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祝優勝!!

イラクの慟哭

 一昨夜、カタール対イラクの3位決定戦をみて感動した。開始前、NHK解説の福西は、無神経にも「カタールが勝つ」と予想したが、その発言の瞬間、イラクが勝つ予感がした。カタールは恵まれすぎている。オイル・マネーでW杯招致に成功し、シャビなどの有名選手を国内リーグに取り込み、スペインから有能なコーチを招聘して先進的なサッカー教育に邁進している。そもそも、今回のセントラル方式予選トーナメントの開催国である。勝って当たり前なのだが、だからこそ、負けるだろうと思ったのである。
 イラクはなお政治的混乱のなかにあり、多くの国民は苦しい生活を余儀なくされている。しかし、ドーハの悲劇を思い起こしてみなさいよ。あれだけのタフな試合ができる国民性なんだからね。イランとイラクには、恵まれていないが故の反骨魂みたいなものがあると私は勝手に確信していた。3決でのレフェリーの笛は開催国カタールに有利なようにたしかにみえた。PKをとってもおかしくない場面が後半少なくとも2度あり、それをあっさり流し続けた審判にイラクの選手と監督は激怒し、監督は退席処分を受けた。現地解説の山本は「ここからイラクは本気になりますよ」と予言した。果たして、その通りの展開になった。残り5分ばかりのところで、ヘディング・シュートを決めて同点、延長後半でも空中戦からヘッドでネットを揺らし、2-1で逆転勝利した。リオ五輪の出場権を得たのである。
 イラクの選手、スタッフ、応援団の喜びようは喩えようがないほど激しいものだった。みんな号泣していたし、選手は芝生に倒れ込んで立ち上がれなくなっていた。あきらかにカタールの選手より消耗している。だから勝てたのだろう。
 こんな凄い試合をみて、決勝に想いを馳せてもピンとくるはずはない。気楽なもんだ、日韓とも。すでに五輪の出場権は得ている。だから、勝敗など二の次で、無事に帰国の途についてくれればよいと考えていた。しかし、日韓の選手・監督とも勝ちに拘ってましたね。

   http://footballingtube.blog93.fc2.com/blog-entry-28153.html


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仏ほっとけ会-摩尼寺・大雲院仏教講座第1回のお知らせ(1)

仏ほっとけチラシ 画像あり 縦位置_02web 仏ほっとけチラシ 画像あり 縦位置_03sam (新案)右画像をクリック!


 今年度の研究活動のうち、倉吉の歴史的風致と居住環境に係わる成果は第4回および第5回れきまち研究会で報告し、討議しました。倉吉と並ぶもう一つの大きな研究軸は、いうまでもなく、大雲院と摩尼寺です。この2寺についての調査研究はまだしばらく続ける予定ですので、「摩尼寺・大雲院仏教講座」なる企画を始めようと春ころから思案しておりました。ただ、このままだと言葉の響きが重すぎる。こういう場合、寅さんは頼りになります。仏ほっとけ・・・帝釈天の門前で育ち、僧侶に化けて法要を仕切ったこともある寅さんの口癖の一つです。映画「男はつらいよ」オリジナルの科白なら著作権侵害にあたりますが、古き諺に「仏ほっとけ神構うな」というのがあるとのことでして、私どもが拝借しても問題ないでしょう。というわけで、講座の愛称を、

   仏ほっとけ会 (ほとけほっとけぇ)

とさせていただきます。「仏ほっとけ会」は、摩尼寺と大雲院を主題とはしていますが、仏教に係わることならなんでもテーマにできる会にしたいと考えています。今回も、前園実知雄さんに「チベット仏教成立前後の考古学」と題する講演をしてだきますし、その前座としてゼミ生が「第4次ブータン調査速報」を発表します。古代日本の密教とチベット仏教は類似性が少なくないと言われており、両者を併行して研究する意義を再確認できる会にしたいと思っております。
 ようやく講座の次第が固まりましたので、以下にお知らせします。


挨拶文(仏ほっとけ会)_02 ←申し込み用紙(クリックすると拡大します)


 仏ほっとけ会-摩尼寺・大雲院仏教講座 第1回 【一般聴衆限定30名】
   日時: 2016年2月21日(日)12時30分~
   会場: 大雲院本堂(鳥取市立川町4-24)
    12:30 住職挨拶(田尻光照)
    12:40 趣旨説明(浅川)
    12:50 第1部 チベット系仏教遺産に関する講演会
  ①大石忠正&武田大二郎(公立鳥取環境大学保存修復スタジオ)
    演題「第4次ブータン調査速報」
  ②前園実知雄(奈良芸術短期大学教授・愛媛県埋蔵文化財センター理事長・
         橿原考古学研究所指導研究員・法蓮寺住職)
     演題「チベット仏教成立前後の考古学-もう一つのシルクロード(青海路)の調査から」
  14:10 コメント(茶谷満) 質疑応答
14:30【休憩】
 14:45 第2部 環境大学保存修復スタジオの活動報告
   吉田建人「大雲院の建築と建築厨子」
   高後敬太「樗谿所在旧大雲院の本坊に関する基礎的研究-平面の復元を中心に-」
   三島啓希「大雲院所蔵美術品の整理と分析-西国三十三観音像を中心に-」
   浅川滋男「摩尼山・摩尼寺の保全にむけて」
 15:30 コメント(佐々木孝文・眞田廣幸) 質疑応答
 15:50 大雲院美術品 特別拝観
 16:40 閉会

 *聴講希望の方は、事務局までご連絡ください。
  事務局:公立鳥取環境大学保存修復スタジオ(浅川研究室)
   〒689-1111 鳥取市若葉台北1-1-1
    e-mail: [email protected]  [email protected]
    ℡&FAX: 0857-38-6775 09014499213


0130仏ほっとけ会チラシ_02sam 160101u3000新聞記事(大雲院)01sam
↑(左)チラシ旧案 (右)元旦の記事。家康没後400年の今年、大雲院は注目を集めそうです。

祝リオ五輪出場!

 2年前のブラジルW杯、攻撃的な「自分たちのサッカー」に拘って優勝をめざしたザックJAPANの惨敗後、改めて守備の尊さを実感した。ザックJAPANの防御率は2.0を超えており、勝利には3点以上の得点が求められていたが、W杯本番でそんなウルトラCのできるチームは例外的でしかない。
 そもそも、攻撃的なチームに守備力がないか、と言えば、そんなことは決してない。守備力もあるし、攻撃力もある。だからチャンピオンになれる。バルサ然り、ドイツ代表然り。今回のU23代表は、守備に重点をおくチームでした。現在までの5試合で防御率0.4。うち1失点はサウジ戦の不可解なPKだったので、防御率0.2と言い換えても問題はないだろう。素晴らしいじゃありませんか。1得点すれば試合をものにできるのだから、やはりトーナメントにおいて守備力は重要なんだ。ディフェンスの強いチームがトーナメントを勝ち抜けるということです。

 イラン、イラク戦を通じて、視ていて楽しいゲームではなかった。とくに中盤でボールを支配される姿は、ポゼッションに秀でているはずの日本からしてみれば屈辱的だったかもしれない。今までの日本ならば、中盤のポゼッションで圧倒するが、決定力を欠き、カウンターで失点をくらうシーンを何度もみせられてきた。今回のチームはその真逆で、中盤の支配は許すが得点を許さず、敵の隙をついて決勝点を奪うという・・・そうだな、ブラジルW杯のアルジェリアとかチリとか、5バック的な戦い方だった。
 大成功ではないですか。監督の手腕、選手のチームワークが生み出した素晴らしい結果に心から拍手し、感謝したい。決勝の韓国戦も、同じ気持ち、同じ戦術で臨んでいただきたい。すでに五輪出場は決まっているのだから、負けたってかまわないし、無理をせずローテーションを維持し、前線からの守備をしっかりして隙をつけば勝機はもちろんある。できれば、敵の平常心をかき乱し、赤いカードでダメージを与えたいところですね。
 今から本戦を睨んで、オーバーエージ枠にまで言及する輩もいるが、ここは慎重にいかないとね。今のサッカーとチームに馴染んで、効果的な選手はだれなのか。ただ攻撃的ならばよいという訳にはいきませんよ。
 しかししかし、監督は本当に良いチームを作ってくれました。防御率0.4、ばんざ~い!!

秋田埋文報告会のお知らせ(1)

 来たる3月13(日)は後期入試の前日なのですが、秋田埋文報告会で講演することになりました。秋田埋文報告会は県内で発掘された遺跡の報告と出土遺物・写真パネル等の展示をおこなうものでして、秋田県埋蔵文化財センターが最重要のイベントとして位置づけているイベントだそうです。小生の演題は「建築考古学からみる片貝家ノ下遺跡の埋没建物跡」。内容は下の新聞記事に近いものになるでしょう。


【魁】片貝家ノ下遺跡0121sam
↑地元紙2016年1月21日。

サテンドール(ⅩⅩⅡ)

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でぃあ珈琲

 春日の冷たく清澄な空気にくるまれ、心身を浄化された。歩き疲れ、冷えたので、お茶の時間である。故あって高畑をめざした。町家の改修が進んでいる。目当ての店は二つも閉まっていたので、隣の珈琲店に入った。小さな珈琲専門店である。名は「であい」と読めそうで、そうではなく、「ディア」であった。聞けば、dear(こんにちわ)と deer(鹿)をかけているのだそうだ。
 女性ボーカルのカントリー&ウェスタンが流れていた。「デキシー・チックスでしょ?」とあてづっぽうでカマをかけると、若い店主は「えっ、そうですよ」と驚いた顔をした。普段はジャズやボサノバを流しているのだそうだが、もともとカントリーが好きなので、デキシー・チックスをかけたのだという。最近は猫も杓子もジャズ&ボッサだから、別の音楽のほうが印象深いでしょうね。ピエール・ベンスーザンがマニアックなカフェには似合うと思ってます。


 名曲「愛の恵みを」。JTとの競作もぜひ。


 そういえば、鳥取の豆蔵人によると、奈良は珈琲専門店の聖地なのだそうである。でぃあ珈琲という新しい店もそういう匂いがプンプンしている。わたしはウガンダ、刀自はグアテマラを注文。両方美味しい珈琲だが、飲み比べると、グアテマラの方にやや軍配ありかな。そういえば、豆蔵人のグアテマラも逸品である。ケーキはレアチーズとキャロットにした。キャロット・ケーキについては、近所のアルペンローゼが製造を中止して以来、食べていない。でぃあ珈琲のキャロット・ケーキはシナモンが効いて、とても美味しい。レアチーズケーキも濃厚な味がした。手作りでなければでない風味である。小さな店だが、珈琲もケーキも絶品であり、少しずつかもしれないが、リピーターが増えるような気がした。


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初詣

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春日大社 第六十次 式年造替

 2週間ぶりに帰宅すると、春日大社式年造替のチラシが壁に貼ってあって、いきなり「行こう、行こう」とせがまれた。もちろん興味がないわけではないので、いざ初詣へ(今年の冬休みは長かったけど初詣に行っていない)。
 冷たくひきしまった参道を歩いていると、やたら中国語が耳に届く。以前から外国人旅行者の多い国際的な観光地ではあったけれども、春日神社までもが「上野化」していることに驚いた。きわめつけは和服の4人組である。成人式でもあるまいし、なんでまたとみていたら、なんのことはない中国語でおしゃべりする姑娘たちではありませんか。


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 春日大社は本殿等の檜皮屋根葺き替えの寄進を求めている。一束1,000円で、引き替えにオリジナル・ファイルを受け取る。そのファイルが特別拝観の入場券になっていて、中庭より内側に入っていける。そして新装なった中門まで行き、連子窓の隙間からじろじろと本殿をのぞき見るわけですが、檜皮葺き替え中の本殿は素屋根に覆われていてみえない。
 20年前、1995年には特別の配慮で本殿に接近して喜んだものですが、いまさらそんな強欲なことする気もなく、そそくさと御仮殿へ。ちなみに、本殿の前になぜ楼門(中門)があるのか。それは宮殿の模倣でしょうね。大極殿が本殿だと仮定すると、大極殿院の正門を「閤門」と言います。閤門が楼門の形式だったから、日本全国いたるところに楼門があるのだと私は思ってます。逆にいうと、二重門は少ないのね。


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↑↓檜皮一束1000円です。みんなで寄進しましょう!
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ASALAB報告書バックナンバー(2)

 さきの第5回れきまち研究会で配布した資料にASALAB報告書のバックナンバー一覧をつけたので、ここに転載しておきます。調べてみると、前回掲載したのが2011年8月22日に1回めをアップしています。5年前か・・・私学最後のころだな。
 では、最新版リストを掲載します。


              公立鳥取環境大学浅川研究室 報告書一覧

1)2003『鳥取県の中山間地域における過疎集落の活性化に関する基礎的研究―歴史的環境の分析と再評価を通して―』浅川(編)、平成13~15年度鳥取県環境学術研究費成果報告書:106p
2)2004『東アジア漂海民の家船居住と陸地定住化に関する比較研究』浅川(編)、平成13~15年度科学研究費基盤研究(C2)成果報告書:163p
3)2004『鳥取市歴史的建造物調査研究-鳥取市歴史的建造物等のデジタル処理による目録・地図作成』浅川(編)、平成15年度鳥取市総合政策調査事業調査研究成果報告書、鳥取市教育委員会:83p
4)2004「建造物篇」、浅川(編)『石見銀山街道調査報告書』島根県世界遺産推進室:pp.99-186
5)2004『倉吉再興』浅川研究室(清水拓生・山本豊)、平成15年度鳥取環境大学環境デザイン学科プロジェクト研究6「倉吉重伝建地区火災町家群の復興計画」:16p.
6)2004『県立淀江産業技術高等学校校舎のコンバージョン-妻木晩田遺跡環境整備のための基礎的研究(1)』浅川(編)、平成15年度鳥取県環境学術研究費成果報告書:16p
7)2005『大社造の起源と変容に関する歴史考古学的研究』浅川(編)、平成16~17年度科学研究費基盤研究(C)成果報告書:184p
8)2005『河本家住宅-建造物調査報告書-』浅川(編)、琴浦町教育委員会:100p
9)2005『倉吉の町家と町並み-重伝建地区外側の景観をいかに保全するか』浅川(編)、八橋往来まちなみ研究会:24p
10)2005『GPS&デジカメによる鳥取市の文化財建造物MAP作り 付録・Reversible Rehabilitation 旧加藤家住宅の再生プロジェクト』浅川(編):16p
11)2005『仮設構法による巨大露出展示空間の創造-妻木晩田遺跡環境整備のための基礎的研究(2)』浅川(編)、平成16年度鳥取県環境学術研究費成果報告書:32p
12)2006『市町村合併にともなう文化財の地域問題-鳥取市歴史的建造物のデジタル・マッピングを中心に』浅川(編)、平成17年度とっとり<知の財産>活用推進事業報告書:107p
13)2006『国史跡「鳥取藩主池田家墓所」の整備に関する実践的研究』浅川(編)、平成17年度鳥取県環境学術研究費成果研究報告書:125p
14)2007『尾崎家住宅―建造物調査報告書―』浅川(編)、湯梨浜町教育委員会:110p
15)2007『加藤家住宅の実験-ローコストによる古民家修復手法の開発』浅川滋男&鳥取古民家修復プロジェクト委員会(編)、平成18年度鳥取県環境学術研究費助成研究・日本住宅・木材開発センター(HOWTEC)助成研究成果報告書:135p
16)2007『ふるきかぜ あたらしきかぜ―倉吉本町通りアーケード商店街の町並み分析と再生計画―』浅川(編)、倉吉市教育委員会:98p
17)2008『山陰地域の弥生時代建築に関する実証的復元研究』浅川(編)、平成19年度とっとり<知の財産>活用推進事業報告書:133p
18)2010『文化的景観としての水上集落論-世界自然遺産ハロンの地理情報と居住動態の分析』浅川(編)、平成19~21年度科学研究費基盤研究(C)成果報告書:113p
19)2010『「文化的景観」の解釈と応用による地域保全手法の検討 -伝統的建造物群および史跡・名勝・天然記念物との相補性をめぐって-』浅川(編)、平成20~21年度鳥取県環境学術研究費成果報告書:77p
20)2010『セルフビルド&ゼロエミッションによる民家の持続的修復    -加藤家住宅の実験(Ⅱ)』浅川滋男&鳥取古民家修復プロジェクト委員会(編)、平成21年度文化庁「NPOによる文化財建造物の活用」事業成果報告書:57p
21)2010『古民家修復ポケットハンディマニュアル』浅川(編)23p
22)2011『はるかなまち、その未来』浅川(編)、平成22年度鳥取環境学術研究費助成特別研究成果報告書:96p
23)2011『大山・隠岐・三徳山 -山岳信仰と文化的景観-』浅川・鳥取県教育委員会文化財課歴史遺産室(編):110p
24)2012『摩尼寺「奥の院」遺跡 -発掘調査と復元研究-』浅川(編)、平成22〜24年度科学研究費補助金基盤研究(C)・平成23年度鳥取県環境学術研究費助成研究成果報告書:122p
25)2013『聖なる巌 -窟の建築化をめぐる比較研究-』浅川(編)、平成24年度鳥取環境大学特別研究&平成22〜24年度科学研究費補助金基盤研究(C)成果報告書:124p
26)2013『雲州平田 木綿街道の町家と町並み』浅川(編)、木綿街道振興会:113p
27)2014『『長谷寺要用書記』翻刻』浅川・原島(編)、平成25年度鳥取県環境学術研究費・平成25年度鳥取環境大学特別研究費成果報告書:55p
28)2015『倉吉の歴史まちづくり』浅川(編)、平成26年度鳥取県環境学術研究費助成「倉吉打吹山麓の歴史的風致に関する総合調査」成果報告書:99p
29)2015『近世木造建造物の科学的年代測定に関する基礎的研究』浅川・原島(編)、平成26年度鳥取県環境学術研究費助成(地域部門)成果報告書:130p
30)2015『メンバツォ -炎たつ湖』クンサン・チョデン著、浅川研究室翻訳:74p
31)2015『思い出の摩尼 -建造物の調査と景勝地トライアングルの構想-』浅川(編)、平成26年鳥取環境大学特別研究費助成成果報告書:82p

 =現在編集中=
32) 2016『心の余白 -わたしの居場所はありませんか-』クンサン・チョデン著、浅川研究室翻訳
33) 2016『地蔵盆を未来へ』浅川(編)、平成27年度鳥取県環境学術研究費助成「倉吉打吹山麓の歴史的風致に関する総合調査」成果報告書
34) 2016『大雲院仏教美術品一覧』(仮題)



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Sugar 10

そしてまた、一年でいちばん長い日

 冬休みのあいだ、ヘルニアは悪化の一途を辿っておりました。車で鳥取に戻れるかどうか不安なほど一時は激痛が走っていたんですが、帰鳥前3日ごろから快方の兆しを見せ始めたのです。一つに、椅子を放棄し板の床に座り込んで茶卓をパソコン台としたのこと、二つに整形外科医の薦めに従い、リハビリをジョギングからウォーキングに変えたことが奏効したようです。歩くのは腰によろしい。路面からの反力が脊髄を矯正してくれる。杖歩行の刀自とスピードが変わらなくなっているので、結構楽しい散歩を楽しめました。
 しかしながら、年初の長距離運転はやっぱり堪えた。デスクワークと長距離運転が腰痛の原因であろうという仮説を裏付けることになりました。1日たっぷり休んで、再び快方に向かいました。ところが、16日の第5回れきまち研究会から17日のセンター試験の坐り放題は厳しかった。16日のほうは立ったり座ったりですから、まだマシでした。問題はセンター試験です。今年は予備会場要員で、気楽なもんだとタカを括ったのが大間違い。控え室で椅子にずっと腰掛けて待機しないといけない。朝8時半から夕方6時まで。授業の採点レポートなど内職の品々をもちこんではおりましたが、途中から腰が痛くてたまらなくなった。おまけに15日~16日の夜はOBたちの接待で食べ過ぎ、飲み過ぎ。何度か厠に通うはめになったんですが、厠との往来で歩くことが腰痛を緩和する唯一の救いという皮肉が待ち受けておりました。
 結果、月曜日は動けない状態でした。アンダーテックのお尻に懐炉を貼り付けて横になるしかない。そして火曜日、降りすさぶ雪のなか、今年初めてシュガー・ナックル・ボクシング・ジムへ。コーチが2名、会員も2名。大雪情報でみんな敬遠したのでしょうかね。とりあえず整形外科医の薦めるエアーバイクを漕ぎました。負荷を抑えて30分という指示どおりの設定をしたのですが、15分すぎから右足腰に痛みが走りはじめたので、20分できりあげましたのです。それから、すこしだけシャドウをして、あとはコーチ達とだべって過ごしました。


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第5回れきまち研究会を開催

0116れきまち09 チャックハリマーの定理


 1月16日(土)、市内の古民家薬膳レストラン「さとに千両」で第5回れきまち研究会が開催されました。このたびの研究会は「倉吉小鴨川外周域の史跡と文化的景観の保全」という題目でして、鳥取・倉吉市だけでなく米子・松江・大田市、さらには大阪・東京・長崎からも専門家や研究室OBをお招きして楽しい意見交換がなされました。


160116 先輩の発表① 160116 先輩の発表② きぃ発表


 午前中には倉吉の歴史的風致に係わる4年生の卒業論文「地名と地形から読み解く古代国府の景観-伯耆と因幡の比較考察-」、「倉吉陣屋町の歴史的景観に関する基礎的考察-都市の茅葺き民家を中心に-」を発表し、質疑応答がなされました。考古学・文化財保護に精通しているお客さまを前にしての発表でとても緊張されたと思いますが、落ち着いて話す姿が印象に残っています。今の3年生も、4年生になったら、このような研究会で発表する機会があると思いますので、この日の先輩を見習って頑張りたいと思います。


160116 お昼ごはん 
↑↓薬膳料理
0116れきまち03 0116れきまち06
↓↑OB大集合
0116れきまち05 0116れきまち02



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心のなかの部屋(4)

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心の余白-わたしの居場所はありませんか

 年末年始のロン化けで呆けているうちに、年度末が目前に迫ってきているではないですか。講義はあと2回、紀要の校正、報告書の編集、研究会・講演会(呼んだり呼ばれたり)・・・頭が痛くなってきたぞ。
 なにより急ぐのはP2&P4「初級英語で読むブータンの絵本」の発表会です。

 日時・会場: 1月21日(木)14:00~14:45 @13講義室

 というわけで、年末に送信されてきた学生のパワポを一気に校正しました。結構な作業量です。今回の翻訳でいちばん勉強になったのは room という言葉です。書題の Room in Your Heart を気楽に「心のなかの部屋」と訳しておりましたが、読み進めば、それがそうではない、ということに気づきます。


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 発表会を前にして、書題は「心の余白-私の居場所はありませんか」に変えました。原著に副題はありませんが、訳本にはあったほうがよいと判断した次第です。
 いうまでもなく、この民話の鍵を握るのは、room という言葉です。room といえば「部屋」ですが、この民話で「部屋」という訳語は一回も使っていません。文脈にあわせて「居場所」「余白」「余裕」などの語に訳し分けています。room の原義は「余ったスペース」です。たとえば、古代の竪穴住居など、大昔のワンルームハウスをイメージしてみてください(↑左)。家の中心にイロリの火があります。イロリの炉端(fireside)は家族みんながだんらんするスペースですが、炉端の外側にあった余白スペースが room なのです。建物の4隅周辺にできる room は物置になったり、寝床になったりしました。こうして出発した素朴な住居は徐々に進化し、大きな住宅になります(↑右)。大邸宅(mansion)では、部屋の中央に大きな居間(living)があり、そのまわりを部屋(寝室)が囲みます。ですから、昔の炉端(fireside)が居間(living)になり、余白としての room が部屋に発展したと考えられます。
 この物語の舞台となるおばあさんの小さな家は一部屋ですが、客人が来るたびに壁際(棚の下)にあるものを片付けるなどして、客人の入るスペースを作りました。この余白のスペースこそが room であると言えるでしょう。
 もしおばあさんの心に余裕がなければ、物置場所を片付けたりしないでしょう。心に余裕があるからこそ、何か別のことに使われている余分なスペースを片付けることができるのです(↓)。こうした心づかいによって、物理的に大きくなるはずのない小さな家の面積が実質的に広くなったということでしょう。おばさんの心の余裕(room)が家の余白(room)を大きくしたということを言いたいわけです。


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"Re:Construction": 01

 2月13日(土)・14日(日)のみんぱく(国立民族学博物館)の共同研究会「考古学の民族誌」(代表者:John Ertl)でゲストスピーカーを務めることになりました。「考古学という学問的な営みをメタ的に分析しよう」というのが研究会のテーマだそうです。この、メタっていうの、苦手なのね。まっ、呼んでいただけるだけ有難い話ですからね。還暦を迎えることでもありますし、行儀よく静かに勉強させていただきましょう。


Theme: "Re:Construction": Reconstruction and Representation in Archaeology

Day 1: 13th February 2016

 13:30 Opening
  13:30-13:50 Introduction (John Ertl and Tomo Ishimura)
  13:50-14:50 Guest speaker's presentation (Shigeo Asakawa)
  14:50-15:20 Discussion

 15:20-15:40 Tea break

  15:40-16:30 Presentation 1 (Sahoko Aki)
  16:30-17:20 Presentation 2 (Tomo Ishimura)
  17:20-18:00 Discussion

Day 2: 14th February 2016

  10:30-11:20 Presentation 3 (Ayumi Terada)
  11:20-12:10 Presentation 4 (Katsuyuki Okamura)

 12:10-13:10 Lunch

  13:10-13:50 Discussion

  13:50-15:20 Discussion about publication and symposium
  15:20-15:30 Announcement

 15:30 Closing

第5回れきまち研究会のお知らせ(最終)

 第5回れきまち研究会にまた1名追加がありました。ハンドルネーム「チャック」です。昨年4月、突然丸坊主頭で大学にあらわれたものの、ほぼ交流が途絶えていましたが、年末、所属機関に派遣申請を送付しておりました。昨日それを受け取ったそうで、さっそく参加のメールが届きました。第4・5回の研究会を通じて、歴代の主要メンバーがほぼ揃ったと言ってもよいでしょうね。

 第5回れきまち研究会
  「倉吉小鴨川外周域の史跡と文化的景観の保全」(仮題)

 鳥取県環境学術研究費の助成による「倉吉打吹山麓の歴史的風致に関する総合調査」は、一昨年に長谷寺と打吹山、昨年に鍛冶町・河原町の町並みと祭礼を調査研究してきました。今年度は、旧市街地に点在する茅葺民家に焦点をあてた町並み研究と小鴨川外周域に点在する古代史跡群(伯耆国庁・伯耆国分寺・法華寺畑遺跡等)及びその周辺に展開する農地景観の保全に関わる研究を進めています。こうした活動の中間成果を報告するとともに、「遺跡整備と復元建物」「建築考古学」「文化財と地域振興」についてひろく討議する研究会を下記の日程・会場で開催します。


   日時:  2016年1月16日(土)11時~15時
   会場:  医食同源「さとに千両」
        〒680-0935 鳥取市里仁312-1
         http://satoni.jp/ ℡0857-50-0613
   司  会: 中原 斉(鳥取県埋文センター所長)
   副司会: 眞田 廣幸(倉吉文化財協会会長)
      同: 浜田 竜彦(鳥取県立むきばんだ史跡公園) 
      同: 山田 協太(京都大学地域研究統合情報センター) 
   話題提供・討論参加者: 
        浅川 滋男(公立鳥取環境大学)
        松尾 充晶(島根県立古代出雲歴史博物館)
        佐々木孝文(鳥取市教育委員会文化財課)
        茶谷  満(鳥取県教育文化財団)
        真鍋 建男(空間文化開発機構・代表取締役)
        檜尾   恵(空間文化開発機構・研究室OB)
        清水 拓生(大田市教育委員会建造物係・研究室OB)
        岡野 泰之(日本住宅パネル工業協同組合・研究室OB)
        嶋田 喜朗(八頭町地域おこし協力隊・研究室OB)
        今城  愛(鳥取市都市整備部建築住宅課・研究室OB)
        岡垣 頼和(鳥取市都市整備部建築指導課・研究室OB)
        中島 俊博(大和建設株式会社・研究室OB)
        吉川 友実(研究室OB)
   記録・事務局: 公立鳥取環境大学保存修復スタジオ(吉田・菊池・流郷)
             [email protected]

 原則としてクローズドのセッションですが、参加希望者があれば受け入れます。事務局までご連絡ください。
 

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久しぶりの電話は疑え

ひろしimages


 新年になりましたが、カレンダーが足りない。思い切って、思いっきり婀娜系のカレンダーを注文するか、とですね・・・つまり青い空とか、格狭間弓とか、ドイツの際どいお知りのとか、あちこち彷徨っていたら、芸人ヒロシの日めくり格言集『まいにち、ネガティブ』に遭遇して、阿呆なことにボタンを押してしまいました。それが昨日届いた。なんと申しましょうか、相田みつをの自虐バージョンだね。結構おもしろいので、トイレに吊したんですが、家族からは不評の嵐。あんな後ろ向きなの、やだぁ~(トイレなんだから後向きは当たり前だろ~)

 今日は1月6日だから、6日めのページをめくると、「久しぶりの友達からの電話は・・・・・疑え!」と書いてある(上の写真はグーグルの画像検索ででてきたものです)。 

     親しみの薄くなった昔の友だちなんて、思い出以外には
     営業先リストぐらいの価値しかありません。
     大事な人は、いまあなたのそばにいます。

 そういえば昨日、数年会っていない「昔の友だち」から電話がありました。目出度い正月だというのに覇気がない。なにやら口ごもった様子で、伯耆国の某神社から講演を依頼されたがどうしようと迷っている。知っていることは教えてさしあげました。それを聞くなり、用事は済んだと電話を切ろうとする。「ところで、元気なんですか?」と振ってはみましたが、口ごもって「では、また・・・」でお仕舞い。正月に電話してきて、この暗さはなんなのか。ヒロシの格言集でも読んだのかい??

 そういえばそういえば、大学時代のサッカーチームのメンバーが還暦記念にみんなでバルセロナ行くんで、御前もどうかって、賀状で誘ってくれたんだけど・・・・あのですね、椎間板ヘルニアというのは怖ろしい病気なのね。坐る椅子を間違えると激痛が走る。板の椅子がいちばんいい。陥没する脊髄を板の反力で押し返してくれる。最悪はソファ。車の座席も駄目。脊髄が沈んでいくんだから。バルサに行くとなれば、坐り心地の悪いカタール航空でしょうが。ヘルニアでなくても耐えられないのに、この症状であの飛行機に十時間以上乗ったら、わたしは確実に気絶します。
 新年初の診断で、症状を告白しました。まぁ、良くなっているのではないか、とのことですが、スロージョギングではなく、ウォーキングにしてください、と釘を刺されました。わたしのジョギングは遅すぎて、早足で歩く女性に追い越されちゃうんだと申し上げたのですが、ともかく振動がよくないそうです。患者本人の感想としては、スロージョギングの後がいちばん体調がよく、パソコン仕事の後が最悪なの。つまり、座骨神経痛はデスクワークと長距離運転に原因があるように思えてなりません。
 懐炉はあいかわらず有効です。とすれば、ゆららの湯も効き目があるかもしれない。明日行ってみますかね。



続々・奇跡の発見

奇跡の発見-片貝家ノ下遺跡 01圧縮01


はやくも再考 -片貝家ノ下遺跡の埋没家屋

 1990年代前半から焼失竪穴住居跡の研究に取り組むようになり、縄文・弥生から奈良・平安時代まで全国各地の遺構の分析と復元に携わってきた。それらの多くは土屋根に復元できる。密封性の強い土屋根住居は室内の湿度が高く、炉で煮炊きして火の粉が散乱し木材に付着してもすぐに鎮火する。土屋根の住居は失火では焼けない「防火構造」の建築であって、その点、近世以降における土蔵造の町家に似ている。それだけ焼けにくい土屋根の住居が「焼けた状態」で出土するのは、おそらく廃絶に伴って意図的な「焼却」をおこない、盛り上がった土屋根を平地(ひらち)に戻そうとしたからであろう。扉や天窓を壊して通風を良くし、一部の部材を強制的に焼却できたとしても、まもなく土屋根の内側は酸欠状態に陥る。木材は完全燃焼すれば灰燼に帰し、焼けていないなら土に帰る。酸欠による不完全燃焼だからこそ炭化し、はるか後の時代に姿を伝え残すのである。
 こうした焼失竪穴住居では、焼けた垂木などの屋根材が床面に崩落し、茅などの屋根下地材も炭化して垂木上に痕跡をとどめ、その上にまた焼けた屋根土が堆積している。こうした幾重にも織りなされた証拠により、土屋根の構造が復元されるのである。このたび大館市比内町の片貝家ノ下遺跡で発見された埋没家屋SI03は焼失竪穴住居ではない。915年に噴火した十和田火山の火山灰が泥流洪水として押し寄せ、竪穴住居の内と外をゲル状のシラスでパックしてしまった結果、屋根の痕跡が地面に崩れ落ちることなく、ほぼ原位置で3次元的に姿をとどめたものである。万に一つの奇跡というほかない。


奇跡の発見-片貝家ノ下遺跡 02圧縮01


 SI03は正方形に近い平面をしており、断面に45度の勾配で立ち上がる黒色土層を確認できる。その黒色土層は角錐形に残存しており、屋根の痕跡とみて誤りはないであろう。秋田県埋蔵文化財センターは、当初、黒色土層を土屋根の名残として記者発表していたが、私はこれを垂木の痕跡とみなし、45度ある勾配から草葺き屋根に復元されるであろうと解釈した。黒色土層の厚さは10㎝ばかりしかなく、下端は周堤に突き刺さるようにして納まっている(周堤は垂木を固める基礎)。しかも、層上面のところどころに突起が残っている。これらの突起は垂木上の木舞(草束をつなぐ横材)の痕跡かもしれない。
 気になったのは、傾斜する黒色土層と周堤の全体を覆うようにして堆積する降下火山灰である。この砂粒状の層は、仮に草葺き説が正しいとすれば、垂木・木舞の上に葺かれた草屋根の層にあたる。被熱していない火山灰が草屋根そのものを変質させてしまった可能性もあるだろうし、極薄の土屋根上にただ火山灰が堆積した可能性もあるかもしれない。つまり、土屋根説を全面的に否定すべき段階にはないのだが、一般に土屋根は上端で0~10㎝、下端で30~40㎝の膨らみをもつので、SI03の薄い黒色土層は土屋根らしくみえない。むしろ、トチ葺き(木片重ね葺き)の木片相互を上面から接着させる粘土層の可能性もあるのだが、トチ葺きの場合、屋根勾配はもう少し緩くなるはずだ。


奇跡の発見-片貝家ノ下遺跡 04圧縮


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倉吉打吹山麓の歴史的風致に関する総合調査(ⅩⅩⅩⅢ)

河原町自治会公民館便りH28年1月号(第80号)

 年末、倉吉の河原町から自治会公民館便りのpdfが久しぶりに送られてきました。新年号ですが、12月20日(日)に開催された「冬の地蔵祭」がレポートされています。ASALABから笑上戸、くらのすけ、キム3号が参加させていただいたイベントです。
 問題はそこではありません。1月号の「年頭所感」を読んでみてください。
 本当はもっと倉吉に通いたいのですが、昨年は自主的に町場での活動を控えました。我々が活動を控えることで、事がうまく運ぶならそれで本望だと思ったからですが、予想どおり、そうならなかった。原因がどこにあるか、わたしにはよく分かっていますが、目出度い正月ですので黙秘しましょう。

 河原町・鍛治町に本当の春が訪れることを願って已みません。


公民館便り28年1月号_01half
↑画面をクリックすると拡大します。

2016迎春

2016賀状02ネコ

 新年あけましておめでとうございます。
 上が「楽々はがき」の成果物です。昨年はチェスキークロムロフでしたが、今年はメスキータに近い「花の小路」。小路の借景にミナレットがみえているのですが、トリミングの関係上カットせざるをえませんでした。
 「猫猿の仲」をひろげていきましょう!

平成28年元旦


0101cat01.jpg

プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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