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第10回「ツリーハウスに挑戦!」(Ⅲ)

CIMG2356ツリー10回目


ツリーハウス班の活動

 こんばんは。ブログ2周目の順番が回ってきました。6日(木)は天気が雪の予報だったのでトレッキングが危ぶまれましたが、門前からの情報によると「登山に支障なし」ということだったので、いつものように「奥の院」で活動しました。今回も2年生は先発でツリーハウス建設の作業に着手、1年生と先生方は後発で4限からの作業でした。前日が雨だったこともあり、足元がいつも以上に不安定で、今までのトレッキングの中で一番怖かったように感じました。作業中も雪が降ったり止んだりで、登ったときに温まっていた体もすぐに冷えてしまいました。

 今回の2年生の作業は前回の続きで屋根をかける作業をしました。週末に男子が何人か登って作業をしてくれていたので、今回は屋根の形を整え、破風や千木状の屋根覆いを被せる最終工程に移行しました。屋根は、前回と同様に「引っ掛け垂木」を棟にかけていきました。男子が屋根をかける作業で女子は屋根葺き材(引っ掛け垂木)を探して枝葉を落とす作業をしました。女子2人で棟木に引っかかるように股のある木を探していましたが、遺跡周辺の木は股のない気が多くて探すのも大変でした。また、寒さで手足が悴んでなかなか思うように作業が進みませんでした。2年生みんなで協力して作業したので、屋根をかけることができ、妻側に破風がついたことで先週より「家」らしくなったのではないかと思います。
 しかし、山頂に上がっていた教授が「奥の院」に下りてきて、頭を抱えています。教授の指示と学生の作業に大きなずれがあったからです。とくに以下の2点に問題があるようです。

 1)破風が片側しかついていない。
 2)草屋根の上に垂木状の千木をのせるように指示していたにも係わらず、
   屋根の上に筋交がのってしまった。

 これについては、有志が後日修正することになりました。


CIMG2352ツリー10回目



CIMG2359ツリー10回目


 研究内容をまとめたパネルをツリーハウス内に設置することになっていて、いったん取り付けたのですが、風で倒れてしまいました。これについても、後日設置しなおす必要があります。「奥の院」遺跡に足を運んだ際はツリーハウスやパネルを見てもらえたらいいなと思います。積雪によっては埋まってしまうかもしれませんが、今回の設置は「試し」の意味があり、来春どうなっているか、様子をみることになっています。訪問者にパネルを見てもらって少しでも「奥の院」遺跡の魅力が伝われば良いですね。
 活動の最後は、残された1張のテントの解体と工具等の撤収です。こうして、「奥の院」における木曜日のフィールド活動は事実上終わりました。最後になるトレッキングも無事終えることができ、今はほっとしています。
 来週からは学内での作業になるでしょうが、門前活性化のことなどそれぞれにいろんな視点から意見を出し合い、計画を検討していきたいです。(建築・環境デザイン学科2年O.T)


CIMG2104ツリー10回目

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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