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なっぱ植えたぞ!

141023ハーブ引き抜き ←ハーブ引き抜き


ハーブ園に冬野菜

 10月23日(木)。前日のゼミで畑仕事をする予定だったんですが、一日中雨降りで、一日延期されました。前期、「廃材でつくる茶室」の裏手を開墾してできたハーブ畑を整備し、冬野菜を植えた。
 菜園にはハーブがかなり茂っており、まずはそれを引き抜いていく作業から始めた(↑)。3年生6人で手分けして片付けたのだが、予想よりもハーブが生長していたので、時間と手間がかかった。抜いたハーブは畑の外にまとめておいた。生命力が強いらしいので、来春には菜園の外から芽吹いてくるかもしれない。


141023鍬での作業


 ハーブを抜き終えた後は、鍬を使って土を耕した。周囲の樹木から伸びた根や小さな石がたくさん混じっていて、5分もすれば腕が疲れてきた。土も若干粘土質で固まっており、この日一番の体力を使う工程だった。
 柔らかくなった土で畝を3つ作り、全員で野菜の苗を植えた。苗は前日(22日)に購入したもので、水菜、白菜、レタス2種類。全てが畝にちょうどよく収まったのでほっとした。


141023畝と苗 1023なっぱ01



秋のシイタケ初収穫!

 シイタケがすでに数本原木で成長しているという情報を得ていた。この秋の初収穫だ。大小さまざま28枚ものシイタケと唐辛子3個が採れた。この原木はもちろん2014年に種駒を植え付けたもので、今春のものではない。昨年は摩尼山の方が早く成熟し、数もたくさん採れたと聞いている。さっそく白帯さんたちが土曜日に上ることになった。
 シイタケは美味い。とくにチビ椎茸がおいしいですね! (きい)

1023なっぱ10しいたけ01


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茶室公開準備完了!

0122茶室03炉03暗闇01 ←炎を吐く龍?


 昨日から1~3年生が茶室の現場で活動し、懸案だった彫物の設置、炉の灰入れなどを完了させました。この4ヶ月間の活動は明日の発表会を残すだけとなりました。焼き芋、焼き餅、抹茶を準備しておりますので、ぜひ多くのみなさまにご来場いただきたくお願い申し上げます。
 ただ、心配なのは山道です。雪どけ水でとてもぬかるんでおりますので、しっかりした運動靴もしくは長靴をご用意の上、茶室までご参集ください。11時に体育館に集合してください。プロ研のメンバーが茶室まで誘導します。11時前から茶室の鐘を鳴らしますので、その鐘の音をめざして山をあがってきてください。クラブハウスから約3分です。


茶室チラシ表サムネイルimg014茶室チラシ裏サムネイルimg015←(左)ポスター表 (右)同裏 クリックすると画像が拡大します。


プロジェクト研究2&4「わびさび-茶室と心の技-」発表会
 
  日  時: 1月23日(木)11:00~11:45  *雨天決行
  会  場: 大学裏山の「廃材でつくる茶室」修復現場
  集合場所: 体育館前に11時集合(スタッフが茶室まで誘導します)
  発表形式: 聴講者を2班にわけ、①「外装の説明(焼芋付)」と②「内装の説明(抹茶付)」を
        ローテーションでおこないます。
  注意事項: 会場は足場が悪く寒いので、来場者は運動靴・防寒着・雨具等を準備してください。
  特  典: 抹茶と焼き芋あります!!

 そうそう、畳や鉄板などの古材提供などで大変お世話になった棟梁から、以下の激励メールを頂戴しております。

   修復おめでとうございます、学生諸君ご苦労様でした。
   あいにく23日は東京出張が入っていますので伺えません、すみません。
   この活動に係った学生たちの貴重な体験がこれからの人生に役立つことを
   楽しみにしています。これからも頑張ってください。


0122茶室03炉02炉01全景
↑左の小炉は香炉です。ミャンマーの採石場で採った黒い砕石の粉を灰床表面に敷いてます。右が茶の湯用の炉。鉄瓶をのせる予定です。奥のフレーム中央が龍の彫物。

0122茶室04床の間01 0122茶室04床の間02脇の兎
↑(左)「森羅万象」の掛け軸が戻りました。林ナオキ(5期生)作です。(右)床脇に兎の彫物を配しています。

0122茶室04床の間04小天井 0122茶室04床の間03縦01
↑(左)床の間上部の編竹小天井 (左)床の間全景

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第13回「わびさび-茶室の心と技-」その2

140109雪の茶室01 140109行灯01


彫物と行灯の仕事

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 1月9日(木)はとうとう雪が降ってしまいしました。よって屋内で活動です。今日は彫物を納めるフレームづくりをしました。また、傘たてで行灯を作りました。
 龍と兎の彫物はそれぞれ炉の奥と床ノ間の脇に納めます。このフレームには、インテリア工房で廃材となってしまった組子を使います。細い障子枠のような板材ですが、一定の間隔で凹状になっていて、その部分で直角に組み合わせると障子の桟のようになります。龍は縦28センチメートル×横89センチメートルの板材に彫られており、炉の奥に納めます。角は釘で固定し、龍の版画を埋め込めば完成です。兎の彫物は31センチ四方のちいさな窓に入れることになりました。
 行灯も作りました。傘立てのブリコラージュです。この傘立てはいわゆる「海ごみ」でして、2005年に4期生の女子学生が日本海沿岸の砂浜で拾ってきたものだそうです。その先輩が和紙を傘立ての外側に貼って行灯に転用し、修理前の茶室では土間におかれていました。しかし、すでに和紙は破れ、骨組も汚れていたので、それを清掃し、和紙を貼り替えたのです。内側から障子を貼るのは難しかったため、外側に障子を貼りました。中に蝋燭をおいて火を点せば、とてもきれいでしょう。
 発表会が近くなり、心配な部分もありますが、がんばりたいと思います。(経営学科2年I.M)

140109組子01 140109組子02 

第12回「わびさび-茶室の心と技」その2

1219衣川01DSC_0403圧縮


メリークリスマス!

 
 早いもので、イブになってしまいましたね。
 19日の女子の活動を報告します。この日は茶室の小天井の竹あみをしました。90×65cmのサイズのものです。廃材の割竹(木舞竹)をのこぎりで切断し、竹を編みました。制作の方法は以前と同じです。ところどころ編み方は忘れていたものの、1時間ほどで完成しました。
 また、発表会当日の献立を考えてみました。焼き芋(じゃがいも+サツマイモ)とお餅入りゼンザイです。

 ハルナさんとマユコさんは、茶室で障子紙の貼り直しをしました。窓枠に紙を貼っていただけだったので、竹桟にも貼るよう先生から指示があったのです。また、行燈に転用していた傘立の廃棄物もスタジオに持ち帰りました。急いで紙を貼り、行燈を再生させないといけません。

 ユーかさんが制作していた彫物はほぼ完成のようです。問題は、これをどのようにして炉の背面にはめ込むか、です。女子に残された大きな課題になってしまいました。
 新年からは、発表会の準備に取り掛かります。

   1.パネルを1枚作成
   2.パネルデータそpdf化して学内webに掲載
   3.広報チラシを作成

などの作業を分担して進めます。
 それでは、楽しいクリスマスと良いお年をお迎えください。(経営学科1年カナコ)

1219茶室00障子修正001

第11回「わびさび-茶室の心と技-」その2

1212彫り物02龍


龍と兎の彫物

もくもくと彫る彫る彫る・・・・
相方ユーカは兎を彫る彫る・・・・
私ハブは龍を彫る彫る・・・

ある程度形になったところでハブの私物墨汁を塗る。
すると彫った部分は薄く、彫らなかった部分は濃く残る!
彫っただけではわからなかった影の部分が墨の濃淡で浮き出てくる

あとは、気になった部分だけをまた彫る彫る・・・・
今回は墨汁を乾かさないといけなかったので作業終了!


1212彫り物01ウサギ


その後茶室へ・・・・
何やってんのかなーってのぞいてみたら小さな匠たちがもくもくと作業!
ガールズは火の番、じゃがいもを焼いてた
ここはまるで江戸時代!すげー!
じゃがいもはホクホクおいしかった
茶室の中は障子紙も変えて、畳も変えて、きれいになってた
知らない間にこんなに変わってたんだなぁ・・・

来週はいよいよ彫り物のはめ込み!
兎よ龍よ、どうか茶室を雨風雪からお守りください。(環境学科2年ハブ)


1212茶室04炉02 1212彫り物03カマド
↑(左)彫物は床の間の景観をどう変えるだろうか? (右)また芋焼き
プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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