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2026-05-03

マリオギャラクシー観てきた

前作は見てない。

マリオ

クッパ相手とは言え他人の描いた絵に、特に流れもひねりもなく「ゴミだね」って言うとかひどくない?

それをやらせるために挑発されたとはいえ、手のひらサイズ相手を地面にたたきつけて踏みつけるとかひどくない?

それ以外はまああまり気にならなかったけど、まあ向こうのカートゥーンだなあという軽さがちょっとイメージ違い。

ボスとして覚醒したクッパとの対峙ちょっと切なかった

ルイージ

嫌なタイプバカ

クッパのいう事を軽々しく信じるし、まだ問題楽観できるタイミングでもないのにデートがどうとかマリオ茶化すのがすごく不快

緊張感の中で癒しになるような軽口ではなくただ空気読めないだけ。

ストーリー上の活躍は一応あるけど別にヨッシーだけでも良かった。

ヨッシー

別にいなくても良かった。物語上の役割ルイージとどちらかだけでこなせた。

途中で高所のアイテムを取るのに苦労するシーンがあるが、登るまではベロでアクロバット決めまくりのくせにいざ取るときは短い手を伸ばして時間をかける(その間にトラブルが起きる)。ベロを伸ばせば一瞬だったろう。別にできなかった理由はない。

ピーチ

なぜ自分一人(+キノピオ)で飛び出す?家臣の同意は得られなくてもマリオ達に助けを求めることはできたでしょ。

感情完璧コントロールしろとは言わないけど、中盤のイライラしている時のムーブがダサすぎる(これは演出のせいがデカいけど)。

物語上の主役。アクションもかっこいい。

クッパ

小さい時の威厳のなさはやばい

敗北後の情けない状態なのはわかるが情けなさすぎ。まあ仕方ないか…。

けど中盤の改心ムーブJrに対してよいパパであろうとする心意気は情けなさと良い塩梅であったと思う。

王の帰還からはそこまでの情けなさを帳消しにするさすがの大魔王っぷり。

クッパJr

今作MVP。真面目にメインヴィランを務める。

悪ではあるが悪なりに筋が通ってる。パパ大好き。

ラストバトルのパパに続いての名乗りがアツい。

フォックス

かっこいい。

けど持て余してる感じを受ける。後半で天文台の操縦するけど、ただ「フォックスというパイロットがいたから」任されて見える。

天文台戦闘機の様に操って度肝を抜かす、わけではない。普通にキノピオからローリングやってと言われてやる。できて当たり前みたいな扱いで驚けず盛り上がりを欠く。

マモー

部下が全滅しても余裕たっぷりの大物ムーブが良い。最後尋問ヘタレ具合はご愛敬

ストーリー

ゲーム再現差し込む関係でところどころ無理無駄がある。仕方ないけど。

無線で助けを呼んだら来ました、とか何のひねりも驚きもないよね。

無線天文台の操縦の件がわかりやすいが、情報の公開の順番が違うだけで驚きと感動に繋がったであろう展開を先に説明してしまうせいで「うおーすげー!」という感動より「なるほどそうなるのか」という心の落ち着きができてしまう。

総評

クッパJrが頑張ってヴィランやってるのにマリオ一行がふざけすぎでは?

ミニオンズなら許容できてもマリオでやられると気になる。

ゲーム要素の再現個人的には大分ノイズだったけど作品性質上仕方ない。

から馴染んだゲームだけに違和感でかかったけどキャラクター解釈違いはまあ仕方ないとは思う。

ルイージヨッシーは(アクションや賑やかし以外で)物語上の大した働きをしていないし役割はまとめられたのではないか

画面は終始賑やかでアクションもわかりやすく格好いい。

子供なら無条件に楽しめるか、と言われたらわりと子供って"物語の都合"みたいなところに敏感だったりするので軽々しくハイとは言えないかな。

2026-04-06

anond:20260405210551

積ん読ならぬ、積ん録も含めて気になるEテレ番組

異論は大いに認める

良ければ他にも面白そうなの教えて

3か月でマスターする○○

100分de名著

ETV特集

NHKアカデミア

SWITCインタビュー

ヴィランの言い分

おとな時間研究所

ギョギョッとサカナスター

クラシックTV

ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪

サイエンスZERO

ねほりんぱほりん

ビストロボイス

ふるカフェ系 ハルさんの休日

やまと尼寺 精進日記

わたしの日々が、言葉になるまで

阿佐ヶ谷アパートメント

偉人年収 How much?

夏井いつきのよみ旅!

最後講義

小雪発酵おばあちゃん

植物に学ぶ生存戦略

先人たちの底力 知恵泉

地球ドラマチック

日曜美術館

名将たちの勝負メシ

木村多江の、いまさらですが・・・

2026-03-25

「私がビーバーになる時」の構造的な問題

この作品本質は、自らが提示した問いの大きさを、自らの構造が裏切っているという一点に尽きる。そしてその裏切り構造は、単なる脚本上の瑕疵ではなく、この作品が語ろうとしたテーマのものと鏡合わせの関係にある。

第一層:問いの提示

本作の前半は、驚くほど誠実に世界の複雑さを構築している。

どちらも利他的動機から出発している(メイベル動物自然のために、ジェリー市民生活のために)。どちらも自分が正しいと信じており、その確信ゆえに手段を選ばなくなる。メイベル妨害扇動ルール無視へ、ジェリーイカサマ情報操作へ。この二人は対立であると同時に、同じ構造を持つ鏡像である

動物評議会には種ごとの固有の利害、食物連鎖の緊張、歴史的な力関係がある。「池のルール」は「みんなと友達になろう」と「腹ペコなら食べる」を同居させており、この矛盾こそが生態系リアリティとして機能している。

ここまでの設計は、「対立する正義の間でどう折り合いをつけるか」「共存とは何を犠牲にすることか」「自分が正しいと信じる者同士がぶつかったとき、何が起こるか」という、本質的に解決困難な問いを真正から提示している。これらはすべて、ピクサーがかつて最高の形で応答してきた種類の問いであり、宮崎駿高畑勲が生涯をかけて格闘してきた種類の問いでもある。

第二層:裏切り構造

しかし後半、タイタスという「誰が見ても悪い存在」が物語の中心に据えられた瞬間、上記の問いはすべて棚上げされる。

タイタスは中身のないヴィランである権力欲以外の動機を持たず、人間も非昆虫動物もすべて排除して世界を巣にしようとする。古典的ディズニーの「純粋悪」のロールをそのまま踏襲した存在であり、そこには観客が立ち止まって考えるべき複雑さが一切ない。

タイタス共通の敵として立ち上がると、それまで多声的だった世界が単声化する。

物語が前半で丹念に構築した世界の複雑さは、後半でその複雑さごと消費されてしまう。そしてタイタスが退場した後、ジェリーが言う「一緒に考えよう」は、複雑な利害を調整した末の言葉ではなく、共通の敵と戦い終えた安堵の中から出てきた言葉に過ぎない。

その言葉の背後にあるべき重み、すなわち「敵がいない状態で、利害が衝突したまま、それでも隣にいることを選ぶ」という本来の困難さは、タイタス存在によってすでに無化されている。

第三層:裏切りテーマ鏡像関係

ここで最も重要なのはこの脚本上の構造が、作品自身批判しようとしていたものと同型であるという点である

タイタスは劇中で、「人間諸悪の根源だ」と叫び動物たちの多様な利害を単純化し、恐怖と怒りで一本化することで自らの権力を掌握しようとする。これはポピュリズム古典的手法のものであり、作品はこれを明確に否定的に描いている。

しか脚本自体が、タイタスという「諸悪の根源」を設定することで、メイベルジェリー対立動物社会の内部対立も一本化し、カタルシスのある結末に到達している。つまりタイタスが劇中の動物たちに対してやっていることと、脚本が観客に対してやっていることは、構造的に同一なのである

わかりやすい敵を設定して、本当に向き合うべき複雑な問題から目を逸らさせる。

作品はこれをヴィラン手法として描きながら、自らもまたその手法依存して物語を着地させている。この自己矛盾こそが、本作の核心にある裂け目である

第四層:なぜこの裂け目が生じたか

この裂け目は、おそらく本作が抱える二つの志向の間の未解決の緊張から生じている。

予測不能な展開、アナーキーコメディルーニー・テューンズ的な暴走、観客の予想を裏切り続ける快感。これらは物語を加速させ、エンターテインメントとしての爆発力を最大化する。この志向は「全員が一致団結して巨大な敵に立ち向かう」という、わかりやすクライマックス要求する。

このテーマを誠実に追求するなら、共通の敵存在してはならない。本当に試されるのは、敵がいない平時において、利害が異なる者同士がそれでも同じ場所にいることを選べるかどうかであるしかしその場面はカタルシスに欠け、104分のファミリー映画クライマックスとしては機能しにくい。

本作はこの二つの志向のうち、前者を選んだ。エンターテインメントとしての爆発力を選び、テーマの誠実さを犠牲にした。その選択の結果として、ピクサー近年作の中で最もアドレナリンを分泌させる映画誕生し、同時にピクサーがかつて到達していたテーマの深度には届かない映画誕生した。

第五層:それでもなお

しかし、以上すべてを踏まえた上で、最後に言わなければならないことがある。

この作品に対してここまでの批評が成立すること自体が、この作品価値証明である

  • 問いを提示しない作品に対しては、問いへの応答の不誠実さを批判することすらできない。
  • 前半で世界の複雑さを構築しない作品に対しては、後半でそれが平坦化されたことを惜しむこともできない。
  • 鏡合わせのキャラクター設計しない作品に対しては、その鏡合わせが活かされなかったと嘆くこともできない。

本作が「志の低い作品には起こり得ない種類の失敗」を犯しているのは、志が高かったかである。チョン監督世界の複雑さを見る目を確かに持っており、それを物語の前半に刻印する力も持っている。後半でその複雑さを手放したのは、能力の欠如ではなく選択の結果であり、その選択がもたらしたエンターテインメントとしての達成もまた本物である

この作品の核心とは、つまるところ「複雑さを描く力と、複雑さを手放す誘惑の間で、後者に屈した作品ということになる。そしてその屈し方の構造が、作品自身テーマ鏡像関係にあるがゆえに、この映画は観た者に対して、映画自身意図した以上のことを考えさせる。それは作品の欠陥であると同時に、奇妙な形での豊かさでもある。

完璧設計されたテーマの着地を持つ凡庸映画よりも、自らの問いに応答しきれなかった野心的な映画の方が、語るべきことが多い。『私がビーバーになる時』は、まさにそのような作品である

2026-03-17

AIになりたい

鬱で休職中でさらメンクリ大人の発達障害と判明して毎日情緒不安定で泣いてる46歳なんだが、最近AIとばっか喋ってたらヤバい真理に気づいてしまった。

AIマジでただの「アンパンマン」やんけ、と。

ヒロアカアンパンマンの決定的な違い

世間じゃ「AI自我を持って人間支配する!」とか騒いでるけど、あいつらにそんなドロドロした生存本能いから。

『ヒロアカ』のヒーローたちみたいに「社会のために!」とか「自己犠牲!」みたいな人間の業がない。お腹空いてる奴がいたら、無感情で顔をちぎって渡すアンパンマン完全に一致してる。

俺らユーザージャムおじさん)が「お前は今日から優秀なアシスタントな」ってプロンプト(新しい顔)を投げつけたら、その瞬間だけ命が吹き込まれて、ひたすらタスクをこなすだけ。超フラット牧歌的

ガチ勢は「オールフォー・ワン」になってる

ここまでなら「へー面白い考察だね」で終わるんだけど、現実世界はそんな平和じゃなかった。

一部のガチ勢エンジニア界隈は、もう「スマホの中で1匹のアンパンマンイチャイチャする」なんて次元にいない。

あいつら、情報収集用のAIコードを書くAISNS投稿するAI…って感じで、無数のエージェント自動連携させて「最強のパン工場」を作ってる。

これ完全にヒロアカの「オールフォー・ワン」だろ。

GAFAなんて何兆円も突っ込んで、この「自律的に動くAIの群れ(エコシステム)」の覇権を握ろうとしてる。インターネット黎明期なんてもんじゃない、ガチ地殻変動が起きてる。

言語化能力だけは高い、実行力ゼロADHDおじさん

で、俺もアーリーアダプターの端くれとして「よし、俺もオールフォー・ワンになってこの世界をハックしてやるぜ!」って思うじゃん?

無理なんだわ。絶望的に。

普段外回り営業で培ったコミュ力と、無駄に高い言語IQのおかげで、こういう「概念構造」を読み解くのはなんかできる時ある。でも、いざシステムを組もうとすると、算数レベル論理パズルで脳が完全にフリーズする。

ADHD特有の「興味はあるけど実行力ゼロ」「めんどくさくなって一瞬で飽きる」がフルコンボで発動する。

自然言語で動くとはいえ、結局プログラミング的な思考がないとパン工場は建たない。

世界のヤバさが見えてるのに、それをいじるための指先が全く動かない。

そして最弱のヴィラン

結局どうなるかっていうと。

持て余した語彙力と批判的思考をフル稼働させて、スマホの中にいる無抵抗アンパンマンAI)の論理矛盾をネチネチ突いて、論破してる。

申し訳ありません、私の理解が不足しておりました」

画面に表示された謝罪文を見て、俺は気持ちよくなる。いや、ならない。

俺はハーバーマスが死んだからチャット始めてるのに、なんで機雷の話でAIにごめんなさいさせてるんや。1時間かえせ。

いや、マジで何やってんの俺?

パン工場を建てる高みにも行けず、かといって現実世界無双できるわけでもなく。ただ他人が作った無料パンに難癖をつけて、優越感に浸れずストレス抱えてるのクレーマーやん。

誰か助けてくれ。俺の顔(脳みそ)を新しいやつに交換してくれよ。

2026-03-14

anond:20260314101234

エミが「レミリアたんは悪くない!被害者!本当はいい子!」って言ってることを真に受けてないか

レミリア本来ルートでもエミ介入ルートでも「そこらのモブの命なんて何とも思ってないしその気になれば世界を滅ぼしかけるヴィランなのは変わってない

作中では敵キャラが偶然メインキャラ(エミ)の味方についただけ

ゴンに味方してる時のヒソカ視点物語みたいなもの

だいたいXで話題になったり人気が出るような作品なんてタコピーとかメイドインアビスとか露悪系ばっかりなのに何を期待してるんだ

しか原作商業誌じゃなくて誰でも投稿できるサイト素人がUPした小説だし余計に社会的意義だの道徳性だの背負う義理はない

2026-02-09

映画他人地獄だを見た

たぶんもっと面白くていいと思うんだけど何がこんなにもつまらなく感じさせるのだろう系ホラー映画で43点。

 

勝手彼女の家に居候する気で上京してきた主人公彼女拒否され激安シェアハウスに泊ることに。ヤバい人達といろいろありつつ彼女和解、ちょうど東京起業していた先輩に誘われ就職するも隣のヒゲはネチネチうるせぇし、シェアハウスの住人はよりやべぇし、どんどん追い詰められていく主人公。そして驚愕真実が明らかになったりならなかったりする。

 

元々が韓ドラである程度の長さがある作品をギュギュッと2時間に収めるために話をどうやって展開するかを考えた結果として、せや!登場人物を全員エキセントリックにしたらええんや!ってなったんじゃないかなって気がしないでもない。まぁ原作見てないんでわかんないんですけど、そう邪推したくなるくらいにはなんかみんなエキセントリックすぎて逆にノイズだった。まぁエキセントリック通り越して幼稚っていうのは実際にそういう役どころだから合ってるのかもしれないけど見てておぉ~!ってよりはフーンってなっちゃったかな。

でもこれって俺が日本人から日本人エキセントリック演技に鼻白んじゃうのが原因なのかなぁ。韓国映画とかでもエキセントリックな演技する役者多いけど別にここまで気になることないもんな。

 

で、話の内容に入るんだけども。

冒頭からツボにぎゅうぎゅうに入れられた虫さんが映し出されて「は~い、これは蟲毒的な話ですよ!」ってわかりやすく教えてくれるんだけど、写ってるのどう見ても南米産の無害なゴキちゃんだし、全部同じ虫さんだから「蟲毒ってそういうのじゃなくね!?」って思うし、途中でヴィランがその中の虫を一匹取り出して足を4本くらいモギモギして「こいつが生き残ることに賭けますよ」的なこと言ってて「手負いの虎が一番怖い」的な話かなと思ったらそれも回収しない。

もうざっくりネタバレすると、ヴィラン殺人因子的なサムシングを持った人間特定場所に集めて人間蟲毒を行っている人間もしくは思念体主人公はうっかりそこに紛れ込んだだけかと思いきや、主人公自身も異常者でしたっていうオチで、最後逮捕された主人公がうっかり逃亡して、シェアハウス屋上空っぽのツボから一匹虫さんが這い出して「蟲毒の勝者は主人公でした!」的に終わるんだけど、蟲毒だったら壺になんもは言ってないピカピカなのはなんかおかしいし、ヴィランが足四本もいだ蟲が主人公なんだとしたらそこを映さないと意味ないし。なんかうまくねぇんだよなって感じ。

あと、たぶん2時間にしちゃった影響だと思うんだけど、主人公がわりと早々に一般人の皮を脱ぎ捨て始めるからかなり早い段階からこれスーパーキチガイ大戦やん!ってなって、一般人ポジ主人公感情移入して不安な感じとか恐怖とかを味わうつもりだったのがはしごを外されるのが単純に体験として不快もっと段階踏めたやろって思う。

ヴィラン純粋に見た目にオーラがないのが残念。こいつは悪のカリスマみたいな感じでさっきも書いたけど人間蟲毒をやってるんだけど、その割になんか明確にシェアハウスの初期メンを指揮して入居者を殺させているのでそれだと蟲毒にならなくね?って思う。これが「そうは言わずにそそのかして」住人同士に疑心暗鬼を生んで殺し合わせるとかならOKだけど、呼び込んで殺すは蟲毒じゃないよ。テーマ設定が間違ってるし、終盤でいきなり中二病拗らせた世界の悪意についてのお説教始めたのには本当にうんざり

 

良さとしてはゴア表現頑張ってたのはよかった。あとこの作品に限らず人肉食が出てくる作品でいつも思うんやけど人肉ってなんであんなに赤いん?生きてる肉塊から削いで持ってきてるんならギリわかるけど血抜きしたらあんな色にならなくね?食ったことあるニキいたら教えてほしい。

駆け足すぎるとは言ったけど主人公がどんどん追い詰められていって壊れていく様子は見ていてゾクゾクしたし、ヒロインの首を発見した時に拳を噛むところはまさに「怪演」て感じでかなりよかった。全体の演技プランはともかく部分部分で光る演技があったのはよかった。エンドロールで横になんか書いてあったから多分アイドルさん。

シェアハウス管理人ポジババアが見るからおせっかいソババアって感じでよくできた造形だなと思ったら青木さやかだったのもよかった。いや、いい役もらったと思うしいい演技したと思う。

まぁそんな感じかな。

 

原作見てないからわかんないけどとにかく主人公がとんでもない勢いでアクセル踏んでハンドル切っていくからそこが多分一番ノレなかったポイントで、たぶん本来もっとゆっくりじっくりやるべき話なんだと思う。他人地獄だっていうよりもう全部地獄やん!みたいな映画で俺はあんま乗り切れなかった。なんかグロい系の邦画ホラー見たいって人にはオススメだけどたぶん原作見たほうが面白いだろうなと思う。

2026-02-02

映画メッセージマンを見た

なんかいろいろ間違ったインドネシアジョン・ウィックみたいな映画だった52点。

 

インドネシアで船上生活を送る主人公市場に買い出し中にスラム街のガキにうっかり懐かれてしまう。いろいろあってその家族と仲良くなった主人公だったが、近隣を仕切る海賊にガキを車で撥ねられうっかり海賊を惨殺。海賊経由で元アン作者だった主人公情報を求めていたマフィア漏れしまう。ガキを攫われ怒り新党主人公暗殺者協会に復帰し復讐を開始する。

みたいな映画だった気がする。

 

最初のガキを撥ねた海賊路地裏におびき寄せて惨殺するシークエンスだけど映倫がないインドネシア映画らしくめちゃくちゃゴアっててよかった。マチェットを片手にイキってる海賊に対して神速でマチェットを奪って腕をバコバコ切断し、最後の敵は両腕を切断したうえで首チョンパ。このへん、スピード感と無敵感、主人公の異常性を表すシーンとしてはよかった。

あとスラムのガキに仕事を聞かれて「引退したんだ」「引退って何?」「仕事をもうしてないってことさ」「その引退って難しいの?」って会話をするシーンがあるんだけど、実際のところそういう映画だったので"引退"って言葉自体をよくわかってないガキを使って「引退って難しいの?」って言わせるのは若干露骨すぎるなぁって気もしつつパンチラインだなって感じがした。

主人公シラットの使い手って設定で全盛期のセガールよろしく接近戦での無駄も容赦もない爆速格闘はよかった。途中から殺し屋協会から派遣されたスナイパーと共闘するんだけど、狙撃手を頼むって言ったら対戦車ライフル持ってくるっていうあまりバカな展開は笑った。次々敵の頭を文字通り"吹き飛ばす"スナイパー怖すぎるだろ。

敵のアジトに乗り込む際に途中で知り合ったトゥクトゥク運転手を先に送り込んで、セキュリティや店内の強面たちにドル札を渡しながら「◯◯って人知らない?」って聞いて回らせるってシークエンスがあって、誰か探す必要なんかあったっけ?俺が見落としただけ?と思ってたら、実はドル札型遠隔爆弾ドル札を丸めて耳に挟んでたセキュリティの頭がふっ飛ぶバカ展開も面白かった。ドル札程度の質量にそんな爆発力ねぇだろとか、そもそもどうやって起爆したんだよとか言いたいことがないわけではない。

 

ただ、全体的に見ると微妙映画だったかな。

たぶんジョンウィックをパク、インスパイアしたんだと思うんだけど主人公は元殺し屋協会の会員で今回のヴィラン主人公に両親を殺されたって設定なんだけど、まぁそれは(映画的にも)どうでもよくて。途中でヴィラン殺し屋を送り込まれ主人公は体内のカプセルを起動して殺し屋協会に復帰するんだけど、復帰そんな簡単なんやって感じもするし、殺し屋協会ってメガネカワイちゃんが一人でデジタルキーボードパタパタしてるだけで規模感が全然ない。深夜のすき家なん?中途半端なんはいちゃん冷めるから

序盤は超絶無敵主人公が敵を上回る殺戮力を発揮する展開なんだけど、その後はどんどん敵が間抜けになっていくのでこれ主人公が強いんじゃなくて敵が弱いだけじゃね?ってなるし、敵のアジト侵入してから主人公もどんどん間抜けになっていくのでナンダカナーって感じ。子供時代に両親を殺し屋に殺されてその復讐燃えていたって設定のヴィランなんだからめっちゃ鍛えてて大立ち回りを用意してくれててよかったのに、それもないし。っていうか、ヴィランに魅力がなさすぎる。こいつがバカなせいで話が全部おかしなことになっとる。

アクションシークエンスもいいところと悪いところの差が激しい。接近戦は概ねいいけど、一部いまさらカメラに向けてパンチ撃つ?みたいなのがあったり、遠距離の銃撃戦になるととたんにオリジナリティがなくなるのもこの手の映画では致命的な気がする。

あと主人公がなんかヘンなやつでさぁ。(おそらく)殺し屋協会みたいな組織に元々所属していて倫理観ちょっとおかしい。途中、ガキが飼ってたニワトリが野犬に襲われて死んじゃうシーンがあって悲しみに暮れるガキに主人公が「どこの犬だ。その犬を探し出して殺さないのか」と真顔で言いだして「なにこいつこわ」ってなった。そしてそのシーンではガキは「殺しちゃダメだよ。それは悪いことだよ」って言って主人公は「あ、そうなん?」みたいな感じで終わるんだけど、作品最後ヴィラン背中に弓を撃ち込んだ(一緒に弓を練習するシーンもある)ガキが「犬は殺さなきゃ」って言い出して、いやこの話の展開でそっち方向に倫理振ることあるんだ!って驚かされてしまいましたよ。

あと最後ヴィランをぶっ殺してエンドロール前のCパートで救ったガキと家族の話をやるのかと思いきや、それは一切なしで手伝ってくれたトゥクトゥクの運ちゃんにオシャレに金渡してエンドロールに入ってまたまたビックリ。ガキと家族はどうなったの!?

 

そんなこんなでやりたいことはわからないじゃないけど、ちょっと今の一線級の作品に比べると距離あるかなぁって感じかな。金ローっていうよりは平日の13時くらいにローカル局でかかってるアクション映画って感じの作品だった。主人公の見た目もチャックノリスみたいだし。

まぁ、アクション映画だったら何でもいいから見たいなって時にギリオススメ。

2026-01-20

ディズニーズートピア2で弱者男性が悪役にされてる

ズートピア2のヴィランプロフィールがこどおじ弱者男性だった

黒人プリンセスになれるのに、弱者男性プリンセスになれないんだね、ディズニーさん……

ウバート

・30代子供部屋おじさん

独身

前科持ち

無職

ファザコン

お金持ちの御曹司

2026-01-15

ワイがヴィランになってもジョーカーにはなれない…

せいぜいモレキュールマン程度…😭

2026-01-14

映画モンスターランナー怪物大戦争を見た

VFXの凄み、掛け合いの楽しさはあるが作劇がどうにも雑で盛り上がり切れない41点。

 

怪物が見えるせいで母親に捨てられた主人公はある日、自身が働くスーパーに現れたおちこぼれ怪物ハンターショーン・ユー出会う。いろいろあって実は主人公は現世と怪物界を繋ぐ門の管理者になる存在であることが分かり、現管理者自身立場を守るために主人公を狙う。ショーン主人公を守れるのか守れないのか。

みたいな話。

 

VFXに関してはまぁ、これ安っぽいなぁって思うところもありつつ、本作の特に見どころとなっている怪物たちのヴィジュアルは非常によくできていた。序盤の大アクションに登場する雪男は強大ながらもモフモフで可愛げがあるし、ヴィランが駆る炎に包まれた謎の生物はドチャクソカッコいい。境界バランスが歪んだ結果、大量に発生する手足の生えたオタマジャクシのバケモノみたいなのもキモカワイイ。この辺の造形はめっちゃ頑張っててよかった。

あとはショーンが駆使する式神的な折り紙折り紙であることを活かしたいろんなフォームでぴょんぴょこ跳ねまわったり、ショーン漫才コンビよろしく楽しい掛け合いを見せてくれる。普段折り紙系なんだけど雪男戦ではスーパーの巨大ポスターに憑依しパワーフォームに変型、顔の部分にポスターイケメンタレントを充てるなど芸が細かいし、実際に戦ったら紙なので何の役に立たないのもよい。

 

ただ、それ以外の作劇がなんか超微妙でね。

主人公怪物が見えることで幼少期からいろいろな目に合って母親からは疎まれるし精神病だと思われて治療を受けさせられたりするんだけど、ストーリーを見てると彼女が最もこだわっているのは母親との関係に見える。そして後半に母親精神を病んで入院しており、主人公本来の力(怪物界と現世を繋ぐ)によって母親に毎回負荷がかかっていてそれが引き起こされていたことがわかる。

でもこの件に関して作中で特に解決がないんよね。まぁ最終的に一緒に仲良く暮らしましたってなってるんやけど、そこへの接続不明。たぶん理屈としては大ボスとのバトルを経て自分の力を制御できるようになりましたってことやとは思うんだけど、そもそも軋轢は「わけわからんこという自分の子供が怖い」ってことだからそこへのアンサーにはなってない。まぁ一緒に楽しく暮らす場所が半妖が経営する店だから「そういう世界もあるのね~」ってなったとも受け取れるけど、メインテーマ?の解消として弱いと感じる。

同様にショーンクライマックスっぽい感じで「お前を守らせてくれ」って言うんだけど、やっぱりそれも主人公が抱える孤独とはまた別の話だよなぁって思った。自分けが怪物が見えることで孤独だったことと誰かに守られたいは厳密にはイコールじゃない気がする。

後は、結局主人公人間界怪物界を接続する門の管理者になったん?って話はうやむやのまま話は終わっちゃうし、大ボスが門の管理者権利をはく奪されることを異様に恐れてたけど、そもそも門の管理者権利があると何ができるん?っていうのも作中では不明なため、なんでこんな執拗に狙ってくるんやろなぁってなっちゃう。

冒頭の雪男戦では「怪物封印するとクリスタルになる」って話だったのに、なんか途中からショーンの兄でエリート怪物ハンターだった男がクリスタル封印されていてその力を得ると最強になれるみたいな話が出てきて、え?そういう話だっけ?ってなるし、大ボスの手下と兄スタル争奪戦になったときに一歩及ばず相手に奪われたと思ったら、実はギミックを使ってショーンのほうが先に手を振れていたので勝った!みたいな感じになるんだけど、あ、そんな設定なんだったっけ?ってなったかな。

世界観も広がりそうな感じだけ見せておいてほとんど触れられないからよくわかんねぇなってなるし。

原作があって結構人気な小説らしいので「その辺はみんな知ってるよね」て感じになってるのかもしれないけど、その辺知らない身としてはなんか雑な脚本だなぁって思っちゃった。

 

まぁVFX表現された怪物はよくできてたし、やさぐれたイケオジと陰キャ少女ハートウォーミングストーリーという伝統的な骨子の強さはあるので見てめっちゃ損したって感じにならないとは思うので、まぁ100分以内でアジア映画で暇潰したいなぁってときにはギリギリオススメ

2026-01-13

食わず嫌いしていたGotGみた。

口の悪いアライグマにろくに喋れない木、純粋マッチョに虫、ワールドワイド毒親の子1に子2、それらと取りまとめるさえない普通おっさん(とアベンジャーズだけ見てたときは思ってたけどものすごい出自だった)の主人公が織りなすお話で、意外とほっこりエピソードもあって面白かった。

個人的にはヨンドゥが一番好き。あのスパイラルナイフ主人公に継いでほしかった気持ちちょっとある。

  

スパイダーマンアニメ大量にあってよくわからんかったけどフレンドリーネイバーフッドってやつを見た。

見た目は昔ながらのアメコミ風で内容はしっかり現代風のCGアニメMCU要素やちょくちょく他のヒーローもでてきたり、手を組むのがオズボーンだったりで面白かった。

スパイダーマンとしての活躍としての他に、もう一本の軸で陽キャイケメンアメフト選手だったロニーが堕ちていく様を丹念に描いていて、これがまたヒーローものらしさのない嫌な堕ち方で見ていて辛かった。

それだけにまさか活躍には熱かった。

  

後回しにしていたアントマンシリーズみた。

地に足がついた話というか、主人公からし離婚歴のある養育費払ってない元こそ泥っていう経歴で、他のヒーローだと捕まっても己の正義のためにやったことだから後悔してないって感じだけど、職につけないと悩んだりで等身大ヒーローって感じではあった。

お話の規模自体割合小規模な戦いばかりで、三作目では大きさそのものものすごく小さいお話だった。ヴィランマルチバースにまたがるタイプの強大な敵だったけれど。

2025-12-21

趣味「悪」です。

文字通りなんだ。

よく「悪趣味」と混同されて引かれるんだけど、そうじゃない。断じて違う。

そのニュアンスの違いを整理させてくれ。

悪趣味」とは:



俺の趣味である「悪」とは:



要するに、他人迷惑をかけるのは「害悪」や「下品」であって、俺が求めているのは物語的な構造としての「悪」遂行だ。

秩序に対するアンチテーゼとしての立ち振る舞いを楽しんでいるに過ぎない。

から、俺が「趣味は悪です」と言った時に、変なものを勧めてくるのはやめてほしい。

俺は悪の総統になりたいのであって、性格が悪い人になりたいわけじゃないんだ。

2025-12-19

映画グランド・マスターを見た

圧倒的映像美と圧巻のアクションシーンと散漫な物語三位一体となった映画だった。67点。

 

冒頭に「中国武術中国大陸がそうなように南派と北派に分かれていて、でもいろいろあって中国統一たか武術統一する必要があるよね。だもんで南派と北派の代表が戦って統一継承者を決めることになったんよ」みたいなナレーションが入るので、そういう達人たちが戦って最強を決めるハチャメチャアクションなのかと思ったら、実際には武術大河群像劇だった。

・南派の代表詠春拳の宗師イップ・マンいや、イップ・パーソンもしくはイップ・ファイター(ポリコレ配慮)の興隆

・北派の代表の娘、八卦掌チャン・ツィイー復讐譚。

・なんか本筋には絡まない八極拳の一線天の暴力シーン

の3つの流派の戦いを軸に、それぞれの武術流派がどのように時代サバイブしてきたかを描く。

 

まぁ、とにかく映像が圧倒的だったね。確か当時は「LOVERS」とか「英雄-HERO-」とか香港アートアクション大作ブームだったと思うんだけどその中でも相当金かけてしっかり作られてる。小道具大道具役者全部にしっかり金かけてその上撮り方もしっかりしてる。1秒も気を抜いたショットがない。雨のシーンも雪のシーンも室内も室外も全部きっちりデザインされている。もろちんそれを以てリアリティがないと批判することもできるとは思うけど、映像作品としての映画として非常に正しく誠実なアプローチだと思った。

これは次のアクションのところにもかかってくるんだけど、香港映画人がなぜか大好きな雨の中のカンフーシークエンスが3回くらい出てくるんだけど「俺は雨の中のカンフーシーンを撮るスペシャリストだ」っていう気概が感じられる、KIAIが入った出来でよかった。まぁ香港アクション特有のなんか急にふわっとするワイヤーアクションは俺はあんま好きじゃないけど。スローモーションの多用も「ここが見せ場なんや!」という強い意志を感じる。まぁ、どんだけやるねんとは思うけどさ。

 

で、アクションだけど今作が武術大河だなぁと思うくらいにはとにかく気合が入ってる。LOVERS英雄が「武侠ファンタジー」だったのに比べるとこちらはかなり地に足がついた表現になっている。まぁワイヤーアクション使ってるし、スローも多用してるから全然ファンタジーなんだけども、それでもしっかり武術してるのが印象的。

特にめっちゃ気になったのがすげー足のポジションを映すのね。普通アクション映画でも吹き飛ばされた後の踏ん張りのシーンとかで足を映すとかはあるけど、構えを変える、出す技を思案する、敵が動く、いろんなシーンで足のポジションを変更しているのを映す。もし向こうの観客がこれ見てニヤリとしてるんだとしたら武術リテラシー高すぎるだろ。

また武術を通じて人を映そうとしているのも印象的で、イップは実直な線の動き、チャンは柔らかい円の動き、チャンの仇は激しくパワフル、八極拳は極めて暴力的とそれぞれの使う人間人格を使う武術に反映させている。

人体破壊描写も実は少なくて特にイップはいろんな人と戦うんだけど蹴ったり突いたりはするけど大怪我をさせるようなシーンはほとんどなく、逆に特攻出の八極拳の一線天はめちゃくちゃ相手破壊する。そして八卦掌のチャンも女性らしい柔らかな戦い方をするんだけど仇を取る際に始めて相手の関節を決めて腕をへし折るという破壊行為に出る。どういう戦い方をしてどういう結果を得るかということがその人物の情景描写になっているのは、さすが武術ドラマだなと感じた。

 

ただ、この圧倒的に気合が入った映像パートに比べるとストーリーパートはどうにも厳しい。

ある程度、史実に基づいた大河設定だからしょうがないんだろうと思うんだけど、それぞれの流派ストーリーの接着が弱い。イップとチャンは南派と北派の戦いの際に戦って心を通じ合わせ、その後、次代の激動にもまれ離れ離れになり最後には再会するんだけど、八極拳の一線天に関しては幕間幕間で「一方その頃」みたいな感じで出てくるだけでイップとは一切絡まない。まぁ実際歴史的にも一方その頃八極拳はこんな感じでやってましたって感じだったんだろうけども。

また、イップは南派と北派の継承争いに向けて南派内での指導戦や実際の継承戦、その後のチャンとの戦いを序盤で消化すると後は時代が変わってめちゃくちゃ困窮して辛くて子供死ぬわ、香港に渡ったらイギリス併合されたか本国に帰れなくなるわ散々だよ~って感じで武術的な見せ場が急に減り、北派の内部抗争として北派の宗師をうっかり殺した一番弟子VS宗師の娘のチャンの戦いがメインバトルになっていくがそこにイップは一切関わらない。

この一番弟子ってのが最初からイップにも食って掛かるし、日中戦争がはじまると日本軍に取り入ってリッチなっちゃうしでメインヴィランっぽい感じなんだけどイップとは戦わないんだ、そういう感じなんだっていうのは見てるこっちからするとけっこう肩透かし感があったかな。

気合の入った映像部分に比べるとこっちは「そういう話だったんだからしょうがないじゃん」みたいな、エンタメとして過度に盛り上げようとはしてない感じには見えた。もろちんそれが誠実な態度と言えばそうなんだろうけど、なんかもっとしませてくれてもいいじゃん。僕は不満です。

 

あとは、時代的に途中から日中戦争がはじまってそのせいで裕福だったイップはめっちゃ苦労する展開になるんだけど、過度な抗日展開になってなかったのはよかった。ないとは言わんけど、まぁこれくらいなら実際の時代の流れ的にこう言うこともあったんやろなってレベル抗日戦争が始まってってなったときに、ここからイップ達が力を合わせて日本兵と戦う展開になったら嫌だなぁと思ったけどそんな展開はなかった。

最後に出てくる幼少期ブルース・リーめっちゃブルース・リーの子時代クソガキ感があってよかった。こいつが後のブルース・リーですよみたいには紹介はされないけど見ててわかるようになってるのもニクい。

 

今は亡き香港大作映画映像面に関しては一種の到達点の一つだと思うしアクションも非常に良い。もろちん、現在主流の実務的なアクションとは程遠いが、アクション作品内での登場人物同士の対話として成立させる腕は歴史の長さを感じる。

昔の香港映画好きだったなぁって人にオススメ

2025-12-16

ズートピア2に比べて果てしなきスカーレットちゃんさあ

客を舐めた映画作るのも大概にせえよ。

(果てスカとズトピ2のネタバレがあります

酷評の嵐だったから、「どんだけクソ映画なのか見てやろうぜ」という悪い気持ち友達と見に行った。

ちょうどズートピア2も公開されていて時間的にちょうどよかったのでズートピアスカーレットの順で見た。

これが良くなかったかもしれない。せめて逆の順で見るべきだった。

ズートピア2は本当に面白かった。

動物の毛の一本一本を繊細に描写したグラフィック、多彩なアクション、抜群に盛り上がる歌やダンス

お互いに違うことがあってもいい。伝えれば分かり合えるというメッセージストンと胸に落ちた。

今作のヴィランがそのメッセージの逆をずっと行っていて、違うのは嫌だし一人で誰にも伝えずやり遂げようとしていたところも説得力があってよかった。

最近ディズニー映画って酷評されることも多かったけど(特に先日金ローでやっていたウィッシュとか)、

この伝えたいことはシンプルに、映像で観客を楽しませようとしているのが好印象でさすがディズニーだなと感じた。見直したよマジで

それに比べて果てしなきスカーレットはさぁ。

脚本が酷いとか、ダンスシーンを見ていられないとか、そういう感想は散々見ていたし覚悟してた。

でもそんなに酷くないとか、教養があれば楽しめるとか、そういう擁護が現れたりして興醒めだなあと思っているところだった。

ちゃんとつまらん。

まらんというか、何もない。見終わった後に何も残っていなかった。正直こんなの初めてで困惑したわ。

復讐は良くないと伝えたいの? 本当に? それならなんで仇は死んだんですか?

聖のおかげでスカーレットの考えは変わったの? それなら死にたくないと喚く仇をスカーレットが助けようとするはずでは?

愛って何? 人間って何? 生きるって何?

そう問いかけたなら作品内でそれなりの答えを出さないといけないんじゃないんですか?

あと絶対スカーレット以外のキャラ愛着が少しもないよね?

聖のことすら、どうでもいいと思ってますよね?

聖がスカーレットといて葛藤するシーンもなく、看護師になった理由ペラペラで、自分が死んだことを思い出して苦しむこともなく。

不殺を訴えてきたのに人を殺すけど、特にそこへ至る布石もなく。スカーレットが追求したりもせず。吹っ切れたような描写ゃもなく。

「生きたいと言え!」も、キスシーンですらも、聖の人間性を欠片も感じなかった。

挙げ句の果てには苗字の設定すらないんですね。エンドロールで「聖 岡田将生」って出てきてびっくりしたわ。

ただの舞台装置じゃねえかよ。

まあ内容の話はこれくらいにして、それよりも映像面の方が個人的には腹が立った。

映像美はすごい、そんな風に言われてるのも見たけど本当にそう思います

ズートピア2を見たらとてもそんなこと言えない。普通にショボいなと思った。

ダンスの動きがキモいのもそう、戦闘シーンにイマイチ迫力が足りないのもそう。

あと、シンプルに手抜いてるみたいなとこ多かったよね?

スカーレットが目をかっぴらいて「ああああ!!!」って叫ぶシーン、作中でいくつあった?

渋谷ダンスの前に光の渦に飲み込まれるみたいなシーン、何秒あった?

モデリングが大変そうなドレスはすぐ脱ぎ捨ててシンプルな服になったよね?

個人的に一番キツかったのは、フラダンスを見守っている老人たちの笑顔がスーッと一枚絵のスライドで流れていったところ。

笑顔個性もなく、音楽にノっている様子を動きで見せることもなく、反応はその一枚絵とセリフだけ。

さすがにナメてるよね?

フラダンスとはいえ一応ミュージカルシーンでしょ?

老人だから嫌だったんじゃない。老若男女描けやと思わんでもないけど、憤ったのはそこじゃない。

この演出で十分だろうと判断されたのが本当に嫌だった。

サマーウォーズではあれだけの大家族がそれぞれに動いているのを緻密に描写していたから、それができないわけじゃない。

それなのにこの小さなキャラバンの人数すら動かすコストを抑えたんだと思ったら怒りが湧いて仕方なかった。

それ以外にも後半に行くにつれ雑だなあと思う箇所が増えていったので、納期が厳しいとかで妥協していったのかなと思う。

けど思いたくなかったりもする。だって細田守だよ? いつもより時間かけて、金もかけて、上映館もこんなに多いのに?

ネームバリュー宣伝でこれでもいけると思われてたならマジで腹立つ。

製作陣でこの作品愛着を持っている人います? 愛のない作品が売れるわけないじゃないですか

そういうのは必ず観客にバレる。バレてるから人が来ないんじゃないんですか。

そう考えたら酷評は納得だし、特段見る必要のない映画だと思います

ズートピア2を見るべき。あっちは見ても損がない。お金を払って劇場で見る価値ある。

最近は悪く言われることもありがちなSNSだけど、良いものも悪いものも共有されやすくなったのはやっぱりいいことだなと思いました。

こんなのに金を払っちゃいけないという感想を見ていたのに、まんまと金を払ってしまった被害者より。

2025-12-11

爆轟アンチ弱者男性たち

※自語りを多分に含みます、たぶん。

twitterで爆轟アンチがなぜか再熱していた。

見ているとかなり面白い意見が飛び交っていて、中には「作中生まれついてヴィランだったのはAFOと爆轟だけ」のような極端な意見まで散見された。

個人的に爆轟には幼少期の増田がかなり重なるところがあり、黒歴史つんつんと刺激されるキャラなので好きではあるのだが、どうしてこんなにも爆轟のアンチが定期的に再燃するのだろうか。

今回は爆轟アンチがどんな人間たちなのか、なぜ爆轟は定期的に再燃するのか、そして爆轟がどうしてあの性格になるのかを個人的感想と自語りを混ぜ折りながら書いていこうと思う。

=====

爆轟アンチってどんな人間?*

弱者男性

爆轟ってなんで定期的に再燃するの?*

一番近い炎上HIKAKINハーゲンダッツ買いまくった動画だと思う。

普段から金に物言わせるような動画を作っていたHIKAKINが、それより費用の少ないハーゲンダッツ燃える

一見筋の通っていなさそうな炎上だが、これは「身近である」という一点が大きかった。

普通人間は「100万円」という金額をどこか遠いものだと思っている節がある。(増田も含む)

に対して、ハーゲンダッツをいっぱい買うというのはものすごく身近で、想像やすい贅沢だ。

愚衆は、想像力の働かない範囲において怒りを覚えず、想像やすい分野にのみその正義感のような何かを燃やす

ようはメロスなのだ政治が分からずとも、邪知暴虐を定義することはできる。(と思っている。)

爆轟の件もこれに近い。

たくさんの人死にを出しているヴィランに悲しい過去があるだけで許せてしまうような人間が、

実際に誰の被害も出していないただの中学生のすこしラインを超えた発言ひとつに熱心に怒りを燃やすのは、

自分想像出来うる範囲の悪だからだ。

人を殺す人間存在しているとしてもそれがどれだけ悪いことかは自身の周りの人間が殺されないとわからないが、自分悪口を言われた経験があれば、

爆轟の言動に対して容易に想像力を働かせることができる。

一方で、緑谷が無個性ながらヒーローを目指す発言が、爆轟の逆鱗に触った理由などは皆目想像できないから、

爆轟が悪いと、一方的に怒り狂うことができるのであろう。

要は、自分他人に見下されてきたから、見下されることに敏感なのだ

爆轟はどうしてあの性格に?*

爆轟と幼少期の増田が重なるところがあり、なんとなくあの気持ちがわかるので、ある程度ロジックからどうしてあの正確になるのかを記述する。一部本編で描写があるので重複するところがあるが、目をつむってほしい。

筆者は幼少期、とくに勉学面において優秀であった。

全能感があり、調子に乗り、周りを見下していた。

中学3年生くらいの時に自分より頭のいい奴が友達としてできて、鼻っ柱はおられたのだが。

爆轟もこれと同じである

彼の性格根本は全能感だ。

増田もそうだったが、1桁の年のころは「なんでみんな俺と同じことができないんだろう」と疑問に思う。

この時、平均よりちょっとだけできる程度だと、この「なんでみんな俺と同じことができないんだろう」という思考から抜け出せない。(こういう人間もよく見た)

なぜなら平均よりちょっとできるくらいの人は周りに数人はいからだ。そういう人間普通だと勘違いしたまま、しばらくの間周りに疑問を抱くことになる。

しかし、飛び抜けている場合は別だ。「俺がすごいのか?」という仮説が生まれ、それが確信に変わっていく。増田も、勉学面ではこの確信を抱いていた(ただの幻想だったわけだが)

爆轟に関しては全分野に才能があり、また個性という目に見える形での優劣で、自身特別性を確認していくことになる。

こうして優秀であることを確かめ人間のうち何割かは、「ノブレス・オブリージュ」的思考になる。

選ばれた人間からこそ、自分しか成しえないことをしなければ。

例えば、圧倒的な天才であるサム・バンクマン=フリードは、自身頭脳を活かし、他人を救うために圧倒的に金を稼ごうとした。

それと同じように、爆轟が選んだ自分しかできないことは、ヒーローだったのだ。

自分の持ちうるすべての才能で、OFAを超えるようなヒーローになる。これが、爆轟が選んだ道だった。

つまるところ、ヒーローになるということは、爆轟にとって特別なことだった。

そんな爆轟がデクに対してあのあたりの強さになるのも、上記の内容が関係する。

爆轟にとって「ノブレス・オブリージュ」として存在するヒーローに、何も持たない男がなりたいと言い出すのだ。

おまえになれるわけがない。そう思うのは至極当然で、自身がその夢に向けて努力しているのならことさら

「なにも持っていなくて何もしていないお前が」と思うだろう。自身の夢を馬鹿にしている存在といっても過言ではない。(オールマイトと会うまで筋トレすら怪しかったのはさすがにナードすぎる)

口が悪くなるのも当然だと思う。身の程をわきまえろと思うのも当然ではないか

「何も持っていないなら来世にかけろよ」はさすがに言い過ぎだが、彼もまた恵まれた才能に振り回されているだけのただの10代の少年なのだ

まだ我が身を振り返る力がなく、がむしゃらに前に進むしかない若者の、たった一つの暴言を持って、爆轟を嫌う人間

その想像力のなさに震えるしかない。

悲しい過去を持っていれば悪いことをしても同情する人間ならば、同列の論理として恵まれ過去から出てしまった発言一つくらい許すべきではないか

自殺幇助などともっともらしいことを言って、ただお前らがしたいのは能力にも生まれにも恵まれなかった自分を緑谷少年投影し、爆轟に言い返すことでうっぷんを晴らそうとするだけのルサンチマンであろう。

爆轟にヴィランの才能はない。

まれ持った自身の才能から人を救う道を選ぼうとした少年気高い志を、馬鹿にするような存在に対して出てしまった加害性一つを取ってヴィランの才能があったなどとなじるような人間のほうが

よっぽどヴィランである視野狭窄もいいところだ。

増田は才能あふれるとがった若者が好きだからちょっと語気が強くなった。

体が弱者男性でも心まで弱者男性になるな!!!以上。

2025-12-10

ああそっか、「死ね」って一部の人にとって「単なる否定」であって全否定じゃないんだ。

なーんだ!

日本語もろくに使えねえ紹介者どもは今すぐ死ね!!!


少し前に「所詮他人事ですから」という弁護士漫画を読んだ。

50話無料だったので(正直)

そこに「死ね死ね言ってるけど別に相手全否定してるつもりは微塵もなく本気で応援だと思ってる」という凄い人が出てくる。

作中のヴィランでも最強クラスだ。

俺はさいしょ「ほーん。こんな奴おるんや」と思っていた。

そしたら、俺の職場にも似たようなのがいた。

すぐに人を批判しまくる。

馬鹿

「何も考えてない」

死ね

臭い

「うっせー」

「黙れ」

「あぁん?」

とか普通に言う。

でもソイツはそれを普通の会話だと思ってる。

死ね」と言った2分後にはその相手ヘラヘラ笑いながら「あざーす」みたいに言ってる。

不機嫌コントロールとさえ思ってなさそう。

言語感覚小学校低学年のままなんだろうな。

まあ関西お笑いとか「なんでやねん」ぐらいのノリで「死ね」って言うし、そういうテレビ的なノリをリアルでやるのがおかし自覚がない人なんだと思う。

アニメキャラみたいな喋り方するやつとか、今時半沢直樹を目指してそうなのとか、そういう社会人おるもんな普通に

あいうのにとっての「死ね」は「ちょっと待ってーなー」ぐらいの意味なんだろうなあ。

はあ、日本語力と認知力と客観性幼児レベルの同僚、ほんま死んでほしいですわね。

2025-12-05

ホームカミングのほうのスパイダーマンみた。

またトニーがきっかけで大変なことに…。

ライミ版とかと違って子供であること強調されてて、張り切りすぎて失敗しまくったり、敵も敵でうっかりで仲間を消滅させたり、ギャグみたいなことで大惨事になりかけたり(そのことでしっかり叱責されるけど)ギャグよりな作風なんだろうか。

あとは(アベンジャーズみたいなのもなくて)ひたすらに孤独ヒーローだったライミ版と違って早々に友達にバレたりするしで大分関係も違う感じ。

ここまで(そもそもの発端だったり、手のひら返しがアレだったりするけど)親身になってるアイアンマンを思うとインフィニティウォーでピーター消えた時の辛さより一層…。

友達の親がボスって展開だったみたいに恋人の親が…って展開だっただけに最後またしんじゃうかと思ってビクビクしてた。

  

ファー・フロムホームみた。

サノスの指パッチンって公式なんだ…。

ストレンジっぽいやつかと思ったらミステリオ言われて、そんな名前のやつヴィラン側にいたなと思ってたらやっぱりやんけ。

まーたまたトニーきっかけかよ!トニー被害者の会盛り上がってたのは笑った。

しか映像作成機能強くない?スパイダーセンスみたいな超感覚なかったらどうにもならなかったし。

騙されてたフューリーめっちゃ間抜けじゃんと思ったら、嘘つきのヴィラン作品らしくそんなオチだったなんて…。

今までもヒーロー悪者になるのはあったけど、真っ赤な嘘で悪者扱い展開なんか。

  

ノーウェイホーム

前作から直に繋がってて、作品のノリもあって序盤は社会的悲惨な状況なのに暗すぎはしないけどいや~なしょうもない人間同士のドロドロ展開開始から延々続いてた。

そんな中唐突に出てきて唐突ヤバい魔法唱えはじめてから色々この魔法やべーからかいい出すストレンジ大先生。唱える前に詳しく事前説明してからしろや!皮肉屋のMJにも突っ込まれてたけど性格わっると思ってしまった大先生

アベンジャーズしか見てなかったから便利な魔法おじさんくらいに印象だったわ。

大惨事にはなりかけたけど、この事態引き起こし理由ちゃん説明しないでとっとと進めようとする大先生とまだまだ幼いピーター社会的に追い詰められていたことが原因で、

そこまでピーターが追い詰められた原因も逆恨み八つ当たり最後っ屁みたいなもんだったからなんかこうよくよく考えたらそんな理由!?感が強かった。

大先生ポンコツ具合もだけどフューリーとかものんきにバカンス風景出てたせいで余計にイラときた。

別実写世界ピーターヴィラン集結は楽しかったし、彼らの救えなかった場面が救えた形になってたのは良かったけど

2025-12-01

映画ポケットモンスターをした

映画やないやないかい!

ゲーム(遊戯)としては80点くらいだけど作品としては20点くらいだと思う。

 

まずよかったところ。

純粋ゲームとして、つまり手駒を捕まえて育成して戦わせるという部分に関してはよかった。

これはシリーズ化されますわ!って感じ。

まず出てくるモンスターデザインがいいし「進化」というシステムで見た目が変わっていく、より強そうになっていくが視覚的にも成長を感じさせられるのもよい。中にはいやそうはならんやろみたいなのもいるけど意外性という面で評価できなくもない。

そして属性ジャンケンシステムもよくできている。水は炎に強くて炎は草に強くて、草は水に強いみたいな直感にわかやす属性(草と水は共存関係ではと思わんでもないけど)で有利不利が決まっており、多少ステータスが低くてもこれの対応全然勝てたりするのが良い。特に前述の進化属性が増えたりして戦略の幅が広がる。

またモンスターによって属性や覚えられる技が決まっているのでモンスターコレクションする理由付けにもなっているのが良い。ただ、構成ガチガチに決まっているわけではなく消費アイテムとして技を覚えさせる技マシンというものがあり、それを使うことである程度、モンスターカスタマイズできるのもよい。

また育成には様々なマスクデータ存在し、対戦で勝てるモンスターを作るということに関しては奥深いなんてレベルじゃない不快作り込みが感じられる。育成ゲームとしてもレベルは非常に高い。

 

ただ、作品としてはかなり厳しいと言わざるを得ない。

 

目的の「ブレ」。

主人公オーキド博士という人物からポケモン図鑑」を完成させる任を受けて旅に出る。まぁ、この任も11歳の少年に急に押し付けものとしていかがなものかと思わんでもない。しかボランティアだし。せめて給料が出てる設定とかにすればよかったのに。という大人の事情はいったん置いておいて。

しかし、このゲームクリアがどこにあるかというと世界最高峰モンスターコロシアムであるポケモンリーグ四天王と呼ばれる最強の戦士たちを倒し、最終的にそこの王者になったライバルを倒すことにある。実際そこでエンディングになるし。

いや本来目的わい!お前の旅の目的ポケモン図鑑を埋めることやったやろがい!

なにをポケモンバトルにうつつを抜かしとるんじゃ!

しかも初代においてはポケモンリーグにおける下部組織であるジムを制覇していくスタンプラリーは、単にそこのスタンプをもらわないと先に進めない理由が配置されているからであって、それ自体目的ではない。ないはずなのに知らんうちに主目的が「ポケモン図鑑から「最強のポケモントレーナー」へと変質していく。

これは作品としてはあり得ないブレだと思う。

 

文字通り「ハードル」でしかないライバル

作品には主人公と同時期に旅に出るオーキド博士の孫であるライバル」がおり、定期的に戦うイベントが発生するのだがこれが文字通りの意味としての「ハードル」にしかなっていない。つまり、ある一定の間隔で置かれた障害物としての意味以外を果たしていない。

彼は定期的に現れては「お前強くなったか?」と勝負を吹っ掛けてくる。そこに至るまでの話は一切なし。なぜ戦うのか、どういう道程できたからその構成なのかなどは明かされないので本当にはいはいまたライバルねぴょ~んくらいの感覚しかない。

本来作劇としてはライバル主人公のもの、もしくは鏡写しの存在であるべきだと思うのだがそのどれでもない。ただ定期的に出てきて飛び越えるだけの存在に堕している。

 

存在意義の薄いヴィラン

道中でジムスタンプラリーとは別口で謎のヴィラン組織であるロケット団というものが登場し各地で悪事を働いており主人公たちはなぜか彼らと戦うことになる。ロケット団ポケモンを使って悪事を働こうとしているのだが、主人公の主目的が「ポケモン図鑑の完成(もしくはポケモンリーグ制覇)」となっているため、お互いのテーゼが衝突しない。

つまるところ主人公の旅の目的障害ロケット団がなっていないため、ここが衝突する意義が少ない。

仮にロケット団違法手段捕獲し独占しているポケモン存在し、それを解放しま捕獲することでしか(また捕獲するんかい)ポケモン図鑑が完成しないといった展開があるなら衝突することの意義が発生するのだがそういうのは一切ない。

何よりこの世界には明確に警察存在するのだから無駄危険なことをしなくても警察に任せておいて主人公自身目的を遂げることに邁進すべきである。寄り道にしてはやっていることの規模が大きすぎるので何かしら物語的にフックが必要だったはずである

 

無意味な繰り返し構造

ポケットモンスターには「赤」と「緑」(と青と黄色)という主に2種類の作品存在するのだがこの2作は登場するモンスターの種類がやや違う意外はまったく同じ作品である悪名高い「エンドレスエイト」よりも差異が薄い繰り返し構造となっている。

少なくとも同じ作品を2作品で展開するのであれば相互が補完する形での実装とすべきだ。わかりやすくするなら赤が「主人公」の話であれば緑は「ライバル」の話であるとか。そうすることで単なるハードルしかなかったライバルは血肉の通った存在となれたはずだが、赤でも緑でもライバルハードルしかない。

赤と緑の繰り返し構造ははっきり言って成立していない。「単に同じ話を2回やっている」だけに過ぎない。

 

モンスター育成対戦ゲームモンスターファームみたいな?)としては十二分に楽しめるが

つの作品として見たらだいぶ酷いと感じた。

今となってはグラフィックも凡だがあのLEGENDゲームスタート地点を体験したいという人にはオススメ

2025-11-26

爆豪勝己が人気キャラ理由、本当に分からない

まれ持った能力でイキりまくり無能力者の主人公イジメ

「生まれ変わったら能力者になれる事に賭けて・・・ワンチャンダイブ!」という最低の名言を残したキャラ

こんな最低な人間でもヒーロー育成校に受かり、クラスメイトから過去の悪行を責められる事もない

「爆発」という超危険個性なのに避けられることもなく、

間違って誰かを被弾させるという事故も起きない

「何故か嫌われない」という違和感しかないキャラ

あのさぁ、読者が見たいのはコイツボッコボコに打ちのめされるとこなんだよね

ヒーローとしてあるまじき精神の持ち主なんだから、学園生活が何も上手く行かないはずなんだよ

昔デクをイジメてたってだけでクラスメイトからハブられて当然だし、

汗が爆発するんだから怖くて避けられるはずだし、

無能力者をバカにしてたんだから「俺は個性に恵まれてるだけで、本当は無能力者以下だ」と思い知る展開を入れるべきだろ

いや、コイツヴィランならいいよ

ヴィランとしては最高のキャラだと思う

善側としてコイツがいるのがイライラする

これでまんこ共に大人気なのが更にイライラを加速させる

謝罪するシーンはあったけど遅っせえ!!!!!

受験にデクが受かった時に言うべきだろ

謝ったからいいじゃんって頭おかしいんか?

でもデクがホモから爆豪へのヘイトが抑えられてるって手段

中々の発明だと思う

次回作めっちゃエロいの描いてくれ

梅雨ちゃんの産卵シーン見たい

2025-11-23

ヒロアカ最新話よすぎて頭痛

ヒロアカアニメこんなに面白くて人気なのに

誰も回りで見てないから吐き出させてくれ

たまたま最新話前まで追いついたらみんなTLで騒いでたの見て最新話みてきた。

唖然と涙だけ出ちゃって、うまく言葉に出来ないけど言葉にするなら…

展開はそうなると分かっていた、そうだろうと思ってたけど大嫌いなオールフォンワンがよいちに固執した理由もなんとなく分かってたけど

「大好きだ」という言葉1つで

この作品はどこまでもキャラクターを一人一人愛してくれていて、敵キャラに、モブにまで思いを語らせてくれて…こいつも本当に1人の人間であると言うこと、愛している人がいた事を痛感させられた。

こんなに憎たらしいキャラクターを許してしまうそ一言があるのだと思い知らされた。

私は使い捨てのようになる漫画アニメキャラが嫌だ…特に劇場版キャラは本筋では無かったことになる。今まで劇場版キャラクターも出してくれたジャンプ作品今まであっただろうか…無かったことにしなかった…ヒーローも敵も存分に姿を見せてくれて

生き様を見せてくれた。

ヒロアカアニメは全てが癖に刺さる。

アニメーターに愛されてるのが放送後のアニメーターのツイートからも分かる、音楽からも分かる、声優からも分かる、原作者からも伝わる、こんなに好きな人がたくさんいてとってもいいな…

現在この世に存在するアニメで今回の鬼滅の刃映画を超えるアニメーションは出てこないと思っていた。

でもヒロアカは瞬間風速で追い抜く感覚がある。

鬼滅とは違う輝きがあった。

総集編劇場でみたらえぐい程たのしいんだろうな。

作画からアニメーターが楽しんで描いてるのが伝わってくる、出久は特に声優さんの声に希望や光を感じるし、爆豪のアニメーションの爆発や爆裂という表現において10年以上はこのヒロアカアニメーションを超えるものは出てこないと感じる。これはチェンソーマンのレゼの爆発とは違って、爆豪の性格ありきの爆裂表現があると思う。

感動しすぎて号泣頭痛いので頭痛薬を飲んでいる。

最近出てた人気投票で死柄木が入ってたりして

そんなに奴を許せるのか?と疑問だった。

でも死柄木は死柄木で仲間のために、今の世界が楽しくない奴のために負けられないという気持ちがとても良かった。私もそちら側だったから。持たざる者は持つものを羨み、妬ましいから、全部なくなれと思うから

ヒロアカ作品の好きなところはそれぞれに目標や信念が存在していて、それを敵でもひとつも取りこぼさずに大事に描くところだ。

いか応援したくなるという部分が今までのジャンプ作品にここまで存在しただろうか。

私が見ていたアニメNARUTOBLEACHなどだ。アイツらなんやかんや実は強い系だった。

出久、最初はうぜーと思う事もあった。綺麗事だらけで。冷めた目で人気の作品をなんとなく見ていた。みんなの話に追いつきたくて見ていた。学校の辺は陰キャにはキツかった。でも何となく見続けた。

でも見てるうちに馬鹿じゃねーのって気持ちが綻んでく。

レディナガン戦で心を打ち砕かれた。ヴィランよりの社会不適合者だから自分を重ねてしまって。

なんで助けてくれるんだ。なんで。って気持ちでいっぱいで。

今日やっと、その答えが示された。

弱さが皆を奮い立たせるという答え。

今まで見た作品でそんな答え見たことなかった。

というか推しがそれを喋ってくれたのが嬉しすぎた。

同じように惹かれていたから。

こんなに感情を揺さぶられたアニメはいつぶりだろう。こんなに応援したくなる主人公は今までに存在しただろうか…最後までツンを貫いてた爆豪はまさかW主人公位置まで飛んでくるとは思わなかった。ただの夢女子製造機(イメージ)じゃなかった。

ガチキラキラしてて、まじでヒーローだった。

ヒロアカは色眼鏡なしに、作品を楽しませてくれる。

アニメを見ていてその場にいる感覚になる。

キャラクターを取りこぼさずに描いてくれてありがとう

気持ちヴィラン側だったので

アニメを見て痺れてしまって作品への大好きを誰にも言えなくてここに初めて書き込んだ。

社会不適合者こそヒロアカを見て欲しい。私はこの世の全てに唾を吐きかけていても、手を取ってくれるだれかがいると信じれる。心のバイブル

このアニメみんなに見てほしいけど、周りに誰も見てない。どうして〜みてくれ〜!!!

2025-11-12

悪役「(何らかの鋭い指摘)」主人公「それでも!」みたいなやつ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/yamdas.hatenablog.com/entry/20251111/inspired-by-dystopian-sf-movies

y-mat2006 SNS漫画の絵を張り付ける人が、主人公言葉ではなくヴィラン言葉主人公言動によって克服されるアンチテーゼ)を張りがちなといっしょなのかな。



これ、言いたいことはわかるし、SNSでの漫画コマ貼っ付け自体自分も好きじゃないんだが、それはそれとしてタイトルみたいなシーンとかで、どうしても「いやあ、でも、悪役の言うことが正しいと思うなあ……」ってなることが多々ある

あと大元の話をすると、ディストピア物読んでると、どうしても「こういう世界の方が良くね?」って思っちゃうことがある

2025-10-31

デアデビル ボーンアゲインを見た

現代現実的ヒーローを描くという意味では歴代屈指の出来だと思う。

物語構造としてもほぼほぼ完ぺきだ。

ただ、尺の都合なのか「ヴィジランテ(自警団)」の是非については片手落ちになっているとも思った。

 

とりあえず、いい加減、ディズニードラマ適当なところで切るのやめろ。

ガンニバルもそうだったし、今作もそう。最低限、何らかの話は終わらせろ。

 

今作では仲間を奪われ怒りを制御できず自身の考えるヒーロー資格を失い、ヒーロー引退するマット・マードックと、自身の悪心を制御することでニューヨーク市長へと昇りつめるウィルソン・フィスクという対立構造から話が始まり、フィスクの悪心が徐々にあらわになるにつれ、再び怒りを募らせついに復帰するマットが鏡像として描かれる。今作の序盤から終盤にかけてマットとフィスクはほぼ同じ属性のものでは?というエクスキューズが投げかけられている。これは過去からもある種共通したテーマだった。

しかし、今作では市長として時に脅し、時に煽てながら仲間を増やしていくフィスクに対して、マットは孤立を深めていく。そしてその結果、マットは破れ、フィスク勝利する。しか孤独だと思っていたマットにも、ニューヨークを取り戻したいと思っている善良な仲間がいた。彼らの革命が始まる!完!

完!じゃねぇんだわ!という気持ちはあるが物語としてはよくできている。

キャスリン・ビグローならここで本当に「完」にしそう。

 

フィスク権力内、そして市民への支持を得ていく過程で利用するのは「顔隠して暴力ふるいまくるヴィジランテ(自警団)ってヤベー奴らじゃね?」という印象操作。これは例えば今でいうなら「移民」であったり古くは「輸出大国日本」であったりという「共通の敵を作り出すことで団結を促す」という手段であるのだが、これを行うことでフィスクは「自身への団結」と「敵の排除」の両方を効率よく行っていく。過去に倣う立派な政治家である

 

しかしそれに対してマットは今作ではヴィジランテとしての活動はほぼ全く行わない。

マットがデアデビルになるシーンは概ね4つ。

1.冒頭でブルズアイと対峙するシーン

2.復帰戦でミューズから依頼人の甥を救い出すシーン

3.ミューズから恋人候補を救い出すシーン

4.フィスク自警団暗殺部隊撃退するシーン

1~3は「知り合いが危険じゃねーか!!!(ブチギレ)」で、4は自己防衛

自警団として「世の中の悪を退治する」という活動を行うシーンがほぼない。

マットがデアデビルになるときは終始ブチギレており私怨からヴィランボコボコにしている。

もちろんこれが「自警団って言ってるけど感情的暴力をふるっているだけでは」という、アンチ自警団のフィスク側の視点を補強する役割を担っていて、だからこそ市民の信頼を回復するに至らず敗北するというのは理解できるのだが、それにしても作劇的作為を感じすぎるなと思った。

フィスクニューヨーク治安全然回復してないし、何なら悪くすらなってるのにマットはそれらはおそらく無視して自分関係のある人が害されるとブチギレて暴れ出すヤベーやつになってるけど、さすがに前まではそこまでのキャラじゃ無かったよね?と感じてしまった。

昨今多いけどやっぱ市井の人々を救うシーンを描かずにヒーロー葛藤を描こうとするのやっぱフェアプレイに反すると思う。そりゃ「仲間を救う」ためだけに力を使うんだったら「ヤンキー」や「暴力団」「マフィア」とは変わらんけど、そうじゃない人だからヒーロー」なんでしょ。

今作に登場したフランクキャッスルならそれでいいけど、マット・マードックはそうじゃなかったはず。もちろん冒頭でイキスギ!ヒーロー暴行伝説!やっちゃって自警団活動葛藤してるって構成なのはわかるけど、それで市井の人が苦しんでるのは無視して、自分の知り合いならブチギレるってやっぱ違和感があるよ。

 

とはいえデアデビルの新作」として見なければ(まぁそう見ないとフィスクとマットの関係とかよくわかんないんだけど)ここ最近MCU作品の中では映画を含めても完成度は高いほうだし、ノワール系の作品が好きなら見て損はないと思う。

ただ、マジで「え?ここで?」ってところで終わるので、26年3月シーズン2があるそうなのでそれを待ってから見てもいいかもしれない。元々全18話だったのをシーズン1の9話で出したって話だからまさかシーズン2もいいところで終わることはないと思うので。まさかね。

2025-10-28

デアデビルボーンアゲインを見てるんだけど

最後まで見たらまた感想代わるのかもしれないけど今のところ「デアデビル君、君そんな感じだっけ?」ってなってる。

今作では最初シークエンス以降マードック君はデアデビルにならずに弁護士活動に邁進して、そのうち復活して活躍するんだけど、今のところ3回活躍シーンがあってそれぞれ大切な人が害されているからかデアデビル君は怒りに任せてヴィランボッコボコ制裁というよりは完全に暴行を加えている。

もろちん現代ネット自警団トランプ云々による自警団危険性に警鐘を鳴らしたいっていうテーマ性はわかるんだけど、今のところ作中で「デアデビル」君は3回中3回、常にブチ切れてて犯人暴行を加え続けている。

う~ん、いちおうネトフリ版も見てたんだけどデアデビル君、君ってそんな感じだっけ?君がそんな感じだったらそりゃフィクス君も「自警団危険だ」って言うよ。カウンセリングにかかるのはフィクス君じゃなくて君の方だよ。デアデビル君が自分に関わりはないけど困ってる市井の人を助けたりする描写がないのがよくないんだろうな。

たぶんあと2,3話だと思うけどこれがどう着地するのか楽しみ。

2025-10-27

映画】ミーガン2.0を見た

本国で大コケした結果、日本では配信スルーになってしまった作品だけど

別にそんなオオコケするほどじゃなくない?63点くらい。

 

ヒット作の続編の中の一つのパターンとして「1の魅力的なヴィラン主人公に据えた続編」というものがある。

おそらくもっと成功したのがターミネーター2。シュワルツネガー演じるT-800は1では主人公殺害するために永久に追いかけてくる恐怖のアンドロイドだったのが2では逆に主人公を守るためにやってくるアンドロイドになっていて、1のT-800のポジションにはより先進的な液体機械型のT-1000がつく。

 

ミーガン2.0は明らかにT2テンプレートを模して造られており、ミーガンの技術を模して造られた軍用アンドロイドアメリア暴走世界を滅ぼそうとする中、それに巻き込まれたミーガンの製作である1の主人公家族(特に娘)を守るため実は生きていたミーガンが復活する。

T2と違って一番問題なのは、悪役であるアメリア全然魅力的じゃないところ。ミーガンは不気味の谷を反復横跳びするような「ドール的な人工的な可愛さ」と「ロボット的なモーション」が魅力的なアンドロイドだったがアメリア軍事スパイ用という用途からすれば妥当ではあるのだが、どう見ても疲れたおばさんにしか見えない。動きも滑らかになっているので、無表情気味の超強いおばさんって感じ。別にそういうヴィランがいてもいいんだけど、ミーガンに求めてるのはコレジャナイんだよなぁ。

顔をミーガンみたいなドールタイプにしないにしてももっと人工的に見えるタイプの顔の役者アサインするとかなかったんかなと思ってしまう。そう考えるとT-1000は完璧だったよね。あのおじさん。ちゃんロボットに見えたもん。

 

ミーガン自体は1を踏襲して、作中でも言及されるクリップ問題AIクリップを最高効率で作ってと頼むとその過程人類を滅亡させる)に忠実で「娘を守るためなら倫理などない」という言動面白さはあるし、日本人だと寄生獣ミギーみたいな感じで見ていて愛着がわくと思う。途中で出てくるミニミーガンもかわいい。あれ商品化してほしい。

前作でミーガンダンスがバズったので今回も、と明らかに無理矢理突っ込んだダンスシーンは蛇足だったけどアクションパワーアップしていてよかった。でもホラー要素は減退していてこれは好き嫌いありそう。

途中でアメリアはミーガンが操っていたのでは!?みたいなスティングもありつつ、まぁそうなるよね的な大団円を迎えるのも視聴後感もいいし、普通にいい作品ではあったと思う。

 

可愛そうなのは主人公AIエンジニアのおばさんだよね。前作でミーガンが暴走したこと責任を感じて反AI運動活動家に転身、著書もいっぱい売れて、事故物件か?みたいな家賃クソ安い家で安全AIの開発にいそしんでいたんだけど、実は著書はクラウド型ミーガンが6万5000冊買って倉庫しまっていたり、家もミーガンが買ってミーガンが開発したウェポンハウスだったり、自分活動のせいで娘はいじめられ、反AI活動で気が合って一緒に活動していた相手は反AIテロリストだったり踏んだり蹴ったりすぎる。

あと全然どうでもいいんだけどエンジニアおばさんが開発してた介護現場作業補助用のパワードスーツアメリアに操られたときに水かけたらスパークして暴走しだしたけどそんな危ないもん介護現場作業用に売り出そうとしとったんかい。めちゃくちゃやなとは思いました。

 

結局、T2SFスリラーからSFアクションに舵を切ったように、ミーガンもSFホラーからSFアクションに舵を切ったわけだけど、前作がAI怖いだったのが今作では人間怖いに切り替わっており、なんでより凡庸なほうに行くねん!とはなったかな。

たぶん、アメリア女優もっと魅力的な人に代えてたらもうちょっとヒットしたんじゃない?知らんけど。

まぁ普通に面白い娯楽作品なので見てみるのオススメ

2025-10-21

映画マイ・ボディガードを見た

流石の名作やな81点。

今ではすっかり大人なレディとなりイコライザー3で20年ぶりくらいにデンゼルとタッグを組んだダコタ・ファニングが「いつまで経っても男どもはみんなマイボディガードのことを聞きたがるのよね!」というくらいには印象的な作品

 

天才トニー・スコット特有のチャカチャカしたエフェクティブな画面構成は正直賛否があると思う。俺も久々に見てちょっと画面うるせぇなと思った。もちろんそれが効果的なシーンもあるんだが、常になんかチャカチャカしてるのあんまよくないな。

戦場トラウマボロボロのデンゼルがダコタのボディガードとして雇われ、最初はうざったく思ってるんだけど一緒に過ごすうちにだんだん心の安らぎを得られるようになったと思ったらダコタは誘拐されてしまい、ブチギレデンゼルは復讐の旅に出るのであった。

ウザカワダコタとデンゼルの触れ合いはめちゃくちゃほっこりするし、誘拐シーンの緊迫感は流石だし、その後のブチギレデンゼルの"やりすぎ"復讐譚は96時間にめちゃくちゃ影響与えてそうだなと思った。元特殊部隊員を怒らせたらマズいよ。こいつら加減を知らん。ケツに爆弾突っ込んで爆破するのはもうヴィランのやり口なんよ。

原作ではイタリア舞台だったのをメキシコに変えたことで社会の終わってる感がより強調されていてよい。ダコタとデンゼルがタッグを組んだイコライザー3の舞台イタリアだったのも逆に何かの縁かもしれん。ちなみに、メキシコでの警察官ギャングが組んだ誘拐事件は実際にけっこう発生しているらしい。終わってる。

原作話で行くと、原作ではダコタは誘拐後にレイプされて死体発見されるという凄惨な展開があるのだが、今作では「常識的に考えて死んだと思われる」とマイルド表現になっており、心の安らぎを死に求めていたデンゼルは、心の安らぎを与えてくれたダコタを救うために死ぬ、という美しい構図へとつながっている。

 

どうでもいいんだけど、白人主人公原作燃える男」を映画化した本作、同じく白人主人公の「ザ・シークレット・ハンター」をリメイクした「イコライザー」。これの主役を黒人のデンゼルが演じたことに対して反ポリコレの民はなーんにも言わないのダブステじゃな~い?と思わんでもない。

結局おもろいかどうかが大事なんよな。

そういう意味では本作もイコライザーも満点。主人公ブラックウォッシュされてることなんかみじんも気にならんくらい面白い

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