今年も、寅さんの風景(8)
玉川沿い白壁土蔵群での撮影
6月14日(木)、1・2年生全員でツアーバスに乗り、倉吉まで行って「寅次郎の告白」のロケ地再現撮影をおこないました。現地では、会長さんのほか、マッド・アマノ兄弟のサポートもあり、順調に撮影が進みました。昨年の反省もあり、今年は2コマを小道具づくり、衣装リスト作成などの準備にあてたことが奏功したように思います。学生諸君は本当によくがんばってくれました。
帰学後、男気ジャンケンに運よく?勝利した4名の学生に報告を報告を書いてもらいましたので、2回にわけて報告します。
シーン2
まるでタイムスリップしたような
今回は映画『男はつらいよ-寅次郎の告白』(1991)の撮影地になった倉吉で実際の撮影地に出向いて当時の再現写真を撮ってきました。学校から倉吉までバスで出かけたのですが、倉吉に近づくにつれて田んぼ道から古い建物が並ぶ町並みへと風景が変わっていき、まるでタイムスリップしたような気分になりました。いざ撮影ということで、バスを降りると、駄菓子屋やたい焼屋、お土産屋などレトロな雰囲気なお店が立ち並んでいて、授業で来ていながらも美味しそうな匂いにばかり気を取られてしまいました。まずワンカット目は、玉川に架かる橋でのカットで、DVDからスニップした画像を参考にしながら、服装、小道具、人の配置、ポーズなど細かいところまでこだわって、さらに本番には、カチンコとメガホンを使って映画撮影の雰囲気を作りながら撮影しました。
シーン11
2年生の先輩方は、泉ちゃんの服装は完全再現で、駄菓子屋のおばちゃんの前掛けまでそろえてきて、かなり再現度が高かったので、次の撮影では一年生も高クオリティを目指したいです。次は、大きな川でのカットで、真っ白で大きな蔵や、道路と蔵の間の川を通るための石でできた通路など映画そのままの風景でとても感動しました。石でできた通路は、かなり高い位置にあって鉄製格子も無く、子供が通るとかなり危険な場所ではありますが、今でもそのままの状態で残っていたので、町全体で協力して安全にも気を付けつつ、当時の風景を守ろうとしているのを感じました。次は少し離れた場所で撮影をしたのですが、泉ちゃんが豆腐を買いに行ったお店が丸々無くなって、白いコンテナが置かれており、最近撤去されてしまったようでとても残念でした。店の中が三角形になっている珍しい形の建物だったと聞いていたので、一度は見てみたかったです。今回全体を通して倉吉の素敵な昔ながらの建物の雰囲気を楽しむことが出来たので、個人的にまた行きたいと思います。そして、撮影での反省や改善点も見つかったので、次の撮影に向けてまた準備していきたいと思います。(1年環境学部SH)
↑シーン9 ↓カチンコ&メガホン
シーン10
ロケ当時のスナップ写真を拝借!
僕たちは『男はつらいよ』シリーズ第44作「寅次郎の告白」のロケ地である倉吉を巡り、そこで映画の再現撮影を行いました。
倉吉は「寅次郎の告白」撮影当時(1991)の雰囲気を多くの人びとが大切にしていて、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができました。寅さんと泉が再会した打吹玉川では、赤瓦が美しい白壁土蔵が写真で見るよりずっと鮮やかな白色をしており、町を流れる玉川は透き通った水が流れていてとてもきれいでした。河原町の旧小倉家住宅・土蔵は屋根や壁にまだ県中部地震(2016)被災の跡がありました。この旧小倉家住宅・土蔵は国の有形登録文化財へもうじき登録される予定であり、これを機にこのような貴重な建物がもっと多くの人に共有され、これからも大切にされ続けてほしいと思います。そのためにも、僕らが『男はつらいよ』の、そして倉吉の魅力をもっと多くの人たちに伝えなくてはならないと改めて思いました。
シーン3
今回の再現撮影は、倉吉の多くの人たちの協力があり、順調に、そして楽しい雰囲気で進めることができました。また河原町では町の方から撮影当時の貴重なスナップ写真をお借りすることができました。協力していただいた方々に感謝し、このような貴重な資料も期末発表会で活かしたいと思います。これから発表に向けてプロ研メンバーと協力しながらしっかりと準備をし、今回の貴重な体験を通して学んだことを多くの人に伝えたいです。(1年経営学部SD) 【続】
シーン7(2年)
ロケ当時のスナップ写真を拝借!
僕たちは『男はつらいよ』シリーズ第44作「寅次郎の告白」のロケ地である倉吉を巡り、そこで映画の再現撮影を行いました。
倉吉は「寅次郎の告白」撮影当時(1991)の雰囲気を多くの人びとが大切にしていて、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができました。寅さんと泉が再会した打吹玉川では、赤瓦が美しい白壁土蔵が写真で見るよりずっと鮮やかな白色をしており、町を流れる玉川は透き通った水が流れていてとてもきれいでした。河原町の旧小倉家住宅・土蔵は屋根や壁にまだ県中部地震(2016)被災の跡がありました。この旧小倉家住宅・土蔵は国の有形登録文化財へもうじき登録される予定であり、これを機にこのような貴重な建物がもっと多くの人に共有され、これからも大切にされ続けてほしいと思います。そのためにも、僕らが『男はつらいよ』の、そして倉吉の魅力をもっと多くの人たちに伝えなくてはならないと改めて思いました。
シーン3
今回の再現撮影は、倉吉の多くの人たちの協力があり、順調に、そして楽しい雰囲気で進めることができました。また河原町では町の方から撮影当時の貴重なスナップ写真をお借りすることができました。協力していただいた方々に感謝し、このような貴重な資料も期末発表会で活かしたいと思います。これから発表に向けてプロ研メンバーと協力しながらしっかりと準備をし、今回の貴重な体験を通して学んだことを多くの人に伝えたいです。(1年経営学部SD) 【続】
シーン7(2年)