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はてなキーワード: 給与とは

2024-12-13

それはただの話のすり替え

専業主婦家事労働をすることで夫の労働担保されているのは事実だろうが、「だから専業主婦には3号被保険者として**夫の勤める会社から**実質的給与が支払われるべき」とするのは論点の飛躍ないしすり替え。それは、夫が労働に専念できることによって給与が高まった(まさに昨年のノーベル経済学賞での話)部分から妻に払われるべきであって、専業主婦でない独身の男女やDNKSにその負担だけを負わせるような不公平が許容されるべきという理由にはなっていない。

anond:20241213074753

anond:20241213074753

個人への給与収入に対する厚生年金保険徴収を家庭という単位で考えるのがおかしい。

家庭内家事労働義務じゃないんだから、誰が担当するのかあるいは誰も担当しないで外注するのかなんてことは保険料徴収に何の関係もない。

じゃあ一人暮らし家事してる奴は半端な仕事しかしてないし保険料も納めなくてもいいのかっていう話になる。

給与収入を得てなくて厚生年金保険料を納めてない個人厚生年金支給されるのがおかしい。国民年金加入者に扶養されている専業主婦国民年金保険料を払ってる。

anond:20241213124703

給与から割に合わなく競争相手がいないので滑り込めた境界知能とか発達障害の人とかは適性もクソもなくね?

給与エッセンシャルワーカーの給料上げろってよく言われてるけど

給料が上がったらもっと高性能でまともな人たちが流入してきて、元々の低給与で働いていた人たちはお役御免になって別の職に流れていくしかなくなるんじゃないか

まあ既に雇われている人はまだ大丈夫だったとしても、今後本来そういう職に就くはずだった人は結局別の低給与職につくしかないんじゃないかって思うんだがどうなんだろう

anond:20241212214152

どんぐらいの給与要求しとるのかしらんが、スーパーマーケット求人あるで

あとはコンビニかね

ただし若年層部下に頭下げるのと、会社都合で長時間通勤を強いられるのとを、ニコニコして受け入れるのは当たり前だが

AI活用している人は既に実感として気付いているだろうけど、すぐに自分らの仕事なんてAI代替できるようになる

そうすると、工程で言うところの上流(根本を考え、判断する)か下流(手を動かして実践する、体を動かす)にタスクが寄っていく

下流工程大事なのだが、労働力搾取ばかりが考えられるこの社会では、給与の引き上げが起こるとは考えられない

結果、上流工程下流工程仕事がより鮮明に分かれて、貧富の差身分の差として固定化されてしま可能性があると思う

ディストピアはすぐそこだな

anond:20190310142121

案1:ホストに通うか女性風俗でチンポ買う

案2:年収300万くらいの男と下方婚給与は全部夫の管理にして小遣い制にして、平日は仕事に全力、休日は夫にお願いしてチンポ借りる

案3:週末だけ風俗嬢をやる

2024-12-12

anond:20241212173717

セックスが好きで好きで仕方なくて今の仕事にも誇りを持っていて

将来もポルノスターになりたいがビジネス多角化させるために通うってなら

現状の建前は芸能枠みたいなので、消去的に支持しますけど

そうじゃないなら休学して昼職すればいいじゃん

 

マジで高等教育受ける必要性ないよ。こういう人たち

アカデミアの人間ミスコン黙認してるだけあってどうかしてますわな

 

若さや性を売って簡単に金を稼げるを覚えさせる輩(anond:20241212173416)も滅びてよい

水商売接客が出来るなら、同性の同僚はともかく(フツーにキャスト同士で揉めてるし)

異性の同僚や上司なんて転がし放題よ

実際、それで、IT経験バツイチ子持ちアラサー↑で、

転がしまくって初アサインでフルリモートかつ残業ゼロ仕事を勝ち取った人おったよ

 

けどまぁ秒でやめたよね、給与が安い&やり甲斐がないか

 

やり甲斐スキルアップやある程度の給与求めるなら、英語が出来るんだし、

◯◯やった方がいいとかXXやった方がいいって言ったけど、

子どもいるから家にストレス持ち帰りたくないとか言ってやらないよね

 

苦労する=スキルアップ出来る ではないので、無駄な苦労はしない方がいいが、

かといって、若さや性を売って簡単に金を稼げるは覚えさせてはいけない

後の就業に大きな影響与えるし、年取ったら水商売風俗給与安いし自尊心傷つくぞ

anond:20241212110648

賄いの金額の半額以内かつ月3500円(税抜)以内なら使用者負担できるけど

それ以上やと給与現物支給になって課税対象なんや

ただで賄い食べさせたらちゃん源泉徴収しなあかんのやで

anond:20241212080230

正直こんなのに説教されてまで婚活するぐらいなら

毎日コツコツ努力して

ローリスクローリターンの投資をして

どんどん給与上げてその仕事を続ける方が

ずっとましだと思うんだけど

 

婚活の方が楽だと思うんだろうか?

理解できないなあ

 

まあこんなのは無視して間に受けないから気にしないのが普通

2024-12-11

[] 「スキルより年収が高い」状態は 本人の人生が削がれていく という話

自己紹介

Web エンジニアです。

いままで 6社ほど経験してきました。

その中で、職種が変わるタイミングがあり「年収が下がる」ということも経験してきました。

いまは IT系技術チームのリーダーとして中途採用の人事面接やってます

はじめに

面接の中で思ったこと。

おそらく殆ど日本企業は「前職の給与」をもとに想定年収を洗い出し、

・自社スキル基準と合っているか

経験値が見合っているか

あたりを見ると思います。(某人事労務クラウド会社の例もあります一般的ではない)

そのほか「ポテンシャル」もありますが、 中途採用において ポテンシャル尊重できる企業はほんの一握りだと思います

問題提議

では「前職で年収 1000 万」の人が面接に来たとして、自社内年収 500 万ぐらいの人と同等だと感じたらどうしますか?

落としますよね。

このとき、本人と企業の両方に ずっと解決できない問題存在し続ける可能性があります

本人の問題

本人は「前職を加味しない客観的年収査定」がない限り「スキルより年収が高い」ことに一生気づけません。

端的に言うと「お前、年収もらいすぎだろ」と言われないといけない状態です。

ですが、それを言える人いますか?

もちろん、お見送りメールなんかに書くわけが無いです。わざわざ事を荒げる意味がありませんから

また、転職エージェント登録しても伝えられるケースは少ないでしょう。

転職活動においては「年収が下がってもいい」を伝えるアプローチが無い限り、どれだけ転職活動をしようとも無駄努力に終わります

転職活動の中でスキルを磨きまくるステップがあれば話は別)

企業側の問題

「自社メンバー年収が低すぎる」という状態であれば、採用活動をするだけ無駄に終わります

こちらも社外から客観した年収評価が無い限り、解決することはありません。

間接的な問題になりますが「スキルより年収が低い」は、いわゆる「有能な人から出ていく」危険性が内在していて、

いつ「大黒柱が潰れる」になってもおかしくないです。

通勤中のぶつかりおっさんの弱点

・ぶつかってきたことを抗議されても反撃できない

・ぶつかりを指摘されてキレて暴力事件を起こせば懲戒免職付きの解雇

・家をローンで購入している(解雇された後同水準以上の給与を維持できなければ家を失う)

子供教育費の支払いがある(学費を払えなれば子供は退学で、底辺労働コース

 

そうやって全てを失うのにぶつかりおじさんしてるおっさんを見るとテンション上がる

2024-12-10

3時間かかる作業3分で終わらせたり、その手伝いをしている

ただの雇われ事務員なので、自分業務効率化して3分で終わらせようがダラダラと3時間かけて仕事を終わらせても給与は変わらない。

それならば、残り2時間57分はサボり倒しても文句を言われる筋合いは無いように思うが、それだと評価が下がる。なんとも理不尽である

なおこの2時間57分で追加の仕事をしても給与が上がることは無い。なんとも理不尽である・・・・・・

anond:20241210123317

自身生活に余裕がないのにも関わらず、再分配の恩恵が余りに少ないと感じる人間が増えたんじゃねーかな

消費税多少上がっても良いか給与から天引きは辞めろって思ってる奴は多そう

年金

年金定期便をふと確認したら、今までの納付額1800万(うち給与天引き分900万)に対して、貰える額が年間85万らしい。

元を取るまで21年が必要ということは、支給開始年齢65歳としても、86歳まで生きないと損するわけだ。平均寿命何歳だと思ってんだクソが。

しか絶対支給開始年齢70歳まで上がるだろ。何なんだこの詐欺制度。さっさと返金して廃止してくれ。

  受刑者給与 作業報奨金

  一等工    50円~銭         月額    3000円

   10等工    7円~銭                700円

2024-12-09

破れた婚約の闇と冬の海

関係者に見つかってしまうかもしれないが、どうしてもここで吐き出させてくれ。

自分婚活が始まったのは三年ほど前だ。そのときはまだ32歳で、仕事も今のものとは違っていた。当時は外資系IT企業に勤務しており、それなりに年収も高かった。

当然のように申し込みが殺到すると思っていたが、実際にはまったくそんなことはなかった。自分体重が110キログラムを超えており、とても「婚活強者」とは言えない状態だったのだ。それでも、たまに会ってくれる人はいたが、3回までにお断りされるか、続いたとしても結局うまくいかないまま終わってしまった。

やがて外資系ITリストラ流行し、自分もその波に巻き込まれてクビになった。当然ながら婚活は中断。退職パッケージも満足に出ず、少々心残りがあったが、退職から1ヶ月以内に自分を雇ってくれるベンチャー企業が見つかったのは幸いだった。この新しい仕事はフルリモート勤務が可能で、その流れで地元に戻ることになった。

新しい職に就いて3ヶ月が経ち、仕事軌道に乗り出した頃、婚活を再開した。ちょうど給与欄が新しい条件になる時期で、そこに記載された金額地域トップクラス年収だった。「退職金や株式付与があったし、当然だよな」と思いつつ再開したわけだ。

しか地元には地元問題がある。圧倒的に女性の数が少ないのだ。それでも、東京でやっていたときよりは、年収マジックのおかげか会ってくれる人が増えた。

そして出会ったのがA子だった。

A子は背が高くない童顔の美人で、自分の好みに合っていた。音楽という共通趣味話題も盛り上がり、順調に交際が進み、仮交際真剣交際へと進展していった。今思えば、この時点で多少の違和感はあったのだが、正常性バイアスとは本当に恐ろしいものだ。

真剣交際に進んだにもかかわらず、相手との距離が縮まった感じがしない。LINEの頻度は上がらず、相手相談からもっと距離を詰めたほうが良い」と手を繋いだりするよう促されても、相手から感じる距離感はそれとは真逆で、とてもそんな行動には出られなかった。

そんな中、なぜかその状態婚約OKという形になり、地元で一番高いビル最上階でプロポーズを行い、見事成功した。30万円ほどするダイヤモンド指輪も渡し、これから生活に胸を躍らせていた。

しかし次にA子に会ったとき、衝撃的な発言が飛び出した。「結婚段取りを進めるのを待ってほしい」さらに「仲良くなるまで1~2年はかかる」とのこと。

結婚に向けて次に進もうとしていた自分にとって、その言葉は衝撃的だった。よく考えればこれも大いに違和感が残る発言だが、そのとき自分はまたもや正常性バイアスに覆われ、「時間必要なのだろう」と納得してしまった。結局、「ゆっくり進めていきましょう」ということで落ち着いた。

その後、何度か会っているうちに「A子の仲人が痺れを切らしているから、その人も交えてこれからのことを話そう」と連絡が来た。

その仲人こそ、今回の黒幕であるB氏だった。

そもそも、もう結婚相談所との契約は終了しているにもかかわらず、こうして干渉してくるのは極めて不自然だ。しかし当時の自分は「ずいぶん手厚いサポートをしてくれる相談所だな」程度にしかわず、またもや正常性バイアスに陥っていた。

そのときは大まかな結婚までのスケジュールを決め、最近結婚したというB氏がオススメする挙式プランナーを紹介してもらった。

その後、なぜか予定が合わなくなり、会う機会が減っていった。A子は忙しい職業だし、そんなものだろうと思い込んでいた。

ところが、そうこうしているうちに自分が病にかかってしまう。泌尿器科で「軽い精巣上体炎」と診断され、放っておけば入院必要なくらい痛みが増す病気だという。前立腺検査ではおじさんに肛門から触診され、悶絶するほどの辛さだった。幸い軽度で薬で快方に向かっているが、当時は痛みがあり、挙式プランナーとの打ち合わせにはダボダボスウェットで行くしかなかった。

打ち合わせ後、カフェで会話し、次の予定を決めて解散しかしその夜、A子から電話がかかってくる。なんだか腑に落ちない様子だったが、クリスマスが近いので予定を立てようと提案したこと彼女には気に障ったようだった。

その後のLINEで、A子は予定を変更すると言い、服装をきちんと整えてほしいと言ってきた。自分はまだ精巣上体炎が完治していないのでスウェットでもいいかと尋ねると、急に身だしなみに厳しく言うようになり、精巣上体炎の現状を伝えてもいつもなら心配してくれるはずのA子が、急にそっけなくなってしまった。文字通り人が変わってしまたかのようだった。

さらに次回は「お互いの本音を言おう」と持ちかけてきた。

結局、柔らかめパンツで落ち着かせ、その状態モールに出かけた。何をするか具体的には聞かされていなかったが、美容院に行かせたいのだろうと何となく察していた。

美容院では2時間ほどかけてツーブロックにしてもらい、「似合ってるねー」と皆に褒められ、まあこれはこれで悪くないかと思った。

いよいよお互いの本音を語る段階だ。デパート内のカフェで話し合ったところ、飛び出したのはとんでもない話だった。

まず、「太っているのが受け入れられない」「気になる仕草がある」とのこと。これは通常、お見合いから2回目のデートまでの段階で断る理由であり、なぜそれで婚約まで進んだのか不可解だった。

次に「漢字が書けないのが受け入れられない」と言われた。自分漢字を覚えるのが苦手で、そこが気になるらしい。

さらには「自虐ネタ」や「仕草」が自信がないように見えるとの指摘。全く身に覚えがなく困惑した。

A子はB氏に「泣きながら電話」したそうだ。つまり自分との結婚が嫌だったということなのだろう。

最後には「B氏の心理カウンセリングを受けよう」とA子が提案してきた。

もうこのあたりで、自分の中には赤信号が点灯していた。

その後、B氏について調べてみると、怪しい事実が次々と出るわ出るわ、まるで徳川埋蔵金のようだった。「開運商法」と「資格商法」を掛け合わせたような怪しげなビジネスを展開しており、結婚相談自体も実績がまったくない。A子がどのような経緯でこの結婚相談所に流入したのか不明だが、その商法にハマり、その流れで結婚相談所に入会したと考えざるを得ない。

ここから推測できることは、A子はB氏の強い影響下にあり、B氏は自分年収欄の数字を見て目をくらまし、A子を使って自分結婚させようと画策した。さらには自分ビジネスに巻き込み、カモにしようとしたのだろう。A子はB氏に言いなりになっているが、自分気持ちとの間で板挟みになり、「泣きながら電話」した末に人が変わったかのような態度を見せたのだと思われる。

正直、A子はB氏のカモになっている可能性が高く、いくら搾取されているのかもわからない。しか自分もその毒牙にかかる可能性がある。そんな状況で結婚を進めることは、もはや不可能だと判断した。

以上が事の顛末である

失ったものは成婚料金、婚約指輪ダイヤ費用だ。しかしながら、心で受けたダメージはおそらくそれ以上で、自覚がないだけかもしれない。もう婚活は無理かもしれないが、それは時間が経ってみないとわからない。

自分は来週末、三陸で宿を取った。冬の海を見ながら散歩でもしようと思う。

痛むキンタマを抱えて、ね。

anond:20241208091901

実は経済的男性優位って、今のみんなが思ってるほど歴史の古い話じゃない

1950年代まで日本人の半数を占めていた農家では「男女問わず家族の全ての大人場合によっては子供も)が働き手」であって、男が女を養うという発想はなかった。

高度経済成長期の(主に)男性終身雇用労働者が片働きで給与所得を得、性的役割分業として女性配偶者家事育児を主に担う、という1960年代確立され、2000年過ぎには共働きの増加で形骸化した「時代の徒花」的な風潮であって、日本の伝統文化とは特に関係がない。

人類本質的家族関係ともあまり関係ない。

終業後勉強するためになるべく疲れないようにしている

労働者なのでスキルアップしないと

今後の年収が落ちていく

そういう程度の低い仕事しかできない

通勤電車は早い時間電車に乗って率先して座る

優先座席にも座る

経済的弱者という障害者から

今後給与が低くなっても誰も助けてくれないんだから

自分自分を助けているんだ

 

ももちろん公の場では「差別反対」といい

「誰もが安心して暮らせる社会がいいよね」といっている。誰よりも弱い自分を守るために

anond:20241206191432

人手不足でたいして仕事できない奴まで雇ってるのでこういう人材がいるわけだが、実情はこれ以下の人材が大量にいるので笑えない。

 

これは転職したら給与下がるから今のところにしがみつくしかない。

2024-12-08

どうしたらこういうバカな考えが生まれるんだろうね。

ukesanudon-Love だったら、女性給与恣意的に低く設定すれば問題解決女性結婚相手経済力シビアに見る……当たり前の話です」「自分年収基準として「自分と同等」ではダメで、「少なくとも自分より上の年収」を希望

https://b.hatena.ne.jp/entry/4763090610528685056/comment/Sukesanudon-Love

現状、女性が」「自分年収基準として「自分と同等」ではダメで、「少なくとも自分より上の年収」を希望しているのは

同じだけの能力であったら男性の方が収入が高くなっているからなのに。

女性給与恣意的に低く設定したとしたら、

女性自分との比較ではなくて男性の中で相対的給与の高い男性を選ぶようになるだけの事なんだが。

沖縄県ワシントン駐在員の給与 知事超えの2250万円

やっぱ活動家枠で採用されてんのかな。

anond:20241208105509

セックス帰属価値を、優秀な国税職員諸氏に3000円から20万円くらいで査定させよう。

20%課税したら、1回当たり600円から4万円。

週2回だと年100回なので、6万円から400万円の課税

普通給与所得で400万円課税されるのは2000万円弱だろうからちょっと甘いな。

累進税率が必要か。

2024-12-07

ソープ嬢税金問題が熱そうだったから、いっちょ噛みできないか

税理士から見るソープ嬢納税問題 https://anond.hatelabo.jp/20241205154323

ニセ税理士日本社会の今後について https://anond.hatelabo.jp/20241205195415

これらの記事を、大変興味深く読んだ。興味深くというのは、記事の内容そのものというよりも、それに対するコメント熱量というのが、

なんというか、大変に盛り上がっており、なぜこれほど盛り上がっているのかということが、あまり自分の中でしっくり来なかったから、である

自分は税務や労務プロでもなんでもないので、細かい専門的内容にはコメントのしようがないのであるが、

とはいえ、ここのメインテーマというのは、要は収入が発生しているのであるから、それについて課税すべきかどうかという問題である(と理解した)。

そうすると、これはシンプル税金を払うべし、ということで決着が付きそうな、ただそれだけの話題のように思える。

にも関わらず、数百を超えるブコメがついているという、その事実に興味をもったのである

それで自分なりに色々と考えてみたので、そのことをここに書いてみる。

さて、唐突フィンランドの話をする。といっても、北欧における風俗産業についての話ではない。鉄道料金の徴収の話である

から10年以上も前の話(なので、今もそうか知らないが)、フィンランド首都ヘルシンキ駅での体験だ。

ヘルシンキ駅は非常に大きなターミナル駅である。ちょうど常磐線が発着する上野駅に近いイメージだ。しかし、上野駅、というか日本鉄道全てと大きく異なる点がある。

なんと、改札がないのである

ヘルシンキ駅の駅舎に入ってしばらく歩くと、いきなり鉄道ホームが出てくる。入口も何もなく、いきなり列車に乗り込むことができるのだ。

そして各車両にはICカードリーダのようなものが備わっており、どうやら乗客ICカードをそれらにタッチすることで運賃を支払う仕組みになっているようなのだ

ようなのだ、と書いたのは、当時私は出張ヘルシンキに来ており、予め列車フリーパスカードのようなものを配布されていたので、このあたりの事情について、実はいまだに

正確に把握していない。なので、正確なシステムは、もしかしたらちょっと違うのかもしれない。

ただ一つ言えることは、ヘルシンキ駅には改札がなく、そして下車駅にも改札がなく、つまり目的地に着くまで、一度も料金徴収のチェックを受けることがなかった、ということだ。

支給されたカードフリーパスのようだったので、カードリーダで料金徴収されることもないため、出張の後半になってくると、(これ、かざす意味あるのか。。。?)と思うようになった。

というか、この仕組みなら、乗車運賃を払わなくても、ただ乗りできてしまうではないかフィンランド鉄道は、フィンランド人の善意で成り立っているのだろうか。

とういことを考えた我が同僚は、出張の後半になってくると私と同様に、このカードリーシステムに疑問を持つようになり、というか、シンプルカードを持参することが面倒くさくなって、

手ぶら列車に乗るようになった。

ところがである。ある日、いつものように彼が手ぶら列車にのっていると、突然車掌から声をかけられたというのである。そしてカードを見せろと言われたので、

カードは持っているがホテルに置いてきてしまった、実際は料金は会社が払ってくれているはずだ、と弁明したそうなのだが、有無をいわさず高額な罰金を支払わされたという。

この話をきいて、ははん、と納得した。

まず、車掌は誰がカードを持っているかどうかを判別などはしていないだろう。ある一定タイミングで、適当にその辺の乗客を狙って検札しているのだと思われる。哀れな我が同僚は、

運悪く検札に引っかかってしまったのだろう。

もしも、100%確実な方法で料金徴収を実現したいのであれば、車掌は全員に検札をすればよい。しかし、それは時間的に無理がある。というか、100%を目指すのであれば、そもそも入場ゲートを設置すればよい。しかし、それにはコストがかかる。

そこで、ある一定割合検札実施し、そこで料金未払が発覚した場合に、高額な罰金徴収する、というシステムにしたのだろう。これが私の推測である

車掌無賃乗車がばれる確率と、その場合に支払わなければならないコスト期待値として、それが正規運賃を支払うコストに比べて見合わないほど高額であれば、乗客正規運賃を支払うインセンティブが働く。鉄道会社は、自動改札システムのような高額な設備投資をせずに、車掌おっちゃんに適当に(より正確には、適切な期待値となるような頻度で)検札実施させれば目的を達成できるので、大変賢い仕組みだと関心したのである

とここまで書いておいてあれだが、これは完全に私のデタラメ想像であるそもそも、いまもヘルシンキ駅に改札がないのかも知らない(調べれば分かると思うけど)。

ではなぜこのことを書いた、というか、思い出したかというと、税務調査というのは、このフィンランド鉄道の仕組みに良く似ていると思ったからだ。

税金は必ず払わなければならない。このことは間違いない。納税国民義務であるフィンランド鉄道にただで乗ってはいけないのと同じだ。というか、フィンランド鉄道のようなザルの仕組みであってはならない。しっかりとした改札を設けて、100%確実に徴収すべき性質のものだ。

ところが、国民全員が完全に正しく納税しているかどうかを100%の精度で確認することは、そう簡単ではない(と信じられている)。そこで、結果的フィンランド鉄道のごとく、ランダムピックアップして、脱税しているかどうかを調べるという方法を取ることになる。そして、徴税システムインセンティブが、「効率的徴収」」にあるとするならば、確実に大金を稼いでいて、かつ脱税実態簡単証明できるところから順に調べていくことが合理的ということになる(全乗客からランダム検札するフィンランド鉄道と、ここが大きく異なる点だろう)。

とはいえわたしは税務の素人であるし、ましては税務署人間でもないので、いま書いたことも本当かどうか、何もわからない。

さて、ここでようやく本題に入る。すなわち、冒頭2記事ブコメ諸氏の熱量について、私なりの方法で腹落ちさせる、という試みである

私を含めて善良なる市民たる我々は、キチンと納税(=乗車料金の支払い)をして列車に乗っているのである。その列車に、あろうことか、運賃を払わずに我が物顔で列車に乗り込んでいる輩がいるのである。ところが肝心の車掌は、他のもっと身なりの良い乗客身体検査ばかりしていて、こちらの乗客など構おうともしない。それでは専門家税理士)はなんと言っているのかと聞くと、なんとも怪しい返事しかしない(なんとならば、税金を払わなくてもよいかもと取れるような発言さえしている)。これでは、真面目に運賃を払っているこちらとしては、腹の一つも立てたくなるものだ。

ということで、なんというかフィンランドの思い出まで書いておいて出すような結論でもなかったなと思いつつも、一応、当初の目的を果たしたことで満足するとする。

さて、ここからは余談である

列車料金と納税アナロジーでお気づきの方もいるかとも思うが、この話は給与所得者の場合において、多少の修正を要すると思われる。すなわち、給与所得ほとんどの人は、源泉徴収というかたちで所得税を納めているのであるから、いわば運賃を前払いしているようなものなのである。そこで、給与所得者は、それ専用の列車に乗っている、としたほうが良さそうだ。この列車に乗っている人たちは、あらかじめ会社が複雑な計算をして運賃を支払ってくれているので、あまり難しいことを考えずに列車に乗れる。

一方、風俗嬢をはじめとした個人事業主などは、いわば運賃は後払いだ。今年、2024年所得が確定してから来年2025年春に確定申告をして、税金徴収される。車掌たる税務署職員から検札を受ける可能性があるのは、こちらの列車に乗っている方の人たちだ。

私が一連の記事を見て、いまいち自分ごとのように熱い市民感情を発揮できなかったのは、おそらく自分とは別の列車に乗っている人=自分とは関係のない人、という意識があったからだと思われる。

さて、仮に風俗嬢としての年間収入が500万円あったとして、納税額(=乗車料金)はいくらほどになるのだろうか。経費としてどのくらい控除できるだろう。衣装代やメイク費用など計上できるのだろうか。個人事業主として、家賃分をいくらか按分することはどれほど現実的か。そもそも青色申告できるのか。できたとして、どのような事業として定義されるか。こうしたこと現実的に真面目に考えると、節税として合法的にできそうなことはほとんどなさそうに思われる。シンプルに雑所得として申告したとして、所得税・住民税額は数百万円になるかもしれない。

そして、いざ自分があちら側の列車乗客になったとして、検札にひっかかる可能性が限りなく低い中で、数百万円という乗車料金をキチンと支払う胆力があるものだろうかと、自問自答してみるのであった。

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