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報告書『倉吉の歴史まちづくり』刊行!

kurayosi-hyousi.jpg kurayosi-urabyousi.jpg ←表紙と裏表紙。クリックすると拡大します。


 2013年度から3年計画で調査研究を続けている鳥取県環境学術研究費(環境部門B1301)「倉吉打吹山麓の歴史的風致に関する総合調査-歴史まちづくり法による広域的景観保全計画にむけて-」の2冊めの報告書が刊行されました。1冊目は昨年度末に刊行した『「長谷寺要用書記」翻刻』(ASALAB報告書第27集)です。
 2冊めの報告書『倉吉の歴史まちづくり』(ASALAB報告書第28集)は、本文第1~5章が2013年度におこなった倉吉市制60周年記念事業などの講演記録、口絵・付録が2014年度卒業研究・修士研究の成果概要となっています。私自身、2月には編集作業に携わりました。いちばん驚いたのは会長さんの第2章の原稿が3月1日の第3回れきまち研究会に提出されたことです。会長担当のバス男くんが風邪をこじらせて倒れてしまったので、私がピンチヒッターで紙面レイアウトをさせていただきました。それも今では懐かしい?思い出です。
 以下に図書情報と構成を示します。

   書 名: 倉吉の歴史まちづくり
   編 集: 浅川 滋男
   発 行: 鳥取環境大学保存修復スタジオ
   印刷所: 株式会社 矢谷印刷所
   発行日: 平成27年3月31日
   総頁数: 99ページ

 目次は「続き」に掲載します。入手希望の方はご一報ください。(キー)



   倉吉の歴史まちづくり

  口絵  山家 拓実(卒業制作)
     「打吹玉川 -白壁小路の宿-  Utsubuki-Tamagawa Side Street Inn」

  目次/例言

 第1章 いきいきとした「倉吉」を考える -文化財の立場から- 
     (眞田 廣幸)
 第2章 謎の多い長谷寺の建造物群 -懸造の本堂と本堂内の大型厨子-
     (眞田 廣幸)
 第3章 打吹山麓の近代建築 
     (杉山 眞魚)
 第4章 倉吉の町家と町並み 
     (浅川 滋男)
 第5章 歴史まちづくり法による松江市の取り組み 
     (飯塚 康行)
  おわりに (浅川)

[付録] 倉吉の歴史的風致に係わる卒業論文・修士論文概要等
  付録1 岡田知佳 「倉吉市鍛冶町・河原町の町並み景観に関する基礎的考察」
  付録2 藤井祐里 「地蔵盆を未来へ伝えるために」
  付録3 中島俊博 「科学的年代測定による中近世寺社の建築年代に関する基礎的研究」
  付録4 長谷寺建造物・巻斗実測図

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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