はてなキーワード: 甲斐とは
性欲が減退している。
妻ちゃんが相手をしてくれない時には妻ちゃんをオカズにしてスーパーオナニーすることも大好きだ。
ただ悲しいかな最近は仕事がどんどん忙しくなってきて(人手不足なんとかしてくれ…)疲労が甚だしい。
その影響で性欲も爆発的に強くなる時と、全く出ない時の緩急が激しすぎる。
そういうわけで大好きな妻ちゃんを裸にして抱きしめたくなる回数も少なくなってしまった。
みたいな雰囲気を醸し出していたのでそれを喜んでいる。
と思っていた。
でも、どうやら浮気を疑っているようだ。
自分の職場は最近人手不足がひど過ぎて、自分は能力もないのにまた昇進してしまった。
女性の部下もたくさん出来た。
それを何度か目撃されてから、激しく自分のことを疑い出すようになった。
今の電話は誰だったのか?
そのラインワークスはなに?
などなどニコニコしながら尋ねてくる。
そして、よく鞄の中や財布の中を調べられるようになった。
当然、スマホの中身もお風呂に入っているときなどに調べられている。
ただ会社から支給されているiPhoneを妻ちゃんはロック解除出来ない。
でも仕事の連絡は全部そこに来るので、
そこが妻ちゃんの疑いの源泉になってる。
妻ちゃんがスッキリするならいっそ会社のも全部中身を見てもらおうか?
とも考えた。
依頼主のことがわかる情報が
いやそういうことはどうでもいいんだ!
そんなことよりものすごく腹立たしいのは妻ちゃんを疑わせるような自分の不甲斐なさだ!
それを無くしたら自分には何にも残らんだろ!!
つい吐き出してしまった。
申し訳ない。
誤字松ってあるじゃん?
文章の中にわざとしょうもないゴジラ入れてツッコませることで注目浴びるやつ。
(↑こういうの)
あれの訴訟版みたいなことを、ずっとやっている。
いうなれば「訴訟松」だね。
SNSでわざと的外れな意見や情報を言うと、フォロワー5000以上ぐらいあるアカウントなら、それだけでツッコミがワーッと大量に群がってくるのね。
その中には、アホには何を言ってもいいと思っているのか、首○って×んでしまえぐらいの一線越えたことまで書いちゃう人間が、必ず何人か出てくるのよ。それもご丁寧に、リプライや引用RTのような相手に直接見える形でね。
そしたらすかさず、魚拓とスクショを確保のうえ、馴染みの弁護士に即連絡。
数カ月はかかるし弁護士費用は先行投資になってしまうけど、いずれは何らかのお金が入って、収支がプラスになる。
訴訟松とは言ったものの、実際に裁判まで至ることはそんなにない。たいていの人はお金払って示談で済ませようとするし、こっちも、仕方ないですねえ…って顔しつつ内心では(しめしめ)と素直に金を受け取ることにしている。あんまり欲をかいて額を吊り上げようとしても、手間に見合わないしめんどくさいだけだからね。
いちおう仕事は続けてるけど、この訴訟松だけで生活していけるくらいの額は継続的に稼げている。
そのせいか同僚にも、最近なにか余裕が出てきたね?なんて言われることが増えたけど、さすがに、
イキったバカにカウンター食らわして金ふんだくってるから元気モリモリんですよ!
とは言えず、筋トレ始めたからかな~…?とかすっとぼけて誤魔化すようにしている。
怪しい個人サイトに載っていた情報を、それと気づかずライフハック的に拡散したせいで、軽く炎上騒ぎになってしまったんだ。
アホ、バカ、池沼、ガイジ、ハッタショ、○ね、×す、のスーパーコンボ。
それでどうしても怖くなって、生まれて初めて弁護士に相談したのね。
で、しばらくして、一番ひどかった部類の連中との交渉が終わってみたら、思ってた以上の大金が手元に残ったってわけ。
そこでつい、
と思ってしまった。
で、やってみたらできてしまった。
できちゃったものは仕方ない。やれるとこまで続けてみよう。
となって今に至る。
結果が出たらネットで報告することが多いみたい。
普通は、被害を止めることが最大の目的なんだから、警告の意味でもそれが自然だよね。
でも私は、手続き中はもちろん示談成立後も、そんなそぶりを一切見せないようにしている。
こいつはやられても決してやり返さない安全なゆるふわサンドバッグなんだ、と周囲に誤認させるように。
(もちろん訴えられた側がそんな恥を自己申告することも滅多にない)
その擬態の甲斐あって、こうして新たな獲物が毎日のように引っかかってくれているのだわ。
イキリマヌケ様様ですわ。
最初は親身になって話を聞いてくれてたけど、
最近は話を持っていくと露骨に、また?という顔をするようになった。
あれは、こっちが何をやっているのか、もう完全に察してるね。
この訴訟松活動について、私は良心の呵責をほとんど覚えないけど(誹謗中傷飛ばすような輩がどうなろうと自業自得だ)、弁護士さんにだけはちょっと申し訳ない気持ちがある。
夫婦別姓の話題になると、必ず「選択制なのだからどっちを選ぶも自由なんだよ、ただ選択肢が増えるだけ」てブコメがついてスター集めてるけど、本当に?
本当に夫婦別姓選択制が導入されたら、同性を選択した人も当事者の自由の行使として認めるの?
そうは思えないんだよなぁ…
という増田を以前に書いたところ、(https://anond.hatelabo.jp/20241101093644)
はてブでは「そんなことない!他人の結婚になんて口を出さない!」と否定するブコメが多数ついたけど、
個別具体的な事例を提示されると「他人の結婚に口を出す」(それどころか他人の結婚生活を何ら根拠・証拠なくDV、犯罪扱いする)ブコメだらけになってるのを先日にもまた見て、
やっぱり君たちに個人の自由を認め、多様性を認めるのは無理だよね、夫婦別姓に対しても具体的な事例が出れば同じことになるよね、と思いを強くした。
前回とりあげたのは、「男性年上、女性年下の年下婚」に対して、女性の側から男性に猛アタックして結婚したという話なのに「男によるグルーミングだ」と何ら根拠なく邪推して「気持ち悪い」と他人の祝事にゲロを吐きかけるブコメがスターを集めてトップブコメになってたという余りにも酷いはてブの反応(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/66993)に対するものだったが、
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/779550171e286442f542b2937b88678835a5c901
当事者同士が納得のうえで選んだ道で、わざわざ夫婦で公開前提で取材を受け事情を明らかにしてるのに、
「多産DVだ」「グロテスク」「チンチン以外の甲斐性がゼロの下半身だけ魅力的な父が性欲に飽かせてバンバン餓鬼作る」
と他人の結婚生活を口汚く誹謗中傷するブコメがスターを集めて上位になってる。
むしろDVならこんな取材は受けないだろうし、記事を読めば取材者が「これはDVだ、グロテスクだ、男が性欲に飽かせて女に多産を強いている」という先入観(願望)ありきで取材して記事を作っているのが明らかだが、
取材の中でDVにつながるような情報はまったく出てきていない。
それなら「これは夫婦納得のうえで、両性の希望としてこういう夫婦生活を送ってるのだな」と考えたほうが自然だが、とにかく「男は加害者、女性はその被害者」の先入観、そうあってほしいという願望にまみれた偏見で、他人の結婚に口を出すブコメだらけになっている。
そんな君たちが、夫婦別姓に対してだけは「他人の結婚での選択に口なんて出さない。夫婦同姓を選ぼうが自由だ」 なんて絶対にならないよね。
「有名人が結婚しました、夫婦同姓を選び、妻が改姓して夫の姓になりました」てニュースが流れたとき、
今「どっちを選ぶも自由」と言ってるブクマカはじめ別姓選択制を主張してる方々が、「結婚おめでとう!」とだけ言って笑顔で祝えるはずがない。
これまで通り「男は加害者、女性はその被害者」の先入観、そうあってほしいという願望にまみれた偏見をもとに、
「気持ち悪い」「グロテスク」「夫が妻に変えさせたのだろう、最低」「夫の姓に改姓する〇〇(妻)さんに失望した」「著名人なのだからファンや周囲への影響力を考えて選択してほしい」「古臭い考えの人だったんだね。ファンやめるわ」「意識アップデートしろ!」
え?「選ぶも自由、批判も自由」だって?詭弁をいうなよ。相手に見えるように批判してる時点で、それは相手の自由を認めてない、相手に自分の望む通りの行動をさせたいって欲望だよ。
父親とその妻(こちらは自分と血が繋がっていない)が祖母を虐待していることが判明したので、祖母を逃がしつつ、弁護士を入れて祖母から父親に継続的に行っていた各種支援を打ち切ることにした。父親の収入源はほとんど祖母からの支援に依存しているはずなので今後は相当困るはずだ。実家は一族経営の零細企業で、特に法人を畳んでからは公私の区別無く資産を管理していたので計画も実行もかなり大変だった。
祖母が虐待を受けていたことについてはある程度因果応報な部分もあると思っている。一族経営の零細企業の後継者として育てられ望まれた成果を出せなかった父は、明らかに経済的に祖父に依存した生き方をせざるをえず、公私を問わず(そもそも父だけでなく一族経営の零細企業の家族には公私等という概念がないのだが)祖父のいいなりだった。そしてそう言った状況を作り出すことに祖母も多少なりとも加担していたのだろう。祖父亡き今、祖母への虐待は彼なりの復讐として正当化されているんだろうし、実際父を直接とがめた際にもそのような言い訳をしていた。
父はよく、自分の境遇への不満を口にしていた。自分がいかに引かれた線路を走らされただけの人生だったのか。やりたかったことが出来ず、言いなりの日々を過ごしてきた自分がどれだけ不幸なのか。同じ祖父母に育てられながら大学院まで出して貰ったお前が、自分と比べてどれだけ恵まれているのかを自覚しろと詰め寄られたこともある。
既に書いたが、俺は父の虐待行為に一定の理解を示している。その上で父親から全てを奪い取るような(ただでさえ仕事がクソ忙しい年末年始に)計画を立てて実行したのは、その手前の段階で祖母を実家から転居させる形での提案をした際の父の対応が許せなかったからだ。父はこちらからの提案を殆ど聞くこともなく、「すべて祖父が不甲斐ないせいだ」とか「俺が今までどんな仕打ちを受けたか知っているのか」といったような正当化と自己憐憫に終始する様はあまりにも醜く、いつまでも自分の人生の言い訳に親を使っている父が気持ち悪くて仕方が無かった。
実際勉強して祖父に自分の選択を認めさせた俺のように、彼が彼自身の人生を選ぶタイミングはいくらでもあった。いくら言い訳をしても結局彼の人生の責任を取るべきは彼自身であるべきと今では強く信じているし、結局彼の不幸な人生とは常に他責で問題の解決から逃げ続けてきた結果でしかなかったのだろう。もはや更生にはすべてが遅い気がするので、『息子に裏切られた可哀想な自分』という新しい不幸エピソードが彼の人生の慰めになることを祈る。
そんな甲斐性はねえ
妻のがん治療を続けてきたが、どの治療も効果を上げることができず、先月から自宅で終末期の緩和ケアを行っていた。
訪問看護の助けを借りながらも、落ち着かない日々が続いていたが、とうとうその時が来たようだ。
妻とは二人暮らしで、お互いの家族とは遠距離に住んでいるため、すっかり疎遠になっている。
妻ががんと診断されてからは、毎回診療に付き添い、できる限りの支えを続けてきた。
しかし、治療の甲斐なくがんの進行を抑えることができず、病状が急激に悪化して入院。その後、自宅で緩和ケアを行うことになった。
自分は毎日、家事と妻の介護をこなしながら、訪問看護師の対応や手伝いに追われる日々を送っていた。
毎日数回、看護師が来るという生活は思いのほか慌ただしく、自分も妻も十分に休むことができず、心身ともにしんどい日々だった。
それでも、クリスマスには少し奮発して豪華な食事とケーキを楽しみ、年末は年越しそばを作り、正月には鍋物を作ってあげたりした。
しかし、次第に妻が眠る時間が増え、食事も少ししか摂れなくなり、次第に水や果物だけが頼りの生活になっていった。
この頃、自分も妙に疲れてしまい、看護師が来る時間以外は寝てしまうことが多かった。
起きている時は二人でYouTubeを見たりして、わずかな時間を過ごしていた。
妻のアレフガルドに来たばかりのプレイ中のドラクエ3HD2Dを起動したままで。(ラーミヤがもっさりし過ぎて数日やめなかったらクリア出来ていただろうか?)
世間は長い連休だったようだが、その休みが明けた頃、妻との意思疎通が急にできなくなった。
がんが脳に転移して、その症状が出たのだろう。
それ以降は水分補給も難しくなり、弱っていく妻を見守るしかなかった。
1日に数秒だけ、言葉を理解しているように見える瞬間があるが、意識が覚醒するたびに「体が痛い」「苦しい」という訴えが繰り返される日々だった。
最後に妻が口にした食事は冷凍の果物だった。意思疎通があやふやな状態でも少しだけ食べることができたのだ。
水はもう飲めなくなっていたが、氷や冷凍果物はなんとか口にできた。
氷を口に含ませながら、「これで水分補給ができるね」と話していたことを思い出す。
その夜、冷凍みかんと冷凍イチゴを用意すると、妻は「おいちい、おいちい」と嬉しそうに食べていた。
「ごちそうさま、もういい」と言うので冷凍庫に片付けたが、戻ってくると妻は手をテーブルに置き、「もうない、残念。もっと食べたい。残念」と哀しそうにつぶやいた。
「まだまだあるよ、食べる?」と聞くと、妻は「もっと食べたい。眠い。1時間後に食べる。起こして」と言って眠りについた。
しかし、1時間後に起こした時には意識が朦朧としており、氷を食べるか尋ねると「食べたい」と答えたものの、嚥下が難しくなっていたため、すぐに口から取り出した。それ以来、意識がはっきりすることはなかった。
今思い出しても悲しくなる。すぐに果物を出していっぱい食べたと言わせるべきだった。今も冷凍庫の中にたくさん残っているというのに…。
その後の日々では、意識が覚醒するたびに体の痛みを訴える妻に麻薬を追加投与する生活が続いた。機械のボタンを押せば投与できるのだ。
さらに、痰が詰まる苦しみが加わり、ひどくなった時に看護師を呼んで吸引器で対応してもらったが、妻はそれをとても嫌がった。苦しいし気持ち悪いし辛いと言うのを前に入院した時に聞いていたので良く分かるが、それでも少しでも痰を取り除くしかなく、その間、妻の苦しむ表情を見るのがつらかった。
そんな日々でも、一日の中でほんの数秒でも、言葉を理解して反応してくれる瞬間があったことは、ささやかな救いだった。
そんな日々に何もできない自分が悔しくて、泣きながら「苦しませてごめん」と謝るしかなかった。
それに「愛してるよ」「大好きだよ」と元気なうちに最も伝えるべきだったと後悔した。
麻薬の効果が十分ではなく、体の痛みを完全にコントロールできない中、昼夜を問わず追加投与する日々が続き、自分もほとんど寝られなかった。
心身ともに追い詰められる中で、先日、点滴で眠らせるような薬を追加することになり、ようやく妻は安らかに眠れるようになった。
その穏やかに眠る姿を見て、久しぶりに自分も体を休めることができた。
妻の脈は次第に弱くなっていき、今日か明日にも…と医師から告げられた。
子供はおらず妻が居るからと生きてきた数十年。自分はこれからどう生きたものかな。
よく分からないや。
疲れてしまったのでここまで。
他に、家族に容体を伝えたこと、妻の友人に伝えたがちょっと迷惑な反応で心労が溜まったこと。看護師さんの何気ない言葉が妻をひどく悲しませたこと。終活の準備が全然出来ていないことなどを書くつもりだった。
元気や機会があれば書くかもしれない。
長文書ける人ってすごいな。
追記:
みなさん、本当にありがとうございました。
静岡駅に降り立った増田。目の前には晴れた空と富士山の美しい姿が広がっている。
「なんか、こういう景色見るとさ、俺みたいな貧乏な弱者男性でもちょっと前向きになれる気がするよな」
34歳、独身で将来のことを考えると不安ばっかり。そんな出張ついでの旅だ。
「まあ、とりあえず飯だな。静岡っていったら、美味いもん多そうだしな」
歩きながら静岡の街を見て回る。地元感溢れる商店街を見つけて、ふらりと入った。
店の暖簾をくぐると、店主が「いらっしゃい!」と笑顔で迎えてくれる。温かい雰囲気にホッとしつつ、メニューを見た増田は目を輝かせた。
「静岡おでんか~! これ絶対食わなきゃだろ。あ、しらす丼もある。いや、富士宮焼きそばも捨てがたい……」
気づけば勢いでこんな注文をしてしまった。
店主が「すごいボリュームですね」と苦笑いしてくるのを見て、増田もちょっとだけ不安に。でも、「出張の記念だから」と自分を納得させる。
最初に来たのは静岡おでん。濃い黒いスープに浸った大根と黒はんぺんを食べて、増田は感動した。
「これ、うまっ! 出汁がしっかりしてて、染みてるわ~……」
続いてしらす丼にかきこみ、桜えびのかき揚げをサクッと食べる。
でも、焼きそばを食べ進めるうちにテーブルの残りの料理を見て、冷や汗が出る。
「やばいな……これ、焼きそばと丼で炭水化物がダブっちゃったよ……完全に頼みすぎたわ」
「頼んじまったもんは食うしかねぇ……弱者男性の俺でも、このくらいは責任持たなきゃな」
最後に静岡茶のジェラートを一口食べた瞬間、緑茶の爽やかな香りが広がって、全てが報われた気がした。
「これ、めっちゃうまい……。これだけで静岡来た甲斐があったわ」
「頼みすぎて失敗したけど、こういうのも人生ってやつなんだよな。弱者男性でも、こんなちっぽけな幸せを大事にしていけばいいんだよな」
「それにしても……この先どうなんだろうな。34歳で年収700万、貯金3000万しかない。老後や病気に備えるには全然足りない気がする」
富士山をバックに、満腹で重い足を引きずりながら、また一歩を踏み出す。
親による子殺し事件に対する世間の対応を見ていてつくづく思うけれど、やっぱり遺族がイコール加害者だと被害者の存在はとことん無視されるよな。
こういう事件を見ると検事として、被害者に代わって犯人を糾弾したかったと思う
弁護士でも被害者代理人にはなれるけれど、それって被害者が生きているか遺族が適切に被害者を代弁してくれる事が前提だし
物言えぬ被害者に対し、本当の意味で親身になれるのってやはり公益の代表者たる検察だけだと思う
検察修習の時に、検察の理念の一つとして『被害者とともに泣く検察』というフレーズを聞いて、検事の仕事に興味を持ったんだよね。
唯一被害者の立場に立って訴訟行為を出来るならば遣り甲斐のある仕事だなあって思って。
2年前、当時30歳ニートだった俺は長年のニート生活から脱却すべくバイトを始めることにした。
年齢的に落ちるかと思ったから意外だった。
面接ではできうる限りの笑顔で応じたから好印象だったのかも! と少し嬉しかった。
俺は今までバイトすらしたことがなく、これが生まれて初めての仕事となる。
もちろん緊張はしたが、それ以上に俺は期待に胸を膨らませていた。
俺は当時、社会復帰に向けて、温かみのある人間関係のある職場を求めていた。
この居酒屋は客として何度か利用したことがあり店の雰囲気は把握していた。
従業員は大学生などの若年層中心だが、みんな仲が良さそうで、忙しいながらもアットホームな雰囲気で働いていた。
だから、「俺もああいう和気あいあいとした輪の中に入れたら楽しいだろうな」と年甲斐もなく期待していたのだった。
支給された仕事着に着替えると、社員に連れられ仕事場に入った。
初日だから自己紹介でもするのかと思ってやや緊張していたのだが、他のバイト達と言葉を交わす機会はなく、すぐに仕事は始まった。
まるで初めから俺がそこにいたかのようで、軽いカルチャーショックを受けた。
俺はホール担当で、主に料理提供、空いたテーブルの食器下げが仕事だった。
居酒屋なだけあってかなり忙しく、手を休める暇もなく動き回ったが、覚えること自体はシンプルで、覚えてしまえばこの忙しさがむしろ心地よく感じた。
客の賑やかな声とせわしなく動き回る若いバイト達の瑞々しい姿。
そして今、自分は客ではなく従業員としてこの場に能動的に参画している。
それは長年ニートだった俺にとって誇らしいことだった。
あぁ、働くっていいなぁと思った。
初日の勤務が終わった。
社員と一緒にバックヤードに戻ると、中には2人のバイトがいた。
ついに自己紹介タイムがあるのかな、と思ったのだが、社員は特にそのような時間を設けることもなく、「じゃ、お疲れ様でした」と淡泊だった。
このまま一言もなく帰るのはあまりにも寂しいと思い、俺はバックヤードで談笑していた2人に挨拶した。
すると大学生と思われる2人の女の子はニコリと微笑みながらそれぞれ自分の名前を名乗ってくれた。
俺は彼女らと話しながら、「30歳ニートだけど、普通に若い女の子と会話できてる! 俺、やるじゃん!」なんて浮かれていた。
初日から休む間もなく動き回り身体は大分疲れていたが、初めての仕事の充実感と若い女の子と雑談した高揚感に包まれながら俺は帰宅した。
仕事は忙しい飲食なだけあって「現場で覚えろ」というのが職場のスタンスで、もちろんまだ分からないことも多く社員やバイトにその都度聞いていたものの、即戦力として早くも現場に貢献した。
仕事に慣れてくると余裕が出てくるのでちょっとしたタイミングで他のバイトの子と軽く会話をすることもあった。
こんな感じで少しずつ他のバイトの子達ともコミュニケーションを取っていった。
ある日には、締め作業が終わり、暇になったからかこの日初めて仕事が一緒になった大学生の女の子から話しかけられもした。
なんのことはない、当たり障りのない雑談だったが、向こうから声を掛けてくれたのが嬉しかった。
「俺、案外女子ウケがいいのかも?」 などと思ったりもした。
しかし、順調だったのは最初の1カ月で、2カ月目から陰りが見えてきた。
1カ月も過ぎると仕事はもうほぼ滞りなく行えるようになり、社員や他のバイトの子に分からないことを聞くこともほとんどなくなっていた。
この1カ月、女子や新入りのバイトとはまずまず良好な関係を築けていたのだが、「男子大学生の集団」との折り合いが良くなかった。
彼らは結束力が強く、それゆえ発言力もある、バイトの主力部隊だった。
彼らの士気が高いか低いかによってその日、その時間の現場のパフォーマンスが変わると言われるくらいだった。
実質的に、この男子大学生達が現場を回していたといっても過言ではない。
それは彼らの排他性にあった。
今も昔も「群れる男子大学生」には共通の特徴なのかもしれないが、彼らは「ウチとソト」をはっきりと区別する傾向にあった。
つまり、「仲間かそうでないか」によって態度を大きく変えていた。
多分、彼らは大学や地元が同じだったりと、何らかの共通点があり繋がっていたのだと思う。
逆に言えばそれ以外の人たちとはあまり関わろうとはしなかった。
もちろん俺も例外ではなく、男子大学生達からはほとんど無視されていた。
仕事中は必要上、会話はしたが、余裕のある時間帯やバックヤードなどではほとんど関わりがなかった。
俺としては女子や新入りだけでなく、バイトの主力部隊である男子大学生達とも仲良くしておきたかったから、最初はこちらから友好的に声を掛けた。
しかし、彼らは驚くほどそっけなかった。
挨拶をしてもロクに返さないし、こっちが敬語を使って丁寧に話しているのに、ぶっきらぼうなタメ口。
これは何も俺に対してだけというわけではなく、バックボーンを共有していない新入りに対してはみんなそうらしい(たとえば同世代でもフリーターは仲間に入れないなど)。
俺は男子大学生達のそうした排他性に少しずつストレスを溜めていた。
極めつけは、ある日の締め作業でのこと。
男子大学生二人が「……あれはあいつにやらせとけ」と話しているのが聞こえたのだが、その直後にそのうちの一人から「〇〇作業、よろしく」と言われたのである。
その会話、聞こえてるし。
なんなんだコイツら、と思った。
俺は温かみのある人間関係があると思ってこの居酒屋でバイトを始めたのに、蓋を開けてみたらハブられて舐められながら面倒な仕事を押し付けられる日々。
確かに一部の女子や新入りとはたまに雑談するくらいの関係性は作れたが、それ以上に男子大学生達へのヘイト感情が高まり過ぎて我慢の限界を迎えた。
こうして俺は、3カ月でバイトを辞めた。
俺より少し前に入った新入りのフリーター(大学生達と同世代)は、「ここは高校生は良い子ばかりだけど大学生はうるさい」と愚痴っていたから、当人たち以外からは疎ましく思われていたのだろう。
「大学生達の結束が強い」という社員の発言は、裏を返せば「大学生以外は排除される」ということだ。
それでもしっかり現場が回っていれば店としてはいいのかもしれないが、どうもそういうわけでもないらしい。
男子大学生達はサボるわ勝手にキッチンで料理作って金払わず喰うわで店長からも悪評だという。
飲食バイトは声のデカい男子大学生が幅を利かせているし、万年人手不足だからやめといたほうがいい。
男性34歳169cm64kg。
似ていると言われた有名人は、サンボマスターの山口、King Gnuの井口(髭かな?)、北朝鮮の金正恩(笑顔)。
再来年度、2年間の帯同不可の海外出張を予定(希望)しており、帰ってきたら37-8歳に。子供欲しいのに婚期逃す焦りがあり、活動したい。
例えば高学歴の人、アカデミズムの人、クリエイターの人、料理家の人……とかと出会ってみたいと思ったが、出会えるのか?職業や経歴でふるいにかけるのは悪手か?ふるいにかけたとて自分がふるいに耐える相応しい相手か?
一度オタク系相談所のオンライン相談を受けたことがあるが、なんというか生産者と消費者の場違い感を覚えてそっと閉じた。改めて地方にある大手の門を叩こうかと思うが、効率的な相談を行うにあたって準備は何をすべきか?フォーマルでクラシカルなマナーが嫌いならば相談所は避けるべきか?
結婚相談所に登録している人はある程度の金銭の余裕のある人、というスクリーニングはあるのか?
相談所に登録するにあたって、自分の理想とする人と出会えるのか?究極的には、素敵な人と出会うためにはどうすればよいか?そのために、どのような自己アピールをしていく戦略が望ましいか?相談所の人にいち早く自分のことを理解してもらうにはどうすれば良いか?
マッチングアプリも、当たり障りのない文章で書けばマッチングはするが、押しに弱いので疲弊する。マッチング数を最大化する戦略より少数精鋭を呼び寄せる戦略の方が良いか?例えばここに書くような文章をそのまま載せるくらい尖らせたほうが個性的な方とマッチする可能性あるだろうか?
ここには業者さんもいる気がするので、ぜひご助言いただければ幸いです。
以下蛇足
来歴
社会人なってから、ネトゲで知り合った1人と遠距離で一年半ほど付き合う。大人しい方で、天性の美声で可愛らしい方だった。私の優しいところが好きだったらしい。他の男と仲良くなっていくのを見て嫉妬したところフラれる。
その後マッチングアプリに登録。一カ月で20いいねくらい。10人くらいと会話。半数近くはすぐにドロップ。3人ほどとLINE交換、2人ほどと会う。
自販機の経理の方と食事、家で映画鑑賞2回。積極的なボディタッチがあり、奥手な私にはありがたかった。スタイルが素敵な人だった。仕事で困っていることを相談してくれて、マクロ組んで自動化できる方法を伝えたら喜んでくれて、頼られ甲斐があった。積極的なのは嬉しい反面、求められる時以外の私の意見が無いものとして扱われがちなことを徐々に認知したため、お祈り。
銀行の方と3回デートしたのち、5年ほど付き合う。ものすごい美人で、天然な受け答えが大変愛らしく、万人が好感持つのだろう、転職後もお客さんからよく貢がれてた。一方でこだわりが強く、宿舎引越し手続き終わった後に引越さない等、私は自分の職場の庶務担からブラックリスト入り予告される程度には我儘に振り回された。帯同不可の出張時に1人(と親)で子育てをどうするかでお互いの懸念点が払拭できず、別れることとなった。私の優しいところが好きだったらしい。
別れた後、再びマッチングアプリに登録。一ヶ月で20いいねくらい。5人ほどとやりとりをし、1人と会う。
福祉関係の方と食事のみ2回。積極的にコミュニケーションをとろうとしてくれて、私のしょうもない話でも笑ってくれる素敵な人だった。ものすごく落ち着いてて優しく丁寧な方だったが、少し読解力に不安があり、お祈り。
現在、マッチングする五大都市に出るまで5,6時間かかる僻地勤務なこともあり、4月の都市転勤まで活動休止することにする。
好奇心が強い。個性と呼べる程度には多分強い。したことないことなら法と健康の許す限りは一度はなんでもしてみたい。多様性信者。
自発的な行動力は弱い。だらしない。自分を律するのは苦手。他人のためなら頑張れる。
ASD傾向がおそらく強い。こだわりを自覚し、できる限りそれを崩す努力を重ねたい。意図せぬ心無い発言をしてしまい怒らせてしまうことが多々あった。2度目は繰り返さないように注意するが、基本性能がある程度ポンコツ。
年賀状などが非常に苦手。これで伝われ私の特性。準備して書けばいいだけなのに1ステップ1ステップできない。やるとなったらガッとやる。
ASD傾向といいつつも表情はどちらかというとある方かもしれない。笑顔が印象的らしい。不満がある時は眉間に寄せた皺によく指を当てられた。
政治思想は保守リベラル。安倍派や維新を憎んでいるが基本はてブでしか毒は吐かない。
ボケることが多い。ツッコミは下手。コミュニケーションはそれほど得意な方ではなく、慣れてはいないが、おそらく当たり障りのない感じ。慣れるとよくボケる。
課題解決能力は高めを自負。国総も受かったがノンキャリ志向(当時)で一般入り、専攻異なる異業種だったが関連学会入って一年で賞とれたりはした。
容姿や清潔感は自信がない。相手の好みに合わせたいが、ファッションセンスもないので指示待ちになる。それなりに無難かなと思うシャツを外界との接続用に用意してる。仕事は無個性なシャツとスラックス。
業務繁忙期には過食して太ったり、閑散期にはランニングして標準体型に戻ったりしてる。63-68kg。過去の推移は基本ふくよか。
半額惣菜大好きで守銭奴な傾向があるが、使う時は一気に使う。特に新しい体験(主に飯)と子には金かけたい。
マナーやエスコートが苦手。経験値不足を補う学習コストを払いたくないというバイアスもあるが、本心からやることなすこと素で行いたい(ASD…)。奢らないとか道路側歩かないとかそういうわけではないが、善意にタダ乗りしようとする人を避けたい。婚活はスーツでラウンジで、みたいな型は、楽なフォーマットではあるもののそれが相手の本性を隠す気がして、乗り気になれない。やってみたらやっぱそれが楽なのかもしれないが。
……不要な情報も多い気がするな。長文書いてしまう傾向あり。捨てられないタイプ。
求める相手
友人の奥様が、たわいのない会話から政治の話まで中立なのに中身のあるお話方をされてて、羨ましいと思った。
非常に雑な言い方をすると、頭の良い方とお付き合いしたいと思った。でも、ペーパーテストが苦手な人でもコミュニケーション能力が凄まじく高い方はいるし、無償の愛を注ぐ力がある方はもうそれだけで素敵すぎる。一方で、例えば医者とマッチングしたことあるが、お医者さんなんですねとコメントしたらレッテルで人を判断する差別主義者と罵られたことがあり、色々擦れてるんだなと同情しつつもこのような短気短絡は好ましく思わない。頭が良いの範疇が不明瞭だ。
何かしらの専門性に長ける方だと嬉しい。博物学でも、看護でも、イラストでも、ファッションでも、スポーツでも。何かしら誇りを持って極めている人、自分にはないものを持っている人は尊敬する。ただ、今までお付き合いした方々もみなそういった素敵なところがあり、基本、人は深く付き合ったらどこかしらそういうポイントが現れてくる気がする。このスクリーニングは機会損失を生むだけな気もする。
容姿にこだわりはないが、自分のことを棚に上げてばつが悪いが、健康であると嬉しい。
資産運用の価値観(結婚前の資産はお互いが好きに使う)が合う人、転勤族との結婚がOKな人は優先度高い。私がr>g教と心中するの許してくれると嬉しい。転勤については帯同・単身赴任の他に、リスク許容度に応じて転職も視野に入れたい。
子供できても夫を嫌いにならない人と結婚したいが、これは見分け方・結婚後の自分の身の振る舞いも含めてどうすればよいのか不明。
お金はあればあるだけ選択肢が増えるのである方と付き合えると少し嬉しいが、そのスクリーニングで機会を損失することは避けたい。
討論を嫌わない人だと嬉しい。私は父とよく討論をし、おかげで多少弁が身についたと喜んでるが、母からはよく煩わしいと怒られた。子供と真面目な話をするのをやめさせられると悲しいので、できればその辺りの価値観合う人だと嬉しい。……これはどうやったらスクリーニングできるんだろうか?
ゲームを一緒に遊べる人だと嬉しい。共通の趣味を過ごしたい。テレビゲームでもボードゲームでも探鳥でも温泉でも鑑賞でも。よかったらスプラトゥーンしたい。
ダジャレとか韻踏んだりとかシュールな自虐とかを笑ってくれる人だと嬉しい。……こういうのは求めるとは違うか。別にこの辺あわなくても他のところであえばそれでいいし、無言の時間を仲良く過ごせれたらそれの方がほんとに嬉しいし、結局は相性の話かもしれない。それは会って話をして探るものか。
優先順位がつけられていない。端的に表すなら私は何を求めているのだろうか?