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はてなキーワード: 父権とは

2024-12-04

anond:20241204100638

キモい=平均的水準から逸脱している

キモきを挫く=同調圧力に加担しやす性質、多様さに関して不寛容パターナリズム(父権主義)的、価値観押し付けお節介として正当化する気質

2024-09-11

ロックであること

ロックは常に反逆者であり続けた。

反体制であることがロックの証だった。

体制伝統押し付け旧態依然とした価値観押し付け、不平等押し付け大衆言葉には耳を貸さなかった。

そんな父権を振りかざす体制に敢然と異を唱えるのがロック役割だった。

 

しかし今、体制大衆言葉に耳を傾け、不平等是正し、新しい価値観への脱皮を促すようになった。

体制は、妙に聞き分けのいい、子供に優しい大人になってしまった。

敵対する父権というエディプス・コンプレックスが失われた時、ロックは何に対して反逆し、何に楯突けばいいのだろう。

 

日本ロックは今や何かに楯突くことをやめ、愛の歓びや美しい努力や出逢えたキセキばかりを唄うようになってしまった。

拓郎や尾崎が魂を振り絞って呻いた、切実な訴えはそこにはない。

 

ロックは何かを成し遂げてしまったのだろうか?

ロックは、定年退職したオジンのように、もはや何も社会に貢献することがなくなった抜け殻なのだろうか?

2024-05-18

anond:20240517223047

ゴールデンカムイ』の分析・鑑賞で”アイヌ差別をする登場人物悪者(敵)だけ”という指摘があったが、それとの対比

法曹界への女性進出を後押しする立場であるリベラル派の教授弁護士がしっかりと性差別をしていてフェミニズムにおける父権問題提示していたりもして、本当に痒い所にまで手に届く配慮がされている。セリフやシーンの伏線もとても豊かでドラマとして見ていて普通に面白い

2024-05-17

フェミニスト大嫌いな人こそ、特権階級の女様が主人公ドラマ、虎と翼を見るといい

なぜなら主人公は「ひたすら恵まれている」ハイポジションリベラル女子」だから。日頃から女はズルいと怒り呆れがちな人たちが真っ先に鼻で笑うタイプの恵まれた女だから

ドラマ主人公の寅子は、投資銀行に勤める父と良妻賢母の母という大正昭和初期のアッパークラスの、それもリベラル色の強い理解あるご家庭に生まれて、その潤沢な社会資本を余すことな享受して弁護士の道を自由に邁進している。そして勉強大好きで周囲が態度を変えるほど頭が良く生まれついてもいる。そして子供のころから正義感がある。家柄が良くまっすぐ育った明るい優等生

大学に行っても目立つタイプ、拗らせミソジニーを発動する拗らせエリート同級生男子が、いつの間にかそのまっすぐな人柄にやられて好意を抱いたりする程度にはモテる

寅子の家には、父が面倒を見ている司法試験合格を目指す書生がいて(アッパークラスのご家庭ならでは)この書生とも「私たち同じ道を進む仲間よね」という異性友達ムーブをぶちかましているが、書生は寅子に片思いである。そしてこの書生よりも寅子の方が圧倒的学力がある。要するに立場的にも、恋愛的にも経済的にも非対称性が生じている年上の男性を寅子は「異性の友人」として遇している。中々のタマである

寅子は、前述した好意を抱かれていた拗らせエリートに「彼女結婚してくれとはいえない、彼女の夢を奪うことになるから」と思われて振られてしまうのだが、それまでどっちつかずの態度だったくせにいざ振られるとショックを受けたりするし、せっかく弁護士になったのに依頼が来ないのは私が結婚していない(社会的信用がない)からだ、と思いつき慌てて縁談を探してもらうがうまく行かない。そりゃそうだ。

ところが助け舟で、寅子に片思いしていた家の書生から結婚をしたいと言われる。渡りに船逃げ恥のような「条件偽結婚」だと思い込みスピード結婚を承諾するが、前述のとおり書生は寅子に片思いしていたわけで、初夜にぬいペニ状態となる。かわいそうな仲野太賀…。

と、寅子の痛さを中心に4月ドラマが始まって今日までの1カ月半を振り返った。フェミニスト嫌いの諸氏や、女はずるいと常々思っている諸氏が叩き放題の「豊かさという下駄を履いて産まれた恵まれた女様」それが寅子である伊藤沙莉が演じていなかったら大変なことになっていたと思う。

だが伊藤沙莉の演じる寅子はとっても魅力的である

「虎と翼」は、現代問題昭和初期の物語に練り込んでいる疑似歴史感が臭うドラマだが、一方でモデルになっている三淵嘉子は実在の人で、ドラマにおける寅子のキャリアや背景はモデルのそれをなぞっている。恵まれリベラルな家に生まれ弁護士になり、戦争時代突入し、色々あって戦後日本初の裁判官になるスーパーウーマンである

ドラマの寅子も恵まれた家に生まれ、厳然とした性差別がある世界を、明るく、元気に、強気に突き進んでいく。そして突き進む中で彼女は、自分が周囲と比べ恵まれていること、「自由選択ができるという」下駄を履いて生まれてきたことを徐々に自覚していく。

寅子が持って生まれた豊かな資源は、裏返せば、女に人権がなかった時代には、ここまで特権的に恵まれてなければ法曹界で働く道を切り拓くことができなかった、ということの証左だ。そしてこれを現在に照らせば、形式上男女平等になった現在の女は寅子に比べれば矜持や頑張りが足りない、という振り返りもできるし、現在でもまだまだ形式的しか男女の機会平等は達成されていないよなと振り返ることもできる(医大入試における性差別不正はつい最近出来事だが、あの時は差別だと批判する意見と、女はズルいから消耗が強い診療科を選ばないため合理的配慮だという意見に二分されていた)。

これは、女性人権がなかった頃を引き摺って今も残る男性優位の古い価値観を、改めてマーカーでなぞっていく作業であり、同時に現代の女が抱える特権性の問題も照らし出す作業でもある。

そしてドラマの中では、現代にもしっかり残っている、個人幸福を削るような価値観を改めて再発見することになる。

結婚しなければ社会的信用が得られない」、「エリート男が生きていくには従順に従う女が必要」、「女の弁護士なんて信用できない」、「自分より優秀な女は生意気で目障りだ」、「適齢期を過ぎると縁談がない」、「人は生まれた国や家や身分に縛られる」、「平等を求める声は不平等利益享受する側には届かない」、「上品批判下品な妬みには勝てない」、「お金がないと社会的意義の高い仕事につけない」などなど。昨日どこかのSNSでだれかがぼやいていそうな内容である

これらは女だけではなく、男も同様に削られる呪い価値観である。学友たちはこの呪い価値観によって法曹界で働くという夢を立たれていき、寅子は弱い立場に置かれた人を助けたいという正義実践に加えて、諦めなくてはならなかった仲間への思いを「使命」として背負う人生を選ぶことになる。

平等と戦うに十分な恵まれ武器を持って生まれて、更に先駆者の使命を背負った寅子は、おそらく来週から戦争ターンではどんどん「恵まれていたもの」を奪われていくことになるのだと思う。世紀の愚戦・負け戦の太平洋戦争ってそういうものだったから。男は戦争に行くし残った老人や女子供は空爆さらされる。男も女も人がたくさん死に経済活動は退潮する。

その時でも寅子は「正義」と「使命」をもって生きていくのだろうと思う。モデルの三淵さんは生き残ったし、何しろドラマ主人公なので正義や使命は捨てないだろう笑。

たくさんのものを奪われてなお「正義」と「使命」を失わない女がどんな生き方をするのかのドラマを私はとても楽しみにしている。

そして、形式上の機会が平等になった世界で、これまでずっと恵まれていたはずのものをどんどん奪われ不満が溜まっている人たち、「女は狡い」、「現代の女は特権階級だ」と思っている人こそ、奪われても正義と使命を捨てなかった人のドラマを見てほしいと思う。

フェミニズムドラマくっさー、と思う人も多かろうが、お勧めしたいのには、単純にドラマとして良くできているのもある。

寅子は「戦う女戦士」みたいな感じではまったくなく、前述通りそこそこの空気読めないわがままな、脇の甘い生き方をしていて、いちいちナレーションに突っ込まれている。ナレーション尾野真千子で、芝居がかったナレーションだがコメディの良い味付けになっている。

寅子の両親や兄夫婦明治家族観(男が働き女は家を守る)できわめて円満夫婦関係に描かれている。一方で嫁姑ちょっとしたストレスも描かれたり。父は帝人事件(疑獄事件)の当事者になり、リベラルエリート父親会社での立場に縛られる姿をシリアスに描いてもいる。

また、法曹界への女性進出を後押しする立場であるリベラル派の教授弁護士がしっかりと性差別をしていてフェミニズムにおける父権問題提示していたりもして、本当に痒い所にまで手に届く配慮がされている。セリフやシーンの伏線もとても豊かでドラマとして見ていて普通に面白い出演者はみな手練れの俳優だらけで演技へのストレスはほぼない。

単にドラマとしても面白いので、ぜひ。

フェミニズムドラマとしての側面については、あまりブコメが集まっていなかったがこの記事分析がとても分かり易かったhttps://bunshun.jp/articles/-/70764 これ読むと「女のためだけのドラマ」じゃないことがよくわかると思う。

ところで最後全然話は変わるのだが、昭和初期というのは実はWWIIジャンプして戦後と地続きになっていたかなり民主的かつ退廃的な時代だったらしい。「富国強兵」を叫んで強国を目指していた大日本帝国から現代にいたるGDPの推計推移をみると「戦争が無かったらこグラフの線が素直に上がっていたのではないだろうか」と感じさせるラインが描かれる(https://www.nippon.com/ja/in-depth/a04003/ 中ほどのグラフ)。まあ実際は戦争しないと色々糞づまっていたわけで後付けの皮算用しかないが。

ともかく、人が自由を求めそして退廃を享受できる程度の十分な豊かさが生まれていたのが大正末期から昭和初期の時代。ちょうど朝ドラで描かれているこの時代は、結構現代に近い時代だったりもする。

しかし、このニッポンドットコム笹川財団由来のかなり右寄り情報サイトなのだが、それでも「高度成長期ストック90年代で尽きてその後の策がねえぞ」という分析になっているのが、ちょっとだけ面白いですね。

2024-04-18

anond:20240418174154

お前の言うのも、いわゆる母権支配というやつよ

 

強権的リーダーによる父権支配とは違うので、別の名前で呼びたいならなんかつければいいと思うけど

2024-03-03

妻とは大学の時に知り合い、在学中は顔見知り程度だったが就職先が同じ業界だった縁で親しくなり20代半ばで結婚

すぐに子供ができた

妻は出産後も仕事を続ける意向だったが、難産で大量出血し数日間意識不明になり産後も数ヶ月入院

次第に治ってはいったが、後遺症なのかしばらくは考えることが難しいらしく会話のレスポンスが異常に遅くなったり支離滅裂なことを言ったりした

本人も自覚しており、当時は治るかどうかもわからなかったので気に病んで退職した

その後治り、昔のように早口ペラペラ話す人に戻り、出産に対する恐怖心がお互いに薄れていったので二人目をつくることにした

でも中々できない

通院するようになり、ひどい難産だったが妻の体の方には問題はなく、俺が乏精子症なのだとわかった

精液中の精子量が少なく、自然妊娠はまず不可能

原因はよくわからないが他の健康状態問題はないので先天的ものかもしれないと言われた

なら自然妊娠でできた一人目はなんなのか

医者は「奇跡的に自然妊娠することもある」と苦笑い、そんな奇跡はなかなか起きねーよと嘲笑するようでもあった

すぐに妻に全て話して、子供DNA鑑定をしたいと言った

妻はブチギレ、命をかけて産んだのにひどいと泣きわめき、こんなに取り乱すのはクロってことなんだろうなと確信した

嫌がられたが無断で鑑定した結果、父権肯定確率は99.9%で子供奇跡が起きてた俺の子だった

鑑定結果を見せて謝罪し、奇跡が起きるなんてすごいよなと話すもまたも妻はブチギレ

食事洗濯はしてくれるが透明人間のように扱われてまったく話してくれないようになった

子供普通に接してくれるが「お母さんを家から追い出そうとしたんでしょ。お母さんが怒るのは仕方ない」と言う

ブチギレのやりとりなどは子供には見せてないので、妻がまだ小学生の子供にそう説明しているということだ

もし子供父親が別人だったとしても、そんなことするつもりはなかったのに

子供は態度が悪くなったりはしていないが妻側についており「離婚するならお母さんについていく」と言う

自然妊娠は難しいと医者に直接言われネットで調べてもそうだったから、ただ真相を知りたかっただけなのに

二人目をつくるどころではなくなったし、そのうち離婚になるかもしれない

共働きで返す予定で組んだ家のローンを俺だけが背負ってるのに家も取られて終わるのかな

尽くしてきたつもりだったのに、一時期のパニックになってやったことで全部なかったことにされるのか

2024-03-01

anond:20240301094956

自覚無く、家庭なんだから父権的ではなく母権支配を推進したい、という意味の話してないか

2023-09-12

ジャニーズ被害者バッシングするひと(サンプル:60代男性田舎暮らし

山本一郎記事で「本件についてツイッター言及してるのほぼ女性」みたいなことを言っていた。

そんなこたねーだろってまず直感的に思ったわけだが、身近にケースがあった。

ここでは増田の父のケースから男性から見たジャニーズ問題へのあれこれについて書く。

昨日、父親テレビ報道を見ながら「嫌なのに嫌と断れなかった軟弱者たちだろ」とぼやいていた。

ツイッターとか会見のYouTube配信に湧いてた醜悪コメと大差なく、普通にセカンドレイプ不快だったので軽い口論に。

結果、納得させることはできず、そのまま中井貴一の出てる時代劇チャンネルを変えて停戦

あ〜こういうコメントする人ってこういう心性のパターンもあるのか…しかもそれが父だったのか…とちょっと落ち込んだ。

以下、周辺情報など(フェイクあり)。

関東圏の田舎在住。コンビニとか徒歩圏内存在しない結構ガチの山奥。

現在は父と母ふたり暮らし。両親共移住者増田田舎で育った。本件は帰省中のできごと。

・父は高卒建築業に就き、結婚移住後は林業従事者。芸能的な世界とは一切縁がない。

しかしメインの娯楽はテレビであるため、ニュースで取り扱われるLGBTQとか生成AIとかそういう話題は知っている。

・もちろん「ネット」は見るが我々の思う「ネットはてな、各種SNSなど)」にアクセスすることはないと思われる。

・プチ左翼。父と仲のいいひとに赤旗新聞購読者がいる。基本的反自民

あくま想像しかできないが、父は「反権力」的な思想を持ちつつ、しかしある種の「自己決定論者」であるためにジャニーズ問題については上のような発言をしたのだと思う。

他のお茶の間パネラー発言を思い返すと、「LGBTQ政策はすすめるべき、なぜなら個人の決定が最大の権力となるべきだから(意訳)」と言っていた。トランスヘイトとかもない。

おそらく、移住者であるという点も重要。越してきたばかりの頃に一定村八分があったことを聞いている。

それを跳ね除けて現在村議会などにも参加しているという経緯が自己決定論的な心性を育んだのだと思う。増田個人として、そういう父にある程度の尊敬はある。

増田も少しばかり現場系の仕事したことがあるが、危険が伴う肉体労働現場においては、「反権力」と「自己決定論」が至極マッチョに培われる空気がある。

大学行ってるのにバカだよな」「政治家とか全員頭悪い」「生活保護とかクソだよな」

というのの一部は増田が受けた非難であるが……裏返せば、「自らの選択キツイ労働をしている自分らほど独立心が強くエライはいない」。

まるっきり同じトーンで、かつて、ブラウン管の中のジャニーズタレントを父は非難していた。

放送局権力首輪を繋がれ、思考力がなく、筋力もなく、暴力にも見舞われず、美貌だけで父の何十倍もしくは何百倍も稼いでいるから。同じ男なのに。

しかニュースにより判明したことというのは、放送局手綱を握っていたのはほかでもないジャニーズ事務所だということ、所属するタレントらは暴力をふるわれていたこである

情報強者の方は、それは何十年も前に明らかになっていただろう、というかもしれないが、それはお茶の間コメンテーターの父には届いていなかった。

さて2023年BBCの徹底追求以降の現況であるが、ネットではジャニーズ被害者を「負け組おっさん」と叩き、金銭要求など筋が通らないだろうという反論が噴出している。

父もその声に同調するようである

以下、その日の会話(なお、この会話の間母は黙々と家事をしていた)。

父「嫌なら嫌といえばいいだけだろう」

増「被害者未成年だよ、そんなことできないでしょう」

父「未成年だろうが関係ねえよ。だいたいやりたくてやってんだろ」

増「やりたくなかったから今事件になってる」

父「なんで今さら?っつうかんじ。本人は死んでんだから

増「いまさらもなにも、一度つけられた傷だよ。補償されるのは筋が通ると思うけど」

父「実力がなかったやつらなんだろ、売れてるやつらも同じこんなら、こいつらだけ金もらうのはおかしいだろ」

あれ? たぶん、増田子供だった頃に攻撃対象だった「軟弱者(=テレビに出ているジャニーズ)」が擁護対象になっている。

さらなる「軟弱者(=ジャニーズ被害者)」の登場により、デビュー組が相対的強者へとスライドしたのである

父と同じ強者に仲間入り! なるほどそういうことか。

…という結論は今まさに思いつくままに書いていて導き出されたわけであるが、ウーム、これを一般化するならば、こういう心性により被害者バッシングする男性もいるのだろう。

少なからず誰もが美醜を問われてめんどくせえ世間に生きて、ジャニーズのものに対して複雑な感情もつ男性って思ってるより多いと思う。

からジャニーズの瓦解を祈る男もいるし、今話したケースみたいに屈折しまくってなぜか被害者組を非難する男もいる。山本一郎適当なこというな。

そしてふたたび増田家の話に戻ると、過去、屈強な父権一家を統べた父が、白髪も増え腰を痛め事実弱体化したというのもあろうが、帰省した増田が「こんな優しかったっけ?」と思う程度には軟化したのは、強権をふるった過去を取り繕おうとしているのではないか、と、ちょっとセンチな気分にすらなっていたところの本件であったから、だいぶショックというか、はっきりいって気まずい。と同時に、マッチョ思想根深さを知るというか、マッチョ思想卑怯な面を見てしまったというか。そのことが一番悲しいかも。書いてて悲しくなったからここらで。終。

2023-08-21

弱者男性から見た「男らしさから降りる」とは何か?

なんか、この増田 そもそも女性の言う「男らしさから降りる」って何? とか「男らしさから降りる」ってことについて話題になってるので、弱者男性当事者から見た「男らしさから降りる」の定義を考えたい。

なお、増田当事者性を示すと、独身、低収入氷河期障害者交際経験しなので、十分と言えると考える。

慈悲的差別を行わない

いわゆるレディファースト、重い荷物を持つ、デート費用負担するなど、父権主義的、騎士道精神的な行動を行わない。

これは、SNSで「フェミ騎士」とか「チン騎士」と言われるような、フェミニストの主張を擁護し、他の男性を(時に過剰に)批判するような姿勢を含む。

利害が対立したとき一方的に譲歩しない

「宇崎ちゃん」や「月曜日のたわわ」といった、フェミニストとオタクの利害が鋭く対立する問題がある。このようなときに、妥当な交換条件や、譲歩を得られないままに、一方的に譲歩しない。

相手が、一方的な譲歩を求め、政治的な力で圧力をかけてきた場合は、弱者なりに反撃する。それは、例えば暇空茜にカンパするといった手段などが考えられる。

弱者男性から奪うことを許さな

ただでさえ、弱者男性の分け前は少ない。だから私たちから奪うことは許さない。

これは、「男女共同参画」に大きな予算がつき、貧困女性支援からエリート女性クォータ制まで政策課題として推進されるのに対して、男性自殺問題など「ガラスの地下室」が一向に顧みられない状況も含む。

しかし、そもそも弱者男性女性と異なり顧みられない存在、どうでもいい存在社会ゴミお荷物なので、助けてくれと言っても無駄だ。だから社会に対する非協力、拡大自殺と呼ばれるような暴力で無理やりにでも「社会問題」にするしかない。

責任拒否

責任を負うことは、典型的な男らしさだろう。

から、まず、例えば家族を養うなどの男らしさを放棄することが考えられる。一家大黒柱が、いきなり仕事をやめるのは、男らしさの否定である。あるいは、別居に伴う婚費の支払い、婚費の負担に耐えかね調停で不利な条件を飲む、その後の養育費の支払い負わされるといった例が珍しくないが、資産処分退職自殺といった焦土作戦は非常に男らしくないだろう。

結婚していない弱者男性場合は、社会の中でただでさえ少ない分け前しかもらえない中で、責任を負うことなどできない。むしろそもそも責任を負わせてくれることもない。だから、非社会的に振舞い、責任回避し「お荷物」になり続けるしかない。

2023-07-18

タブータブーからタブーなので

タブーには特に理由はない、というのは社会学なり民族学なりで割と人口膾炙してると思う

なので、エロがなんでダメなのかに納得いく理由はない

理由がないのを無理に理屈づけして一般論に見せかけるしかないため、規制論者って「論者」な時点で「論」が矛盾するしかない

あとタブーにはタブーを破っていい特権が常に付随する(権力根拠)のでタブー権力は無縁だという主張は成り立たない

ダメものダメ国家権力父権で言い切るしかないので、規制したい人は自由主義を装わず、素直に全体主義者になれば簡単なのになあ、と思う

ところでタブーといえば「さくらむすび」を思い出しま

タブー? お前らが勝手に言ってるだけだろ?」とチャレンジしすぎた内容でソフ倫からダメ出し食らってましたが

タブーとは何かを語る際には記憶にとどめておきたい名作ですね

2023-02-06

父権主義男女共同参画の良いとこどりしようとするやつ、男女共に多すぎだろ

相手負担を考えろ

まあ気を抜くと悪いとこどりになるから警戒は必要にしても家庭を共同運営する気のない奴見るとイライラするわ

人間関係はギブアンドテイクだよ

まあ、ああいう奴は自分ばっかり~~してる!と喚くのかもしれないが

文句ばっかりで甲斐性のない奴に寄ってくるのは口が上手いだけのヤバイやつくらいだよ

2023-01-24

anond:20230123220150

フェミニズム基本的な視座は「女(?)賢い」なので、ホスト然りカルト然り、「愚かな女(あるいは人類)が搾取されている」という視座はフェミニズムとは別の視点なのよ。

これはパターナリズム(父権主義)と呼ばれ、成人男女の理性を無限に信頼する自由主義(やフェミニズム)とは真逆の考え方。

2022-12-28

anond:20221228234743

フェミさんのこういう常にアテクシが中心にして頂点!って意識はどうやって育まれてきたんだろうな

フェミさんにとっての賢い男って「いついかなる時も女を優先して女の都合のいいように振る舞う男」だよな

それって結局父権主義の男の立場をそのまま乗っ取っただけだよな

男女平等でもなんでもないただの女尊男卑

2022-09-22

日本語の原郷」についての論文、取り下げ勧告を受ける

去年、「日本語の原郷」についての論文(Robbeets et al. 2021)が話題になった。増田は専門外の素人ながら疑問を持ったのでツッコミを入れたんだけど(anond:20211121124146)、今年の6月に入って専門家集団から「あの論文は取り下げろ」という反論論文が出ていた(Tian et al. 2022)。といっても、プレプリントサーバのbioRxivに置いてあるだけで、学術誌に掲載されたわけではないんだけど、まあいずれどこかには載るよね多分。

そういうわけで、反論論文の内容を(素人なりに)紹介していくよ!

そもそも誰が書いたの?

ふええ……知らない人ばっかりだよぉ……

22人の共同著者による論文だけど、その多くは中国人研究者。ほかは数人のヨーロッパ人中国人研究者については全然からない。漢字で書かれれば一人か二人は名前を聞いたことがある人がいるかもしれないけど、ラテン文字で書かれているので誰が誰やらさっぱりなんだよな……

ヨーロッパ人研究者のうち、ラッセルグレイ氏は聞いたことがある。20年くらい前に『ネイチャー』に印欧語族起源に関するレター載せてた人だ(Gray and Atkinson 2003)。ホセ・アロンソ・デ・ラ・フエンテ氏は以前ロベーツ氏の著書に辛辣書評書いてた人で、去年の増田でも引用した。

そしてトマ・ペラール氏は、日本では有名な研究者だ。彼は宮古島の北4キロに浮かぶ人口数十人の離島大神島方言について博士論文を書き、それが「母音あるいは声帯を震わせて出される音を含まない単語がある」という世界でも珍しい特徴を持った言語であることを明らかにした(Pellard 2009: 80–85;ペラール 2011: 28–29)。ペラール氏は母語フランス語だけでなく英語日本語でも論文や共著を発表していて(最近だとペラール 2021とか)、琉球諸語の言語復興についても発言しているので(ペラール 2013; 2015)、琉球諸語に関心を持って調べたことがあれば一度は名前を聞いたことがあるはずの人物だろう。

要するにこの反論論文には、そのへんの日本人よりはるか日本語に詳しい研究者が参加しているってこと。

言語的側面について

反論論文は、ロベーツ論文で挙げられている同根語(cognate words)が少なすぎると指摘する。

同根語というのは、「起源を同じくする単語」のことだ。ある言語から分かれた娘言語たちは、いずれも共通した同根語を(二次的に失ったのでなければ)持っているはずだ、というのが比較言語学の基本的な考え方だ(生物学でいう原始形質/祖先形質にあたる……と思う。多分)。もちろん、偶然の一致とか、言語場合借用語とかがあるので、言語学的な検討を行って「これは祖語から受け継がれた同根語である」というのを確定させて、それをもとに言語系統関係判断していく。

たとえば印欧語族だと、次のような対応関係が見いだせる(例はウィキペディアの「印欧語彙」のページから持ってきた)(*がはてな記法の一部と認識されちゃうっぽいので*で代用)。

-印欧祖語英語ラテン語サンスクリット語ハラ
pH₂tér-fatherpaterpitṛ́car
2dwóH₁twoduodvā́wu
ped-footpēspā́d-pe
*ék̂wos英語eohequusáśva-yuk

複数の語派(語族の下位区分)にわたって対応する語彙が存在することがわかると思う。これらの同根語が存在することで、「英語サンスクリット語は親戚なんだなぁ」というのがわかるわけだ(お墓に卒塔婆って置いてあるじゃん。あれに書いてあるのがサンスクリット語)(足で操作する機構を「ペダル」といったり歩行者デッキを「ペデストリアンデッキ」といったりするのは、英語のfootに対応するラテン語pēsから派生語なんだよね)(「父権主義」が「パターナリズム」になるのも、英語fatherに対応するラテン語がpaterだから。これがポルトガル語でpadreになり、そこから日本語に入って「ばてれん」になるわけですよ)。

ついでに日琉語族の表も示しておく(Vovin 2017)。基礎語彙において規則的に音韻対応しているのは、これらの一致が偶然ではなく日本語沖縄語が親戚であることの動かぬ証拠だ。

-標準語沖縄語(首里
これkorekuri
toritui
komekumi
場所tokorotukuru

しかしロベーツ論文は、ひとつ以上の語族でみられる同根語が317、2つ以上の語族でみられる同根語がわずか50、そして5つの語族で共有されている同根語はたったの2つに過ぎないという(Tian et al. 2022: 2)。思い出してほしいんだけど、ロベーツ論文テュルクモンゴルツングース朝鮮・日琉の計5語族が同一の起源を持つと主張しているのね。なのに5語族で共有されてる同根語はたったの2ってどういうこと? って話になるでしょ。全然トランスユーラシア語族」の証拠になってないじゃん。

っていうか、その50個の同根語リストの中には、ロベーツ氏自身が「これは借用語だよ☆」って書いてる単語が入ってるんだってさ。借用語は除くというのが比較言語学の基本なのに(借用語だと気づかずにリストアップしたならまだしも)借用語だとわかった上でリストアップするのヤバくない? そんなこと言ったら日本語英語の親戚になっちゃうよ? 大丈夫

反論論文の著者たちはこれに激おこぷんぷん丸になっていて、ロベーツ論文の「著者たちは彼ら自身歴史的言語比較原則無視し、証拠を彼らの必要にあわせて歪曲している」(Tian et al. 2022: 3)とまで断言している。そりゃ、借用語混じりのたった数十の同根語で「トランスユーラシア語族は、ありまぁす!」って言われたらそう言いたくもなるわな。

遺伝学・考古学的側面について

遺伝学的にも、ロベーツらの論文は「不当な仮定unjustified assumption)と、移民についてのありえそうな他の仮説を排除した選択モデリング」に基づいているとバッサリ。考古学証拠も「弱い」と切り捨てている。このへんは遺伝学や考古学に詳しいはてなー解説をお願いしたいところ。

結論

そして反論論文は、こう締めくくられている。

ロベーツ論文の結果を再現しようという我々の試みは[言語遺伝・考古の]3つすべての面で重要な不一致をみた。さらにいえば、ロベーツ論文はこれら3分野の研究成果を統合するために「三角測量」を用いたと主張するが、その「三角測量」とやらの手法定義記述もしていない。したがって、彼らの手法に従って3つの分野に関する訂正を組み合わせることも不可能だ。つまるところ、我々が行った3つのデータセットすべての再検討は、ロベーツ論文の主張を完全に崩壊させた。トランスユーラシア仮説は未実証である私たちはこの論文を取り下げるよう謹んで勧告する(Tian et al. 2022: 7)。

要するにアルタイ語族2.0は失敗したってことっすね。ロベーツ氏は「民族主義的な議題を持つ人々にとっては、自分の言語と文化の起源が国境の向こうにあるということは不快な真実だが、すべての言語と文化、人間は混じりあっている」って言ってたらしいけど、まずはご自分の仮説がボロボロだという不快真実に向き合ってほしい。

こんなガバガバ論文を載っけちゃった『Nature』については、まあ……仕方ないところもあるのかな? ちょっとでも言語系統かに関心を持っている人なら「これアルタイ語族2.0じゃん」と気づける内容だけど、理系雑誌編集者にその目利きを求めるのも酷かな……査読者選ぼうにも誰がこの分野の権威かすらわからんだろうからな……ただし『トランスユーラシア語族ガイドブック』なんてものをホイホイ出版したオックスフォード大学出版会テメーはダメだ。お前んとこは人文系研究書いっぱい出してるんだからアルタイ語族2.0くらい見抜けるだろうが!

なお、ペラール氏のツイッター(@ThomasPellard)を見たら「そもそも論証の基盤になってる語彙の出典が書いてないやんけ。これスタロスチンが作ったデータベースからコピペじゃね? っていうかいくつかの言語対応表に載ってないから同根語を検討できないんだけど?」という趣旨ツッコミをしていた(https://twitter.com/ThomasPellard/status/1536288665936306176)。あっ……(察し)

そういえば

そろそろ凱旋門賞ですが、タイトルホルダーくん楽しみですね。天皇賞(春)宝塚記念圧勝劇(+お姉ちゃん)ですっかりファンになりました。ロンシャンでも逃げ切ってほしいですね。ただ背負ってる期待が大きすぎるドウデュースくんにも勝ってほしい……武豊凱旋門賞に勝たせるために生まれてきた馬になったら胸熱すぎるでしょ……

あと先日のセントウルステークスは感動で泣きそうになりました。桜花賞のころから推してたので……(ソングラインちゃん安田記念戴冠おめでとう。BCマイル頑張れ!)。スプリンターズステークスで今度こそ待望のG1制覇を成し遂げてほしいですね……

ユキノビジンは! 引けませんでした!(すり抜けで夏服メジロドーベルサクラチヨノオーが来たのでまあ良し)

追記

ペラールさんの解説動画見た方が分かりやすい。

https://www.youtube.com/watch?v=UgXq14ag85Q

anond:20220922081214

これ見落としてましたわ。教えてくれて感謝こちらの方がわかりやすいのでみんなペラール氏の解説動画を見てクレメンス

専門外って日本語起源についてってだけで、比較言語学で博士取られてませんか??

博士号って持ってないからわからないんですけど食べられるんですか? ご飯粒よりおいしいんですか?

ここでもいくつか紹介されているようにトマ・ペラール氏は日本語でもいろいろ書いているしTwitterやAcademia.eduなどでも積極的情報研究を公開していて我々素人にとってはとてもありがたいです

ペラール、ヴォヴィン、ローレンスの3氏は色々academia.eduに上げてくれてて助かりますよね。ところで素人はいったい……うごごご。

有り難い要約だけど、最後の「アルタイ語族2.0」だから胡散臭い、という部分はやや迂闊かと。当該論文はそうでなさそう、というだけで真に画期的論文によりアルタイ語族復権することは可能性としてはあるよね

もちろんそれはそうです。ちゃんとした比較言語学的な手法で「アルタイ語族」の存在実証できるのならそれは歓迎すべきことで、その可能性は残されています。ただ、これまで数百年にわたって研究が続けられてきて熱心な擁護者も大勢いるのにまだ確固たる同系の証拠が出てきてない、というのは相当に重い事実ですよね……。ロベーツ氏は「民族主義的な議題を持つ人々」のことを揶揄してますけど、日琉語族の分類というのはまさにその「自分たちの言語はどこから来たのか」というルーツ探しの情熱に取り憑かれた人たちがいっぱい研究して、それでもなお結論が出ていないテーマなわけで(cf. 日本語の起源 - Wikipedia)。

日本日本語起源について野生の専門家増田意見を聞いてみたい

anond:20220922103201

増田はドシロートなんでなーんも独自見解は持ってないですが、古代ロマン的な観点からanond:20211121124146でも言及した大陸倭語仮説が面白そう(「大陸倭語」の存在はまだ定説にはなってないことに注意)。島嶼倭語(仮に「大陸倭語」の存在実証されない場合は日琉語)のUrheimatは五十嵐氏の指摘に沿えば近畿地方のあたり(多分四国ではない)。日琉語族列島半島にまたがって分布していて、そのうち大陸倭語が南進してきた朝鮮語族同化されたと考えると古代日本朝鮮半島との関わりに色々納得がいく(繰り返すように素人古代ロマンといくつかの論文に基づいて妄想したものです)。では仮に対馬海峡をまたいだ日琉語族存在実証されたとして、そのUrheimatは……どこでしょうね? なんもわからん

あ、トラバでやたらゲノム研究URL貼ってる人は、(もし同一人物なら)去年の議論血統言語系統混同したり(anond:20211121201022)、論文増田の内容を理解できてなかったりする(anond:20211121224311)ような人なので、マトモに相手する価値はないっすよ。一応ご忠告

参考文献

2022-09-10

anond:20220910053856

フェミニズム日本では父権主義的な文脈しか語られてないしな。

相手のためになるなら自由制限してもいいという父権主義から脱却して女性の自立を唱えるのではなく、日本ではあくま女性がより保護される社会を求めるような主張ばかりだ。

男も女も、助けなくていいから放っておいてくれというのではなく、私たちは弱い奴隷からちゃんと柵で囲って餌を与えてくれという人間ばかり。

2022-09-09

anond:20220908185524

読み進めるほどに目ウロコだわ。

今まで最近フェミニズム保護主義になっていて日和ってるなあ。

往年のフェミニズム自由を求めて女たちの自立を啓蒙する態度はどこに消えた?

そんな風に嘆いていた。

でも増田分析はまったく違う実像を描き出す。

欧米フェミニズムの、女性男性のように自由にするべく解放する流れがあった。

❷ それが日本セクハラなどの概念根付かせて成功したのはしかし、父権男性中心の「女性を守ろう」という動機があったためだ。

解放志向するフェミニズムは警戒放任される弱者男性を救えないし、父権男性主義ももちろん見下すだけ。

ジェンダーにまつわる歪んだ社会構造は、フェミニズム弱者男性論で協力して異なる視点からアプローチしなければ倒せない。

2022-07-03

秦野市乳児遺棄で男も逮捕しろ」が理解できない

10女性乳児死体を遺棄したやつ、父親逮捕すべきっていう論がどうにもしっくり来ない。

出来た子供に対する責任と、それを殺して捨てた責任って全く別のレイヤーな気がする。

中絶しない、産んで殺して捨てるって選んだのは女性自身だし、それを男が悪い社会が悪いって言うのは男尊女卑的というか父権主義的な感じがしてしまう。

AV新法もそうだけど、いまのフェミニストって本質的女性判断力責任感を軽んじてる気がする

過去フェミニストたちが死に物狂いで勝ち取った女性自由に対して責任が生じるのは当然だし、それを果たせるとした上での自由のはず。女性を過剰に保護したり男へ責任分配するのは、むしろ逆に女性蔑視なんじゃない?

この件に関して男を見る目の無い、無責任残酷な女が罪を犯したってだけの話でしょうよ

2022-06-07

80年代には海外では見直されていた「生活習慣病」という考え方』

https://news.yahoo.co.jp/articles/5015da26607a03ab2fd804f94bd39019607c12f9?page=3

ーー先生が立て続けに、「生活習慣病」について書いた論文を読んで驚いたのは、当初、アメリカでは真逆の発想で導入されたという事実です。1950年代から60年代にかけて公民権運動が活発になった時に、自由主義思想の広がりと共に広がったと書かれていますね。

生活習慣病概念自由主義自己決定権意識と結びつくことで、自らの将来を自らの力で変えることができるという「健康アメリカンドリーム」として米国市民政府科学者の間で広く受け入れられたのである。(『糖尿病プラクティス』38巻2号)》

元々は、「生活習慣病」は、「専門家に縛られず、自分自分未来を切り開く」というアメリカンドリームだったんです。当時の発想としてはすごく良かったし、その考え自体は今後も活かすべきだと思います


これ凄く重要な指摘だな

なるほど、「生活習慣病」という発想も、元々はそこまで悪いものではなかったんだね

パターナリズム(父権主義)に対する反抗の趣旨を含む概念だったと。

でも今は寧ろ逆だよなあ

医師という権威に縋って、医師の言う通りに糖質制限をし好きなものも食べられず、寧ろパターナリズムに全力で屈している

2022-04-16

女性現実性的消費してるのは

えっち漫画が好きなオタクではなく

あんまりオタク趣味に興味ない人たちのほうが多いのでは?

昨今の不倫中絶問題芸能人オタクではない人が圧倒的に多いよね

風俗行くのも非オタが多い

女性性的搾取するのって二次元じゃ満足できない、興味を持てない人たちだよね

中には二次元”だけ”じゃ満足できなくなった人もいるかもしれないけど

大抵は二次元から三次元へじゃなくて、ダイレクト三次元に向かってる人たちだと思う

女性への性的犯罪も、えっち漫画の少ない国が多い

ツイフェミはなんで二次元オタクを叩こうとするの?

論理性がないよ

僕は父権主義と同レベル母権主義(なんかけしからんから許さん! 私が教育してやる)にすぎないんじゃないかと思ってるよ

2022-02-12

anond:20220212092116

なんだ、データなかったんだ

主観的観測ならなんとでも書けるな

生きづらさとか書かれてもわかんねんだけど

どこから出てきた話なの

キラキラしたところが嫌っていうところから話を膨らましすぎちゃった?

あたしは生きづらいか理解のある彼くんが欲しいよ~って話?

女性の苦しさは男の側が負担してよ~って話?

経済面では男の方は普通にそれなりに給料あると思うし、相手女性普通に給料稼いで共働きでいいのに

なんで経済レベルが低いかのような、そういう話になってるの

あなたさ、心の中で強い男を求めすぎじゃないの?

男に父権的な振る舞いをされるのは嫌いだけど、男は自分より成熟していて、お金人格女性を支えるべき!という

分裂した願望を抱いてない?

男女はイーブンでいいし、むしろかかあ天下のほうがうまく行くみたいなところもあるわけでしょ

固定観念に縛られすぎじゃないの

もっと自由に生きた方がいいよ

2021-11-10

anond:20211109184312

しか彼女らの目的は抑圧から解放ではなくさらなる抑圧をかける側に回ることによる父権の獲得よな

2021-10-18

anond:20211018111304

そもそも最近中国共産党を見れば共産主義がどんなものか明らかだからなあ。

日本共産党が同じ方向に走ったところで驚きはない。

フェミニズム父権主義のいいとこ取りをして規制強化する流れだよ。

2021-10-07

anond:20211006211009

東欧中国ソ連キューバなどの父権的で独裁色の強い体制が負のイメージを定着させてしまったのだと思う。

さまざまな表現物を弾圧したり、町を焼いたり、戦車を出動させたり。

興味がない人にまで技術者向けの勉強を無理強いしたり。

イスラム教キリスト教といった宗教攻撃したこともあった。

元々の共産主義とは関係ない、ひどいことをした。

そういうことを繰り返さないよう、アーダーン氏、メルケル氏、ハリス氏、マリン氏のような卓越したイメージを持つリーダーの元で、民主主義お金持ちの財産を回収し、みんなに分け与える必要がある。

例えば共働きで一千万円以上稼いでいる家庭のお金を回収して、一人の稼ぎ頭で頑張ってる家庭や、能力的・精神的に働けない人達に分け与える必要がある。

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