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2026-04-23

anond:20260402153853

そういやこいつは未だにイラン政府(こいつの言う事務局)とIRGCが一体だと思ってるんだろうか?

スレがやはり合っていたとしか思えない状況だが。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world//ar-AA21qvDx

米国トランプ大統領は21日、イランとの停戦を延長すると自身SNSで表明した。戦闘終結に向けたイラン統一された提案が出され、「議論結論が出るまで」としている。

トランプ氏は、イラン政府が「深刻に分裂」していることや、仲介パキスタン首相陸軍参謀長からイラン攻撃を踏みとどまるよう要請されていたことを理由に挙げた。



重要なのはイラン革命イデオロギーとして「ベラーヤテ・ファギーフ」ってのがあるんや。これはイスラーム国家は高位の法学者統治するべきって考えでイラン革命で最も重要な部分や。

せやからイラン国内においては神権政治体制の長である法学者ハメネイに忠誠を誓うのは革命防衛隊存在理由のものであるといえるんや。この形だけはどうやっても変えられん。

今のハメネイ革命防衛隊擁立された弱い立場人間であってもこれは同じや。革命防衛隊独立などできないし統治である法学者やその背後の事務局と一体で国を統治していく必要があるんやで。

レスバしてたときも思ったが、トップ人間をIRGCが擁立してる時点でこいつの主張する構造は完全に崩れてるよな、やっぱ。

2026-04-18

戦争政治について思っていること

極端なことを言うとロシアは今ウクライナにかかりきりだから北海道を取りに来てないし、ロシアがその状態なのを見て中国台湾沖縄を取りに来てないし、トランプベネズエライランしたことを見て習近平が暴れるのを控えてるくらいに思ってるから世界戦争が起きてることで逆に日本戦争を仕掛けられずに平和にいられるくらいの気持ちがないでもないです。

政権が殴りかかられたら殴り返せる準備があるぞってアピールしたり、トランプをヨイショしてアメリカをこっちの味方につけてくれてるってのもあると思うから、よその戦争に無闇に怯える必要はないと思うし、現政権は今の方向性外交と軍備増強をこのまま頑張ってほしい。

戦争の中にいる人たちにはひどい話だけど。もちろん日本だけでなく世界にも平和であってほしいです。でも戦争をしていなくても平和に暮らせてない国ってたくさんあります

イランだってトランプに殺されたのってまだ数千人くらいだけど、その二、三ヶ月前にハメネイが数万人殺してることを考えると、戦争状態である方が政府国民を殺してる余裕が少なくなって却って安全可能だってある。イラン平和に暮らせる国にしたい人たちはみんな年明けにハメネイに殺されちゃってる。やや話が逸れた。

イランもそうだけど、ロシア東欧中央アジアにしてきたことや中国ウイグルあたりにしていることを思うと、あの辺に支配されたら死ぬ死ぬより辛い目に遭うかだと思っています

戦争になっても戦争が終わったら平和に戻る? 戦争に負けたら戦争してなくても平和じゃない。現政権はがっつり強くなって、強いぞアピールもしてください。舐められたら終わりだからね。

物価税金も高いのは苦しいけどロシア中国に攻めてこられて戦争になるよりはマシ。戦争を起こすのは日本ではなく攻めてくる側です。

ロシアウクライナ戦争が始まったときはいくらなんでもそんなことする? と思ったし、これをきっかけに全世界戦争が広まったら怖いと思ったけど、今は逆にロシアはそういうことをする国であることが証明されたことで、日本は強くならないとウクライナみたいになるし、日本には核もないのだからアメリカを味方につけておかないとヤバいし、今のアメリカトップが何するかわかんない狂人みたいな人であることで、ロシア中国日本に手を出しにくくなっていることは助かるなという感じに思っています

そういった意味では今って逆に安心あるかな。少なくとも現政権相手戦争を仕掛けてこられることはなさそうな気がするため。

思っていることを極端めにして強い言葉で書いたかトンデモ過激派思想に見えると思います。読み返してみても結構怖いな。でも方向性はこうです。

ついでに政治的な部分も。自民党は支持していませんが、現政権は支持しています。支持するというのは100%肯定するということではないです。

国民民主党は支持してもいいと思っていたけど今は迷走が見えるので支持していません。立憲民主党のことはめちゃめちゃ嫌いです。公明党社民党共産党参政党とれいわは嫌いです。チームみらいのことはちょっと怪しく思っています。他の政党には特に感情はないです。

政治とはちょっと違う話ですが、オタクとして自民党国民民主党の人たちに萌えていることがありますナマモノ萌えするタイプオタクなので。

萌えている対象をディスられると普通に嫌です。自分の嫌いなものが人の好きなものだと悪いから無闇にディスらないようにしよう…としているオタクでも、政治家のことはディスっていいと思ってるみたいだし、そういう人がディスってるのって大抵自民党で、ディスり方も攻撃的なので目に入っては嫌な気持ちになっています

それくらいです。以上です。

2026-04-11

anond:20260411104305

増田やが、これめっちゃ言われてるから解説しとくわ。

そもそもイランレバノンは違う国や。まあこれはわかるな。

で、イランレバノンイスラエルと戦うための支援をしつつ「自国とは関係ない勢力勝手イスラエル攻撃してて草。気持ちは一つやけど別組織やですまんな」ってスタンスだったんや。レバノンハマスイエメンのフーシ派も同じや。

これはハメネイがずっとやってたイスラエル弱体化なんやが、今回はこれが裏目に出たんや。

なんせ建前上はイランと別勢力からな。いくらイラン停戦合意してもヒズボラ対象と明示してない以上はイスラエル攻撃する権利があると捉えるやろな。

イギリス曖昧な条文を盾にめちゃくちゃやった結果今があるんやから停戦合意で言明されてないことを守れってのも無理な話かもしれんな。

ただイスラエル側もこれまで「代理勢力イランは一体やからイラン攻撃するわ」ってことを度々言うとるから停戦合意時だけ別の国扱いっていうはダブスタやないか?って批判は受けるやろな。

まあ、そんな時はイスラエル批判者がバルフォア宣言に対して言う「合意の内容をよく確認しないほうが悪い」っていうのを言い返すのかもしれんな

2026-04-09

イランの現状と政府との合意無効場合どうすればいいのかをAIに聞いた結果。

中露を通す案は論外だと思うし、ICBM更新センチネル計画関係ないように思うが、支配者への直接交渉通行料容認、共同交渉圧力を高めるというのは妥当な案かな

1. 現状の検証:誰が実権を握っているのか

現在イラン意思決定システムは**「憲法上の政府」と「事実上支配者(IRGC)」に完全に分裂**しています

革命防衛隊による「静かなるクーデター

2026年3月初旬、アリ・ハメネイ師の死去(または暗殺との報)を受け、憲法上の手続きを待たずにIRGCがモジタバ・ハメネイ氏を新指導者擁立しました。

専門家会議への圧力: IRGCは軍事的政治的圧力をかけ、反対派を排除した上でオンライン会議を強行し、選出を確定させました。

傀儡化する政府: ペゼシュキアン大統領は「平和対話」を強調するレター国際社会に送っていますが、IRGCはそれを無視してホルムズ海峡の封鎖や中国人民元での通行料徴収宣言しており、政府制御能力はほぼゼロに近い状態です。

ホルムズ海峡における指揮権

海峡の警備・実効支配担当しているのはイラン海軍正規軍)ではなく、革命防衛隊海軍(IRGCN)です。彼らは最高指導者に直属しており、大統領外務省命令系統には属していません。そのため、「イラン政府合意しても、現場革命防衛隊が発砲する」という懸念は、単なる推測ではなく極めて現実的な脅威です。

2. 解決策の提案安全通航を確保するために

政府約束しても守られない」という前提に立ち、多角的アプローチ必要です。

① 「軍事的デコフリクション(衝突回避)」チャネル確立

政府外務省)を通じた交渉ではなく、**革命防衛隊と直接、あるいはその背後の新最高指導者側近との「実務的な連絡線」**を確保する必要があります

方法: オマーンカタール仲介役とし、政治的合意条約)ではなく、現場レベルでの「安全保障上の了解(De-escalation agreement)」を取り付けます道義的問題は残りますが、船舶安全を最優先する場合実効支配者と話すことは避けられません。

② 国際共同護衛と「通行料」の容認現実的妥協

現在、IRGCは独自経済圏を維持するために、海峡通過に際して中国人民元(CNY)での決済などを要求しています

解決案: 国際社会がこの不当な要求公式に認めることは難しいですが、民間企業レベルでの「サービス料」名目での支払いや、中国ロシアを介した保証制度を利用することで、攻撃の口実を奪うという選択肢議論されています

多国籍海軍による「安全廊下」の維持

政府がIRGCを制御できない以上、物理的な抑止力は不可欠です。

解決案: 米国主導の「センチネル計画」や、現在構築されつつある多国籍連合による共同護衛を継続・強化します。ただし、これはIRGCとの直接衝突のリスクを常に孕むため、4月8日に発効した暫定停戦合意いかに「現場の末端部隊」まで遵守させるかが鍵となります

結論

イラン政府との合意は、現在政治情勢下では「善意宣言」以上の価値を持ちません。民間船舶を通過させるための解決策は、以下の3点に集約されます

実効支配者(IRGC)との(非公式な)直接対話

中国などの利害関係国を通じた経済的圧力保証

万が一の際の即応体制を備えた国際的な共同護衛。

道義的ジレンマ武力で実権を奪った勢力対話相手と認めること)は残りますが、エネルギー供給生命線を維持するためには、理想論を捨てた「プラグマティック(実利主義的)」な外交が求められています

anond:20260406211721

俺もお前が相手する価値ない奴なの分かったわ。

自分勘違いや都合の悪い反論無視するし詭弁を使いながら詭弁を見たくないとかおもろいこというし。


以後書くのはただの個人的検証な。

まず国語問題として、相手の主張内容に反論する場合に”訂正”とか普通言うか?

自分の主張変える場合や明らかなミス修正する場合には使うが・・・

あいやこいつは自説が絶対に合ってると思ってるわけだからこいつの中では運用合ってるんか。

まあ無礼なんで普通は言わんと思うが。

気づかんかったのは、最初の1行目で訂正で勘違いして、以降は本題部分に頭使ってて勘違い検証するタイミングがなかったせいやな。

一度思いこんでそのまま思い込み続けるよくあるミス

結局、事務局革命防衛隊制御出来てるか問題検証

イラン政府革命防衛隊を統制できていない=>まあ間違いやなと思うわ。

イラン国内においては神権政治体制の長である法学者ハメネイに忠誠を誓うのは革命防衛隊存在理由のものであるといえるんや。この形だけはどうやっても変えられん。

今のハメネイ革命防衛隊擁立された弱い立場人間であってもこれは同じや。革命防衛隊独立などできないし統治者である法学者やその背後の事務局と一体で国を統治していく必要があるんやで。

...

行政府人間と会話しても無駄ってことはないで。窓口が違うなら革命防衛隊担当者に案内されるやろ。

あいつの主張のコアと思われるもの

[ドバイ 10日 ロイター] - イランの「革命防衛隊IRGC)」は、新たな最高指導者にモジタバ師を据える人事を押し切った。父より扱いやすく、革命防衛隊強硬路線同調やす人物と見込んだためだ。現実主義派の懸念は退けられた――同国の高官筋がそう明かした。

もともと強大な権力を握るIRGCは、戦争開始後に影響力をさらに強めた。モジタバ師選出に反対し、発表を数時間遅らせた政治宗教指導層の幹部​らの懸念も、すぐに押し切ったという。

...

しか改革派の元高官によれば、IRGCはモジタバ師の就任に反対する⁠人々を次々と脅迫した​という。専門家会議メンバーに対するIRGCの接触批判も呼んだが、結局はモジタバ師を支持せざるを得なかったと関係者​は語った。

https://jp.reuters.com/world/security/5BW6GS76CFJYPLQGVW5J5TJGMQ-2026-03-11/

やはり報道解説見ても革命防衛隊指導者選出したりホルムズ海峡に関する声明出してる事実見ても、事務局革命防衛隊権力綱引きしていて事務局は劣勢であるようにしか思えん。

革命防衛隊が完全に掌握してるならともかく、綱引き状態事務局権力保持しようとするんだから交渉先として革命防衛隊に案内するわけないと思うがな。

物理法則じゃないんだから人間によるシステムなんかいくらでも揺らぐし。あれはさすがに杓子定規に考えすぎだろう。

まあわざわざ脅迫して動かしてるので独立して暴走してるわけではない、という点は事実と一致してるかな。

ホルムズ海峡​の安​全な⁠通航につ​いて、イ​ラン⁠軍との調⁠整の​下で2週​間可能になる​とした

ラグ外相のこの発言だが、調整が必要とはつまり制御出来てないということ、と解説してる人もいたが、言われてみれば違和感のある表現だがさすがにこれで決めつけは出来んな。

とはいえ制御下にあるなら単に命じるだけなんでそれをわざわざ補足するように言うのは違和感あるし命じることを調整と表現するのも奇妙さがある。まあ日本語訳なんで原文とはニュアンスが変わってるだけの可能性はあるが。


https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000496107.html

通行許可の話は中国の話かと思ってたが東南アジアの話かな。このリスト渡して一隻だけ許可もらえて実際通してもらえました、残ってる船舶はまだあります。という話を交渉成功評価出来るかというと怪しいように思える。ホルムズ海峡は封鎖してないという建前を補強するためにちょっとだけ通しただけではないのか?交渉有効性の次の話になるが結局行き来出来る必要があるから交渉内容が半端なんよな。


というかこのやり取りも合わせてみると、イラン外相革命防衛隊へのインターフェースになってる印象はあるな。

もし実際そこまで革命防衛隊が実権握ってるのな合意の履行の不確実性で交渉無意味とするのは誤りになるかな。無意味なのは綱引き状態前提だし。

2026-04-03

anond:20260403020226

たださすがに雑に書き過ぎなのは認めんといかんで。「今のイラン政治権力がどこにあるのかよく分からずどうも革命防衛隊にあるっぽい」って書いてる時点でモジタバ擁立の背景とかイラン権力構造とかなんもわかっとらんし。

いや俺も詳しいこと知らんのは認めるけどさ。

今までハメネイ含めた事務局権限の中枢で革命防衛隊はその管理下にあった。だがハメネイ死んでナンバー2だったっぽいラリジャニも死んでて、新指導者になったモジタバも生死不明な状況。そしてモジタバが新指導者になったのは革命防衛隊による推薦とされている。このことから革命防衛隊も単に事務局指導者に従うだけの存在でないことは分かる。

この状況でどこに最終決定権あるかどうやって判別するの?仮に事務局合意出来たとしても後から革命防衛隊に覆される可能性や合意に従わない可能否定出来ないと思うんだけど。

補足するとラリジャニ報道はこれな。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20260317-GYT1T00351/

イスラエルイスラエル・カッツ国防相は17日、イラン高安保障委員会SNSC)のアリ・ラリジャニ事務局長を殺害したと発表した。ラリジャニ氏は外交安保政策の決定で中心的な役割を担っていた。

2026-04-02

anond:20260402153853

固有名詞大量に出てきてわかりずらくなったが、そのハメネイが死んで跡継ぎも重体で今のイラン政治権力がどこにあるのかよく分からずどうも革命防衛隊にあるっぽい雰囲気出てるけど結局よく分からん状況なんで政府交渉しても革命防衛隊が通すかどうか分からいか交渉しても無駄という結論部分は合ってると思うがな。

実際、中国の船ですら通れない場合があるようだし。

anond:20260402030543

1. だけ間違ってることが分かったから訂正するわ。

1.イラン政府革命防衛隊を統制できていない

まず革命防衛隊イラン政府は、かつての日本政府関東軍みたいな関係で、政府意思現場の行動が完全に乖離している状態

イラン政府合意したところで、それに革命防衛隊が従うかは完全に別問題

言っては何だが、この時点で外交交渉相手としてかなり厳しい。

まあ間違いやなと思うわ。そもそもイラン政府が何を指しとるのかわからん。これだけで雑なのがわかるんやが、ここでは実質的統治機構事務局」を指すものとして話を進めるで。

乖離ではなく役割分担やし政府革命防衛隊も一体や。イランってのは近代国家の皮を被った神権統治であると考えるとそれがわかるで。


まず、イランってのは行政府事務局(影の政府)、革命防衛隊民兵組織(パスィージ)らによる縦型の統治機構になっとる。というかハメネイがそう作ったんや。

図にするとこんな感じやな。

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事務局革命防衛隊民兵組織 (統治ライン)

 ↓ 

行政府 (国家運営の実務ライン)

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増田は肌感覚革命防衛隊独立性の高い組織やと思ったんやろ?それは一部当たっとるが単純化しすぎや。

革命防衛隊武装組織であり巨大なコングロマリッドでもあるんやが、イラン革命を経て生まれ組織という成り立ち上、革命イデオロギーを守る「盾」としての役割も強いんよ。

イスラーム国家を作るというイラン革命イデオロギーに従って、下部組織パスィージとともに敬虔ムスリムが善く過ごせる国を作るために地域監視デモ鎮圧道徳の取り締まりなんかをやっとる。

で、重要なのはイラン革命イデオロギーとして「ベラーヤテ・ファギーフ」ってのがあるんや。これはイスラーム国家は高位の法学者統治するべきって考えでイラン革命で最も重要な部分や。

せやからイラン国内においては神権政治体制の長である法学者ハメネイに忠誠を誓うのは革命防衛隊存在理由のものであるといえるんや。この形だけはどうやっても変えられん。

今のハメネイ革命防衛隊擁立された弱い立場人間であってもこれは同じや。革命防衛隊独立などできないし統治である法学者やその背後の事務局と一体で国を統治していく必要があるんやで。


と、ここまで増田が言ってたイラン政府ってのを「事務局」を指してるものとして話を進めたが「行政府」であってもこれは同じや。

行政府実施的にはイラン国内政府実務を担う官僚機構なんや道路作ったり、箱物作ったり、こまごまとした官僚仕事をやる国家運営の実務部隊と言ってええな。

もちろん事務局からの指示で動いとる。やから別に行政府人間と会話しても無駄ってことはないで。窓口が違うなら革命防衛隊担当者に案内されるやろ。まあどちらにしろ間違っとる。

2026-03-31

アメリカイラン戦争に負けるのか(もしくは負けている可能性があるのか)

https://jp.reuters.com/world/us/HKNST5NCDJP7BEZWBSN5273HMI-2026-03-31/

トランプは言うことが二転三転するのであやしいが、まずこれが最終的な判断だと仮定して。

負けるとはどういう意味かがもちろん大事で、前例を引くとベトナム戦争アメリカは負けたとされている。これはおそらく一般的認識

なぜ、これが負けたとされるかというと、目的を達する前に撤退たからだと思う。これは俺の認識AIの回答。

俺は別に軍事外交素養があるわけではないので、目的を達することな自軍を引くのは敗戦、という捉え方が正しいのか確実には知らない。

ちなみにベトナム戦争におけるアメリカ軍の目的北ベトナムによる南ベトナム統一社会主義の拡大を防ぐためで、アメリカはこれに失敗してベトナム社会主義国として統合され、アメリカ他国への公然軍事作戦を通じて目的を達成できなかったので負けたと言える、と思っている。

話を戻すと、イラン戦争でアメリカ記事通り「作戦を終了」したとして、どういう場合だと負けたと言えるのか? 俺はものごとの見方理解してないので、単純に「こうなったらこうなのか」を知りたい。

まず俺の定義に沿ってよければ、アメリカ目的を達成できたかできなかったがポイントだと思う。

そもそも何が目的だったかというと(正直ニュースを見ていても全然何がしたいのかよくわからないのでつぎ合わせだが)、

①核開発疑惑を背景とする開発進行の阻止(のための施設破壊

国内人権弾圧を背景とする現政府の弱体化(のための要人殺害

…ということのようだ。

どうしても、イスラエルからんでいるのでややこしくて、イスラエル目的はまた別にあるかもしれないし、アメリカが軍を引こうと「イスラエル戦争」は続くのかもしれないし、変な話、イスラエル戦争さえ続くなら兵を撤退させようとアメリカもまだ負けない(もしくは負けることさえできない)のかもしれないが、ややこしいのでイスラエルは傍に置く。

で、①について言えば核施設攻撃しているので、それらがちゃんと?機能停止しており、兵器開発につながりそうな施設沈黙しているならアメリカは①の目的を達している。逆に、もし破壊し尽くせていないなら達していない。

次に②について言うと、イラン最高指導者ハメネイは死亡しており、この損失も含め、イラン政府政治あらためることが見込めるなら②の目的を達しているし、見込めないなら達していない。ただ、

https://www.cnn.co.jp/world/35245781.html

を見るに、イラン政府はまだやる気に見える(誇張されたアナウンスかもしれないが)。

整理すると、「国内の核施設兵器開発に利用できないレベルまで損傷しており」「政府外圧をふまえて国政を修正することが見込める」ならアメリカは俺定義敗戦をまぬがれるが、どちらかを達成できていない限り、そして、本当にアメリカがここで撤退するなら、アメリカは負けたと言えるように思う(もちろん、実際のダメージアメリカが帰るかも、現時点ではまだわからないが)。どうだろうか。

2026-03-29

ご主人様~♡ あたし、めっちゃ興奮しちゃうんだけど、今の中東情勢ガンダムに例えて説明するね! オタク心くすぐる感じで、わかりやすく熱く語っちゃうよ~!

想像してみて? 今の中東はまさに**『機動戦士ガンダム宇宙世紀一年戦争**みたいなんだよね!

主な勢力キャラ当て

連邦軍地球連邦)側:アメリカイスラエル
超ハイテクで圧倒的な火力! ミノフスキー粒子ステルスとか精密誘導兵器)ばりに、2月からイランに大規模空爆「Operation Epic Fury(史詩怒火)」ぶちかましてる。最高指導者ハメネイ師(ギレン総帥みたいなポジション?)を一撃で葬って、イランの核施設軍事インフラエネルギー施設ガンガン破壊中。連邦の巨大艦隊空母とか爆撃機)が中東にドカンと展開して、制空権握ってる感じ!

ジオン公国側:イラン(+代理勢力ヒズボラとかフーシ)
資源石油)持ってるけど本国ボロボロ報復ミサイルドローンザクロケットランチャーみたいに大量!)を雨あられで撃ちまくってる。ホルムズ海峡を「封鎖してやるぜ!」って脅して、グローバルなエネルギー供給を混乱させてるよ。ギレンみたいに「民衆の敵を叩け!」って感じで反撃してるけど、連邦の物量に押され気味…。新最高指導者になった息子(ムジャタバ・ハメネイ)もまだ立て直し中。

代理戦争の側面:ヒズボラジオン残党のゲリラ部隊レバノンからロケット撃って北イスラエル攻撃イスラエルベイルート周辺まで空爆返し。レバノン民間人が大量避難一年戦争地球圏民みたいに悲惨…)。ガザもまだくすぶってるし、湾岸諸国サウジとかUAE)は「巻き込まれたくないけど米軍基地が狙われて困る」って中立寄りジオン協力者ポジション

戦況のポイントガンダム風に)

• 開戦のきっかけ:イランの核開発+代理勢力支援が「地球連邦の存亡の危機」みたいにエスカレート。米イスラエルが「先制攻撃で一気に決着つける!」って大攻勢。

• 今(2026年3月末):戦争はまだ続行中。イラン側はドローンミサイルで反撃してるけど、死者数はイランだけで2000人超え、レバノン避難民100万人超。油価は100ドル超えて世界経済がビクビク(コロニー落としレベルの衝撃!)。ホルムズ海峡チョークポイントになって、船が何万隻も足止め食らってる。

アムロシャア因縁みたいに:長年の敵対関係が一気に熱くなった感じ。トランプ大統領連邦首相?)は「もうすぐ終わるぜ」って言ってるけど、ヒズボライラン報復が止まらず、全面地上戦リスクもチラホラ。

要するに、連邦の圧倒的物量 vs ジオンの執念深いゲリラ反撃の構図。ガンダムみたいに「戦争悲惨で、誰も勝者になんてならない」って教訓がまさに今現実になってるよ…。民間人が一番被害受けてて、エネルギー危機世界中が影響出てるの、ほんとリアルで怖いよね。

ご主人様、どう? この例えで伝わったかな~? もっと詳しい部分(例えば特定戦闘とか)知りたかったら、教えてね! あたし、ガンダムオタクご主人様のためにまた熱く語っちゃうから♡ ふふっ、戦争は嫌だけど、こんなたとえ話は楽しいよね~!

2026-03-27

戦争反対からこそ戦争反対と言えない

正確に言えば「日本安全保障のために、米のイラン攻撃を表立って批難することはできない」

言えないだけで、だいたいの国民アメリカイスラエルもクソだなって思ってると思うよ

でもそのクソ米軍に守ってもらわないと日本が成り立たないのが現実なわけ

ついでに言えばイラン政府もクソではあるわけ

クソトランプがクソハメネイ攻撃したクソ作戦に巻き込まれイラン国民米兵士は気の毒だけど、

バカ正直にクソにクソと言って損をするのは日本から言わない、それだけのことがわからん人多すぎる

2026-03-23

anond:20260323102559

イランによる親米国への攻撃ネトウヨブクマ面白かったのが

イラン史が1950年代からのパーレヴィ王政

ハメネイ体制の2つしかないってところ

湾岸諸国がぶち切れてる理由もわかるだろう?イランモノホンならず者国家で、このまま核を持てなければいずれアラブ諸国ボコられて滅ぶことが確定した。やられた方は忘れんから

米英によって排除されたモサデック政権存在しないわけ

この薄っぺらさがネトウヨネトウヨたらしめてる本質なわけ

ボコられても忘れる国は存在するだろ

日本(笑)て国がある(笑)

それすら理解できてない(笑)

知性の低いイエロー白人ぶった限界ネトウヨなんだなとわかる投稿

anond:20260323082416

トランプはそうでもない

あいつ多分エプスタインで脅されてなかったら空爆ハメネイ暗殺なんて非道はやってないだろう

ヒトラーネタニヤフの方だろうな、誰も信じられなくなって表に出てこなくなったじゃん

2026-03-22

無敵の人上位互換である「無敵の国」について

ハメネイ師はじめ国家首脳陣がほぼ米軍に全滅させられてしまったイランのことね。

これまで「無敵の人」という存在一般的だったし、何かの事件という形で定期的に出現するものだった。

でも無敵の人が何かしらやっても、警察が捕まえて裁判にかけて刑務所に送ることで解決した。

しかし「無敵の国」はどう対処すればいいのか。

今のイランを見ていると、アメリカイスラエルだけでなく、湾岸諸国民間施設タンカーを手あたり次第に攻撃している。

イランという国がこのまま滅ぼされるくらいなら、周囲も道連れにしてやる。座して死すつもりはないのだ、と考えているのでは。

秋葉原加藤や、大阪池田小の宅間みたいなことを、国家レベルでやっている。

こんな手の付けられない「無敵の国」はどうすればいいのだろう。

無敵の人だったら警察に頼めばいいが、国際社会には警察はいない。

自称世界の警察官の国もあるが、最近はやる気が無くなっているみたいだし。

中東で起こっていること、そしてアジア圏で迫っているとされている有事、およびそれらに対する日本対応について、無知ながら感じたことをそのまま書く。備忘録の延長だと思って欲しい。

そもそもイランタンカーの通行を封じたことによる世界の混乱は、世界各国で政治的混乱を起こすという明確に攻撃的な動機によって為された事だと思う。世界イランとの外交に応じ、また同時に反米イスラエル感情をもってそのテーブルにつくという絵図を理想としていたり、あるいは継戦中でもイランから原油外交を経由して売り続ける事で戦費を稼ぎ、継戦能力を得るという優位性の確保のための海峡封鎖だ。

要は、イランから石油が止まれ流通生産も打撃を受け、国民生活危機に陥るような備蓄のない国々が、イランの思惑通りに交渉テーブルに半狂乱で齧り付くという展開が期待できるというわけだ。イランに有利な条件での停戦に協力させるという約束を取りつければ、イラン目的は達成される。

こういった戦略的な旨みを見越した、海峡の(事実上の)封鎖というイランから攻撃に対して有効な手立ては、国民生活保護して世論を収める事だ。日本が真っ先に原油の高騰に対して手立てを打ったのは、イランの思惑から日本を守ったという見方ができる。無論石油インフレからくる現体制から転覆を恐れた与党の保身とも取れるが、こういった有事が鼻先に迫る中で政変が起こればそれこそ国のためにはならない。良くも悪くも、今は与党の足腰に期待しなければ危ない時で、事実その期待に応えようと政府は堪えてくれていると思う。

イラン政権による自国民への虐殺行為に対し人道的動機で介入する、というお膳立てはあれど、イスラエル戦争の長期化を望んでいる。建前の目的である政権打倒を完遂する前に、長距離ミサイル基地ウラン濃縮設備を徹底的に破壊してイランの牙をもぎ取りたい。そのためなら何年かけてもいいというのがイスラエルの狙いだと思う。トランプもまた、イランが核を持つことを未然に防いだこと、中国流れる原油を堰き止めて台湾有事を引き延ばしたこと、この二つの功績を錦の御旗にして、次期選挙に臨みたい。そのために条約違反の奇襲によってイランハメネイ殺害されたわけだが、イランもまた国民弾圧し、去年からIAEAの核査察拒否し、核拡散に加担している可能性さえある。弾圧虐殺を是とする政権が、たった数発とはいえ長距離弾道ミサイル核弾頭保有することは、国際社会にとって大きな影響を持つ。止められるなら止めたい。だが危険性は現時点では奇襲に踏み切らなければいけないほど高くなかったとはおもう。

正直、開戦直後に日本イランのみを批判したことに関しては、国際論調が偏ることを嫌っての政治的しぐさでしかないと考えている。条約違反の奇襲を非難しないという大きなリスクは取ってしまっているけれど。

まず戦争という問題根本から解決したい、という姿勢を一貫して崩さな日本外交姿勢はむしろ評価できるとさえ思う。先取防衛平和を国是とする日本は、まずイラン交渉するとかイスラエルアメリカ側につくとか以前に、戦争を平定することを第一に行動すべきというのが正しいと思う。むろん資源備蓄がある限り、という条件はつく。

世界と相対すれば豊富石油備蓄をもち、トランプ大統領とのコンタクトが取れる立ち位置にある日本が、その場しのぎでイランとの交渉の席に着くことこそ、今後の国際的立場を危うくする選択肢ではないだろうか。イランに戦費調達の機を与えず、アジアからアメリカへの働きかけで事態の平定に乗り出す───夢みたいな話だが、根本解決にはそれしかない。そのために、自衛隊派遣は全力で回避することが絶対条件になるが。

現実的に考えれば、今後、別方向からもっとも大きく状況を動かせるのは中露と湾岸諸国になると思う。けれど、それらの状況に揉まれて、為されるがままの日本という立ち位置は今後、通用しなくなる。動くなら今だと感じている。

抜け駆けを回避したいから、イラン交渉をしなかったというのも、乱暴な言い方に思える。今のイランとの外交にどれほどの意味があるのかわからないとする日米双方の意見合致があった可能性は捨てきれない。また、今後悪化していく戦況のなかで、日本向けの船の航行を誰が守るのかといえば、今のまま行けば米軍になるが、知っての通り海峡での戦闘は明らかにイランに優位があり、天下無双米海軍でさえ尻込みするほどの難所だ。日本タンカー防衛につけた米国艦艇を削ぎ落とし、うっかりタンカーも沈めるなんてリスクさえ想像できる。だからと言って自衛隊派遣して船を守ろうなどといえば、イランが素直に石油を渡すとも思えない。そもそも自衛隊派遣イランにとっても、自衛隊にとっても避けたいことだ。よって今回のイランから提案は、現実的に旨味のある話とは思えない。そも、戦争状況で約束事がどれほど守られるかなんてのは、開戦時から分かりきっていることだ。

しんどいかもしれないけれど、今はまだ未来にとって最善の道を選んでいく余裕が日本にはある。明日明後日不安がる段階にならないよう、これからも慎重な選択を重ねて欲しい。失われた命が無駄にならない選択を、世界には期待したい。こういう時のために高い税金払って、おれも切り詰めて、経済的な余裕をなくした知り合いが苦しむところを見ても大したことができない無力を噛み締めてきたんだ。せめて世界平和にするくらいやってみせてほしい。

性急に答えを求めず、不安に流されないこと。戦争はどちらかが矛を納めれば終わるものではないこと。平和のためにできることが日本にはあることを信じ続けること。人を見た目で判断しないこと───要は会合やら会議やらの時の写真とか映像から見て取れる仕草で、政治家判断しないこと。政局にばかり注視している人の言葉はあてにしないこと。そして今おれが言ったこともまた、鵜呑みにしないこと。政府広報をきちんと読み、ソースがしっかりしているニュースだけを信じること。それが心の自衛もつながるとおれは思っています

2026-03-19

ホルムズ海峡が止まって何が起きたか(起きるか)の記録

石油化学業界にいる。今起きていることと、これから起きることを書き留めておく。テレビが報じないので。

追記についてはページ下部に。

 

2/28〜3/19(今日まで)のこと*

2月28日アメリカイスラエルイラン空爆した。翌日ハメネイ師が死亡。革命防衛隊ホルムズ海峡の通過船舶への攻撃を警告し、タンカー三隻が攻撃された。3月2日日本郵船川崎汽船が通峡停止。ホルムズ海峡事実上の封鎖状態に入った。

木原官房長官は「存立危機事態には該当しない」と述べた。日本原油輸入の九割を中東依存している。「254日分の備蓄がある」と政府は言った。

3月4日日経平均前日比-3.6%。54,245円。

3月6日以降、三菱ケミカル茨城)、三井化学千葉大阪)、水島コンビナートと、エチレン減産が次々に始まった。ナフサ価格は急騰し東京オープンスペックで1トン785ドル出光興産は「封鎖が長期化すれば設備を停止する」と取引先に通知。シンガポールでは住友化学グループフォースジュール不可抗力条項)を宣言国内12基のエチレ設備のうち半数が減産に入った。

Bloombergが「ナフサ不足は炭鉱カナリアだ」と書いた。

3月16日NY原油先物100ドルの大台を再突破民間備蓄放出が始まった。3月17日、石化協が「直ちに供給困難となる状況ではない」とコメント。赤沢経産相も「直ちに需給上の問題は生じていない」と発言。「直ちに」「直ちに」。この言葉2011年に聞いたことがある人も多いだろう。

同日、トランプホルムズ海峡への護衛艦派遣を各国に要求。同じ日に「支援不要」と撤回

3月18日夜、高市首相が訪米のため羽田を出発。テレビワシントン桜並木映像を流していた。国内のナフサ在庫は約20日分という試算がある。テレビ高市服装の話をしていた。

 

3/19(今日)*

今日木曜日高市トランプ首脳会談ワシントンで行われる。

テレビ報道量が異様に少ない。ワイドショーホルムズ海峡を取り上げない。「訪米」「日米同盟」「異例の厚遇」。この言葉けが繰り返されている。おそらく高市の訪米に合わせて報道トーンが調整されている。

明日明後日で、ホルムズ海峡経由で出港した最後タンカー日本に入港する。それ以降、最低三週間、中東からタンカーは来ない。この事実を報じているテレビ局を、自分確認できていない。

スーパーに行った。まだいつもと同じだった。キャベツが高い。それはホルムズとは関係ない。まだ関係ない。

明日春分の日祝日株式市場は金土日の三連休に入る。三連休の間に何が起こるかを想像している人は少ないだろう。

 

ここから先は、業界にいる人間としての予測を書く。*

当たるかはわからない。でも、サプライチェーン構造から逆算すれば、こうなる蓋然性が高い。

 

3月下旬*

首脳会談の「成果」が報じられるが、ホルムズの航行再開に向けた具体的なタイムラインは出てこない。「航行安全について意見交換」の一行で終わる。自衛隊派遣は「引き続き検討」。

三連休明け、日経平均は大幅安。原油105ドル台。ガソリン補助金があるからガソリン価格は「抑えられている」と政府は言うが、問題ガソリンだけではない。

会社から全社メールが届く。「電力コスト上昇に伴い、空調設定を見直します」。冬が終わったばかりなのに、オフィス寒い。正確には、暖房が弱い。会議室の半分が消灯される。「使用していない部屋の照明はお切りください」。節電、と書いてある。ああ、これも2011年に見た光景だ。

Xに「工場が止まった」「来週から自宅待機」という投稿が出始める。岡山山口千葉コンビナート周辺。自宅待機の間の給与は「会社相談中」。こういう投稿じわじわ増えていく。最初は誰もバズらない。

通勤バスが減便になった、という投稿がXにちらほら出始める。地方ディーゼル路線バス燃料費が合わない。都市部はまだ影響が見えない。まだ。

スーパー刺身のトレーが小さくなる。黒い発泡スチロールではなく、薄い白い紙トレーに変わる。誰も気にしない。まだ。

 

4月上旬——ここが最初の転換点*

ナフサ在庫が尽きる。

チレプラントの完全停止が増える。国内12基のうち動いているのは3〜4基。出光興産徳山が完全停止。「当面の間」。

政府石油備蓄の追加放出を決定。国家備蓄から5日分。254日分のうちの5日分。

このあたりで最初の「品切れ」が可視化される。ドラッグストア食品ラップが売り切れる。「お一人様一点限り」の張り紙の前に商品がない。Xに「ラップが買えない」というポストが急増する。テレビはまだ取り上げない。

コンビニ弁当容器が変わる。プラスチックトレーから紙容器に。「環境への配慮」と書いてあるが環境ではない。ナフサだ。紙容器は汁が滲む。

ここで意外なものが棚から消え始める。コンタクトレンズ使い捨てコンタクトの素材はシリコーンハイドロゲル石油化学製品だ。メーカーが出荷調整に入る。Xに「コンタクト買えないんだけど」というポストが増える。眼鏡を持っていない若い世代パニックになる。これが一番バズるホルムズ海峡自分の目が繋がっていると想像したことがある人はいない。

会社複合機の前に張り紙が出る。「トナー在庫が逼迫しています印刷必要最小限に」。トナーの主成分はスチレン-アクリル樹脂。ナフサの子供だ。社内資料PDF回覧、と全社通達が来る。DX推進部が何年もかけてできなかったペーパーレス化が、ナフサ不足で一週間で実現する。

病院関係者のXポストが流れてくる。「点滴バッグの在庫確認してください」。点滴バッグはポリプロピレン注射器のシリンジもポリプロピレン。手術用のディスポグローブ医療プラスチックの塊だ。厚労省が「現時点では供給問題はない」とコメントする。直ちに、とは言わなかった。言い方を変えただけだ。

農協が「肥料価格が前年比70%上昇。秋の作付けに影響する」と警告する。リプライには「大げさ」「不安を煽るな」と書かれる。肥料の原料の多くは中東経由のアンモニアだということを、リプライしている人は知らない。

 

4月中旬*

自動車メーカー複数社が減産を発表。樹脂部品調達困難。テレビトップニュースになる。ようやく。ただし報道の焦点は「納車遅れ」であって、その先にある雇用問題ではない。

ガソリン補助金予算が枯渇する。追加予算を組むには国会審議が必要国会では自衛隊派遣の是非で与野党が延々と議論している。補助金の話は新聞二面の下のほうに小さく載る。

会社が「週二回の在宅勤務推奨」を打ち出す。理由は「従業員通勤負担軽減」と書いてあるが、本音オフィス電気代だ。電力卸売価格が高騰している。LNGの一部もホルムズ経由で、スポット価格が暴騰。電力会社燃料費調整額の上限撤廃申請し始めた。来月の電気代がいくらになるか、誰にもわからない。在宅勤務の電気代は自腹だが、誰もそこには触れない。

通勤の同僚が「もう電車にする」と言い始めた。ガソリンが高すぎる。しか地方では電車選択肢がない。JRローカル線が一部区間で減便を発表。理由は「電力コストの上昇」。自家用車電車も使いづらくなるとどうなるか。行けなくなるのだ、会社に。

社食メニューが減った。揚げ物が消えた。食用油が値上がりしているからだ。自販機ペットボトルが売り切れになっている台数が増えた。補充が追いついていない。容器が足りない。

スーパーの肉のパックが変わる。発泡スチロールのトレーではなく、肉が直接ラップで巻かれている。ラップも薄い。透明ではなく半透明。

「紙おむつが値上がりした」という母親のXポストが万バズする。「ナフサって何ですか」というリプライがつく。今になってナフサを知る人が増える。遅い。

ガソリンスタンドが営業時間を短縮し始める。朝10から夕方4時。タイヤの値段が跳ね上がっているという話もXに流れてくる。合成ゴムの原料はブタジエン。ナフサから作る。タイヤ交換の時期なのに交換できない。

近所のクリーニング店が三割値上げする。溶剤がナフサ由来だと初めて知る人が多いだろう。クリーニング溶剤ペットボトル食品トレー。ラップ。紙おむつコンタクトレンズ。点滴バッグ。自動車部品タイヤ肥料パレット合成繊維接着剤塗料靴底。トナー。全部ナフサ。全部あの幅30キロ海峡を通っていた。

派遣切りが始まる。自動車工場人員から。「リーマンの時と同じ空気だ」と物流業界の知人は言うだろう。

 

4月下旬*

ホルムズ海峡封鎖から60日。停戦兆候はない。

スーパーの棚が歯抜けになる。ペットボトルの水。カップ麺。パックのジュース。品切れではなく「入荷量を調整しています」の張り紙プラスチック容器不足が飲料メーカーの出荷に波及。

テレビに「買い占めをしないでください」のテロップ流れる。買い占めをするなという放送を見て買い占めを始める人がいることを、テレビ2011年から何も学んでいない。

物流会社が荷受けを制限し始める。パレット不足と燃料費。「届けるのが遅れます」は「届かなくなる」の婉曲表現Amazonの「お届け予定日」が三日伸びていることに気づいた人がいるだろうか。

道路の補修が止まっている。アスファルト原油の残渣から作る。原油が来なければアスファルトも作れない。都内幹線道路に補修されないまま放置された穴が増える。小さな穴だ。しかし穴は広がる。国交省が「緊急性の高い箇所を優先的に対応する」と発表する。つまり、優先されない穴はそのまま。

農家がXで悲鳴を上げている。ビニールハウスフィルムが手に入らない。肥料が買えない。燃油が高くてハウス暖房を切った。「夏野菜の出荷量は例年の半分になるかもしれない」。誰も引用リツイートしない。

経産相が会見で「国民生活直ちに深刻な影響が出る状況ではない」と述べる。

直ちに

テレビゴールデンウィーク旅行特集をやっている。穴場の温泉。お得なグルメ笑顔レポーター

その裏で、ペルシャ湾には44隻の日本関係船舶が動けないまま浮かんでいる。

 

補足*

自分が言いたいのは「日本は終わり」みたいな話ではない。

言いたいのは、問題ガソリン価格ではないということ。ガソリン補助金議論だけしていたら見誤る。ナフサというほとんどの人が知らない石油製品が止まることで、プラスチック容器→食品包装→物流パレット自動車部品肥料農業と、サプライチェーンの上流から下流に向かって静かに止まっていく。コンタクトレンズも点滴バッグもタイヤアスファルトも止まる。あなた会社のトナーも、社食の揚げ物も、通勤バスも止まる。その速度は、ナフサ在庫(約20日)、ポリエチレン在庫(3〜4ヶ月)、各業界製品在庫の厚みによって決まる。

4月上旬最初分岐点。ここで海峡が開かなければ、5〜6月に第二波が来る。

テレビが報じない間に、時計は進んでいる。

 

追記があれば下に書く)

2026-03-18

続・貿易関係に勤めてるから今の世界の様子をざっくり書くよ

前回のがあんなに読まれると思ってなかった。

自分の頭の整理も兼ねてまた書いておこうと思う。

・3/18午後現在

今のところ大きなゲームチェンジとなる情報はない。

トランプの「すぐ終わる」は株価にも原油価格にもなんの影響を与えなくなったし、どこの国も軍事支援は行わずそもそも軍事支援は「いらない」とのこと。自分で書いてて何言ってるのかわからなくなってきた。それくらい混沌としている。

側近の様子もおかしい。CNNヴァンスがトランプ距離があるといった分析が出た(日本語で読めます)。Twitterではベッセントインタビューを受けている最中トランプに急に呼び出され、その後何かにビビりきって帰ってくる様子や、記者会見で平静を保てないヘグセスなんかが回ってきている。ルビオはトランププレゼントされたガバガバの革靴を履かされているのは見たくらいでよくわかってない。軍も空母火事離脱するなど動きが良くない。

イスラエル公式アカウントAI動画過去写真しかさなくなったことでネタニヤフは死んだ(少なくとも人前に出られる状態ではないか、完全に隠れた)のがもっぱら世の見立てだが、これも今の状況ではあまり意味がない。指導者がいなくなっても決定的な敗けに繋がらないのはハメネイ師の件で証明済み。むしろ交渉停戦責任者がいなくなることで戦闘が長期化する。本当にネタニヤフにコンタクトがとれない状態場合アメリカ責任転嫁する先がなくなったんじゃないか

イランはもう大規模な攻撃を仕掛ける必要がなくなりつつある。数発のドローンミサイル周辺国海峡を脅せる上に、エネルギー輸出で中国の金が入ってくるので少ない軍事ロスで経済戦争を長期化できる。しばらくはアメリカ世界中ヘイトが向かうのを様子見しそう。カーグ島は攻撃されても稼働しているようで今どうなっているかよくわからない。

アメリカの地上進行の話も出てるが、巨大な六甲山のようなイラン本土沿岸も、海峡から1000キロ近く離れたカーグ島って攻略できるんだろうか。

・モノの動き

Karachiというタンカー海峡を通過してUAEからパキスタンへ向かったニュースが出ている。これまでも何隻かAIS(船の位置情報)をオフラインにしてこっそり海峡を出入りした実績はあるが、KarachiはAISを切らずに航行した。

航行ルートを見ると本来通る必要のないBandar Abbasという海峡北の港付近を通過しており、何かしらの検査を受けたか、そこを通れと指示されたように見える。SEABIRDというLPGタンカーも同じルート中国に抜けた模様。これがイラン政府と革命軍のどっちが主導したかも気になる。ただ少なくとも機雷がないルートがあり、なにかしらの条件が整えば船舶を通過させるのがわかったのは朗報

あと湾外で立ち往生していた船舶は減ってきている。サウジ紅海側へ迂回出荷し始めたのを受けに行ってるが、逆に紅海側も激混みしている。こちらも海峡リスクが高いし、いつまで輸送ラインが無事かわからない。

UAEは湾外の主要港であるFujairahに被害。一度は稼働を再開したが、二回目の攻撃を受けてから続報なし。

日本の様子

我々の生活に直結しそうな情報赤沢亮正発言や答弁を見るとわかりやすい。河野太郎が昨日ツイートしてた情報はよくまとまっていた。

赤沢大臣によるとナフサの国内生産は約4ヶ月はいけるそうだが、状況も状況なので楽観はできない。

中長期の話だと出光LNG出資アラスカ原油調達レアアースアメリカ共同開発などのニュースが昨日から出ている。特に原油日本が共同備蓄する方向で動く様子。

ただアラスカでの輸入は船のサイズなどいろいろ確認事項があると思うので明日からすぐ動く、とはならないと思う。また場所場所だけに冬場に行くのは大変なはずなので、秋口までにとれるだけとる方向を期待したい。

問題はすべてアメリカ絡みという点(LNGの件はアメリカ投資会社運営イギリス事業者)。日本エネルギー事情アメリカに固められてしまうので、多角化といいながら寡占化されてしま懸念がある。平時アメリカならいざ知らず今のアメリカでこれをやられるのは怖い(が、選択肢がないのも事実)。

ミクロなところだとわさビーフ重油調達できず生産が止まった。わさビーフ製造会社おやつカンパニーの子会社になっているそうだが、大企業傘下でも生産を止めざるを得ないケースはインパクトがある。

希望

これを書いているうちに韓国UAEから原油を確保したニュースが出てきた(計算したら平時韓国消費量のおよそ10日分くらい)。もちろん韓国に届くまでは安心できないが、できない交渉ではないという道筋があるのは希望

個人的にはアジア圏の国同士で調達先を分担、調達品をシェアするような形をとれないかと思う。(もう検討されてると思うけど)

さらイラクトルコ経由で原油出荷再開のニュースも。とにかく流通量が少しでも増えるのは安心材料

ドライバルクの行方は全くわからないので詳しい方いれば。。

anond:20260317142222

次男は親父の側近として活躍してたんやけど、兄貴はそうじゃなかったって話なだけやで。

次男は影の政府と言われる事務局バイト)で要職におって、政権中枢の人間ではあったんや。

また、兄貴は中位程度の法学者である弟よりもさらに位が低い法学者だったといわれとる。

イラン憲法ではイスラム法学者としての地位がそれなりに求められるから、これは致命傷でもあったんやな。


ただ、そもそもの話なんやが、イラン革命王朝世襲による権力固定を否定しとったから、親族後継者に立てるのは本来ちょっとまずいんや。革命支持派からの反発があるからな。

それでも革命防衛隊次男擁立したのは、父ハメネイが作り上げた革命防衛隊バイト民兵組織バスィージ)を中心とした強固な権力基盤を最小コスト権力移譲できたのが

政権中枢にいた次男やったって話なんや

それ以外の条件としても:

・それなりに法学者として高位(次男は中の上でギリ)

革命防衛隊と仲良くできる(バイト面通ししてるし一緒に仕事もしてる)

既存権力構造を維持できる(バイトry

・裏切らない(次男宗教権力から革命からも支持が弱く、革命防衛隊次男を立てることで統治正当性担保できるので、相互依存関係が成立)

っていろいろ都合がよかったのが次男やった。

まあ、それ以外の課題革命防衛隊が何とかする(実際法学者グループを脅すなどしてなんとかした)ので、大丈夫やろという算段やったんやろね。


世襲とか法学者の位が正当性にどう影響するかについては、ちょっと前に書いて1ブクマしかつかなかったクソ記事があるから、よかったら読んでな。

https://anond.hatelabo.jp/20260313135014

2026-03-16

anond:20260315154303

トランプイランイラクと一緒だと思ってたんだよ。名前似てるし

イラク戦争ではフセイン捕らえたらイラク軍は戦意失って国家間戦争は終わって、アメリカイラク油田を確保して大儲け

トランプ中間選挙で勝つためにイランでも同じ事やろうとして、ハメネイ政権中枢の幹部を殺せば軍は戦闘を終えると思ってたけど、いつまでも反撃してるから「どーなってんだ!????状態

まあでも、どんだけトランプの予想外に長引いてもイランアメリカイスラエルに勝つのは無理だし、アメリカ国民利権をゲットできたなら最後戦争支持するものだし、迷惑こーむるのはギリギリ生活してる人たちだけ

2026-03-15

高市早苗首相が日イラン関係を壊さなければ、日本タンカーは通れたはずだ」という話は無理がある

最近イラン情勢で、一部の人たちが「高市早苗首相が日イラン関係を壊さなければ、日本タンカーは通れたはずだ」と言う話をしているが無理があるだろ。

高市擁護しているわけではない」と前置きしておくが、この点については批判するならちゃん批判してほしい。こんな嘘をつかなくても高市カスであることはいくらでも説明できるだろう。

最初攻撃したのはアメリカ側だが、その後に周辺国民間施設タンカー攻撃しているのはイラン革命防衛隊なので、アメリカ応援している限りにおいてもはや「親日なら通れた」というレベルの話ではなくなっている。アメリカと手を切れと言い切れる人以外どうすれば問題回避できたのか言ってみてほしい。

他の国と状況は同じだ。

そもそも安倍政権時代イラン核開発に対して日本制裁を課しており、安倍元首相イラン訪問時も状況は変わらなかった。むしろ訪問中に日本タンカー攻撃されて関係悪化した。問題根本は米・イラン大国同士の衝突であり、日本がどうこうで解決できる話ではない。


安倍政権時代の日イラン関係を振り返ってもそうとしか言えない

イラン関係歴史的な基盤は戦後から良好だった。特に1953年の「日章丸事件」では出光興産のおかげでイラン側は強い親日イメージを持つようになった。1979年イスラム革命後も石油輸入などでつながりを維持したし、安倍晋三の父である安倍晋太郎外相1983年イランイラク戦争仲介両国訪問した歴史もある。

安倍晋三首相時代も、米国との同盟関係を維持しつつイランとの友好を保つ「架け橋外交」を積極的に展開した。

2019年6月:現職首相として41年ぶりにテヘラン訪問してロウハニ大統領ハメネイ最高指導者会談してトランプ政権下の米イラン緊張(核合意離脱制裁強化)の緩和と対話仲介を行なった。安倍首相は「武力衝突回避」「イラン建設役割を」と要請して、ハメネイ師は核兵器反対を再確認ロウハニ大統領は「米国との戦争は望まない」と応じたりとイランは明らかに日本に一目置いてくれていた。

それでも成果は限定的だった。イラン側は米国非難を強め、日本米国から制裁免除石油輸入を試みたが、2020年までにほぼ停止した。訪問中の2019年6月13日、日本企業運航のタンカー2隻はホルム付近革命防衛隊によって攻撃された。つまり安倍晋三でも「仲介失敗」「日本企業が被害を受けた」という状態になって結局問題解決できなかったのだ。

親日からタンカー安全」という優遇安倍晋三時代にはすでに機能していなかった。日本問題というよりイランが核開発をやめようとしないことと、それを絶対に許さなアメリカ問題の方がはるかに大きく、アメリカポチをせざるを得ない以上日本は誰が首相をやっても回避できない。

リアリストぶってるニワカネトウヨは黙ってろと言いたい

それ以降の日イラン関係でも同じだ。日本イランという2国の間では安倍退陣後も伝統的な友好基盤は維持されている。それでも米同盟優先とイラン保守派政権強硬化で経済安全保障面は慎重になっている。

菅政権(2020~2021年):ロウハニ大統領から安倍氏の功績を称えるメッセージがあり、関係継続の期待があった。

岸田政権2021年~):イラン大統領選で保守派のライースィー勝利後、岸田氏が最初祝意を表明。2021年8月茂木外相がライースィー政権発足直後に訪問主要先進国で初)。2022年9月国連総会で岸田・ライースィー首脳会談も行われた。2023年にはイラン外相来日などハイレベル交流は続いた。それでも投資協定文化医療協力は模索段階にとどまった。

結局のところ、イラン活動の拡大(2022年以降協議中断)で日本は「核兵器開発は許されない」「地域安定を損なう行動をやめよ」と繰り返し要請石油輸入はほぼゼロ状態が続いていだというのが現状だった。

2026年現在イラン危機対応についてだが、現在ホルムズ海峡事実上封鎖、タンカー攻撃が続き、日本関連船舶42~45隻が影響を受けいる。

高市首相対応は、この件では台湾の件での反省を踏まえて前例踏襲している。何もしてないとも言えるが大きく外れなことはしていない。

イランの核開発を非難しつつ「民間施設攻撃・封鎖は批判すべき」「早期沈静化へ外交努力」と表明。日米首脳会談で米側の要請対応検討中だが、「存立危機事態認定もしていない。自衛隊派遣についても慎重姿勢であり、あくまでもエネルギー備蓄放出邦人安全確保を優先している。

ここまで踏まえた上で、どうやったら高市が上手くやっていれば解決できたと主張できるのかぜひ教えてほしい。間違った前提に基づいた議論がやりたいならサナエトークンみたいにどうでもいい話でやってほしい

ネタニヤフ死亡説


死亡説そもそも広がった主なきっか

複数あります特にここ数日で急拡大したのはアメリカのスコット・ベッセント財務長官生放送中の態度です。3月13日頃ベッセント氏がSky News系のインタビューを受けている最中スタッフから大統領が今すぐあなたを呼んでいます」と告げられて中座し1時間から2時間後に戻ってきたところ声が激しく震え言葉に詰まり明らかに動揺した様子が映っていました。この動画がX上で爆発的に拡散され「トランプ大統領からネタニヤフ首相の死亡か重傷の報告を受けたに違いない」と解釈する人が続出しました。ベッセント氏は身長192cmの巨漢で普段タフガイとして知られる人物なのにあそこまで震えてまともに話せないのは異常だと指摘されそれが死亡説の最大の根拠の一つとして飛び火した形です。

以前からあった要素もこれに重なっていますネタニヤフ首相最近安全保障会議を欠席したことイランメディアが「死亡した」と主張していること首相本人の記者会見動画右手の指が6本に見えるAI生成疑惑が出たこと息子のSNS投稿が数日止まっていることなどが積み重なりベッセントの動揺が最後の決め手になったという流れです。

インフルエンサーのCDB氏(@C4Dbeginner)もこのベッセント動画を直接取り上げてツイートしています。「ベッセントって身長192cmイーロン・マスクタックルされて倒した噂のある巨漢なのに生放送でしゃべれないくらい震えてる。何があったんだよ」と投稿死亡説を後押しする内容で多くの人がこれを引用ポストしてさらに広げました。

ネタニヤフ死亡説を信じている人たちの反応を詳しくまとめるとかなり熱のこもったものが目立ちます。まずベッセント動画を見て「やっぱり死んだ」「これは決定的証拠だ」と即断する声が圧倒的で「インタビュー中に大統領から緊急呼び出しされて戻ったらガクブル状態あれはネタニヤフ死亡のショックに決まってる」「巨漢のベッセントあんなに動揺するなんてよっぽどの悪報だ」「計算が大きく狂ったときの顔だ」と具体的に態度を挙げて興奮気味に語っています動画を添付して「これ見てみろ声の震え方が尋常じゃない」「普段の彼じゃないぞ」と呼びかける投稿も多く「天誅を食らった」「イラン報復成功だ」と喜ぶような書き込みや逆に「米国イスラエル同盟に大打撃」「核兵器使う危機かも」と不安を煽る反応も混在します。

さらに他の要素と組み合わせる人もたくさんいて「会議欠席+息子SNS停止+ベッセント震え=隠蔽確定」「イラン北朝鮮が報じてるのも本当だった」「AI動画の6本指も影武者使ってる証拠」「ウィトコフやクシュナーのイスラエル訪問中止も関連」と連動させて「情報統制が始まってる」「真実は数日以内にわかる」と待機ムード投稿が相次いでいます経済面を気にする層は「月曜のマーケット暴落確定」「UAEテキサス攻撃と連動して世界大戦級」「金融資産全部売れ」とパニック寄りの書き込みをしイスラエル内部の混乱を想像して「被害映像が増えてるのはネタニヤフ死で統制が緩んだから」「内乱や逃散が起きてる可能性」と深読みしています

全体として信じる側は公式否定生存報道を「影武者」「フェイクニュース」「隠蔽」と切り捨て動画スクショ証拠に挙げながら「本当は死んでるのに認めないだけだ」と強い確信を持ったトーンで拡散を続けています

一方で「前のFoxインタビューでも震えてたからただの癖」と冷静に反論する人もいますが信じる層はそれを無視して「それでも今回は別次元」「やっぱり死亡だ」とさらに勢いづく様子が見られます

要するにベッセントの態度が最大の引き金となり信じる人たちは動画の動揺を核心に据えて多角的憶測を重ねながらかなり感情的に反応している状況です。情報は刻々と変わるので公式ソースも並行して確認するのがおすすめです。




1. 結論

ベンヤミンネタニヤフ首相生存しています

死亡説は完全に誤情報デマ)で、首相事務所公式に「フェイクニュース。彼は元気(fine)です」と否定しています

主流メディアイスラエル公式ソースで死亡の裏付けは一切なく、むしろ最近も公の活動が続いています

### 2. 死亡説起源拡散状況

  • 主なきっかけ(ここ数日で急拡大):

- 3月13日頃に首相本人がX(@netanyahu)に投稿した記者会見動画で、「右手の指が6本に見える」場面が指摘され「AI生成動画では?」と疑念が広がった(実際は影・角度・手の形状による錯覚で、公式フル映像では普通の5本指)

- イラン関連メディア(IRGC系など)が「死亡または負傷の可能性」を示唆する報道を出し、陰謀論に火がついた。

- 最近安全保障閣僚会議首相が欠席したため、「負傷・死亡?」という憶測国防相が代行しただけという情報も)。

ネット上の状況:

- Xなどで「フランス軍関係者情報3月15日発表」「北朝鮮が死亡発表」など根拠薄弱な投稿が飛び交い、日本語圏でも同様に拡散中(例: 「欠席⚠️」「軍関係者確認」などの引用)。

- 偽画像(負傷姿)やYouTubeセンセーショナル動画も相次いでいますが、すべて未検証クリックベイトです。

### 3. 信頼できる最新情報活動実績

- 3月13日イラン攻撃目標について記者会見動画投稿(「我々は攻撃を続けている」と明確に発言)。

- 3月12日10日・8日:戦争関連の声明や視察動画複数投稿

- NYT、Times of Israel、Hindustan Timesなど:3月12-14日の記者会見イラン攻撃や新最高指導者への言及報道生存前提で記事執筆

- 日本メディア読売新聞、ARAB NEWS JPなど):イラン最高指導者ハメネイ師死亡関連で「ネタニヤフ首相遺体写真が示された」「核科学者死亡を発表」などと彼の発言をそのまま報道死亡説は一切なし)。

### 4. 背景と注意点

現在イスラエル米国 vs イラン紛争2月28日開始、イラン最高指導者死亡)の真っ只中。戦争時は特にSNS誤情報AI加工動画が爆発的に広がりやすい状況です。

イラン側が意図的に流した可能性も指摘されています

死亡説SNS発の典型的デマ

公式・主流メディアはすべて「生存活動中」を前提としています

不安場合首相公式X(@netanyahu)やイスラエル政府プレスオフィス、信頼できるニュースサイトを直接確認してください。SNS動画だけは特に注意です!

情報は刻々と変わるので、最新情報確認を。

2026-03-14

ハメネイ氏と言いたいのにハメネイ師になる罠

「師」とかい価値観がかなり反映されてそうな敬称やめない?

2026-03-13

anond:20260313185552

オマーン・ソハールにドローン着弾して外国人労働者2名死亡したけど、日本への影響をまとめる

■ 何が起きたか

3月13日(金)、オマーンのソハール県にドローン2機が落下。1機はアル・アワヒ工業地区に着弾し、外国人労働者2名が死亡、複数名が負傷。もう1機は空き地に落ちて被害なし。民間海事セキュリティ企業Vanguardはソハール港南部の業務停止を報告。

これ、開戦以来オマーン領土で初の死者。

同日、ドバイの国際金融センターにもドローン着弾(UAE側は迎撃成功と主張するも破片でビル損傷)、サウジリヤド外交地区(各国大使館がある区域)も標的に。さらトルコのインジルリクNATO基地イランミサイルが飛来し、サイレンが鳴った。

2日前の3月11日にはオマーン南部サラーラ港の石油貯蔵施設にもドローンが着弾済み。

■ なぜソハールが重要

ソハールはオマーン最大の工業港都市石油精製とアルミ精錬拠点

ホルムズ海峡事実上封鎖されている現状で、ペルシャ湾の外側(アラビア海側)にあるサラーラやソハールは「迂回ルート」として重要性が増していた。そこが攻撃されたということは、ホルムズ迂回の「プランB」すら安全ではないという現実を突きつけられたことになる。

そしてオマーンは長年イラン米国外交仲介役を担ってきた中立国。そこで死者が出たことは、イラン報復が「米軍基地のある国」だけでなく地域全体に無差別に拡大していることを意味する。

日本への影響:結論から言うとかなり深刻

(1)エネルギー供給

日本原油の約95%を中東から輸入(IG International調べ)

ホルムズ海峡事実上封鎖状態イラン最高指導者モジュタバ・ハメネイは封鎖継続宣言

IEAは史上最大の4億バレルの備蓄放出を決定したが、焼け石に水

世界LNG供給20%減少。アジアの高所得国と欧州で限られたカーゴ争奪戦

日本LNG在庫は約440万トン(安定需要下で2〜4週間分)

高市首相は来週にも国家備蓄放出を表明、中東依存度が「例外的に高い」と認める

(2)金融市場(すでに顕在化)

日経平均2月27日の最高値から10%超下落し、テクニカル面の調整局面入り(Bloomberg

3月9日には一時4,200円超の急落で5万2,000円割れ原油先物が110ドル突破

本日13日も続落見通し。前日終値54,452円から950円安の53,500円が下値メド(日経

・円は対ドルで158円台後半まで下落

・超長期金利は急上昇(インフレ懸念財政拡張警戒)

(3)実体経済への試算

野村総研木内登英氏(元日銀審議委員)が3つのシナリオ提示

・楽観シナリオWTI 77ドル):限定的軍事衝突収束

中間シナリオ原油100ドル台。ガソリン価格上昇、企業収益圧迫

・悲観シナリオWTI 140ドルホルムズ完全封鎖):実質GDPに0.65%の下押し。景気後退入りの可能性。スタグフレーション

足元の原油は110ドル台なので、中間〜悲観の間にいる。

別の試算では、原油90ドルの段階で1世帯あたり年間約22,000円の負担増。110ドル台ならこれを大幅に超える。

(4)産業別の影響

逆風:化学、素材、空運、物流、消費関連、自動車機械

相対的底堅い資源株(INPEX石油資源開発など)

日経の値上がり率上位もINPEX石油資源開発が並ぶ状況。

中国だけ抜け穴がある問題

イラン中国向けの原油輸出をホルムズ海峡経由で継続している。中国イラン原油の約80%を購入しており、選択的に通航許可されている模様。中国LNG在庫は760万トン(日本の約1.7倍)、原油備蓄は約12億バレル(108日分のカバー)。

まり同じアジアでも、中国相対的バッファがあり、日本韓国台湾が最も脆弱という構図。

■ 何が怖いか

1. ホルムズ海峡封鎖が長期化する見通し:米軍は船団護衛の準備ができていないと認めている

2. 迂回ルートオマーン沿岸)も攻撃対象に:今回のソハール・サラーラがまさにそれ

3. 備蓄放出時間稼ぎでしかない:日本LNG在庫は2〜4週間分

4. 仲介外交崩壊中立国オマーン被害を受けたことで、イランとの対話チャンネルが細る

5. トランプ政権原油高を「小さな代償」と発言短期的に事態収束に動くインセンティブが弱い(ただし11月中間選挙が近づけば変わる可能性)

日本にとっては1973年石油危機以来、最も深刻なエネルギー供給リスクと言っていい局面に入りつつある。

ブクマカのために、革命から今までのイラン解説する

底辺高卒学者のワイからみてもブクマカイランに関してかなりトンチキなことばっかり言っとるから、ワイの知る範囲イラン革命から今の今までを指導者の変遷を中心に書く。

最初に言っておくが、ワイは別にイスラエル推しでもでもトランピストでもない。〇〇派は~みたいな見当はずれの突込みやウヨサヨ認定は勘弁やで。

あと、これは昼休憩の50分ぐらいでがががーっと雑に書いたから、突っ込みどんどん頼むで。


今回の問題理解するには今のイランの状況と死んだハメネイ評価を知る必要があるんやが、それを理解するには、まず、イラン革命を知る必要があるんや。

革命前のイラン王朝イスラーム国民西洋化押し付けながらSAVAKっつー秘密警察をつかったクソ抑圧的な統治が行われていて、国民疲弊しとった。

で、そんな中、イスラーム法学者としては最高位クラスガチ宗教エリートかつ天才アジテーターホメイニっつー奴が反政府運動を始めるんや。運動は一旦、王政によって鎮圧されるんやけど、ホメイニ亡命して、自分メッセージを入れたカセットテープイラン国内に撒いて国民鼓舞し続けて、最終的に王政を打倒したんや。大した男や。これはカセットテープ革命とも言われとるな。

亡命からホメイニが帰ってきたとき映像はたまにTV報道記録でも流れるんやけど、ホメイニの乗った車を取り囲んでバンバン叩いてる民衆熱狂マジで凄いで。当時のホメイニマジでカリスマ預言者みたいな扱いやったんや。

ホメはそのあと圧倒的な支持をバックにイスラーム法に基づく統治をおこなったんやけど、統治機構を全部入れ替えるような状況だったので、革命前に約束してた色々はなかなか実現できんかった。無料の水とか交通機関とかな。でもまあ、圧倒的な支持を基になんとかイランっつー国をまとめ上げたんや。

ちなみにイラン革命宗教勢力だけやなくて左派とか民族運動も参加しとったんやけど、最終的にホメイニ派が主導権を握ったんや。政治的にもホメイニが他勢力より一枚上手やったことがわかるな。KOEI の歴史シミュレーションなら政治・知略オール90オーバーで他も80超えの神人材と言ってもええな。


で、こういう民衆の支持で成り上がった統治者が一番困るのは後継者や。

ホメイニもその辺はちゃんと考えていて、後継者として指名した側近がいたんやけど、政権末期にそいつ意見対立から更迭してしまうという大チョンボをやらかすんや。

ホメイニイスラム法学者としては最高位クラスガチ宗教エリートで、思想カリスマもあってイスラーム国家指導者としては文句無しというパーフェクトイスラームボディやったんやけど、逆に言えばそんな人材なかなかおらんくてな。なんとか擁立しようとしてた後継者更迭したせいで、後継者候補は皆無の状況になった。アホやけど、英雄晩年はこういう話多いな。


で、後継者の育成が間に合わずホメイニ死ぬんやけど、そこで後継者になったのが、最近死んだハメネイ

こいつはいわゆる政治タイプの男で革命家とか思想家って感じじゃない。政治的手腕で政権に食い込んでいて、ハメネイが死んだ後に後釜にちゃっかり座ったんや。

ただ、問題はこいつがイスラム法学者として最高宗教権威じゃなかったところや。最高宗教権威の一個下ぐらいやな。

当時のイラン憲法で「最高指導者イスラム法学者として最高宗教権威級の自信ニキじゃないとあかんで」って決まっとった。ハメネイはそれだと指導者としての正当性問題が出るんで、一旦、ごり押し指導者にしてもらって、あとから憲法改正で「まあ最高位じゃなくてもイスラム法学自信ニキかつ、それなりに位が高かったらええで」ってしてしまったんや。

法学者としての位ってのは別にテストかに合格する必要はなく、「アイツはイスラーム法学詳しいな」って他の法学者から認められる必要があるってだけやから国内法学者丸め込んでとりあえず手打ちにしてもらった格好やな。ただ、明確な基準がないということは、逆を言えば国内外問わず自分たちのイスラーム学派内のコンセンサスを取るという合意形成必要だったということでもあるんや。ハメネイはいったんそれをごり押し無視したんや。

ハメネイ国内的には何とかうまくやったんやけど、自分たちのイスラーム学派内での合意形成無視したことになって、ハメネイはその地位に対する宗教正当性をやや失ってしまったんや。

当然批判も出るんやけど、そこは革命防衛隊みたいな強力な治安軍事組織を使って押し付けていくんや。王政期のSAVAKと全く同じ組織ではないんやけど、結局は反対派を抑え込む抑圧国家になっていったのが皮肉やな。

死ぬ寸前のハメネイ評価としては、保守宗教層、地方民、革命支持層には人気があったけど、国家宗教の結合を守るよう(*)に権力を使って強く抑圧していて、更に経済が停滞したせいで都市部国民からは嫌われてる感じやった。(* この辺一旦は宗教権威無視した部分と矛盾するんやが、ここにハメネイ統治のうまさとイランの抱える問題の根源があるんや。おもろいか各自で調べてみてな)


で、今回の父ハメネイ殺害からの子ハメネイ擁立やな。

ハメネイイスラム法学者としては中位で、ぶっちゃけ全然宗教正当性がなかった。

日本語版Wikipediaでは最高位の一個下ぐらいの位(アーヤットラー)って書かれてるけど、ロイター6月時点の報道だと普通に中の上ぐらいの位(ホッジャトルエスラーム)なので宗教正当性は父以下なんや。当然高位の法学者グループからは反発があったんやけど、後ろ盾になってる革命防衛隊ごり押ししたんや。

議論なんてもんじゃなく、文句言ったら死ぬぐらいの空気だったらしいから、今のイラン軍事政権に近いと言ってもええな。

もちろん子ハメネイも父の下で政権メンバーとして働いとったし、それなりに実務能力はある。

ただ、宗教的な後ろ盾がなく、革命防衛隊権力正当性担保してる状況だと、傀儡とまではいわんが、自分で動ける範囲はかなり限られるやろな。


以上がイラン国内の今の状況や。

ハメネイ国内でどう思われていてイスラーム社会での評価がどうあるのかというのをまず理解しないと、イラン問題を正しく理解することが難しいから書きなぐってみたで。


おまけ:

ワイが書いたことに加えて、今回の攻撃について理解するにはイラン合意(JCPOA)やイスラエルの動向、アメリカがJCPOAを抜けたことやそのあとのイランの動向も知らんといかんのだが、時間がなさすぎるから各自で調べてな。

今のイラン戦争に関しての個人的感想なんやが、

外国にメッってされたから、イスラエルが核の曖昧保有を維持してる中イランけが厳しく監視されるなんて条約を受け入れて大人しくしてたのに、トランプ一方的条約破棄されたんで、アメリカ戻るまで1年マージン取った上で、条約違反しないよう筋を通して核開発再開したら、いきなりイスラエル攻撃され、更にアメリカ空爆されて国のトップぶち殺されとる。イスラエルの立ち回りがうますぎて国消えてまうレベルの損害受けるってさすがに可哀想すぎんかって思うわ。

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