東京古書会館でこの6月に開かれた展覧会「日本と世界の蔵書票展」で、田中栞さんにお会いした話を、ずいぶん前の日記に書いたことがある。その時に名刺交換をしたのを覚えていてくださったのか、田中さんからおもしろそうなワークショップの案内メールをいただいた。
宣伝なので、メールの案内文を引かせていただきます。
- ワークショップ「布表紙の和装本」
9月2日(土)18:30~21:30
【内容は同じです。1回でできあがります。ご都合の良い日をお選び下さい・要予約
参加費 3000円(材料費込み、田中栞の蔵書票を進呈)
お好みの布で和本を作ろう! 布や糸は数種類の中から選べます。初心者でも大丈夫。必ずできます。
オマケ……手描き蔵書票、折紙豆本、こよりの作り方(時間が許す限りお教えします)
- ワークショップ「けしゴム版画の蔵書票」
9月2日(土)13:00~16:00
内容は同じです。1回でできあがります。ご都合の良い日をお選び下さい・要予約
参加費 3000円(材料費込み、田中栞の蔵書票を進呈)
自分の蔵書票を自分で作ろう! 自分の絵で、またはこちらで用意した図案でオリジナル蔵書票ができます。初心者でも大丈夫。必ずできます。ご参加の皆さんで、作品を交換して楽しみましょう。
オマケ……人気版画家の蔵書票の実物や、美しい蔵書票集を多数お見せします。時間があれば折紙豆本もお教えします。
※「和本」「けしゴム版画」両方にご参加の方は、参加費5500円(材料費込み、田中栞の蔵書票つき)です。
※食事を取られる方はご持参下さい。お茶はお出しします。
講師:田中栞(書物研究家、製本家。日本出版学会会員、日本書票協会編集顧問、東京製本倶楽部会員。『古本屋の女房』(平凡社)著者)
開催場所:紅梅堂・田中栞アトリエ(東横線妙蓮寺駅から徒歩6~7分/お申し込みの方に地図を送ります)
【申込み・問合せ先】田中栞
メール [email protected]
電話 045-431-1260
どうですか。ね、楽しそうでしょ。ちなみに、このような「和本」「蔵書票」ができるのだそうです。ね、楽しそうでしょ。
ぜひ行きたいところだけど、両日とも、仕事で残念ながら今回は参加できない。やれやれ。というわけで、興味のある方はかわりに参加して、ぜひコメント欄ででも当日の様子と作品とをご報告いただきたいです。
ちなみに、田中さんのブログ「田中栞日記」と、古書店 「絶版文庫販売の黄麦堂」のサイトもぜひどうぞ。
◆今日のBGM◆
George Benson / Irreplaceable