寒くなるのは前日の予報で知りつつも、まあ、こんなもんだろうとなめてかかって薄着で出勤、予想外の寒さに震えながら、何もこんなときに思いつつ、用事もあったのでしかたなく、(心の中で)泣きながら新宿の書店回りをしていた空犬です。なに? 明日はさらに気温が下がって、7度とか8度とか?……プチ出社拒否症を誘発してもおかしくない数字ですな……。
さて、そんな逆境のなか、今日は紀伊國屋書店新宿本店、まずは2階へ。ゴシック、フィメール・アーティストと続いた2階雑誌売場の「紀伊國屋カルチャートリップ」。楽しみにしていた特集「偉大なるB級映画の世界 」が始まっていたので、早速棚をチェック。
まさに「B級上等!」な当方の映画の好みとかぶるところの多いセレクトはうれしいんだけど、かぶり過ぎてて、1冊も買えない(涙)。っていうか、紹介されてる本のほとんど全部を持ってたりする自分のB級度ってどうなのという気もしてきて、それはそれで不安だな(苦笑)。ちなみに、前2回では無料配布されていたブックリストのペーパーが今回は見あたらないのが残念。まあ、残念っていっても、ぼくは持ってる本ばっかだから、リスト見なくてもいいんだけどね(苦笑)。
↑要するに、こういう本たちが並んでいるわけですね。
それから、ピクウィック・クラブのNくんを訪ね、しばしおしゃべり。もちろん、話題は、数日後に控えた、同クラブ主催の大規模な文芸フェア「ワールド文学カップ」。すぐに渡したい!と連絡をもらっていたのに、タイミングが悪くてなかなかもらえなかった同フェアの冊子も無事にゲット。実物を楽しみにと思って、これまでWebや吉っ読仲間が持っていたものは見ないようにしてたんですが、いやはや、これはすごいや。

↑表紙だけではわからないと思いますが、この冊子自体、もはや「作品」と呼ぶほかない、なんだかものすごいものになっています。どのようなものすごさなのかは、ぜひフェア開始後に店頭で遭遇して確認してください。
このフェアについては、以前に一度紹介記事を書いてますので、ぜひこちらもご覧ください。
というわけで、「ワールド文学カップ」、期間は4/1~5/17、場所は紀伊國屋書店新宿本店2階中央催事場。前回のフェアと同じ場所です。点数で650、冊数で9000を超えるというフェア。いったいどんな感じになるのか、今から楽しみですね。小説、とくに海外文学好きの方は、必見ですよ。全員、全速力で紀伊國屋書店新宿本店2階に大集合してください。同フェアの詳細は、ピクウィック・クラブのブログのほか、twitterの公式アカウントもありますから、そちらもぜひ。