公立鳥取環境大学退任記念講演ツアー(予報1)
ついに環境大学最後の年を迎え、予想以上の速度で時間は過ぎ去っています。5月中旬より、学友・知人・研究室OB等と意見交換しながら、退任講演ツアーの構想を練り上げてきました。第1回(三朝)-第2回(東京)-第3回(大阪)を回ります。下に掲載したのは、全3回講演の企画書というべきものであり、この情報に基づいて全国ツアーのチラシ作成に着手しています。東京・大阪公演のネット上フォームはすでに完成しております。オープニングとなる10月5日(土)の三朝講演については、三朝町教委のご尽力でチラシの完成が近づいております。予報第1弾では、メモ書き的になりますが、企画書を転載しておきます。
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日本の民族建築/建築考古学を牽引してこられた浅川滋男教授が公立鳥取環境大学の定年退職を迎えられます。これを記念して、全国3ヶ所で「中後期密教/前密教の建築考古学と比較文化」をテーマとする一連の講演会を開催されることとなりました。各回とも、主題にふさわしい研究者とのコラボ講演です。
浅川滋男先生退任記念講演ツアー
【全体テーマ】 中後期密教/前密教の建築考古学と比較文化
第1回 10月5日(土)13:30~16:30 定員30名
会場:三徳山三佛寺正善院 〒682-0132 鳥取県東伯郡三朝町大字三徳1013(史跡名勝・日本遺産)
☆予約定員制:右のQRコードからも申込みできます。
主題: 古代の段台状仏塔と行基の供養堂
①浅川滋男「長岡院と十六角形の円堂-行基の供養堂を復元する」
②岩永省三(九州大学名誉教授)「奈良時代における段台状仏塔の系譜-土塔と頭塔」
第2回 12月7日(土)13:30~16:30 定員50名
会場:筑波大学東京キャンパス118講義室 〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
☆予約定員制:下のサイトから申込ください
申込サイト: https://forms.office.com/r/Qtg9KDK0c8
主題: 南アジアの宗教的交錯と民族建築・生活空間 司会:栗原伸治(日本大学教授)
③山田協太(筑波大学准教授)「コロンボ歴史地区における生活組織の成り立ちとデザイン」
④浅川滋男「仏教に潜むボン/非仏教の遺産-ブータンの秘境から」
*④は9月前半にティンプーのBhutan Brand Centreでも英訳講演の予定
第3回 2025年1月13日(月祝)13:30~16:30 定員100名
会場:土塔町公民館 〒599-8234 大阪府堺市中区土塔町2107
☆予約定員制:下のサイトから申込ください
申込サイト: https://forms.office.com/r/SVukUbTMJD
主題: 行基の建築考古学 司会:岩永省三
⑤近藤康司(堺市文化観光局歴史遺産活用部)「土塔十三重の建築復元」
⑥浅川滋男「奈良市菅原遺跡円形建物の再検討-行基の供養堂をめぐって」
事務局・問い合わせ先: 公立鳥取環境大学保存修復スタジオ/東鯷人の会
〒689-1111 鳥取市若葉台北1-1-1 e-mail:[email protected]
福を招くナマG(ナマジー、東鯷人の会ゆるキャラ)黄粉作成
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日本の民族建築/建築考古学を牽引してこられた浅川滋男教授が公立鳥取環境大学の定年退職を迎えられます。これを記念して、全国3ヶ所で「中後期密教/前密教の建築考古学と比較文化」をテーマとする一連の講演会を開催されることとなりました。各回とも、主題にふさわしい研究者とのコラボ講演です。
浅川滋男先生退任記念講演ツアー
【全体テーマ】 中後期密教/前密教の建築考古学と比較文化
第1回 10月5日(土)13:30~16:30 定員30名
会場:三徳山三佛寺正善院 〒682-0132 鳥取県東伯郡三朝町大字三徳1013(史跡名勝・日本遺産)
☆予約定員制:右のQRコードからも申込みできます。
主題: 古代の段台状仏塔と行基の供養堂
①浅川滋男「長岡院と十六角形の円堂-行基の供養堂を復元する」
②岩永省三(九州大学名誉教授)「奈良時代における段台状仏塔の系譜-土塔と頭塔」
第2回 12月7日(土)13:30~16:30 定員50名
会場:筑波大学東京キャンパス118講義室 〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
☆予約定員制:下のサイトから申込ください
申込サイト: https://forms.office.com/r/Qtg9KDK0c8
主題: 南アジアの宗教的交錯と民族建築・生活空間 司会:栗原伸治(日本大学教授)
③山田協太(筑波大学准教授)「コロンボ歴史地区における生活組織の成り立ちとデザイン」
④浅川滋男「仏教に潜むボン/非仏教の遺産-ブータンの秘境から」
*④は9月前半にティンプーのBhutan Brand Centreでも英訳講演の予定
第3回 2025年1月13日(月祝)13:30~16:30 定員100名
会場:土塔町公民館 〒599-8234 大阪府堺市中区土塔町2107
☆予約定員制:下のサイトから申込ください
申込サイト: https://forms.office.com/r/SVukUbTMJD
主題: 行基の建築考古学 司会:岩永省三
⑤近藤康司(堺市文化観光局歴史遺産活用部)「土塔十三重の建築復元」
⑥浅川滋男「奈良市菅原遺跡円形建物の再検討-行基の供養堂をめぐって」
事務局・問い合わせ先: 公立鳥取環境大学保存修復スタジオ/東鯷人の会
〒689-1111 鳥取市若葉台北1-1-1 e-mail:[email protected]
福を招くナマG(ナマジー、東鯷人の会ゆるキャラ)黄粉作成
◆浅川滋男 退任記念講演ツアー発起人◆
山田 協太(筑波大学芸術系准教授)
栗原 伸治(日本大学生物資源科学部教授)
河合 洋尚(東京都立大学社会科学研究科准教授)
張 漢賢(公立鳥取環境大学環境学部教授)
松尾 充晶(島根県立古代出雲歴史博物館学芸企画課長)
溝口 正人(名古屋市立大学芸術工学研究科教授)
平澤 毅 (文化庁文化財第二課主任文化財調査官)
西田 寛司(三朝町教育委員会教育長)
駒井 正明(公益財団法人大阪府文化財センター専門員)
中島 民樹(社会福祉法人佛子園ブータン事務所長)
山村 賢治(写真家)
《運営組織》
第1回@鳥取: 岡垣頼和・今城愛・清水拓生・東将平・浅川研究室・角田正紀(三朝町)・西田寛司(発起人)
第2回@東京: 岡野泰之・野際晃喜・谷愛香・QUTUCO・山田協太(発起人)・栗原伸治(同)
第3回@大阪: 宮本正崇・大給友樹・檜尾恵・岡垣頼和・浅川研究室・駒井正明(発起人)
浅川 滋男 略歴等
1956/12/31 鳥取県鳥取市(旧八頭郡)河原町に生まれる
1975 鳥取西高校卒業 京都大学工学部第2建築学科入学
1979 京都大学大学院工学研究科修士課程進学
1981 同上修了 博士課程進学
1982 北京語言学院に留学(~1983)
1983 同済大学(上海)建築系大学院に進学(~1984)
1986 日本学術振興会特別研究員(DC ~1987)
1987 奈良国立文化財研究所入所 平城宮跡発掘調査部(~2001年)
1991 工学博士(京都大学)
1992 日本学術振興会特定国派遣研究員(中国社会科学院考古研究所等)
1994 京都大学大学院人間・環境学研究科客員(併任)助教授(~2001年)
2001 鳥取環境大学教授
2012 公立鳥取環境大学教授(~2025年3月)
2018 楊鴻勛先生三周忌建築考古学国際シンポジウム招聘講演(福州大学)
「日本の建築考古学」日本語
2019 中華人民共和国建国70周年中国建築学会国際シンポジウム招聘講演(北京工業大学)
「東大寺頭塔の復元からみた宝塔の起源―チベット仏教の伽藍配置との比較を含めて」中国語
中国科技史学会国際シンポジウム「木造営造技術の研究」招聘講演(福州大学)
「科学的年代測定と建築史研究-日本の木造建築部材とブータンの版築壁跡の分析から-」中国語
2023 第4回建成遺産国際学術シンポジウム招聘講演(同済大学)
「古民家再生の新機軸 -過疎地にさぐる居場所のあり方」中国語
《主要著書》
『住まいの民族建築学-江南漢族と華南少数民族の住居論』(単著1994)
『先史日本の住居とその周辺』(編著1998)
『埋もれた中近世の住まい』(編著2000)
『離島の建築』(単著2000)
『東アジア漂海民の家船居住と陸地定住化に関する比較研究』(編著2004)
『出雲大社』(単著2005)
『山陰地域の弥生時代建築に関する実証的復元研究』(編著2008)
『文化的景観としての水上集落論-世界自然遺産ハロンの地理情報と居住動態の分析』(編著2010)
『出雲大社の建築考古学』(編著2011)
『大山・隠岐・三徳山 -山岳信仰と文化的景観』(編著2011)
『摩尼寺「奥の院」遺跡 -発掘調査と復元研究』(編著2012)
『聖なる巌 -窟の建築化をめぐる比較研究』(編著2013)
『建築考古学の実証と復元研究』(単著2013)
『近世木造建造物の科学的年代測定に関する基礎的研究』(編著2015)
クンサン・チョデン『メンバツォ -炎たつ湖』(監訳2015)
クンサン・チョデン『心の余白 -わたしの居場所はありませんか』(監訳2016)
クンサン・チョデン『グルリンポチェがやってくる』(監訳2017)
ペマ・ギャルツェン『ラ・ジャ -天の鳥』(監訳2019)
「奇跡の雪山-ブータンとチベットの七年間」『こちら公立鳥取環境大学環境学部です!』(単著2019)
『魏志倭人伝を読む -後漢書倭伝・魏志倭人伝・宋書倭国伝の口語訳』(監訳2020)
『チベット仏教求法僧 能海寛と宇内一統宗教』(編著2021)
『ブータンの風に吹かれて-中後期密教空間の比較文化』(編著2022)
『居場所とマイノリティ-ブータンとウクライナ、そして過疎社会』(編著2023)
クンサン・チョデン『アシ・ツォメン-湖のマーメイド』(監訳2024)など
《連載情報》 公立鳥取環境大学退任記念講演ツアー
(予報1)全体企画 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2870.html
(予報2)鳥取会場01 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2871.html
(予報3)建築史学HP/鳥取02 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2873.html
(予報4)大阪会場01 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2882.html
(予報5)東京会場01 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2890.html
(予報6)資料集 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2892.html
(予報7)Xにアップ http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2899.html
(予報8)鳥取新聞告知 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2912.html
(予報9)東京会場02 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2926.html
(予報10)Xにアップ(東京) http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2927.html
(予報11)資料集アゲイン http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2928.html
(予報12)東京会場03 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2941.html
(報告1)鳥取三朝 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2913.html
山田 協太(筑波大学芸術系准教授)
栗原 伸治(日本大学生物資源科学部教授)
河合 洋尚(東京都立大学社会科学研究科准教授)
張 漢賢(公立鳥取環境大学環境学部教授)
松尾 充晶(島根県立古代出雲歴史博物館学芸企画課長)
溝口 正人(名古屋市立大学芸術工学研究科教授)
平澤 毅 (文化庁文化財第二課主任文化財調査官)
西田 寛司(三朝町教育委員会教育長)
駒井 正明(公益財団法人大阪府文化財センター専門員)
中島 民樹(社会福祉法人佛子園ブータン事務所長)
山村 賢治(写真家)
《運営組織》
第1回@鳥取: 岡垣頼和・今城愛・清水拓生・東将平・浅川研究室・角田正紀(三朝町)・西田寛司(発起人)
第2回@東京: 岡野泰之・野際晃喜・谷愛香・QUTUCO・山田協太(発起人)・栗原伸治(同)
第3回@大阪: 宮本正崇・大給友樹・檜尾恵・岡垣頼和・浅川研究室・駒井正明(発起人)
浅川 滋男 略歴等
1956/12/31 鳥取県鳥取市(旧八頭郡)河原町に生まれる
1975 鳥取西高校卒業 京都大学工学部第2建築学科入学
1979 京都大学大学院工学研究科修士課程進学
1981 同上修了 博士課程進学
1982 北京語言学院に留学(~1983)
1983 同済大学(上海)建築系大学院に進学(~1984)
1986 日本学術振興会特別研究員(DC ~1987)
1987 奈良国立文化財研究所入所 平城宮跡発掘調査部(~2001年)
1991 工学博士(京都大学)
1992 日本学術振興会特定国派遣研究員(中国社会科学院考古研究所等)
1994 京都大学大学院人間・環境学研究科客員(併任)助教授(~2001年)
2001 鳥取環境大学教授
2012 公立鳥取環境大学教授(~2025年3月)
2018 楊鴻勛先生三周忌建築考古学国際シンポジウム招聘講演(福州大学)
「日本の建築考古学」日本語
2019 中華人民共和国建国70周年中国建築学会国際シンポジウム招聘講演(北京工業大学)
「東大寺頭塔の復元からみた宝塔の起源―チベット仏教の伽藍配置との比較を含めて」中国語
中国科技史学会国際シンポジウム「木造営造技術の研究」招聘講演(福州大学)
「科学的年代測定と建築史研究-日本の木造建築部材とブータンの版築壁跡の分析から-」中国語
2023 第4回建成遺産国際学術シンポジウム招聘講演(同済大学)
「古民家再生の新機軸 -過疎地にさぐる居場所のあり方」中国語
《主要著書》
『住まいの民族建築学-江南漢族と華南少数民族の住居論』(単著1994)
『先史日本の住居とその周辺』(編著1998)
『埋もれた中近世の住まい』(編著2000)
『離島の建築』(単著2000)
『東アジア漂海民の家船居住と陸地定住化に関する比較研究』(編著2004)
『出雲大社』(単著2005)
『山陰地域の弥生時代建築に関する実証的復元研究』(編著2008)
『文化的景観としての水上集落論-世界自然遺産ハロンの地理情報と居住動態の分析』(編著2010)
『出雲大社の建築考古学』(編著2011)
『大山・隠岐・三徳山 -山岳信仰と文化的景観』(編著2011)
『摩尼寺「奥の院」遺跡 -発掘調査と復元研究』(編著2012)
『聖なる巌 -窟の建築化をめぐる比較研究』(編著2013)
『建築考古学の実証と復元研究』(単著2013)
『近世木造建造物の科学的年代測定に関する基礎的研究』(編著2015)
クンサン・チョデン『メンバツォ -炎たつ湖』(監訳2015)
クンサン・チョデン『心の余白 -わたしの居場所はありませんか』(監訳2016)
クンサン・チョデン『グルリンポチェがやってくる』(監訳2017)
ペマ・ギャルツェン『ラ・ジャ -天の鳥』(監訳2019)
「奇跡の雪山-ブータンとチベットの七年間」『こちら公立鳥取環境大学環境学部です!』(単著2019)
『魏志倭人伝を読む -後漢書倭伝・魏志倭人伝・宋書倭国伝の口語訳』(監訳2020)
『チベット仏教求法僧 能海寛と宇内一統宗教』(編著2021)
『ブータンの風に吹かれて-中後期密教空間の比較文化』(編著2022)
『居場所とマイノリティ-ブータンとウクライナ、そして過疎社会』(編著2023)
クンサン・チョデン『アシ・ツォメン-湖のマーメイド』(監訳2024)など
《連載情報》 公立鳥取環境大学退任記念講演ツアー
(予報1)全体企画 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2870.html
(予報2)鳥取会場01 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2871.html
(予報3)建築史学HP/鳥取02 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2873.html
(予報4)大阪会場01 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2882.html
(予報5)東京会場01 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2890.html
(予報6)資料集 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2892.html
(予報7)Xにアップ http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2899.html
(予報8)鳥取新聞告知 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2912.html
(予報9)東京会場02 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2926.html
(予報10)Xにアップ(東京) http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2927.html
(予報11)資料集アゲイン http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2928.html
(予報12)東京会場03 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2941.html
(報告1)鳥取三朝 http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2913.html