねえよ、氏ね

当然、俺が全て並だ、と答えようとしたら、若い女店員が要らない機転を利かせるわけです。

「ローグレードorハイグレードorプレミアム?」なんだ?その三択。おまえ首。マジ首。っつうか、自分の店の

商品をローグレード言うな。嘘でもポピュラーとか言っとけ。寿司屋の頑固親父か、糞、畜生。ファック。

で、デブはニタリと笑って、「プレミアム」って、答えるんです。で、グルメっぷりを語るんです。嘘つけ。

特盛りを中国から来た俄成金みたいに「こんな美味い物初めてだ」ってガツガツ食ってたじゃねぇかデブ。

で、なんか店員にお世辞言ってるんです。「君の英語接客は、世界通用する」みたいな。

店員も照れてやがんの。馬鹿バーカ。好きだ。で、英語を学びグローバルな人間になりたいと望んでる

みたいなこと言ってんの。あぁ....オジさん、英語の前に察しと思いやりの文化学んで欲しかった。

でね、ガッツンガッツンガッツ食ったわけですよ、デブ、店員と仲良くなりながら、牛だけで二万くらい。

店員が皿を下げに来るたびにmore?って聞きやがって、デブがmoreと答えるの。最悪のコミュニケーション。

で、最後にダイエットコークを頼んだんだけど、「ない」と言われ「俺を殺す気か!」と切れてやがんの。

お前ら、仲良かったじゃん?アメリカに来た時は、バーベキューをご馳走するとか、息子を紹介するとか

言ってたじゃん? でも結局、マスクメロン頼んで機嫌直してデブ笑顔。 氏ね、本当にお願いします。

ま、アメリカ人と肉食う時は要注意ってことと、ロバートをボブと略す理由を誰か教えてくださいってこった


※235

ロバートをボブと略す理由を誰か教えてくださいってこった。

Robertが、Robになり、Bobになった


※243

レスありがとうございます

長年の疑問が氷解したような気がいたしま


※243

※245

ちょっちまて、

そんな説明で納得できるのか!?


※248

俺の知っているアメリカ人はRとBくらい平気で間違える。あの説明問題ないです


牛肉といえばこんな思い出があるな。

俺がとある事でアメリカの家庭に数日間ホームステイに行った。

そしたらそこのハゲ親父が俺をステーキショップに行こうと誘って来た。

特段腹も減ってなかったが、ここで断るのも失礼に当たるので

そのハゲ親父の好意に甘えさせて貰う事とした。

取りあえず店内に入り、その親父のお薦めメニューを頼んだんだが

いきなり、特大のサラダボールにきたねートッピング野菜

きたねー無愛想な女に運ばれて2つゴロリ無造作に置かれた。

そのハゲ親父曰く、「前菜が来たよ。まあ取りあえず食いながら話そうじゃないか」だと。

おいおい。これがメリケン流の前菜かよ。ゆうに2㎏はあるぞ。

というかこのベジダヴォーで十分俺の家族の1食分賄えるぞ。

おいハゲ親父。俺は馬か?ん?馬だったのか?これくらいなら食えるだろ?みたいなツラしやがって。

食えるかハゲ。と思ってたら、俺が半分も食わないうちにこのハゲペロリと平らげやがった。

そしたら「ユーは随分ゆっくり食べるんだな」だと。死ね。この胃拡張

野菜も飽きてきたので肉が来ないかと思っていたらなかなか来ない。待てど暮らせど来ない。

注文から45分たってようやく野菜を食い終わった後肉が来た。が、おい、これは何だ。

どこの部位だ?と問いつめたくなるくらいの肉塊だった。

すでに俺の胃袋はさっきの野菜満タン。差詰めメルトダウン寸前のゴジラだ。

こんなの食えるかアホ。と叫びたかったが、我慢して食う。ひたすら食う。

しかし食が進まねえ。食物が明らかに胃を圧迫してるのが解る。吐きそうだ。

そうこうしているうちに、ハゲ完食。

ハゲ親父曰く、「HAHAHA!!どうした?いっぱい食べないと大きくなれないぞ。」だと。殺すぞ。

俺が食い終わるとハゲドリンクを注文。まだ何か胃に入れたいのか?

取りあえず俺はジュースにしたが、そこで出る量が半端じゃない。遠足に持っていくんじゃないんだぞ。

胃の洗浄でもするつもりかボケしかもこれ恐ろしく不味い。子供用の液体風邪薬じゃねーかコレ?

そして店を出た。帰り道に妙に臭いんで路地裏を見ると黒人たちがマリファナ吸ってやがる。廃人になって死ね

家に帰ると冷蔵庫からターキーを取り出して来た。このハゲまだ食うのかよ。

結論:もうアメリカには行きたくない


初めてこのスレきた。もーびっくり。私も昔※30と同じような経験しますたよ。

BBQ仕切れる男こそ真の男みたいなの、アメリカ

で、5~6人でBBQすんのにトラック出動しちゃってるし肉なんかマジ牛頭分くらい。

最初ソーセージやいてホットドック作ったらそれが前菜。菜だけど野菜無し。

日本人なら普通それで満足。あとは飲みたい雰囲気ビール3ケーススタンバイコーラもある。

なのにドッグ2本ノルマで肉登場。切る、焼く、切る、焼く、食う食う食う食う、飲む飲む飲む。

しか日本焼肉のタレみたいなおいしいソースじゃないから物凄く飽きる。

「あら食べないの?あ~あなたいつも少食だものね。デザートにする?」とリサ(推定85kg)

リサはすごい。バストが素で100cm超え。すいかみたい。肉のなせる技!それは羨ましい。

で、気を利かせたジョシュが枕みたいな袋に入ったマシュマロ焼く、全部で2袋。

人の食ってた肉にマシュマロとろリと掛けて「やめろよ~」「あはははは」みたいなノリ。やや引く。

オレオで挟んでそれに添えるアイスキロ単位で登場。「お好きなだけどうぞ♪」

まだみんな肉食ってる。「もうデザート?お子様みたいよ」「あはははは」全然楽しくねぇ。

地獄の肉がやっと半分くらいになった頃、散歩中のカポーさんを誘い消費させる。

お開きにする時BBQセットはそのままトラックの荷台へ投げる。砂も土もついてる。

「ねーそれ洗わないの?」「ああ、また来週使うからアメリカ人すごい元気。もうこりごり。


まあ、確かに我々アメリカ人バーベキューへの思い入れは凄まじいものがある。

海外赴任中の取引先の青瓢箪を、ディナー奢ってもらったお礼に誘ったんだ。モチロン彼も快諾してくれたよ。

まずなんといっても自慢は肉だな。キロ単位で塊で買ってくるのさ。これぐらいなくてはバーベキューとは言えない。

日本人も手土産に肉を持ってきたようだがそれじゃ足りないよ?日本と言うのは豊かな国だと聞いていたのだが、どうやらそれは間違いだったようだ。

エコノミックアニマルはいつまでも肉食には慣れないらしい。

絶対、その肉500 gより、私が買ってきた肉4キロの方が満足感が高い。しかも、それほぼ赤身ではないか

で、私が肉を切る。ひたすら切る。最近反抗期キャシーマイクもこのときばかりは私を尊敬してくれる。

普段、目もあわせてくれない二人がダディクールと言ってくれた。日本人が「ゴーヒロミカ?」とか呟いたような気がしたが、気のせいだろう。

鉄板も凄いぞ。まず年季が入っている。こげとかこびりついてる。 洗わん。絶対に洗わんぞ。買い換えるなどもってのほかだ。

で、ひたすら焼く。焼いてマイファミリーで食べる。ゲストが持ってきてくれた肉から食べる。それが礼儀と言うものだ。

ただただ、食べる。私が焼いて、ワイフがキッズ達に取り分ける。ふむ?客人はあまり手を出していないようだ。遠慮しているのかね?

あらかた片付けた後、あまり食べていなかった客人に、残った肉を分けてやった。

で、5キロくらい肉を食べた後に、みんなでダイエットコークとカロリーカットのビールを飲む。

今日は僕も飲んじゃう」などとマイクが言う。今日ぐらいは許してやろう。だが、ドラッグには絶対手を出すんじゃないぞ?

キャシーも「ああ、酔っちゃった、あなた素敵ね」とか言う。いかん。いかんぞキャサリンそいつはきっとインキン持ちだ。

ハニーが「太っちゃったわね」と言い出したので、すかさず私が「カロリーゼロだから大丈夫さ」と言ってやった。

うむ、今日も私のアメリカンジョークは冴えているな。HAHAHA!

まあ、君たち、アメリカ人としてバーベキュー誘うときには、気合を入れてくれたまえ。

ところで諸君あの日本人がしきりに「チクショー」だの「シネ」だのと呟いていたのだが、どういう意味か分かるかね?


アメリカ人カロリーを摂りすぎだ、という話を聞きますが、

それを実感できるエピソードを友人から聞きました。

彼の会社に、3ヶ月間アメリカ人が来たときの話。

最初の1週間、友人はいろんなところにランチに連れて行ってあげたそうです。

定職やすし屋、ラーメンどんぶりそばうどんイタリアンetc……

結果、アメリカ人が大いに気に入ったのは、トンカツ屋。しかも一番でかいロースカツ300gみたいなのがベスト

結局残りの2ヶ月半は、ほぼ毎日そこに通っていたそうです。

友人は呆れてこう思いました。「さすがアメリカ人。高カロリーもはなはだしいぜ」

ところが……3ヶ月経って帰国するころには、彼は5kgも痩せていたそうです。

そして彼は、お別れの挨拶ときに、こう言ったんだとか。「ジャパニーズフード・イズ・ベリーヘルシー」

おまえ普段アメリカで何食ってんだよ!


いや、でもさ。

俺が大学時代に、とんでもねえデブアメリカンが留学してきたんだよ。

身長170センチウェスト170センチ体重は「恥ずかしいから秘

密(実は190kg)」っていうくらいのデブ

日本に来ても食べまくり。「日本食はヘルシーって聞いてるよ」とか言っ

て、豚カツだの、天ぷらだの食いまくり。メシなんて、一回で5合くらい食ってたと思う。

そんな状態なのに、半年そいつ、40kg痩せたんだよ。さらに1年が過ぎたら、120kgくらいに。

奴曰く「日本食はヘルシーだよ。やっぱり」って感激してたが、アメリカがやっぱりおかしい。


おかんの知り合いの男性ALT来日した頃は超ピザ体型でな

日本に来て3年くらい経ったら20キロくらい痩せちゃって当初とほぼ別人

この間も


ALT(*゚∀゚)「ユ●クロノ3L着レルヨウニリマシタ!!!」


おかん(;゚д゚)「よ、良かったね・・・(昔は何サイズだったんだろgkbr)」


なんて風に超喜んでたとか・・・

野菜嫌いで肉魚米ばっか食べてのに痩せるなんて、実家では一体どんな食生活してたんだgkbr(((((;゚Д゚)))))

ちなみにそのALT・・・仮に【マック】と呼んでおこう

マック故郷彼女がいたんだけど

ALTとして数年ほど日本に行ってくると告げた途端に

(゚∀゚)ノシ「ByeBye!」と別れを告げられ

それでも日本に来ることを選んだシビアな経歴の持ち主w

・・・まあ、今のマック日本食ダイエットで痩せてかなり格好良いし

故郷に帰っても恐らく以前より断然女の子モテるようになってるだろうから

前の彼女なんかよりもっと素敵な女の子を射止めることだろう


まあ、むこうの国の治安常識は凄まじいものがあるからな。

海外赴任中に取引先のデブに、命救ったお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、

まずスラムが凄い。秒単位で新しい犯罪出てくる。護衛用に持ってった38口径をみて「それじゃ死なないよ、

貧乏人」という顔をする。エコノミックアニマルはいつまでも重い銃は慣れないらしい、みたいな。

かに、そのデカい銃より、俺が買ってきたやつの方がショボい。っつうか、それほぼショットガンじゃねえか。

で、デブが銃を撃つ。やたら撃つ。不良風のズベ売春婦と草でラリってるニガーどももこときばかりはホールドアップ。

普段、道端でブルってるリーマンがお前には黙秘権があるとか言ってる。裁判受けさす気なんてあるのか? 畜生氏ね

ホワイトハウスも凄い、まず汚ねぇ。汚職体質とか染み付いてる。 変われ。俺に代われ。つうか仕事しろ

で、やたら焼く。焼いてブッシュ一家占領。良い利権から食う。国連とかそんな概念一切ナシ。

ただただ、貪り食う。爆撃機が焼いて、ブッシュラムズなんたらに取り分ける。日本には回ってこない。畜生

あらかた片付けた後、「どうした食ってないじゃないか?」などと、BSE牛肉を寄越す。畜生

で、ブッシュ一家、5回くらい無差別テロ食らった後に、自衛隊イラク治安維持と後始末をたのむ。

今日は僕も(懐に)飲んじゃう」とかノムヒョンが言う。おまえ、横領どころか弾劾裁判寸前だろ?

金正日も「ああ、拉致っちゃった、あなた工作員ね」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。

グリーンピースが「スペインテロられたわね」とか言って、アムネスティが「ETAから大丈夫さ」とか言う。

アメリカンジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね

まあ、おまえらアメリカ人に共同戦線誘われたら、要注意ってこった。


まあ、アメリカ人クレジットカードへの思い入れは凄まじいものがあるからな。

海外赴任中に取引先の月収20万円しかないデブに誘われて、嫌々遊びに行ってみたんだが、 まず家が凄い。

プール付きの100坪以上で4千万。俺ん家の写真をみせると「それはガレージだ、 貧乏人」という顔をする。

エコノミックアニマルはいつまでもウサギ小屋だな、みたいな。 絶対、その家のローン完済できない。

っつうか、それいわゆるサプライムローンじゃねえか。 で、デブがでかいピックアップトラックを見せる。

これはカードで買ったという、不良娘とデブ息子も このときばかりは親父を尊敬

普段、目もあわせないらしいガキがダディクールとか言ってる。 郷ひろみか? 畜生氏ね

カード金利も凄い、18%どころじゃねえ。23%、26%とか冗談かよと思う。使うなつうか返済しろ

で、やたらカードを持ってる。片っ端からカードを作ってデブ一家で使う。

節約とかそんな概念一切ナシ。ただただ、浪費。

給料の倍以上を通販で片っ端から購入。返済には回さない。アホか。

あらかたカードの枠を上限まで使って、「これはもう使えない」などと、カードの束を寄越す。バカめ。

で、デブ一家海外旅行で豪遊までした後に、みんなでバーベキューを庭でやる。

明日は職案いかなくちゃね」とかデブ息子が言う。おまえ、絶対働く気ないだろ?

デブ娘も「日本人は働くだけで楽しまいから可哀相」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。

デブ妻が明細を見て「今月は使いすぎだわね」とか言って、デブ夫が「ミニマムペイだから大丈夫さ」とか言う。

アメリカンジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね

2021-09-04

anond:20210904022906

瓢鮎図っていうのがあるだろ?

あれは鯰を捕えようとしてる絵じゃなくてもう捕え終わってる絵なんだ。

なんでかというと瓢箪というのは容器の表側と裏側があるように見えるだろ?

でも、それは主観に過ぎなくて、表になっている側が裏側であるという風にも解釈できるんだ。

表になっている側が本当は裏側だとすれば裏返った瓢箪世界全体が瓢箪を持っている人間も含めて鯰ごと包括されているということになる。

から、あの絵では鯰はもう捕え終わっているんだ。

2021-02-11

あの髪型イメージって増田酢魔てっじー姪の田上ノア回文

おはようございます

今日もの凄く事務所静かです。

本当に誰も居ない感じがしていいわね。

こうやって増田全集中できるわ。

本当に集中するとき言うけど、

なんか流行に乗った言い方してるみたいで逆にそういうつもりじゃないんだよって言うのもまた逆に恥ずかしいわ。

それはともかくとして今日は何の日だか知らないけどラッキー祝日なので

とりあえず建国を祝ってみるわ。

あんまり意識したことなかったけど、

建国記念日の由来ってなんだか邪馬台国イメージがつきまとうだけど、

それであってるのかしら?

邪馬台国の人のイメージ髪型瓢箪が両サイドに付いたあのスタイルあるじゃない。

よくよく考えてみたら、

あのイメージを植え付けた人って誰なの?とも思うの。

しかちょっと昔なら絵とかは残っていたか

なんとなくそう言う風貌だったのね、って分かるけど、

さすがに邪馬台国の人のイメージ

あの両サイドに瓢箪を付け加えた感じの髪型って

なに発祥なのかしら?

あの由来を知りたいし、

いい加減に

元祖邪馬台国髪型本家元祖邪馬台国髪型との争いもいつまでやってるの?とも思うの。

だいたいどちらも似た感じの髪型だし、

それぞれのなんか事務所的なところに行くと、

そういった瓢箪両サイドに付けた髪型肖像画が飾っていて、

そもそもそいつ誰よ?って思わざる山のごとしで、

どちらがその髪型発祥でもいいじゃない!って世間はそんなに熱量高くないんだけどねぇ。

根拠ないじゃんと言うと共にだから今日建国を祝う儀式なのかーとも思うのよ。

まあ調べたら結局は諸説あり戦法で責任所在をぼやかすのよ。

それはさておき、

最近さ本当に飲食店が閉店閉まるのが秒で早まってるから

今日こそは今日こそはなにかどっかに寄って焼き鳥でも食べたいところだけど、

牛すじ大根玉子の埼京おでんも仕込んで作りたいし、

ああどうしようって思うわ。

確定申告の準備をやんわりして、

早々に事務所から離脱したいものね。

今日絶対早く帰る全集中よ!

うふふ。


今日朝ご飯

喫茶店トーストいただいたわ。

トースティンググッドモーニングサウンドと共にご機嫌な朝よ。

喫茶店の本気の美味しい本域のコーヒーはやっぱり喫茶店で飲むべきである理由たる所以ね。

どうしても、

あの技が出せないのよあの技が。

マスターの下の名前が匠って名前だったらなおさらでしょ?

マスターの下の名前知らないけど、

デトックスウォーター

南アフリカスタールビーグレープフルーツが手に入ったので、

手に入っただけじゃつまらいから、

まりデトックスウォーラーをそれでこしらえたってわけなの。

スタールビーグレープフルーツウォーラーね。

そのままだけど。

よく見るピンクグレープフルーツとよく似た感じがまたより一層拍車をかけてくれるわ。

何の?って感じよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-01-27

anond:20210126092411

佐藤大輔信長新記」簡易年表

1582年夏 本能寺の変信長親子脱出成功山崎合戦で光秀滅亡。

1582年末 織田信忠羽柴秀吉による四国制圧

1583年夏 信忠秀吉による九州攻め開始。信長による小田原城砲撃で後北条家滅亡。柴田勝家小田原からの帰路で謀反。

1583年秋 第一関ヶ原合戦。勝家勢が信長を追い詰める間際、勝家勢後方に下品金成瓢箪が現れ勝家勢崩壊お市に会いたく無い勝家が安土城自刃

1584年夏 「三州騒乱」勃発。伊達上杉を巻き込んだ徳川家康による信長への叛逆。岐阜城攻防戦で家康勢遅滞。

1584年秋 秀吉による近江口への誘引で「第二次関ヶ原合戦」発生。

 

1585年頃 信長により天下統一完了日本皇国成立。海外進出が本格化、大陸方面では無く東南アジア北海道方面へ。

1587年頃 スペイン帝国主力の欧州連合による東洋派遣艦隊撃破印度以東の欧州権益取得。信長南海覇公と呼ばれる。

1620年頃 新大陸で新出雲新界成立。その後スペイン帝国領ヌエバエスパーニャ副王領併合日本皇国大和州となる。

 

1762年 日本皇国大和派遣軍が大和民国軍に新出雲の戦いで敗れる。これにより大和民国独立が確定。

 

1813年 プロイセン陸軍参謀本部九州攻めを参考にした「ライヘンバッハプラン」でナポレオンの内線作戦崩壊寸前にまで追い込む。

1814年 ウィーン会議ナポレオンは失脚せずフランス帝国も存続。

1848年 大和民国武力恫喝によってヴァージニア割譲される。欧州新大陸領土消失

1898年 大西戦争によって大和民国スペインからキューバをはじめとするカリブ海領土を得る。

 

1910年頃 第1次世界大戦。詳細不明

1930年頃 第2次世界大戦。詳細不明

 

1937年 「満州戦争」勃発。中華連合共和国中華民国満州へ侵攻開始。日本皇国中華民国との同盟により渋々介入。

1938年 大韓帝国日本皇国宣戦布告大英帝国艦隊大和民国キューバを奇襲攻撃し「大西戦争」勃発。

1939年 中華民国中華連合共和国降伏林彪上級大将率いる中華沿海州装甲軍日本皇国沿海州で攻勢に出る

1940年 日本皇国大和民国を中心とする「大東洋同盟」が成立。

1941年 大韓帝国日本皇国と休戦。中華連合共和国宣戦布告

1942年 中華連合共和国大英帝国が大東洋同盟降伏大西戦争終結

1948年 大和民国英国安全保障条約を締結。

 

1990年頃 大ロシア連合崩壊フランス帝国経済自由化経済発展が進行中。

2020-08-15

俺みたいな青瓢箪は外に出たらアスファルトの上でミミズのように死ぬ可能性がある

2019-10-27

延々喋ってるけど、ジャンプから腐女子人気の作品排除したいと思ってる層がそもそもそんないないんだろ

力も金ないか排除できない

それだけ

変えたければ力を持て、金を出せ

一般社会では男の方が力も金も出せるのにな

なぜ読者層に限るとできないのか

瓢箪貧乏

2019-08-12

逆に聞きたいんだが、お客様じゃない参加者だとして、誘導ミス参加者として何か対策がとれたのか言ってみろよ

誘導ミスしたのは誰ですか?並んでた参加者でしょうか?

全員参加者いつまでも免罪符になると思うなよ

落ち度は落ち度だ落ち度以外になにがある

熱中症は青瓢箪から悪いんだ。知るか

2019-07-10

声が遅れて聞こえてくる増田酢丸くてエコ来てれく緒がエコ回文

おはようございます

あのさ

最近巷で流行ってるタピオカミルクティもびっくり且つユビキタスもびっくりなウエアラブスピーカーをお家で使ってみたのね。

いろいろと種類あって値段はピンキリでお試しで手頃なものを買ってみたんだけど

なかなかいいわね。

首掛けスピーカーデビューよ!

近頃また色々な知恵が付いたので、

調子に乗ってBluetooth送受信機も買ってみたの。

送受信機っていう字面だけで

気分はもうスパイ気分!

何言ってるか自分でもよく分からないけど。

その送受信機をテレビにつなげてみて音を出して聞いてみたんだけど、

なんか演者の声が映像と遅れてくるような気がして

まるでいっこく堂さんみたいで、

ほんともうテレビに映ってる人全員がいっこく堂さんなのよ!

昨今ニューヨークから生中継だってそんないっこく堂さん現象は少なくなってきてるんだけど

なんかちょっとその声の遅延が気になっちゃったわ。

こんなものなのかしらね

パソコンでつなげてみたときはそんな感じはないのね。

しろパソコンの方がそう言ったピコリットル的な初めて聞く単位ってぐらい微量でシビアな感じで判定されがちだけど、

でもパソコン口パク映像を見たりしてないから、

人が映ってるものをみたらいっこく堂さん現象あるかも知れないわ。

これってもしかしてBluetooth機械が良い性能のものを買うと解消されるのかしら?

テレビいっこく堂さんが出てきたときは、

またいっこく堂さんエフェクトがかかるという得したのか損したのかよく分からないけど、

そんな珍事に見舞われちゃうのかしらね

テレビいっこく堂さんに会えることを楽しみにしてるわ!

でも

そう言った遅延のない機械を探す、

Bluetoothの旅もしくはBluetooth沼にはまるのはゴメンなので、

これをしばらく使ってみることにするわ。

2時間ぐらいヘッドホンして聞いていると重くて疲れちゃってなんか頭が締め付けられる孫悟空のあれみたいな感じがするんだけど

そんでもってうっかり返事をすると瓢箪に閉じ込められちゃうあれよあれ。

から首掛けのはいいかなと思ったわ。

世の中便利なものがたくさんあるのねと思った反面

もう一方の反面が思い付かないまま

締めたいと思うわ。

うふふ。


今日朝ご飯

玉子サンド野菜サンドです。

シャキシャキの野菜が朝の気分を盛り上げてくれるわ。

元気の良い野菜だとなんか元気をもらえちゃう感じとか言ってみたり。

食べてるときはそんなこと考えたこと無いけど、

とにかくそのシャキシャキが骨伝導のように

から脳にダイレクトに繋がるこのピュアサウンドリアルサウンド

やっぱり音からも美味しさが伝わるのねと

改めて思ったわ。

デトックスウォーター

すだちゆずウォーラーにしてみました。

すだちすだちパンチがあってなかなか風味付けにはいいかもしれないわね。

いつも搾っちゃうけど

小さくてカワイイから輪切りにして使ってみました。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2016-12-20

女の容姿評価ホモソーシャル的な金玉主義から気にしなきゃいい

男だらけの営業部に勤務している者です。

入社をして間もなくから上司や先輩のオッサンどもから「青瓢箪」と影であだ名を付けられるようなキャラです。

同じ部署女性がいないということもあり、休憩時間の会話は大抵知り合いの女性の美醜やどこの風俗がよかったとかいう内容です。

その話についていけずぼっち主義を貫いていたせいで変なあだ名をつけられたのかもしれません。

そんな私の目から見て、オッサン精神的にオッサン化が重度に進むウェイ系マッチョたちの交わす女性の美醜に関する話題は、

つきつめればホモソーシャルの中で行われる儀礼的なものじゃないかと思います

女性の方にはわかりづらいかもしれませんが、世の中には常に自分勃起力を自慢していないと生きていけない種族がいるんです。

しかも、本当に勃起力を自慢したいなら「どんな女でも抱けるぜ」くらいに言えばいいものを、変な美食家を気取って

「俺はいものしか食わない」とばかりに女性を見れば悪いところを探して「だからあいつは抱けない」と言ってみたり反対に仕事ができたり考え方がしっかりしている女性に対してわざと「おっぱいはいいんだよな。おっぱいは」というような性的ポイントのみにフォーカスした人物評価をしたりします。

男性自分のことをブス扱いしているのではないかとビクビクされている女性も多数いるようですが、正直あんバカマッチョ金玉野郎もの評価なんて、女性ではなく自分のためにしていることなので全く気にする必要なんてありません。

女性同士のソーシャルについては私はよく知りませんが、おそらく女子会などで身の回り男性に対してわざと性的な部分だけをクローズアップして評価したり、共通の敵を作るために蔑んだりということをしているのではないかと思います

女性容姿はそれはよいに越したことないでしょうし、努力をして美しくなろうとすることはそれ自体が美しいことと思います

クソみたいな金玉オッサン言動に振り回されても人生損するだけなんで、どうぞもっと気楽に生きてもらいたいです。

2016-06-23

最近玄関先で名前を名乗らない人が増えてきた

この所昼寝をしていると同じような時間に呼び鈴が鳴ることが多々ある。

マンションなので共通玄関なのかと思い受話器に向かうと表示は「玄関」。

そこで玄関に向かおうとした頃になると「すみませーん」という声が聞こえる。

足音を殺しながら玄関に向かい穴を覗くと見知らぬ男が立っている。

手にダンボール封筒も持ってないし帽子もかぶっていないのでクロネコ郵便局ではない。

悪質な押し売りだった場合ここで下手に「すみませ~ん」に言葉を返すと言葉巧みなセールストークでドツボにはめようと問答を始めるので言葉は返さない。

さしずめ金角・銀角の瓢箪を前にした三蔵法師一行である

そっと押し黙り時を待つ。

この時「ちゃんとした訪問者」は二度目で自分名前要件を名乗る。

「○○です~~」「XXの用事で来ました~~」「工事をするんで署名くださ~い」

そういった言葉を発せずただ帰る者達がいる。

彼らは間違いなくセールスマンである

自分が何者なのか名乗らないというのは後ろめたさがあるか名乗れば扉を開けてもらえなくなると思っている証拠だ。

最近こういう訪問者が増えてきた。

このマンションもいよいよ治安が悪くなってきたのかも知れない。

それとも老人が増えて「ちょろい」連中の穴場だと思われているのかもしれない。

今日玄関からベルの音が響き男達は名乗らずに去っていくのだろうか。

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