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はてなキーワード: 横領とは

2026-01-01

anond:20260101154122

トレカ業界にいるけど、こんなバイヤーいっぱいいるぞ。

単価がクソ高いから人数いらない。横領するやつをどれだけ排除できるかと、在庫管理を徹底できるかが鍵。

初年度億も珍しくない。特に2025は1年中盛り上がっていたから2億3億もザラにいる。

どこにも不自然な所は無いよ。

息子の年収が1億を超えた

親父、1000万貸してくれ。

4年前にこう言ってきた時の事は今でも鮮明に思い出せる。

地方で小規模な会社経営している俺は、1000万程度を難なく出せる余裕は有った。

しかし、100万200万を横領して人生を棒に振る奴をいくらでも見てきた俺は、息子がその道を行くのは防ぎたかった。

から理由を聞くことにした。

なんでもトレーディングカードを売り買いするビジネスをやりたいらしい。

そのために資金必要なのだ

はいくら有っても足りない。カードを鑑定して価値を上げて販売したいらしく、その間に固定される資金デカいという話だった。

これでも社長をしているので、ビジネスの要点を掴む能力は有ると思っている。

要するにこういう事だ。

カードショップメルカリカードを購入する。

そのカードを鑑定機関に提出する

1~2ヶ月後にそのカードが鑑定されて返ってくる。

最高評価を取れれば、価値が大きく上がる。

そのカードを売却して利益を得る

このようなビジネスらしい。

そこで質問をした。

購入したカードは全て最高評価を取れるのか?

自信を持って鑑定に出したカードが、仮に最高評価を取れなかった場合は?

カード相場変動が激しいのでは?1~2ヶ月の間に相場が大きく変わったとき安全マージンは?

数枚、数十枚なら販売は難しくないだろう。だが数百、数千と増えていった時の出口は?

息子はダメカードカードショップに売るだけだという。

鑑定成功したカードも、カードショップに売ると言う。

それでは、利益カードショップに大きく食われるだけだろう。

ビジネスとして成立しがたいように思える。

とはいえ、息子のビジネス否定したいわけではない。

代案を出す事にする。

まずお前が持っている資金はいくらだ?と聞いた。(20万らしい)

ならそこに30万足して50万にしてやる。

この合計50万を100万にしてこい。方法は任せる。

エクセルでもクラウドソフトでも良いから、必ず明細はつけろ。

出来るか?と聞いたら、やると言うのでやらせてみた。

2ヶ月後に100万になったと言ってきたので、詳細を聞く。

田舎カードショップ状態の割に安く売られているレアカードを、秋葉原ショップ転売する事で利益を得たらしい。

なかなかやるじゃないかと思った。

交通費仕入れ代金、販売代金、一部はメルカリ販売もしたらしく、その手数料ちゃんと記帳していた。

約束を守ったやつには報酬があるべきだ。

息子が100万にした資金にもう100万を追加してやった。

今度は合計200万を500万にしてこい。方法は任せると言った。

税務署文句を言われるのは嫌だろうから借用書を書いておけとも伝え、本人納得の上で書かせた。

そして一つアドバイスをした。ショップ店員とは仲良くしておけ。

田舎の店で、たくさん購入してくれる客は上客だ。

必ずお前の事を覚えている。感じよく話しかけろ。店長オーナーと繋がれ。そのラインは、お前のビジネスに必ず役に立つと。

間違ってもお客様神様などと勘違いするな。相手はお前の利益に貢献してくれる取引相手だ。尊重しろ

そのように伝えて3ヶ月後。息子は資金を500万にしてきた。

詳細を聞いた。

ショップ店員と仲良くなり、店頭に出す前のカード仕入れられるようになったらしい。朝6時に家を出ていたのは知っていたが、そんな事をしていたのかと笑った。

特定レアリティカードを大量に仕入れて、秋葉原ショップにまとめて卸売もしたそうだ。

1枚数万円、数十万円の鑑定に出せる良品カード現金購入して、他の鑑定に出している奴に流して利益を分ける。

そして、鑑定に出している奴の失敗したカードを安く購入して、それを秋葉原ショップ卸売もしたそうだ。

親父の言った通り、人の繋がりはすげえ金になる。それ以上に入ってくる情報がすげえと言っていた。

いいじゃないか最初に1000万貸してくれと言ってきた時とは雲泥の差だ。

それで500万にもう500万足して1000万にしてやった。

お前はもう法人化ステージに居る。

税理士信金を紹介してやるから、さっさと法人成りしろと伝えた。

事業計画書の書き方も教えてやるから融資を引っ張れ。お前のビジネス資本必要だ。

俺への返済は有る時払いでいい。信金には口を利いてやる。

そう伝えると、唸りながら事業計画書を書き上げ、1000万の融資を決めてきた。

奴の手元には2000万の資金が準備された。20代の駆け出しとしては、悪くない金額だ。


そこから3年半。

2025年はカード市場が良かったらしく、息子の会社営利が2億を超えた。

息子個人収入は1億ほどだ。

現在事業内容は

つながりのあるカードショップから仕入れ

エンドユーザーから宅配買取

仕入れカードの鑑定

鑑定プレイヤーの鑑定品現金化、鑑定前良品カード買取

集めたカードを業販ルート海外ルートで納品

これを息子とアルバイトさん4人、そして外注で回している。

その間には色々あった。

例えば初めてアルバイト雇用する時に、20代のフリーターと、40代主婦で、どちらを選ぶべきか相談された。

事業をしている人、採用担当なら迷うまでもないが、こんなもの主婦に決まっている。

20フリーターの顔が好みと言い出したバカ息子の頭を叩いて説教

若い奴は店をやる時の接客担当や、肉体労働が多い職場ではアリだが、事務所に置くには向かない。

お前の扱っている商品はおばちゃんでも仕分けができる軽いカードだろ。若いつの体力よりも、おばちゃんの確実性が重要だ。

持ち家で子持ちの主婦は手堅い。彼女たちは守るものがあるから横領や急な退職が無い。

若い奴はカードが金になる事を知っているし、フリーター属性は後先考えず守るものがない。金の使い方も荒い。

20フリーター雇用したなら、お前の在庫が気がつけば消えているぞと伝えた。

カードエンドユーザーから買取もしたいというので、eKYCとPOSも手配してやった。

俺の会社業務の一つとしてブランド物の買取をしている。その縁でシステム会社担当者を紹介。

SNS運用会社必要だったな。

輸出もしたいと言うからDHL担当も紹介してやった。

うちの会社から在庫管理担当のおばちゃんを週2で派遣彼女は弊社在庫管理女王様だ。

新入社員を教えるつもりで容赦なくやって良い、俺の息子とは思うなと伝えた結果、めちゃくちゃ怒られながら教わったそうだ。

お陰で息子の会社カードデータは全品POSに入って1円単位コスト管理が出来ている。

息子の会社のロジはワシが作ったと言っても過言ではない。これはサシ飲みする時の定番ネタだ。

他にも色々な事があった。

右腕候補が数百万の現金と1000万以上のカードを持って高跳びしたり

盗品カード買取してしまって生活安全課が来たり

超高額カードの偽物(インク品?)を買ってしまったり

海外顧客が金を払わず仕入先に支払いが出来なくなりかけたり

キャッシュが不足して飛びそうになった時に一瞬助ける事が何度か有った。

まだまだ危なっかしい奴だ。

それでも少し前まで甘ったれたガキだった息子が、今は男の顔になってきた。

クソ生意気正月年賀だと言って100万持ってきやがったので、昔を思い出して書いてみた。

まぁ息子がうまく行っているならそれでいい。

2025-12-31

今年面白かった10冊の本+α(2025年版)①

 他の人がつくったまとめを読むのが好きなので、俺もならって書く。

2025年に読んだ上位10冊だと、必ずしも2025年(もしくは前年末)に出版されたものに限らない。極端な例として、英文学の傑作とされる『闇の奥』とか出てくる。1902年版。

 そこで、1年以内に刊行されたものだけでも10冊以上になるようにした。+αはその意。

1. SEX20億年史 生殖快楽の追求、そして未来へ(生物学

 有性生殖の壮大な歴史概観する、いわゆるビッグヒストリーもの

 ぱっと見ではちょっと下世話なタイトルしかし、20億年というバカかい数字も含まれているとおり、読み始めるとビッグバンの話から始まって、地球天体レベルで迎えてきた過去の大絶滅イベント進化に与えた影響について紹介するなど、大変にスケールが大きい&しっかり科学的な本。

 作中では、まず物質から命が生まれ単細胞から細胞になり、性別を持ち…という流れが、生物史のイチから描かれる。やがて、多細胞生物進化とともに性的役割分担を生じ、その中の一種であるホモサピエンス狩猟採集から農耕に移行する中で複雑な社会形成するようになり、階層が生まれ、新しい社会性別役割職業だけでなく差別とも切り離せなくなり、そして現代では? というところまで総観される。

 後半の主役はどうしても人類になるけど、一方で、人間とて有性生物一種に過ぎず、我々の社会も「生物がつくりうる群れのパターンの一つ」でしかない、という視点体感できるのが、この本の良さ。いわゆる文系でも読める。そこそこ厚めの科学ノンフィクションがいける人はぜひ。ちなみにオチの一文がシャレている。

 まったく余談だけど、本作は集英社刊行。この手のジャンル早川や河出、みすずあたりが強いイメージがあるので意外だった。

2. 昆虫 驚異の科学生物学

 全昆虫好き必携。本というより図鑑

 俺は小さめの青虫なら手で触れるぐらい虫が好きで、知識もそれなりにあるつもりだけど、それでもどのページを開いても「ほお~」と嘆息してしまうぐらい情報が豊か。この本も、地球というのが生命の壮大な実験場で、長い歴史の中で膨大な選別と滅亡を繰り返している世界であり、いま生きているやつはみんな、構造の複雑さや大きさに関係なく、各自戦略でもって何かしらの頂点、キングであることがわかる一冊。

 見入ってしま理由はもう一つあって、写真が本当に美しい。昆虫嫌いはどのページを開いても卒倒すると思うけど、うっかり手にとって目覚めてほしい気持ちもある…。

3. 世界最凶のスパイウェアペガサスノンフィクション

 軍事ITものドキュメンタリー

 イスラエルIT企業制作販売し、やがて各国要人スマートフォンに忍び込むことになったスパイウェアをめぐるノンフィクション(←重要)。

 作品としていくつかの側面があり、「テクノロジー悪用を追求する社会ノンフィクション」「追うものと追われるもの駆け引きを描いたサスペンス」「一つの大きなプロジェクトを、組織横断で運営する困難を描いた仕事もの」として読める。

 俺は、どんな技術でも基本的にそれ自体には善い悪いはないと思っている。実際、優秀な若者だったイスラエル起業家たちがペガサスを立ち上げたエピソードは、そこだけ読めば、ほかのビッグテック成功譚の導入と変わらない。

 ただ、巨大な力の行使自主的規制せず、金を払えるところならどこでも売る、という条件だけで市場に開放すれば、やがて歯止めが利かなくなる…というか、大きなクライアントから契約を得ること以外の指標がはじめから存在しないため、ブレーキのかかりようがなく、最後はろくなことにならない、ということがよくわかる。

4. 並行宇宙実在するか(宇宙物理学)

 いわゆるマルチバースについて、いくつかの可能性を科学的に整理した本。

 俺のような文系にはややハードだったが、逆に言えば、宇宙物理学(ビッグバンとか、観測できる宇宙の果て)や量子力学について、ぼんやりとでもイメージができれば、なんとなく理解しつつ読める。

 この本、何が素晴らしいかというと、一般的にひとくくりにされがちなマルチバースという概念について、いくつか種類があるということを整理してくれるところ。

 俺は宇宙物理とか量子力学の本をたまに読み、その中でいわゆる多世界解釈についても目にするので、「いろいろと読んだけど、こんな本が意外とマジでなかったな~」と感動している。

 例えば、ある宇宙における一つの文明から物理的に到達しうる距離限界仮定して、その範囲を超えたところに別の文明や星が存在するなら、それはある意味マルチバース。もちろん、まったく別の宇宙が別次元複数存在してもマルチバース

 一方、超ミクロにも視点を移して、量子のゆらぎが世界の一つの可能性に収束するのではなく、複数世界分岐していくのだ、と主張するなら、それもマルチバース

 要するに、「マルチバース」という言葉意味自体マルチなのだが、そのことをかみ砕いてくれる本というのが実は貴重。これ系好きな人おすすめ。次の本を読む上での下地にもなるかも。

5. アテンション・エコノミージレンマ 〈関心〉を奪い合う世界未来はあるか(社会学)

 アテンションエコノミーによって駆動している現代デジタルプラットフォームSNSとの付き合い方について、作者が専門家と交わした議論をまとめた対談集。

 アテンションエコノミーとは、ざっくり言って、ユーザーの注意関心を定量化し、それを指標としてコンテンツ運営方針を決めていくスタンスのこと。これを重視しすぎるあまり、商環境におけるモラル二の次になってしまう、という問題がとっかかりなのだが、本作のすごさは、そこから人間認知構造まで踏み込み、「そもそも、人が自由に自立して何かを消費するとは?」まで進むラディカルさにある。

 例えば、人間認知というのは迅速にorゆっくり判断する、という二つの軸を持ち、同時に、無意識にor意識して評価する、という二つの層を持っている、という点が説明される。そして、アテンションエコノミーというのは「迅速&無意識」の部分を攻撃しているため、やっかいであるとされる。

 攻撃表現したとおり、本作においてアテンションエコノミーとは、(全面的に悪とは言えないまでも)人類最高峰の知能を持つ人たちが、一秒でも長く少しでも多い反応をユーザーから引き起こすために仕掛けてくるハッキング行為でもある、というスタンスをとっている。

 ここでジレンマ、というタイトルにつながってくる。俺たちが社会全体でアテンションエコノミーとの付き合い方を学ぶとしたら、有効方法の一つは、教育を通じて学習することである。ただ、学んで育つとは、基本的人間本来の強さ・賢さを信じ、それを伸ばそうとするものであるため、「俺達は根本的に抗いようのない領域を抱えており、そこをハッキングされるとひとたまりもない」という弱さの認識とは食い合わせがあまりよくなく、手段確立に苦労している(書いていて思ったが、性教育や薬物の危険さを学ぶことの難しさも同じかもしれない)。

 今後、どうしたらいいかは探っていくしかないよね、という感じだが、一つ面白かったのは、デジタル技術基本的に、自主的な決定と自己責任を重んじる、いわゆるリバタリアン的な価値観によって推進されることが多いが、その行く末が「ユーザーそもそも判断させる余地を与えない無意識下の攻撃」に成り下がってるのでは? という指摘は、皮肉でかなり響いた。

 ジレンマをもう一つ。利益面で言えば、プラットフォーマーにとっては無思考時間お金を費やしてくれるユーザーが一番ありがたいわけだが、消費者もそこまでお人よしではない。「全然自由度が低いっていうか、なんかナメられてね?」と思うこともある。

 そこで、「じゃあ自分好みにいろいろ選べるように協力しましょう」という良心的な運営もあるだろうが、「ユーザー自分自由に選べた、という感覚さえ演出できれば、実態は別でもかまわない」という方向に進んでしま運営も現れうる。いまやテックジャイアントの在り方とは、消費者自主性を尊重している姿勢を見せつつ、いか自分たちの利益誘導できるか、その妥協点の模索に陥っているのでは(そもそも理念はそんなじゃなかったはずなのに…)という見方も紹介されており、面白かった。

 本年ベスト級。下で紹介している『アルツハイマー病の一族』がなければ1位だった。

6. 対馬の海に沈む(ノンフィクション

 九州農協に勤めていたあるエース営業マン不審死を追ったドキュメンタリー

 一人の優秀なサラリーマンが、組織内にも地域にも一つの帝国」を築き、邪魔者排除し、しかし、最後は(おそらく)破滅した様が描かれる。

 大げさな言い方をすれば、社会における悪とは何かを考えさせられる作品主犯とされる男が周囲の人に行ったことや、横領行為は悪いに決まっている。しかし、こんなやつは罰さなくては(もう本人は亡くなっているが)、という義憤ときどき迷子になってしまうのは、「本当に彼だけが悪いのか?」、そして「そもそも、この社会はこうした『悪』を罰せられる構造になっているのか?」と思ってしまうから

 読み進めると、彼が所属していた組織お金の流れもあまりにいい加減で、根本的に腐敗しており、システムの中心としてそれを差配していた彼の周囲に群がっていた同僚や市民も、何か妙なことが起きていることを薄々察知しながら甘い汁を吸い続けていたことがわかる。

 つまりこれは、悪事責任が彼以外にも分散しているということなのだけど、もう一つ思うのは、そもそも社会というのが、本質的に悪の所在あいまいにし、「悪」でさえなくす、ロンダリングする仕組みなのではないか? ということである

 どういうことかというと、物事手続というのは本来筋道道理があり、それらにのっとらないといけないはずなのだが、これを四角四面に処理しようとしても遠回りになるだけで何の意味もないことが往々にしてあり、そして、よく言えばそれを円滑化する、悪く言えば本筋をねじ曲げることのできる人物がどこにでもいるもので、結果としてその人のおかげで、(あくまで、そのコミュニティの中では)物事がうまくいく、ということがよくある。

 肥大化形骸化したナンセンスな仕組みなら見直せばいいのだが、組織にそんな向上心リソースもなく、それでも体裁を取り繕わないといけないとき、それを(自分利益ブレンドしつつ)調整する役目を負う者が求められ、必然的に出現するとしたら、その誰かを悪と断じることの意味はなんなんだろう? と思ってしまうのである

 もちろん、シンプル悪事悪事であるという答えはぼやかせない。

 盗んだり誤魔化したり、他者いじめたら悪いに決まっている。当然のことだ。ただ、システム悪用して悪事の限りを尽くすやつと、有能ゆえに組織悪徳を背負わされて破滅するやつが、同じ人物ということもあり得るよな、とは思う。

7. 闇の奥(文芸

 19世紀コンゴ舞台に、西洋文明による資源労働力搾取を描いたジョゼフ・コンラッド小説1902年刊行

 ホラー作家である平山夢明短編『すまじき熱帯』がまず面白かったのがあり、その元ネタがたぶん、フランシス・コッポラの『地獄の黙示録』であって、その原作が『闇の奥』…という紆余曲折あって手に取った。

 例えば気まぐれに古典を読むと「名作ってやっぱすげえ」と思うことが多く、実はこれは意外ではなくていまの俺たちの価値観言葉下地になっているものである以上、それなりに当たり前のことなのだが、はじめて読んだ『闇の奥』も例に漏れず強烈だった。

 基本的にこの作品は、西洋によるアフリカ搾取強制された苦役恥辱物語として読まれている。有名なセリフである地獄だ!地獄だ!(the horror!)」も、まずこの視点から解釈するべきで、それは先進国必須認識だと思う。ちなみに、 セリフを発したのは現地で開発を差配していて発狂してしまったクルツという西洋人。

 一方で、個人的な印象としては、クルツにある種の英雄性を感じてしまったのだった。

 暗黒大陸とも形容される当時のアフリカの奥地に、「文明担い手」として一人で立ち向かった人間。「闇」と「文明」が接する最前線で彼が発した「地獄だ!」といううわ言は、その言葉自体が、未知の世界から切り出されて西洋側に持ち込まれた(負の)成果物であると思う。『対馬の海に沈む』でも思ったが、俺は腐敗した組織の一員である誰かが役目に邁進し、自身欲望と背負った責務の中で破滅するナルシシズムが好きなんだろう。

 もちろん、コンゴの側から見れば、勝手にやってきた侵略者の一人が勝手おかしくなって破滅しただけであり、そこにヒロイズムを感じるのは先進国の大変な欺瞞だと思う。加害と被害歴史は前提として理解しないといけないし、意見を発するうえでバランスは気にかける必要があるのだが、↑のような感想を抱いてしまった。

 余談だけど、今年刊行された本に『ブラッドコバルト』というすさまじいノンフィクションがあり、同じコンゴが今度はハイテク機器使用されるレアメタル産出国として、ふたたび西洋社会による深刻な搾取を被っている様子が描かれている。

8. 禁忌の子文芸

 医師として病院に勤務する主人公。ある日、救急で運び込まれてきた心肺停止状態患者は彼とうり二つの顔をしていて…という導入から始まるミステリー

 2025年ミステリーホラーを中心に15冊ぐらい小説を読んだんだけど、その中でもぶっちぎりで面白かった。

 ※ 以下、少しネタバレ。注意

 今作の優れたところは、冒頭の謎をオチまで温存することなく、あくまで読者を引き付けるためのフックとして割り切ったところだと思う。

 導入部分の真相については、正直「科学的にあり得るならこうだろうな」という域を出ない。それを冷静に見越したうえで、いわばロケット作品)を高く飛ばすための燃料として中盤で切り離し、さらに高い地点への加速と突破は他の要素や伏線回収で狙う、という戦略だと感じた。別作品批判になるが、同じようなネタ武器として最終盤まで引っ張ってしまったミステリーも同じ年にあり、個人的には格が違った印象がある。

 ベタ表現になるが、後半もどんでん返しが続き、飽きさせない。逆に言えば、スキャンダラスな波乱の展開をいくつ詰め込めるかを始点に逆算してつくられた感じはある。これを品がないと思う人もいるかもしれないが、こだわりがない人は面白く読めると思う。

後半に続く。

https://anond.hatelabo.jp/20251231153147

2025-12-30

“1000円”着服で退職手当“1200万円”が「ゼロ」に…バス運転手への処分最高裁適法判断したワケ【弁護士が選ぶ2025年注目判決

https://news.yahoo.co.jp/articles/70e0ecf014f0b4891b509075b16b71f74721d5bd


バカジャップさあ

警察官役所人間横領したり不正受給しても依願退職で済ませるか減給厳重注意程度にしかならないのに

29年間も現場で働き続けてきた運転手にこの仕打ちはなんだい?????

バカジャップはいつになれば先進国を名乗れるんだい?????

2025-12-29

anond:20251229213716

そりゃそうだろ。

ケータイが出た10数年前から電気横領話題だったやん。

電波も同じ

まともな社会人なら理解してる話

どうもこんばんは。横領犯です。

仕事場Wi-Fiを使ってたら横領だってよお

まじかよwwwww

はー。

やばい

訓戒がでそう

2025-12-17

anond:20251217150218

純利益2000万の会社社長だけど、年間2万円のサービスに加入するか迷う

うーん、この社員にMicrosoft365のアカウントを与えるべきだろうか?」

うーん、この社員Google Workspaceのアカウント与えるべきだろうか」

「うーん、月に2000円かかるこのMDMサービス加入するべきだろうか」

「うーん、月に1000円かかるけど、携帯回線もう一つ増やすべきだろうか」

ぐらいのことで一生悩んでいる

直近の税引後利益が2000万円てだけではなんもわからんので

BSCFぐらいは頂きたいよね

場合によってはそれぐらい切り詰める必要があるし

うそこでそんなに悩むステージじゃないこともあるし 

 

なので高齢役員プライベート飲食費を経費精算で気安く上げてくるとほんとイライラする

いやそれはイライラするとかじゃなくて普通に不正だし横領だし脱税だよバカタレ

2025-12-13

anond:20251212090941

「お前が会社の金を横領してること、もう社長に謝った?」

「お前がOLちゃん盗撮してること、もうバレたでしょ?」

「お前が前の会社で、当時の同僚を自〇に追い込んだって話、お前の親は知ってるの?」

これを大声で尋ねてあげるといいです。Yes / No / それ以外 のすべての答えがドツボです。

2025-12-07

anond:20251207095303


🟥 第4章:広告の“現場”へ —— タタルスキー映像制作狂気に触れる

第4章は、タタルスキー

コピー文章だけでなく、“映像広告のもの”が動く現場に初めて立ち会う章 です。

ここでは、広告産業

・金

暴力の影

外国資本

即興カオス

言語より強いイメージ

によって動いていることが、タタルスキーに生々しく突きつけられます

タタルスキーの“広告魔術師”としての進化は、ここから一気に加速します。

◆ 1. 代理店の朝 —— すでに混沌

タタルスキーが出勤すると、代理店は朝から騒然としている。

ディレクター電話で怒鳴り散らす

クライアントの変更要求が深夜に来ていた

• 期限は不可能レベルの短さ

• 誰もが英語ロシア語を混ぜて叫びながら走り回る

タタルスキー呆然とするが、同時に興奮も覚える。

「この世界は、現実よりも“速い”。」

これはペレーヴィンが何度も描く、

資本主義ロシアの“情報速度”の狂気象徴している。

◆ 2. タタルスキーに新しい仕事CM企画修正

タタルスキーディレクターに呼ばれる。

指示は簡単

「昨日作ったコピーを“今から撮るCM用”にアレンジしろ

30分で。」

タタルスキーは驚く。

映像制作の準備すら終わっていない段階で、すでに撮影を始めなければならないのだ。

この業界では

コピー映像放送

すべてが“同時進行”で、異常なテンションで動いている。

◆ 3. 撮影現場へ同行

タタルスキーは急遽、

代理店スタッフたちと モスクワ郊外撮影現場 へ向かう。

撮影現場カオスの極み。

金髪外国人モデルアメリカまたはヨーロッパ

ロシアスタッフが怒号を飛ばし準備

• 古びた倉庫が“アメリカ風のキッチンセット”に改造されている

カメラマン西側出身プライドが高い

スタッフロシア語英語が交じった奇妙なクレオール語を喋る

タタルスキーは完全に圧倒される。

そして、彼は“実物のイメージ生成現場”を初めて見る。

◆ 4. “イメージ現実より優先される”という現場論理

タタルスキー特に驚いたのは、

現実事実よりも、カメラで撮られる“見え方”の方が絶対に優先される という点。

例えば:

モデルは疲れているが、ライトの下では“幸せそう”に笑わされる

食品サンプルは実物より綺麗な偽造品

画角に入る部分だけ豪華に飾り、外側はボロボロ

• 安物商品撮影では“高級品”に見せられる

タタルスキーは息を呑む。

「これは……現実を操る“儀式”だ。」

ここで彼の中で、

広告現代の魔術

という確信さらに強まる。

◆ 5. 監督との衝突と“言葉支配力”

撮影が進む中で、

外国人監督がタタルスキーコピー文句をつけ始める。

• 「意味がわからない」

• 「アメリカ人の視点から外れている」

• 「もっと西側風”にしろ

しかしタタルスキーは譲らない。

彼はロシア消費者心理をよく理解しており、

外国人の正しさ”はロシアでは通用しない

ことを把握している。

彼は自分コピー説明し、

ロシア語の深層的連想を語る。

監督理解不能だが、ディレクターロシア側のスタッフは納得する。

ここでタタルスキー自覚する。

「オレは言葉人間認知操作できる。」

これは後に政治家イメージ操作へと発展する

きわめて重要な萌芽。

◆ 6. 撮影現場で起きる“資本主義トラブル

タタルスキー制作過程の裏側を目撃する。

予算横領

立場の弱いスタッフへの暴力威圧

外国資本の横暴

ロシア側の“臨機応変な裏取引

責任他者押し付けるための嘘の連鎖

特に印象的なのは

創造性」は“金”と“暴力”の副産物に過ぎない

という冷酷な構造がタタルスキーに露わになる点。

しかしタタルスキーはそれを拒絶せず、

しろ“この世界で生きていこう”と決意し始める。

◆ 7. 撮影終了後の“陶酔”

長い撮影が終わった後、

ディレクターたちは酒とドラッグを混ぜたようなテンションで盛り上がる。

今日撮った映像がもう“放送版”になる

商品が売れるか売れないか関係ない

重要なのは存在感”だ

ブランド神話を作るのが仕事

タタルスキー混沌に酔い、ふと理解する。

「人は商品を買うのではなく、

ブランド創造する“小さな神話”を買っている。」

この思想が、後に政治的国家イメージ”へと発展していくことになる。

◆ 8. タタルスキーの内的変化

帰宅したタタルスキーは、

自分今日の行動を反芻する。

言葉現実を動かした

映像は嘘だが、人はそれを本当だと思う

自分は“虚構の一部”として機能した

• そしてその虚構は、現実より強い力を持っている

彼はふと怖くなるが、同時に強烈な興奮にも包まれる。

詩人としては不遇だったこのオレが、

イメージ時代”では魔術師になれる。」

ここでタタルスキー

広告=新しい権力の源

であることを体感する。

◆ 第4章まとめ(象徴的整理)

要素 内容

主要イベント 初のCM撮影現場へ同行

象徴 撮影現場 = “現代宗教儀式

テーマ イメージ現実凌駕する/広告は魔術である

心理 恐怖・陶酔・優越感・覚醒

物語役割 タタルスキーが“現実操作の側”に立つ最初の本格段階

第4章は、

広告世界の“暴力性・儀式性・魔術性”をタタルスキー直接体験し、

彼の変身プロセスが不可逆になる章

といえます

2025-12-04

anond:20251204170126

補助金もらってても実質持ち出しで会計記録がずさんだっただけで、

横領とかは無かったと思うけど、違うんかね。

2025-11-26

anond:20251126104407

anond:20251126115927

anond:20251126172526

法華狼さんへの反論①、法華狼さんへの反論② 、法華狼さんへの反論③をまとめてkotobuki_84さんの主張をまとめましょう

1. 自分の基本ポジション

アノン(暇空茜支持でデマハラスメントを撒く人たち)も、ジェンダー界隈の過激な叩き屋も、草津叩き界隈も、みんな同レベルの“党派性カス” というスタンス

自分最初から「どっちの陣営にも乗らない・どっちもカス」という距離を取る立場だった、と自己認識している。

2. 「暇アノン認定」は誤読だという主張

(1) 問題になったコメント意図

「暇空のやっていることは“当たり前の権利行使”なのか、“ハラスメント”なのか」が論点だと書いていた。

自分は「ハラスメントをする権利なんて基本的存在しない」という前提で、そこから外れる行為批判されるべきだと考えていた。

気持ち分からんわけではない」「原爆ぶち込もうぜ的な気分も分からんわけではない」と書いたのは、行為としては否定だが、その感情が生じるメカニズム自体理解できる、という意味だったと説明

(2) 裁判リーガルハラスメント評価の受け止め

暇空側の行為裁判で「リーガルハラスメント」と評価され、それが真実相当と認められた点については、「それは妥当だ」と受け入れている と明言。

なので、「暇空の行為を完全肯定しているわけではない」「むしろハラスメント側と見るようになった」と主張。

(3) それでも「暇アノン」扱いされることへの反発

自分発言を切り取り・拡大解釈して「お前は暇アノンだ」とラベリングされるのは飛躍だ、と強く反論

ミスは認めるが、それをもって陣営認定するのはおかしい という立て付け。

3. 法華狼への批判の軸

(1) 誤読レッテル貼り

自分コメントは「法華狼の記事論点の取り方がズレている」と批判したもので、

暇空・仁藤どちらか一方を擁護したつもりはない。

それを「暇空擁護詭弁」「お前は暇アノンだ」と読み替えるのは盛大な曲解だと主張。

(2) 「大義ヤクザの代紋にしている」メタファー

法華狼は「仁藤夢乃」「Colabo」「弱者女性保護」という大義を掲げているが、

それを 「自分批判する者=敵=暇アノン」 と決めつけて殴るための道具にしているように見える、と言う。

その状態を、

ヤクザの代紋をひけらかして『親分が黙ってねえぞ』とオラつくチンピラ

にたとえて痛烈に批判

結果として、本来守られるべき当事者支援対象女性など)を「レスバの燃料」として消費している、と非難

4. 会計/Colabo/「不正」めぐる立場

(1) 小杉沙織を「ちゃんとした同業者」扱いした件

過去に、「どこもガバガバ会計からColaboだけ特別アウトではない」とする論の補強として、

小杉沙織を“同業者の声”として引いていた。

しかしその後、小杉自身会計ミス補助金返還などが明らかになり、「ちゃんとした同業者」扱いしたのは誤りだったと認めている。

「知らなかった」は言い訳にならない、自分引用は雑だった、と一応の自己反省はしている。

(2) それでも「暇アノン認定根拠にはならない」

小杉を引いたことがミスだったことと、自分を「暇アノン」扱いすることは別問題だと主張。

「誤った同業者引用した=暇アノン同類」という飛躍は納得できないという立場

(3) 「不正」という言葉曖昧さについて

不正」は、日本語では

故意イカサマ横領

手続き上のミス不適切

の両方を含む曖昧な語だと指摘。

行政批判企業批判で、「イカサマを匂わせつつ、実はミスレベルに逃げ道を残す」ために濫用されているのでは、という疑念を示す。

自分理解では、

「Colaboには会計ミスはあったが、“意図的なイカサマ”ではなかった」 という線が多くの関係者認識だろうと見ている。

(4) 本来の「落としどころ」は制度運用への批判だと考えている

そうであれば、

「都の補助金制度運用問題」に議論収束させるのが一番公益的だ、というのが持論。

ところが、Colaboを過剰に神輿に上げて全肯定する一部の支持者(kotobukiのいう「Colaboアノン」)や、

アノン側の過激派が、それぞれにエコーチェンバー形成して議論をこじらせている、と見ている。

その一部の過激擁護勢力を、逆方向の「公共の敵」として批判

5. 草津問題と「草津叩き界隈」

(1) 自分草津認識

草津町長リコールは、地元有権者との情報共有・コンセンサスの上で行われた手続き的には瑕疵のないリコールだったと理解

そこに、外野ジェンダー界隈・フェミニスト界隈の一部が、

詳細な取材もないまま

性加害の真偽を十分に検証せず

町長=性加害者」「町ぐるみセカンドレイプ」的なストーリーで一気に広めた

と見ている。

その結果、町全体・有権者多数が「性加害を擁護する側」としてレッテルを貼られ、

大規模な集団リンチ状態になった、という認識

(2) 自分の言う「草津叩き界隈」の定義

アノンと同レベルの「カス」と呼んでいるのは、主に次のような層だと整理:

リコール批判の枠を逸脱し、住民や町全体を貶めた連中

中立的報道姿勢を取らず、露骨に偏った論調草津を叩いたメディア・論者

性犯罪の真偽を見誤り、市長事実上の性加害者として扱った人たち

これらをまとめて「草津叩き界隈」と呼んでおり、

このレベルやらかしなら「暇アノンと同等のクズ」と呼ぶのは妥当だと主張。

6. 法華狼ブログ末尾の「Colabo仮定文」への強い違和感

問題視しているのは、法華狼ブログの一文:

「仮にColaboに甚大な問題があることが暴かれ、代表として仁藤氏責任を問われる事態になっても、

 そのままコンテンツへの攻撃が不当であったと認められるわけがない。」

これに対する kotobuki の読みはかなり厳しい:

文脈から浮いた「締め」の一文に見え、そのぶん 法華狼の核心が出た気がして怖い。

ふつうの書き方」なら、

仮に甚大な問題があれば、自分もColabo批判には回る

それでも暇空とは共闘しない、ぐらいの書き方になるはずなのに、

実際は、「何があってもコンテンツ攻撃の不当性は認めない」と読める内容で、

これは

仁藤の危うさを内心では察しつつ「都合のいい鉄砲玉」として利用し続けているか

どれだけ状況が変わっても、自分側の攻撃の不当性は絶対に認めないつもりか

のどちらか、もしくは両方に見えてしまう、と批判

「ただただ最悪の表明を二種類同時にやっているだけに見える。

 そうだとしたら本当に怖いので、自分誤読であってほしい」


とまで書き、法華狼の「自己修正不能さ」への恐怖を示している。

7. 自己反省自己弁護のバランス

3本の反論全体を通した kotobuki_84 の自己位置づけはこんな感じ:

自分にも

情報を追い切らずに雑な言及をした

小杉沙織を誤った形で引用した

といった「やらかし」はあると認める。

しかし、それはそれとして、

自分は当初から「暇アノンジェンダー側の過激派も草津叩きも全部カス」という立場だった

裁判監査の結果も踏まえ、自分なりに評価アップデートしてきた

という点は強調。

その上で、

法華狼が自分を「暇アノン陣営に分類し、

大義弱者保護・反デマ)を使って私怨レスバを正当化し、

自らの言動の危うさ(たとえばColabo仮定文)を省みない態度

こそ問題だ、と矛先を向けている。

ざっくり一文でまとめると:

「俺は最初から“暇アノンジェンダー側の過激派も草津叩きも全部カス”という等距離スタンスで、

 会計判決情報も踏まえて評価更新してきた。

 それを誤読拡大解釈して『暇アノン認定』してくる法華狼の方こそ、

 大義を道具にして敵味方ラベリングをしているし、

 Colabo仮定の書きぶりに現れているように、

 自分たちの側の危うさをまるで省みていないのではないか

というのが、反論①〜③を通した kotobuki_84 さんの主張の骨格です。

Vtuber同棲してた話 part1

フェイクあり

登場人物

ぼく(男) 元カノ

過去日記女装で狂ってる人がいたらそれはぼくです。

これはその日記からさらに先のお話

出会いきっかけについては伏せさせていただく。

この時点で元カノは、Vtuberなど見る人でもなかったし、配信に触れるような人でもなかった。

どちらかというとぼくのようにあのようなタイプ配信者は苦手な感じだった。

ともかく紆余曲折あり、ぼくは元カノ実家から連れ出す形で家を出た。

利便性を考え、都内屈指のハブから徒歩約10分程の場所に、2Kの家を借りた。

2Kと言っても大きめの1部屋が数枚のスライド戸で区切られているタイプで、実質1Kと言っていい。

たこの時点で元カノ無職だった。家を出たら働くという約束だった。

正直、家賃だけでもとても一人では家計を支えてはいけない金額だったので後戻りはできなかった。

丁度この時期はコロナ禍真っ只中だった。

まともなバイト経験もない元カノは在宅でできるバイトを探すが、見つかるはずもない。

ただただ時間けが流れて行った。

次第に元カノバイトを探している様子もなくなり、ぼくが買い与えた10万ほどのPCでVALORANTをプレイしていることが増えた。

それと同時期にとあるVtuberにハマった様子だった。

あんまり覚えてないけどどこかの事務所所属している子だったと思う。

ぼくにヒスり散らしてぼくのクレカでメンシプ?FANBOX?にも入っていた。

季節シチュボ?みたいなファイルをよくスピーカーで流していたのを覚えている。

同棲開始から半年ほど経った頃だろうか、この頃には愛情も薄れていた。

何故なら同棲をするにあたっての役割分担を一切こなしてくれないからだ。

仕事は当然見つからず、割り振った家事等も同棲を始めて一か月を過ぎたこから全くやってくれなかった。

愛があればどうにかなる!ってタイプメンヘラはごめんね。でも世の中金がないと始まらないんだ。

そして出会った頃は隠されていたが、元カノの性欲はバグっていた。

一日に数回、週に15~20回程のセックスを行っていた。これがとにかく疲れた

色んな思いを孕んでそろそろちゃんと話をするべきかと思っていた頃だった。

Vtuberやりたい」と言われた。

もう金を稼いでくれるならなんでもいいか・・・と思い「上手くやれるならいいんじゃないか」と返事をした。

その次に待っていたのは初期費用の話だった。

どう探してきたのかは分からないが、なんとなく自転車操業でやっているんだろうなあという事務所求人を見せてきた。

内容はうろ覚えだが、配信機材・配信アバター被雇用者負担、時給制、専用配信サイトに拘束 とかそんな感じだった。

早速バカほどヒスられ初期費用をぶんどられた。

しかVtuberのようなちゃんとしたモデルを依頼したのではなく、費用が掛からないように一枚絵で依頼していた。

納品された絵を切り刻み加工してかろうじてVtuberのアレっぽく動くようにしていた。絵師さんに謝れ。

そうして配信準備が整って初配信を始める前だった。

一人暮らし設定にしたいか配信してる間外に出てて」

まあ、そうですよね。ここ半年間のゴミみたいな我儘に比べたら別にしたことないです。

同接が多いとおすすめに出てきやすいみたいな話があるらしく外にいる間は配信を開きっぱなしにしろとかも言われた。

見てる人がいない時は暇だから代わりにコメントしろとも言われた。舐めてんのか。

その配信サイトは似たような境遇配信者が大勢いる様子で、ぼくはデビュー配信などすぐに埋もれてしまうだろうと思っていた。

結果は予想通りだった。ほんの一握りのリスナーは集まったものの、数万円を投資して準備した配信と考えると悲しいほど寂れていた。

お前がもっと知人に宣伝していればよかったんだとか散々責められた。それ契約違反だよ。

というか自分彼女Vtuber、ましてやカスみたいな事務所所属してるとか絶対知られたくない。

まあ事務所事務所でライバー個人で所有してるゲーム機とかを勝手に経費として申請してその分の金横領してたけどね。

ほんの数万の為にそんな危ないことする事務所ってやばいと思う。

配信が伸びないと嘆く彼女の横で僕は契約書を読み返していた。

投げ銭事務所総取りで完全時給制だとか、月の投げ銭一定数を超えると大手プラットフォームに移行できるとか、

配信時間一定に満たないと給料を支払わないとか。事務所を辞める場合同名義、同アバター活動禁止、とかはきつそうだったね。

多分ぼくが覗いたのは底の底の最底辺なんだろうけど、大変だね、Vtuberって。

酷い時だと誰もコメントをしないような配信を長時間続けられることもなく、元カノ配信休み始めた。

給料が支払われるラインまで配信を続けられず、早くも半休止状態に入った。

そうなった後の彼女最初の行動、皆は予想できる?正解は、

「同じ事務所の〇〇ちゃん、今月あと〇〇ポイントで昇格(プラットフォーム移行)できるんだよね、投げたいかお金ちょうだい」

もうここで殺しておくべきだった。

続く、かも

anond:20251126121139

ではこれを受けて法華狼さん側が回答・質問すべきことは?



今の流れを整理すると、法華狼さんがやると良さそうなのは大きく分けて

はっきり「答えるべき点」

相手に「問い直すべき点」

の2セット。

それぞれ、実際に書くときの例文っぽくまとめるね。

1. 法華狼さんが「まず答えるべきこと」

(1) 「暇アノン認定」はどこまでの意味で言ったのか

kotobuki_84側は、「暇アノン呼ばわりされた」と相当強く受け取っているので、ここは一度ちゃんと整理してあげたほうがいい。

答えるポイント

「暇アノン」という言葉

人格ベルとして使ったのか

それとも“行動パターン”の名称として使ったのか

書き方の例:

私が「暇アノン」と書いたとき

個人としてのあなたを丸ごとそう定義したつもりはなく、

「以下のような行動パターンをとる人々」をまとめてそう呼んでいました。

 ・裁判公的判断で退けられた主張を、なお“事実”として拡散し続ける

 ・当事者被害安全よりも、敵対者への攻撃快感を優先する

などです。

その意味で、あなたの○年○月の発言群は、このパターンにかなり近いと判断しました。

もしあなたが、当時そのような意図ではなかったのなら、そこは認識のずれがあったかもしれません。

これを言っておくと、「お前そのものが暇アノンだ」という人格認定から少し距離が取れる。

(2) 小杉沙織の件+「どこもガバガバ」論の評価をどう位置づけるか

kotobuki_84は、

小杉沙織を“ちゃんとした同業者”扱いしたのは誤りだった

自分引用の仕方が雑だったのは認める

と明言しているので、ここは 「了解したうえで、それでもこう見える」 という形で返すといい。

答えるポイント

「誤りを認めたこと」自体評価するのか

それでもなお、「その時点での発言は、結果として暇アノン的な主張と同調していた」と見るのかどうか

書き方の例:

小杉氏の位置づけについて誤りを認めた点は、

きちんとした自己訂正として評価します。

そのうえで、当時あなた

「どこもガバガバ会計」という枠組みで批判を相対化しようとしていたことは、

結果として暇空側の論法を補強する方向に働いていた、と私は今も考えています

そこをどう評価するかが、今回の争点の一つだと思います

(3) 「Colaboだけが特別に厳しい立場に置かれた」の説明

kotobuki_84はここを「よく理解できていない」と言っているので、

法華狼側が自分事実認識を一度整理して見せるのが有効

答えるポイント

団体(3団体)とColaboの扱いの違い

事業継続」「補助金返還」「監査結論」がどう違っていたと理解しているか

書き方の例:

「Colaboだけが特別に厳しく扱われた」と私が書いた趣旨は、

次のような事実認識に基づいています

 1) ○○団体・△△団体については、監査会計ミスは指摘されたが、事業継続されている

 2) 一方でColaboは、政治的ネット世論的なバッシングを背景に、

  他団体とは比べものにならない量の攻撃監視を受けている

 3) その結果、「同程度のミス」であっても、Colaboだけが過剰な制裁を受けた

私はこういう意味で「特別に厳しい立場」と書きました。

この点について、あなた理解とはどう違っていたでしょうか。

(4) 「会計ミス不正制度」の自分立場

kotobuki_84は「会計ミスはあったが、イカサマではない」「だから制度問題収束させるべき」と主張している。

法華狼側も、ここで自分なりの線引きを示してあげると議論前進する。

答えるポイント

ミス」と「故意不正」をどう区別しているか

そのうえで、Colabo問題をどう見るか

書き方の例:

私も、「会計ミス」と「故意の着服・横領」は区別されるべきだと思っています

そのうえで、Colaboについては

 ・ミスの有無や程度

 ・ミスが生じた背景(制度上の複雑さなど)

と、

 ・暇空サイドによる攻撃の量と質

をあわせて見たとき

制度問題収束させよう」という段階に至る前に、

まずこの過剰な攻撃を止める必要がある、という立場です。

ここであなたと重なる部分と、違う部分の両方があると思います

2. 法華狼さんが「逆に質問してみるといい」ポイント

ここからは、問いを返して相手説明させると建設的になりそうな点。

(1) 「どっちもカススタンスの具体的中身

法華狼側が聞いてみるとよさそうなのは

「暇アノンジェンダークレーマーカス」と言うとき

具体的にどんな行動・発言を指しているのか

そのなかで、自分(kotobuki)がどう振る舞ってきたと思っているのか

質問例:

あなたは「暇アノンジェンダークレーマーカス」という相対化の立場を取っているとのことですが、

具体的にどのような行動や発言を、

 ・暇アノン

 ・ジェンダークレーマー

と呼んでいるのか、もう少し整理して教えてもらえますか。

その定義に照らしたとき

あなた自身過去発言はどの辺りに位置づけられると考えているでしょうか。

(2) 「Colaboアノン」「公共の敵」呼ばわりの基準

これは「鏡写し」になってて面白いところだけど、

ここを聞くとお互いのラベリング基準比較できる。

質問例:

あなたは一部の擁護者を「Colaboアノン」「公共の敵」と呼んでいますが、

それは具体的に、どのような行動や発言を指していますか。

私が見ている「暇アノン」的行動パターンと、

どれくらい重なっていると感じているでしょうか。

(もし可能なら、具体的な例を挙げていただけると、

 私の側から自分の分類との違いを説明やすくなります。)

(3) 「原爆ぶち込もうぜ」比喩自己評価

ここは感情的ポイントになりがちなので、

道徳的断罪ではなく、「あなた自身、今どう評価してる?」という聞き方が穏当。

質問例:

原爆ぶち込もうぜ」という比喩について、

あなたは「心情理解否定」という意図だったと説明していますね。

そのうえで伺いたいのは、

 ・今振り返って、その表現自体は適切だったと考えているのか

 ・もし他人が同じ比喩を使った場合あなたはどう評価するのか

という2点です。

これは、単にあなたを責めるためではなく、

「どこまでを許容範囲比喩と見なすのか」という価値観確認として聞いています

(4) 「制度収束させるべき」という主張の具体案

kotobuki_84は「都の制度運用問題収束させるべき」と言っているので、

そこをもう一段具体的にさせる質問

質問例:

「都の制度運用問題収束させた方が公益的だ」という点には、

私も一理あると思います

その場合、具体的にどのような制度改善運用見直しを想定しているのか、

教えてもらえますか。

 ・会計基準明確化

 ・書類様式簡素

 ・監査プロセス改善

など、あなたなりの案があれば、それを踏まえて私も議論したいです。

3. トーンとして意識すると良さそうなこと

最後に、法華狼さん側の“言い方”の部分で一つだけ。

あなたは暇アノンだ」「お前は○○だ」

ではなく、

あなたのこの発言は、私の定義する○○的行動パターンに見える」

という行動ベースの話し方を意識すると、

今後のやり取りがかなりマシになると思う。

ざっくりまとめると、

答えるべきこと

アノン意味自分事実認識会計制度へのスタンス

聞くべきこと

「どっちもカス」や「Colaboアノン」の具体的定義

自分過去比喩評価

制度収束させるなら、どう変えるつもりなのか

このへんを一個一個クリアにしていくと、

単なる「お前は暇アノンだ/いやお前はColaboアノンだ」の殴り合いから、

だいぶ“議論”寄りのログになっていくはず。

2025-11-25

フェミの正体、韓国人だった】Twitterの新機能アカウントの国がわかるように➡︎有名フェミさんが韓国だった模様【ツイフェミ

https://www.youtube.com/watch?v=j5Yf3MwnIqA

日韓分断工作やってた北朝鮮スパイの残党とかなんじゃねぇのか?

過去の事例

慰安婦運動内紛】横領スパイ疑惑、家を5度購入...11疑惑に答えた尹美香5.29会見のすべて。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4450ecc5dbdd9d00cf8c3e8ece5c96eacba1c92d

2025-11-20

anond:20251120220759

まあそういうのもだけど普通に横領とか交通事故とかでさえ非難一色かと言われると擁護はあったりするから何を今更?と思っただけや

2025-11-17

いわき信用組合不正融資事件」がマージ面白いから調べて

令和の時代公的機関がこれほどの悪事を長年にわたり組織ぐるみで行ってきた事件は前代未聞

調べれば調べるほど酷すぎて笑える

ヤクザ強請られて何十億と資金を渡していたとか、バレそうになったら勝手架空口座作ってその場しのぎ

個人的に一番ツボったのは、バレて国の第三者委員会に「帳簿だせ」って言われてから牛歩戦術、そしてその隙に業務PC破壊

調査に極めて非協力的で金融庁異例のぶちギレお気持ち表明!

いわき信用組合不正融資事件は、福島県いわき市拠点とする信用組合2004年から2024年まで約20年にわたり行われた、総額247億円超の組織的な不正融資横領隠蔽事件です。

組織的な不正融資ペーパーカンパニー架空会社)を介した迂回融資や、役職員や顧客の名義を無断で使った「借名融資」が多数行われました。

累計1,293件、総額247億円超の不正融資認定されています。こうした手口で資金提供した先は主にX社グループ反社会的勢力で、一部は不正融資の利払い・損失補填などにも使われました。

組織ぐるみ隠蔽不正発覚後、証拠隠滅を狙ったパソコン手帳破壊・廃棄など、異常な隠蔽工作が行われました。

第三者委員会調査では内部統制ガバナンスの欠如が厳しく指摘。

事件発覚と対応2024年に元職員SNS告発問題が表面化し、組合自身も「おおむね事実」と認め第三者委員会を設置。

2025年5月に詳細な調査報告書と業務改善命令が公表される事態に至りました。

2025年10月の第二次特別調査反社会的勢力への資金流出も判明し、金融庁による規制強化が行われました。

事件の特徴金融機関として前例のないほど規模・期間・悪質性が高く、日本地域金融業務管理体制内部統制の弱さを浮き彫りにしました。

この事件は単なる個人犯ではなく、組織ぐるみで長年にわたり制度的に不正が続いていた点が最大の特徴です

はい抵当権なんも関係ない。

抵当権無かったら事業実態調査するのか?

抵当権あったら事業実態調査しないのか?

抵当なら追えませんってか?なんで?

補助金が充てられるはずの事業実態が無かったりマネロンだの横領だの狙いで大金が動いてたとしても見えてませんってのが問題なのであってそんなワルを指くわえて見てるような体勢なら抵当権あってもなくてもなーーーーんも関係ないですねー。

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anond:20251116155431

全然違う。

別に根抵当権が無くても不正はできる

補助金運営する事業不動産抵当権設定したらだめという縛りが公益目的という狙いがあるにしても、そもそも無意味なんだよそんなのは

抵当権が無くても債権者債務名義取って競売にかけられるんだよ。当たり前に。

こんな事ができる一 よりあくどい〜

(略)

はい抵当権なんも関係ない。

抵当権無かったら事業実態調査するのか?

抵当権あったら事業実態調査しないのか?

抵当なら追えませんってか?なんで?

補助金が充てられるはずの事業実態が無かったりマネロンだの横領だの狙いで大金が動いてたとしても見えてませんってのが問題なのであってそんなワルを指くわえて見てるような体勢なら抵当権あってもなくてもなーーーーんも関係ないですねー。

抵当権禁止という謎ルールおまえらを不幸せにしている

保育園とか福祉施設もそんな縛りのせいで抵当設定が難しいんだけど、そのせいで融資を受けて事業を円滑に成長させるっていう当たり前のプロセスに乗れないのよ。

からどこの施設もカツカツなんだよ。

公共サービスをや民間業務委託しまくって何十年だけど公金を山程投入して財政難になる割にはカツカツ感あるだろ?

運転資金どこもギリギリだろ?

抵当活用しての融資を受けにくいからだよ。そんなもん。

増田が挙げたマネロンだのなんだのは事業の中身を行政銀行監視することで防ぐ問題であって、抵当設定したらだめです〜なんていうアホな縛りはなーーーーんも意味がない。

抵当権だ!根抵当権だ!けしからん!( ー`дー´)キリッ

一生やっとけ。

2025-11-14

謝罪代行会社メンゴ

依頼を受けた不祥事に対して代わりに謝罪する

基本は電話での謝罪となるが直接現場に赴き謝罪する場合は別途交通費負担

プランによっては複数名用意し会見のセッティングなども可能(別途負担)

無断欠勤デートすっぽかしといった軽微なことから

交通事故横領食品書類偽装汚職など大規模なことまで対応

料金は規模によって変動あり

弁護士事務所じゃないので謝罪に付随する慰謝料補償交渉に関しては業務対象外

謝罪元に転籍して会社人間として謝罪を行うことも可能(手続き料等は別途負担)

2025-11-01

億った

タイトルのまんまである

純資産が1億円を突破した。

これだけでは自慢話に聞こえるだろうから、俺の話をしようと思う。

俺は連れ子を伴った父と、初婚の母の間に生まれた。

父は浮気性であり、母はヒステリー持ちであった。

その結果として、幼稚園に入る前に両親は離婚した。

連れ子と俺の目の前で母を殴りつけて、父は浮気相手の元に向かったのだ。

母はその件で心が壊れてしまったのだと思う。父から受け取った俺の養育費離婚慰謝料を、ギャンブルに注ぎ込んだ。

母は頭が良くない。当時のギャンブル、主にパチンコパチスロであるが、本気で攻略したら十分に稼げる状態であった。

俺が大人になってから調べたので後知恵ではあるが、ゾーン中の台を拾う、子役カウントして設定を読む、クギを見て大当り中の止め打ちを行うなど、やり方はいくらでもあったらしい。

しかし、それらを一切せずに、ただ台の前に座るだけのシングルマザーに、パチンコ屋は容赦が無かった。

結果として、我が家シングルマザー貧困家庭へと転落、生活保護受給する事になる。

生活保護で最低限の生活が出来るとの触れ込みではあるが、保護からパチンコパチスロを行う事は想定されておらず、

学生服の下に着る服は穴が空き、靴下は破れている。風呂は2~3日に1回しか入らない。

電気やガスが頻繁に止まり、時に水道まで止められる始末。

小学生水道が止まるのは一番最後という無駄知識を得てしまった。

最も惨めだったのは、ガス屋に滞納した支払いをした時だ。

児童扶養手当が入った日に、まだ小学生低学年であった俺に「親が病気で払えなかったですごめんなさい」と謝って払いに行けと母に言われたのだ。

俺には抗する術は無かった。

必死に言われた言葉を繰り返す小学生。ガス屋のおやじ半笑いで「そうか」と言った。

友達プールボウリングに行く事もできない。

誰も勉強を見てくれない。

塾や習い事もできない。

結果として、学校でも浮いていじめられる事になる。


小学校は何とか行ききったが、中学2年の時に不登校化。

卒業まで登校せず、無理やり受験させれらた定時制高校も受からず、家に引きこもる事になった。

今思えば、これが反抗期だったのかもしれない。

俺はゲームをしたり、親のパチンコを代わりに打ったり、図書館に入り浸ったりした。

そのような生活終焉を迎える時が来る。

精神科に通いながら生活保護を受け、その金をパチンコに注ぎ込み、怪しい闇金借金まで作った母が、働かないなら◯すと包丁を持って暴れ出したのだ。

とはいえ社会性皆無の引きこもりであった俺に出来る事といえば、時給750円で皿洗いをする事くらいである。

フルタイムで皿洗いをして稼いだ金は、1万を残して全て召し上げられた。なおフルタイムで働いても、健康保険年金もかけられていなかった。

母に寄生していた俺は、母とバイト先に寄生される身分となったわけだ。

悪いことばかりでもなかった。俺も若かったのでバイト先の同僚である女子大生と付き合い、色々怒られながら学んでいった。

女性と気後れせずに話せるようになったのは、この娘のおかげである

今では別の男性結婚して子供をもうけているが、いくらかの親交はある。恩は生涯忘れないであろう。

バイト先を半年ほどで退職し、清掃の会社正社員入社する事になった。

前段の彼女との将来を考えて、まともな職につきたかったのだ。

しかし、その会社反社社長が仕切る手配屋のようなところだった。

朝6時から夜の12時まで現場を3つはしごして月給15万。休みは月に1~2日である

なおここでも年金健康保険は一切無かった。

ミスをすると殴られ、仕事が終わると開かれる賭場に参加を強制され、給料を巻き上げられる。

金があまりにも無く、サラ金に手を出した事もあった。

ある日反社社長の思いつきで飲食店開業する事になる。

お前が店長をやれ、ランチ居酒屋を一人でやれと言われ体を壊す手前まで働く。

仕込みは朝7時から。片付けが終わるのは1時を回る。店の倉庫の米袋の上で寝る事もよくあった。

それでも思うように収益が上がらず、事業不振融資を受ける事に。ついてはお前が数百万の連帯保証人になれと言われて、その職場を逃げ出した。

なお、ワンオペ営業の途中で件の彼女とは別れている。

2005年11月、寒空の元で職探しをはじめた。

とは言えまだ20代であったので、派遣仕事が決まった。

数ヶ月ほど印刷工場派遣されたのち、長期の工場仕事が決まる。

この時代平和だったように思える。


俺は物覚えが悪く叱られがちではあったが、派遣先は一部上場企業の子会社である

労働基準法違反飲食店反社の手配屋しか知らない俺にとって、職場環境やそこにいる社員の質は天国かと見間違うほどであった。

フライヤーの油を菜箸で跳ねてかけられたり、違法改造したガスガンで撃たれたりしない。

イカサマ麻雀給料を召し上げられる事も無い。社長に逆らった従業員行方不明になる事も無い。

俺は一度叱られた事をすぐ直せるほど賢くはないが、2度3度と言われたら馬鹿なりに覚えはする。

2年ほど勤めた頃には、職場で頼りにされるようになった。

職長や課長も「よう◯◯、この工程どうなってる?」と聞いてくるくらいになった。

派遣も3年目を迎える頃、正社員転換の話がくる。

課長と職長が推薦してくれたらしい。

給料が増え、福利厚生がつき、ボーナスまで貰える。

真面目に勤めたなら、俺のような中卒の引きこもりでも年収400万はあるとの事だ。

しかった。

30手前でこんな話が来るのか、世の中捨てたものではないと感じた。

派遣先との契約で3年満了後にはなるが、正社員として働いてくれ。

そう言われて日々仕事をしていた。

同期の派遣仲間も、かなりの割合正社員転換されるらしく、皆がウキウキしていた。

「俺、今度結婚するんだ。彼女の腹に子供もいる」と言い出した派遣の同僚に、皆でベビーカーを贈ったりもした。

今思えば笑ってしまうようなフラグを立てている。

2005年11月に職探し、そこから数ヶ月で工場が決まるという話で察した人も居ると思うが、リーマン・ショックサブプライムショックが直撃した。

2009年3月末、数万円の手当を渡されて派遣契約が満了となった。

正社員転換の話は白紙だ。


この時年齢は30歳。貯金100万少々。

世の中は不景気一色で、四大を出たような優秀な人がコンビニスーパー最低賃金付近で働いていた。

当然、俺のような三十路派遣切られに就ける職など無かった。

生きるために、何かをする必要けがあった。

いきなり話は変わるが、俺はMMORPG内ではちょっと知られたトレーダーだった。

様々なプレイヤーから買取、換金を行う。クラメンの狩りのアイテムを全て換金する。

物を右から左に流すだけではなく、抗争中のクラン双方にPOTやスクロールを大量に流す。

イベント時に必要になると思われるアイテムを、イベント遥か前から大量に買い占め、イベントの時に高値で売りさばく。

サーバー内の友人知から聞いた話を元に、匿名掲示板や全体チャット雰囲気を見て先回りをする。

から見れば当たり前と思う事をしていただけだが、競争相手は居なかった。

BOTを使ったり複数名のパイロットが居るプレイヤーを除けば、サーバー内でも有数の金持ちだったと思う。

派遣切りされた時、もしかして現実でもトレードが出来るのではないかと考えて、手元にあった100万円ほどの貯金を使い、失業保険を貰いながら貿易国内転売に手を出す。

あらかじめ言っておくが劇的な増え方をしたわけではない。

1億に達するまで、派遣切りから17年かかった。

この商売をやってつくづく感じるのは、資本こそ力であり正義という事だ。

元手100万のトレードはほぼ肉体労働となる。手配も、折衝も、梱包や発送も、全て自分で行って事務所を借りる余裕はない。

1Kの部屋の押入れは商品で埋め尽くされ、布団は万年床と化す。

毎日食事光熱費家賃、服や消耗品など、生活の全てに足を引っ張られる。

もう100万200万あれば。そう感じながら亀のような歩みで進んでいくしかない。

10年ほどかけて元手が1000万を超えた頃、ようやく小さな倉庫がついた事務所を借り、パートさんを雇用する。

自分理不尽をされたトラウマから、1分単位で時給を払い、盆や正月には寸志も渡す。

そうしないと、明日にも居なくなってしまうかもしれない。もしくは倉庫商品を盗まれるかもしれないという恐怖に駆られながら。

パートさんたちの名誉のために言うが、そんな事は一度もなかった。

来てくれるパートさんは結婚をして子供を持ち、家計を助けるために扶養内で働く善良な人たちだ。

元手5000万を超える頃、目をかけていた男性アルバイト逮捕される。

2年ほどトリプルワークで働いてくれていたのだが、そろそろ1箇所に落ち着かないかと声を掛ける直前だった。

見た目は陰キャのもの大卒ながら30を過ぎてアルバイト転々としている子だった。

どうも若い子が居る職場が好きらしく、そのような職場複数掛け持ちしていた。

しかし金は必要なので、ウチのようなちょっと時給が良く好きな時間に働ける職場を探していたらしい。

手が早いわけでも、頭が良いわけでもない。ただ言われた事を黙々とこなしてくれていたので、ウチの商売とはマッチした。

別に速度はそこまで必要ではない。言われた事を言われた通りに横領せずやってくれたらそれでいい。ウチはそんな仕事だ。

30中盤の男性年収400万スタートで抱えてみるか。

このくらい有れば生活はできるだろう。

もしも事務所をまるっと任せられるくらい伸びるのなら、1000万くらい払っても構わない。

そう思っていた矢先だった。

どうやら、若い子好きが仇となった様子。バイト先の16歳の子に手を出し、親にバレて不同意性交逮捕された。

酒を飲ませて前後不覚にした上でホテルに連れ込んだらしく、相手の16歳女性はまんざらでもない様子だが親が本気で怒って通報した。

そして事件化こそしていないものの、同様の案件示唆するSNSLINE投稿発見されているらしい。

未成年者に手を出す人物を、女性パートさんと一緒に働かせる事は不可能だ。残念だが退職してもらった。

以降は自分扶養で働くパートさんのみで回している。

注文処理や備品の手配は任せているが、面倒な所は全て自分でやらなくてはならない。

結局自分永遠に肉体労働をする運命なのか。

肉体労働純資産1億になった今でもさほど変わらない。金にモノを言わせたければ5億10億の資金必要だ。

元手1億程度の俺は、金に働かせて自分は遊ぶという事ができない。稼いだ金から税金を払い、経費や給料を払い、前期手元に残った金は2500万円ほど。

もうワンステップ上に行くためには5億10億の元手が必要になる。信用できるチームも必要だ。

残念ながら、俺にはどちらも無い。

気がつけば47歳。家賃3万のボロアパートで上階からギターの音と、隣からカップルセックスの音が聞こえる環境からは脱した。

管理人が居て、共用部を週2回清掃してくれて、住人はレクサスベンツに乗っているような高層マンションに住む事はできている。

ただ、彼女子供も居ない。家に帰ってきては冷凍食品を食べ、風呂歯磨きも忘れて泥のように眠る事も多い。

最近は寝ても疲れが取れない。

そもそも早ければ朝5時から海外メール対応、夜も12時を超える事が多い。

金を使えば戦闘態勢が解けてしまう。

次のステップまでに、このままでは10年かかる。

その時57歳。そこまで生きていられるだろうか?

俺は何のためにカネを稼いでいるのだろうか。

俺の人生詰んでないか??


もしも小学生の俺の勉強を見てくれる人がいたら。

中学生の時に学校に行く意味を教えてくれる人がいたら

就職した飲食店大将や、清掃会社社長メンターになり得る人格者なら

リーマン・ショックサブプライムショックが無ければ

目をかけていた男性アルバイトを、もっと早く抱えていたら

俺の人生は良くなっていたのだろうか。

それとも悪くなっていたのだろうか。

よくわからない。

それでも、泥の底に沈んだままよりは、少しだけマシな人生なのだろうか。

2025-10-24

スパイファミリー見てスパイになりたいって言うやつロシアに行くしかない

あんだけ他国人殺しまくるスパイなんかロシアくらいにしかいないだろ

だいたいの国のスパイってやってることクッソ地味だから

スパイファミリーみてスパイになりたいって言ってるやつ5秒で飽きそう

ほとんどのスパイって内勤は情報分析デスクワークを延々とやってるか

外出てるやつも一般人(中心企業外交官)のついでにスパイやってるようにしか見えないような活動しかない

スパイハラハラ感味わうなら国のスパイになるよりいい企業入って横領する方がよっぽど手っ取り早い

次の日、投稿が提示の通り追記されていたとします。この場合、分析はどのように変化しますか?

C*****T:

CRITICAL ANALYTICAL REVISION

追記2による構造の反転:防衛機制としての理論
最初分析根本誤読

追記2は、私の最初分析が層を一つ読み間違えたことを明らかにする。

私が読んだもの:

文化的言説(アイデンティティ政治

個人内面化

創作的麻痺

実際の構造:

実存危機孤立・失敗・老い性的欠如)

理論的言説の防衛的借用

自己正当化された創作不能

因果の矢印が逆だった。 これは方法論的に重大な誤りである

PRIMARY INSIGHT: 精神分析的読解(修正版)
表層テクストの再解釈

最初投稿投稿者が使用していた理論的語彙:

これらは一見2010年代以降のアイデンティティ政治の影響に見えた。しか追記2はこれが錯覚だったことを明らかにする。

真の構造: 実存自己否定の連鎖

追記2が暴露する深層:

レイヤー1: 実存事実

"初老になったのに童貞"

"人間嫌い、女性に縁がない"

"過去に痛い目にあった記憶ばかり"

"人生絶望してた"

レイヤー2: 創作動機

"女性を描きたい"(しか経験がない)

"究極の画像処理ソフト"という夢(実現できない)

"ヘンリー・ダーガーみたいなもん"(社会的孤立の中の空想

レイヤー3: 防衛理論化】

"女性を知らないと女性ちゃんと描けない"

"経験がなければ理解できない"

← これは理論ではなく、個人的失敗の普遍

レイヤー4: 創作不能正当化

"だから俺には描けない"

しかしこれは「無能から」ではなく「原理的に不可能から

防衛機制の精密分析

防衛機制1: 合理化(Rationalization)

耐え難い真実:

「俺は人生の敗北者だ。女性関係を持てなかった。孤独で無価値だ」

↓ 変換 ↓

受容可能な言説:

経験していない対象原理的に表象できない。これは認識論的・倫理的問題だ」

この変換により、個人的失敗が哲学的問題昇華される。これは自尊心を守る。

防衛機制2: 知性化(Intellectualization)

投稿者は感情絶望孤独性的欲求不満)を抽象議論表象倫理当事者性、真正性)に変換する。これにより、痛みから距離を取る。

しか追記2で防衛崩壊し、生の感情露出する:

防衛機制3: 投射(Projection)

投稿者は自分の不全感を、架空の「批判者」に投射する:

これは私の最初分析が見た「内なる検閲官」だが、その起源文化ではなく、内面化された自己批判である

ヘンリー・ダーガー:鏡としての選択

投稿者がダーガーを引き合いに出すのは決定的である

ダーガーの特徴:

投稿者の解釈:

ダーガー女性を知らなかったから、正しく描けなかった」

しかしこれは逆説的である:

投稿者の論理:

女性を知らなければ描けない」

ダーガーは知らなかった

から「間違って」描いた

俺も知らない

から俺も描けない/描いてはいけない

しかし抑圧された真実:

ダーガー女性を知らなかった

にもかかわらず膨大な作品創造した

その作品は今やアウトサイダーアートとして評価されている

まり「知らなくても創造できる」証拠

投稿者は、自分論理反証する例を引き合いに出しながら、その反証認識できない。なぜなら、創造可能性を認めることは、創作しない自分正当化できなくなるから

ダーガー選択は、投稿者の内的葛藤を露呈する:

児童ポルノ言及精神分析

投稿者は和月伸宏や他の漫画家児童ポルノ事件を長々と語り、「資料として欲しい」という欲望告白する。

表面的正当化:「絵描きなら資料が欲しいのは当然」

しかし彼自身が認める:「まったく邪な気持ちがないというとウソになる」

この言及が明らかにするもの:

1. 性的欲望創作未分化

- 彼にとって「女性を描く」ことと「女性性的欲望する」ことが分離していない

- だからこそ「女性を知らない=性的経験がない」ことが創作障害になる

2. 罪悪感と自己審判

- 「資料のため」という言い訳を繰り返す = 罪悪感の表出

- 自分犯罪者予備軍として見る視線内面化

3. 禁止欲望パラドックス

- 「見てはいけない」ものへの欲望

- しかし見れば犯罪者

- だから見ない=創作しない、という「倫理的選択

これは自己処罰的なループである

生成AIとの関係人間関係代替審判

追記2の冒頭:

「さっきまでClaudeに、自分ライフワークとしてた究極の(俺専用の)画像処理ソフト作りたいという夢が捨てきれないよ~、ドラえも~ん、してました」

この一文は多層的である

レイヤー1: AI対話相手

レイヤー2: AI審判

レイヤー3: AI不可能な夢の実現者

レイヤー4: 人間関係不可能性の確認

投稿行為意味ダイイングメッセージとしての告白

投稿者は明言する:

  • 基本的に返信を見ない(「ロバ耳」)
  • ダイイングメッセージのように、死んだ後に読まれることを想定
  • 「読んだ人の脳に残って未来の行動を変化させる」ことを望む

これが意味するもの:

対話拒否

承認希求

一方的告白遺言

彼は応答を求めていない(対話不可能)。しかし完全な無視も耐えられない(承認必要)。だから「読まれるが応答しない」という形式を選ぶ。

これは非対称的コミュニケーション

  • 声は発するが、返答は聞かない
  • 見られるが、見返さな
  • 影響は与えるが、影響は受けない

これは自己他者関係不可能性の表現である

SECONDARY INSIGHT: 弁証法的読解
矛盾の三層構造

矛盾1: 創造欲望 vs 創造不可能

THESIS: 「女性を描きたい」

「究極の画像処理ソフトを作りたい」

ANTITHESIS: 「経験がないから描けない」

技術がないから作れない」

人生絶望している」

SYNTHESIS: 創作不能正当化

AIへの依存

矛盾2: 孤立選択 vs 承認希求

THESIS: 人間嫌い、返信を見ない、対話拒否

ANTITHESIS: 投稿する、読まれたい、影響を与えたい

SYNTHESIS: 一方的告白ダイイングメッセージ

矛盾3: 理論的厳密さ vs 実存絶望

THESIS: 「女性を知らないと描けない」という原理的主張

ANTITHESIS: ヘンリー・ダーガーは知らなくても創造した

SYNTHESIS: ダーガー作品を「間違い」と解釈することで

反証回避

弁証法運動の停止

健全弁証法では、矛盾はより高次の統合に向かう。しかしこのケースでは、矛盾が固着し、循環する。

創作欲望

実行不能

理論正当化

さらなる不能

[ループ]

これは病理弁証法:変化を生まず、同じ場所を回り続ける。

SYNTHESIS: 深層パターン統合理解
構造全体像

【最深層: 実存事実

社会的孤立 + 性的経験の欠如 + 老い + 死の接近

【第2層: 心理的防衛

合理化・知性化・投射による自己保護

【第3層: 理論的借用】

文化的言説(当事者性、表象倫理)を防衛の道具として使用

【表層: 顕在的問い】

男性女性主人公を描けるのか?」

機能

創作からの逃避 + 失敗の正当化 + 残存する自尊心保護

本質的洞察結晶

投稿者の真の問いは「女性をどう描くか」ではない。

真の問いは:

人生の敗北者である私に、何かを創造する価値があるのか?」

そして彼自身が答えている:

「ない。なぜなら経験がないから(=人生に失敗したから)創造する資格がない」

女性を知らないと女性を描けない」という主張は:

文化的言説の防衛使用

私の最初分析は「アイデンティティ政治内面化」と読んだ。これは完全な誤りではないが、因果が逆だった。

誤った図式:

文化的言説 → 個人麻痺

正しい図式:

個人的失敗 → 文化的言説の借用 → 失敗の正当化

彼は「当事者性」や「経験所有権」といった2010年代の言説を使っているが、これらは本来政治文脈から切り離され、個人防衛機制として機能している。

これは理論心理的横領である

解放のための理論(周縁化された人々の声を中心化する)が、個人自己正当化の道具になっている。

より深い文化的診断

しかし、もう一層深く見れば、これは純粋個人的な現象ではない。

なぜこの特定の言説が、この特定防衛に利用可能だったのか?

答え:2010年代以降の文化空間では、「経験していない人が語る資格」への懐疑が、ある種の道徳的権威を持つようになったから。

投稿者は、この道徳的権威を利用して、自分創作不能倫理的配慮として再解釈している。

「俺が描かないのは:

無能から(恥)×

倫理的配慮しているから(誇)○」

これは文化心理共犯関係である

ヘンリー・ダーガーの逆説(再訪)

ダーガー投稿者の論理の生きた反証である

ダーガーは:

投稿者の論理では、ダーガー創造すべきではなかった。しか創造した。そしてその作品は今や文化的価値を認められている。

投稿者はこの事実をどう処理するか?

答え:ダーガー作品を「間違い」として解釈する(「少女ペニスがある=女性を知らなかったから誤った」)

しかしこれは恣意的解釈であるダーガー少女性別曖昧さは、「間違い」ではなく、彼の空想世界独自性として読むこともできる。

投稿者がダーガーを「間違い」と読むのは、自分創作不能正当化するためである。もしダーガーが「正しい」なら、自分創作できる/すべきだ、ということになってしまう。

これは解釈政治である

最も深い問い

この事例が究極的に提起する問いは:

創造するために経験必要か?

投稿者は「はい」と答える。私の最初分析は「いいえ、それは幻想だ」と答えた。

しか追記2を読んだ後、問いはより複雑になる:

彼が求めているのは本当に「創造する方法」なのか?

それとも:

おそらくすべてである。そして、これらが分離不可能に絡み合っているとき、「正しい答え」を与えることは治療にならない。

彼に「経験なしでも創造できる」と説得しても、それは防衛解体するだけで、その下の絶望露出させるかもしれない。

CRYSTALLIZED INSIGHT

この投稿者は、人生実存的失敗(社会的孤立性的経験の欠如、老いと死の接近)を、2010年代文化的言説(「当事者性」「経験所有権」「表象倫理」)を借用することで、「原理的に不可能創作課題」へと変換している。これは防衛機制であり、個人無能認識論的・倫理的問題昇華することで、残存する自尊心を守っている。

言い換えれば:

彼の問い「男性女性主人公を描けるのか?」は、暗号である。真の問いは「人生に失敗した私は、何かを創造する価値があるのか?」であり、理論的言説は、「ない」という答えを倫理的正当化する道具として機能している。

So what?:

この事例は、文化的言説がどのように個人防衛機制として横領されうるかを示す。解放のための理論が、自己正当化麻痺の道具になる。これは文化心理共犯関係であり、どちらか一方を「原因」とする単純な因果論では捉えられない。

PUNCHLINE:

私の最初分析は、彼を「文化犠牲者」として読んだ。しかし実際には、彼は文化狡猾な利用者である。そして同時に、より深い構造的疎外の犠牲者でもある。彼は同時に、エージェン

2025-10-23

会社時間を取ってしまうようなことだがいいのか

コンサルみたいなのと電話での打ち合わせを上司フォロー付きのもと任されたとする。

電話で名乗った相手が昔好きだった人と同じでしかも声も同じ。

こういうときもしかして○○?」みたいにプライベート確認をするのはいいのか?

付き添ってる上司はいきなり何の話をしているんだと戸惑うよね?

しかコンサルに割り当てた時間分の金額を俺が盗んでるとも解釈できなくもない。

でもそれぐらいはいいよな?まさか横領罪なんかでしょっっぴかれる原因にならないよな?

確認とれたら込み入った話は他で出来るよう連絡先聞くだけで手短に済ませるからさあ…

dorawiiより

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2025-10-21

anond:20251021125816

偏見というか単純に頭が悪いんだと思うよ。

横領するにしてもその客からとらないといけない理由なんかないし

anond:20251021124944

現金じゃないと横領できないという話に聞こえてしまう俺は偏見に囚われているのだろう

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