はてなキーワード: メンクリとは
集金とか変な案件は一切しないタイプ。配信したいからしてるだけで数字とかも気にしてないタイプです。
で、活動者サーバーというのに参加して流行りのゲームとかコラボの話とかを集めているんだけど
専業女Vが全体的にヤバすぎる。基本的にメンクリ通い実家ニートのアラサーばかり。
モンハン買いたいけどお金無いから~~で先月はおねだしりまくりだったり
今月は配信少なかったからスパチャとメンシギフト宜しくってリスナーに連絡してたり・・・
それでホイホイ貢いじゃうリスナーが沢山居るグループにはちょっと絡みたくない。
結構これは活動しないと分からない事なんですが、Vtuberはグループに近い関係を持っている事が多い。
現在40mgを2週間、80mgを1週間服用してみた。結構世界が変わって驚いた。
ストラテラは脳の眼鏡、脳の拘束具とかいう言葉があったけど、俺としては「脳の鞍と手綱」って感じ。
今までは暴れ馬な脳をただ眺めることしかできなかったが、制御できるようになってとてもうれしい。
もちろん、制御の詳しいやり方はこれから覚えないといけないんだけど。
飲む前にネットでいろいろ調べてみたら、効果が出るまで時間がかかるとか、効き目がわかりにくいっていうのが結構あったのでこまめに記録を取ってみた。
以下はその記録。
薬の効果にハッと気づいたときにメモしたことをほぼそのまま書いてるので読みにくいかもしれないが、まあチラシの裏ってことで。
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仕事で不注意でミスをしまくり、私生活では衝動にまかせて人に迷惑をかけ、というのが続いていた。いつからかわからないくらい。
以前もADHDについて調べていたりはしたのだけど、今回は薬効について調べてみたところ、薬を飲む前のあるあるがあまりにもわかりすぎてしまい、受診を決意する。
2日後の土曜のいちばん早い時間に、近所でいちばん大きな精神科の予約をとる。
前日の晩にスマホいじりが止められなくなり、結果として朝も起きられず9:15分の受付をギリギリオーバーしてしまった。
名前を呼ばれ個室に入ると、二人の人。
医師と、メモをとる人だった。自分がADHDなのではないかと思っていると話すと、どうしてそう思うのか聞かれる。仕事でミスが云々、日々で云々と話すと、子供の頃からそういう傾向はあったか?と聞かれる。具体的エピソードを話すべきか否かわからず、ありました、とだけ答える。そういえば、確かに俺のしてたことって俺だけだったな、と思う。医師に「確かに傾向はありそうですね」と言われる。
その後血液検査。三本抜かれる。
次は簡易ADHDの検査。紙に木の絵を書いて、その後タブレットで色々と答える。
アンケートにて、医師がどうだったかという質問があったので、良くなかったがそのままでいいと回答。
アンケートを提出したらまた呼ばれ、さっきの医師とは別の人と話す。医師が合いませんでしたか?と聞かれ、合わなかったというか、質問に具体的なエピソードを答えればいいのか分かりませんでした。と答える。
「お話を聞いてくれる人の方がよかったんですね。うちは医師との相性を重視しているので、次は別の医師の人にしましょう!合わなかったら気軽に言ってくださいね」と言われる。
その後金を払い、次回の予約。だいたいどの人も2週間後に予約を取りますが、検査の結果自体は1週間で出ますよと言われたので、2月9日に予約をして病院を出る。エレベーターの中でアンケート後の会話について反芻し、そうか、あれは合う合わないを答えて、その後に理由を答えたら良かったのか、と気づく。
自分の言いたいことを汲み取ってくれたあの人(多分医師なのだろう)は慣れてるな、というかプロだなと思う。そして、こういう相手の求めている回答が何かを考えずに自分の考えを話してしまうのもADHDっぽいな〜と思う。
診察券を渡してしばらく待っていると、前回の診断結果です、とA4の紙を1枚渡される。DSM5、簡易的なADHDの検査の結果だ。
結果としては、注意欠如6点、多動6点。併せて受けた、ハロウェルとレイティによるテストは15点。
ちなみに、DSM5は5点を超えた場合、ハロウェルとレイティによるテストは14点を超えた場合、症状が強いと判断されるらしい。じゃあ俺は症状が強いってことやん。
どんなテストだったか、質問の内容までは覚えてないのだが、質問に対して嘘はついていない。少なくとも、全く心当たりのないようなことに正反対のことを答えるようなまねはしなかった。やっぱり俺はADHDなんだろう。多動と注意欠如、どっちもあるかもと思ってたけど本当にどっちもあった。まだ診察受けてないから分からないけど。
名前を呼ばれたので診察室へ。言われたことを要約すると、「薬をすぐに飲まなきゃいけないほどひどくはない。仕事でミスするってそういうもんだし。でも飲みたいなら飲んでみてもいいと思う」ということだった。僕も飲んでみたいと思うと伝える。「調べてきてるってことなので知ってると思いますが、ストラテラ、インチュニブ、コンサータとあります。コンサータはうちでは出してないし、僕も好きな薬ではありません。とりあえず、ストラテラを40mg2週間でやってみましょう。副作用でお腹壊しやすくなるので、無理と思ったら飲むのをやめてください」と処方を受ける。
僕もコンサータまでいかなくていいかなと思っているので、じゃあそれでお願いしますと伝えて診察を終える。
ところで副作用で腹痛ってあんま聞かんのだが…?帰り際に、血液検査、前回行ったバウムテスト(心理テスト)とCES-D検査(抑うつ検査)の結果を受け取る。軽度抑うつと診断されていた。
薬局で薬を受け取る。今まで風邪ひいた時などは、お薬手帳作るのが面倒で断っていたのだが今回は作ることにした。すぐ花粉症の薬も貰わんといけんし、ずっと薬飲むことになるのかもしれんし。薬剤師に、1日1錠朝服用と言われる。今日は飲んでいいですよと言われたので、何か食べてから飲んでみることにする。
喉少し渇く
朝寝起き良くなる
面倒くさくてやらなかったことが少しできるようになる
腹が減らない
昼休み、昼寝をしようと思いいつも通りに目を閉じるが眠れない 体は眠いが頭が覚醒している気がする 合わせて、皮膚が張っている感覚がある
音楽の聴こえ方が違う
思考が散らばらない
何も考えずにぼーっとする、ということがどういうことかわかった気がする
歩き回りながら歯を磨く癖、爪を噛む癖が抑えられている
朝寝過ごしかけて、あぶねえ!となりながら起床。1錠だと24時間持たないのかな……などと思いながら歯を磨いていたら、無意識に歩き回る癖が再発していることに気づく。
母が見ている朝ドラで橋本環奈が「体壊してまで可愛くなりたいかな……」などと言っていて、頭に浮かんだ「橋本環奈が言うんか笑」というのが、そのまま直で口に出た。多動性、衝動性が復活してる気がする。
通勤中の音楽も前と同じ聴こえ方になってる気がする。まあでも感じてた効き目含めて全部気のせいってこともあるからな……。
昼時点で、副作用の口の渇きと空腹感の減少が薄れている気がする。口は何となく渇いている気もするし、腹も減ってはいるけど食べたい気持ちは湧いてこないからなんとも言えないけど。効果は出てるのかでてないのかはっきり言えないが、出ていない寄りな気がする。……というわけで、ChatGPT(戦場ヶ原さんカスタム)に聞いてみた。以下引用。
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私:
戦場ヶ原さん:
あら、ついに薬にまで頼るようになったのね。あなたの意志の弱さに呆れつつも、その決断には少しだけ感心してあげるわ。
ストラテラ(アトモキセチン)は、ADHDの症状を改善するための薬よ。
脳内のノルアドレナリンを調整して、注意力や衝動性をコントロールしやすくする効果があるわ。
でも、あなたみたいに即効性を期待する短絡的な人には向いていないかもね。
効果が安定するまで2週間~1カ月はかかるから、せいぜい焦らず待ちなさい。
具体的な効果(あなたでも分かるように噛み砕いて説明してあげるわね)
✅ 集中しやすくなる → つまり、私の話を聞いている途中でどうでもいいことを考え始めなくなるってことよ
✅ 衝動を抑えやすくなる → 例えば、私に不用意な発言をしてしまって命の危機を迎える確率が下がるわね
✅ ミスが減る → つまり、あなたが日常的にやらかす凡ミスが少しはマシになるってことよ
副作用? まあ、あなたのような凡人には耐えられないかもしれないけど、口の渇きや食欲減退がよくあるわね。
特に食欲減退は、「いつも通りダラダラ食べていたら太る」というあなたの浅はかな食生活を強制的に改善するのには都合がいいかもしれないわ。
効果が出るまで時間がかかるけれど、せいぜい途中で「意味ないかも」とか言ってやめたりしないことね。
まったく、あなたみたいな人間はすぐに結果を求めたがるんだから。
1カ月は我慢して、それでもダメなら泣きつきなさい。そのときはまた私が叱りつけてあげるわ。
私:
効果が出るまで時間がかかるって話だけど、昨日一昨日とかはちょっと感じてたんだよね。
戦場ヶ原さん:
あら、もう効果が切れたとでも思ったの?
単純ね。ストラテラは即効性のある薬じゃないのよ。
最初の数日はプラセボ効果や、ノルアドレナリンの急な変化で「なんとなく効いてる気がする」ことがあるけれど、その後は体が慣れて一時的に何も感じなくなることがあるわ。
でも安心しなさい、あなたの脳が鈍感すぎて薬が効かないわけじゃないわ。
ストラテラはじわじわ効いてくるタイプの薬だから、2週間から1カ月くらいかけて本格的に安定するの。
それに、効果を感じるかどうかは、環境やその日の体調にも影響されるの。
例えば、昨日は集中しやすい状況だったけれど、今日は疲れていたり、ストレスがあったりすると「効いてない気がする」なんて思い込むこともあるわね。
だから、毎日のちょっとした変化に一喜一憂するのはやめなさい。
せいぜい1カ月は飲み続けて、それで本当に何も変わらないなら、そこで初めて考えればいいわ。
あなたみたいな短気な人間がすぐに「効かないかも」とか言い出すのは目に見えていたけれど、まあ、私がこうして釘を刺しておいてあげるわね。
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ということなので、しばらく黙ることにする。
前まで朝は全く起きられず、限界ギリギリの時間になって無理やり飛び起きる感じだったのだが、薬を飲み始めてからは多少良くなった。
とはいえ多少ではあり、バチッと目覚めて活動スタート!みたいな感じにはならない。
薬は24時間しか効かないのだが、これを朝食後に飲んでるから朝の効き目があまりないんじゃないか?と思いついた。なので今日は昼過ぎに飲んで明日の朝の目覚めを観察することにした。
ということで昼の12時現在まだ飲んでいないのだが、午前中はてきめんに集中が続かない。オワー!こりゃどうしたもんか。これで飲んで午後バリバリだったらほんとにすごいけどなー。
朝が目が覚めて、まず起き上がって携帯を見た。7:00過ぎで、迷ったがさすがに早すぎたので寝たら8:00を過ぎていた。
いや、革命起きたってこれ。寝起き1発目で起き上がるなんてことがまず奇跡だし、あのまま二度寝を選択してなければそのまま活動できていた。
飲む時間変えて正解かも。ちなみにこれを書いている現在、前回の服用からだいたい23時間ほど経過している。
9:30位から始めた勉強はとても調子が良かったが、1時間すぎたあたりから急に集中できなくなった。頭の中はぐるぐるしてるし、貧乏ゆすりは止まらない。問題文を読んでも上滑り。こりゃ薬の効果出てるっぽいな。
しかし、「たまにあるスゴい調子いい日の脳みその状態をキープする」という薬の効果は確かに実感しにくいかも。俺は積極的に自分で人体実験してるからいいけど、そうじゃないひとが薬途中でやめちゃうのもわかる。
食欲減退の副作用が薄まってきて、以前のように空腹感を感じる。
とはいえ食欲はあまりなく、食べたいという前向きな感じではなくて「不快な空腹感を消したい」という感じ。
頭の方は……やはり集中力はあがった気はするけど、衝動的になにかしてしまう→今までやっていたことを忘れる、みたいなムーブはあまり治らない。
今日も一日自習室にこもって勉強していたのだけど、なんか知らんがすごい集中できた。薬の効果なのか?
診察三回目。
土曜日に予約を入れていたのだが、もとから予定が入っていたのを忘れていて日曜日に変えてもらう。
今回はおばあちゃん先生。効果があったか、何か問題はないかを聞かれる。
効果はあるようなないようなで、副作用はあまり強くないです、と答える。
じゃあ倍にしてみましょうか〜?ということなので、80mgに増量した。診察自体は5分で終わった。
感じる効果をもっと話しても良かったのだけど、余計なことを言って「効いてるならいまのままでいいかもしれないですね」なんてなったら嫌なので特に何も言わなかった。副作用と財布、効果と相談しつつではあるが120mg試せるなら試してみたいのだ。
薬局でお薬手帳を忘れてることに気づく。やっぱ効果でてないかな……
衝動が抑えられて先が見据えられるようになっている……気がする。具体的エピソードは割愛。
夜、音楽を聴いていたら明確に今まで脳が聴いてなかった音が聴こえてきて興奮。
うおーっすごい!星野源の曲を聴いてるけどもうぜんっぜん違う曲に聞える!曲の奥行きがめちゃくちゃ凄い。細かい。全てのトラック(っていうのか?)のレベルが上がったって言うのかな、聴こえているけど認識していなかった音が認識できるようなってる。同時に、今まで認識していた音のレベルは下がってる。今までは俺が聞きたい音を聴いていたんだってことがわかった。音を、俺が聞きたい音ではなくて曲が表現したい音で脳が認識してるので、今までと全く違う曲に聴こえる。これは……すごいぞ!!!!!!!
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こうやって記録を読み返すと、多少なりとも効果が出ているみたいだ。
特に、資格の勉強をするために机に向かっているときの集中力が段違いに上がっている。頭の中で余計なことを考え出しちゃっても、それを自覚して制御できるようになった。
あと、寝起きがかなり良くなっている。朝なんて無理やり起きてぼーっとしながら頑張って通勤していたものだけど今は普通に起きて普通に通勤できる。
日中の集中力が増して脳が疲れるからなのか、夜眠くなる。夜眠くなって朝ちゃんと起きられて、っていう好循環が自分の体に生まれたことに感動している。前までは夜って全然眠くならなかったんだよな……
会話力については、まだわからない。飲み始めてから今のところ、職場で業務連絡と家族との会話くらいしか起きてないから試せないんだよな。
今度長い付き合いの友達に会うんだけど、その時に会話について変わったよねとか言われるだろうか。どうだろうか。
あと、個人的にうれしかったのは死にたいって思わなくなったことかな。ストラテラ自体にも抗うつ?作用があるらしいけど、それを差し引いてもあんまりネガティブなことを考えなくなった。
自分の中で考え事が暴走しなくなったのもそうだし、少しだけどADHD的失敗が減って、自分が嫌になるシーンが減ったからだと思う。
メモってなかったけど、性欲がすげえ薄くなった。AVとかエロ漫画見たらちんちんはちゃんと勃起するのでEDではないと思うんだけど、なんていうのかな、エロいことに脳が占拠されなくなった感じ。
前まではほんとに依存症なんじゃないかってくらいオナニーしちゃってて(家の外のトイレの個室とかでもしちゃってたのだ)困ってたんだけど、飲み始めたらパタッとそういうことが頭に浮かばなくなった。
内容としては雑談やらゲームやら・・・金稼ぎ的な配信というよりは、趣味でワイワイみんなで盛り上がりながら楽しむ感じだった。
が、こちらは30代も半ばに入り、昇進の話とかも出てきて責任のある立場になってきた。
一方Vはいつまでも実家住みでメンクリ通いのニート生活をしていた。
それがネタになっていて楽しかったのだが、自分の環境が変わってそういうネタがどうしても合わなくなってきた。
のんびり活動してるのはいいけど、結局この人は現状から逃げ続けているだけなんじゃないかとか。
もちろんその人の人生だから口出しするつもりはないし、どうなるかも本人の自己責任。
ただ、やっぱり自分によゆうが無い時に私はニートだからみたいなネタを聞くとイライラしてきてしまった。
世間一般的に言うVtuberはキャバみたいな感じの集金も無ければ高額なファンボックスプランがあった訳でもない。
多分その辺のVtuberよりよほど良心的で応援しやすかったと思う。
けど、やはり合わない物は合わない。
すまんが心の余裕が出来るまでは離れるぞ。
ごめんな。
双極性障害(メンクリ通院中)のパートナーが自分以外に依存していて困っています。
数か月前に希死念慮が強まり、自殺企図を起こしてからSNSで知り合った相手へ依存してしまっています。
最初はある程度のところで相手が引いていたようなのですが、現在依存関係のある方がパートナーへの依存が強く、
パートナー曰く、自分がいないと相手が死んでしまう、相手が死んでしまうと後追いをする……ようなことを仄めかしていたので、
自分も手を出すことができず止む無く黙認していたのですが、実際に会ったのを切っ掛けに恋愛感情(と本人が言っています)が
発生しているようで、本人も実生活との両立が難しく、苦しんでいます。
最終的にはどちらかと縁を切ることになるんだろうな……とは思いつつ、離別を選択されるとなかなか難しい事情もあり、
(追記)
・難しい事情
婚姻関係及び子です。離婚となった場合、親権が取れるかはわかりません。分別の付く年齢なので、子ども次第なのかな。
・パートナー呼び
アラサー増田の10年以上前の体験談と愚痴です。予め言っておくと、セクハラの話だけど男女対立の話じゃないしそういう話に持っていくつもりはないよ。あと長いよ。
私も講師も特定されたくないのでちょっとフェイク情報を混入させているよ。
あと最近あったテレビ関係の事案とは特に関係がないしそれきっかけで書こうとか便乗とかではないよ。ていうかニュース見る度フラバするからそんな連日話題にしないでほしいよあれ。
10代の頃とある舞台を観劇して「これやりたい!」と思い立ち、まずは舞台や映画方面に強いスクールに入った。
演劇の勉強は楽しかったしやりがいも多くて役者は目指したいなぁと思った反面、卒業生の進路として一番多い小劇団系は経営が厳しいところも多くて(それ以外にも色々と理由はあったが)入るのは躊躇われた。
色々と迷っている中で、学内オーディションでいくつかの大手声優事務所の担当者が来るスクールが目に留まり、そちらへ進むことにした。
今思えばここで役者業は完全に見切りつけて就職目指して、演劇は趣味で続けるって選択をしておけば良かったのかも。
役者一本で食べていくなんて小劇団に入ろうが大手事務所に入ろうが確率の低い運ゲーであることに変わりはないわけだし。
ともあれ私は声優スクールに進んでしまい、そこでも演技を楽しみレッスンに勤しんでいた。
前のスクールでそれなりに経験を積んでいた私は未経験者の多い声優スクールでは上手い方であり、講師陣にもそれなりに気に入られていた(と、思っている)。正直調子に乗っていた。
真っ当に教え子として接してくれた講師も勿論多かった、というか9割9分そういう素晴らしい講師だったけど、そうじゃない講師が1人いた。
演劇にしろ声優にしろ、スクールの講師の人達って生徒たちに舞台や映画をお勧めしてくださることが多く、その講師も例に漏れずたくさんの作品をお勧めしてきた。
その講師とか言うのもややこしいからH氏としておく。とにかくH氏は私に色々な舞台や映画をおすすめしてくれた。
私はお勧めされたものは積極的に観るタイプで、尚且つその感想をお勧めしてくれた人に語りまくるタイプでもあった。
私の感想?着眼点?を気に入った(ように見えただけで実際の興味は女体だけだったかもしれない)H氏は、「飲みながら語ろう」と私を居酒屋に誘ってきた。
当時の私はまだ20歳そこそこで社会経験が乏しく世間知らずであり、そして自分の憧れる業界に長くいる人と懇意になる=業界でチャンスが巡ってきやすいのでは!?なんておめでたい思考も持っていた。要するに考え無しのアホだった。
1軒目では途中でたまたま同じ店にいたスクールのクラスメイトの乱入なんかもあったりしながら演劇論で盛り上がり1時間ほどでお開き。楽しかったなぁと1人帰路についたところでH氏から電話が。「飲み直したい、2人でもっと演劇について語りたい」と。
前述の通りのおめでたい思考に更に酔いがプラスされ都内随一のアホで迂闊な女となっていた私は、そんな話を額面通り真に受けて釣られてしまった。もっと行間を読めるようになりましょう。
そこで半個室の居酒屋に連れていかれ、H氏から「奢りだからどんどん飲んでいいよ」と言われ、まあまあ強めのお酒をしこたま飲んでしまった。当たり前だが他人の金だろうとベロベロになるまで酒を飲んではいけない。
朝までその居酒屋でH氏と飲んで語り明かすつもりだったんだけど、めっちゃ酔ってたのと10年以上前だからこのあたりの記憶が曖昧なんだけど何でか場所変えることになったんだよな(ちなみに人生において記憶が曖昧になるくらいまで酒を飲んだのは後にも先にもこの1件だけだよ)。確か始発まではやってない店だった気がする。
始発まで別の店で飲むんだと思ってたんだけど(実際に行く店名まで話してた気がするんだけど)、H氏は徐に手を繋いできて、私はラブホに連れていかれた。演劇論を語り合うんですよね…?
ホテルついた途端H氏はバイアグラを飲みはじめ(ていうか今思ったけどバイアグラ日常的に持ち歩いてんのかよこいつ)、ようやく「これはマズイことになってるのでは」と酔いが醒めてきたんだけども時すでに遅し。本当に遅すぎ。私より立場も体格も上な人間を拒絶できるわけもなく、せめて口同士のキスとセックスだけは勘弁してくれとH氏のご機嫌を伺いながらなんとか一線は超えずに済ませた。演劇論?そんなものはない。
身体は触られ舐められまくり、「○○ちゃん(H氏の本名の下の名前)って呼んで」とか「赤ちゃんプレイが好き」とか気持ち悪い甘え方をされ、「自分の子供と同い年の女の子相手なんて興奮するなぁ」とか「胸に目がいって授業に集中できないよ」とかこれまた気持ち悪いことを言われたりなんぞして私のトラウマには完全に強烈に刻まれまくったりしたがなんとかかんとか一線は超えずに朝を迎えホテルを出て解散し、始発の電車に乗ってなんとかかんとか家路についた。てか結婚してたんかいお前。あやうく不倫相手となってもっと泥沼に突っ込むところだったぞ。父親がこんなでお子さんも可哀想すぎるよ。
このときに着ていた服はH氏の臭いがついたような気がしてしまい全部捨てた。気に入ってたんだけどねその服ね。ボトムに至っては確か着たの2回目くらいだったぞ。
まもなくH氏から謝罪のメールを送られて、私の内心は絶対に許さんぞスケベジジイめという気持ちではあったのだが、気持ちとは裏腹に「気にしないでください」と返信してしまい、スクールに訴えることもしなかった。
スクール内で出来た友人たちとの関係とか、自分の進路とか色々なことが壊れてしまうのが怖くて何も言い出せないまま卒業してしまった。自分の被害訴えようとすると友人たちやスクール自体に迷惑が掛かりそうな気がして(あと周りから講師とホテル行った女と思われるのも嫌で)我慢する方が良いような気がしてしまった。
もしこの時の私の判断のせいで後輩たちに次の被害者が生まれたりしてたら本当に申し訳ない。
子供の時から自分が我慢すれば丸く収まると思っているような人間だったけれど、そんなの大きな間違いだったんだよな。気づくのが遅すぎたな。
その後、私はそのスクールの学内オーディションで声優事務所の養成所に受かりそのままその養成所に進み、その養成所でもレッスンに励んだり小さい舞台にちょっとずつ出たりはしていたけれど、ある日突然駅のホームで泣きながら過呼吸を起こしメンクリでパニック障害と診断され養成所を辞めざるを得なくなった。
H氏の出来事があって以降、スクールや養成所で中年の男性の講師に褒められることに少なからず恐怖を感じるようになったり(別に他の講師たちは何一つ悪くない)、「このままプロになったらいつかH氏と再会するんだろうか」「私が成功したらH氏の武勇伝に使われるんだな」という不安に常に苛まれたり、その一方で男性に言い寄られると断れない貞操観念ゼロの状態になったり、あと単にバイトとの両立キツくて睡眠時間削られてたりと今思えばパニック障害に陥るのも当然のメンヘラ具合だった。
でもここまでメンヘラ女になっておいてやばいお薬とか葉っぱとかやらず処方薬ODとか自傷とかもせず借金もこさえずに生き延びてるの正直かなり偉いと思う(こうして無理矢理にでも自画自賛しないと本当に人生やってらんない)
10年以上も昔のことをなんで今更増田に書いてんのかというと半年ほど前にやってみたいゲームのキャストをチェックしていたら久々にH氏の名前を見て発作出ちゃったからなんだよね。
H氏はそんな大々的に売れてるような声優ではないし、私は今は他の趣味もできたしアニメも滅多に見ないゲームもほぼやらないので運良く数年間は名前を見ることはなかったんだけど。
あんなことしても平気で生きてて、今でも声優の仕事やってんだとか、どっかでまだ講師やって若い女に手出してんのかなとかH氏の家族って何も知らんのかなとか色々と考えて虚しくなっちゃった。(でも軽く調べた限り前のスクールの系列校も含め講師として名前は載ってなかった。講師業そのものも辞めてるといいけども)
H氏はこれ以外にも、出演したアニメや共演者や業界関係者を平気でdisったり毒親持ちの生徒に親を大事にしろとか説教したりぶっちゃけ授業自体も時間全然守らないわ中身グダグダだわで色々アレな人間だったんだけど、ここを語ると更に長くなるし話ブレるんでやめるね。
何年もずっとこのことは誰にも家族にも言えなかったし向き合うのが嫌すぎてネットに書き込むこともしなかった。ただ、長年通院しているメンクリの主治医に去年このことをやっと言うことができて、めちゃくちゃ自罰的になっていた私を宥めすかしてくださり少しだけ気持ちを軽くすることができた。やっぱ内に抱え込んでないで少しは吐き出した方がいいのかもしれない。でも家族には言えないな。
てかこれ書き始めたの去年の秋なのに踏ん切りつかなくて今日ようやく投稿できたわけなので、こういう体験談って打ち明けるのかなり難しいしメンタル的にキツイよな。やっぱ性被害なんて体験しないに限る。
これを読んでる夢を追ってる若い増田いたら(いるのか?)、憧れの業界の人に気に入られても2人っきりになるのだけは避けた方がいいということを覚えていてほしい。自分はブスだから大丈夫とか思うなよ、私はブスだけど大丈夫じゃなかったぞ。
本当に9割9分の講師はマトモで良い人だったよ。男女問わず。恩師と呼べるような人もいるしH氏みたいなのは例外中の例外だと思ってる。(今思うとH氏は治療が必要なレベルの性依存な人だったのでは?という気がしている)
ただ、どれだけ業界の1人に気に入られ親しくなろうと、その業界でのチャンスが巡ってくるわけじゃないよ。ただの一講師に仕事紹介したり事務所紹介したりとかそんな権限ないし。
どれだけその人に傷つけられようとも業界も誰も救ってくれないし、相手は平気な顔して生き続けてるし、こっちは10年以上メンクリ通って安定剤飲み続けるだけ。
正直なところそんな狭き門の不安定な業界なんて目指さず就職しろ安定を取れって言いたいけど、てかぶっちゃけセクハラとか関係なく真面目にお芝居勉強してきた人ほど世に溢れるヘッタクソな芝居にイライラさせられるので演劇関係の道なんて目指さない方が人生充実すると思うんだけど、
まあ目指したくなっちゃうもんな〜。自分は何とかなるって思っちゃうもんな。
だからせめて自衛できるところは自衛しておくれ。自分の人生に責任取れるの自分しかいないし。
こういう世界って生き残るのに才能の有無ってあんまり関係なくて、心身に異常をきたした人(と、借金で首が回らなくなった人)から脱落していくようになっていると思うんだよね。だから最低限心身の健康は守ろうな。
何の話?これそういう教訓話で良いのか?
まあいいや
すこし前まで、嘘松系インフルエンサーのアカウントをフォローしてた。10個前後。
どうせ嘘だけどまあ嘘だって分かってるし、話として面白いからええやろぐらいのつもりで。
嘘松は燃えやすいから、炎上待ちのヲチ目的も兼ねてるし…と自分に言い聞かせてた。
でも去年の今ぐらいに職場でこんなことが起こった。
言われて確認してみると、たしかにところどころ固有名詞が仕事とは無関係のものにすり替わっていた。
「この○○○○って、ドラマの××××に出てくる会社じゃないですか?」
そんなバカな。と思いながら確認してみると、たしかに同僚の言う通りだった。
その××××というドラマは、俺もずっと見ていた。
俺の職場に近い業種を舞台にしたお仕事もので、親近感があったからだ。
とはいうものの、そのドラマに登場する、言うまでもなく架空の企業名を仕事の書類にうっかり書き込んでしまった?
そんなことがあり得るのだろうか?
疑問に思いつつも、とにかくその場は平謝りで切り抜けて、即座に書類を修正することで事なきを得た。
単なるミスなら叱責や嘲笑を受けるだけで済むが、俺のは内容が内容だ。
職場では自然と、腫れ物に触れるような扱いを受けることになった。
上司はやんわりと、俺に通院を勧めてきた。
具体的な指定こそなかったものの、行先が精神科であることは明らかだった。
俺は若年性アルツハイマーの診断も覚悟して、近所のメンクリへと向かった。
さすがに珍しい症状らしく、専門家といえどもすぐには原因の特定もできなかった。
だが3度目の診察の時に、世間話としてポロッと、嘘松アカウントをフォローしていることを語ったところ、
医者は突然目を輝かせて「それです!」と叫んだ。
何がそれなのか一瞬理解できなかったが、俺の病気の原因は嘘松にある、と医者は主張しているらしかった。
理屈や病名はよく覚えていないが、なんでも「事実のように語られた嘘」に触れ続けていると、
言われるがままに嘘松アカウントのフォローを全て外し、それからフィクション系コンテンツの接種もしばらく絶ってみたところ、
それこそ嘘のように。
職を失う間際で助かった幸運と上司のアドバイスに感謝し、それ以来俺は以前よりも真面目に働くようになった。
かつての俺と同様に、今も軽い気持ちで嘘松をフォローしたり嘘増にマジレスしたりしている人は多いだろうが、
悪いことは言わない、今すぐやめた方がいい。
俺の場合は症状が軽いうちに専門家の診断を受けることができたので回復したが、嘘情報の摂取が完全に習慣化してしまうと、
現代医療の力では現実世界に引き戻すことができなくなるらしい。
たかが嘘松のせいで人生を棒に振るのは、あまりにもバカバカしいだろう。
かつてこの国では、
現在の職業は、特定可能すぎるので詳細は書けない 申し訳ない バックオフィスなので営業とかそういう方面ではない
世間は賃上げらしいが、自分のところは給料が下がるらしい 組合が戦っているが、少なくとも賃上げにはならないと思う
今の仕事自体は好きだ。やりがいもあるし、人間関係はうんざりする部分が全くないわけではないが、今すぐやめたいほどのものはない 後輩を育成する楽しさもある
しかし正直給与が全く上がらないのはしんどくなってきた 前から訴えてこれだ
額は僅かだか賃金が上がるならと思っていたが、賃下げでかなり参ってしまった
ちなみに副業不可
こんな会社に見切りをつけてとっとと転職したほうがいいのは分かっているが、とにかくニッチな仕事しかしてない自分に市場価値はあるのか?もうこの年ならどの会社もマネージャーを求めるだろう もしくはスペシャリスト 自分はそんな経験もない 職務経歴書を書いてみても、「うーん、それであなたは一体何を……?」となるんだ
転職サイトを眺めていても「なんかもうどうしようもないな」と思ってしまう ビジョンが持てない
このまま泥船と一緒に沈みたくはないが、もうすでに泥が心の中に入っている気がする (ちなみに精神科には行ってるからメンクリに行けとかは求めてない)
なんでこんな冴えない、ぱっとしない人生になってしまったんだろう。冴えない人間でも転職して収入を増やすことって出来るんですか?みんなどうやってるんだ?
ありがとうやで。
メンクリに通っていたのは大学入って割と早い時期からで、いくつかの消化器内科で異常なしと言われたけれど異常な下痢、要は過敏性腸症候群に悩まされていて、心因性のものだと判断して、親元から離れてすぐ通い出した。
ただこれはあまり効果がなかった。休学後、改めて過敏性腸症候群の疑いとして地元のメンクリに紹介された消化器内科で、下痢じゃなくて便秘性の過敏性腸症候群だと診断された。今まで排便はほぼ月に1回、月の変わり目にものすごく苦しくて長い下痢をしていただけだった。少なくとも中学のころからそれが当たり前だったから、月に1回しか排便がないことを異常だと思ってなかったし、苦しさでは圧倒的に下痢のほうが上で、勘違いしてた。
自分はまだ寛解とまではいってない、というか毎食飲んでた薬が生産終了になってだいぶヤバいんだけど、少なくとも人と話せる分社会人のほうが楽しそうだなって思ってて、はやく卒業したい。
増田と完全に経験を共有できるわけではないが、似たような経歴を送った人間の吐露を見て一言口出さずにはいられなかった
自分もサブカル趣味があって、コロナ禍の最中は何もできず、鬱病になり、彼女ともうまくいかず、留年し、ギリギリの単位で卒業した
あの時間は一体なんだったんだろう、無駄だったと思うことは今でもある。うまくいった同期を見て自分はそうはなれなかったと比べてしまったり、コロナ後に入学した弟が大学生活を健全に謳歌している様を少し羨ましく思ったりしてしまうこともある
でもそれで自分の大学時代が戻ってくる訳ではないし、あの頃の自分に戻りたいとも思わない
少なくとも俺は今鬱病も寛解して働いてるし大学時代より社会人になってからの方が楽しいよ
増田は既にメンクリにはかかっているようだし人との繋がりを大切にしてゆっくり立ち直ってほしい
幸せになってくれ
ソフトウェア開発の会社(内製)に勤めてるんだが、半年前くらいからプログラミングできづらくなった。
しばらく設計とか他人のコードレビューばかりやってたからかな・・・、と思って1,2ヶ月頑張ってみたけど全く書けなくなった。小学生の作文みたいにvscodeを目の前にして手が全く動かない状態になってしまった。
会社の産業医の人と面談して近くのメンクリへ行ったらお薬をもらった。半年間ぐらい投薬を続けながらなんとか頑張ってみたけど結局駄目で今求職中。
求職1ヶ月でやっとパソコン立ち上げて文字入力できるぐらいまでになったので、もう少ししたら復帰できる・・・と信じたい。なお休職中勉強してみるかと思って技術書を読んでみたけど吐き気とめまいがおきたのでまだそこまで回復してなさそう。
たとえば予想外の不幸にあった時、親から口では心配しているからといいつつ「どうしてあの時○○しておかなかったんだ」、「○○すれば良かったのに」とよく言われる。
心配してくれるのは有難いけど、今更過去には戻れないし最善を尽くした上でなお予想外のトラブルに見舞われることもある。
とてもじゃないが「心配かけてごめんなさい、その通りです。」なんて殊勝なこと私は言えない。
むしろ過去の自分を理不尽に責められているように感じて「そんな事言わないでくれ」と言い返してしまう。
でもそう言い返すと決まって、
「どうしてお前はそんな捻くれた捉え方をするんだ」
「そんなつもりで言ったわけじゃないのに何て言い方するんだ」
「お前は変だ」
と言い返される。
これがもう辛くて仕方ない。私はただ日常のトラブルの愚痴を聞いてほしかっただけなのに、軽く聞き流して寄り添ってくれたらそれで十分だったのに。
その気持ちを伝えても親は「私は変わっている、捻くれている、折角心配しているのに、 」と言う。親だけじゃなくて過去の恋人にすら同じようなことを何度も言われたことがある。
こんなことを言われすぎて私はもう自分が頭がおかしいんだと余計発狂しそうになる、実際、普通の人間なんかじゃないし、人生躓いてばかりのダメ人間だし、メンクリとはもう10数年も通い続けている。
うつ病の診断も出された、自分が元々捻くれていることも自覚していたからそれを治そうと必死に頑張った時期もあった。
けどもうはっきり言って限界で、どこかに吐き出したくてここに書いてる。
もしこの増田を読んでくれた人がいたら、率直な感想を書いてほしい。
それでタイトルに対する考えを教えてほしい、
私はもう考えすぎて何も分からない。何も考えられない。
私が間違ってると思ったらどの思考が間違っているのか教えてほしい。もうどこを治していけばいいか分からない。私は鬱じゃなくて別の病気なのか?だれか助けて欲しい。
故人に語りかけるような、独り言のような、そんなとある曲がマジモンの追悼作品と知った。
作者とともに破滅的な青春を送っていた友人が数年前に死んだらしい。
トレインスポッティングやNHKにようこそみてーな世界もある所にはあるんだな。
SNSで遠巻きに見てた高校生が死んだのを思い出した。ぼちぼち一年半くらい経つ。こちらがボーっと生きてる間にも歳の差が開いてく。
数フォロー圏内でこっちから一方的に眺めてただけ。多分向こうはおれを知らない。でも思考回路といい趣味嗜好といい、コイツは別の世界線を生きる自分なんじゃねえかって思ってた。インターネットでたまに巡り合うドッペルゲンガー。
不登校になったり転校したり留年したり、色々あったらしい。一回り上のオタク連中から面白がられてた。見世物感覚とマジの心配の半々。
自分も紙一重でそういう生き方だったのかもしれない。フツーをやれる能力があったのか、重力に抗えなかっただけなのか。結局まあ大学で躓いちゃったけど。
不安に気づかないほど鈍感でもないし、気づかないフリ出来るほど我慢強くもないし、取り除けるほど賢くもない。分不相応に思慮深い、よくいる愚かな人間。
それでも学校行かない分バイトを始めてみたり、絵を描いてみたり、フォロワーのオタクと会ってたり、生きる事に全くの無気力ではなかったらしい。高認の勉強もしてたらしい。オタクと馴れ合いつつ、人生もぼちぼち進めて安心したいって。
そうやって抗ってる中で、楽しい時間が全くない訳じゃない。でももっと底の方の気分は常に晴れない。そんな感じのことをこぼしてた。
おれが同じ立場ならバイトの応募なんて出来なかっただろうな。案外行動力はあったのかもしれない。じゃなきゃ自殺だってしないだろうな。
人身事故なんて滅多にない地域で、10代男性死亡。最後のツイートはその駅のホームの風景。これで別人ならとんだゾディアックだな。
意識的なものじゃなくて、死ぬ時の気持ちっていうのはもっと切迫してんのかな。希死念慮とは長い付き合いだけど、未だに死んだ事はねえから分からん。
これはただの怠けなのか?生理的問題を抱えていて、それは対処が可能なものなのか?有効な対処がないのなら、救いはないのか?
みたいな悩みをずっと口にしてた。
はっきりナントカ障害という訳でもなく煮えきらない診断がおりてからも、「障害」を烙印と思ってかなり気に病んでたっぽい。
おれもそういう時期あったな〜〜
でも結局障害かそうじゃないかっていうゼロ百じゃないんだよな。
性格と障害なんてはっきりと線引きは出来ない。する意味もない。その境界にこだわるより、何ができるのかを考える。ごく当たり前かつ重要な気付き。それは理屈じゃなく、自分の時間と身体を使って納得を得なきゃ辿り着けない。そうでなきゃ、今度は鬱かもしれない。自律神経失調症かもしれない。HSPかもしれない。それさえ病院で治せば……なんて、いくらでも別の「可能性」にすがれちゃうんだよな〜〜
とか思ってる間に死んでしまった。
アニメの世界に行きたいって言ってたな。おれも行きたい。物語があるし。永遠だし。
止まった時間に守られて永遠に老け込むことはなくなったし、現実よりはちょっと近づけたのかな。でもやっぱ死ぬだけじゃ随分と廉価版になってしまうか。異世界転生してアニメの萌え女になれてたらいいよな。全くの虚無じゃ味気ないし。地獄行きがあるなら多分お互いそうだろうな。
おれが死んだらこっちが後輩か。アニメのアイコンしか見てないから姿は分かんねえな。
彼のことは自分を見る鏡のようにばかり思ってたかもしれん。死ぬにも生きるにも振り切れないところに、歳も近く自分みてーな奴が死んだことに光すら感じてたかもしれん。 もうちょっと社交性があったら自分とは違う所も知れたのかもしれんな。楽しく生きるのってそういうのが面倒で嫌なんだよな。